ヘッダーをスキップ

Oracle Applicationsフレックスフィールド・ガイド
リリース12
E05658-01
目次へ
目次
前へ
前へ
次へ
次へ

Oracle Applicationsにおけるキー・フレックスフィールド

概要

Oracle Applications製品には、製品に欠かせない要素として様々なキー・フレックスフィールドが用意されています。この章では、それらのフレックスフィールドの基本情報の表を記載します。

注意: Oracle Applications提供のキー・フレックスフィールドの登録は変更しないでください。これを変更すると、重大なアプリケーション・エラーが発生する恐れがあります。

関連トピック

フレックスフィールド名で設定するキー・フレックスフィールド

所有アプリケーション別のキー・フレックスフィールド

Oracle Applicationsの個々のキー・フレックスフィールド表

フレックスフィールド名で設定するキー・フレックスフィールド

ここでは、Oracle Applications内のキー・フレックスフィールドの名前を表に示します。

名前 コード 所有アプリケーション
勘定科目別名 MDSP Oracle Inventory
会計フレックスフィールド GL# Oracle General Ledger
アクティビティ・フレックスフィールド FEAC Enterprise Performance Foundation
資産キー・フレックスフィールド KEY# Oracle Assets
銀行詳細キー・フレックスフィールド BANK Oracle Payroll
CAGRフレックスフィールド CAGR Oracle Human Resources
カテゴリ・フレックスフィールド CAT# Oracle Assets
適性フレックスフィールド CMP Oracle Human Resources
原価割当フレックスフィールド COST Oracle Payroll
等級フレックスフィールド GRD Oracle Human Resources
品目カタログ MICG Oracle Inventory
品目カテゴリ MCAT Oracle Inventory
役職フレックスフィールド JOB Oracle Human Resources
所在地フレックスフィールド LOC# Oracle Assets
Oracleサービス品目フレックスフィールド SERV Oracle Inventory
従業員グループ・フレックスフィールド GRP Oracle Payroll
個人分析フレックスフィールド PEA Oracle Human Resources
職階フレックスフィールド POS Oracle Human Resources
公共部門予算計画 BPS Oracle Public Sector Budgeting
受注 MKTS Oracle Inventory
売上税地域フレックスフィールド RLOC Oracle Receivables
ソフト・コード化キー・フレックスフィールド SCL Oracle Human Resources
在庫保管棚 MTLL Oracle Inventory
システム品目 MSTK Oracle Inventory
地域フレックスフィールド CT# Oracle Receivables
研修資源 RES Oracle Training Administration

カスタム・フォームからフレックスフィールドをコールする場合は、フレックスフィールド・コードおよび所有アプリケーションを使用して、フレックスフィールドを識別します。

勘定科目別名、品目カタログ、Oracleサービス品目フレックスフィールド、在庫保管棚、システム品目の各フレックスフィールドは、単一構造のシード済キー・フレックスフィールドです。

関連トピック

所有アプリケーション別のキー・フレックスフィールド

所有アプリケーション別のキー・フレックスフィールド

ここでは、Oracle Applications内のキー・フレックスフィールドを、キー・フレックスフィールドを「所有する」アプリケーションごとに表に示します。またその他のアプリケーションも特定のフレックスフィールドを使用できます。

所有者 名前 コード
Oracle Assets 資産キー・フレックスフィールド KEY#
Oracle Assets カテゴリ・フレックスフィールド CAT#
Oracle Assets 所在地フレックスフィールド LOC#
Oracle Enterprise Performance Foundation アクティビティ・フレックスフィールド FEAC
Oracle General Ledger 会計フレックスフィールド GL#
Oracle Human Resources CAGRフレックスフィールド CAGR
Oracle Human Resources 適性フレックスフィールド CMP
Oracle Human Resources 等級フレックスフィールド GRD
Oracle Human Resources 役職フレックスフィールド JOB
Oracle Human Resources 個人分析フレックスフィールド PEA
Oracle Human Resources 職階フレックスフィールド POS
Oracle Human Resources ソフト・コード化キー・フレックスフィールド SCL
Oracle Inventory 勘定科目別名 MDSP
Oracle Inventory 品目カタログ MICG
Oracle Inventory 品目カテゴリ MCAT
Oracle Inventory 受注 MKTS
Oracle Inventory 在庫保管棚 MTLL
Oracle Inventory Oracleサービス品目フレックスフィールド SERV
Oracle Inventory システム品目 MSTK
Oracle Payroll 銀行詳細キー・フレックスフィールド BANK
Oracle Payroll 原価割当フレックスフィールド COST
Oracle Payroll 従業員グループ・フレックスフィールド GRP
Oracle Public Sectory Budgeting PSB職階フレックスフィールド BPS
Oracle Receivables 売上税地域フレックスフィールド RLOC
Oracle Receivables 地域フレックスフィールド CT#
Oracle Training Administration 研修資源 RES

