Oracle Workflow管理者ガイド リリース12 E05663-01 | ![]() 目次 | ![]() 前へ | ![]() 次へ |
この章では、Oracle Applications ManagerのOracle Workflow Managerコンポーネントの使用方法について説明します。
この章の内容は、次のとおりです。
Oracle Workflow Managerは、システム管理者が複数のOracle ApplicationsインスタンスのOracle Workflowを単一コンソールから管理できるようにする、Oracle Applications Managerのコンポーネントです。
管理者は、Oracle Workflow Managerを使用してWorkflowシステム・サービス(通知メーラー、エージェント・リスナーおよび他のサービス・コンポーネントなど)、バックグラウンド・エンジン、廃止ワークフロー・データのパージおよびワークフロー制御キューのクリーン・アップを制御できます。 また、すべての作業項目の分布をステータス別に表示し、詳細情報にドリルダウンして、作業項目の処理をモニターすることもできます。 さらに、ステータス別のイベント・メッセージ分布とキュー伝播スケジュールを表示して、ローカル・ビジネス・イベント・システム・エージェントのイベント・メッセージ処理をモニターできます。 この作業項目とイベント・メッセージのモニター機能を使用すると、システム管理者は可能性のあるボトルネックを容易に識別できます。
Oracle Workflow Managerにアクセスするには、Oracle Applications Managerにログインしてアプリケーション・システムを選択します。 その後、次のいずれかのナビゲータ・パスを使用できます。
「Applications Dashboard」ページで、プルダウン・メニューから「Workflow Manager」を選択して「Go」ボタンをクリックします。
「Site Map」と「Administration」タブを順番に選択し、「Site Map」ページの「Workflow」リージョンで「Home」リンクを選択します。 「Workflow」リージョンで他のリンクを1つ選択し、Oracle Workflow Manager内の対応するページに直接ナビゲートすることもできます。
ナビゲーション: 「Applications Dashboard」->(プルダウン・メニュー)「Workflow Manager」->(ボタン)「Go」
他のOracle Applications Manager機能を使用してOracle Workflowを管理することもできます。
Oracle Diagnosticsを使用して、Oracle Workflowインストールの設定をチェックする診断テストを実行し、デバッグ情報を検討します。
Oracle Applications Loggingを使用して、Oracle Workflowのログを検討します。 Oracle Workflowでは、Oracle Applications Loggingフレームワークを使用して、Oracle Workflowビジネス・イベント・システムおよびOracle XML Gatewayに関連するデータベース・ロギング・アクティビティが標準化および集中化されます。
注意: Oracle WorkflowのJava中間層コンポーネント(通知メーラーやエージェント・リスナーなど)でもOracle Applications Loggingが使用されますが、これらのコンポーネント間で大量のメッセージが交換されるため、その情報はデフォルトでファイル・システムに記録されます。
Oracle Applicationsインスタンスでのアクティビティ・レベルによっては、Oracle Workflow Managerの一部のグラフとリストを使用して大量のデータを要約できます。 これらの統計を表示する際のパフォーマンスを向上させるために、Oracle Workflow Managerではコンカレント・プログラムが定期的に実行されて統計が収集され、コンカレント・プログラムからの最新データに基づいてグラフとリストが表示されます。
「ワークフロー・エージェント・アクティビティ統計」コンカレント・プログラム(FNDWFAASTATCC): 「Workflow System」ステータス・ページの「Agent Activity」グラフと「Agent Activity」ページのエージェント・アクティビティ・リストに使用する統計が収集されます。
「ワークフロー・メーラー統計」コンカレント・プログラム(FNDWFMLRSTATCC): 「Notification Mailer Throughput」ページのスループット・グラフに使用する統計が収集されます。
「ワークフロー作業項目統計」コンカレント・プログラム(FNDWFWITSTATCC): 「Workflow System」ステータス・ページの「Work Item」グラフ、「Workflow Purge」ページの「Completed Work Items」リスト、「Active Work Items」、「Deferred Work Items」、「Suspended Work Items」および「Errored Work Items」ページの作業項目リストに使用する統計が収集されます。
これらのコンカレント・プログラムは、デフォルトで24時間ごとに実行するようにスケジュールされます。 これらのコンカレント・プログラムにパラメータは不要です。 統計を異なる間隔で収集する場合は、デフォルトでスケジュールされた要求を必要に応じて取り消して、異なるスケジュールでプログラムを実行できます。
