Oracle Daily Business Intelligenceユーザー・ガイド リリース12 E06051-01 | ![]() 目次 | ![]() 前へ | ![]() 次へ |
Daily Business Intelligence(DBI)for Financialsは、Oracle E-Business Intelligence Daily Business Intelligenceのコンポーネントであり、Oracle E-Business Suiteの情報を利用した一連のレポート作成と分析のアプリケーションです。DBI for Financialsでは、組織全体に関するトップダウンの企業メトリックと分析が提供されます。この総合的なアプローチでは、全社的な複数のディメンションにわたって積み上げたキー・パフォーマンス・メトリックと財務比率に基づいて、会社の財務実績が測定されます。
DBI for Financialsを使用すると、会社に即した編成構造で、収益、費用、利益などのメジャーを表示できます。たとえば、会社別、コスト・センター別、財務カテゴリ別またはその他のディメンション別に収益を検討および分析できます。この情報によって、役員、マネージャおよび社内の財務部門は常に状況を把握し、洞察力を深め、適切な処置を実行できます。
DBI for Financialsのダッシュボード、リージョン、レポートおよびグラフには、Oracle E-Business Suiteの複数のアプリケーションから取得した情報が要約して表示されます。また、DBI for Financialsでは、1回のクリックで、Daily Business Intelligence for Human Resourcesの関連する内容にアクセスする機能も提供されます。
DBI for Financialsのレポートの補助元帳詳細は、次の各アプリケーションから取得されます。
Oracle General Ledger
Oracle Assets
Oracle Procurement
Oracle Internet Expenses
Oracle Payables
Oracle Receivables
DBI for Financialsのすべてのダッシュボードおよびレポートの共通概念を次に示します。
次の各概念は、「損益」および「費用管理」のダッシュボードとレポートに共通です。
次の各パラメータは、「損益」および「費用管理」のダッシュボード独自のものです。
マネージャ: ログインしたマネージャの名前。値リストには、管理者階層に従って、マネージャの直接レポートが含まれます。マネージャは、この値リストに表示されるコスト・センターの管理責任者であることが必要です。マネージャは、マネージャ・レポートの設定時にコスト・センターに割り当てられます。関連項目: 『Oracle Daily Business Intelligenceインプリメンテーション・ガイド』の「マネージャ・レポート」
コスト・センター: 値リストには、管理者階層に従って、マネージャの直接レポートに属するコスト・センターが含まれます。コスト・センターは、値リストに表示されるマネージャに関連付けられている必要があります。マネージャは、マネージャ・レポートの設定時にコスト・センターに割り当てられます。関連項目: 『Oracle Daily Business Intelligenceインプリメンテーション・ガイド』の「マネージャ・レポート」
ライン・オブ・ビジネス: 値リストには、ログインしたマネージャとそのマネージャの直接レポートに属するライン・オブ・ビジネスが含まれます。このパラメータのデフォルト値は、「すべて」です。ライン・オブ・ビジネスは、製造または顧客サービスなど、組織の論理グループです。DBI for Financialsの設定時には、自社のライン・オブ・ビジネスを定義します。
財務カテゴリ: 表示対象の財務情報のカテゴリ。財務カテゴリは、勘定科目セグメントを、Oracle General Ledgerのコード組合せ(CCID)から事前定義の財務カテゴリのセットにマップすることによって定義されます。財務カテゴリは、DBI for Financialsの設定時に定義されます。
表示別: DBI for Financialsのレポートでは、4つの異なるタイプ別の表示がサポートされています。
これらのパラメータの設定方法は、『Oracle Daily Business Intelligenceインプリメンテーション・ガイド』の「グローバル・パラメータの設定」を参照してください。
ダッシュボード・パラメータが「Daily Business Intelligence」ダッシュボードに与える影響については、「パラメータ」を参照してください。
レポートに表示される共通の会計期間と財務期間は定義されていません。
調整期間のデータは、その調整期間と重なるクローズ期間のデータとマージされます。
次の各ヘッダーと計算方法は、「損益」ダッシュボードおよび「費用管理」ダッシュボードに共通です。
xTD: 「期間」パラメータの設定方法に基づいた累計金額。xTDの"x"は、選択した期間タイプによって変わります(「週」を選択した場合は「WTD」、「月」を選択した場合は「MTD」など)。
前XTD: 前回の期間累計金額。この値は、「比較」パラメータの設定方法によって変わります。「比較」パラメータが「前年度」または「前期間」に設定されている場合は、前年度または前期間の累計実績金額が表示されます。「比較」パラメータが「予算」に設定されている場合は、現期間の全予算が表示されます。
(xTD)増減: 期間累計金額と前回の期間累計金額の間の増減率。この値は、「比較」パラメータの設定方法によって変わります。
「比較」パラメータが「前年度」または「前期間」に設定されている場合は、次のように計算されます。
(xTD)増減 = ((期間累計金額 - 前回の期間累計金額) / |前回の期間累計金額|) * 100
「比較」パラメータが「予算」に設定されている場合は、次のように計算されます。
(xTD)増減 = ((期間累計金額 - 予算) / |予算|) * 100
予算: 選択した期間の予算金額。
注意: 予算番号は、選択した期間タイプに従って、全期間に反映されます。
予算%: 累計実績費用の予算に対する比率。
予算% = xTD / 予算 * 100
予測: 選択した期間の予測金額。
注意: 予測番号は、選択した期間タイプに従って、全期間に反映されます。
予測%: 累計実績収益または費用の予測に対する比率。
予測% = (xTD / 予測) * 100
(予測)増減: 現在の予測金額と前期間の実績金額の間の増減率。「比較」パラメータの設定方法によって、増減の計算に使用される算式が変わります。
「比較」パラメータが「前年度」または「前期間」に設定されている場合は、次のように計算されます。
(予測)増減 = ((予測金額合計 - 前回合計金額) / |前回合計金額|) * 100
「比較」パラメータが「予算」に設定されている場合は、次のように計算されます。
(予測)増減 = ((予測金額合計 - 予算合計)/|予算収益合計|) * 100
予測対予算 %: 予測対予算の相対的実績を比較します。
予測対予算% = ((予測 - 予算) / |予算|) * 100
次の各概念は、「損益分析」および「費用分析」のダッシュボードとレポートに共通です。
次の各パラメータは、「損益分析」および「費用分析」のダッシュボード独自のものです。
日付: システム日付に自動的にデフォルト設定されます。この日付までのデータが表示されます。たとえば、期間タイプが四半期の場合は、システム日付までの現行の四半期のデータが表示されます。
注意: 「日付」パラメータをシステム日付以外の日付に変更した場合は、「日付」パラメータで指定した月の月末までのデータが表示されます。ただし、指定した月が終了していない場合は、前月の月末までのデータが表示されます。
次の表に、システム日付が2005年4月19日の場合の例を示します。
現在日 | ページに表示されるデータ |
---|---|
2005年4月19日 | 2005年4月19日まで |
2005年4月18日 | 2005年3月31日まで |
2005年3月18日 | 2005年3月31日まで |
2005年2月13日 | 2005年2月28日まで |
会社: 会社階層に従って情報が表示されます。この値リスト(LOV)は、データを、ソース元帳に定義されている勘定体系の会社セグメント別にフィルタ処理するために使用されます。会社値リストの値は、ユーザーのセキュリティ・プロファイルに基づいています。
コスト・センター: コスト・センター階層に従って情報が表示されます。この値リストは、データを、ソース元帳に定義されている勘定体系のコスト・センター・セグメント別にフィルタ処理するために使用されます。会社と同様にコスト・センターも、費用と収益を追跡するための会社内の組織エンティティです。コスト・センター値リストの値は、ユーザーのセキュリティ・プロファイルに基づいています。
財務カテゴリ: 表示対象の財務情報のカテゴリ。財務カテゴリは、勘定科目セグメントを、Oracle General Ledgerのコード組合せ(CCID)から事前定義の財務カテゴリのセットにマップすることによって定義されます。
ユーザー定義: ユーザー定義階層に従って情報が表示されます。この値リストは、データを、ソース元帳に定義されている勘定体系のユーザー選択セグメント別にフィルタ処理するために使用されます。取引活動を適切に分類するために、会社/コスト・センター/勘定科目の各セグメント以外の追加セグメントを使用する場合は、このパラメータを使用して、データを追加セグメント別にフィルタ処理します。
表示別: DBI for Financialsのレポートでは、4つの異なるタイプ別の表示がサポートされています。
注意: 会社およびコスト・センターの各ディメンションは、実装に従って、会社セグメントまたはコスト・センター・セグメントのいずれかにマップできます。ディメンションの詳細は、『Oracle Daily Business Intelligenceインプリメンテーション・ガイド』の「共通ディメンション」を参照してください。
これらのパラメータの設定方法は、『Oracle Daily Business Intelligenceインプリメンテーション・ガイド』の「グローバル・パラメータの設定」を参照してください。
ダッシュボード・パラメータが「Daily Business Intelligence」ダッシュボードに与える影響については、「パラメータ」を参照してください。
レポートに表示される共通の会計期間と財務期間は定義されていません。
調整期間のデータは、その調整期間と重なるクローズ期間のデータとマージされます。
次の各ヘッダーと計算方法は、「損益分析」ダッシュボードおよび「費用分析」ダッシュボードに共通です。
xTD: 「期間」パラメータの設定方法に基づいた累計金額。xTDの"x"は、選択した期間タイプによって変わります(「週」を選択した場合は「WTD」、「月」を選択した場合は「MTD」など)。
前XTD: 前回の期間累計金額。この値は、「比較」パラメータの設定方法によって変わります。「比較」パラメータが「前年度」または「前期間」に設定されている場合は、前年度または前期間の累計実績金額が表示されます。「比較」パラメータが「予算」に設定されている場合は、現期間の全予算が表示されます。
(xTD)増減: 期間累計金額と前回の期間累計金額の間の増減率。この値は、「比較」パラメータの設定方法によって変わります。
「比較」パラメータが「前年度」または「前期間」に設定されている場合は、次のように計算されます。
(xTD)増減 = ((期間累計金額 - 前回の期間累計金額) / |前回の期間累計金額|) * 100
「比較」パラメータが「予算」に設定されている場合は、次のように計算されます。
(xTD)増減 = ((期間累計金額 - 予算) / |予算|) * 100
予算: 選択した期間の予算金額。
注意: 予算番号は、選択した期間タイプに従って、全期間に反映されます。
予算%: 累計実績費用の予算に対する比率。
予算% = xTD / 予算 * 100
予測: 選択した期間の予測金額。
注意: 予測番号は、選択した期間タイプに従って、全期間に反映されます。
予測%: 累計実績収益または費用の予測に対する比率。
予測% = (xTD / 予測) * 100
次の各概念は、「買掛管理」および「買掛ステータス」のダッシュボードとレポートに共通です。
注意: レポートに表示される請求書は、請求入力日に基づいています。たとえば、請求日が2004年10月15日の請求書を2004年11月15日にシステムに入力した場合、その請求書は10月ではなく11月に含まれます。
注意: レポートに表示される支払は、支払入力日に基づいています。
注意: 次の請求書は、「買掛管理」ダッシュボードおよび「買掛ステータス」ダッシュボードには表示されません。
経費精算書タイプの請求書
取消済の請求書
前払金請求書は、次の活動レポートにのみ含まれます。
請求書活動
請求書タイプ
電子請求書
電子請求書トレンド
『Oracle Payablesユーザーズ・ガイド』の会計イベントに関する説明を参照してください。
次のパラメータは、これらのダッシュボード専用です。
次のパラメータの詳細は、「費用分析パラメータ」を参照してください。
コスト・センター
財務カテゴリ
ユーザー定義
これらのパラメータの設定方法は、『Oracle Daily Business Intelligenceインプリメンテーション・ガイド』の「グローバル・パラメータの設定」を参照してください。
ダッシュボード・パラメータが「Daily Business Intelligence」ダッシュボードに与える影響については、「パラメータ」を参照してください。
次のヘッダーおよび計算方法は、「買掛管理」ダッシュボードおよび「買掛ステータス」ダッシュボードに関するレポート全体で共通しています。
平均保留日数: 請求書が保留される平均日数。この平均日数は、終了日に対して選択した日付には関係ありません。解除されていない保留の終了日は、最後に初期または増分要求セットを実行したシステム日付です。
保留日数: 請求書の最初の保留日から選択日付までの合計日数。解除されていない保留の終了日は、最終リフレッシュのシステム日付です。
割引損: 期間中の支払の割引損。割引損は、現在日より前の各割引日の割引損失額です。損失額は、割引日前後の割引の差額で、この割引日の前に発生した支払に対する割引によって減額されます。
注意: 割引損発生後に支払が発生した場合でも、ユーザーが使用可能な割引をオーバーライドし、割引を利用すると、割引損にこのオーバーライドが反映され、支払日に割引損計算から減算されます。
割引残額: 利用可能な割引残額。
割引残額 = ((オファー済割引 - 仕入割引) - 割引損)
支払に源泉徴収額が含まれている場合、表示される割引残額は、計算金額と一致しない場合があります。
仕入割引: 選択した日付前の支払に対する仕入割引の合計金額。
期日前請求書金額: 選択した日付以降に支払予定期日がある未払請求書の合計金額。
保留中請求書金額: 選択した日付時点で保留中の請求書の合計金額。
遅延請求書金額: 選択した日付以前に支払予定期日がある未払請求書の合計金額。
保留件数: システムまたはユーザーによって請求書に設定された保留件数。ユーザー定義保留は含まれますが、支払予定保留は含まれません。
オープン買掛/未払金金額: 選択した日付時点で未払いの全請求書の合計金額。
ソース: ソースは手動または電子のいずれかです。
手動請求書には、次のいずれかのソースから入力した請求書が含まれます。
- 請求書ゲートウェイ
- 手動の請求書入力
- 定型請求書
電子請求書には、次のいずれかのソースから入力した請求書が含まれます。
- Extensible Markup Language(XML)Gateway
- Electronic Data Interchange(EDI)Gateway
- Internet Supplier Portal(ISP)
- 事前出荷請求通知(ASBN)
- 評価済受入精算(ERS)
- その他統合済ソース。その他統合済ソースには、ユーザー定義のソースの他に、会社間ソース、自動ソースおよびOracle E-Business Suiteソースが含まれます。
(xTD)増減: 期間累計の金額と、(「比較」パラメータに基づいて)前期間累計または前年の同じ期間の金額との間の増減率。次のように計算されます。
(xTD)増減 = ((期間累計金額 - 前回の期間累計金額) / 前回の期間累計金額) * 100
ユーザー: いずれかの標準買掛/未払金活動を開始したユーザーまたはシステム。個人ユーザーの場合は、そのユーザーのログインが表示されます。システムの場合は、SYSTEMと表示されます。
加重平均期日前日数: 選択した日付以降の支払予定期日に基づく、保留中の未払請求書の支払日までの加重平均日数。次のように計算されます。
支払予定期日と現在日の間の日数が計算されます。
日数に支払予定金額が乗算され、合計金額が算出されます。
合計金額が全支払予定金額の合計で除算されます。結果が加重平均期日前日数です。
加重平均遅延日数: 選択した日付以前の支払予定期日に基づく、保留中の遅延請求書の加重平均日数。次のように計算されます。
支払予定期日と現在日の間の日数が計算されます。
日数に支払予定金額が乗算され、合計金額が算出されます。
合計金額が全支払予定金額の合計で除算されます。結果が加重平均期日前日数です。
注意: レポートに表示される共通の会計期間と財務期間は定義されていません。
次の各概念は、「売掛管理」および「売掛ステータス」のダッシュボードとレポートに共通です。
この項ではディメンションの一般的な相互作用と、「売掛管理」ダッシュボードおよび「売掛ステータス」ダッシュボードのすべてのレポートに共通する動作を説明します。
レポートのパフォーマンスは収集したデータ量に左右されます。最適なパフォーマンスを得るには「顧客」、「営業単位」、「産業」、「回収担当」の各パラメータで「すべて」以外の値を選択して、収集するデータ量を制限します。
「顧客」ディメンションが階層構造を持つ場合(値が「グローバル・パラメータ」ページで「顧客階層タイプ」として定義されている場合)の処理は次のとおりです。
特定の顧客を選択したとき、階層内でその顧客の子として定義されている顧客もすべて選択されます。
「表示別」オプションで「「顧客」を選択し、しかも顧客が階層構造を持つ場合、顧客階層のあるレベルをドリル・ダウンして選択した顧客の子のデータを表示できます。
「顧客」、「産業」、「回収担当」の各パラメータで値を選択した場合、ダッシュボードにはすべての値と一致するデータのみが表示されます。
階層構造の「顧客」ディメンションと非リーフ・ノードの他のディメンションが相互作用する場合のすべてのレポートの動作は、次の表のとおりです。
「営業単位」、「回収担当」、「産業」の表示 | 「顧客」の表示 | 「顧客アカウント」の表示 |
名称のドリル: ハイパーリンクなし。 金額のドリル:
例:
| 名称のドリル:階層の子のデータを生成。セルフ・ノードを含む。 金額のドリル:
| 名称のドリル: ハイパーリンクなし。 金額のドリル: 詳細レポートへドリル。 |
非階層構造および階層構造の「顧客」ディメンションとリーフ・ノードまたはセルフ・ノードの他のディメンションが相互作用する場合のすべてのレポートの動作は、次の表のとおりです。
「営業単位」、「回収担当」、「産業」の表示 | 「顧客」の表示 | 「顧客アカウント」の表示 |
名称のドリル: ハイパーリンクなし。 金額のドリル:
例:
| 名称のドリル: ハイパーリンクなし。 金額のドリル: ドリル対象のパーティのすべてのアカウントの詳細レポートへドリル。 | 名称のドリル: ハイパーリンクなし。 金額のドリル: 詳細レポートへのドリル。 |
注意: 顧客階層内の顧客パーティをノードとして参照します。セルフ・ノードは顧客ノードそれ自体に記帳された取引をキャプチャし、顧客の子ノードに記帳された取引は含みません。リーフ・ノードは子の顧客を持たない顧客です。
次のヘッダーおよび計算方法は、「売掛管理」ダッシュボードおよび「売掛ステータス」ダッシュボードに関するレポート全体で共通しています。
売上未処理日数: 特定期間の売上に関連する売掛/未収金の収集の平均時間。計算式は次のとおりです。
売上未処理日数 = (純売掛金 / 請求金額) * 売上債権回転日数期間
注意: DSOは設定中に定義された期間に基づきます。
「損益」ダッシュボードは、日次のクローズ前損益活動を、予測と予算に照合して役員に提供します。
「損益」ダッシュボードには、利益センター・マネージャ職責とDaily Financials Intelligence職責でアクセスできます。このダッシュボードには、日次の収益、売上原価、売上総利益、費用および営業利益に関する情報が、ライン・オブ・ビジネス別に要約して表示されます。
Oracle Daily Business Intelligenceの詳細は、「Daily Business Intelligenceの概要」を参照してください。
このダッシュボードには、次のレポートが含まれています。
関連項目
このダッシュボードに表示されるKPIは、次のとおりです。
収益: 収益財務カテゴリにマップされている勘定科目に基づきます。
費用: 営業費用財務カテゴリにマップされている勘定科目に基づきます。
営業利益: xTD収益 - (xTD売上原価 + xTD費用)
営業利益%: (xTD営業利益 / xTD収益) * 100
「累計収益」グラフには、期間累計の累計収益が予測収益と比較されて表示されます。「比較」パラメータの設定方法によって、期間累計収益を、前年度(前12か月)、前四半期(前90日間)、先月(前30日間)または先週(前7日間)と比較できます。
このレポートを使用すると、次のようなビジネス上の質問に回答できます。
選択した日付時点での、当期累計収益合計は?
現在までの収益トレンドは?
収益トレンドを次の各項目と比較した結果は?
その期間の予算収益
その期間の予測収益
前年度の収益トレンド
前期間の収益トレンド
FII: 累計グラフ予算/予測明細タイプ・プロファイル・オプションの設定方法に従って、予算収益または予測収益には次の2種類の線タイプがあります。
水平線: 期間終了の値を使用した水平の線。この線は、十分なデータがない場合、または粒度レベルが選択した期間タイプより粗い場合は表示されません。
累計線: 可能なかぎり細かいレベルの粒度で累計値が表示されます。たとえば、四半期期間タイプの場合は、月次予算が転記されると、予算の線が3段階の線になります。四半期予算が転記されると、予算の線は水平線になります。
このレポートに固有のヘッダーまたは計算方法はありません。
「損益」ダッシュボードKPIの詳細は、「損益キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「マネージャ別損益」ダッシュボードKPIの詳細は、「マネージャ別損益キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「損益」ダッシュボードの概念の詳細は、「「損益」および「費用管理」のダッシュボードの概念」を参照してください。
「収益要約」レポートには、選択した期間の実績収益、予算収益および予測収益が表示されます。
このレポートを使用すると、次のようなビジネス上の質問に回答できます。
収益を予測と比較した結果は?
