Oracle E-Business Suite Desktop Integration Framework開発者ガイド リリース12.2 部品番号: E60826-01 | ![]() 目次 | ![]() 前へ | ![]() 次へ |
この章では、次のトピックについて説明します。
インテグレータは、特定のOracle E-Business Suiteタスクをデスクトップ・アプリケーションと統合するために必要な情報をすべてカプセル化したメタデータのセットです。 Oracle E-Business Suiteインストールに対して定義されたインテグレータを表示および管理するには、「インテグレータ」ページを使用します。
インテグレータを管理する手順
「デスクトップ統合マネージャ: インテグレータの管理」またはシステム管理者が指定したカスタム職責およびメニュー・パスのいずれかを選択して、Oracle E-Business Suiteナビゲータから「インテグレータ」ページにナビゲートします。
表示するインテグレータを検索します。 次の検索基準を入力できます。
インテグレータ名 - インテグレータの表示名を入力します。 値の一部を入力し、その値が名称に含まれるインテグレータを検索できます。
内部名 - インテグレータの一意の内部名を入力します。 値の一部を入力し、その値が名称に含まれるインテグレータを検索できます。
アプリケーション - インテグレータを所有するアプリケーションを選択します。
使用可能 - 使用可能なインテグレータを検索するには「Yes」、使用不可のインテグレータを検索するには「No」を選択します。
ソース - Oracle E-Business Suiteによりシードされたインテグレータを検索するには「Oracle」、カスタム・インテグレータを検索するには「カスタム」を選択します。
検索基準フィールドはすべて大/小文字が区別されません。
「インテグレータ」ページ
インテグレータ定義を読取り専用モードで表示するには、そのインテグレータの「インテグレータ名」リンクを選択します。 「インテグレータの定義」を参照してください。
インテグレータを更新するには、そのインテグレータの「更新」アイコンを選択します。 「インテグレータの定義」を参照してください。
注意: 更新できるのはカスタム・インテグレータのみです。
インテグレータを削除するには、そのインテグレータの「削除」アイコンを選択します。
注意: 削除できるのはカスタム・インテグレータのみです。
インテグレータのレイアウトを定義するには、インテグレータを選択し、「レイアウトの定義」ボタンを選択します。 『Oracle Web Applications Desktop Integratorインプリメンテーションおよび管理ガイド』のレイアウトの定義に関する項を参照してください。
インテグレータのマッピングを定義するには、インテグレータを選択し、「マッピングの定義」ボタンを選択します。 『Oracle Web Applications Desktop Integratorインプリメンテーションおよび管理ガイド』のマッピングの定義に関する項を参照してください。
インテグレータによるデスクトップ文書の作成方法をテストするには、インテグレータを選択し、「プレビュー」ボタンを選択します。 Oracle Web Applications Desktop Integratorでは「文書の作成」ページ・フローが表示され、指定されたインテグレータが選択された状態となり、プレビュー文書の作成を終了できます。 『Oracle Web Applications Desktop Integratorインプリメンテーションおよび管理ガイド』のスプレッドシートの作成に関する項を参照してください。
新規インテグレータを定義するには、「インテグレータの作成」ボタンを選択します。 「インテグレータの定義」を参照してください。
新規インテグレータの作成、既存のインテグレータの更新または既存のインテグレータの定義の表示を行うには、インテグレータ定義ウィザードを使用します。
注意: 更新できるのはカスタム・インテグレータのみです。
インテグレータを定義する手順
次のいずれかの方法で、インテグレータ定義ウィザードにナビゲートします。
「インテグレータ」ページで「インテグレータの作成」ボタンを選択します。
「インテグレータ」ページで「更新」アイコンを選択します。
Oracle E-Business Suiteナビゲータから、「デスクトップ統合マネージャ: インテグレータの作成」またはシステム管理者が指定したカスタム職責およびメニュー・パスのいずれかを選択します。
既存のインテグレータを更新している場合、ウィザードの各フィールドには、選択したインテグレータの事前定義済情報が入力されています。
ウィザードの最初のステップで、インテグレータの基本プロパティを定義します。 「インテグレータ情報を定義する手順」を参照してください。
このインテグレータを使用してデスクトップ文書からOracle E-Business Suiteにデータをアップロードする場合、ウィザードの2番目のステップでインテグレータのインタフェースを定義します。 「インタフェースを定義する手順」を参照してください。
ウィザードの3番目のステップで、オプションによりインテグレータの内容を定義します。 「内容を定義する手順」を参照してください。
このインテグレータを使用してデスクトップ文書からOracle E-Business Suiteにデータをアップロードする場合、ウィザードの4番目のステップでインテグレータのアップローダを定義します。 「アップローダを定義する手順」を参照してください。
このインテグレータを使用してOracle E-Business Suiteインタフェース表からアプリケーション・ベース表にアップロード済データをインポートする場合、ウィザードの5番目のステップでインテグレータのインポータを定義します。 「インポータを定義する手順」を参照してください。
インテグレータ定義を表示する手順
「インテグレータ」ページで「インテグレータ名」リンクを選択し、インテグレータ定義ウィザードにナビゲートします。 ウィザードに、インテグレータ定義が読取り専用モードで表示されます。
ウィザードのページ間をナビゲートするには、「次」および「戻る」ボタンを使用します。 各ページに表示されるフィールドの詳細は、「インテグレータ情報を定義する手順」、「インタフェースを定義する手順」、「内容を定義する手順」、「アップローダを定義する手順」および「インポータを定義する手順」を参照してください。
「インテグレータ」ページに戻るには、「インテグレータ情報」、「インタフェース」、「内容」、「アップローダ」または「インポータ」ページで、「取消」ボタンを選択します。
インテグレータ情報を定義する手順
「インテグレータ情報」ページ
インテグレータの一意の内部名を入力します。 内部名には、次の文字のみ含めることができます。
AからZまでの大文字
0から9までの数字
アンダースコア文字(_)
Oracle E-Business Suite Desktop Integration Frameworkでは、インテグレータの内部名を使用して、インテグレータに関連付けられたサポート・オブジェクト(インタフェース、内容、レイアウトおよびマッピングなど)の内部名を生成します。
注意: 一貫性を維持するために、既存のインテグレータの内部名を更新しないでください。
インテグレータを所有するアプリケーションを選択します。
注意: 一貫性を維持するために、既存のインテグレータのアプリケーションを更新しないでください。
Oracle E-Business Suiteからデスクトップ文書へのデータのエクスポートにのみこのインテグレータを使用する場合、「レポーティングのみ」オプションを選択します。 この場合、文書はOracle E-Business Suiteデータのレポートとなり、デスクトップ・アプリケーションに表示できます。 このインテグレータを使用してデスクトップ文書からOracle E-Business Suiteにデータをアップロードする場合、このオプションを選択しないでください。
「使用可能」フィールドで、このインテグレータを使用可能にするには「Yes」、使用不可にするには「No」を選択します。 インテグレータを使用不可にすると、インテグレータの定義は参照可能なままですが、レイアウトまたはマッピングの定義、文書の作成、Oracle E-Business Suiteデータのダウンロードまたはアップロードには使用できません。
Oracle Web Applications Desktop Integrator内の「文書の作成」ページ・フローでユーザーがこのインテグレータを選択できるようにする場合、「文書の作成」ページ・オプションで「表示」を選択します。 独自のアプリケーションの機能ページ・フロー内部に文書作成機能を含める場合は、このオプションを選択する必要はありません。