前述のグラフとリストには、それぞれ統計の最終更新日時と「Refresh」アイコンが表示されます。このアイコンを選択すると、必要に応じて統計を即時にリフレッシュできます。 ただし、Oracle Applicationsインスタンスに大量のワークフロー・データが含まれている場合は、データをリフレッシュすると遅延やページ・タイムアウトが発生する可能性があることに注意してください。
注意: 作業項目詳細や作業項目アクティビティ詳細など、通常は少量のデータを表すOracle Workflow Manager統計は、コンカレント・プログラムを使用せずに直接問合せされます。
「Workflow System」ステータス・ページは、Oracle Workflowインスタンスのステータスの概要を提供します。 このページには、システム・ステータス情報の最終更新日時が表示されます。 この情報をリフレッシュするには「Refresh」アイコンをクリックします。 このページからサポート・カートに情報を追加するには、「Add to Support Cart」ボタンをクリックします。
注意: システム・ステータス情報は、他のOracle Workflow統計を収集するコンカレント・プログラムとは別に、直接問合せされます。
「Workflow System」ステータス・ページには、次のワークフロー機能の稼働中、待機中または利用不能の要約ステータスが表示されます。
通知メーラー: 通知メーラー・サービス・コンポーネントを管理するには、「Notification Mailers」ステータス・アイコンをクリックします。
エージェント・リスナー: エージェント・リスナー・サービス・コンポーネントを管理するには、「Agent Listeners」ステータス・アイコンをクリックします。
サービス・コンポーネント: すべてのタイプのサービス・コンポーネントを管理するには、「Service Components」ステータス・アイコンをクリックします。
バックグラウンド・エンジン: 「ワークフロー・バックグラウンド・プロセス」コンカレント要求を表示するには、「Background Engines」ステータス・アイコンをクリックします。
パージ: 「廃止ワークフロー・ランタイム・データのパージ」コンカレント要求と完了作業項目の要約情報を表示するには、「Purge」ステータス・アイコンをクリックします。
制御キュー・クリーン・アップ: 「ワークフロー制御キュー・クリーン・アップ」コンカレント要求を表示するには、「Control Queue Cleanup」ステータス・アイコンをクリックします。
サービス・コンポーネント機能(通知メーラー・サービス・コンポーネント、エージェント・リスナー・サービス・コンポーネントおよびグループ化されたすべてのタイプのサービス・コンポーネントなど)の場合、要約ステータス・アイコンは次のステータスを表します。
Down: このタイプの1つ以上のサービス・コンポーネントが「Stopped with Error」または「System Deactivated」ステータスになっています。 エラーを調べる必要があります。
Up: このタイプの1つ以上のサービス・コンポーネントが「Running」または「Suspended」ステータスになっており、このタイプで「Stopped with Error」または「System Deactivated」ステータスになっているサービス・コンポーネントはありません。
Unavailable: このタイプで「Running」、「Suspended」、「Stopped with Error」または「System Deactivated」ステータスになっているサービス・コンポーネントはありません。 たとえば、このタイプの全サービス・コンポーネントが完全に構成されていないか、エラーなしで停止されている場合は、「Unavailable」要約ステータスが表示されます。
コンカレント・プログラムとして実行する機能に対するコンカレント要求をOracle Self-Service Web Applicationsを介して発行するには、必要なプログラムを「Submit Request For」プルダウン・メニューから選択して「Go」ボタンをクリックします。 次のプログラムに対する要求を発行できます。
Background Engines
Purge
Control Queue Cleanup
このリージョンには、Oracle Workflowに必須のデータベース初期化パラメータに関する情報が表示されます。 リストには、各パラメータの名称、実際のパラメータ値、推奨値および摘要が表示されます。 実際の値が推奨値と一致しない場合は、推奨値が警告インディケータ・アイコンでマークされます。
「JOB_QUEUE_PROCESSES」パラメータでは、インスタンスのSNPジョブ・キュー・プロセス数を定義します。 Oracle Workflowのジョブ・キュー・プロセスでは、ビジネス・イベント・システムのイベント・メッセージの伝播をAQキュー単位および通知メーラーに関して処理する必要があります。 Oracle Workflowのプロセスの推奨数は10以上です。
注意: Oracle Database 10gでは、「AQ_TM_PROCESSES」パラメータを設定する必要はありません。
このリージョンには、作業項目とビジネス・イベント・システム・エージェント・アクティビティに関する要約情報が表示されます。
このグラフには、「Active」、「Deferred」、「Suspended」および「Error」ステータスの全作業項目の分布が表示されます。
このグラフが非表示の場合は、「Show」リンクをクリックすると表示されます。
このグラフが表示されている場合は、「Hide」リンクをクリックすると非表示になります。
グラフ・ヘッダーには、作業項目統計の最終更新日時が表示されます。 この情報をリフレッシュするには「Refresh」アイコンをクリックします。 「Oracle Workflow統計の収集」を参照してください。
