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Oracle Daily Business Intelligenceユーザー・ガイド
リリース12
E06051-01
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Daily Business Intelligence for Interaction Centerの使用

この章のトピックは、次のとおりです。

概要

この章では、DBI for Interaction Centerで使用できるダッシュボードとレポートについて説明します。

「Email Center管理」ダッシュボード

「Email Center管理」ダッシュボードは、Eメールの量、活動および応答実績に関する総合的な情報を提供します。Daily Business Intelligenceのダッシュボードの動作に関する基本的な理解と説明は、「一般的なダッシュボード動作とレポート動作」を参照してください。

ダッシュボードのデータをリフレッシュする方法の詳細は、「データのリフレッシュ」を参照してください。

パラメータ

このダッシュボードでは、次のパラメータを使用します。「日付」、「期間タイプ」および「比較」の各パラメータの詳細および各パラメータがダッシュボードの結果に与える影響の詳細は、第1章の「パラメータ」を参照してください。

パラメータを使用して、データの表示方法を制御します。「Email Center管理」ダッシュボードに表示されるパラメータは、すべてのレポートに共通です。レポートによっては、追加のパラメータが表示される場合があります。この項で説明するパラメータは、すべてのレポートに共通しています。

レポートおよびグラフ

「Email Center管理」ダッシュボードには、次のレポート・リージョンがあります。

これらのリージョンで使用可能なほとんどのレポートは、データを表形式で表すとともに、グラフ機能も備えています。

リンクのパーソナライズ

このダッシュボードのレポート・リンクをカスタマイズするには、「パーソナライズ」を選択し、適切なレポート・リンクを選択します。レポート・リンクを変更してもシステム全体には反映されず、使用している「Email Center管理」ダッシュボードのビューにのみ適用されます。

カスタマイズ

「リンク」リージョンでは、他のレポートへのリンクを追加できます(追加できるのは、ユーザーの職責でアクセスできるレポートのみです)。また、外部のURLアドレスも追加できます。「リージョン」を参照してください。

Email Center管理KPI

「Email Center管理KPI」リージョンでは、企業のコール・センターのキー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)の最新ステータスを迅速に参照できます。KPIリージョンには、実績、エージェント生産性、Eメールの量、活動および成果のスナップショットが表示されます。

キー・パフォーマンス・インディケータとKPIリージョンの詳細は、「リージョン」を参照してください。

KPIの列

KPI表には、次の列が表示されます。

KPIのヘッダーと計算方法

この項では、KPIリージョンのメトリック、およびその計算方法について説明します。

グラフ

サービス・レベル・トレンド: このKPIは「Eメール活動」レポートから取得されます。これは、Oracle Email Centerで生成された新規アウトバウンドEメール(返信を除く)の数です。

Eメール応答実績

「Eメール応答実績」リージョンには、Oracle Email Centerで定義された有効なすべてのEメール・アカウントについて、Eメール応答活動に関連付けられているパフォーマンス測定が表示されます。このパフォーマンス測定の要約によって、Email Centerの工程全般をすばやく評価できます。

このリージョンには、次のレポートが含まれています。

レポート・パラメータ

このリージョンでは、「パラメータ」で説明したパラメータ以外に次の固有のパラメータを使用します。

パラメータ(期間を含む)がダッシュボードやレポートの結果に与える影響の詳細は、「一般的なダッシュボード動作とレポート動作」を参照してください。

グラフ

このリージョンのグラフには、レポートに表示される主要なデータが視覚的に表示されます。それらは次のとおりです。

カスタマイズ

Daily Business Intelligence for Interaction Centerのレポートは、ユーザー・レベルおよびサイト・レベルでカスタマイズできます。

一部のパラメータをデフォルトとして保存し、レポートのリンク・セクションをカスタマイズして、Eメールを使用したレポートを計画するなど、ユーザー・レベルでレポートをパーソナライズすることもできます。レポートのパーソナライズについては、「一般的なダッシュボード動作とレポート動作」を参照してください。

詳細は、『Oracle Daily Business Intelligenceインプリメンテーション・ガイド』を参照してください。

「Eメール応答実績」レポート

このレポートには、Eメール・アカウントまたはEメール分類に関して、Eメール・アカウントの要約情報が表示されます。この要約データには、応答済Eメールの合計数、サービス・レベル目標内で応答されたEメールの比率、転送済および削除済のEメールの比率、顧客待機時間およびエージェント応答時間が含まれます。

このレポートには、データを視覚的に表示するグラフはありません。

レポート・ヘッダーと計算方法

レポート列のヘッダーの横に矢印が表示されている場合は、データのソート順を変更できます。ソート順を変更するには、列ヘッダーをクリックします。

「Eメール解決」レポート

「Eメール解決」レポートを使用すると、Oracle Email Centerで定義されたすべてのEメール・アカウントまたはEメール分類について、解決を詳細に分析できます。