インテグレータのパラメータを指定するには、「インテグレータ・パラメータ」リージョンを開きます。 「パラメータの管理」を参照してください。
サーバー側の「アップロード・パラメータ」リストを選択します。
Oracle Web Applications Desktop Integratorの「文書の作成」ページ・フローで使用する「文書パラメータ」リストを選択します。
「セッション・パラメータ」リストを選択します。
「セキュリティ・ルール」リージョンに、インテグレータへのアクセスに使用できるフォーム機能のリストが表示されます。 ユーザーがこのインテグレータを使用するには、デスクトップ文書の作成、Oracle E-Business Suiteデータに基づく値リストのデスクトップ文書内での使用およびOracle E-Business Suiteへのデータのアップロードなどの機能のうち、少なくとも1つへのメニュー・アクセスが必要です。 リストに機能を追加するには、「機能」フィールドで機能を選択し、「追加」ボタンを選択します。 このステップを繰り返して、追加機能によるアクセスを許可できます。
「次」を選択します。
「レポーティングのみ」オプションを選択していない場合、インテグレータ定義ウィザードに「インタフェース」ページが表示されます。 「インタフェースを定義する手順」を参照してください。
「レポーティングのみ」オプションを選択した場合は、インタフェースを定義する必要はありません。 この場合、インテグレータ定義ウィザードは直接「内容」ページに進みます。 「内容を定義する手順」を参照してください。
インタフェースを定義する手順
インタフェースとは、インテグレータによりデスクトップ文書からOracle E-Business Suiteにデータをアップロードする方法を決定するメタデータのセットです。 インタフェースを作成および管理するには、インテグレータ定義ウィザードの「インタフェース」ページを使用します。
重要: Oracle Web Applications Desktop Integratorでは、現在1つのインテグレータ当たり1つのみのインタフェースをサポートしています。 そのため、カスタム・インテグレータを定義する場合、「インタフェース」ページではインタフェースを1つのみ作成する必要があります。
注意: インテグレータ情報を定義する際に「レポーティングのみ」オプションを選択した場合、インテグレータのインタフェースを手動で定義しないでください。 Oracle E-Business Suite Desktop Integration Frameworkでは、レポーティングのみのインテグレータに対してデフォルトのプレースホルダ・インタフェースが自動的に定義されます。
「インタフェース」ページ
このインテグレータに対してインタフェースがすでに定義されている場合、「インタフェース」ページにインタフェースのリストが表示されます。
インタフェースの名称を更新するには、「インタフェース名」フィールドに新しい名称を入力します。
インタフェースを削除するには、そのインタフェースの「削除」アイコンを選択します。
新規インタフェースを作成するには、「インタフェースの作成」ボタンを選択します。 「インタフェースの作成」リージョンが表示されます。
インテグレータに対してインタフェースがまだ定義されていない場合、「インタフェース」ページに、「インタフェース」リストのかわりに「インタフェースの作成」リージョンが表示されます。
「インタフェースの作成」リージョン
「インタフェースの作成」リージョンに、インタフェース名を入力します。
「表」、「API - プロシージャ」または「API - ファンクション」のいずれかのインタフェース・タイプを選択します。
表インタフェースの場合、表名を選択します。 Oracle E-Business Suite Desktop Integration Frameworkにより、表の列ごとにインタフェース属性が作成されます。
カスタム・アプリケーション表を作成する場合、それらの表を登録し、「表名」フィールドで選択できるようにする必要があります。 『Oracle E-Business Suite開発者ガイド』の表登録APIに関する項を参照してください。
注意: 「表名」フィールドで選択できる値には、表のみ含まれます。 ビューに基づく表インタフェースは作成できません。
プロシージャ・インタフェースの場合、パッケージ名およびプロシージャ名を入力します。 Oracle E-Business Suite Desktop Integration Frameworkにより、プロシージャの入力引数ごとにインタフェース属性が作成されます。 オプションで、エラーが発生した場合にプロシージャによりエラー・メッセージまたはFNDメッセージ・コードが返されるようにするかどうかも指定できます。
注意: インタフェースのPL/SQLプロシージャにはコミット文を含めないでください。 このプロシージャにコミット文を含めると、データのアップロード時に矛盾が生じる可能性があります。有効なレコードと無効なレコードの両方を含むアップロードが発行された場合、有効なレコードはアップロードされますが、Oracle Web Applications Desktop Integratorにより、アップロードされた行がないことを示すメッセージが返されることがあります。
ファンクション・インタフェースの場合、パッケージ名およびファンクション名を入力します。 Oracle E-Business Suite Desktop Integration Frameworkにより、ファンクションの入力引数ごとにインタフェース属性が作成されます。 発生したエラーに関する詳細がファンクションにより返されるようにする場合、「エラー情報を戻します」オプションを選択します。 オプションで、エラーが発生した場合にファンクションによりエラー・メッセージまたはFNDメッセージ・コードが返されるようにするかどうかも指定できます。
注意: インタフェースのPL/SQLファンクションにはコミット文を含めないでください。 このファンクションにコミット文を含めると、データのアップロード時に矛盾が生じる可能性があります。有効なレコードと無効なレコードの両方を含むアップロードが発行された場合、有効なレコードはアップロードされますが、Oracle Web Applications Desktop Integratorにより、アップロードされた行がないことを示すメッセージが返されることがあります。
「適用」を選択します。
「インタフェース」ページで、インタフェース属性を含む詳細を表示するインタフェースをリストで選択します。
「インタフェース属性」リージョンが含まれる「インタフェース」ページ
プロシージャ・インタフェースの場合、オプションで、エラーが発生した場合にプロシージャによりエラー・メッセージまたはFNDメッセージ・コードが返されるようにするかどうかを更新できます。
ファンクション・インタフェースの場合、オプションで、発生したエラーに関する詳細がファンクションにより返されるようにするかどうか、またエラーが発生した場合にファンクションによりエラー・メッセージまたはFNDメッセージ・コードが返されるようにするかどうかを更新できます。
「インタフェース属性」リージョンには、指定の表列またはAPI引数に基づいてインタフェースに対して自動作成された属性が最初に表示されます。 これらの属性は実インタフェース属性と呼ばれます。 レイアウトに表示できる追加のカスタム・インタフェース属性を定義するには、「属性の追加」を選択します。 「インタフェース属性を定義する手順」を参照してください。
注意: 属性グループを定義する場合、グループの親属性として使用するカスタム属性を定義する必要があります。
一部の属性詳細は、「インタフェース属性」リージョンで直接更新できます。
属性が文書のヘッダー・リージョンに表示される場合に、属性の左側に表示するプロンプトを入力します。 このプロンプトは、属性の表示名としても使用されます。
属性をレイアウトで使用できるかどうかを選択します。
属性をレイアウトに表示できるかどうかを選択します。
オプションで、属性のデフォルト値が導出されるソース・タイプとして、「定数」、「環境変数」、「パラメータ」、「プロファイル・オプション」、「SQL問合せ」または「参照」のいずれかを選択します。
選択したタイプに対応する属性のデフォルト値を入力します。
属性の「更新」アイコンを選択して、追加属性詳細を更新することもできます。 「インタフェース属性を更新する手順」を参照してください。
インタフェース属性を削除するには、その属性の「削除」アイコンを選択します。