収益を予算と比較した結果は?
収益を、先月、前四半期または前年度の収益と比較した結果は?
収益を別のライン・オブ・ビジネス間で比較した結果は?
収益をコスト・センター間で比較した結果は?
収益カテゴリ間への収益の分割比率は?
「収益要約」レポートから基礎となるレポートにドリルダウンすると、選択した期間の詳細な収益情報を表示できます。ドリル可能な収益詳細レポートは、次のとおりです。
収益トレンド: 当年度と前年度の12か月の収益活動が表示されます。このトレンドは、ダッシュボード・パラメータで選択した日付に基づいたロール期間12か月のトレンドです。
カテゴリ別収益詳細: 収益が財務カテゴリ別に分類されて表示されます。
仕訳ソース別収益: 収益が仕訳ソース(売掛管理、仕訳手動入力、その他のソースなど)別に分類されて表示されます。売掛管理のデータを表示できるのは、Oracle Receivablesが実装されている場合のみです。
請求別収益詳細: 収益が請求別に分類されて表示されます。このレポートは、Oracle Receivablesが実装されている場合にのみ使用できます。
このレポートに固有のヘッダーまたは計算方法はありません。
「損益」ダッシュボードKPIの詳細は、「損益キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「マネージャ別損益」ダッシュボードKPIの詳細は、「マネージャ別損益キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「損益」ダッシュボードの概念の詳細は、「「損益」および「費用管理」のダッシュボードの概念」を参照してください。
「販売チャネル別収益」レポートには、収益が販売チャネル別に分類されて表示され、当年度と前年度の間の増減率が示されます。このレポートからドリルできるレポートはありません。このレポートは、Oracle ReceivablesおよびOracle Order Managementが実装されている場合にのみ使用できます。
販売チャネルのリストは、Order Managementをソースとしています。Order Management職責に移動し、「設定」→「クイックコード」→「Order Management」 の順にナビゲートして販売チャネルのリストを表示し、SALES_CHANNELタイプを一覧表示できます。
各販売チャネルの収益を計算するには、収益勘定のリスト(財務ディメンション階層マネージャが構成)を使用し、ARから関連する請求書番号および個々の金額のリストを取得します。請求書番号のリストを使用して、Order Managementからオーダーおよび関連する販売チャネルのリストを取得します。
このレポートを使用すると、次のようなビジネス上の質問に回答できます。
収益を販売チャネル間で比較した結果は?
前年度との比較で最高の増加率を示した販売チャネルは?
このレポートに固有のヘッダーまたは計算方法はありません。
「損益」ダッシュボードKPIの詳細は、「損益キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「マネージャ別損益」ダッシュボードKPIの詳細は、「マネージャ別損益キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「損益」ダッシュボードの概念の詳細は、「「損益」および「費用管理」のダッシュボードの概念」を参照してください。
「売上原価要約」レポートには、選択した期間の実績売上原価、予算売上原価および予測売上原価が表示されます。
このレポートを使用すると、次のようなビジネス上の質問に回答できます。
売上原価を予測と比較した結果は?
売上原価を予算と比較した結果は?
売上原価を、先月、前四半期または前年度の売上原価と比較した結果は?
売上原価を別のライン・オブ・ビジネス間で比較した結果は?
売上原価をコスト・センター間で比較した結果は?
様々なカテゴリへの売上原価の分配比率は?
「売上原価要約」レポートから基礎となるレポートにドリルダウンすると、選択した期間の詳細な売上原価情報を表示できます。ドリル可能な詳細レポートは、次のとおりです。
売上原価トレンド: 当年度と前年度の12か月の売上原価活動が表示されます。このトレンドは、ダッシュボード・パラメータで選択した日付に基づいたロール期間12か月のトレンドです。
カテゴリ別売上原価詳細: 売上原価が財務カテゴリ別に分類されて表示されます。
仕訳ソース別売上原価: 売上原価が仕訳ソース(Oracle Payablesなど)別に分類されて表示されます。買掛管理のデータを表示できるのは、Oracle Payablesが実装されている場合のみです。
請求別詳細売上原価: 売上原価が請求ヘッダー情報別に分類されて表示されます。買掛管理のデータを表示できるのは、Oracle Payablesが実装されている場合のみです。
このレポートに固有のヘッダーまたは計算方法はありません。
「損益」ダッシュボードKPIの詳細は、「損益キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「マネージャ別損益」ダッシュボードKPIの詳細は、「マネージャ別損益キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「損益」ダッシュボードの概念の詳細は、「「損益」および「費用管理」のダッシュボードの概念」を参照してください。
「売上総利益要約」レポートには、選択した期間の実績売上総利益、予算売上総利益および予測売上総利益が表示されます。
このレポートの売上総利益は、次のように計算されます。
売上総利益 = 収益 - 売上原価
このレポートには、「損益」ダッシュボードおよび「マネージャ別損益」ダッシュボードからのみアクセスできます。このレポートからドリルできるレポートはありません。
このレポートを使用すると、次のようなビジネス上の質問に回答できます。
ライン・オブ・ビジネス別の売上総利益は?
月、四半期または年度の売上総利益は?
現行の売上総利益を、前年度の売上総利益と比較した結果は?
このレポートには、次の一意のヘッダーと計算方法が表示されます。
利益率(%): 期間累計の売上総利益の累計収益に対する比率。
利益率(%) = (xTD売上総利益 /| xTD収益|) * 100
注意: 利益率(%)が-999.99%未満または999.99%を超える場合、値が表示されません。関連項目: ダッシュボードとレポートの一般的な動作
増減: 現行の利益率(%)と前回の実績利益率(%)との比率差異。
増減 = 利益率(%) - 前回の利益率(%)
「比較」パラメータが「前年度」または「前期間」に設定されている場合は、次のように計算されます。
増減率(%) = 利益率(%) - 前回の利益率(%)
注意: 利益率(%)が表示されない場合、増減値は表示されません。
「比較」パラメータが「予算」に設定されている場合は、次のように計算されます。
増減 = 利益率(%) - 予算利益率(%)
マージン: 期間累計に対する売上総利益の金額。
xTD売上総利益 = xTD収益 - xTD売上原価
増減: 現期間の売上総利益と前期間の実績売上総利益との間の増減率。
「比較」パラメータが「前年度」または「前期間」に設定されている場合は、次のように計算されます。
増減 = ((xTD売上総利益 - 前回のxTD売上総利益) / |前回のxTD売上総利益|) * 100
「比較」パラメータが「予算」に設定されている場合は、次のように計算されます。
増減 = ((xTD売上総利益 - 予算売上総利益) / |予算売上総利益|) * 100
「損益」ダッシュボードKPIの詳細は、「損益キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「マネージャ別損益」ダッシュボードKPIの詳細は、「マネージャ別損益キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「損益」ダッシュボードの概念の詳細は、「「損益」および「費用管理」のダッシュボードの概念」を参照してください。
「費用要約」レポートには、選択した期間の実績費用、予算費用および予測費用が表示されます。
このレポートを使用すると、次のようなビジネス上の質問に回答できます。
営業費用を予測と比較した結果は?
営業費用を予算と比較した結果は?
営業費用を、先月、前四半期または前年度の営業費用と比較した結果は?
営業費用を別のライン・オブ・ビジネス間で比較した結果は?
営業費用をコスト・センター間で比較した結果は?
異なる費用カテゴリへの営業費用の分配比率は?
「費用要約」レポートから基礎となるレポートにドリルダウンすると、詳細情報を表示できます。ドリル可能な詳細レポートは、次のとおりです。
費用トレンド: 当年度と前年度の12か月の費用活動が表示されます。このトレンドは、ダッシュボード・パラメータで選択した日付に基づいたロール期間12か月のトレンドです。
カテゴリ別費用詳細: 費用が財務カテゴリ別に分類されて表示されます。関連項目: 『Oracle Daily Business Intelligenceインプリメンテーション・ガイド』の「値と階層の管理」
仕訳ソース別費用: 費用が仕訳ソース(Oracle Payables、仕訳手動入力、その他のソースなど)別に分類されて表示されます。買掛管理のデータを表示できるのは、Oracle Payablesが実装されている場合のみです。
請求書別費用詳細: 費用が請求書情報(コスト・センターや請求書番号など)別に分類されて表示されます。買掛管理のデータを表示できるのは、Oracle Payablesが実装されている場合のみです。
このレポートに固有のヘッダーまたは計算方法はありません。
「損益」ダッシュボードKPIの詳細は、「損益キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「マネージャ別損益」ダッシュボードKPIの詳細は、「マネージャ別損益キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「損益」ダッシュボードの概念の詳細は、「「損益」および「費用管理」のダッシュボードの概念」を参照してください。
「営業利益」レポートには、選択した期間の実績、予算および予測が表示されます。
このレポートの営業利益は、次のように計算されます。
営業利益 = 売上総利益 - 費用
このレポートには、「損益」ダッシュボードおよび「マネージャ別損益」ダッシュボードからのみアクセスできます。このレポートからドリルできるレポートはありません。
このレポートを使用すると、次のようなビジネス上の質問に回答できます。
営業利益を、先月、前四半期または前年度と比較した結果は?
営業利益をライン・オブ・ビジネス間で比較した結果は?
営業利益をコスト・センター間で比較した結果は?
このレポートには、次の一意のヘッダーと計算方法が表示されます。
利益率(%): 期間累計の営業利益合計の累計収益合計に対する比率。
利益率(%) = (xTD営業利益 /| xTD収益|) * 100
注意: 利益率(%)が-999.99%未満または999.99%を超える場合、値が表示されません。関連項目: ダッシュボードとレポートの一般的な動作
増減: 現行の利益率(%)と前回の実績利益率(%)との比率差異。
「比較」パラメータが「前年度」または「前期間」に設定されている場合は、次のように計算されます。
増減 = 利益率(%) - 前回の利益率(%)
「比較」パラメータが「予算」に設定されている場合は、次のように計算されます。
増減 = 利益率(%) - 予算利益率(%)
注意: 利益率(%)が表示されない場合、増減値は表示されません。
マージン: 期間累計に対する営業利益合計。
利益 = xTD売上総利益 - xTD費用
増減: 現期間の営業利益と前期間の実績営業利益との間の増減率。
「比較」パラメータが「前年度」または「前期間」に設定されている場合は、次のように計算されます。
増減 = ((xTD営業利益 - 前回のxTD営業利益) / |前回のxTD営業利益|) * 100
「比較」パラメータが「予算」に設定されている場合は、次のように計算されます。
増減 = ((xTD営業利益 - 予算営業利益) / |予算営業利益|) * 100
「損益」ダッシュボードKPIの詳細は、「損益キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「マネージャ別損益」ダッシュボードKPIの詳細は、「マネージャ別損益キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「損益」ダッシュボードの概念の詳細は、「「損益」および「費用管理」のダッシュボードの概念」を参照してください。
「マネージャ別損益」ダッシュボードには、利益センター・マネージャ職責とDaily Financials Intelligence職責でアクセスできます。このページには、実績収益と予算収益、売上総利益および営業費用に関する日次の要約情報がマネージャ別に表示されます。
Oracle Daily Business Intelligenceの詳細は、「Daily Business Intelligenceの概要」を参照してください。
このダッシュボードに固有のパラメータは存在しません。
損益パラメータの詳細は、「「損益」および「費用管理」のダッシュボードの概念」を参照してください。
ダッシュボード・パラメータが「Daily Business Intelligence」ダッシュボードに与える影響については、「パラメータ」を参照してください。
このダッシュボードには、次のレポートが含まれています。
関連項目
このダッシュボードに表示されるKPIは、次のとおりです。
収益: 収益財務カテゴリにマップされている勘定科目に基づきます。
費用: 営業費用財務カテゴリにマップされている勘定科目に基づきます。
営業利益: xTD収益 - (xTD売上原価 + xTD費用)
営業利益%: xTD営業利益 / |xTD収益|
「費用管理」ダッシュボードは、営業費用に関する日次情報をコスト・センター・マネージャ職責とDaily Financials Intelligence職責に提供します。マネージャは、従業員当りの経費、旅費と交際費(T&E)および上位10支出者などの情報も表示できます。
Oracle Daily Business Intelligenceの詳細は、「Daily Business Intelligenceの概要」を参照してください。
このダッシュボードには、次のレポートが含まれています。
関連項目
このダッシュボードに表示されるKPIは、次のとおりです。
費用: 財務ディメンション設定で営業費用財務カテゴリにマップされている勘定科目に基づきます。
予測%: (実績費用 / 予測費用) * 100
予測対予算: ((予測費用 - 予算費用)) / 予算費用) * 100
一人当り費用: 合計費用 / 人数
一人当り旅費および交際費: 旅費および交際費合計 / 人数
人数: ダッシュボードに表示される「現在日」に基づいた従業員数です。人数の計算に使用されるマネージャ階層は、Oracle Human Resourcesで保存および保守されます。
「人数および費用トレンド」レポートを使用すると、マネージャは、同じコンテキストで、人数と営業支出のトレンドを分析できます。この全体像は、営業費用の増減が組織の従業員数の増減と一致しているかどうかの判断に役立ちます。
このレポートを使用すると、次のようなビジネス上の質問に回答できます。
費用の増減は、人数の増減より早いか、遅いか、または一致しているか?
費用の増減は、人数の増減より大幅に変動しているか?
このレポートに固有のヘッダーまたは計算方法はありません。
「費用管理」ダッシュボードKPIの詳細は、「費用管理キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「費用管理」ダッシュボードの概念の詳細は、「「損益」および「費用管理」のダッシュボードの概念」を参照してください。
「一人当り費用」レポートには、マネージャ別従業員当りの現行費用、現在の人数および現在の金額が表示されます。
このレポートを使用すると、次のようなビジネス上の質問に回答できます。
従業員の平均費用を、指示した内容と比較した結果は?
「一人当り費用」レポートから基礎となるレポートにドリルダウンすると、一人当り費用の詳細情報を表示できます。ドリル可能な詳細レポートは、次のとおりです。
マネージャ別一人当り費用: 選択したマネージャに対する従業員当りの平均費用が表示されます。
このレポートには、次の一意のヘッダーと計算方法が表示されます。
人数: 選択したマネージャに積み上げられる従業員数(選択したマネージャも含む)。
注意: マネージャ階層と人数に関する情報の保存と保守には、Oracle Human Resourcesを使用する必要があります。
一人当り平均: この列には、1人当りの平均費用が表示されます。平均は、現期間であるxTDに対して計算および表示されます。この値をドリルすると、「一人当り費用」のトレンドを表示できます。
1人当りの平均費用 = 費用 / 人数
「費用管理」ダッシュボードKPIの詳細は、「費用管理キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「費用管理」ダッシュボードの概念の詳細は、「「損益」および「費用管理」のダッシュボードの概念」を参照してください。
「旅費および交際費」レポートには、旅費と交際費財務カテゴリにマップされている勘定科目の定義に従って、旅費と交際費が表示されます。
このレポートを使用すると、次のようなビジネス上の質問に回答できます。
従業員の旅費と交際費は?
「旅費および交際費」レポートから基礎となるレポートにドリルダウンすると、詳細情報を表示できます。ドリル可能な詳細レポートは、次のとおりです。
費用トレンド
カテゴリ別費用詳細
仕訳ソース別費用
請求書別費用詳細
このレポートに固有のヘッダーまたは計算方法はありません。
「費用管理」ダッシュボードKPIの詳細は、「費用管理キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「費用管理」ダッシュボードの概念の詳細は、「「損益」および「費用管理」のダッシュボードの概念」を参照してください。
「上位10支出者」レポートを使用すると、マネージャは、自分のコスト・センターにチャージされる従業員経費精算書を分析でき、企業ポリシーに違反している可能性のある従業員の識別が容易になります。このレポートには、選択したマネージャの部門で経費を使用した支出上位10人の費用(Oracle Internet Expensesを使用して報告)が、従業員当りの合計費用でランク付けされて表示されます。
「上位10支出者」レポートの対象となる従業員は、マネージャの「上位10支出者」リストに含める場合、そのマネージャの直接または間接的な部下である必要があります。このレポートは、「費用管理」ダッシュボードからのみ使用できます。
このレポートを使用すると、次のようなビジネス上の質問に回答できます。
上位支出者となった従業員は?
上位支出者は企業ポリシーに違反しているか?
「上位10支出者」リージョンから基礎となるレポートにドリルダウンすると、詳細情報を表示できます。ドリル可能な詳細レポートは、次のとおりです。
従業員ディレクトリ: Oracle Human Resourcesの従業員ディレクトリから従業員に関する情報が表示されます。
経費精算書一覧: その期間の従業員の経費精算書に関する情報が表示されます。Oracle Payablesワークフローで承認された経費のみが表示されます。このレポートは、「上位10支出者」リージョンからのみ使用できます。
経費精算書照会: 特定の経費精算書の詳細情報が表示されます。このレポートは、Oracle Internet Expensesから提供される読取り専用レポートで、「経費精算書一覧」レポートからのみ使用できます。
このレポートには、次の一意のヘッダーと計算方法が表示されます。
入力金額: 従業員が報告した機能通貨換算額。
コスト・センター: 経費のチャージ先のコスト・センター。従業員は、Oracle Internet Expensesで「コスト・センター」フィールドの値を変更することで、自分のコスト・センター以外のコスト・センターに経費精算書をチャージできます。従業員の組織のコスト・センターではなく、チャージ先のコスト・センターが表示されます。
使途: Internet Expensesで入力された費用に対する従業員の経費発生事由。このフィールドには、従業員が入力した自由書式のテキストによる経費発生事由が表示されます。
「費用管理」ダッシュボードKPIの詳細は、「費用管理キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「費用管理」ダッシュボードの概念の詳細は、「「損益」および「費用管理」のダッシュボードの概念」を参照してください。
「損益分析」ダッシュボードは、日次のクローズ前損益活動状況を予測および予算と比較して、役員に提供します。
「損益分析」ダッシュボードにはDaily Financials Intelligence職責でアクセスできます。このダッシュボードには、日次の収益、売上原価、売上総利益、費用および営業利益に関する情報が、会社およびコスト・センター別に要約して表示されます。
このダッシュボードには、次のレポートが含まれています。
関連項目
このダッシュボードに表示されるKPIは、次のとおりです。
収益: 収益財務カテゴリにマップされている勘定科目に基づきます。
売上原価: 売上原価財務カテゴリにマップされている勘定科目に基づきます。
売上総利益: (xTD収益 - xTD売上原価) / | xTD収益 |
費用: 営業費用財務カテゴリにマップされている勘定科目に基づきます。
営業利益: xTD営業所得 / | xTD収益 |
営業所得: xTD収益 - (xTD売上原価 + xTD経費)
「損益」レポートには、営業費用、売上原価、営業所得が、収益に対するパーセントの値をもとに円グラフで表示されます。
このレポートには、「損益分析」ダッシュボードからのみアクセスできます。このレポートからドリルできるレポートはありません。
このレポートを使用すると、次のようなビジネス上の質問に回答できます。
営業費用が収益に占める割合(パーセント)はいくらか?
売上原価が収益に占める割合(パーセント)はいくらか?
営業所得が収益に占める割合(パーセント)はいくらか?
このレポートに固有のヘッダーまたは計算方法はありません。
「損益分析」ダッシュボードKPIの詳細は、「損益キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「損益分析」ダッシュボードの概念の詳細は、「「損益分析」および「費用分析」のダッシュボードの概念」を参照してください。
「収益要約」レポートには、選択した期間の収益の実績、予算および予測が表示されます。このレポートには、収益のロール期間も表示されます。
ヒント: このレポートは、会社、コスト・センター、財務カテゴリおよびユーザー定義の各ディメンション別に表示することもできます。
このレポートを使用すると、次のようなビジネス上の質問に回答できます。
収益を会社間で比較した結果は?
収益をコスト・センター間で比較した結果は?
収益を、前期間(先月、前四半期または前年度)と比較した結果は?
収益を予測と比較した結果は?
収益費用を予算と比較した結果は?