データおよび計算は、表形式とグラフ形式の両方で表示されます。

レポート・ヘッダーと計算方法

レポート列のヘッダーの横に矢印が表示されている場合は、データのソート順を変更できます。ソート順を変更するには、列ヘッダーをクリックします。

グラフ

このレポートには、次のグラフがあります。

成果、 結果、 事由別Eメール

「成果、結果、事由別Eメール」レポートを使用すると、Oracle Email Centerで定義されたすべての有効なEメール・アカウントおよびEメール分類について、成果、結果および事由を詳細に分析できます。すべての成果について、対応する結果と事由が成果の小計とともに表示されます。

このレポートには、データを視覚的に表示するグラフはありません。

レポート内のナビゲート、データのエクスポート、およびレポートのパーソナライズの詳細は、「レポート」を参照してください。

レポート・ヘッダーと計算方法

Eメール活動

「Eメール活動」リージョンには、Eメール数に関して、アカウント別に活動KPIのスナップショットと概要が表示されます。たとえば、受信済、応答済、転送済、削除済、作成済、およびバックログのEメール数などです。

このリージョンには、次のレポートが含まれています。

レポート・パラメータ

このリージョンでは、「パラメータ」で説明したパラメータ以外に次の固有のパラメータを使用します。

グラフ

このリージョンのグラフには、レポートに表示される主要なデータが視覚的に表示されます。それらは次のとおりです。

カスタマイズ

Daily Business Intelligence for Interaction Centerのレポートは、ユーザー・レベルおよびサイト・レベルでカスタマイズできます。

一部のパラメータをデフォルトとして保存し、レポートのリンク・セクションをカスタマイズして、Eメールを使用したレポートを計画するなど、ユーザー・レベルでレポートをパーソナライズすることもできます。レポートのパーソナライズについては、「一般的なダッシュボード動作とレポート動作」を参照してください。

詳細は、『Oracle Daily Business Intelligenceインプリメンテーション・ガイド』を参照してください。

「Eメール活動」レポート

「Eメール活動」レポートには、特定またはすべてのEメール・アカウントについて、量および生産性に関連するメトリックが表示されます。また、「表示別」パラメータを切り替えて、レポートを分類別に表示することもできます。

レポートには、メトリックが表形式とグラフ形式の両方で表示されます。

レポート内のナビゲート、データのエクスポート、およびレポートのパーソナライズの詳細は、「レポート」を参照してください。

レポート・ヘッダーと計算方法

レポート列のヘッダーの横に矢印が表示されている場合は、データのソート順を変更できます。ソート順を変更するには、列ヘッダーをクリックします。

グラフ

このレポートには、次のグラフがあります。

「エージェント別Eメール活動」レポート

「エージェント別Eメール活動」レポートには、特定またはすべてのEメール・アカウントについて、エージェント別に活動メトリックが表示されます。このレポートには、選択した期間内に、選択したEメール・アカウントに割り当てられたすべてのエージェントが表示されます。

データおよび計算は、表形式とグラフ形式の両方で表示されます。

レポート内のナビゲート、データのエクスポート、およびレポートのパーソナライズの詳細は、「レポート」を参照してください。

レポート・ヘッダーと計算方法

レポート列のヘッダーの横に矢印が表示されている場合は、データのソート順を変更できます。ソート順を変更するには、列ヘッダーをクリックします。

グラフ

このレポートには、次のグラフがあります。

「顧客別Eメール活動」レポート

「顧客別Eメール活動」レポートには、受信したEメールの量および選択した期間によって算出される、顧客別または全顧客の活動メトリックが表示されます。

データおよび計算は、表形式とグラフ形式の両方で表示されます。

レポート内のナビゲート、データのエクスポート、およびレポートのパーソナライズの詳細は、「レポート」を参照してください。

レポート・ヘッダーと計算方法

レポート列のヘッダーの横に矢印が表示されている場合は、データのソート順を変更できます。ソート順を変更するには、列ヘッダーをクリックします。

グラフ

このレポートには、次のグラフがあります。

「Eメール・バックログ経過期間」レポート

「Eメール・バックログ経過期間」レポートには、Oracle Email Centerで定義された有効なすべてのアカウントについて、Eメール・バックログの詳細な経過期間が表示されます。このレポートでは、Eメール・バックログを経過期間バケットで分類し、アカウントの分類レベルでバックログが表示されます。