あるインタフェース属性の検証が別の属性値によって決まる場合、または複数の属性が同じ方法で検証される場合は、属性グループを定義することでこれらの属性を相互に関連付け、グループ内のすべての属性の検証をまとめて実行できます。 グループを表示および管理するには、「グループの表示」を選択します。 「インタフェース属性グループを管理する手順」を参照してください。
「内容」ページに進むには「次」を選択し、内容、アップローダまたはインポータを定義せずにこのインテグレータ定義を保存するには「発行」を選択します。
インタフェース属性を定義する手順
「インタフェース属性定義」ページ
「インタフェース属性定義」ページで、属性の一意の内部名を入力します。 名称には、次の文字のみ含めることができます。
AからZまでの大文字
0から9までの数字
アンダースコア文字(_)
属性のデータ型として「数値」、「文字列」または「日付」のいずれかを選択します。
この属性が対応するインタフェース表の列のサイズまたはインタフェースAPIパラメータの文字長を入力します。
属性をレイアウトで使用できるかどうかを選択します。
属性をレイアウトに表示できるかどうかを選択します。
このインテグレータのすべてのレイアウトに属性を含める必要があるかどうかを選択します。
属性を合算して合計値を出せるかどうかを選択します。
属性が読取り専用かどうかを選択します。 読取り専用属性はデスクトップ文書の「コンテキスト」セクションに置かれ、ユーザーが属性値を変更することはできません。
属性をマッピングに使用し、内容列にマップできるかどうかを選択します。
この属性が対応するインタフェース表の列またはインタフェースAPIパラメータをNULLにできないかどうかを選択します。
オプションで、属性のデフォルト値が導出されるソース・タイプとして、「定数」、「環境変数」、「パラメータ」、「プロファイル・オプション」、「SQL問合せ」または「参照」のいずれかを選択します。
注意: 文書の作成時に、属性のデフォルト値は文書に挿入されません。 そのかわり、属性に対して他の値が指定されていない場合、ユーザーがアップロードを実行すると、デフォルト値が導出および挿入されます。
選択したタイプに対応する属性のデフォルト値を入力します。
属性の検証タイプとして、「付加フレックスフィールド」、「付加フレックスフィールド・コンテキスト」、「付加フレックスフィールド・セグメント」、「グループ」、Java、「キー・フレックスフィールド」、「キー・フレックスフィールド・セグメント」または「表」のいずれかを選択します。 属性のデータ型、データの長さおよびNOT NULL要件のみを検証する場合は、「検証タイプ」を空白にしておくことができます。
属性を属性グループの一部として検証する必要がある場合、グループ名を選択します。 「インタフェース属性グループを管理する手順」を参照してください。
属性でコンポーネントに定義された値リストを使用する必要がある場合、コンポーネント名を選択します。 「コンポーネントの管理」を参照してください。
コンポーネントで使用される値リストのタイプとして、事前定義済の静的値セットの場合は「なし」または「ポップ・リスト」、Oracle E-Business Suiteデータに基づく動的値セットの場合は「標準」のいずれかを選択します。
注意: ポップ・リストに表示できる値の最大数は255です。255個を超える値がリストに含まれる場合、かわりに標準値リストを使用してください。
属性が文書のヘッダー・リージョンに表示される場合に、属性の左側に表示するプロンプトを入力します。 このプロンプトは、属性の表示名としても使用されます。
オプションで、属性が文書の明細リージョンに表示される場合に、属性の上に表示するプロンプトを入力します。
オプションで、属性についての詳細なガイダンスをユーザーに提供するためのヒント・テキストを入力します。 ヒント・テキストは、文書のヘッダー・リージョンと明細リージョンの間に表示されます。
「保存」を選択します。
インタフェース属性を更新する手順
「インタフェース属性定義」ポップアップ・ウィンドウを使用して、「インタフェース」ページに表示されていない属性詳細を更新します。
注意: 一貫性を維持するために、インタフェース名、データ型、長さまたは属性タイプを更新しないでください。
このインテグレータのすべてのレイアウトに属性を含める必要があるかどうかを選択します。
属性を合算して合計値を出せるかどうかを選択します。
属性が読取り専用かどうかを選択します。 読取り専用属性はデスクトップ文書の「コンテキスト」セクションに置かれ、ユーザーが属性値を変更することはできません。
属性をマッピングに使用し、内容列にマップできるかどうかを選択します。
この属性が対応するインタフェース表の列またはインタフェースAPIパラメータをNULLにできないかどうかを選択します。
属性の検証タイプとして、「付加フレックスフィールド」、「付加フレックスフィールド・コンテキスト」、「付加フレックスフィールド・セグメント」、「グループ」、Java、「キー・フレックスフィールド」、「キー・フレックスフィールド・セグメント」または「表」のいずれかを選択します。 属性のデータ型、データの長さおよびNOT NULL要件のみを検証する場合は、「検証タイプ」を空白にしておくことができます。
属性を属性グループの一部として検証する必要がある場合、グループ名を選択します。 「インタフェース属性グループを管理する手順」を参照してください。
属性でコンポーネントに定義された値リストを使用する必要がある場合、コンポーネント名を選択します。 「コンポーネントの管理」を参照してください。
コンポーネントで使用される値リストのタイプとして、事前定義済の静的値セットの場合は「なし」または「ポップ・リスト」、Oracle E-Business Suiteデータに基づく動的値セットの場合は「標準」のいずれかを選択します。
注意: ポップ・リストに表示できる値の最大数は255です。255個を超える値がリストに含まれる場合、かわりに標準値リストを使用してください。
オプションで、属性が文書の明細リージョンに表示される場合に、属性の上に表示するプロンプトを入力します。
オプションで、属性についての詳細なガイダンスをユーザーに提供するためのヒント・テキストを入力します。 ヒント・テキストは、文書のヘッダー・リージョンと明細リージョンの間に表示されます。
「保存」を選択します。
インタフェース属性グループを管理する手順
「インタフェース: グループの表示」リージョンに、このインタフェースに対して定義されたインタフェース属性グループのリストが表示されます。
「インタフェース: グループの表示」リージョン
新規グループを定義するには、「グループの定義」を選択します。
「インタフェース: グループの定義」リージョン
「インタフェース: グループの定義」リージョンに、グループの一意の名称を入力します。
グループの親属性として使用する属性の名称を選択します。 親属性は、アップロードされないカスタム属性である必要があります。 かわりに、グループの検証用のプレースホルダとなります。
親属性に関連付けられた検証タイプとして、「付加フレックスフィールド」、「グループ」、Javaまたは「キー・フレックスフィールド」のいずれかを選択します。
付加フレックスフィールド検証の場合、次の検証詳細を指定します。
検証に使用する付加フレックスフィールドを選択します。
付加フレックスフィールドのコンテキストに対応するインタフェース属性を選択します。
グループの検証エンティティを入力します。 デフォルトの検証エンティティは、「oracle.apps.bne.integrator.validators.BneDFFValidator」です。
検証に使用する値リストを定義するコンポーネント名を選択します。 「コンポーネントの管理」を参照してください。
グループ検証またはJava検証の場合、次の検証詳細を指定します。
グループの検証エンティティを入力します。
検証に使用する値リストを定義するコンポーネント名を選択します。 「コンポーネントの管理」を参照してください。
キー・フレックスフィールド検証の場合、次の検証詳細を指定します。
検証に使用するキー・フレックスフィールドを選択します。
グループの検証エンティティを入力します。 デフォルトの検証エンティティは、「oracle.apps.bne.integrator.validators.BneKFFValidator」です。
キー・フレックスフィールド・セグメント値を連結する必要があるかどうかを指定するため、「Yes」または「No」を選択します。
検証に使用する値リストを定義するコンポーネント名を選択します。 「コンポーネントの管理」を参照してください。
「使用可能」リストで必要な属性を選択し、それらを「選択済」リストに移動します。
「適用」を選択します。