関連トピック

フレックスフィールド名で設定するキー・フレックスフィールド

Oracle Applicationsの個々のキー・フレックスフィールド表

次の各項には、Oracle Applications製品内の各キー・フレックスフィールドに関する表が記載されています。これは次のような役立つ情報を提供します。

また、次の項には、使用システムでシステム管理者がキー・フレックスフィールドを実装し、使用するための情報が含まれています。

勘定科目別名

次の表は、このキー・フレックスフィールドの詳細情報を示しています。

所有者 Oracle Inventory
フレックスフィールド・コード MDSP
表名 MTL_GENERIC_DISPOSITIONS
列の数 20
列の幅 40
動的挿入の可能性 No
一意のID列 DISPOSITION_ID
体系列 ORGANIZATION_ID

このキー・フレックスフィールドは、1つの体系のみをサポートします。

会計フレックスフィールド

次の表は、このキー・フレックスフィールドの詳細情報を示しています。

所有者 Oracle General Ledger
フレックスフィールド・コード GL#
表名 GL_CODE_COMBINATIONS
列の数 30
列の幅 25
動的挿入の可能性 Yes
一意のID列 CODE_COMBINATION_ID
体系列 CHART_OF_ACCOUNTS_ID

会計フレックスフィールドの完全な詳細は、『Oracle General Ledgerユーザーズ・ガイド』に記載されています。

資産キー・フレックスフィールド

次の表は、このキー・フレックスフィールドの詳細情報を示しています。

所有者 Oracle Assets
フレックスフィールド・コード KEY#
表名 FA_ASSET_KEYWORDS
列の数 10
列の幅 30
動的挿入の可能性 Yes
一意のID列 CODE_COMBINATION_ID
体系列 None

Oracle Assetsでは、資産キー・フレックスフィールドを使用して、非金融情報により各資産をグループ化します。資産キー・フレックスフィールドを設計して、必要な情報を記録します。次に資産キーで各資産をグループ化して、資産番号を使用しなくてもそれらを検索できるようにします。

警告: フレックスフィールドの計画は慎重に行ってください。フレックスフィールドを使用して資産の入力を開始すると、変更できなくなります。

銀行詳細キー・フレックスフィールド

次の表は、このキー・フレックスフィールドの詳細情報を示しています。

所有者 Oracle Payroll
フレックスフィールド・コード BANK
表名 PAY_EXTERNAL_ACCOUNTS
列の数 30
列の幅 60
動的挿入の可能性 Yes
一意のID列 EXTERNAL_ACCOUNT_ID
体系列 ID_FLEX_NUM

銀行詳細キー・フレックスフィールド[sic]には、規則で決められた銀行勘定の固有の情報が格納されます。表示される「銀行詳細」の体系は、ユーザーのビジネス・グループの規則によって決定されます。

ローカライゼーション・チームは、このフレックスフィールドで保持するデータを決定します。それぞれのローカライゼーション・チームは、各規則に該当する銀行勘定情報を記録できるようにフレックスフィールドの体系を定義します。

銀行キー・フレックスフィールドの体系を定義した規則を適用する場合、事前に定義された体系は変更しないでください。

警告: 提供されている銀行詳細フレックスフィールドの定義内容は変更しないでください。この定義内容は、製品パッケージの基本的な部分です。定義内容を一部でも変更すると、システムの動作でエラーが発生する危険があります。

Oracle Human Resourcesでは将来、このフレックスフィールドのその他のセグメントを使用する可能性があります。したがって、このフレックスフィールドに他のセグメントを追加しないようにしてください。追加すると、将来システムをアップグレードしたときに影響が出る可能性があります。