「収益要約」から基礎となるレポートにドリルダウンすると、選択した期間の詳細な収益情報を表示できます。ドリル可能な収益詳細レポートは、次のとおりです。
アカウント別収益トレンド詳細: 月次、四半期または年次の収益トレンドが、会社別、コスト・センター別およびアカウント別に表示されます。このレポートには、収益のロール期間も表示されます。
このレポートでは、「ソース別収益」レポートへのドリルがサポートされています。
ソース別収益: 特定の会社、コスト・センターおよびアカウントについて、収益仕訳の取引ソース別に、収益金額がグループ化されます。
このレポートでは、「仕訳詳細」レポートへのドリルがサポートされています。
仕訳詳細: 「費用要約」を参照してください。
このレポートに固有のヘッダーまたは計算方法はありません。
「損益分析」ダッシュボードKPIの詳細は、「損益キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「損益分析」ダッシュボードの概念の詳細は、「「損益分析」および「費用分析」のダッシュボードの概念」を参照してください。
「売上原価要約」レポートには、「収益要約」レポートと同様に、選択した期間の売上原価の実績、予算および予測が表示されます。このレポートには、売上原価のロール期間も表示されます。
ヒント: このレポートは、会社、コスト・センター、財務カテゴリおよびユーザー定義の各ディメンション別に表示することもできます。
このレポートを使用すると、次のようなビジネス上の質問に回答できます。
売上原価を会社間で比較した結果は?
売上原価をコスト・センター間で比較した結果は?
売上原価を、先月、前四半期または前年度と比較した結果は?
売上原価を予測と比較した結果は?
売上原価を予算と比較した結果は?
「売上原価要約」レポートから基礎となるレポートにドリルダウンすると、選択した期間の詳細な売上原価情報を表示できます。ドリル可能な詳細売上原価レポートは、次のとおりです。
アカウント詳細別売上原価トレンド: 月次、四半期または年次の売上原価トレンドが、会社別、コスト・センター別およびアカウント別に表示されます。このレポートには、売上原価のロール期間も表示されます。
このレポートでは、「ソース別売上原価」レポートへのドリルがサポートされています。
ソース別売上原価: 特定の会社、コスト・センターおよびアカウントについて、売上原価仕訳の取引ソース別に、売上原価金額がグループ化されます。
このレポートでは、「仕訳詳細」レポートへのドリルがサポートされています。詳細は、「収益要約」を参照してください。
このレポートに固有のヘッダーまたは計算方法はありません。
「損益分析」ダッシュボードKPIの詳細は、「損益キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「損益分析」ダッシュボードの概念の詳細は、「「損益分析」および「費用分析」のダッシュボードの概念」を参照してください。
「費用要約」には、「収益要約」レポートと同様に、選択した期間の実績費用、予算費用および予測費用が表示されます。このレポートには、費用のロール期間も表示されます。
ヒント: このレポートは、会社、コスト・センター、財務カテゴリおよびユーザー定義の各ディメンション別に表示することもできます。
このレポートを使用すると、次のようなビジネス上の質問に回答できます。
営業費用を会社間で比較した結果は?
営業費用をコスト・センター間で比較した結果は?
営業費用を、前期間(先月、前四半期または前年度)と比較した結果は?
異なる費用カテゴリへの営業費用の分配比率は?
営業費用を予測と比較した結果は?
営業費用を予算と比較した結果は?
「費用要約」レポートから基礎となるレポートにドリルダウンすると、選択した期間の詳細な費用情報を表示できます。ドリル可能な詳細経費精算書は、次のとおりです。
アカウント詳細別費用トレンド: 月次、四半期または年次の費用トレンドが、会社別、コスト・センター別およびアカウント別に表示されます。さらに、このレポートには、費用のロール期間が表示されます。
このレポートでは、「ソース別費用」レポートへのドリルがサポートされています。
ソース別費用: 特定の会社、コスト・センターおよびアカウントについて、費用仕訳の取引ソースと元帳の組合せ別に、費用金額がグループ化されます。たとえば、すべての繰越金額、決算仕訳、換算合計、消去合計などは、総勘定元帳のカテゴリに分類されます。
このレポートでは、買掛/未払金請求書、仕訳詳細および減価償却費用へのドリルがサポートされています。
買掛/未払金請求書: 転記されたOracle Payables請求書の請求書ヘッダーの詳細な一覧が表示されます。これらのヘッダーは、会社、コスト・センターおよび勘定体系に適用できます。
このレポートでは、Oracle Internet ExpensesおよびOracle iProcurementへの外部ドリルがサポートされています。
このレポートには、次に示す選択された列も表示されます。
取引金額: 取引通貨による請求金額で、パラメータ・リストで選択したディメンションと照合して転記されます。
金額: 元帳通貨による請求金額で、パラメータ・リストで選択したディメンションと照合して転記されます。
経費精算書番号: 請求書に経費精算書番号が関連付けられている場合は、この列に経費精算書番号が表示されます。経費精算書番号が存在しない場合は、この列に「該当なし」が表示されます。
発注番号: 請求書に発注番号が関連付けられている場合は、この列に発注番号が表示されます。1つの請求書に対して複数の発注番号が存在する場合は、レポートのこの列に「複数」が表示されます。請求書に発注番号が関連付けられていない場合は、この列に「該当なし」が表示されます。
仕訳詳細:「収益要約」を参照してください。
減価償却費(主カテゴリと副カテゴリ): Oracle Assetsの減価償却費が表示されます。また、xTD実績の前年対比の棒グラフおよびxTD実績の円グラフの両方が、固定資産カテゴリ・ディメンション別にグループ化されて表示されます。
このレポートでは、「減価償却費一覧」レポートへのドリルがサポートされています。
注意: 副カテゴリが設定されている場合、レポートでは、主カテゴリから副カテゴリに、次に「減価償却費一覧」レポートにドリルします。副カテゴリが設定されていない場合、レポートでは、主カテゴリから「減価償却費一覧」レポートにドリルします。
減価償却費一覧: 指定した主要資産カテゴリおよびオプションの副資産カテゴリに関する、Oracle Assetsの減価償却費一覧が表示されます。
このレポートでは、Oracle iAssetsへの外部ドリルがサポートされています。
このレポートに固有のヘッダーまたは計算方法はありません。
「損益分析」ダッシュボードKPIの詳細は、「損益キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「損益分析」ダッシュボードの概念の詳細は、「「損益分析」および「費用分析」のダッシュボードの概念」を参照してください。
「売上総利益要約」レポートには、選択した期間の売上総利益と所得の実績、予算および予測が表示されます。
このレポートには、「損益分析」ダッシュボードからのみアクセスできます。このレポートからドリルできるレポートはありません。
このレポートを使用すると、次のようなビジネス上の質問に回答できます。
売上総利益を会社間で比較した結果は?
売上総利益をコスト・センター間で比較した結果は?
売上総利益を、前期間(先月、前四半期または前年度)と比較した結果は?
売上総利益を予測と比較した結果は?
売上総利益を予算と比較した結果は?
このレポートには、次の一意のヘッダーと計算方法が表示されます。
利益率: 期間累計の売上総利益の累計収益に対する比率。
利益率(%) = (xTD売上総利益 /| xTD収益|) * 100
注意: 利益率(%)が-999.99%未満または 999.99%を超える場合、値が表示されません。関連項目: 「ダッシュボードの一般的な動作」
増減: 現行の利益率と前回の実績利益率との比率差異。
増減率 = 利益率 - 前回の利益率
注意: 「比較」パラメータが「予算」または「予測」に設定されている場合、増減値は表示されません。
利益: 期間累計の売上総利益。
xTD売上総利益 = xTD収益 - xTD売上原価
増減: 現期間の売上総利益と前期間の実績売上総利益との間の増減率。
増減 = ((xTD売上総利益 - 前回のxTD売上総利益) / |前回のxTD売上総利益|) * 100
注意: 「比較」パラメータが「予算」または「予測」に設定されている場合、増減値は表示されません。
「損益分析」ダッシュボードKPIの詳細は、「損益キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「損益分析」ダッシュボードの概念の詳細は、「「損益分析」および「費用分析」のダッシュボードの概念」を参照してください。
「営業利益」レポートには、選択した期間の実績、予算および予測が表示されます。
このレポートには、「損益分析」ダッシュボードからのみアクセスできます。このレポートからドリルできるレポートはありません。
このレポートを使用すると、次のようなビジネス上の質問に回答できます。
営業利益を会社間で比較した結果は?
営業利益をコスト・センター間で比較した結果は?
営業利益を、前期間(先月、前四半期または前年度)と比較した結果は?
営業所得を予測と比較した結果は?
営業所得を予算と比較した結果は?
このレポートには、次の一意のヘッダーと計算方法が表示されます。
利益率: 期間累計の営業利益の累計収益に対する比率。
利益率(%) = (xTD営業所得 /| xTD収益|) * 100
注意: 利益率(%)が-999.99%未満または 999.99%を超える場合、値が表示されません。関連項目: 「ダッシュボードの一般的な動作」
増減: 現行の利益率と前回の実績利益率との比率差異。
増減率 = 利益率 - 前回の利益率
注意: 「比較」パラメータが「予算」または「予測」に設定されている場合、増減値は表示されません。
所得: 期間累計の営業所得。
xTD営業所得 = xTD収益 - xTD売上原価 - xTD営業経費
増減: 現期間の営業所得と前期間の実績営業所得との間の増減率。
増減 = ((xTD営業所得 - 前回のxTD営業所得) / |前回のxTD営業所得|) * 100
注意: 「比較」パラメータが「予算」または「予測」に設定されている場合、増減値は表示されません。
「損益分析」ダッシュボードKPIの詳細は、「損益キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「損益分析」ダッシュボードの概念の詳細は、「「損益分析」および「費用分析」のダッシュボードの概念」を参照してください。
「収益ローリング・トレンド」レポートには、収益に関する月次のローリング・トレンドが表示されます。
このレポートを使用すると、次のようなビジネス上の質問に回答できます。
収益の年間トレンドはどのようなものか?
収益を前年度と比較した結果は?
特定の元帳/会社/コスト・センター/財務カテゴリの組合せに対する収益のトレンドは?
「収益ローリング・トレンド」レポートから基礎となるレポートにドリルダウンすると、選択した期間の詳細な収益情報を表示できます。ドリル可能な「アカウント別収益トレンド詳細」レポートは、次のとおりです。
このレポートには、次の一意のヘッダーと計算方法が表示されます。
月: May-06のように、表示形式が月-年になります。
「損益分析」ダッシュボードKPIの詳細は、「損益キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「損益分析」ダッシュボードの概念の詳細は、「「損益分析」および「費用分析」のダッシュボードの概念」を参照してください。
「売上原価ローリング・トレンド」レポートには、「収益ローリング・トレンド」レポートと同様に、収益に関する月次のローリング・トレンドが表示されます。
「売上原価ローリング・トレンド」レポートから基礎となるレポートにドリルダウンすると、選択した期間の詳細な収益情報を表示できます。ドリル可能な「アカウント詳細別売上原価トレンド」レポートは、次のとおりです。
「損益分析」ダッシュボードKPIの詳細は、「損益キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「損益分析」ダッシュボードの概念の詳細は、「「損益分析」および「費用分析」のダッシュボードの概念」を参照してください。
「費用ローリング・トレンド」レポートには、「収益ローリング・トレンド」レポートと同様に、費用に関する月次のローリング・トレンドが表示されます。
「費用ローリング・トレンド」レポートから基礎となるレポートにドリルダウンすると、選択した期間の詳細な費用情報を表示できます。ドリル可能な「アカウント別費用トレンド詳細」レポートは、次のとおりです。
「損益分析」ダッシュボードKPIの詳細は、「損益キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「損益分析」ダッシュボードの概念の詳細は、「「損益分析」および「費用分析」のダッシュボードの概念」を参照してください。
「費用分析」ダッシュボードは、会社の営業費用に関する最新情報を提供します。特に、会社の費用活動に関する会社/コスト・センター/勘定科目指向のビューに特色があります。「費用分析」ダッシュボードは、会社のマネージャおよび財務部門を対象として設計されており、営業費用の分析と管理に焦点を当てています。
「費用分析」ダッシュボードを使用すると、財務部門は、補助元帳詳細にドリルして当初の請求書や経費精算書などの取引詳細を表示し、異常を調査できます。
「費用分析」ダッシュボードには、Daily Financials Intelligence職責を使用してアクセスできます。
Oracle Daily Business Intelligenceの詳細は、「Daily Business Intelligenceの概要」を参照してください。
このダッシュボードには、次のレポートが含まれています。
関連項目
このダッシュボードに表示されるKPIは、次のとおりです。
費用: 営業費用財務カテゴリにマップされている勘定科目に基づきます。
予算: 営業費用財務カテゴリの予算に基づきます。
予算%: (実績費用/予算) * 100
予測: 営業費用財務カテゴリの予測に基づきます。
予測%: (実績費用 / 予測) * 100
「費用要約」には、選択した期間の実績費用、予算費用および予測費用が表示されます。このレポートには、費用のロール期間も表示されます。
ヒント: このレポートは、会社、コスト・センター、財務カテゴリおよびユーザー定義の各ディメンション別に表示することもできます。
このレポートを使用すると、次のようなビジネス上の質問に回答できます。
営業費用を会社間で比較した結果は?
営業費用をコスト・センター間で比較した結果は?
営業費用を、前期間(先月、前四半期または前年度)の営業費用と比較した結果は?
異なる費用カテゴリへの営業費用の分配比率は?
営業費用を予測と比較した結果は?
営業費用を予算と比較した結果は?
「費用要約」から基礎となるレポートにドリルダウンすると、選択した期間の詳細な費用情報を表示できます。ドリル可能な詳細経費精算書は、次のとおりです。
アカウント別費用トレンド詳細: 月次、四半期または年次の費用トレンドが、会社別、コスト・センター別およびアカウント別に表示されます。さらに、このレポートには、費用のロール期間が表示されます。
このレポートでは、「ソース別費用」レポートへのドリルがサポートされています。
ソース別費用: 特定の会社、コスト・センターおよびアカウントについて、費用仕訳の取引ソースと元帳の組合せ別に、費用金額がグループ化されます。たとえば、すべての繰越金額、決算仕訳、換算合計、消去合計などは、総勘定元帳のカテゴリに分類されます。
このレポートでは、買掛/未払金請求書、仕訳詳細および減価償却費用へのドリルがサポートされています。
買掛/未払金請求書: 転記されたOracle Payables請求書の請求書ヘッダーの詳細な一覧が表示されます。これらのヘッダーは、会社、コスト・センターおよび勘定体系に適用できます。
このレポートでは、Oracle Internet ExpensesおよびOracle iProcurementへの外部ドリルがサポートされています。
特に、このレポートでは、次の列が表示されます。
取引金額: 取引通貨による請求金額で、パラメータ・リストで選択したディメンションと照合して転記されます。
金額: 元帳通貨による請求金額で、パラメータ・リストで選択したディメンションと照合して転記されます。
経費精算書番号: 請求書に経費精算書番号が関連付けられている場合は、この列に経費精算書番号が表示されます。経費精算書番号が存在しない場合は、この列に「該当なし」が表示されます。
発注番号: 請求書に発注番号が関連付けられている場合は、この列に発注番号が表示されます。1つの請求書に対して複数の発注番号が存在する場合は、レポートのこの列に「複数」が表示されます。請求書に発注番号が関連付けられていない場合は、この列に「該当なし」が表示されます。
仕訳詳細: 費用仕訳に関する仕訳ヘッダー・レベル一覧が表示されます。
このレポートでは、「仕訳明細詳細」へのドリルがサポートされています。
注意: レポートのほとんどの情報(仕訳名、仕訳日、カテゴリ、摘要およびソース)は、仕訳ヘッダーから取得されます。ただし、レポートの金額は仕訳明細から取得されます。
仕訳明細詳細: 費用仕訳に関する明細レベル一覧が表示されます。このレポートは、Microsoft Excelに直接エクスポートできます。
注意: このレポートには、仕訳明細に存在する1から10までの参照列が表示されます。
減価償却費(主カテゴリと副カテゴリ): Oracle Assetsの減価償却費が表示されます。また、xTD実績の前年対比の棒グラフおよびxTD実績の円グラフの両方が、固定資産カテゴリ・ディメンション別にグループ化されて表示されます。
このレポートでは、「減価償却費一覧」へのドリルがサポートされています。
注意: 副カテゴリが設定されている場合、レポートでは、主カテゴリから副カテゴリに、次に「減価償却費一覧」にドリルします。副カテゴリが設定されていない場合、レポートでは、主カテゴリから「減価償却費一覧」にドリルします。
減価償却費一覧: 指定した主要資産カテゴリおよびオプションの副資産カテゴリに関する、Oracle Assetsの減価償却費一覧が表示されます。
このレポートでは、Oracle iAssetsへの外部ドリルがサポートされています。
このレポートに固有のヘッダーまたは計算方法はありません。
「費用分析」ダッシュボードKPIの詳細は、「費用分析キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「費用分析」ダッシュボードの概念の詳細は、「「損益分析」および「費用分析」のダッシュボードの概念」を参照してください。
「費用要約」と同様に、「収益要約」には、選択した期間の収益実績、収益予算および収益予測が表示されます。
ヒント: このレポートは、会社、コスト・センター、財務カテゴリおよびユーザー定義の各ディメンション別に表示することもできます。
このレポートには、収益のロール期間も表示されます。
このレポートを使用すると、次のようなビジネス上の質問に回答できます。
収益を会社間で比較した結果は?
収益をコスト・センター間で比較した結果は?
収益を、前期間(先月、前四半期または前年度)の収益と比較した結果は?
収益を予測と比較した結果は?
収益費用を予算と比較した結果は?
「収益要約」から基礎となるレポートにドリルダウンすると、選択した期間の詳細な収益情報を表示できます。ドリル可能な収益詳細レポートは、次のとおりです。
アカウント別収益トレンド詳細: 月次、四半期または年次の収益トレンドが、会社別、コスト・センター別およびアカウント別に表示されます。このレポートには、収益のロール期間も表示されます。
このレポートでは、「ソース別収益」レポートへのドリルがサポートされています。
ソース別収益: 特定の会社、コスト・センターおよびアカウントについて、収益仕訳の取引ソース別に、収益金額がグループ化されます。
このレポートでは、「仕訳詳細」レポートへのドリルがサポートされています。
仕訳詳細: 「費用要約」を参照してください。
このレポートに固有のヘッダーまたは計算方法はありません。
「費用分析」ダッシュボードKPIの詳細は、「費用分析キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「費用分析」ダッシュボードの概念の詳細は、「「損益分析」および「費用分析」のダッシュボードの概念」を参照してください。
「費用ローリング・トレンド」レポートには、費用に関する月次のローリング・トレンドが表示されます。
このレポートを使用すると、次のようなビジネス上の質問に回答できます。
本年度の営業費用のトレンドは?
営業費用を前年度と比較した結果は?
特定の元帳/会社/コスト・センター/財務カテゴリの組合せに対する営業費用のトレンドは?
「費用ローリング・トレンド」レポートから基礎となるレポートにドリルダウンすると、選択した期間の詳細な費用情報を表示できます。ドリル可能な詳細経費精算書は、次のとおりです。
このレポートには、次の一意のヘッダーと計算方法が表示されます。
月: May-04のように、表示形式が月-年になります。
「費用分析」ダッシュボードKPIの詳細は、「費用分析キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「費用分析」ダッシュボードの概念の詳細は、「「損益分析」および「費用分析」のダッシュボードの概念」を参照してください。
「費用ローリング・トレンド」レポートと同様に、「収益ローリング・トレンド」レポートには、収益に関する月次のローリング・トレンドが表示されます。
「収益ローリング・トレンド」レポートから基礎となるレポートにドリルダウンすると、選択した期間の詳細な収益情報を表示できます。ドリル可能な収益詳細レポートは、次のとおりです。
このレポートに固有のヘッダーまたは計算方法はありません。
「費用分析」ダッシュボードKPIの詳細は、「費用分析キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「費用分析」ダッシュボードの概念の詳細は、「「損益分析」および「費用分析」のダッシュボードの概念」を参照してください。
「累積費用トレンド」レポートを使用すると、指定した期間の累積費用を表示できます。「比較」パラメータの設定方法によって、期間累計費用を、前年度(前12か月)、前四半期(前90日間)、先月(前30日間)と比較できます。
このレポートを使用すると、次のようなビジネス上の質問に回答できます。
選択した日付時点での、当期累計費用合計は?
現在までの費用トレンドは?
費用トレンドを次の各項目と比較した結果は?