「インタフェース: グループの表示」リージョンで、グループに属する属性を表示するには、グループの「詳細」列で「表示」を選択します。
グループから属性を削除するには、グループ属性リストで属性の「グループ解除」アイコンを選択します。
グループに属性を追加するには、グループ・リストでグループの「グループに追加」アイコンを選択します。
インタフェース属性グループの管理を終了したら、「インタフェースに戻る」を選択します。
内容を定義する手順
内容とは、インテグレータが作成するデスクトップ文書への入力に使用するデータを決定するメタデータのセットです。 内容を作成および管理するには、インテグレータ定義ウィザードの「内容」ページを使用します。
レポーティングのみのインテグレータの場合、インテグレータによりデスクトップ文書にダウンロードされるOracle E-Business Suiteデータを指定するには、少なくとも1つのSQL問合せまたはJavaコンテンツを定義する必要があります。
Oracle E-Business Suiteにデータをアップロードできるインテグレータの場合、オプションで、Oracle E-Business Suiteから文書にデータをダウンロードするSQL問合せまたはJavaコンテンツ、あるいは指定されたテキスト・ファイルのデータを文書に入力するテキスト・ファイル内容を定義できます。 内容を定義しないで空の文書を作成することもできます。 この場合、ユーザーはすべてのデータを文書に手動で入力する必要があります。
「内容」ページ
「内容」ページには、インテグレータに定義された内容のリストが表示されます。
内容の名称を更新するには、「内容名」フィールドに新しい名称を入力します。
内容を削除するには、その内容の「削除」アイコンを選択します。
新規内容を作成するには、「内容の作成」ボタンを選択します。 「インテグレータに対する内容の作成」リージョンが表示されます。
「インテグレータに対する内容の作成」リージョン
「インテグレータに対する内容の作成」リージョンに、内容名を入力します。
内容タイプとして、Java、「SQL問合せ」または「テキスト・ファイル」のいずれかを選択します。
Javaコンテンツの場合、ダウンロードするOracle E-Business Suiteデータを返すJavaクラス、およびそのJavaクラスの引数の数を入力します。 Oracle E-Business Suite Desktop Integration Frameworkにより、引数ごとに内容列が作成されます。 Javaクラスにロジックを含めることで、デスクトップ文書にデータを挿入する前にダウンロード済のデータに対して追加処理を実行できます。
SQL問合せ内容の場合、ダウンロードするOracle E-Business Suiteデータを選択する問合せコードを「問合せ」フィールドに入力します。 問合せ構文を検証するには、「問合せのテスト」ボタンを選択します。 Oracle E-Business Suite Desktop Integration Frameworkにより、問合せで選択された列ごとに内容列が作成されます。
注意: 内容のSQL問合せには、インテグレータの実行時にエンド・ユーザーが値を変更または入力できる追加パラメータを含めることができます。 また、問合せには環境変数またはSYSDATEなどの関数に基づく条件を含めることもできます。 問合せの実行準備中に、Oracle Web Applications Desktop Integratorにより問合せが解析され、パラメータおよび環境変数が適切な値に置き換えられます。
パラメータの構文は次のとおりです。
$param$.<parameter_name>
環境変数の構文は次のとおりです。
$env$.<variable>
SQL問合せでの使用がサポートされている環境変数は、次のとおりです。
$env$.appid
$env$.userid
$env$.language
$env$.respid
$env$.sessionid
次の問合せサンプルでは、問合せ条件に環境変数およびパラメータが含まれる例を示しています。
SELECT
APPLICATION_ID,
INTEGRATOR_CODE,
ENABLED_FLAG,
UPLOAD_PARAM_LIST_APP_ID,
UPLOAD_PARAM_LIST_CODE,
UPLOAD_SERV_PARAM_LIST_APP_ID,
UPLOAD_SERV_PARAM_LIST_CODE,
IMPORT_PARAM_LIST_APP_ID,
IMPORT_PARAM_LIST_CODE,
UPLOADER_CLASS,
DATE_FORMAT,
IMPORT_TYPE,
CREATE_DOC_LIST_APP_ID,
CREATE_DOC_LIST_CODE,
NEW_SESSION_FLAG,
USER_NAME,
UPLOAD_TITLE_BAR,
UPLOAD_HEADER,
LAYOUT_RESOLVER_CLASS,
LAYOUT_VERIFIER_CLASS,
SESSION_CONFIG_CLASS,
SESSION_PARAM_LIST_APP_ID,
SESSION_PARAM_LIST_CODE,
DISPLAY_FLAG,
SOURCE
FROM BNE_INTEGRATORS_VL WHERE APPLICATION_ID = $env$.appid AND USER_NAME LIKE $param$.INTG_USER_NAME_PARAM
テキスト・ファイル内容の場合、テキスト・ファイルに含まれる列数を入力します。 Oracle E-Business Suite Desktop Integration Frameworkにより、テキスト・ファイルの列ごとに内容列が作成されます。
Oracle E-Business Suiteからデスクトップへのデータのダウンロードにのみこの内容を使用する場合、「レポーティングのみ」オプションを選択します。
「適用」を選択します。
「内容」ページで、内容列およびパラメータ・リストなどの詳細を表示する内容をリストから選択します。
「内容列」リージョンを展開し、内容について自動作成された列を表示します。 オプションで、列ごとの表示名を更新できます。
「内容列」リージョンが表示された「内容」ページ
内容に追加パラメータが必要な場合は、「内容パラメータ」リージョンでパラメータ・リストを選択します。 「パラメータの管理」を参照してください。
「アップローダ」ページに進むには「次」を選択し、アップローダまたはインポータを定義せずにこのインテグレータ定義を保存するには「発行」を選択します。
アップローダを定義する手順
アップローダとは、ユーザーがデスクトップ文書からOracle E-Business Suiteにデータをアップロードする際に「アップロード・パラメータ」ウィンドウで使用できるオプションを決定する、メタデータのセットです。 インテグレータのアップローダを作成および管理するには、インテグレータ定義ウィザードの「アップローダ」ページを使用します。
注意: このインテグレータについて「レポーティングのみ」オプションを選択した場合、アップローダを定義する必要はありません。
インテグレータに対してアップローダがまだ定義されていない場合は、「アップローダ」ページに「アップローダ・リストの作成」リージョンが表示されます。
「アップローダ・リストの作成」リージョン
「アップローダ」フィールドで、アップローダを作成する方法を選択します。
なし - このインテグレータを使用してデスクトップ文書からOracle E-Business Suiteにデータをアップロードしない場合、このオプションを選択します。 この場合、アップローダは作成されません。 「インポータ」ページに進むには「次」を選択し、インポータを定義せずにこのインテグレータ定義を保存するには「発行」を選択します。
テンプレートから - Oracle E-Business Suite Desktop Integration Frameworkにより提供された標準テンプレートをアップローダ定義の基準として使用します。 このオプションを選択した後で、「作成」ボタンを選択してアップローダを作成します。
既存の定義からコピー - 別のインテグレータにおける既存のアップローダの定義をアップローダ定義の基準として使用します。 このオプションを選択した後で、コピーする既存のアップローダ定義を選択します。 続いて「作成」ボタンを選択してアップローダを作成します。
注意: 定義中のインテグレータと同じアプリケーションに属する別のインテグレータからのみ、アップローダ定義をコピーできます。
「アップローダ」ページ
「アップローダ」ページで、アップローダの表示名を指定します。 デフォルト名は「<インテグレータ名> - アップローダ」です。 オプションで別の名称を入力できます。