銀行詳細フレックスフィールドの詳しい定義内容に関しては、『Oracle Human Resources National Supplement』を参照してください。

カテゴリ・フレックスフィールド

次の表は、このキー・フレックスフィールドの詳細情報を示しています。

所有者 Oracle Assets
フレックスフィールド・コード CAT#
表名 FA_CATEGORIES
列の数 7
列の幅 30
動的挿入の可能性 No
一意のID列 CATEGORY_ID
体系列 None

Oracle Assetsでは、カテゴリ・フレックスフィールドを使用して、非金融情報により各資産をグループ化します。カテゴリ・フレックスフィールドを設計して、必要な情報を記録します。次に資産をカテゴリ別にグループ化し、普通はそのカテゴリの資産について同じになるデフォルトの情報を指定します。

警告: フレックスフィールドの計画は慎重に行ってください。フレックスフィールドを使用して資産の入力を開始すると、変更できなくなります。

原価割当フレックスフィールド

次の表は、このキー・フレックスフィールドの詳細情報を示しています。

所有者 Oracle Payroll
フレックスフィールド・コード COST
表名 PAY_COST_ALLOCATION_KEYFLEX
列の数 30
列の幅 60
動的挿入の可能性 Yes
一意のID列 COST_ALLOCATION_KEYFLEX_ID
体系列 ID_FLEX_NUM

賃金台帳からの労務費情報の取得と、その情報のその他のシステムへの送信が可能である必要があります。賃金コストは必ず、総勘定元帳に転記してください。さらに、それらの情報を労務管理システムやプロジェクト管理システムに送る必要がある場合もあります。

原価割当フレックスフィールドを使用することによって、会社のニーズに合った方法で賃金の記録、蓄積および報告が可能になります。

等級フレックスフィールド

次の表は、このキー・フレックスフィールドの詳細情報を示しています。

所有者 Oracle Human Resources
フレックスフィールド・コード GRD
表名 PER_GRADE_DEFINITIONS
列の数 30
列の幅 60
動的挿入の可能性 Yes
一意のID列 GRADE_DEFINITION_ID
体系列 ID_FLEX_NUM

等級は、企業内または作業グループ内で従業員の相対的な状態を示すために使用されます。また各種の報酬と福利厚生の基準としても使用されます。

品目カタログ

次の表は、このキー・フレックスフィールドの詳細情報を示しています。

所有者 Oracle Inventory
フレックスフィールド・コード MICG
表名 MTL_ITEM_CATALOG_GROUPS
列の数 15
列の幅 40
動的挿入の可能性 No
一意のID列 ITEM_CATALOG_GROUP_ID
体系列 None

このキー・フレックスフィールドは、1つの体系のみをサポートします。

品目カテゴリ

次の表は、このキー・フレックスフィールドの詳細情報を示しています。

所有者 Oracle Inventory
フレックスフィールド・コード MCAT
表名 MTL_CATEGORIES
列の数 20
列の幅 40
動的挿入の可能性 No
一意のID列 CATEGORY_ID
体系列 STRUCTURE_ID

すべての品目は各カテゴリに割り当てる必要があるため、品目の定義を開始する前に必ず品目カテゴリ・フレックスフィールドを設計し、構成してください。

複数の体系を品目カテゴリ・フレックスフィールドに対して定義し、各体系を異なるグループ化方式に対応させることができます。次にこれらの体系を、定義済の各カテゴリやカテゴリ・セットと関連付けることができます。

役職フレックスフィールド

次の表は、このキー・フレックスフィールドの詳細情報を示しています。

所有者 Oracle Human Resources
フレックスフィールド・コード JOB
表名 PER_JOB_DEFINITIONS
列の数 30
列の幅 60
動的挿入の可能性 Yes
一意のID列 JOB_DEFINITION_ID
体系列 ID_FLEX_NUM

役職は、Oracle Human Resources内の従業員アサイメントの1つの(選択可能な)コンポーネントです。役職は、従業員が実行する仕事上の役割を定義します。役職は、組織とは独立しています。組織と役職を使用すると、各従業員が一般的に同じ役職を維持したまま組織を移籍する場合に、従業員の割当を管理できます。