あるステータスの項目タイプの分布を表示するには、グラフ内でそのステータスのバーをクリックするか、またはステータス名のリンクをクリックします。
特定のステータスの作業項目数を表示するには、グラフ内でそのステータスのバーにマウス・ポインタを置きます。
注意: 1つの作業項目を複数のステータスでカウントできます。 たとえば、終了日が未設定の作業項目は、実行中の作業項目のみでなく遅延、中断およびエラーのある作業項目を含めて、すべてが「Active」作業項目としてカウントされます。 また、ある項目のアクティビティが遅延し、作業項目全体が中断されている場合、その作業項目は「Deferred」および「Suspended」の両方のステータスのカウントに含まれます。 そのため、全ステータスのカウント合計は、実際の作業項目数よりも多くなります。
このグラフには、「Ready」、「Waiting」、「Expired」、「Undeliverable」および「Error」ステータスになっている、ビジネス・イベント・システム・エージェント上の全イベント・メッセージの分布が表示されます。
注意: メッセージに「Error」ステータスが明示的に割り当てられることはありません。 グラフの「Error」バーは、WF_ERRORエージェント上の任意のステータスのメッセージを表します。
このグラフが非表示の場合は、「Show」リンクをクリックすると表示されます。
このグラフが表示されている場合は、「Hide」リンクをクリックすると非表示になります。
グラフ・ヘッダーには、エージェント・アクティビティ統計の最終更新日時が表示されます。 この情報をリフレッシュするには「Refresh」アイコンをクリックします。 「Oracle Workflow統計の収集」を参照してください。
様々なエージェント上で様々なステータスになっているイベント・メッセージの分布を表示するには、グラフ内でステータスのバーをクリックするか、イベント・メッセージ・ステータス名のリンクをクリックします。
特定のステータスのイベント・メッセージ数を表示するには、グラフ内でそのステータスのバーにマウス・ポインタを置きます。
このリージョンには、他のOracle Workflow管理機能へのリンクが用意されています。
通知メーラーやエージェント・リスナーなどのサービス・コンポーネントを構成するには、「Service Components」リンクをクリックします。
キュー伝播機能の必須のデータベース初期化パラメータと、ビジネス・イベント・システム・エージェントの伝播スケジュールのリストを表示するには、「Queue Propagation」リンクをクリックします。
通知メーラーのスループットを表示するには、「Notification Mailers」リンクをクリックします。 このグラフには、通知メーラーのスループットがWF_NOTIFICATIONS表内の通知の分布と次のステータスで表示されます。
Processed: 通知メーラー・サービス・コンポーネントによりEメール・メッセージを送信済のアウトバウンド通知。
Waiting: Eメール・メッセージを未送信のアウトバウンド通知。
グラフ・ヘッダーには、通知メーラー・スループット統計の最終更新日時が表示されます。 この情報をリフレッシュするには「Refresh」アイコンをクリックします。 「Oracle Workflow統計の収集」を参照してください。
特定のステータスの通知数を表示するには、グラフ内でそのステータスのバーにマウス・ポインタを置きます。
ナビゲーション: 「Applications Dashboard」->(プルダウン・メニュー)「Workflow Manager」->(ボタン)「Go」->「Related Links」->「Throughput」->「Notification Mailers」
様々なエージェント上で様々なステータスになっているイベント・メッセージの分布を表示するには、「Agent Activity」リンクをクリックします。
一般サービス・コンポーネント・フレームワークは、バックグラウンドJavaサービスの管理を簡略化し自動化するのに役立ちます。 サービス・コンポーネント・コンテナとサービス・コンポーネントは一般サービス管理(GSM)を介して実行され、GSMはOracle Applications Manager(OAM)を介して制御できます。
サービス・コンポーネント・コンテナはサービスのインスタンスであり、サービスによりそこに属する個別サービス・コンポーネントの実行が管理されます。コンテナは、そのコンポーネントのステータスをモニターし、コンテナ自体とそのコンポーネントの制御イベントを処理します。 これらの処理はコンテナのログに記録されます。
サービス・コンポーネントは、一般サービス・コンポーネント・フレームワークで管理できるように、このフレームワーク標準に従って定義されたJavaプログラムのインスタンスです。 現在、Oracle Workflowには「ワークフロー・メーラー」、「ワークフロー・エージェント・リスナー」、「ワークフローJavaエージェント・リスナー」および「ワークフローWebサービス・アウトバウンド」という4つのサービス・コンポーネント・タイプが用意されています。
Oracle Workflowで標準処理を実行できるように、これらのタイプのシードされた複数のサービス・コンポーネントがシード・コンテナ内に用意されています。 必要に応じてサービス・コンポーネントを追加作成し、カスタム処理を実行できます。 カスタム・サービス・コンポーネントを作成すると、それをシード・コンテナに割り当てることができ、シード・コンテナによる処理量に基づいて独自のカスタム・コンテナを作成するように選択することもできます。