このレポートのデータと計算値は、表形式とグラフ形式の両方で表示されます。

レポート内のナビゲート、データのエクスポート、およびレポートのパーソナライズの詳細は、「レポート」を参照してください。

レポート・ヘッダーと計算方法

レポート列のヘッダーの横に矢印が表示されている場合は、データのソート順を変更できます。ソート順を変更するには、列ヘッダーをクリックします。

グラフ

このレポートは「バックログ」グラフを含みます。このグラフには、当該期間にバックログになっているEメールの数が表示され、前期間(「比較」パラメータで選択した期間に基づく)と比較されます。

「インバウンド・テレフォニ管理」ダッシュボード

この「インバウンド・テレフォニ管理」ダッシュボードを使用することで、様々なセンター、分類およびダイヤル番号のインバウンド・テレフォニ工程を概観できます。わかりやすいKPIによって実績のスナップショットが示され、関連するグラフには選択した期間内のトレンドの詳細が表示されます。

メトリックは、コール・センター別、分類別およびダイヤル番号別に表示できます。

Daily Business Intelligenceのダッシュボードの動作に関する基本的な理解と説明は、「一般的なダッシュボード動作とレポート動作」を参照してください。

ダッシュボードのデータをリフレッシュする方法の詳細は、「データのリフレッシュ」を参照してください。

パラメータ

このダッシュボードでは、次のパラメータを使用します。「日付」、「期間タイプ」および「比較」の各パラメータの詳細および各パラメータがダッシュボードの結果に与える影響の詳細は、「パラメータ」を参照してください。

レポートおよびグラフ

「インバウンド・テレフォニ管理」ダッシュボードには、次のレポート・リージョンが表示されます。

これらのリージョンで使用可能なほとんどのレポートは、データを表形式で表すとともに、グラフ機能も備えています。

リンクのパーソナライズ

このダッシュボードのレポート・リンクをカスタマイズするには、「パーソナライズ」を選択し、適切なレポート・リンクを選択します。レポート・リンクを変更してもシステム全体には反映されず、使用している「インバウンド・テレフォニ管理」ダッシュボードのビューにのみ適用されます。

カスタマイズ

「リンク」リージョンでは、他のレポートへのリンクを追加できます(追加できるのは、ユーザーの職責でアクセスできるレポートのみです)。また、外部のURLアドレスも追加できます。「リージョン」を参照してください。

インバウンド・テレフォニ管理KPI

「インバウンド・テレフォニ管理KPI」リージョンでは、企業のコール・センターのインバウンド・テレフォニ活動に関するキー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)の最新ステータスを迅速に参照できます。このKPIリージョンには、選択した期間内の実績、量、生産性および成果のスナップショットが表示されます。

キー・パフォーマンス・インディケータとKPIリージョンの詳細は、「リージョン」を参照してください。

KPIの列

KPI表には、次の列が表示されます。

KPIのヘッダーと計算方法

この項では、KPIリージョンのメトリック、およびその計算方法について説明します。

グラフ

このリージョンには「インバウンド・サービス・レベル・トレンド」グラフが含まれます。このグラフは指定した期間におけるインバウンド・サービス・レベルの実績トレンドと目標の要約を簡単に一目でわかるように表示するものです。サービス・レベルの目標は「BIX: コール・サービス・レベル目標ターゲット率」プロファイル・オプションで設定します。

関連項目

リージョン

分類別コール活動

「分類別コール活動」リージョンには、コール分類による実績の概要、コール量、エージェント生産性および成果が表示されます。表リージョンの詳細は、「リージョン」を参照してください。

このリージョンには、次のレポートが含まれています。

レポート・パラメータ

このリージョンのレポートでは、『Oracle Daily Business Intelligenceユーザー・ガイド』「パラメータ」で説明したパラメータを使用し、「インバウンド・テレフォニ活動」レポートでは次の固有の「表示別」パラメータを使用します。「表示別」パラメータの値は、コール・センター別、分類別およびダイヤル番号別から選んで切り替えられます。

パラメータ(期間を含む)がダッシュボードやレポートの結果に与える影響の詳細は、「一般的なダッシュボード動作とレポート動作」を参照してください。

グラフ

このリージョンのグラフには、レポートに表示される主要なデータが視覚的に表示されます。それらは次のとおりです。

カスタマイズ

Daily Business Intelligence for Interaction Centerのレポートは、ユーザー・レベルおよびサイト・レベルでカスタマイズできます。

一部のパラメータをデフォルトとして保存し、レポートのリンク・セクションをカスタマイズして、Eメールを使用したレポートを計画するなど、ユーザー・レベルでレポートをパーソナライズすることもできます。レポートのパーソナライズについては、「一般的なダッシュボード動作とレポート動作」を参照してください。