その期間の予算費用
その期間の予測費用
前年度の費用トレンド
前期間の費用トレンド
FII: 累計グラフ予算/予測明細タイプ・プロファイル・オプションの設定方法に従って、予算費用または予測費用には次の2種類の線タイプがあります。
水平線: 期間終了の値を使用した水平の線。この線は、十分なデータがない場合、または粒度レベルが選択した期間タイプより粗い場合は表示されません。
累計線: 可能なかぎり細かいレベルの粒度で累計値が表示されます。たとえば、四半期期間タイプの場合は、月次予算が転記されると、予算の線が3段階の線になります。四半期予算が転記されると、予算の線は水平線になります。
このレポートに固有のヘッダーまたは計算方法はありません。
「費用分析」ダッシュボードKPIの詳細は、「費用分析キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「費用分析」ダッシュボードの概念の詳細は、「「損益分析」および「費用分析」のダッシュボードの概念」を参照してください。
「資金管理」ダッシュボードを使用すると、公共部門のマネージャとアナリストは、予算引当および実績費用を予算と比較し、資金、コスト・センターおよび費用の各カテゴリの階層に資金ステータスを表示できます。
資金、コスト・センターおよび費用の各カテゴリについて、予算、予算引当、実績費用および使用可能な資金を表示できます。
「資金管理」ダッシュボードは、次のような機関で使用するために設計されています。
地方自治体
高等教育機関
このダッシュボードの情報は、元帳通貨でのみ表示されます。
Oracle Daily Business Intelligenceの詳細は、「Daily Business Intelligenceの概要」を参照してください。
次のパラメータは、このダッシュボード専用です。
資金: ダッシュボードに表示する資金を決定します。セキュリティ設定によって制限された値リストには、マネージャがアクセスできる特定の資金のみが表示されます。
財務ディメンション設定の各ページでは、パラメータ・ラベルを変更できます。
次のパラメータの詳細は、「費用分析パラメータ」を参照してください。
コスト・センター
財務カテゴリ
ユーザー定義
これらのパラメータの設定方法は、『Oracle Daily Business Intelligenceインプリメンテーション・ガイド』の「グローバル・パラメータの設定」を参照してください。
ダッシュボード・パラメータが「Daily Business Intelligence」ダッシュボードに与える影響については、「パラメータ」を参照してください。
次の各ヘッダーと計算方法は、「資金管理」ダッシュボードのレポート全体に共通です。
管理: 「現在日」で管理された、適切な予算範囲内で使用可能な資金です。
注意: 「資金管理」ダッシュボード上の期間タイプが四半期で、その四半期の2か月目に現在日がある場合、予算はその月まで計算されます。この計算方法は、四半期全体が表示される「費用分析」ダッシュボードとは異なります。
計上済: 標準の会計期間に基づいた、適切な予算範囲内での使用可能な資金です。
使用可能: 組織またはプロジェクトの予算に含まれている、未使用で未確定の資金です。公共部門組織は、予算を、実現費用と中間費用(予算引当)とともに定期的にレポートします。使用可能な資金は、次のように計算されます。
使用可能な資金 = 現行予算 - 予算引当 - 実績費用
使用可能%: 予算資金の合計に対する、使用可能な資金の比率です。
予算: 今後の費用として、組織およびプロジェクトに割り当てられた資金です。
「管理」列の予算は、予算管理オプションによって管理されますが、「計上済」列の予算とその予算のリージョンは、期間タイプに基づいて計算されます。
その他: 引当確定または債務負担以外の予算引当残高です。
支出活動: 予算引当と実績費用を加算した値です。
注意: レポートに表示される共通の会計期間と財務期間は定義されていません。
このダッシュボードには、次のレポートが含まれています。
さらに、このダッシュボードには、次のレポートへのリンクがあります。
最も一般的な予算管理実務には、費用トレンドと予算差異の検討があります。「資金管理」ダッシュボードは、「費用分析」ダッシュボードと統合して、経費精算書と費用トレンドを、資金別、コスト・センター別、費用カテゴリ別およびプロジェクト別(または他のユーザー定義ディメンション別)に提供し、さらに、仕訳明細と補助元帳へのドリルダウン機能を提供します。
このダッシュボードに表示されるKPIは、次のとおりです。
使用可能: 使用可能な資金 = 管理資金(予算 - 予算引当 - 実績)。
使用可能%: 予算に対する使用可能な管理資金の比率です。
予算: 組織およびプロジェクトの承認済費用です。
予算引当 - 取引約定: 引当確定に対する全予算引当残高の合計です。
予算引当 - 債務: 債務負担に対する全予算引当残高の合計です。
予算引当 - その他: 引当確定または債務負担以外の全予算引当残高の合計です。
実績: 計上済の発生費用です。
「使用可能資金要約」には、使用可能な金額、予算金額、予算引当および実績費用が表示されます。予算管理パラメータに基づいたデータが、資金別、コスト・センター別、費用カテゴリ別およびユーザー定義ディメンション別にグループ化されます。
「使用可能資金要約」には、予算資金、引当資金および使用可能な資金に関する情報が、次の2つのサブセットで提供されます。
「管理」ビュー。予算管理設定オプションで定義した、現行の会計年度内の時間枠が使用されます。
「計上済」ビュー。標準の会計期間に基づいています。
これらのビューは、資金別、コスト・センター別、アカウント別またはユーザー定義別の各階層に分類されています。「管理」ビューは、「期間タイプ」パラメータに依存しません。
注意: 「使用可能資金要約」ポートレットには、両方のビューが表示され、レポートには、「管理」ビューのみが表示されます。
この「使用可能資金要約」には、月次の累計トレンド・グラフも含まれ、会計年度における使用可能資金の経時的な累計が視覚的に表示されます。このレポート・グラフは、予算と比較した実績および予算引当を表示する積上げ棒グラフです。
このレポートを使用すると、次のようなビジネス上の質問に回答できます。
現行の使用可能資金は?
このレポートに固有のヘッダーまたは計算方法はありません。
「資金管理」ダッシュボードKPIの詳細は、「資金管理キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「資金管理」ダッシュボードのパラメータの詳細は、「資金管理パラメータ」を参照してください。「資金管理」ダッシュボードのレポート・ヘッダーおよび計算方法の詳細は、「「資金管理」レポートのヘッダーおよび計算方法」を参照してください。
「予算要約」には、現行と当初の予算が、資金別、コスト・センター別、費用カテゴリ別およびユーザー定義ディメンション別にグループ化されて表示されます。
このレポートを使用すると、次のようなビジネス上の質問に回答できます。
前期間、前四半期または前年度に対する予算の増減は?
基本編成予算を現行予算と比較した結果は?
各種プロジェクトに対する予算の割当て状況は?
プロジェクト、資金および組織全体レベルに対する資金ソースは?
「資金管理」ページでは、次の3つのタイプの予算が使用されます。
現行
基本編成(当初)
前回
「予算要約」レポートからドリルダウンすると、詳細情報を表示できます。ドリル可能な詳細レポートは、次のとおりです。
このレポートには、次の一意のヘッダーと計算方法が表示されます。
当初: 予算が採用された時点のスナップショットが示されます。基本編成予算とも呼ばれます。
この基本編成予算は現行予算とは異なります。現行予算は同じ予算ですが、表示する時点が異なります。現行予算には、プロジェクト範囲の変更、コスト・センターの再編成、組織全体にわたる予算の削減、その他の重要な運用の変更などの適用で加えられた変更すべてが含まれています。
次のヘッダーの詳細は、「「損益」レポートおよび「費用管理」レポートのヘッダーおよび計算方法」を参照してください。
xTD
「資金管理」ダッシュボードKPIの詳細は、「資金管理キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「資金管理」ダッシュボードのパラメータの詳細は、「資金管理パラメータ」を参照してください。「資金管理」ダッシュボードのレポート・ヘッダーおよび計算方法の詳細は、「「資金管理」レポートのヘッダーおよび計算方法」を参照してください。
「アカウント別予算トレンド詳細」レポートには、現行の予算金額の月次、四半期または年次トレンドが、資金別、コスト・センター別およびアカウント別にグループ化されて表示されます。
このレポートには、基本編成予算と比較した、現行予算への調整も含まれます。
このレポートを使用すると、次のようなビジネス上の質問に回答できます。
予算の調整が最も加えられた資金は?
特定の資金、コスト・センターおよびアカウントに対する予算は?
「アカウント別予算トレンド詳細」レポートからドリルダウンすると、詳細情報を表示できます。ドリル可能な詳細レポートは、次のとおりです。
予算仕訳詳細: 予算仕訳のヘッダー・レベル一覧が表示されます。
このレポートには、次の一意のヘッダーと計算方法が表示されます。
当初: 関連項目: 予算要約
調整: xTDと「当初」間の相違が表示されます。次のように計算されます。
調整 = xTD - 当初
次のヘッダーおよび計算方法の詳細は、「「損益」レポートおよび「費用管理」レポートのヘッダーおよび計算方法」を参照してください。
xTD
「資金管理」ダッシュボードKPIの詳細は、「資金管理キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「資金管理」ダッシュボードのパラメータの詳細は、「資金管理パラメータ」を参照してください。「資金管理」ダッシュボードのレポート・ヘッダーおよび計算方法の詳細は、「「資金管理」レポートのヘッダーおよび計算方法」を参照してください。
「予算引当要約」には、予算引当が予算引当タイプ別に表示されます。予算引当タイプは、資金別、コスト・センター別、アカウント階層別およびユーザー定義ディメンション別にグループ化されています。このレポートには、指定した期間タイプ内の予算引当トレンド情報も表示されます。
このレポートを使用すると、次のようなビジネス上の質問に回答できます。
債務負担と取引約定間での予算引当の内訳は?
特定のコスト・センターまたは資金に対する、予算引当の合計は?
「予算引当要約」レポートからドリルダウンすると、詳細情報を表示できます。ドリル可能な詳細レポートは、次のとおりです。
このレポートには、次の一意のヘッダーと計算方法が表示されます。
次のヘッダーおよび計算方法の詳細は、「「損益」レポートおよび「費用管理」レポートのヘッダーおよび計算方法」を参照してください。
xTD
「資金管理」ダッシュボードKPIの詳細は、「資金管理キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「資金管理」ダッシュボードのパラメータの詳細は、「資金管理パラメータ」を参照してください。「資金管理」ダッシュボードのレポート・ヘッダーおよび計算方法の詳細は、「「資金管理」レポートのヘッダーおよび計算方法」を参照してください。
「アカウント別予算引当トレンド詳細」レポートには、予算引当の月次、四半期または年次トレンドが、資金別、コスト・センター別およびアカウント別にグループ化されて表示されます。
このレポートを使用すると、次のようなビジネス上の質問に回答できます。
年累計額に最も貢献した四半期は?
予算引当の保留が最も多い資金は?
「アカウント別予算引当トレンド詳細」レポートからドリルダウンすると、詳細情報を表示できます。ドリル可能な詳細レポートは、次のとおりです。
予算引当仕訳詳細: 予算引当仕訳のヘッダー・レベル一覧が表示されます。
このレポートに固有のヘッダーまたは計算方法はありません。
次のヘッダーおよび計算方法の詳細は、「「損益」レポートおよび「費用管理」レポートのヘッダーおよび計算方法」を参照してください。
xTD
「資金管理」ダッシュボードKPIの詳細は、「資金管理キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「資金管理」ダッシュボードのパラメータの詳細は、「資金管理パラメータ」を参照してください。「資金管理」ダッシュボードのレポート・ヘッダーおよび計算方法の詳細は、「「資金管理」レポートのヘッダーおよび計算方法」を参照してください。
「使用可能資金トレンド」レポートには、現行の予算、その予算に対する支出活動および使用可能な予算残額が表示されます。支出活動には、発生した実績費用および予算に対する予算引当が含まれます。
このレポートには、会計年度全体に対する予算、予算引当および実績費用の割当て状況を示すグラフが(現在日に関係なく)含まれます。「現在日」によって、レポートに含まれる取引残高が制御されます。取引の転記日が「現在日」より前の日付の場合、その取引はレポートに含まれます。
このレポートに固有のヘッダーまたは計算方法はありません。
「資金管理」ダッシュボードKPIの詳細は、「資金管理キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「資金管理」ダッシュボードのパラメータの詳細は、「資金管理パラメータ」を参照してください。「資金管理」ダッシュボードのレポート・ヘッダーおよび計算方法の詳細は、「「資金管理」レポートのヘッダーおよび計算方法」を参照してください。
「買掛管理」ダッシュボードを使用すると、買掛管理マネージャおよびアナリストは、業務効率を分析できます。この分析は、請求書処理効率のモニタリングと未処理請求書の識別、さらに、請求書活動、支払、仕入割引、保留の各領域で特定の営業単位について繰返し発生する問題の識別によって行います。このダッシュボードは、Daily Payables Intelligence職責で使用できます。
Oracle Daily Business Intelligenceの詳細は、「Daily Business Intelligenceの概要」を参照してください。
このダッシュボードには、次のレポートが含まれています。
関連項目
このダッシュボードに表示されるKPIは、次のとおりです。
入力済請求書: Oracle Payablesに手動または自動で入力された請求書の件数。
電子請求書: 入力済請求書に対する電子請求書の比率。次のように計算されます。
((電子請求書件数) / 入力済請求書) * 100
支払済請求書: 現期間に支払われた請求書の件数。
遅延支払済: 指定期間内、つまり期日内に支払われた請求書の合計に対する、支払予定日後に支払われた請求書の比率。次のように計算されます。
(遅延支払済請求書件数 / 請求書の件数) * 100
請求書支払日数: 請求書が支払われるまでの平均日数。次のように計算されます。
((支払日 - 請求日) / 支払件数) * 100
支払: 支払件数。
オファー済割引 %: 全請求書のオファー済割引の比率。次のように計算されます。
(割引額合計 / 請求額合計) * 100
仕入割引 %: 支払済の全請求書に対する仕入割引の比率。次のように計算されます。
(仕入割引額合計 / 総請求額) * 100
「請求書活動」レポートには、手動または電子的に入力された請求書の合計件数、および請求書の金額と配分が、営業単位および仕入先別に表示されます。取消済の請求書および経費精算書は含まれません。
「請求書活動」レポートを使用すると、次のようなビジネス上の質問に回答できます。
特定の期間に入力された請求書の合計件数は?
請求書の件数は、時間の経過に伴い増加したか?増加による処理の遅延はないか?
特定の営業単位が昨年より多くの請求書を入力しているか?
電子請求の発展によって組織の業績が向上しているか?
特定の営業単位に請求書を発行している仕入先は?
「請求書活動」レポートから基礎となるレポートにドリルダウンすると、詳細情報を表示できます。ドリル可能な詳細レポートは、次のとおりです。
入力済請求書詳細
入力済電子請求書詳細
入力済手動請求書詳細
このレポートには、次の一意のヘッダーと計算方法が表示されます。
請求額: 選択した期間に入力されたすべての請求書の合計金額。経費精算書と取消済の請求書以外のすべての請求書が含まれます。
電子: 入力された請求書の合計件数に対する、入力された電子請求書の比率。
「買掛管理」ダッシュボードKPIの詳細は、「買掛管理キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「買掛管理」ダッシュボードの概念の詳細は、「「買掛管理」ダッシュボードおよび「買掛ステータス」ダッシュボードの概念」を参照してください。
関連項目
「請求書タイプ」レポートには、営業単位に発行される様々な請求書に関する情報が、仕入先別に表示されます。この情報を使用すると、営業単位での使用または仕入先による要求の可能性がある標準以外の支払方法を調べ、検討できます。
このレポートを使用すると、入力されたすべての請求書に対する請求書タイプを表示できます。
「請求書タイプ」レポートを使用すると、次のようなビジネス上の質問に回答できます。
営業単位による仕入先への前払いはあるか?
「請求書タイプ」レポートから基礎となるレポートにドリルダウンすると、詳細情報を表示できます。ドリル可能な詳細レポートは、次のとおりです。
入力済請求書詳細
請求書タイプ固有の入力済請求書詳細
このレポートには、次の一意のヘッダーと計算方法が表示されます。
請求書タイプ: 請求書タイプは、「標準」、「源泉徴収」、「前払」、「クレジット」、「デビット」、「混合」および「利息」のいずれかです。
「買掛管理」ダッシュボードKPIの詳細は、「買掛管理キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「買掛管理」ダッシュボードの概念の詳細は、「「買掛管理」ダッシュボードおよび「買掛ステータス」ダッシュボードの概念」を参照してください。
関連項目
「電子請求書」レポートには、営業単位への電子請求書の比率とその送信方法が仕入先別に表示されます。
このレポートを使用すると、次のようなビジネス上の質問に回答できます。
Oracle Payablesに入力された請求書の中での電子請求書の比率は?
請求書の送受信に使用されたプロトコルは、XML、EDIまたはそれ以外か?
「電子請求書」レポートから基礎となるレポートにドリルダウンすると、詳細情報を表示できます。ドリル可能な詳細レポートは、次のとおりです。
電子請求書
このレポートから、その他の詳細レポートにドリルできます。関連項目: 請求活動詳細レポート
このレポートには、次の一意のヘッダーと計算方法が表示されます。
電子請求書 %: 電子入力された請求書の全請求書に対する比率。
電子請求書% = ((入力された電子請求書 / 入力された請求書の合計) * 100)
増減(電子 %): 前期間または前年度のある期間((「比較」パラメータに基づく)と比較した電子請求書の比率のパーセント差異。
増減(電子%) = 現在の電子請求書% - 前期間の電子請求書%
たとえば、処理された全請求書に対する電子請求書件数の比率が、前期間の17%から現期間の22%に増加した場合は、22-17 = 5であるため値5が表示されます。
増減(電子): 入力された電子請求書件数の前期間からの増減率。
増減(電子) = ((入力された電子請求書の現在の件数 - 入力された電子請求書の前期間の件数) / |入力された電子請求書の前期間の件数|) * 100
たとえば、処理された全請求書に対する電子請求書の比率が、前期間の17%から現期間の22%に増加した場合は、((22-17) / 17) * 100 = 29であるため値29が表示されます。
その他統合済: 選択した期間に、その他統合済ソースから入力された電子請求書の総件数。その他統合済ソースには、ユーザー定義ソースの他に、会社間ソース、外部ソースおよびOracle E-Business Suiteソースが含まれます。
「買掛管理」ダッシュボードKPIの詳細は、「買掛管理キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「買掛管理」ダッシュボードの概念の詳細は、「「買掛管理」ダッシュボードおよび「買掛ステータス」ダッシュボードの概念」を参照してください。
関連項目
「電子請求書トレンド」レポートには、期間累計の営業単位別電子請求書の件数および比率に関する情報が仕入先別に表示されます。このレポートからドリルできるレポートはありません。
「電子請求書トレンド」レポートを使用すると、次のようなビジネス上の質問に回答できます。
当期入力された電子請求書の件数は?
全請求書の中で、電子入力された請求書の比率は?
注意: 適切なドリルダウンを表示するには、営業単位と仕入先を選択する必要があります。
このリージョンから基礎となるレポートにドリルダウンすると、詳細情報を表示できます。ドリル可能な詳細レポートは、次のとおりです。
入力済電子請求書詳細: 期間累計の入力済電子請求書の比率が表示されます。
このレポートに固有のヘッダーまたは計算方法はありません。
「買掛管理」ダッシュボードKPIの詳細は、「買掛管理キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「買掛管理」ダッシュボードの概念の詳細は、「「買掛管理」ダッシュボードおよび「買掛ステータス」ダッシュボードの概念」を参照してください。
関連項目
「支払済請求書」レポートには、選択した期間の請求書支払活動に関する情報が表示されます。また、支払と請求書の合計件数および合計金額の詳細が表示されます。
このレポートを使用すると、次のようなビジネス上の質問に回答できます。
支払われた請求書の件数は?請求書に対して支払われた金額は?
期日までに支払われた請求書または期日後に支払われた請求書の件数は?請求書に対する未払額は?
電子的に処理された支払の比率は?
「支払済請求書」レポートから基礎となるレポートにドリルダウンすると、詳細情報を表示できます。ドリル可能な詳細レポートは、次のとおりです。
支払済請求書詳細
支払詳細
このレポートには、次の一意のヘッダーと計算方法が表示されます。
請求書支払日数: 請求書が支払われるまでの平均日数。「請求書支払日数」の数値は、請求書ごとに、その請求に対する支払件数に基づいて、各支払の「支払日」と「請求日」の間の日数を測定して計算されます。
請求書支払日数 = (支払日 - 請求日) / 支払件数
期日内支払金額: 支払予定期日以前に支払われた支払予定の合計額。
遅延支払済金額: 支払予定期日後に支払われた支払予定の合計額。
電子支払 %: 電子的に支払われた支払の比率。
電子支払% = ((入力された電子支払 / 入力された支払の合計) * 100)
仕入割引: 選択した期間中の支払に対する仕入割引の金額。
「買掛管理」ダッシュボードKPIの詳細は、「買掛管理キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「買掛管理」ダッシュボードの概念の詳細は、「「買掛管理」ダッシュボードおよび「買掛ステータス」ダッシュボードの概念」を参照してください。
関連項目
「電子および遅延支払済請求書」レポートには、電子入力された請求書と遅延支払済の請求書の比較が表示されます。
「電子および遅延支払済請求書」レポートを使用すると、次のようなビジネス上の質問に回答できます。
請求書の中で、システムに電子入力された請求書の比率は?
遅延支払済の請求書の比率は?
電子請求は、遅延支払済の請求書数の削減に有効か?