すべてのサービス・コンポーネントには、一般サービス・コンポーネント・フレームワークに必要な特定の属性があります。 コンポーネントの一般定義属性は、コンポーネント名、起動モード、コンテナ・タイプ、インバウンド・エージェント、アウトバウンド・エージェントおよび相関IDなどです。詳細属性は、コンポーネントを所有するコンテナ、必要時コンポーネントの最大アイドル時間、最大エラー数、インバウンドおよびアウトバウンド処理スレッド数、コンポーネント・ログ・レベル、読取りタイムアウト期間、最小スリープ時間、最大スリープ時間、エラー・スリープ時間、および、読取りタイムアウト期間の満了後に接続をクローズするかどうかなどです。
サービス・コンポーネントには、3つの起動モードのいずれかを使用できます。
自動: コンポーネント・コンテナの起動時に、対応する自動サービス・コンポーネントが自動的に起動されます。 また、これらのコンポーネントはモニターされ、必要に応じて自動的に再起動されます。
必要時: 必要時サービス・コンポーネントに処理待ちのメッセージがある場合は、そのコンポーネントがコンポーネント・コンテナにより起動されます。 たとえば、WF_NOTIFICATION_OUTキューに待機中のメッセージがあると、必要時通知メーラー・サービス・コンポーネントが起動されます。 必要時サービス・コンポーネントの最大アイドル時間を超えると、そのコンポーネントがコンテナにより停止されます。
手動: Workflow Managerを介してサービス・コンポーネントを手動で起動および停止する必要があります。 手動サービス・コンポーネントがコンポーネント・コンテナにより起動または停止されることはありません。
すべてのサービス・コンポーネントには、Oracle Applications GSMコンテナ・タイプを使用します。 コンポーネントには、インバウンド・メッセージを処理するインバウンド・エージェント、アウトバウンド・メッセージを処理するアウトバウンド・エージェント、またはその両方を使用できます。 コンポーネントにOracle Advanced Queuing(AQ)の相関IDを割り当てて、処理対象を指定のIDでマークされたメッセージのみに限定できます。
Oracle Workflowには、「ワークフロー・メーラー・サービス」、「ワークフロー・エージェント・リスナー・サービス」および「ワークフロー文書Webサービス・サービス」という3つの事前定義済コンテナが用意されており、それぞれにコンポーネントを作成できます。 必要時サービス・コンポーネントの場合は、サービス・コンポーネントがコンテナにより停止されるまでにアイドル状態を継続可能な最大時間を指定できます。 サービス・コンポーネントには、インバウンド処理スレッドを1つ使用してインバウンド処理を使用可能にすることができます。インバウンド処理スレッドを使用しなければ、インバウンド処理は使用不可になります。 サービス・コンポーネントにアウトバウンド処理スレッドを1つ以上使用して、アウトバウンド・メッセージの量に応じてアウトバウンド処理を使用可能にすることができます。アウトバウンド処理スレッドを使用しなければ、アウトバウンド処理は使用不可になります。 インバウンド処理のみ、またはアウトバウンド処理のみを実行するタイプのサービス・コンポーネントもあります。 たとえば、エージェント・リスナーではインバウンド・イベント・メッセージのみが処理されるため、アウトバウンド・スレッド数は常に0(ゼロ)にする必要があります。
診断ログは、コンポーネント・コンテナごとにコンテナの起動時から停止時まで記録されます。 コンテナが再起動されると、新規ログが開始されます。 このログは、Workflow Managerを介して表示できます。 各ログ・エントリはコンテナIDでマークされ、該当する場合はそのエントリを生成したサービス・コンポーネントのIDでもマークされます。 コンポーネント・コンテナごとに、記録する情報の詳細レベルを指定できます。 また、コンテナ内の各サービス・コンポーネントについて個別のログ・レベルを指定することもできます。 選択できるログ・レベルは、最も詳細なレベルから順番に次のとおりです。
1: 文
2: プロシージャ
3: イベント
4: 例外
5: エラー
6: 予想外
コンテナとサービス・コンポーネントのデフォルトのログ・レベルは、どちらも「エラー」です。 このレベルは、標準的な使用方法の推奨設定です。
サービス・コンポーネントの処理スレッドはループ内で実行され、割り当てられたエージェントに関連するキューからメッセージを読み取り、指定したスリープ時間中は待機してから、キュー内のメッセージを再チェックします。 読取りタイムアウト期間では、最後のメッセージがデキューされてからタイムアウトになるまでに、サービス・コンポーネントがキューからのメッセージ読取り試行を続行する時間を定義します。 この期間が満了する前に別のメッセージが受信されると、そのメッセージが処理されてタイムアウト期間が再び開始されます。 タイムアウト期間が満了し、他に受信したメッセージがなければ、サービス・コンポーネントは読取りを停止し、スリープ時間が開始されます。
サービス・コンポーネントの最小スリープ時間では、読取りタイムアウト期間が満了してからキュー内のメッセージを再チェックするまでに、サービス・コンポーネントが待機する最短時間を定義します。 キューのメッセージ受信頻度が低い場合は、最大スリープ時間を最小スリープ時間よりも大きい値に設定して、メッセージを受信しないときの読取り試行から読取り試行までのスリープ時間を増やすように選択できます。 この場合、サービス・コンポーネントはキューからのメッセージ読取りを完了した後、まず最小スリープ時間だけ待機します。 以降の試行時に読み取るメッセージがなければ、読取り試行から読取り試行までのスリープ時間は最大スリープ時間に達するまで少しずつ長くなります。 メッセージの受信頻度が低い場合は、スリープ時間を長くするとパフォーマンスを改善できます。 また、最大スリープ時間パラメータを0(ゼロ)に設定して、スリープ時間を増やさないように指定することもできます。 この場合、サービス・コンポーネントは読取り試行と読取り試行の間に常に最小スリープ時間だけ待機します。