役職フレックスフィールドを使用して、各セグメントの一意の組合せである役職名を作成します。レポートの実行時またはQuickPaintの定義時に、役職の個々のセグメントを使用して従業員グループを識別できます。

所在地フレックスフィールド

次の表は、このキー・フレックスフィールドの詳細情報を示しています。

所有者 Oracle Assets
フレックスフィールド・コード LOC#
表名 FA_LOCATIONS
列の数 7
列の幅 30
動的挿入の可能性 Yes
一意のID列 LOCATION_ID
体系列 None

Oracle Assetsでは所在地フレックスフィールドを使用し、物理的な場所によって各資産をグループ化しています。所在地フレックスフィールドを設計して、必要な情報を記録してください。これにより所在地ごとの資産書を作成できます。オフィスを移動するときなど、所在地の情報をグループとして共有する資産を転送できます。

警告: フレックスフィールドの計画は慎重に行ってください。フレックスフィールドを使用して資産の入力を開始すると、変更できなくなります。

従業員グループ・フレックスフィールド

次の表は、このキー・フレックスフィールドの詳細情報を示しています。

所有者 Oracle Payroll
フレックスフィールド・コード GRP
表名 PAY_PEOPLE_GROUPS
列の数 30
列の幅 60
動的挿入の可能性 Yes
一意のID列 PEOPLE_GROUP_ID
体系列 ID_FLEX_NUM

従業員グループ・フレックスフィールドにより、所有キーの情報を「従業員アサイメント」に追加できます。各セグメントを使用して、企業内の異なるグループの従業員を定義します。それらは、その他のワーク・ストラクチャの定義で識別されないグループの可能性があります。

個人分析フレックスフィールド

次の表は、このキー・フレックスフィールドの詳細情報を示しています。

所有者 Oracle Human Resources
フレックスフィールド・コード PEA
表名 PER_ANALYSIS_CRITERIA
列の数 30
列の幅 60
動的挿入の可能性 Yes
一意のID列 ANALYSIS_CRITERIA_ID
体系列 ID_FLEX_NUM

個人分析キー・フレックスフィールドを使用することにより、従業員に関する任意の数の特殊情報タイプを追加できます。それぞれの特殊情報タイプは、個人分析フレックスフィールドの1つのフレックスフィールド体系として定義されます。

保持する一般的な情報には次のものがあります。

各体系は、最大30件の異なる情報セグメントを持つことができます。

職階フレックスフィールド

次の表は、このキー・フレックスフィールドの詳細情報を示しています。

所有者 Oracle Human Resources
フレックスフィールド・コード POS
表名 PER_POSITION_DEFINITIONS
列の数 30
列の幅 60
動的挿入の可能性 Yes
一意のID列 POSITION_DEFINITION_ID
体系列 ID_FLEX_NUM

役職などの職階は、Oracle Human Resources内での従業員の役割を定義するために使用されます。役職と同じように、職階は従業員アサイメントのオプション・コンポーネントです。しかし役職とは異なり、職階は1つの組織の中でのみ定義され、その組織に属します。

職階は、その職階に割り当てられた各従業員とは独立しています。(従業員ではなく)特定の職階に直接関連した情報を記録し、報告できます。

受注

次の表は、このキー・フレックスフィールドの詳細情報を示しています。

所有者 Oracle Inventory
フレックスフィールド・コード MKTS
表名 MTL_SALES_ORDERS
列の数 20
列の幅 40
動的挿入の可能性 Yes
一意のID列 SALES_ORDER_ID
体系列 None

受注フレックスフィールドは、Oracle Order ManagementとOracle Inventoryをつなぐ受注取引を一意的に識別するために、Oracle Inventoryによって使用されるキー・フレックスフィールドです。

受注フレックスフィールドは「受注番号」、「受注タイプ」および「受注ソース」として定義する必要があります。この組合せにより、Oracle Inventoryは各取引を一意的に識別できます。

Oracle Order Managementで要求を発行したり予約を行う前に、このフレックスフィールドを定義する必要があります。

売上税地域フレックスフィールド

次の表は、このキー・フレックスフィールドの詳細情報を示しています。

所有者 Oracle Receivables
フレックスフィールド・コード RLOC
表名 AR_LOCATION_COMBINATIONS
列の数 10
列の幅 22
動的挿入の可能性 Yes
一意のID列 LOCATION_ID
体系列 LOCATION_STRUCTURE_ID