このレポートに固有のヘッダーまたは計算方法はありません。
「買掛管理」ダッシュボードKPIの詳細は、「買掛管理キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「買掛管理」ダッシュボードの概念の詳細は、「「買掛管理」ダッシュボードおよび「買掛ステータス」ダッシュボードの概念」を参照してください。
「遅延支払済請求書」レポートには、遅延支払済の請求書が表示されます。
「遅延支払済請求書」レポートを使用すると、次のようなビジネス上の質問に回答できます。
遅延支払済の請求書の比率は?
このレポートに固有のヘッダーまたは計算方法はありません。
「買掛管理」ダッシュボードKPIの詳細は、「買掛管理キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「買掛管理」ダッシュボードの概念の詳細は、「「買掛管理」ダッシュボードおよび「買掛ステータス」ダッシュボードの概念」を参照してください。
「支払済請求書割引」レポートには、支払済請求書に関するオファー済割引、利用済割引および割引損が表示されます。この情報は、営業単位別、仕入先別、営業単位別の仕入先別に表示できます。
「支払済請求書割引」レポートを使用すると、次のようなビジネス上の質問に回答できます。
オファー済割引の中で実際に利用された割引の金額と比率は?
「支払済請求書割引」レポートから基礎となるレポートにドリルダウンすると、詳細情報を表示できます。ドリル可能な詳細レポートは、次のとおりです。
支払済請求書詳細
このレポートには、次の一意のヘッダーと計算方法が表示されます。
総請求額: 割引利用のために、この金額は請求額合計と一致しない場合があります。
総請求額 = 支払金額 + 仕入割引金額
増減(オファー済): オファーした割引の当期と比較期間との間の増減率。
増減(オファー済) = ((現在のオファー済割引 - 前期間のオファー済割引) / |前期間のオファー済割引|) * 100
仕入割引: 選択した期間中の支払に対する仕入割引の金額。
増減(損失): 割引損の増減率。
増減(損失) = ((現在の割引損 - 前期間の割引損) / |前期間の割引損|) * 100
「買掛管理」ダッシュボードKPIの詳細は、「買掛管理キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「買掛管理」ダッシュボードの概念の詳細は、「「買掛管理」ダッシュボードおよび「買掛ステータス」ダッシュボードの概念」を参照してください。
関連項目
「保留活動」レポートを使用すると、営業単位別、仕入先別、および営業単位別仕入先別に、保留が次の保留カテゴリで表示されます。
差異
発注照合
請求書
ユーザー定義
その他
「保留活動」レポートを使用すると、特定の期間の保留請求書を表示できます。「保留活動」レポートを使用すると、次のようなビジネス上の質問に回答できます。
保留中の請求書の件数とその保留理由は?
「保留活動」レポートから基礎となるレポートにドリルダウンすると、詳細情報を表示できます。ドリル可能な詳細レポートは、次のとおりです。
保留活動詳細
このレポートに固有のヘッダーまたは計算方法はありません。
「買掛管理」ダッシュボードKPIの詳細は、「買掛管理キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「買掛管理」ダッシュボードの概念の詳細は、「「買掛管理」ダッシュボードおよび「買掛ステータス」ダッシュボードの概念」を参照してください。
関連項目
請求書詳細レポートは、営業単位および仕入先に対する請求書のリストです。レポートのタイトルは、ドリルダウン元によって変わります。
「買掛管理」ダッシュボードからドリルできる請求書詳細レポートは、次のとおりです。
入力済請求書詳細: ソースに関係なく、選択した期間に入力された請求書が表示されます。
入力済手動請求書詳細: 選択した期間に入力された請求書の中で、ソースが手動カテゴリに属している請求書が表示されます。
入力済電子請求書詳細: 選択した期間に入力された請求書の中で、ソースが電子カテゴリに属している請求書が表示されます。
電子請求書: 特定の電子ソースの請求書に関する情報が表示されます。このレポートから、次のレポートにドリルできます。
入力済請求書詳細
入力済電子請求書詳細
入力済XML請求書詳細
入力済EDI請求書詳細
入力済ERS請求書詳細
入力済ISP請求書詳細
入力済ASBN請求書詳細
その他入力済統合請求書詳細
これらのすべての詳細レポートに、同じ情報が表示されます。
請求書タイプ固有の入力済請求書詳細:
たとえば、標準請求書に関する情報のみを表示するには、「請求書タイプ」レポートから「入力済標準請求書詳細」レポートにドリルします。
支払済請求書詳細: 請求書に対する支払、および仕入割引が表示されます。
支払詳細: 金額、日付、銀行口座、送金先銀行および通貨など、支払詳細が表示されます。
このレポートからは、次のレポートにもドリルできます。
請求書期日内支払詳細: 定時支払の請求書が、請求額、支払金額および初回期日とともにリストされます。
遅延支払済請求書: 遅延支払済の請求書が、請求額、支払金額および初回期日とともにリストされます。
保留活動詳細: 選択した期間の保留請求書が表示されます。
「買掛管理」ダッシュボードKPIの詳細は、「買掛管理キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「買掛管理」ダッシュボードの概念の詳細は、「「買掛管理」ダッシュボードおよび「買掛ステータス」ダッシュボードの概念」を参照してください。
次の各レポートには、「買掛管理」ダッシュボードおよび「買掛ステータス」ダッシュボードの両方からドリルできます。
支払活動履歴: 支払に対して実行された処理、その処理日および処理責任者など、個々の支払の詳細な活動履歴が表示されます。
請求書活動履歴: 請求書に対する処理の実行者および処理の発生時期が表示されます。
支払予定および割引: 請求書に対する支払予定、および可能な割引と利用された割引が表示されます。
請求書配分詳細: 摘要、金額、発注番号など、請求書に関する明細品目詳細が表示されます。
このレポートから発注書にドリルすると、詳細を表示できます。
保留履歴: 個々の請求書に関する保留履歴の詳細が表示されます。このレポートからドリルできるレポートはありません。
次のヘッダーと計算方法は「保留履歴」に固有です。
保留解除日: 保留が解除された日。解除されていない保留のデフォルトはNULLです。
保留者: 保留を設定したユーザー(個人ユーザーまたはシステム)。個人ユーザーの場合は、そのユーザーのログインが表示されます。システムの場合は、SYSTEMと表示されます。
「買掛ステータス」ダッシュボードを使用すると、買掛管理マネージャおよびアナリストは、このダッシュボードを作動可能なダッシュボードとして使用して、期日前請求書と遅延請求書の金額、割引機会および保留をモニターおよび分析できます。このダッシュボードは、Daily Payables Intelligence職責で使用できます。
買掛管理アナリストは、「買掛ステータス」ダッシュボードを使用して次のことができます。
未払請求書のステータスのモニター
割引機会のモニター
仕入先別保留活動のモニター
Oracle Daily Business Intelligenceの詳細は、「Daily Business Intelligenceの概要」を参照してください。
このダッシュボードでは、買掛管理情報の現在のステータスまたはスナップショットが提供されるため、期間タイプと比較パラメータは使用されません。
共通パラメータの詳細は、「「買掛管理」ダッシュボードおよび「買掛ステータス」ダッシュボードの概念」を参照してください。
このダッシュボードには、次のレポートが含まれています。
関連項目
このダッシュボードに表示されるKPIは、次のとおりです。
オープン買掛/未払金金額: 未払いの全請求書の合計金額。
期日前請求書金額: 現在日において支払う必要のある期日前全請求書の合計金額。
期日前請求書件数: 現在日において支払う必要のある期日前請求書の件数。
加重平均期日前日数: 請求額に加重された、請求書が期日前の平均日数。次のように計算されます。
(遅延支払済請求書件数 / 請求書の件数) * 100
請求書支払日数: 請求書が支払われるまでの平均日数。次のように計算されます。
((支払予定日 - システム日付) * 期日前請求書金額) / 支払予定金額合計
これは正数で表されます。
遅延請求書金額: 全遅延請求書の合計金額。
遅延請求書件数: 遅延請求書の件数。
加重平均遅延日数: 請求額に加重された、請求書が遅延している平均日数。次のように計算されます。
((支払予定日 - システム日付) * 遅延請求書金額) / 支払予定金額合計
割引残額: 現在日の未払請求書に残っている割引金額。
オファー済割引金額: 要約レベルで全請求書の総額にオファーされる割引金額。
保留中請求書金額: 保留中請求書の金額合計。
保留中請求書: オープン買掛/未払金金額に対する保留中請求書の割合。計算式は次のとおりです。
(保留中請求書金額 / オープン買掛/未払金金額) * 100
「オープン買掛/未払金要約」レポートには、未払および一部支払済の請求書のオープン負債に関する情報が表示されます。
注意: 期日以前と遅延の複数の支払が請求書に含まれている場合、これらの請求書は、期日以前と遅延の両方でカウントされます。したがって、期日以前の請求書の件数と遅延請求書の件数の合計は、未払請求書の表示合計件数と一致しません。
情報は、オープン負債金額に関して表示されます。入力された請求書は、このレポートに対して評価されます。含めるために、請求書を検証する必要はありません。未払および一部支払済の請求書は含まれます。未払請求額は、適用済前払いや源泉徴収額によって減額されます。保留中請求書も含まれます。
「オープン買掛/未払金要約」レポートを使用すると、次のような質問に回答できます。
未払請求書の件数が最も多い仕入先は?
組織の未払請求書の内、期日以前の請求書と遅延請求書は?
特定仕入先への支払遅延期間は?
支払優先度の高い仕入先は?
期日以前の請求書または遅延請求書の件数は?
期日が近い請求書の件数は?請求書に対する未処理金額は?
支払遅延の請求書の件数は?請求書に対する未処理金額は?
「オープン買掛/未払金要約」レポートから基礎となるレポートにドリルダウンすると、詳細情報を表示できます。ドリル可能な詳細レポートは、次のとおりです。
未払請求書詳細
期日前請求書詳細
遅延請求書詳細
このレポートに固有のヘッダーまたは計算方法はありません。
「買掛ステータス」ダッシュボードKPIの詳細は、「買掛ステータス・キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「買掛ステータス」ダッシュボードの概念の詳細は、「「買掛管理」ダッシュボードおよび「買掛ステータス」ダッシュボードの概念」を参照してください。
関連項目
「期日前請求書年齢調べ要約」レポートには、3つの年齢調べバケットにグループ化された現在未払の請求書の年齢調べ要約が表示されます。このレポートを使用すると、次のようなビジネス上の質問に回答できます。
期日が30日以上先の請求書の件数は?請求書に対する未処理金額は?
期日が0から15日間または16から30日間の請求書の件数は?
未払額が表示されるレポートでは、請求書の金額の合計は、年齢調べバケットの金額の合計と一致します。ただし、請求書の合計件数が表示されるレポートでは、合計は、年齢調べバケットの請求書の合計件数と一致しない場合があります。
注意: このような状況が発生する可能性があるのは、請求書に複数の支払予定日があり、複数の年齢調べバケット(支払期日が0から15日間または16から30日間)で請求書がカウントされる場合です。
「期日前請求書年齢調べ要約」レポートから基礎となるレポートにドリルダウンすると、詳細情報を表示できます。ドリル可能な詳細レポートは、次のとおりです。
期日前請求書詳細
期限が1から15日以内の請求書
期限が16から30日以内の請求書
期限が30日後の請求書
このレポートに固有のヘッダーまたは計算方法はありません。
「買掛ステータス」ダッシュボードKPIの詳細は、「買掛ステータス・キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「買掛ステータス」ダッシュボードの概念の詳細は、「「買掛管理」ダッシュボードおよび「買掛ステータス」ダッシュボードの概念」を参照してください。
関連項目
3つの年齢調べバケットにグループ化された支払遅延請求書の年齢調べ要約を表示できます。このレポートを使用すると、次のようなビジネス上の質問に回答できます。
支払遅延の請求書の件数は?請求書に対する未処理金額は?
支払遅延が1から15日間、16から30日間および30日を超過している請求書の件数は?
年齢調べの未払額が表示されるレポートでは、個々の請求書の金額の合計は、年齢調べバケットの金額の合計と一致します。ただし、請求書の合計件数が表示される年齢調べレポートでは、合計は、年齢調べバケットの請求書の合計件数と一致しない場合があります。
注意: このような状況が発生する可能性があるのは、請求書に複数の支払予定日があり、複数の年齢調べバケット(支払期日が0から15日間または16から30日間)で請求書がカウントされる場合です。
「遅延請求書年齢調べ要約」レポートから基礎となるレポートにドリルダウンすると、詳細情報を表示できます。ドリル可能な詳細レポートは、次のとおりです。
遅延請求書詳細
1から15日間遅延の請求書
16から30日間遅延の請求書
30日以上遅延の請求書
このレポートに固有のヘッダーまたは計算方法はありません。
「買掛ステータス」ダッシュボードKPIの詳細は、「買掛ステータス・キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「買掛ステータス」ダッシュボードの概念の詳細は、「「買掛管理」ダッシュボードおよび「買掛ステータス」ダッシュボードの概念」を参照してください。
関連項目
「請求書年齢調べ」グラフには、現在期日前の請求書と遅延請求書の両方が、6つの年齢調べバケットにグループ化されて表示されます。
このグラフでは、年齢調べの請求書が一覧で表示され、「期日前請求書年齢調べ要約」と「遅延請求書年齢調べ要約」のデータが結合されます。
このグラフを使用すると、次のようなビジネス上の質問に回答できます。
現在、期日前の請求書の件数は?
支払遅延の請求書の件数は?
注意: 年齢調べバケットの請求書の合計件数は、システム内の現在期日前請求書と遅延請求書の実際の数を表さない場合があります。このような状況が発生する可能性があるのは、請求書に複数の支払予定日があり、複数の年齢調べバケットで請求書がカウントされる場合です。
このレポートに固有のヘッダーまたは計算方法はありません。
「買掛ステータス」ダッシュボードKPIの詳細は、「買掛ステータス・キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「買掛ステータス」ダッシュボードの概念の詳細は、「「買掛管理」ダッシュボードおよび「買掛ステータス」ダッシュボードの概念」を参照してください。
「遅延請求書」レポートには、全仕入先および全営業単位の遅延請求書が要約されて表示されます。このレポートを使用すると、請求書の詳細レベルにドリルして、現在未払の遅延請求書の簡単な概要を表示できます。
注意: このレポートのデータは、「現在日」パラメータではなく、システムの最終リフレッシュ日に基づいています。
このレポートを使用すると、次のようなビジネス上の質問にも回答できます。
現在遅延している請求書と、その金額は?
遅延の合計金額は?
「遅延請求書」レポートから基礎となるレポートにドリルダウンすると、詳細情報を表示できます。ドリル可能な詳細レポートは、次のとおりです。
請求書活動履歴
支払予定および割引
請求書配分詳細
保留履歴
これらの詳細レポートを使用すると、請求書の遅延理由をさらに詳細に調査できます。関連項目: 請求活動詳細レポートおよび請求書ステータス詳細レポート
このレポートに固有のヘッダーまたは計算方法はありません。
「買掛ステータス」ダッシュボードKPIの詳細は、「買掛ステータス・キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「買掛ステータス」ダッシュボードの概念の詳細は、「「買掛管理」ダッシュボードおよび「買掛ステータス」ダッシュボードの概念」を参照してください。
「割引機会要約」レポートには、未払請求書で割引を利用するための機会が表示されます。営業単位別、仕入先別、および営業単位別の仕入先別に機会を表示できます。「割引機会要約」レポートには、システム日付または選択した日付に基づいて、現在使用可能な割引が表示されます。
「割引機会要約」レポートを使用すると、次のようなビジネス上の質問に回答できます。
組織の未払請求書に対するオファー済割引金額、割引残額、割引損は?
組織に常に割引損が生じている特定の仕入先は?
組織が利用しているオファー済割引の比率は?
オファー済割引から最も利益を得ている営業単位は?
電子支払の増加による仕入割引の増加は?
特定の期間に組織が利用している割引の件数は?仕入割引件数は時間の経過に伴い増加しているか?
営業単位内でのオファー済の割引パーセントは?
「割引機会要約」レポートから基礎となるレポートにドリルダウンすると、詳細情報を表示できます。ドリル可能な詳細レポートは、次のとおりです。
未払請求書詳細
このレポートに固有のヘッダーまたは計算方法はありません。
「買掛ステータス」ダッシュボードKPIの詳細は、「買掛ステータス・キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「買掛ステータス」ダッシュボードの概念の詳細は、「「買掛管理」ダッシュボードおよび「買掛ステータス」ダッシュボードの概念」を参照してください。
「保留要約」レポートには、保留中請求書の選択した日付のビューが、営業単位別、仕入先別、および営業単位別の仕入先別に表示されます。保留金額は、保留中期日前と保留中遅延の2つのカテゴリでレポートされます。
選択日付時点で解除されていない保留に対する情報のみが表示されます。支払予定保留は含まれません。
手動またはOracle Payablesによって保留を適用すると、支払は行われず、請求書に対する会計仕訳も作成されない場合があります。保留には、請求書保留、仕入先保留およびシステム保留など、いくつかのカテゴリがあります。次に、Oracle Payablesに事前定義されている保留の例を示します。
請求額が、仕入先サイトに指定した請求限度額を超えている場合
仕入先が照合用の有効な発注番号を提供しない場合
請求書の税金コードが、勘定科目に割り当てられた税金コードと一致しない場合
仕入先サイトに対して、「仕入先サイト」ウィンドウの「未検証請求書保留」オプションが有効になっている場合
Payablesで、税金の自動源泉徴収を実行できない場合
「保留要約」レポートを使用すると、次のようなビジネス上の質問に回答できます。
保留中請求書の件数は?
保留中請求書の未払額の合計は?
処理が必要な請求書は?
営業単位全体で最も多い保留カテゴリは?
請求書の増加が保留件数に悪影響を与えているか?
特定の期間に保留された請求書の件数は?
請求書が特定の期間に保留されていた平均日数は?
特定の請求書の保留理由は?明細品目レベルに問題があるか?
「保留要約」レポートから基礎となるレポートにドリルダウンすると、詳細情報を表示できます。ドリル可能な詳細レポートは、次のとおりです。
保留中請求書詳細
保留中期日前請求書
保留中遅延請求書
このレポートには、次の一意のヘッダーと計算方法が表示されます。
保留期日前金額: 選択した日付以降に支払予定期日のある保留中の未払請求書の合計金額。「保留期日前金額」は、支払予定レベルで計算されます。
発注照合保留: 発注照合保留の合計件数。この保留カテゴリには、事前定義の発注照合基準に違反する請求書に設定されている事前定義の保留が含まれます。
「買掛ステータス」ダッシュボードKPIの詳細は、「買掛ステータス・キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「買掛ステータス」ダッシュボードの概念の詳細は、「「買掛管理」ダッシュボードおよび「買掛ステータス」ダッシュボードの概念」を参照してください。
関連項目
選択した日付の保留中の請求書に関する割引機会を、営業単位別、仕入先別、営業単位別の仕入先別に表示できます。
「保留中請求書割引要約」レポートを使用すると、次のようなビジネス上の質問に回答できます。
保留中請求書の件数は?
現在日時点の保留中請求書に対する割引のステータス(オファー済、利用済、割引損、割引残)は?