サービス・コンポーネントのエラー・スリープ時間では、エラーが発生してから処理を再開するまでにサービス・コンポーネントが待機する時間を定義します。 さらに、サービス・コンポーネントの処理スレッドでは、読取りタイムアウト期間の満了後、スリープ時間の開始時に接続をクローズするか、処理スレッドが停止するまでオープン状態のままにしておくことができます。
サービス・コンポーネントには、実行する処理のタイプに固有の構成パラメータも存在する場合があります。 たとえば、通知メーラー・サービス・コンポーネントには、使用するインバウンドおよびアウトバウンドEメール・サーバーを指定する構成パラメータがあります。
共通構成パラメータとタイプ固有の構成パラメータのうち、一部のパラメータはサービス・コンポーネントの実行中に動的にリフレッシュできます。 この種のパラメータは、コンポーネントの構成ページでは「Refresh」アイコンで識別されます。 たとえば、コンポーネント・ログ・レベル、インバウンド・スレッド数およびアウトバウンド・スレッド数は、リフレッシュ可能なパラメータです。
サービス・コンポーネントに対して、次のような制御イベントを実行できます。
サービス・コンポーネントの起動。
実行中のサービス・コンポーネントの中断。これにより、スレッドは処理を停止しますが、接続はクローズされません。
中断したサービス・コンポーネントの再開。
変更したパラメータによる実行中のサービス・コンポーネントのリフレッシュ。
実行中または中断したサービス・コンポーネントの停止。
サービス・コンポーネントには、実行する処理のタイプに固有の制御コマンドも存在する場合があります。 たとえば、ワークフロー・メーラー・コンポーネントには、要約通知を開始するためのコマンドがあります。
「Service Components」ページでコンポーネントの関連コマンドを選択すると、これらの制御イベントを実行時に手動で実行できます。 また、サービス・コンポーネントの構成時に、単一または繰返し制御イベントをスケジュールすることもできます。
サービス・コンポーネントには、次のいずれかのステータスを使用できます。
Not Configured: コンポーネントの一部の必須構成パラメータが完了していません。 コンポーネントは、構成が完了するまで起動できません。
Starting: コンポーネントは実行準備中です。
Running: コンポーネントは正常に実行中です。 この状態になっているコンポーネントの処理の中断、動的にリフレッシュ可能なコンポーネントの構成パラメータのリフレッシュ、またはコンポーネントの停止を選択できます。
Suspending: コンポーネントは処理を中断するための準備中です。
Suspended: コンポーネントのスレッドは処理を停止しましたが、接続はオープンされたままです。 コンポーネントが中断されている場合は、その処理を再開するか、完全に停止できます。
Resuming: コンポーネントは処理を再開して「Running」ステータスに戻るための準備中です。
Stopping: コンポーネントは実行を停止するための準備中です。
Stopped: コンポーネントはエラーなしで正常に停止されました。
Stopped with Error: コンポーネントは「Max Error Count」パラメータで指定された最大エラー数に達して停止しました。 コンポーネント・コンテナは、このステータスの自動コンポーネント、または処理待ちのメッセージがあるためにこのステータスになっている必要時コンポーネントを再起動します。
System Deactivated: コンテナのSVC_COMP_MAX_ERROR_COUNTサービス・パラメータで指定された最大回数のエラーによりコンポーネントが停止されたため、自動コンポーネントまたは必要時コンポーネントはコンテナにより自動的に無効化されました。 このステータスのコンポーネントは、コンテナが再起動されるまでは自動的に再起動されません。
User Deactivated: 自動または必要時コンポーネントは、ユーザーにより手動で停止されました。 自動的に再起動されることはありません。 必要な場合は、手動で再起動する必要があります。
「Starting」、「Running」、「Suspending」、「Suspended」、「Resuming」または「Stopping」ステータスのコンポーネントは、有効とみなされます。 コンポーネントが有効な間は、コンポーネント名、起動モード、コンテナ・タイプ、インバウンド・エージェント、アウトバウンド・エージェント、相関ID、コンテナ、または最大アイドル時間(必要時コンポーネントの場合)を編集できません。 これらの属性を変更する前に、コンポーネントを停止する必要があります。 ただし、他の構成パラメータは、コンポーネントが有効な間でも編集できます。 リフレッシュ可能なパラメータを編集すると、コンポーネントは新しいパラメータ値で動的にリフレッシュされます。
コンポーネントは、どのステータスでも手動で停止できます。 また、なんらかの理由でコンテナが停止すると、そのコンポーネントもすべて停止されます。
サービス・コンポーネントのステータスが「Stopped with Error」または「System Deactivated」に変わると、Oracle Workflowではシステム・アラートがOracle Applications Managerの「System Alerts and Metrics」ページに転記されます。