詳細は、『Oracle Daily Business Intelligenceインプリメンテーション・ガイド』を参照してください。

「インバウンド・テレフォニ活動」レポート

「インバウンド・テレフォニ活動」レポートには、選択したパラメータに基づいて、コール・センター別、分類別またはダイヤル番号別にインバウンド活動を表示できます。

データおよび計算は、表形式とグラフ形式の両方で表示されます。

レポート内のナビゲート、データのエクスポート、およびレポートのパーソナライズの詳細は、「レポート」を参照してください。

レポート・ヘッダーと計算方法

レポート列のヘッダーの横に矢印が表示されている場合は、データのソート順を変更できます。ソート順を変更するには、列ヘッダーをクリックします。

グラフ

このレポートには、次のグラフがあります。

「顧客別インバウンド・テレフォニ活動」レポート

「顧客別インバウンド・テレフォニ活動」レポートには、特定またはすべての顧客のインバウンド活動を表示できます。

レポート内のナビゲート、データのエクスポート、およびレポートのパーソナライズの詳細は、「レポート」を参照してください。

このレポートには、データを視覚的に表示するグラフはありません。

レポート・ヘッダーと計算方法

レポート列のヘッダーの横に矢印が表示されている場合は、データのソート順を変更できます。ソート順を変更するには、列ヘッダーをクリックします。

センター別コール活動

「センター別コール活動」リージョンには、「センター別コール活動」表、および分類別、コール・センター別およびダイヤル番号別のインバウンド・テレフォニ活動の詳細レポートへのリンクが表示されます。表リージョンの詳細は、「リージョン」を参照してください。

このリージョンには、次のレポートが含まれています。

レポート・パラメータ

このリージョンのレポートでは、「パラメータ」で説明した中心となるパラメータ以外に固有のAgent Groupパラメータを使用します。「エージェント別インバウンド・テレフォニ活動」レポートではこのパラメータを使用します。

グラフ

このリージョンのグラフには、レポートに表示される主要なデータが視覚的に表示されます。それらは次のとおりです。

カスタマイズ

Daily Business Intelligence for Interaction Centerのレポートは、ユーザー・レベルおよびサイト・レベルでカスタマイズできます。

一部のパラメータをデフォルトとして保存し、レポートのリンク・セクションをカスタマイズして、Eメールを使用したレポートを計画するなど、ユーザー・レベルでレポートをパーソナライズすることもできます。レポートのパーソナライズについては、「一般的なダッシュボード動作とレポート動作」を参照してください。

詳細は、『Oracle Daily Business Intelligenceインプリメンテーション・ガイド』を参照してください。

「エージェント別インバウンド・テレフォニ活動」レポート

「エージェント別インバウンド・テレフォニ活動」レポートには、コール・センター内の特定のまたはすべてのエージェントやエージェント・グループに関するインバウンド活動を表示できます。

「コール当り平均通話時間(秒)」列の総計は、エージェント・レベルの平均通話時間を表し、コール・センター・レベルのコール当り平均通話時間とは異なる場合があります。コールが会議の場合など、コールが複数のエージェントによって同時に処理されると、「インバウンド・テレフォニ管理」ダッシュボードに表示されるコール当り平均通話時間(秒)KPIも変化する場合があります。この場合、重複するセグメントは、コール・レベルでは1回のみカウントされますが、エージェント・レベルでは複数回カウントされます。これは、エージェントがそのコールで時間を費やしているためです。たとえば、エージェントAが3分間通話してから、エージェントBと7分間会議をしたとします。この場合、コール・センター・レベルでは、平均通話時間は10分になります。一方、エージェントAの平均通話時間は10分で、エージェントBの平均通話時間は7分になります。

レポート内のナビゲート、データのエクスポート、およびレポートのパーソナライズの詳細は、「レポート」を参照してください。

このレポートには、データを視覚的に表示するグラフはありません。

レポート・ヘッダーと計算方法

レポート列のヘッダーの横に矢印が表示されている場合は、データのソート順を変更できます。ソート順を変更するには、列ヘッダーをクリックします。

「成果,結果,事由別インバウンド・テレフォニ」レポート

「成果,結果,事由別インバウンド・テレフォニ」レポートを使用して、デフォルト・パラメータの設定に従って分類別、コール・センター別およびダイヤル番号別にコール成果を表示できます。列には、特定の成果、合計件数、合計に対する比率、および最終期間からの増減に関連する結果コードと事由コードが表示されます。

このレポートには、データを視覚的に表示するグラフはありません。

レポート内のナビゲート、データのエクスポート、およびレポートのパーソナライズの詳細は、「レポート」を参照してください。

レポート・ヘッダーと計算方法