「保留中請求書割引要約」レポートから基礎となるレポートにドリルダウンすると、詳細情報を表示できます。ドリル可能な詳細レポートは、次のとおりです。
保留中請求書詳細
このレポートに固有のヘッダーまたは計算方法はありません。
「買掛ステータス」ダッシュボードKPIの詳細は、「買掛ステータス・キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「買掛ステータス」ダッシュボードの概念の詳細は、「「買掛管理」ダッシュボードおよび「買掛ステータス」ダッシュボードの概念」を参照してください。
関連項目
「保留カテゴリ要約」レポートを使用すると、営業単位別、仕入先別、および営業単位別仕入先別に、保留が次の保留カテゴリで表示されます。
差異
発注照合
請求書
ユーザー定義
その他
「保留カテゴリ要約」レポートから基礎となるレポートにドリルダウンすると、詳細情報を表示できます。ドリル可能な詳細レポートは、次のとおりです。
保留中請求書詳細
保留タイプ要約
このレポートには、次の一意のヘッダーと計算方法が表示されます。
差異: 差異保留の合計件数。この保留カテゴリには、許容範囲を超えた請求書に設定される事前定義の保留が含まれます。
発注照合: 発注照合保留の合計件数。この保留カテゴリには、事前定義の発注照合基準に違反する請求書に設定されている事前定義の保留が含まれます。
請求書: 請求書保留の合計件数。この保留カテゴリには、システムによって請求書に設定される事前定義の保留が含まれます。
ユーザー定義: ユーザー定義保留の合計件数。
その他: その他の保留カテゴリの合計件数。勘定科目保留、予算引当保留、その他保留および仕入先保留が含まれます。
「買掛ステータス」ダッシュボードKPIの詳細は、「買掛ステータス・キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「買掛ステータス」ダッシュボードの概念の詳細は、「「買掛管理」ダッシュボードおよび「買掛ステータス」ダッシュボードの概念」を参照してください。
関連項目
「保留トレンド」レポートには、保留中請求書の処理のトレンドを分析するために使用できる情報が、営業単位別、仕入先別、および営業単位別仕入先別に表示されます。このレポートには、過去12か月の月末データ、および現行月の累計データが表示されます。
注意: 適切なドリルダウンを表示するには、営業単位と仕入先を選択する必要があります。
「保留トレンド」レポートから基礎となるレポートにドリルダウンすると、詳細情報を表示できます。ドリル可能な詳細レポートは、次のとおりです。
保留中請求書詳細
このレポートに固有のヘッダーまたは計算方法はありません。
「買掛ステータス」ダッシュボードKPIの詳細は、「買掛ステータス・キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「買掛ステータス」ダッシュボードの概念の詳細は、「「買掛管理」ダッシュボードおよび「買掛ステータス」ダッシュボードの概念」を参照してください。
関連項目
請求書ステータス詳細レポートは、営業単位および仕入先に対する請求書のリストです。レポートのタイトルは、ドリルダウン元によって変わります。
「買掛ステータス」ダッシュボードからドリルできる請求書ステータス詳細レポートは、次のとおりです。
未払請求書詳細: 「現在日」時点で、全額支払済ではない請求書の詳細が表示されます。
期日前請求書詳細: 「現在日」時点で全額支払済ではなく、今後支払う必要のある請求書の詳細が表示されます。
次の追加の期日前請求書レポートも使用できます。
期限が1から15日以内の請求書
期限が16から30日以内の請求書
期限が30日後の請求書
遅延請求書詳細: 「現在日」時点で全額支払済でなく、遅延となっている請求書の詳細が表示されます。計画に対して1度でも遅延した請求書は、遅延とみなされます。
次の追加の遅延請求書レポートも使用できます。
1から15日間遅延の請求書
16から30日間遅延の請求書
30日以上遅延の請求書
保留中請求書詳細: 「現在日」時点で保留中の請求書の詳細が表示されます。
保留中期日前請求書: 「現在日」時点でも保留中の期日前請求書の詳細が表示されます。
保留中遅延請求書: 遅延しており、「現在日」時点でも保留中の請求書の詳細が表示されます。計画に対して1度でも遅延した請求書は、遅延とみなされます。
保留タイプ要約: 「現在日」時点で保留中の未払請求書が、特定の保留カテゴリに関連付けられている保留タイプ別にグループ化されて表示されます。このレポートに表示される保留タイプは、「保留カテゴリ要約」での選択によって決まります。
「買掛ステータス」ダッシュボードKPIの詳細は、「買掛ステータス・キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「買掛ステータス」ダッシュボードの概念の詳細は、「「買掛管理」ダッシュボードおよび「買掛ステータス」ダッシュボードの概念」を参照してください。
「売掛管理」ダッシュボードを使用して自分の部門の一定期間における成績とその履歴を把握できます。このダッシュボードの比較分析とトレンド・レポートの機能を使用すれば、マネージャは自分の部門の非効率な箇所を体系的に特定できます。非効率な箇所が特定できれば、マネージャはその対策を開始できます。その後はこのダッシュボードを使用して、自らの戦略とプロセスの有効性を評価できます。
このダッシュボードは、売上未処理日数、回収効率、平均支払日数の比較分析とトレンド・レポートを提供します。マネージャは指定した期間中に発生した売掛と回収した売掛の金額を確認できます。機能を分業している組織では、「売掛管理」ダッシュボードにより各営業単位(OU)の成績を視覚的に把握でき、マネージャが改善したり縮小したりする領域をすみやかに発見するのを支援します。マネージャはこのダッシュボードのキー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)を使用して、すべてのOUの指定期間における成績を分析できます。KPIの詳細は、「売掛管理キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。
このダッシュボードには次の2つのコンテンツ領域が含まれます。
「請求活動」コンテンツ領域では、期間内の売掛/未収金取引活動を分析します。
「回収効率」コンテンツ領域では、回収努力の効率を分析します。
ここを参照して、次のような質問に回答できます。
特定の営業単位においてDSOは過去一年間にどう増減したか?
すべての営業単位でみたときDSOは過去一年間にどう増減したか?
過去一年間の回収努力の効率性は?
前年度の同時期までの回収効率と比較して今年度の回収効率はどうか?
ある営業単位の回収プロセスを別の営業単位と比較して効率はどうか?
加重平均支払期間を基準として、加重平均支払日数は時間とともにどのように変化したか?
Oracle Daily Business Intelligenceの詳細は、「Daily Business Intelligenceの概要」を参照してください。
このダッシュボードには、次のレポートが含まれています。
関連項目
このダッシュボードに表示されるKPIは、次のとおりです。
売上未処理日数: 特定期間の売上に関連する売掛/未収金の収集の平均時間。
請求活動金額: ある期間の活動に対する当初取引額の合計。
回収効率索引: 与えられた期間を超える回収の効率を示す指標をパーセントで示した値。
入金額: ある期間の入金額の合計。
加重平均支払日数: 売掛金額に可重した支払済売掛/未収金の売上と入金の間の平均日数。
平均延滞日数: 支払済売掛/未収金の請求書期日と入金日の間の平均日数。
「請求活動」レポートには、現在日までの期間の売掛/未収金取引の合計金額と件数、オープン売掛/未収金額、現在日における売上未処理日数が表示されます。
このレポートは、対象期間中の取引活動の概要を表します。各マネージャは、営業単位、顧客、産業別のDSOを一目で把握できます。現在日におけるオープンの売掛/未収金額とともに、対象期間中に行われた請求活動を確認できます。
「請求活動」レポートを使用すると、次のようなビジネス上の質問に回答できます。
請求活動の金額は増加しているか?
特定の組織単位の売上未処理日数は何日か?
売上未処理日数が最も短い顧客はどこか?
「請求活動」レポートから基礎となるレポートにドリルダウンすると、請求活動の詳細情報を表示できます。ドリル可能な詳細レポートは、次のとおりです。
請求活動詳細。「取引活動詳細」レポートを参照してください。
注意: 表示別パラメータを「顧客アカウント」に設定した状態で「請求活動」レポートから「請求活動トレンド」レポートへドリルすると、選択した顧客が複数の顧客アカウントを所有していた場合にドリル中の数値が整合しない可能性があります。
オープン売掛/未収金詳細。「取引詳細」レポートを参照してください。
このレポートには、次の一意のヘッダーと計算方法が表示されます。
請求活動: 金額: 選択した期間中に取引日が含まれるすべての売掛/未収金取引の合計金額。
請求活動: 増減: 選択した期間と以前の期間における売掛/未収金取引の金額の変化率(パーセントで表示)。
請求活動: カウント: 選択した期間中に取引日が含まれるすべての売掛/未収金取引の合計件数。
請求活動: 増減: 選択した期間と以前の期間における売掛/未収金取引の件数の変化率(パーセントで表示)。
オープン売掛/未収金:選択した売上未処理日数(DSO)期間中の売掛/未収金の総額。
「売掛管理」ダッシュボードKPIの詳細は、「売掛管理キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「売掛管理」ダッシュボードの概念の詳細は、「「売掛管理」ダッシュボードおよび「売掛ステータス」ダッシュボードの概念」を参照してください。
関連項目
「請求活動トレンド」レポートは、当年度と前年度の請求の金額と件数のトレンドを表示します。
このレポートによって、営業単位別、顧客別、産業別の請求活動のトレンドを分析できます。このレポートでは、ある期間中の請求活動の金額と件数を分析します。
「請求活動トレンド」レポートを使用すると、次のようなビジネス上の質問に回答できます。
前年度の月別の請求活動の金額と件数の合計はいくらか?
ある月の請求活動金額を前年度の同月と比較した差は?
請求取引の金額または件数で最多を記録したのは前年度の何月か?
「請求活動トレンド」レポートから基礎となるレポートにドリルダウンすると、詳細情報を表示できます。ドリル可能な詳細レポートは、次のとおりです。
このレポートに固有のヘッダーまたは計算方法はありません。
「売掛管理」ダッシュボードKPIの詳細は、「売掛管理キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「売掛管理」ダッシュボードの概念の詳細は、「「売掛管理」ダッシュボードおよび「売掛ステータス」ダッシュボードの概念」を参照してください。
関連項目
「請求活動取引区分」レポートは、選択した期間における各取引区分の請求活動を営業単位別、顧客別、産業別に表示します。Oracle Receivablesの取引区分には、請求書、デビット・メモ、チャージバック、受取手形、預入、クレジット・メモがあります。各取引区分の金額を表示した後、ドリルダウンして個別の請求書、デビット・メモ、チャージバックを確認できます。
このレポートで、特別の会計処理や営業上の注意が必要な取引区分を細分化して定量的に把握できます。たとえばある営業単位が通常の水準を超える多額のクレジット・メモまたはチャージバックを計上している場合、その営業単位は解決されるべきシステム上の非効率を抱えている可能性があります。多額のクレジット・メモやチャージバックは製品になんらかの問題がある可能性を示唆しており、その問題が顧客の値引要求を引き起こしているかもしれません。このレポートは請求活動の区分別構成を視覚化することで、売掛金の回収活動についてよりよい理解が得られるように支援します。
「請求活動取引区分」レポートを使用すると、次のようなビジネス上の質問に回答できます。
製品の品質問題を示唆するほど多額のチャージバックまたはクレジット・メモを計上している営業単位はないか?
受取手形の取り扱いに注意を促す必要があるほど多額の受取手形を計上している営業単位はないか?
通常以上に多額のチャージバックやクレジット・メモを計上していて請求が難しくコストのかかる顧客はないか?
「請求活動取引区分」レポートから基礎となるレポートにドリルダウンすると、詳細情報を表示できます。ドリル可能な詳細レポートは、次のとおりです。
請求活動詳細。「取引活動詳細」レポートを参照してください。
請求活動詳細。「取引活動詳細」レポートを参照してください。
デビット・メモ活動詳細。「取引活動詳細」レポートを参照してください。
チャージバック活動詳細。「取引活動詳細」レポートを参照してください。
このレポートに固有のヘッダーまたは計算方法はありません。
「売掛管理」ダッシュボードKPIの詳細は、「売掛管理キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「売掛管理」ダッシュボードの概念の詳細は、「「売掛管理」ダッシュボードおよび「売掛ステータス」ダッシュボードの概念」を参照してください。
関連項目
「売上未処理日数(DSO)」レポートは、売上未処理日数を営業単位別、顧客別、産業別に表示します。このレポートには、純売掛金、請求金額、「Receivables Intelligence設定」ページで定義した現在日を基準に算出されたDSOも表示されます。詳細は、『Oracle Daily Business Intelligenceインプリメンテーション・ガイド』の「Receivablesの実装手順」を参照してください。
このレポートは、対象期間中の売上未処理日数の概要を表します。各マネージャは、DSOとその計算に使用された項目を、営業単位別、顧客別、産業別に一目で把握できます。現在日における純売掛金の金額と、選択したDSO期間中に処理された請求金額も確認できます。
「売上未処理日数」レポートを使用すると、次のようなビジネス上の質問に回答できます。
すべての営業単位の売上未処理日数の合計は何日か?
特定の顧客の売上未処理日数は何日か?その顧客への請求総額はいくらか?
「売上未処理日数」レポートから基礎となるレポートにドリルダウンすると、詳細情報を表示できます。ドリル可能な詳細レポートは、次のとおりです。
このレポートには、次の一意のヘッダーと計算方法が表示されます。
純売掛金金額: すべての売掛金取引区分の現在日における未回収残高と、「Receivables Intelligence設定」ページでDSOを定義したときに選択した他の残高の合計額。
請求金額: DSOメジャーの初期定義中に選択したすべての売掛金取引区分についての、DSO期間中の請求済売掛金の合計額。
「売掛管理」ダッシュボードKPIの詳細は、「売掛管理キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「売掛管理」ダッシュボードの概念の詳細は、「「売掛管理」ダッシュボードおよび「売掛ステータス」ダッシュボードの概念」を参照してください。
関連項目
「売上債権回転日数トレンド」レポートは、当年度と前年度の売上未処理日数(DSO)、純売掛金金額、請求金額のトレンドを表示します。
このレポートによって、対象期間中のDSO内のトレンドを、営業単位別、顧客別、産業別に分析できます。対象期間中のDSOの構成項目、純売掛金、請求金額のトレンドも確認できます。
「売上債権回転日数トレンド」レポートを使用すると、次のようなビジネス上の質問に回答できます。
特定の営業単位のDSOの前年度との比較はどうか?
請求金額は前年度より増えているか?その場合、それは売上未処理日数の増加をもたらしていないか?
「売上債権回転日数トレンド」レポートから基礎となるレポートにドリルダウンすると、詳細情報を表示できます。ドリル可能な詳細レポートは、次のとおりです。
このレポートに固有のヘッダーまたは計算方法はありません。
「売掛管理」ダッシュボードKPIの詳細は、「売掛管理キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「売掛管理」ダッシュボードの概念の詳細は、「「売掛管理」ダッシュボードおよび「売掛ステータス」ダッシュボードの概念」を参照してください。
関連項目
「回収効率索引」レポートは、回収効率索引に関連する測定基準を、営業単位別、顧客別、回収担当者別に表示します。このレポートは、選択した期間における回収効率索引の測定値と、その値の計算に使用した3個の項目(期間開始時におけるオープン売掛/未収金、期間中の請求活動、期間終了時におけるオープン売掛/未収金と現行売掛/未収金)を表示します。
このレポートは、期間中の回収済金額と期間末日における遅延売掛/未収金額に基づいて回収の分析を支援します。
「回収効率索引」レポートを使用すると、次のようなビジネス上の質問に回答できます。
特定の回収担当者の当期と前期における回収効率はどうか?
ある営業単位を別の営業単位と比較して回収効率はどうか?
最も回収に成功している顧客は回収効率索引によればどこか?
最も回収に成功していない顧客は回収効率索引によればどこか?
「回収効率索引」レポートから基礎となるレポートにドリルダウンすると、詳細情報を表示できます。ドリル可能な詳細レポートは、次のとおりです。
オープン売掛/未収金詳細。「取引詳細」レポートを参照してください。
現行売掛/未収金詳細。「取引詳細」レポートを参照してください。
このレポートには、次の一意のヘッダーと計算方法が表示されます。
回収効率索引: 与えられた期間を超える回収の効率を示す指標。計算式は次のとおりです。
[開始時オープン売掛/未収金 + (請求金額 / 月数) - 終了時オープン売掛/未収金 ] / [開始時オープン売掛/未収金 + (請求金額 / 月数) - 終了時現行売掛/未収金]
月数 = 請求金額の計算に使用する対象期間の日数 /30。ここで、
開始日は選択した期間の最初の日です。
終了日は現在日またはシステム日付のうちどちらか早い日付です。
増減: 当期間と前期間の回収効率索引の変化。
開始時オープン売掛/未収金: 期間初日における未収の売掛金額。
請求金額: 選択期間中に入力されたすべての取引、クレジット、修正、アサイメントの合計額。この金額に含まれる取引区分はDSOの定義において選択された区分に依存します。詳細は、『Oracle Daily Business Intelligenceインプリメンテーション・ガイド』の「Receivablesの実装手順」を参照してください。
終了時オープン売掛/未収金: 現在日における未収の売掛金額。
終了時現行売掛/未収金: 支払期日が現在日より後の売掛/未収金の総額。
「売掛管理」ダッシュボードKPIの詳細は、「売掛管理キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「売掛管理」ダッシュボードの概念の詳細は、「「売掛管理」ダッシュボードおよび「売掛ステータス」ダッシュボードの概念」を参照してください。
関連項目
「回収効率要約」レポートは、回収効率に関連する測定基準を、営業単位別、顧客別、回収担当者別、産業別に表示します。このレポートでは、選択した期間における回収効率索引、加重平均支払日数、平均延滞日数、加重平均支払済期間、請求金額、領収額を確認できます。
回収効率索引と平均延滞日数は回収効率の指標です。回収効率索引の計測値はオープン売掛/未収金に基づいており、平均延滞日数は支払済売掛/未収金に基づいています。
このレポートは、回収済金額と未回収のオープン売掛/未収金額および遅延売掛/未収金額に基づいて回収効率の分析を支援します。
「回収効率要約」レポートを使用すると、次のようなビジネス上の質問に回答できます。
延滞率が最も高いのはどの営業単位か?
最もよい支払履歴を記録している顧客はどこか?
「回収効率要約」レポートから基礎となるレポートにドリルダウンすると、詳細情報を表示できます。ドリル可能な詳細レポートは、次のとおりです。
このレポートには、次の一意のヘッダーと計算方法が表示されます。
加重平均支払日数: 支払済売掛/未収金について、売掛金額に可重した取引日と入金日の間の平均日数。計算式は次のとおりです。
[各借方項目への消込金額 * 取引日から入金日または修正日までの日数]の合計 / [対象期間中の消込金額]の合計
加重平均延滞日数: 支払済売掛/未収金について、支払期日と入金日の間の平均日数。計算式は次のとおりです。
加重平均支払日数 - 加重平均支払済期間、または
[(入金日 - 期日) * 消込金額]の合計 / [対象期間中の消込金額]の合計
加重平均支払済期間: 支払済売掛/未収金について、売掛金額に可重した支払済期間の平均日数。計算式は次のとおりです。
[各借方項目への消込金額 * 取引日から期日までの日数]の合計 / [対象期間中の消込金額]の合計
請求金額: 当期中のすべての取引金額と、すべてのクレジット、修正、アサイメントの合計額。
入金額: 対象期間中に受領した入金額の合計。この計測値では、いったんある月が選択されると、現在日パラメータで選択した日付にかかわりなく、その月に計上された入金がすべて含まれます。たとえば現在日としてJan-15(1月15日)を選択すると、入金額合計には1月に計上されたすべての入金が含まれます。
「売掛管理」ダッシュボードKPIの詳細は、「売掛管理キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「売掛管理」ダッシュボードの概念の詳細は、「「売掛管理」ダッシュボードおよび「売掛ステータス」ダッシュボードの概念」を参照してください。
関連項目
「回収効率トレンド」レポートは、当年度と前年度の回収効率のトレンドを表示します。
このレポートによって、すべてまたは一部を選択した営業単位別、顧客別、回収担当者別、産業別の回収効率のトレンドを分析できます。
このレポートは回収効率の評価を支援するもので、回収効率索引と平均延滞日数で計測される回収効率が時間経過とともにどう増減したかを示します。加重平均支払日数、加重平均支払済期間、入金額が、回収効率索引と平均延滞日数を計測するコンテキストを提供します。業績が季節変動する会社の場合、今年度のトレンドを前年度のトレンドと比較するグラフが、回収効率の値を評価するのに有効なコンテキストを提供します。
「回収効率トレンド」レポートを使用すると、次のようなビジネス上の質問に回答できます。
回収効率索引は前年度と比較して増加したか?
ある月の加重平均支払日数を前年度の同月と比較した差は?
特定の顧客の平均延滞日数のトレンドはどうか?
「回収効率トレンド」レポートから基礎となるレポートにドリルダウンすると、詳細情報を表示できます。ドリル可能な詳細レポートは、次のとおりです。
このレポートに固有のヘッダーまたは計算方法はありません。
「売掛管理」ダッシュボードKPIの詳細は、「売掛管理キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「売掛管理」ダッシュボードの概念の詳細は、「「売掛管理」ダッシュボードおよび「売掛ステータス」ダッシュボードの概念」を参照してください。
関連項目
「入金活動」レポートは、営業単位別、顧客別、回収担当者別、産業別の入金活動を表示します。レポートには、選択した期間中の入金の件数と金額、入金消込の件数と金額、戻し処理の件数と金額が表示されます。
入金消込は、入金消込部門が行った作業量を示します。戻し処理はめったに発生しない例外処理です。入金が戻し処理になるケースを通常から把握しておくことにより、戻し処理が通常を超える水準まで増加したときに異常を発見できるようになります。
「入金活動」レポートを使用すると、次のようなビジネス上の質問に回答できます。
特定の営業単位の入金の合計件数と合計金額はどうか?
特定の営業単位または顧客において消込済みの入金額はいくらか?
当期に処理された入金戻し処理は何件か?
受取済みの支払について、特定の顧客または営業単位の支払いまでの平均日数はどうか?