「Service Components」ページには、Oracle Workflowインストールで定義されているサービス・コンポーネントが表示されます。
ナビゲーション: 「Applications Dashboard」->(プルダウン・メニュー)「Workflow Manager」->(ボタン)「Go」->「Service Components」ステータス・アイコン
このページからサポート・カートに情報を追加するには、「Add to Support Cart」ボタンをクリックします。
リストには、各サービス・コンポーネントの名称、ステータス、タイプ、起動モード、コンテナ・タイプおよびコンテナが表示されます。 いずれかの列見出しをクリックすると、その列でリストをソートできます。
リストに表示されるサービス・コンポーネントをフィルタするには、「Filter」プルダウン・メニューからサービス・コンポーネントのプロパティを選択し、テキスト・フィールドにフィルタ値を入力して「Go」ボタンをクリックします。 次のプロパティでフィルタできます。
サービス・コンポーネント名
サービス・コンポーネント・ステータス
サービス・コンポーネント・タイプの表示名
サービス・コンポーネント・タイプの内部名
リストにサービス・コンポーネントの現行のステータスが表示されることを確認するには、「Verify All」ボタンをクリックします。
新しいサービス・コンポーネントを作成するには、「Create」ボタンをクリックします。
サービス・コンポーネントの構成を編集するには、サービス・コンポーネントを選択して「Edit」ボタンをクリックします。 構成の編集ステップは、サービス・コンポーネントのタイプによって異なります。
このサービス・コンポーネントが実行中のサービス・コンポーネント・コンテナの診断ログを表示するには、サービス・コンポーネントを選択して「View Log」ボタンをクリックします。 ログには、このコンポーネントと、そのコンテナに属する他のコンポーネントに関するログ・メッセージが含まれています。
サービス・コンポーネントの詳細を表示するには、「Name」列でサービス・コンポーネントのリンクをクリックするか、サービス・コンポーネントを選択して「View Details」ボタンをクリックします。 表示される情報は、サービス・コンポーネントのタイプによって異なります。
エージェント・リスナーの実行を制御するようにスケジュールされたイベントを確認するには、「View Event History」ボタンをクリックします。 「Event History」ページに、各イベントの名称、ステータス、イベントを要求したユーザー、イベントが処理される前のコンポーネントのステータス、イベント処理の完了日、サービス・コンポーネントのコンテナ、コンテナ・タイプおよびリフレッシュ・イベントのイベント・パラメータが表示されます。 このイベント履歴を監査証跡として使用し、エージェント・リスナーの制御イベントをスケジュールしたユーザーを確認できます。 イベントのステータスは、「Pending」、「Skipped」、「In Progress」、「Completed」または「Error」です。 イベントがスケジュールされる時点でコンポーネントが適切なステータスになっていないと、イベントがスキップされる場合があります。 たとえば、コンポーネントが予定時刻に停止されている場合、リフレッシュ・イベントは実行できません。
サービス・コンポーネントを削除するには、サービス・コンポーネントを選択して「Delete」ボタンをクリックします。 サービス・コンポーネントが現在実行中の場合は、削除する前に停止する必要があります。
注意: 一部のシード済サービス・コンポーネントはOracle WorkflowとOracle XML Gatewayに必須なため、削除できません。 この種のサービス・コンポーネントを使用不可にする必要がある場合は、「Command」プルダウン・メニューの「Stop」コマンドを使用して手動で停止できます。 ただし、この種のコンポーネントを停止すると、サポート対象の機能も使用不可になることに注意してください。 たとえば、ワークフロー・エラー・エージェント・リスナーとワークフローJavaエラー・エージェント・リスナーを停止すると、ビジネス・イベント・システムのエラー処理が使用不可になります。
サービス・コンポーネントの実行を手動で制御するには、サービス・コンポーネントを選択し、「Command」プルダウン・メニューで必要なコマンドを選択して「Go」ボタンをクリックします。 次のコマンドを選択できます。
Refresh
Resume
Start
Stop
Suspend
Launch Summary Notifications(ワークフロー・メーラー・サービス・コンポーネントのみ)
GSMを介してサービス・コンポーネントのコンテナのサービス・インスタンスを管理するには、「Container」列でコンテナのリンクをクリックします。
「Pick Component Type」ページでは、作成するサービス・コンポーネントのタイプを選択できます。 このページには、使用可能な各タイプの名称と摘要が表示されます。 必要なタイプを選択して「Continue」ボタンをクリックします。 サービス・コンポーネント構成の完了ステップは、選択したタイプによって異なります。
Oracle Workflowには、次のサービス・コンポーネント・タイプが用意されています。
Workflow Mailer: 通知システムに対するEメールの送信および応答処理を実行するサービス・コンポーネント
Workflow Agent Listener: データベース内のビジネス・イベント・システム・エージェントに関するインバウンド・メッセージを処理するサービス・コンポーネント