売上税地域フレックスフィールドを使用すると、顧客の自国内のすべての出荷先所在地に基づいて税金を計算できます。

Oracleサービス品目フレックスフィールド

次の表は、このキー・フレックスフィールドの詳細情報を示しています。

所有者 Oracle Service
フレックスフィールド・コード SERV
表名 MTL_SYSTEM_ITEMS
列の数 20
列の幅 40
動的挿入の可能性 No
一意のID列 INVENTORY_ITEM_ID
体系列 ORGANIZATION_ID

サービス品目フレックスフィールドでは、システム品目フレックスフィールドと同じ表を使用します。ただし、サービス品目フレックスフィールドとは異なるセグメントを設定できます。

ソフト・コード化キー・フレックスフィールド

次の表は、このキー・フレックスフィールドの詳細情報を示しています。

所有者 Oracle Human Resources
フレックスフィールド・コード SCL
表名 HR_SOFT_CODING_KEYFLEX
列の数 30
列の幅 60
動的挿入の可能性 Yes
一意のID列 SOFT_CODING_KEYFLEX_ID
体系列 ID_FLEX_NUM

ソフト・コード化キーフレックスフィールドには、規則に関する具体的な情報が設定されます。表示されるソフト・コード化キーフレックスフィールドの体系は、ビジネス・グループの規則によって決定されます。

ローカライゼイション・チームは、このフレックスフィールドで保持するデータを決定します。それぞれのローカライゼイション・チームは、各セグメントが表示されるレベルを定義するために、フレックスフィールドの体系を定義し、クオリファイアを使用します。各セグメントは業務グループ、給与、または割当レベルで見ることができます。このキー・フレックスフィールドが保持する情報のタイプは、規則によって異なります。

ソフト・コード化キーフレックスフィールドの体系が定義された規則を使用している場合、事前定義済の体系は変更できません。

在庫保管棚

次の表は、このキー・フレックスフィールドの詳細情報を示しています。

所有者 Oracle Inventory
フレックスフィールド・コード MTLL
表名 MTL_ITEM_LOCATIONS
列の数 20
列の幅 40
動的挿入の可能性 Yes
一意のID列 INVENTORY_LOCATION_ID
体系列 ORGANIZATION_ID

在庫保管棚フレックスフィールドを使用して、在庫に関する詳細情報を取得できます。Oracle Inventoryをまだインストールしていない、またはロケータ・コントロール対象の項目がない場合は、このフレックスフィールドを設定する必要はありません。

ユーザー項目に関する通路、列、ビン・インジケータなどの特定のロケータを追跡している場合、在庫保管棚フレックスフィールドを構成し、ユーザーの部署内でロケータ・コントロールを実現する必要があります。

このキー・フレックスフィールドは、1つの体系のみをサポートします。

システム品目(品目フレックスフィールド)

次の表は、このキー・フレックスフィールドの詳細情報を示しています。

所有者 Oracle Inventory
フレックスフィールド・コード MSTK
表名 MTL_SYSTEM_ITEMS
列の数 20
列の幅 40
動的挿入の可能性 No
一意のID列 INVENTORY_ITEM_ID
体系列 ORGANIZATION_ID

品目の情報を記録および報告するために、システム品目フレックスフィールド(これは品目フレックスフィールドとも呼ばれます)を使用できます。各品目の定義を開始するには、品目フレックスフィールドを設計し、構成する必要があります。

各品目を参照するすべてのOracle Applications製品は、品目フレックスフィールドを共有し、複数セグメントをサポートしています。しかしこのフレックスフィールドは、1つの体系のみをサポートします。

地域フレックスフィールド

次の表は、このキー・フレックスフィールドの詳細情報を示しています。

所有者 Oracle Receivables
フレックスフィールド・コード CT#
表名 RA_TERRITORIES
列の数 20
列の幅 25
動的挿入の可能性 Yes
一意のID列 TERRITORY_ID
体系列 None

地域フレックスフィールドは、販売地域に関する情報の記録、カスタマイズした報告書の作成に使用します。また地域フレックスフィールドは、Oracle Receivables内の「取引詳細」と「顧客詳細」レポートに表示されます。