「入金活動」レポートから基礎となるレポートにドリルダウンすると、詳細情報を表示できます。ドリル可能な詳細レポートは、次のとおりです。
注意: 表示別パラメータを「顧客アカウント」に設定した状態で「入金活動」レポートから「入金活動トレンド」レポートへドリルすると、顧客が複数の顧客アカウントを選択していた場合にドリル中の数値が整合しない可能性があります。
消込済入金活動詳細。「入金活動詳細」レポートを参照してください。
このレポートには、次の一意のヘッダーと計算方法が表示されます。
入金消込: 消込済入金の件数に対する処理済消込の件数。
入金額合計: 対象期間中に受領した入金額の合計。この計測値では、いったんある月が選択されると、現在日パラメータで選択した日付にかかわりなく、その月に計上された入金がすべて含まれます。たとえば現在日としてJan-15(1月15日)を選択すると、入金額合計には1月に計上されたすべての入金が含まれます。
合計入金件数: 対象期間中に受領した入金の件数。この計測値では、いったんある月が選択されると、現在日パラメータで選択した日付にかかわりなく、その月に計上された入金がすべて含まれます。
「売掛管理」ダッシュボードKPIの詳細は、「売掛管理キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「売掛管理」ダッシュボードの概念の詳細は、「「売掛管理」ダッシュボードおよび「売掛ステータス」ダッシュボードの概念」を参照してください。
関連項目
「入金活動トレンド」レポートは、すべてまたは一部を選択した営業単位別、顧客別、回収担当者別、産業別の入金活動のトレンドを表示できます。このレポートでは、指定した期間中の入金総額と消込済入金の合計額を確認できます。
このレポートは、対象期間中の入金総額と消込済入金額の分析を支援します。トレンド・グラフによって、自分の会社や部門の作業負担や入金処理効率が、ビジネスの季節的な変動要因の影響をどのように受けるか視覚化できます。
「入金活動トレンド」レポートを使用すると、次のようなビジネス上の質問に回答できます。
入金消込の件数は直前の期間中にどう増減したか?
「入金活動トレンド」レポートから基礎となるレポートにドリルダウンすると、詳細情報を表示できます。ドリル可能な詳細レポートは、次のとおりです。
このレポートに固有のヘッダーまたは計算方法はありません。
「売掛管理」ダッシュボードKPIの詳細は、「売掛管理キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「売掛管理」ダッシュボードの概念の詳細は、「「売掛管理」ダッシュボードおよび「売掛ステータス」ダッシュボードの概念」を参照してください。
関連項目
「割引要約」レポートは、営業単位別、顧客別、産業別の割引状況を表示します。このレポートには、割引の件数と金額、割引を期限内と期限外に区分したときの各金額、消込済入金額、加重平均した支払日数と支払済期間が表示されます。
このレポートは提供された割引の有効性の評価を支援するものです。たとえば割引総額に占める期限外割引の割合が高い場合は、効果的な割引が実施できていません。また、消込済入金総額に占める割引額の割合が高いと同時に加重平均支払日数も長い場合も、効果的な割引が実施できていません。割引が効果的でない場合は割引の提供を再考したほうがよいかもしれません。
「割引要約」レポートを使用すると、次のようなビジネス上の質問に回答できます。
特定の顧客に適用された割引の総額はいくらか?
特定の営業単位が計上した割引の総額はいくらか?
特定の顧客に対する適用割引のうち期限外となった金額はいくらか?
特定の営業単位が計上した割引のうち期限内となった金額はいくらか?
ある営業単位を別の営業単位と比較して期限外割引額が多いのはどちらか?
「割引要約」レポートから基礎となるレポートにドリルダウンすると、詳細情報を表示できます。ドリル可能な詳細レポートは、次のとおりです。
消込済入金活動詳細。「入金活動詳細」レポートを参照してください。
このレポートには、次の一意のヘッダーと計算方法が表示されます。
仕入割引: 金額: 選択した期間内の仕入割引の合計金額。
仕入割引: 消込済入金%: 消込済入金の総額に対する仕入割引の総額の割合(パーセント)。
期限内割引: 割引合計%: 仕入割引の総額に対する期限内割引の総額の割合(パーセント)。
期限外割引: 割引合計%: 仕入割引の総額に対する期限外割引の総額の割合(パーセント)。
「売掛管理」ダッシュボードKPIの詳細は、「売掛管理キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「売掛管理」ダッシュボードの概念の詳細は、「「売掛管理」ダッシュボードおよび「売掛ステータス」ダッシュボードの概念」を参照してください。
関連項目
「オープン売掛/未収金: 遅延パーセント」レポートは、遅延売掛金の金額がオープン売掛金に占める割合(パーセント)を営業単位別、顧客別、回収担当者別に表示し、現在日における遅延売掛金額の割合を、前期間の最終日や前年度と視覚的に比較できるようにします。
このレポートは「売掛管理」ダッシュボードの「オープン売掛/未収金: 遅延パーセント」グラフをサポートしています。このレポートは回収効率索引を補助しますが、これは回収効率索引がおもに、回収効率が評価される期間の開始日と終了日におけるオープン売掛金の遅延の割合の影響を受けるためです。
「オープン売掛/未収金: 遅延パーセント」レポートを使用すると、次のようなビジネス上の質問に回答できます。
遅延パーセントは過去一年間にどう増減したか?
「オープン売掛/未収金: 遅延パーセント」レポートから基礎となるレポートにドリルダウンすると、詳細情報を表示できます。ドリル可能な詳細レポートは、次のとおりです。
オープン売掛/未収金詳細。「取引詳細」レポートを参照してください。
このレポートには、次の一意のヘッダーと計算方法が表示されます。
遅延売掛/未収金: オープン売掛/未収金%: オープン売掛/未収金%の金額に対する遅延売掛/未収金の総額の割合(パーセント)。
「売掛管理」ダッシュボードKPIの詳細は、「売掛管理キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「売掛管理」ダッシュボードの概念の詳細は、「「売掛管理」ダッシュボードおよび「売掛ステータス」ダッシュボードの概念」を参照してください。
関連項目
「取引詳細」レポートは、次に示すレポートからのドリルダウンをサポートします。
このレポートは、取引番号、区分、タイプ、日付、最初の期日、取引金額、当初金額、調整済金額、残高、係争中の金額、日数、ソースなどの詳細情報を表示します。取引詳細レベルまでドリルダウンすると、問題や例外の原因をピンポイントで特定できます。たとえば特定の顧客の遅延金額の増加原因が不明の場合、その顧客の記録からドリルダウンして金額の背後にある取引の一覧を表示できます。
注意: このレポートはより上位のレポートからのドリルダウンによってのみアクセス可能で、直前のレポートで選択したパラメータが引き継いで適用されます。レポートのタイトルは、ドリルダウン元によって変わります。直前のレポートから引き継がれるパラメータを変更することはできません。
「売掛管理」ダッシュボードからドリルできる取引詳細レポートは、次のとおりです。
オープン売掛/未収金詳細: 「現在日」時点で、全額支払済ではない取引の詳細が表示されます。
遅延売掛/未収金詳細: 現在日以前に少なくとも1件の支払期日のある取引に絞って詳細を表示します。
「遅延売掛/未収金詳細」レポートとしては次のレポートも提供されています。
年齢調べ範囲の遅延売掛/未収金詳細: ドリル元の経過時間別に区分けして取引が表示されます。
現行売掛/未収金詳細: 現在日以後に少なくとも1件の支払期日のある取引に絞って詳細を表示します。
「現行売掛/未収金詳細」レポートとしては次のレポートも提供されています。
年齢調べ範囲の現行売掛/未収金詳細: ドリル元の経過時間別に区分けして取引が表示されます。
「取引詳細」レポートから基礎となるレポートにドリルダウンすると、詳細情報を表示できます。ドリル可能な詳細レポートは、次のとおりです。
請求書(請求提示アーキテクチャから提供される)については、『Oracle Bill Presentment Architecture User Guide』の請求提示アーキテクチャの使用方法に関する項を参照してください。
受注情報(受注管理から提供される)については、『Oracle Order Managementユーザーズ・ガイド』の売上受注情報に関する項を参照してください。
このレポートには、次の一意のヘッダーと計算方法が表示されます。
取引金額: 取引通貨で表示された当初の取引金額。
当初金額: レポートの「通貨」パラメータで選択した通貨で表示された当初の取引金額。
請求金額: ドリル元の経過期間別区分で選択した範囲に含まれる取引の金額。たとえば遅延金額をドリルして詳細レポートを表示する場合はこの欄に遅延分の取引のみが表示されます。この限定は複数の支払に分割されている取引で、支払の一部が遅延し一部は現行の場合にも適用されます。
「売掛管理」ダッシュボードKPIの詳細は、「売掛管理キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「売掛管理」ダッシュボードの概念の詳細は、「「売掛管理」ダッシュボードおよび「売掛ステータス」ダッシュボードの概念」を参照してください。
関連項目
「取引活動詳細」レポートは、次に示すレポートからのドリルダウンをサポートします。
このレポートは、取引番号、区分、タイプ、日付、最初の期日、取引金額、当初金額、調整済金額、残高、係争中の金額、日数、ソースを表示します。取引詳細レベルまでドリルダウンすると、問題や例外の原因をピンポイントで特定できます。たとえば特定の期間の請求活動の金額が予想より多かった場合、その記録からドリルダウンして金額の背後にある取引の一覧を表示できます。
注意: このレポートはより上位のレポートからのドリルダウンによってのみアクセス可能で、直前のレポートで選択したパラメータが引き継いで適用されます。レポートのタイトルは、ドリルダウン元によって変わります。直前のレポートから引き継がれるパラメータを変更することはできません。
「売掛管理」ダッシュボードからドリルできる取引活動詳細レポートは、次のとおりです。
請求活動詳細。「取引活動詳細」レポートを参照してください。
次の追加の請求活動詳細レポートも使用できます。
請求活動詳細。「取引活動詳細」レポートを参照してください。
デビット・メモ活動詳細。「取引活動詳細」レポートを参照してください。
チャージバック活動詳細。「取引活動詳細」レポートを参照してください。
「取引活動詳細」レポートから基礎となるレポートにドリルダウンすると、詳細情報を表示できます。ドリル可能な詳細レポートは、次のとおりです。
請求書(請求提示アーキテクチャから提供される)については、『Oracle Bill Presentment Architecture User Guide』の請求提示アーキテクチャの使用方法に関する項を参照してください。
受注情報(受注管理から提供される)については、『Oracle Order Managementユーザーズ・ガイド』の売上受注情報に関する項を参照してください。
このレポートに固有のヘッダーまたは計算方法はありません。
「売掛管理」ダッシュボードKPIの詳細は、「売掛管理キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「売掛管理」ダッシュボードの概念の詳細は、「「売掛管理」ダッシュボードおよび「売掛ステータス」ダッシュボードの概念」を参照してください。
関連項目
「入金活動詳細」レポートは、次に示すレポートからのドリルダウンをサポートします。
このレポートは、入金番号、入金日付、GL日付、支払方法、ステータス、入金額、消込金額、期限内割引額、期限外割引額を表示します。入金詳細レベルへドリルダウンすると、問題や例外の原因をピンポイントで特定できます。たとえば特定の顧客からの入金が予想より多くてその理由が分からない場合、その顧客の記録からドリルダウンして金額の背後にある入金の一覧を表示できます。
注意: このレポートはより上位のレポートからのドリルダウンによってのみアクセス可能で、直前のレポートで選択したパラメータが引き継いで適用されます。レポートのタイトルは、ドリルダウン元によって変わります。直前のレポートから引き継がれるパラメータを変更することはできません。
「売掛管理」ダッシュボードからドリルできる入金活動詳細レポートは、次のとおりです。
入金詳細: 入金日またはGL記帳日が、現在日およびドリル元で選択した期間で決定される選択期間内に含まれる入金の詳細を表示します。「「入金活動」レポート」を参照してください。
消込済入金活動詳細:現在日およびドリル元で選択した期間で決定される選択期間内に消し込まれた入金の詳細を表示します。「「入金活動」レポート」を参照してください。
「入金活動詳細」レポートから基礎となるレポートにドリルダウンすると、詳細情報を表示できます。ドリル可能な詳細レポートは、次のとおりです。
このレポートに固有のヘッダーまたは計算方法はありません。
「売掛管理」ダッシュボードKPIの詳細は、「売掛管理キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「売掛管理」ダッシュボードの概念の詳細は、「「売掛管理」ダッシュボードおよび「売掛ステータス」ダッシュボードの概念」を参照してください。
関連項目
「入金詳細」レポートは、次に示すレポートからのドリルダウンをサポートします。
このレポートは、入金番号、入金日付、GL日付、支払方法、ステータス、入金額、消込金額、期限内割引額、期限外割引額を表示します。入金詳細レベルへドリルダウンすると、問題や例外の原因をピンポイントで特定できます。たとえば特定の顧客からの未消込入金額が予想より多い場合、その顧客の記録からドリルダウンして金額の背後にある入金の一覧を表示できます。
注意: このレポートはより上位のレポートからのドリルダウンによってのみアクセス可能で、直前のレポートで選択したパラメータが引き継いで適用されます。レポートのタイトルは、ドリルダウン元によって変わります。直前のレポートから引き継がれるパラメータを変更することはできません。
「売掛ステータス」と「売掛管理」の各ダッシュボードからドリルできる入金詳細レポートとして、次のレポートがあります。
未消込入金詳細: 現在日において未消込の残高がある入金の詳細を表示します。「「入金詳細」レポート」を参照してください。
さらに次のレポートが利用できます。
年齢調べ範囲の未消込入金詳細。「入金詳細レポート」を参照してください。
消込済入金詳細: 現在日において消込の残高がある入金の詳細を表示します。「「入金詳細」レポート」を参照してください。
「入金詳細」レポートから基礎となるレポートにドリルダウンすると、詳細情報を表示できます。ドリル可能な詳細レポートは、次のとおりです。
このレポートに固有のヘッダーまたは計算方法はありません。
「売掛管理」ダッシュボードKPIの詳細は、「売掛管理キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「売掛管理」ダッシュボードの概念の詳細は、「「売掛管理」ダッシュボードおよび「売掛ステータス」ダッシュボードの概念」を参照してください。
関連項目
「入金残高詳細」レポートは、個別の入金の残高の詳細を表示します。このレポートで入金の、未定、消込済、対顧客勘定、未消込、現金要求、前払金の各残高が参照できます。
このレポートは別のより上位のレポートで例外に遭遇した場合にその原因を調査したり、顧客の要求に応えるときに使用します。
「入金残高詳細」レポートから基礎となるレポートにドリルダウンすると、詳細情報を表示できます。ドリル可能な詳細レポートは、次のとおりです。
このレポートに固有のヘッダーまたは計算方法はありません。
「売掛管理」ダッシュボードKPIの詳細は、「売掛管理キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「売掛管理」ダッシュボードの概念の詳細は、「「売掛管理」ダッシュボードおよび「売掛ステータス」ダッシュボードの概念」を参照してください。
関連項目
「取引活動履歴」レポートには、個別取引の活動履歴の詳細が表示されます。このレポートには、ある取引に対してとられたアクションと、そのアクションの日付およびユーザー職責が表示されます。
このレポートは別のより上位のレポートで例外に遭遇した場合にその原因を調査したり、顧客の要求に応えるときに使用します。
レポートのタイトルは、ドリルダウン元によって変わります。
「取引詳細」および「取引活動詳細」からドリルできる取引活動詳細レポートは、次のとおりです。
請求活動詳細。「取引活動詳細」レポートを参照してください。
デビット・メモ活動詳細。「取引活動詳細」レポートを参照してください。
受取手形活動詳細。「取引活動詳細」レポートを参照してください。
チャージバック活動詳細。「取引活動詳細」レポートを参照してください。
預り金活動詳細。「取引活動詳細」レポートを参照してください。
「取引活動履歴」レポートから基礎となるレポートにドリルダウンすると、詳細情報を表示できます。ドリル可能な詳細レポートは、次のとおりです。
消込済入金詳細。「入金活動詳細」レポートを参照してください。
このレポートには、次の一意のヘッダーと計算方法が表示されます。
日付: その活動がシステムに入力された日付を参照します。処理が有効になった日付ではありません。
「売掛管理」ダッシュボードKPIの詳細は、「売掛管理キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「売掛管理」ダッシュボードの概念の詳細は、「「売掛管理」ダッシュボードおよび「売掛ステータス」ダッシュボードの概念」を参照してください。
関連項目
「支払予定および割引」レポートでは、個別取引の支払予定や割引金額の詳細が表示されます。このレポートには、支払予定の番号、期日、金額、割引額が表示されます。
このレポートは別のより上位のレポートで例外に遭遇した場合にその原因を調査したり、顧客の要求に応えるときに使用します。
このレポートに固有のヘッダーまたは計算方法はありません。
「売掛管理」ダッシュボードKPIの詳細は、「売掛管理キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「売掛管理」ダッシュボードの概念の詳細は、「「売掛管理」ダッシュボードおよび「売掛ステータス」ダッシュボードの概念」を参照してください。
関連項目
「売掛/未収金ステータス」ダッシュボードはある時刻における売掛金残高の要約を示すビューを提供します。このダッシュボードには、遅延売掛金額、オープン売掛金額、未消込入金額に加えて、売掛金の経過期間分布、顧客の平均延滞日数が表示されます。
このダッシュボードは「現在日」パラメータに基づくKPIに的を絞っています。KPIの詳細は、「「売掛/未収金ステータス」キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。
毎日の業務において売掛上の問題点を効率よく解決していくことは、注文から入金までの全体の流れの中で非常に重要な部分のひとつです。「「売掛/未収金ステータス」ダッシュボードは部門の中のすぐに対応や調査が必要な領域を特定し、その優先順位を付けるのに役だちます。このダッシュボードによって顧客の活動を定期的にモニターし、回収が遅れている顧客の中で接触する優先順位を付けることができます。回収が最も遅れている顧客について参考情報を収集し、回収のための最善の手段と姿勢を決定します。マネージャはまた入金の動向も定期的にモニターし、回収にともなう消込みが滞りなく処理されるよう営業単位を支援します。
このダッシュボードによってマネージャは顧客の活動を定期的にモニターし、回収が遅れている顧客については深刻な問題になるまえに接触する優先順位を付けることができます。マネージャは回収が最も遅れている顧客について参考情報を収集し、回収のための最善の手段と姿勢を決定します。マネージャはまた入金の動向も定期的にモニターし、回収にともなう消込みが滞りなく処理されるよう部門を支援します。
このダッシュボードには次の2つのコンテンツ領域が含まれます。
「上位遅延顧客」コンテンツ領域には、指定した時点における遅延売掛金額と上位10社の遅延顧客が表示されます。「上位遅延顧客」の表とグラフには最後に更新した日付における上位10社の遅延顧客が常に表示され、現在日パラメータの制御を受けません。
「未消込入金」コンテンツ領域には、今年度と前年度の未消込入金の総額を示す「未消込入金」グラフが表示されます。
Oracle Daily Business Intelligenceの詳細は、「Daily Business Intelligenceの概要」を参照してください。
このダッシュボードには、次のレポートが含まれています。
関連項目
このダッシュボードに表示されるKPIは、次のとおりです。
オープン売掛/未収金: 未収の売掛金の総額。The sum of 遅延売掛/未収金と現行売掛/未収金の合計額。
オープン売掛/未収金%: 遅延売掛/未収金: 支払期日が現在日より前の売掛/未収金の総額。
オープン売掛/未収金%: 現行売掛/未収金: 支払期日が現在日より後の売掛/未収金の総額。
加重未処理期間: 未収売掛金の金額に可重した平均期間。
加重売上債権回転延滞日数: 遅延売掛/未収金について、金額に可重した支払期日と現在日の間の平均日数。
入金合計(ロール 30日間): この期間に回収した受取金の金額。
未消込入金: 未消込入金の合計金額。
未消込入金件数: 未消込入金の合計件数。
「オープン売掛/未収金要約」レポートは、組織のオープン売掛金の概要を、営業単位別、顧客別、回収担当者別に表示します。このレポートではオープン売掛金の総額を現行と遅延の2つのカテゴリに分類し、要約レベルの情報としてオープン売掛金の金額と件数、未回収売掛金の可重平均未処理日数(加重未処理期間)、遅延売掛金の可重平均延滞日数(加重売上債権回転延滞日数)が提供されます。
このレポートは回収の努力や顧客との関係を毎日管理するのを支援します。回収の努力をどの顧客に対して集中させ、どのようなトーンで回収を行うべきかを判断できるように、遅延売掛金の金額とオープン売掛金に占める遅延売掛金の割合を提示します。
与信上限に対するオープン売掛金額の割合(パーセント)の高い順に顧客をソートして表示することで、どの顧客からの回収を優先してそれらの顧客への与信枠を確保し、今後も取引を継続できるようにするか判断できます。
詳細は、このレポートをドリルして、遅延売掛金と現行売掛金の経過期間別区分の要約や取引詳細を参照できます。
「オープン売掛/未収金要約」レポートを使用すると、次のようなビジネス上の質問に回答できます。
オープン売掛/未収金の合計額はいくらか?