Workflow Java Agent Listener: 中間層のビジネス・イベント・システム・エージェントに関するインバウンド・メッセージを処理するサービス・コンポーネント
Workflow Web Services Outbound: アウトバウンドWebサービス・メッセージを処理するサービス・コンポーネント
ナビゲーション: 「Applications Dashboard」->(プルダウン・メニュー)「Workflow Manager」->(ボタン)「Go」->「Service Components」ステータス・アイコン->「Create」
「Component Details」ページでは、サービス・コンポーネントの構成を確認できます。
ナビゲーション: 「Applications Dashboard」->(プルダウン・メニュー)「Workflow Manager」->(ボタン)「Go」->「Service Components」ステータス・アイコン->(ボタン)「View Details」
「Component Details」ページには、サービス・コンポーネントについて現在スケジュールされている制御イベントのみでなく、サービス・コンポーネントに対して定義済の構成パラメータと特殊なステータス情報が表示されます。 リストには、各イベントの名称、初期開始時刻、イベントが現在実行中かどうか、繰返しイベントの次回予定実行時刻、繰返しイベントの前回実行時刻、繰返しイベントの実行間隔(分)、イベントの失敗回数、イベントのスケジュールに使用されたDBMSジョブのジョブID、およびDBMSジョブで実行されるPL/SQL APIが表示されます。
このページからサポート・カートに情報を追加するには、「Add to Support Cart」ボタンをクリックします。
ワークフロー・メーラー・サービス・コンポーネントの場合のみ、テスト・メッセージを送信するには「Test Mailer」ボタンをクリックします。 「Test Notification Mailer」ページで、メッセージの送信先となる受信者ロールを選択し、「Send Test Message」ボタンをクリックします。 次に、受信者ロールのEメール・アカウントをチェックして、テスト・メッセージが受信されたことを確認します。 テスト・メッセージは応答を必要としないため、確認後に閉じることができます。 ただし、必要に応じて注釈付きで応答し、メッセージを確認できます。
テスト・メッセージを正常に送信するには、有効なEメール・アドレスが定義されている受信者ロール、またはメンバーに対して有効なEメール・アドレスが定義されている受信者ロールを選択する必要があります。 また、受信者ロールの通知作業環境にも、個別のEメール通知が含まれている必要があります。
通知メーラー用に上書きEメール・アドレスを設定すると、そのアドレスが「Test Notification Mailer」ページに表示されます。 この場合、テスト・メッセージは受信者ロールのEメール・アドレスではなく上書きアドレスに送信されます。 ただし、この場合も、通知メーラーでテスト・メッセージを送信できるように受信者ロールを選択する必要があります。
ワークフロー・メーラー・サービス・コンポーネントの場合のみ、すべての発信Eメール通知を送信する上書きアドレスを設定するには、「Set Override Address」ボタンをクリックします。 上書きアドレスは、ワークフロー定義やメーラー処理をテストする際に使用します。これにより、各受信者のEメール・アドレスを個別にチェックまたは変更するかわりに、すべてのテスト通知を1つのEメール・アドレスで自動的に受信できます。 上書きアドレスがアクセス可能で、その使用が許可されていることを確認するには、そのアドレスを通知メーラーで使用する前に要求を検証する必要があります。
「Set Override Address」ページで、現行の上書きアドレスがあれば確認します。 新規の上書きアドレスとして設定するEメール・アドレスを入力し、「Submit」を選択します。 次に、検証用Eメール・メッセージ用に指定したEメール・アカウントをチェックします。
「Verify Override Address」ページで、Eメール・メッセージに表示された検証コードを入力して「Apply」を選択します。 必要な場合は、検証用Eメール・メッセージに表示されたリンクを使用して「Verify Override Address」ページに戻ることができます。 このページにアクセスする前に、Oracle Applications Managerにログインする必要があります。
上書きアドレスを削除するには、「Set Override Address」ページにナビゲートして「Clear Override Address」ボタンを選択します。 通知メーラーにより、個別受信者のEメール・アドレスへのEメール通知の送信が再開されます。
サービス・コンポーネントの実行を制御するようにスケジュールされたイベントを確認するには、「View Event History」ボタンをクリックします。 「Event History」ページに、各イベントの名称、ステータス、イベントを要求したユーザー、イベントが処理される前のコンポーネントのステータス、イベント処理の完了日、サービス・コンポーネントのコンテナ、コンテナ・タイプおよびリフレッシュ・イベントのイベント・パラメータが表示されます。 このイベント履歴を監査証跡として使用し、サービス・コンポーネントの制御イベントをスケジュールしたユーザーを確認できます。 イベントのステータスは、「Pending」、「Skipped」、「In Progress」、「Completed」または「Error」です。 イベントがスケジュールされる時点でコンポーネントが適切なステータスになっていないと、イベントがスキップされる場合があります。 たとえば、コンポーネントが予定時刻に停止されている場合、リフレッシュ・イベントは実行できません。