インテグレータの既存のアップローダ定義を削除するには、「アップローダの削除」ボタンを選択します。 すると「アップローダ」ページに「アップローダ・リストの作成」リージョンが表示され、ここで新規アップローダを作成するか、またはアップローダを定義せずに先に進むことができます。
現在のアップローダ定義に基づいて「アップロード・パラメータ」ウィンドウがユーザーにどのように表示されるかをプレビューするには、「プレビュー」ボタンを選択します。
「アップローダ・パラメータ」リージョンで、「アップロード・パラメータ」ウィンドウのブラウザ・タイトル・バーに表示するタイトルを指定します。 デフォルト・タイトルは「アップロード・ページ」です。 オプションで別のタイトルを入力できます。
「アップロード・パラメータ」ウィンドウに表示するヘッダーを指定します。 デフォルト・ヘッダーは「アップロード・パラメータ」です。 オプションで別のヘッダーを入力できます。
標準テンプレートを使用してこのアップローダを作成した場合、Oracle E-Business Suite Desktop Integration Frameworkにより次のパラメータが自動作成されます。
アップロードする行(BNE:行) - スプレッドシート内のすべての行をアップロードするか、アップロード・フラグでマークされた行のみをアップロードするかを決定します。 Oracle Web Applications Desktop Integratorでは、アップロード・フラグ付きの変更された行がすべてマークされます。
アップロードする前の検証(BNE:検証) - データをOracle E-Business Suiteにアップロードする前にデータを検証するかどうかを決定します。
インポートの自動発行(BNE:インポート) - アップロード後に自動的にOracle E-Business Suiteインタフェース表からベース・アプリケーション表にアップロード済のデータを移動するためのインポート・プロセスを発行するかどうかを決定します。 このパラメータを含める場合、このインテグレータに対してインポータを定義し、発行されるインポート・プロセスを指定する必要があります。
行のコミット(BNE:commitrows) - すべての行が有効である場合のみアップロード済の行をコミットするか、他の行が無効である場合でもアップロード済の有効な各行をコミットするかを決定します。
既存のアップローダ定義のコピーとしてこのアップローダを作成した場合、Oracle E-Business Suite Desktop Integration Frameworkにより、既存のアップローダに対して定義されたすべてのパラメータのコピーが自動作成されます。
必要に応じて、自動作成された任意のパラメータを更新または削除したり、追加パラメータを定義できます。
一部のパラメータ詳細は、「アップローダ・パラメータ」リージョンで直接更新できます。
パラメータの表示名を入力します。
「アップロード・パラメータ」ウィンドウにパラメータを表示するかどうかを選択します。
「アップロード・パラメータ」ウィンドウでユーザーがパラメータ値を入力できるようにするかどうかを選択します。
「アップロード・パラメータ」ウィンドウでユーザーがパラメータ値を入力する必要があるかどうかを選択します。
パラメータの「更新」アイコンを選択して、追加パラメータ詳細を更新することもできます。 「アップロード・パラメータを定義する手順」を参照してください。
パラメータを削除するには、そのパラメータの「削除」アイコンを選択します。
新規アップロード・パラメータを定義するには、「パラメータの追加」ボタンを選択します。 「アップロード・パラメータを定義する手順」を参照してください。
「アップロード・パラメータ」ウィンドウでのパラメータの表示順序を変更するには、「並替え」ボタンを選択します。 リストで1つ以上のパラメータを選択し、矢印ボタンでそれらのパラメータを目的の位置に移動します。 続いて「適用」を選択します。
注意: リストに2つ以上のパラメータが含まれる場合のみ、パラメータを並べ替えることができます。
「インポータ」ページに進むには「次」を選択し、インポータを定義せずにこのインテグレータ定義を保存するには「発行」を選択します。
アップロード・パラメータを定義する手順
「アップローダ: アップロード・パラメータの定義」ページ
オプションにより「アップローダ: アップロード・パラメータの定義」ページで、コピーする既存のパラメータ定義を選択します。 ページ内の残りのフィールドには、そのパラメータからコピーされた値が表示されます。 必要に応じてこれらの値を更新できます。
パラメータの表示名を入力します。
パラメータのデータ型を、「文字列」、「数値」、「日付」、「ブール」または「キー・フレックスフィールド」から選択します。
パラメータが属するカテゴリを選択します。
その他
位置
表示
動作
データ
フィールド
オプションで、パラメータの適切なデータ型のデフォルト値を入力します。
ブール・パラメータの場合、デフォルト値として「Yes」または「No」のいずれかを選択します。
キー・フレックスフィールド・パラメータの場合、フレックスフィールド体系を選択します。 「デフォルト値」リージョンに、フレックスフィールドが属するアプリケーションのIDおよびフレックスフィールドの数値IDが表示されます。
デフォルト値を入力した場合、その値の摘要を入力します。
パラメータの検証タイプを、「なし」、「値セット」、「FND参照」または「BNE問合せ」から選択します。
選択した検証タイプに応じて、パラメータ値を検証する際の基準となる値セット、参照タイプまたはSQL問合せを入力します。
SQL問合せの場合、単純問合せまたは複合問合せのいずれを使用するかを選択します。
単純問合せの場合、次の共通問合せ詳細を入力し、Oracle E-Business Suite Desktop Integration Frameworkによる完全な問合せ構文の自動生成を可能にできます。
データ選択の対象となる1つ以上の表のカンマ区切りリスト
選択するID列およびその列の別名
選択する意味列およびその列の別名
選択する摘要列およびその列の別名
選択する追加列のリスト
選択するデータを定義する条件を指定するWHERE句
問合せ結果の順序付けに使用する列のリスト
複合問合せの場合、完全な問合せ構文を自分で入力する必要があります。
問合せの入力後、「問合せの検証」ボタンを選択して問合せ構文を検証します。
「アップロード・パラメータ」ウィンドウにパラメータを表示するかどうかを選択します。
「アップロード・パラメータ」ウィンドウでユーザーがパラメータ値を入力できるようにするかどうかを選択します。
「アップロード・パラメータ」ウィンドウでユーザーがパラメータ値を入力する必要があるかどうかを選択します。
オプションで、パラメータの左側に表示するプロンプトを入力します。
オプションで、パラメータの上に表示するプロンプトを入力します。
オプションで、パラメータについての詳細なガイダンスをユーザーに提供するために表示するヒントを入力します。
パラメータの表示タイプを選択します。
文字列パラメータの場合、「チェック・ボックス」、「ラジオ・ボタン」、「リスト・ボックス」、「テキスト領域」または「パスワード」を選択できます。
数値または日付パラメータの場合、「ラジオ・ボタン」、「リスト・ボックス」、「テキスト領域」または「パスワード」を選択できます。
ブール・パラメータの場合、「チェック・ボックス」、「ラジオ・ボタン」、「リスト・ボックス」または「テキスト領域」を選択できます。
キー・フレックスフィールド・パラメータには、「テキスト領域」表示タイプを使用する必要があります。
表示タイプ「ラジオ・ボタン」を選択した場合、ラジオ・ボタンを垂直または水平のいずれのスタイルで表示するかを選択します。
パラメータ値の最大サイズを入力します。
パラメータ値の表示サイズを入力します。 表示サイズは、最大サイズ以下である必要があります。
「適用」を選択します。
インポータを定義する手順
インポータとは、Oracle Web Applications Desktop Integratorがアップロード済データをOracle E-Business Suiteインタフェース表からベース・アプリケーション表に移動する方法を決定する、メタデータのセットです。 インテグレータのインポータを定義するには、インテグレータ定義ウィザードの「インポータ」ページを使用します。
インポータを定義する前に、インテグレータに対してアップローダを必ず定義してください。 さらに、アップローダ内にアップロード・パラメータ「インポートの自動発行」(「BNE:インポート」)を定義し、アップロード後にインポート・プロセスが自動発行されるようにしてください。