遅延売掛/未収金の合計額はいくらか?
現行売掛/未収金の合計額はいくらか?
顧客で遅延請求書が一番多いのはどこか?
顧客で遅延請求書の金額が一番多いのはどこか?
「オープン売掛/未収金要約」レポートから基礎となるレポートにドリルダウンすると、詳細情報を表示できます。ドリル可能な詳細レポートは、次のとおりです。
オープン売掛/未収金詳細。「取引詳細」レポートを参照してください。
遅延売掛/未収金詳細。「取引詳細」レポートを参照してください。
現行売掛/未収金詳細。「取引詳細」レポートを参照してください。
このレポートには、次の一意のヘッダーと計算方法が表示されます。
オープン売掛/未収金: 金額: 未収の売掛金の総額(オープンなすべての借方項目、請求書、デビット・メモ、チャージバック、前受/預り金、受取手形の合計額)。
オープン売掛/未収金: カウント: 残高が0でないすべての借方項目の合計数。
オープン売掛/未収金: 加重未処理期間: 未収売掛金について、その金額に可重した平均期間。計算式は次のとおりです。
(個別の予定支払金額の合計額 * 取引日から支払予定期日までの日数) / (すべての予定支払金額の合計額)
遅延売掛/未収金: 金額: 現在日以前に支払予定期日がある未払借方項目の合計金額。
遅延売掛/未収金: オープン売掛/未収金%: オープン売掛/未収金%の金額に対する遅延売掛/未収金の総額の割合(パーセント)。
遅延売掛/未収金: カウント: 現在日以前に支払期日があるオープン項目の合計数。
遅延売掛/未収金: 加重売上債権回転延滞日数: 現在日以前に支払予定期日がある未払請求書に基づく遅延請求書の加重平均延滞日数。計算式は次のとおりです。
(個別の遅延支払予定金額の合計額 * 期日から現在日までの日数) / (すべての遅延支払予定金額の合計額)
現行売掛/未収金: 金額: 現在日以後に支払予定期日がある未払借方項目の合計金額。
現行売掛/未収金: カウント: 現在日およびそれ以後に支払期日があるオープン項目の合計数。
「売掛ステータス」ダッシュボードKPIの詳細は、「「売掛/未収金ステータス」キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「売掛ステータス」ダッシュボードの概念の詳細は、「「売掛管理」ダッシュボードおよび「売掛ステータス」ダッシュボードの概念」を参照してください。
関連項目
「純売掛金要約」レポートは、オープン売掛金の取引を表示するとともに、オープン売掛金額に影響を与える可能性があるすべての与信および支払関連の金額を提供します。この与信および支払関連の金額には、対顧客勘定クレジット、未消込預り金、未消込入金、対顧客勘定入金、要求、前払金が含まれます。
このレポートにはオープン売掛金額を構成する取引区分(請求書、デビット・メモ、チャージバック、受取手形、未払預り金)も表示されます。レポートでは、これらの情報を営業単位別、顧客別、回収担当者別に分析できます。
このレポートはオープン売掛金の構成要素を視覚的に示すのみでなく、顧客から新しい支払がないときでもオープン売掛金の残高に影響する与信と支払の残高の構成要素を示します。このレポートでは、レポート内に表示された残高の減らし方を決定するための参考情報を提供します。
たとえば、未消込入金、未消込預り金、対顧客勘定クレジット、対顧客勘定入金は、請求書と入金を対応付けるか、または顧客の合意を得たうえで対顧客勘定クレジットまたは対顧客勘定入金を支払に使用することによって、オープン売掛金の消し込みに適用できます。これらの処理はオープン売掛金の残高を減らすとともに、未消込入金、未消込預り金、対顧客勘定クレジット、対顧客勘定入金の残高も減らします。
前払金の金額が視覚化されることによって必要な作業の内容と分量が確認でき、負債である前払金の残高は請求書に変換されて収益として計上できます。一部のビジネスにおける前払金の請求書への変換例では、受注(オーダー)が出荷されるときに前払金が請求書に変換されます。
要求の内訳金額が視覚化されることによって、係争を解決して要求を軽減するためにより多くのリソースを投入するかどうか判断できます。
「純売掛金要約」レポートを使用すると、次のようなビジネス上の質問に回答できます。
純売掛金の合計額はいくらか?
未処理の請求書の合計額はいくらか?
オープン売掛/未収金が対応する取引区分はどれか?
デビット・メモの金額が最も多いのはどの顧客か?
貸方品目の各カテゴリの合計額はいくらか?
「純売掛金要約」レポートから基礎となるレポートにドリルダウンすると、詳細情報を表示できます。ドリル可能な詳細レポートは、次のとおりです。
請求書詳細。「取引詳細」レポートを参照してください。
デビット・メモ詳細。「取引詳細」レポートを参照してください。
チャージバック詳細。「取引詳細」レポートを参照してください。
未消込入金詳細。「入金詳細」レポートを参照してください。
このレポートには、次の一意のヘッダーと計算方法が表示されます。
純売掛金: 請求書、デビット・メモ、チャージバック、受取手形、未払前受/預り金、対顧客勘定クレジットを含む未消込クレジット項目、未消込前受/預り金、未消込入金、対顧客勘定入金、オープン要求、前払金を含むオープン売掛金の合計額。
「売掛ステータス」ダッシュボードKPIの詳細は、「「売掛/未収金ステータス」キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「売掛ステータス」ダッシュボードの概念の詳細は、「「売掛管理」ダッシュボードおよび「売掛ステータス」ダッシュボードの概念」を参照してください。
関連項目
「遅延売掛/未収金年齢調べ要約」レポートは、遅延売掛金の経過時間別区分を営業単位別、顧客別、回収担当者別に表示できます。
このレポートによって回収部門は自社の遅延売掛金の状況を視覚的に明瞭に把握できるようになります。このレポートは遅延売掛金額を経過時間別のバケットに区分して表示します。バケットは設定時に最大で7個まで定義できます。それぞれの経過時間バケットについて遅延売掛金の詳細を要約レベルで確認でき、遅延売掛金のうち係争中の金額も確認できます。
このレポートによって、どの営業単位や顧客や回収担当者が経過時間の長いバケットに多くの金額を計上しているか確認できます。顧客の支払が遅れれば遅れるほど、その顧客から売掛金の全額を回収するのが難しくなります。このレポートによって回収部門は顧客の遅延売掛金の状況を視覚的に明瞭に把握できるようになるため、問題の領域に焦点を合わせた回収努力を展開できます。問題の領域を特定することによって、支払を得るためにどのアカウントと会うべきかを速やかに決定できます。
「遅延売掛/未収金年齢調べ要約」レポートを使用すると、次のようなビジネス上の質問に回答できます。
特定の顧客に対する遅延売掛/未収金はいくらか?
特定の顧客の遅延売掛/未収金の経過時間別構成はどうか?
遅延売掛/未収金のうち係争中の金額はいくらか?
「遅延売掛/未収金年齢調べ要約」レポートから基礎となるレポートにドリルダウンすると、詳細情報を表示できます。ドリル可能な詳細レポートは、次のとおりです。
オープン売掛/未収金詳細。「取引詳細」レポートを参照してください。
遅延売掛/未収金詳細。「取引詳細」レポートを参照してください。
年齢調べ範囲の遅延売掛/未収金詳細。「取引詳細」レポートを参照してください。
このレポートには、次の一意のヘッダーと計算方法が表示されます。
係争中: 金額: すべての遅延取引における係争中の金額の合計額。
係争中: 合計%: 遅延取引における係争中の取引の割合(パーセント)。
「売掛ステータス」ダッシュボードKPIの詳細は、「「売掛/未収金ステータス」キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「売掛ステータス」ダッシュボードの概念の詳細は、「「売掛管理」ダッシュボードおよび「売掛ステータス」ダッシュボードの概念」を参照してください。
関連項目
営業単位別、顧客別、回収担当者別に表示できます。
このレポートは現行売掛金を経過時間別バケットに区分して表示します。バケットは設定時に最大で3個まで定義できます。それぞれの経過時間バケットについて現行売掛金の詳細を要約レベルで確認でき、加重未処理期間も確認できます。
このレポートは資金予測や顧客との関係を毎日管理するのを支援します。たとえば期日を迎える売掛金の内訳と金額を把握していれば、会社の収益の流れが把握できるとともに資金予測の助けになります。
このレポートで顧客のオープン売掛金の金額と現行売掛金に与えられた期間も確認できます。顧客に余裕のある期間が与えられている場合は、その余裕に妥当な裏付けがあるかどうかをよく検討してください。
「現行売掛/未収金要約」レポートを使用すると、次のようなビジネス上の質問に回答できます。
特定の営業単位の加重平均未払期間はどうか?
今月支払予定の売掛/未収金はいくらか?
来月支払予定の売掛/未収金はいくらか?
「現行売掛/未収金要約」レポートから基礎となるレポートにドリルダウンすると、詳細情報を表示できます。ドリル可能な詳細レポートは、次のとおりです。
オープン売掛/未収金詳細。「取引詳細」レポートを参照してください。
現行売掛/未収金詳細。「取引詳細」レポートを参照してください。
年齢調べ範囲の現行売掛/未収金詳細。「取引詳細」レポートを参照してください。
このレポートには、次の一意のヘッダーと計算方法が表示されます。
現行売掛/未収金: 加重未処理期間: 現在日またはそれ以前に支払予定期日がある取引の加重平均期間。計算式は次のとおりです。
(個別の予定支払金額の合計額 * 取引日から支払予定期日までの日数) / (すべての予定支払金額の合計額)
「売掛ステータス」ダッシュボードKPIの詳細は、「「売掛/未収金ステータス」キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「売掛ステータス」ダッシュボードの概念の詳細は、「「売掛管理」ダッシュボードおよび「売掛ステータス」ダッシュボードの概念」を参照してください。
関連項目
「未消込入金要約」レポートは、未消込入金の経過時間別区分を営業単位別、顧客別、回収担当者別に表示できます。
このレポートは入金を未消込入金と消込済入金の2つのカテゴリに分類します。未消込入金の総額と経過期間別の金額分布が、オープン売掛金額と直前ロール30日間の入金合計額と対比して確認できます。
このレポートは入金処理を毎日管理することと入金処理の効率を分析することを支援します。未消込入金の金額や件数が特に多い営業単位を特定できます。未消込入金の経過時間分布によって、長期間にわたって消し込まれていない入金に焦点を当てることができます。未消込金額は自分の作業がオープン売掛金残高にどう影響するかを示し、未消込件数から必要な作業量が推定できます。
「未消込入金要約」レポートを使用すると、次のようなビジネス上の質問に回答できます。
営業単位で未消込の入金額が一番多いのはどこか?
営業単位で未消込の入金額を一番減らしたのはどこか?
顧客で未消込の入金額が多いのはどこか?それらの入金が消し込みされたときのオープン売掛/未収金への影響はどうか?
未消込の入金のうち対応する営業単位が特定されていない金額はいくらか?
30日を超えて未消込のままの入金をかかえている営業単位はないか?
「未消込入金要約」レポートから基礎となるレポートにドリルダウンすると、詳細情報を表示できます。ドリル可能な詳細レポートは、次のとおりです。
オープン売掛/未収金詳細。「オープン売掛/未収金要約」レポートを参照してください。
未消込入金詳細。「入金詳細」レポートを参照してください。
年齢調べ範囲の未消込入金詳細。「入金詳細レポート」を参照してください。
このレポートには、次の一意のヘッダーと計算方法が表示されます。
未消込入金: 金額 現在日における未消込入金の合計額。部分的に消し込まれた入金の場合、未消込部分のみが合計額に加算されます。
未消込入金: 不明% 未消込入金のうち、消込対象が不明な部分の割合(パーセント)。
未消込入金: カウント 全体または一部が未消込の入金の合計数。
入金合計(ロール30日間): 金額 取引日が30日のロール期間中に作成された入金の合計金額。
入金合計(ロール 30日間): カウント 取引日が 30日のロール期間中に作成された入金の合計件数。
注意: 未消込入金は、顧客または顧客アカウントごとに1行ずつ表示され、営業単位ごとに1列ずつ表示されます。
「売掛ステータス」ダッシュボードKPIの詳細は、「「売掛/未収金ステータス」キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「売掛ステータス」ダッシュボードの概念の詳細は、「「売掛管理」ダッシュボードおよび「売掛ステータス」ダッシュボードの概念」を参照してください。
関連項目
「未消込入金トレンド」レポートは、未消込入金のトレンドを営業単位別、顧客別、回収担当者別に表示できます。このレポートで未消込入金の金額と件数のローリング・トレンドを確認することにより、入金の消込の金額と即時性を分析できます。
このレポートは、入金総額を前提として未消込入金の金額と件数のトレンドを分析することによって、入金処理の有効性を評価するのに役だちます。トレンド・グラフによって、自分の部門の回収効率がビジネスの季節的な変動の影響をどのように受けるのか確認できます。未消込金額は自分の作業がオープン売掛金残高にどう影響するかを示し、未消込件数から必要な作業量が推定できます。
「未消込入金トレンド」レポートを使用すると、次のようなビジネス上の質問に回答できます。
未消込入金の金額または件数で最多を記録したのは前年度の何月か?
特定の営業単位が計上する未消込入金額は過去1年間に改善されたか?
「未消込入金トレンド」レポートから基礎となるレポートにドリルダウンすると、詳細情報を表示できます。ドリル可能な詳細レポートは、次のとおりです。
このレポートに固有のヘッダーまたは計算方法はありません。
「売掛ステータス」ダッシュボードKPIの詳細は、「「売掛/未収金ステータス」キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「売掛ステータス」ダッシュボードの概念の詳細は、「「売掛管理」ダッシュボードおよび「売掛ステータス」ダッシュボードの概念」を参照してください。
関連項目
「上位遅延顧客」レポートは、遅延売掛金額、遅延売掛金に占める係争中の売掛金の割合(パーセント)、上位10社の遅延顧客の加重売上債権回転延滞日数を表示します。
「上位遅延顧客」表には遅延売掛金額が上位10社に入る顧客が含まれます。これらの顧客は期日から遅れた売掛金を多額に抱えているため、優先的に回収に努めるべき候補です。背景となる情報として、加重売上債権回転延滞日数、オープン売掛金に占める遅延売掛金の割合(パーセント)、与信上限に占めるオープン売掛金の割合(パーセント)が提供されており、適切な回収活動が行えるよう支援します。
たとえば上位10社の顧客のうちの1社が、平均して1日の遅延しかなくオープン売掛金額の与信上限に占める割合も小さいとすると、与信リスクは小さく、新たに受注を受けるための与信枠も残っているので、回収部門はその顧客に対して徹底した回収活動を起こす必要はないと判断できます。
反対に、加重売上債権回転延滞日数が長い顧客がいる場合は積極的な回収活動を展開することになります。これは売掛金回収の遅延が長引くほど回収できなくなるリスクが増すためです。その顧客のオープン売掛金額が与信上限に近づいている場合は、回収部門はさらに積極的にその顧客からの回収に努めて、今後の購入に必要な与信枠を確保する必要があります。
このレポートは常に最終の更新日に基づいており、現在日パラメータの制御を受けていません。
ダッシュボードで利用可能な情報に加えて、金額欄をドリルすることによって遅延およびオープンの売掛金額に関する、より詳細なレポートを参照できます。
「上位遅延顧客」レポートを使用すると、次のようなビジネス上の質問に回答できます。
顧客で遅延売掛/未収金の金額が多い上位10社はどこか?
遅延金額で上位10社の顧客に対するオープン売掛/未収金の合計額はいくらか?
係争中の未回収項目は何件あるか?そこに含まれる係争中の売掛/未収金はいくらか?
「上位遅延顧客」レポートから基礎となるレポートにドリルダウンすると、詳細情報を表示できます。ドリル可能な詳細レポートは、次のとおりです。
このレポートには、次の一意のヘッダーと計算方法が表示されます。
遅延売掛/未収金: 係争中%: 各顧客の遅延売掛金のうち、係争中の金額の割合(パーセント)。
遅延売掛/未収金: 加重売上債権回転延滞日数: 特定の顧客についての、現在日以前に支払予定期日がある未払請求書に基づく遅延請求書の加重平均延滞日数。計算式は次のとおりです。
(個別の遅延支払予定金額の合計額 * 期日から現在日までの日数) / (すべての遅延支払予定金額の合計額)
「売掛ステータス」ダッシュボードKPIの詳細は、「「売掛/未収金ステータス」キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「売掛ステータス」ダッシュボードの概念の詳細は、「「売掛管理」ダッシュボードおよび「売掛ステータス」ダッシュボードの概念」を参照してください。
関連項目
「売掛/未収金年齢調べ要約」レポートは、オープン売掛金の経過時間別区分を営業単位別、顧客別、回収担当者別に分析できます。
このレポートは、オープンな売掛金額を現行売掛金と遅延売掛金に区分して表示します。遅延売掛金はさらに最大で7個の経過期間別バケットに区分されます。バケットは設定中に定義でき、この区分によって売掛金の経過期間別の分布を一目で把握できます。
このレポートによって回収部門は自社の売掛金の時間的経過状況を視覚的に明瞭に把握できるようになるため、回収戦略の目標を決定しやすくなります。
「売掛/未収金年齢調べ要約」レポートを使用すると、次のようなビジネス上の質問に回答できます。
遅延売掛/未収金の経過時間スケジュールはどうか?
「売掛/未収金年齢調べ要約」レポートから基礎となるレポートにドリルダウンすると、詳細情報を表示できます。ドリル可能な詳細レポートは、次のとおりです。
このレポートには、次の一意のヘッダーと計算方法が表示されます。
売掛/未収金年齢調べ: 遅延売掛金と現行売掛金合計に対する経過期間区分バケット。
「売掛ステータス」ダッシュボードKPIの詳細は、「「売掛/未収金ステータス」キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「売掛ステータス」ダッシュボードの概念の詳細は、「「売掛管理」ダッシュボードおよび「売掛ステータス」ダッシュボードの概念」を参照してください。
関連項目
「遅延売掛/未収金トレンド」レポートは、当年度と前年度の遅延売掛金の総額のトレンドを表示します。
このグラフで部門の遅延売掛金額を前期や前年度の遅延売掛金額と比較することによって、部門の状況を把握できます。ビジネス業績の季節変動要因が遅延売掛金額に与える影響をこのグラフで特定することも可能です。部門の遅延売掛金の増減をみて、報酬の妥当性や追加の努力の必要性を判断できます。
「遅延売掛/未収金トレンド」レポートを使用すると、次のようなビジネス上の質問に回答できます。
特定の月のオープン売掛/未収金および遅延売掛/未収金の合計額はいくらか?
ある月の遅延売掛/未収金額を前年度の同月と比較した差は?
「遅延売掛/未収金トレンド」レポートから基礎となるレポートにドリルダウンすると、詳細情報を表示できます。ドリル可能な詳細レポートは、次のとおりです。
このレポートに固有のヘッダーまたは計算方法はありません。
「売掛ステータス」ダッシュボードKPIの詳細は、「「売掛/未収金ステータス」キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「売掛ステータス」ダッシュボードの概念の詳細は、「「売掛管理」ダッシュボードおよび「売掛ステータス」ダッシュボードの概念」を参照してください。
関連項目
「支払済売掛/未収金詳細」レポートは、次に示すレポートからのドリルダウンをサポートします。
このレポートは、取引番号、区分、タイプ、日付、期日、取引金額、当初金額、支払済金額、調整金額、残高、割引額、日数、ソースなどの詳細情報を表示します。取引詳細レベルまでドリルダウンすると、問題や例外の原因をピンポイントで特定できます。たとえば入金からその消込対象となる取引を調査できます。
このレポートはより上位のレポートからのドリルダウンによってのみアクセス可能で、直前のレポートで選択したパラメータが引き継いで適用されます。直前のレポートから引き継がれるパラメータを変更することはできません。
「支払済売掛/未収金詳細」レポートから基礎となるレポートにドリルダウンすると、詳細情報を表示できます。ドリル可能な詳細レポートは、次のとおりです。
請求書(請求提示アーキテクチャから提供される)については、『Oracle Bill Presentment Architecture User Guide』の請求提示アーキテクチャの使用方法に関する項を参照してください。
受注情報(受注管理から提供される)については、『Oracle Order Managementユーザーズ・ガイド』の売上受注情報に関する項を参照してください。
このレポートに固有のヘッダーまたは計算方法はありません。
「売掛ステータス」ダッシュボードKPIの詳細は、「「売掛/未収金ステータス」キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。「売掛ステータス」ダッシュボードの概念の詳細は、「「売掛管理」ダッシュボードおよび「売掛ステータス」ダッシュボードの概念」を参照してください。