注意: このインテグレータについて「レポーティングのみ」オプションを選択した場合、インポータを定義する必要はありません。
「インポータ」ページ: インポータ・タイプ
「インポータ」ページでインポータ・タイプを選択します。
非同期コンカレント要求 - Oracle Web Applications Desktop Integratorは、アップロードの完了後に指定のコンカレント・プログラムを発行し、コンカレント要求IDをユーザーに返しますが、インポート・プログラムの完了を待機しません。 このインポータ・タイプでは、インポート・プロセスの遅延によりユーザーの待機時間が短縮され、システム管理者にとってデータのインポートに伴うリソースのロード・バランシングにおける柔軟性が高まります。 ただし、ユーザーはインポートが正常に完了したことを後で確認する必要があります。
このインポータ・タイプを選択する場合は、アップロード時にデータを検証するためのインポート前ルールを定義することをお薦めします。 事前検証に失敗した場合、Oracle Web Applications Desktop Integratorによりデータがインタフェース表にアップロードされることも、インポート・プログラムが起動されることもなく、かわりにエラー・メッセージがユーザーに返されます。
同期コンカレント要求 - Oracle Web Applications Desktop Integratorは、アップロードの完了後に指定のコンカレント・プログラムを発行し、プログラムが完了するまで待機してから、ユーザーに結果を返します。 このインポータ・タイプでは、インポートの成功に関する即時フィードバックがユーザーに提供されますが、リソースに対する負荷およびユーザーの待機時間が増える可能性があります。
PL/SQL API - Oracle Web Applications Desktop Integratorは、アップロードの完了後に指定のAPIをコールし、API処理が完了するまで待機してから、ユーザーに結果を返します。 このインポータ・タイプでは、インポートの成功に関する即時フィードバックがユーザーに提供され、コンカレント処理キューのバイパスによりユーザーの待機時間が多少短縮されます。 ただし、リソースに対する負荷が増える可能性があります。
「インポータ」ページ
インポータの一意の名称を入力します。
インポート・プロセスの前に検証またはその他の処理を実行する場合は、「インポート前ルール」リージョンで「ルールの追加」ボタンを選択します。 「インポート前ルールを定義する手順」を参照してください。
インポート前ルールを更新するには、そのルールの「更新」アイコンを選択します。 「インポート前ルールを定義する手順」を参照してください。
ルールを削除するには、そのルールの「削除」アイコンを選択します。
「インポータ・ルール」リージョンに、インポータ・タイプに従って、インポート・プロセス自体の考えられるルール・タイプのリストが表示されます。 必須のルール・タイプはアスタリスクでマークされます。
インポータ・ルールを定義するには、そのルール・タイプの「定義」アイコンまたは「更新」アイコンを選択します。
グループ定義 - グループとしてまとめてインポートする必要があるインタフェース表内のレコードを識別します。 グループ定義ルールおよび「文書行 - インタフェース属性マッピング」ルールを除く他のすべてのインポータ・ルールは、インタフェース表内のレコード・グループごとに繰り返されます。 「グループ定義インポータ・ルールを定義する手順」を参照してください。
文書行 : インタフェース属性マッピング - デスクトップ・スプレッドシート内の行を、インタフェース表内のレコードにマップします。 このルール・タイプは、同期コンカレント要求インポータでは必須であり、他のインポータ・タイプではオプションです。 「「文書行 - インタフェース属性マッピング」インポータ・ルールを定義する手順」を参照してください。
コンカレント・プログラム要求発行 - インポートを実行するコンカレント・プログラムを指定します。 このルール・タイプは、非同期または同期コンカレント要求インポータでのみ使用可能であり、必須です。 「コンカレント・プログラム要求発行インポータ・ルールを定義する手順」を参照してください。
PL/SQL APIコール - インポートを実行するPL/SQL APIを指定します。 このルール・タイプは、PL/SQL APIインポータでのみ使用可能であり、必須です。 「PL/SQL APIコール・インポータ・ルールを定義する手順」を参照してください。
エラー行定義 - 正常にインポートされていないレコードを識別します。 このルール・タイプは、同期コンカレント要求またはPL/SQL APIインポータでのみ使用可能であり、必須です。 「エラー行定義インポータ・ルールを定義する手順」を参照してください。
エラー・メッセージ参照 - 正常にインポートされていないレコードについてユーザーに返すエラー・メッセージを取得します。 このルール・タイプは、同期コンカレント要求またはPL/SQL APIインポータでのみ使用可能であり、必須です。 「エラー・メッセージ参照インポータ・ルールを定義する手順」を参照してください。
成功メッセージ定義 - インポート・プロセスが正常に発行されたときにユーザーに表示するメッセージを指定します。 「成功メッセージ定義インポータ・ルールを定義する手順」を参照してください。
クリーン・アップ - 前のインポータ・ルールでエラーが発生した場合に実行するクリーン・アップ処理を指定します。 「クリーン・アップ・インポータ・ルールを定義する手順」を参照してください。
ルール定義を削除するには、そのルール・タイプの「削除」アイコンを選択します。 選択した場合に新規ルール定義を後で作成できるよう、ルール・タイプはリストに表示されたままとなります。
インテグレータ定義を保存するには、「発行」を選択します。
インポート前ルールを定義する手順
アプリケーションのベース表にデータをインポートする前にアップロードされるデータに対して実行する検証またはその他の処理を指定するには、インポート前ルールを使用します。 インポート前ルールでは、SQL問合せの実行、PL/SQLファンクションまたはプロシージャのコール、あるいはデータベース連番の次の値の取得が可能です。
「インポータ」ページ: インポート前ルール
インポート前ルールの一意の名称を入力します。
ルールの摘要を入力します。
ルール・タイプを、「SQL問合せ」、「PL/SQL APIファンクション」、「PL/SQL APIプロシージャ」または「連番」から選択します。
SQL問合せルールの場合、問合せを入力します。 問合せ構文を検証するには、「問合せのテスト」ボタンを選択します。
PL/SQLファンクション・ルールの場合、パッケージ名およびファンクション名を入力し、エラーが発生した場合にAPIによりエラー・メッセージまたはFNDメッセージ・コードが返されるようにするかどうかを指定します。
PL/SQLプロシージャ・ルールの場合、パッケージ名およびプロシージャ名を入力し、エラーが発生した場合にAPIによりエラー・メッセージまたはFNDメッセージ・コードが返されるようにするかどうかを指定します。
連番ルールの場合、連番名を入力します。 また、オプションで一意の参照名を入力しておくと、この名称によって後続のルールがこの連番を参照できます。
SQL問合せルール、PL/SQLファンクション・ルールまたはPL/SQLプロシージャ・ルールの場合、「適用」を選択します。 Oracle E-Business Suite Desktop Integration Frameworkでは、ルール・タイプに応じて追加詳細が表示されます。
SQL問合せルールの場合、問合せにより選択された列のリストがページに表示されます。 オプションで、列ごとに一意の参照名を入力しておくと、この名称によって後続のルールが列を参照できます。
また、このページには、問合せで使用されたパラメータのリストが表示されます。
オプションで一意の参照名を入力しておくと、この名称によって後続のルールがパラメータを参照できます。
パラメータのデータ型を選択します。
パラメータ値が取得されるソースとして、「環境変数」、「インポート」または「アップロード・パラメータ」のいずれかを指定します。
選択したソースに基づいて値を指定します。 ソースが「環境変数」である場合、「ユーザーID」、「アプリケーション」、「職責ID」または「言語」など、値に使用する変数を入力します。 ソースが「インポート」である場合、値に使用するインタフェース属性または参照パラメータを入力します。 ソースが「アップロード・パラメータ」である場合、値に使用するアップロード・パラメータを入力します。
PL/SQLファンクション・ルールにおいて、発生したエラーに関する詳細がファンクションにより返されるようにする場合、「エラー情報を戻します」オプションを選択します。
PL/SQLファンクション・ルールまたはプロシージャ・ルールの場合、エラーが発生したときにAPIによりエラー・メッセージまたはFNDメッセージ・コードが返されるようにするかどうかを指定します。
PL/SQLファクション・ルールまたはプロシージャ・ルールの場合、ファンクションまたはプロシージャのパラメータのリストがページに表示されます。
パラメータを使用してエラー・メッセージを取得する場合、「エラー・メッセージ」チェック・ボックスを選択します。
オプションで、パラメータのデフォルト値を入力します。
パラメータ値が取得されるソースとして、「環境変数」、「インポート」または「アップロード・パラメータ」のいずれかを指定します。
選択したソースに基づいて値を指定します。 ソースが「環境変数」である場合、「ユーザーID」、「アプリケーション」、「職責ID」または「言語」など、値に使用する変数を入力します。 ソースが「インポート」である場合、値に使用するインタフェース属性または参照パラメータを入力します。 ソースが「アップロード・パラメータ」である場合、値に使用するアップロード・パラメータを入力します。
オプションで、キー値参照に使用するパラメータ・リストを指定します。
オプションで、値を変更するためのSQL句(TO_CHAR()など)を入力します。
「適用」を選択します。
注意: このルール定義がすでに不要である場合、「削除」ボタンを選択して削除できます。
グループ定義インポータ・ルールを定義する手順
グループとしてまとめてインポートする必要があるインタフェース表内のレコードを識別するには、グループ定義ルールを使用します。 グループ定義ルールおよび「文書行 - インタフェース属性マッピング」ルールを除く他のすべてのインポータ・ルールは、インタフェース表内のレコード・グループごとに繰り返されます。 非同期または同期コンカレント要求インポータにより、レコード・グループごとに個別のコンカレント要求が発行されます。
グループを形成するレコードを識別するには、全体でグループの一意のキーとなる1つ以上のインタフェース属性を指定します。 それらのインタフェース属性で同じ値を持つインタフェース表内のすべてのレコードが、グループの一部として扱われます。
「インポータ」ページ: グループ定義ルール
「行の追加」ボタンを選択します。
グループ内のレコードを識別するインタフェース属性を選択します。
オプションで、ステップ1および2を繰り返し、グループ内のレコードを識別するインタフェース属性を追加します。 追加した各インタフェース属性により、グループ定義が絞り込まれます。
グループ定義からインタフェース属性を削除するには、その属性の「削除」アイコンを選択します。
「適用」を選択します。
注意: このルール定義がすでに不要である場合、「削除」ボタンを選択して削除できます。
「文書行 : インタフェース属性マッピング」インポータ・ルールを定義する手順
デスクトップ・スプレッドシート内の行をインタフェース表内のレコードにマップするには、「文書行 : インタフェース属性マッピング」ルールを使用します。 マッピングを定義するには、全体で各スプレッドシート行を対応するインタフェース表レコードと照合するための一意のキーとなる、1つ以上のインタフェース属性を指定します。 多くの場合、指定するインタフェース属性は、インタフェース表の主キーを構成する列である必要があります。
このマッピングを使用して、インポート時に失敗したレコードに関して個別にエラー・メッセージを返すことができます。
注意: インタフェース表に、スプレッドシート行およびインタフェース表レコードの間の1対1マッピングを識別できる列がない場合、失敗したレコードに関する個別のエラー・メッセージは報告できず、インポート・プロセス全体の概略的なエラー・メッセージのみとなります。
「インポータ」ページ: 文書行 : インタフェース属性マッピング・ルール
「行の追加」ボタンを選択します。
レコードの識別に使用するインタフェース属性を選択します。
レコードを一意に識別するために、必要に応じてステップ1および2を繰り返してインタフェース属性を追加します。
一意のキーからインタフェース属性を削除するには、その属性の「削除」アイコンを選択します。
「適用」を選択します。
注意: このルール定義がすでに不要である場合、「削除」ボタンを選択して削除できます。
コンカレント・プログラム要求発行インポータ・ルールを定義する手順
インポートを実行するために発行するコンカレント・プログラムおよびプログラムのパラメータ値の取得方法を指定するには、コンカレント・プログラム要求発行ルールを使用します。
「インポータ」ページ: コンカレント・プログラム要求発行ルール
インポートを実行するためのコンカレント・プログラムを選択します。
「適用」を選択します。
プログラムのパラメータのリストがページに表示されます。
パラメータを使用してエラー・メッセージを取得する場合、「エラー・メッセージ」チェック・ボックスを選択します。
オプションで、パラメータのデフォルト値を入力します。
パラメータ値が取得されるソースとして、「環境変数」、「インポート」または「アップロード・パラメータ」のいずれかを指定します。
選択したソースに基づいて値を指定します。 ソースが「環境変数」である場合、「ユーザーID」、「アプリケーション」、「職責ID」または「言語」など、値に使用する変数を入力します。 ソースが「インポート」である場合、値に使用するインタフェース属性または参照パラメータを入力します。 ソースが「アップロード・パラメータ」である場合、値に使用するアップロード・パラメータを入力します。
オプションで、キー値参照に使用するパラメータ・リストを指定します。
オプションで、値を変更するためのSQL句(TO_CHAR()など)を入力します。
「適用」を選択します。
注意: このルール定義がすでに不要である場合、「削除」ボタンを選択して削除できます。
PL/SQL APIコール・インポータ・ルールを定義する手順
インポートを実行するためにコールするPL/SQL APIおよびAPIのパラメータ値の取得方法を指定するには、PL/SQL APIコール・ルールを使用します。
「インポータ」ページ: PL/SQL APIコール・ルール
「APIタイプ」で、「PL/SQLファンクション」または「PL/SQLプロシージャ」のいずれかを選択します。
PL/SQLファンクションの場合、パッケージ名およびファンクション名を入力し、エラーが発生した場合にAPIによりエラー・メッセージまたはFNDメッセージ・コードが返されるようにするかどうかを指定します。
PL/SQLプロシージャの場合、パッケージ名およびプロシージャ名を入力し、エラーが発生した場合にAPIによりエラー・メッセージまたはFNDメッセージ・コードが返されるようにするかどうかを指定します。
「適用」を選択します。 Oracle E-Business Suite Desktop Integration Frameworkでは、APIの追加詳細が表示されます。
PL/SQLファンクションにおいて、発生したエラーに関する詳細がファンクションにより返されるようにする場合、「エラー情報を戻します」オプションを選択します。
エラーが発生した場合にAPIによりエラー・メッセージまたはFNDメッセージ・コードが返されるようにするかどうかを指定します。
ファンクションまたはプロシージャのパラメータのリストがページに表示されます。
パラメータを使用してエラー・メッセージを取得する場合、「エラー・メッセージ」チェック・ボックスを選択します。
オプションで、パラメータのデフォルト値を入力します。
パラメータ値が取得されるソースとして、「環境変数」、「インポート」または「アップロード・パラメータ」のいずれかを指定します。
選択したソースに基づいて値を指定します。 ソースが「環境変数」である場合、「ユーザーID」、「アプリケーション」、「職責ID」または「言語」など、値に使用する変数を入力します。 ソースが「インポート」である場合、値に使用するインタフェース属性または参照パラメータを入力します。 ソースが「アップロード・パラメータ」である場合、値に使用するアップロード・パラメータを入力します。
オプションで、キー値参照に使用するパラメータ・リストを指定します。
オプションで、値を変更するためのSQL句(TO_CHAR()など)を入力します。
「適用」を選択します。
注意: このルール定義がすでに不要である場合、「削除」ボタンを選択して削除できます。
エラー行定義インポータ・ルールを定義する手順
正常にインポートされていないレコードを識別するには、エラー行定義ルールを使用します。 失敗したレコードを識別するには、インタフェース表から選択するSQL問合せを指定します。 問合せをSELECT *で始めることでインタフェース表内のすべての列を選択し、必要な値がすべて確実に取得されるようにすることをお薦めします。
「インポータ」ページ: エラー行定義ルール
インタフェース表内の失敗したレコードを識別するためのSQL問合せを入力します。 問合せ構文を検証するには、「問合せのテスト」ボタンを選択します。
「適用」を選択します。
Oracle E-Business Suite Desktop Integration Frameworkにより、問合せで選択された列のリストが表示されます。 オプションで、列ごとに一意の参照名を入力しておくと、この名称によって後続のルールが列を参照できます。
また、このページには、問合せで使用されたパラメータのリストが表示されます。
オプションで、パラメータの一意の参照名を入力しておくと、この名称によって後続のルールがパラメータを参照できます。
パラメータのデータ型を選択します。
パラメータ値が取得されるソースとして、「環境変数」、「インポート」または「アップロード・パラメータ」のいずれかを指定します。
選択したソースに基づいて値を指定します。 ソースが「環境変数」である場合、「ユーザーID」、「アプリケーション」、「職責ID」または「言語」など、値に使用する変数を入力します。 ソースが「インポート」である場合、値に使用するインタフェース属性または参照パラメータを入力します。 ソースが「アップロード・パラメータ」である場合、値に使用するアップロード・パラメータを入力します。
「適用」を選択します。
注意: このルール定義がすでに不要である場合、「削除」ボタンを選択して削除できます。
エラー・メッセージ参照インポータ・ルールを定義する手順
正常にインポートされていないレコードについてユーザーに返すエラー・メッセージを取得するには、エラー・メッセージ参照ルールを使用します。 エラー・メッセージが含まれる1つの列のみを選択するSQL問合せを指定します。 Oracle Web Applications Desktop Integratorにより、インタフェース表内の失敗したレコードごとにSQL問合せが実行されます。 「文書行 : インタフェース属性マッピング」ルールで定義された一意のキーを参照して、個々の失敗したレコードをスプレッドシート行と照合し、レコードごとにインタフェース表内のステータス列のエラー・コードを使用して、適切なエラー・メッセージを取得できます。
「インポータ」ページ: エラー・メッセージ参照ルール
エラー・メッセージを取得するためのSQL問合せを入力します。 問合せ構文を検証するには、「問合せのテスト」ボタンを選択します。
「適用」を選択します。
Oracle E-Business Suite Desktop Integration Frameworkにより、問合せで使用されたパラメータのリストが表示されます。
オプションで、パラメータの一意の参照名を入力しておくと、この名称によって後続のルールがパラメータを参照できます。
パラメータのデータ型を選択します。
パラメータ値が取得されるソースとして、「環境変数」、「インポート」、「インタフェース表」または「アップロード・パラメータ」のいずれかを指定します。
選択したソースに基づいて値を指定します。 ソースが「環境変数」である場合、「ユーザーID」、「アプリケーション」、「職責ID」または「言語」など、値に使用する変数を入力します。 ソースが「インポート」である場合、値に使用するインタフェース属性または参照パラメータを入力します。 ソースが「アップロード・パラメータ」である場合、値に使用するアップロード・パラメータを入力します。
「適用」を選択します。
注意: このルール定義がすでに不要である場合、「削除」ボタンを選択して削除できます。
成功メッセージ定義インポータ・ルールを定義する手順
インポート・プロセスが正常に発行されたときにユーザーに表示するメッセージを指定するには、成功メッセージ定義ルールを使用します。 非同期コンカレント要求インポータの場合、Oracle Web Applications Desktop Integratorは、インポート・プロセスの発行後、プログラムの完了を待機せずに成功メッセージを返します。 同期コンカレント要求インポータまたはPL/SQL APIインポータの場合、Oracle Web Applications Desktop Integratorは、インポート・プロセスが完了し、すべてのレコードがエラーなしでインポートされた後にのみ、成功メッセージを返します。
「インポータ」ページ: 成功メッセージ定義ルール
成功メッセージのテキストを入力します。 デフォルト・メッセージは、「仕訳インポート要求ID $import$.requestid」です。
「適用」を選択します。
注意: このルール定義がすでに不要である場合、「削除」ボタンを選択して削除できます。
クリーン・アップ・インポータ・ルールを定義する手順
前のインポータ・ルールでエラーが発生した場合に実行するクリーン・アップ処理を指定するには、クリーン・アップ・ルールを使用します。
「インポータ」ページ: クリーン・アップ・ルール
実行するクリーン・アップ処理のタイプを、「SQL問合せ」、「PL/SQLファンクション」または「PL/SQLプロシージャ」から選択します。
SQL問合せの場合、問合せを入力します。 問合せ構文を検証するには、「問合せのテスト」ボタンを選択します。
PL/SQLファンクションの場合、パッケージ名およびファンクション名を入力し、エラーが発生した場合にAPIによりエラー・メッセージまたはFNDメッセージ・コードが返されるようにするかどうかを指定します。
PL/SQLプロシージャの場合、パッケージ名およびプロシージャ名を入力し、エラーが発生した場合にAPIによりエラー・メッセージまたはFNDメッセージ・コードが返されるようにするかどうかを指定します。
「適用」を選択します。 Oracle E-Business Suite Desktop Integration Frameworkでは、処理タイプに応じて追加詳細が表示されます。
SQL問合せの場合、問合せにより選択された列のリストがページに表示されます。 オプションで、列ごとに一意の参照名を入力しておくと、この名称によって後続のルールが列を参照できます。
また、このページには、問合せで使用されたパラメータのリストが表示されます。
オプションで、パラメータの一意の参照名を入力しておくと、この名称によって後続のルールがパラメータを参照できます。
パラメータのデータ型を選択します。
パラメータ値が取得されるソースとして、「環境変数」、「インポート」または「アップロード・パラメータ」のいずれかを指定します。
選択したソースに基づいて値を指定します。 ソースが「環境変数」である場合、「ユーザーID」、「アプリケーション」、「職責ID」または「言語」など、値に使用する変数を入力します。 ソースが「インポート」である場合、値に使用するインタフェース属性または参照パラメータを入力します。 ソースが「アップロード・パラメータ」である場合、値に使用するアップロード・パラメータを入力します。
PL/SQLファンクションにおいて、発生したエラーに関する詳細がファンクションにより返されるようにする場合、「エラー情報を戻します」オプションを選択します。
PL/SQLファンクションまたはプロシージャの場合、エラーが発生したときにAPIによりエラー・メッセージまたはFNDメッセージ・コードが返されるようにするかどうかを指定します。
PL/SQLファクションまたはプロシージャの場合、ファンクションまたはプロシージャのパラメータのリストがページに表示されます。
パラメータを使用してエラー・メッセージを取得する場合、「エラー・メッセージ」チェック・ボックスを選択します。
オプションで、パラメータのデフォルト値を入力します。
パラメータ値が取得されるソースとして、「環境変数」、「インポート」または「アップロード・パラメータ」のいずれかを指定します。
選択したソースに基づいて値を指定します。 ソースが「環境変数」である場合、「ユーザーID」、「アプリケーション」、「職責ID」または「言語」など、値に使用する変数を入力します。 ソースが「インポート」である場合、値に使用するインタフェース属性または参照パラメータを入力します。 ソースが「アップロード・パラメータ」である場合、値に使用するアップロード・パラメータを入力します。
オプションで、キー値参照に使用するパラメータ・リストを指定します。
オプションで、値を変更するためのSQL句(TO_CHAR()など)を入力します。
「適用」を選択します。
注意: このルール定義がすでに不要である場合、「削除」ボタンを選択して削除できます。
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