このコンポーネントが実行中の一般サービス管理(GSM)サービス・コンポーネント・コンテナの診断ログを表示するには、「View Log」ボタンをクリックします。 ログには、このコンポーネントと、そのコンテナに属する他のコンポーネントに関するログ・メッセージが含まれています。
構成パラメータの値または予定イベントを変更するには、「Edit」ボタンをクリックし、「Service Component Configuration Wizard」の該当ページにナビゲートします。
「Service Components」ページに戻るには、「OK」ボタンをクリックします。
Oracle Applications Managerを使用すると、サービス・コンポーネント・コンテナをGSMで「一般サービス・コンポーネント・コンテナ」タイプのサービス・インスタンスとして制御できます。
GSMサービス・インスタンスには、他のプロパティとともに稼働シフトを割り当てることができます。 稼働シフトには、サービス・パラメータを関連付けることができます。 サービス・コンポーネント・コンテナであるサービス・インスタンスの場合、これらのサービス・パラメータがコンテナ全体に適用され、コンテナに属するコンポーネントの管理方法が決定されます。
ナビゲーション: 「Applications Dashboard」->(プルダウン・メニュー)「Workflow Manager」->(ボタン)「Go」->「Service Components」ステータス・アイコン->コンテナ・リンク->(ボタン)「Edit」->(ボタン)「Edit Service Parameters」
「Edit Service Parameters」ページには、最初に、「Edit Service Parameters」フィールドでコンテナに対して指定できるサービス・パラメータとシード済のデフォルト値が表示されます。 ほとんどの場合、これらの値を変更する必要はありません。 ただし、これらの値は必要に応じて「Edit Service Parameters」フィールドで選択して編集できます。
また、「Edit Service Parameters」フィールドに表示されるサービス・パラメータを必要に応じて削除することもできます。 この場合、プロキシ設定パラメータを除くすべてのパラメータの値は、WF_RESOURCES表に格納されているグローバル設定から取得されます。 WF_RESOURCES表のデフォルト値は、「Edit Service Parameters」ページに最初に表示されるデフォルト値と同じです。
「Edit Service Parameters」フィールドでは、サービス・パラメータ名と値をコロンで区切って次の書式で指定する必要があります。
<name1>=<value1>:<name2>=<value2>: . . . <nameN>=<valueN>
コンテナに対して次のサービス・パラメータを指定できます。
SVC_WRITE_DIAG_TO_GSM_LOG: 診断情報を常にGSMログ・ファイルに書き込む場合は「Y」を指定します。 デフォルト値は「Y」です。ログの書込み先を「FND: デバッグ・ログ・ファイル名(AFLOG_FILENAME)」プロファイル・オプションで指定のファイルまたはデータベース(ファイルが未指定の場合)に決定する場合は、「N」を指定します。 「FND: デバッグ・ログ」プロファイル・オプションの詳細は、『Oracle Applicationsシステム管理者ガイド』を参照してください。
SVC_CONTAINER_LOOP_SLEEP: コンテナがGSMキューからの制御メッセージの読取りを完了した後、そのキューでメッセージを再チェックするまで待機するスリープ時間(秒)を指定します。 デフォルトのスリープ時間は10秒です。
SVC_CONTAINER_READ_TIMEOUT: コンテナが最後のメッセージを処理した後にGSMキューを引き続きブロックする最大秒数を指定します。 この期間が満了する前に別のメッセージが受信されると、そのメッセージが処理されてタイムアウト期間が再び開始されます。 タイムアウト期間が満了し、他に受信したメッセージがなければ、コンテナはキューのブロックを停止し、スリープ時間が開始されます。 デフォルトのタイムアウト期間は10秒です。
SVC_CONTAINER_LOG_LEVEL: コンテナに関してログに記録する詳細レベルを指定します。 デフォルト値は5(エラー)です。 有効なレベルは、最も詳細なレベルから順番に次のとおりです。
1: 文
2: プロシージャ
3: イベント
4: 例外
5: エラー
6: 予想外
SVC_COMP_MONITOR_LOOP_SLEEP: コンテナが起動する必要のある自動コンポーネントを起動した後、自動コンポーネントを再チェックするまで待機するスリープ時間(秒)を指定します。 デフォルト値は60秒です。
SVC_COMP_MONITOR_ONDEMAND_FREQ: コンテナが必要時コンポーネントを起動または停止する必要があるかどうかをチェックする間隔(秒)を指定します。 このアクティビティは自動コンポーネントをモニターするよりも高コストのため、通常は頻度を低めに設定する必要があります。 デフォルト値は300秒です。
SVC_COMP_MAX_ERROR_COUNT: コンテナ・レベルの最大エラー数です。 コンテナ内の自動コンポーネントまたは必要時コンポーネントが指定の回数だけエラーで停止すると、コンポーネントのステータスが「System Deactivated」に設定され、コンテナではコンポーネントが自動的に再起動されなくなります。 デフォルト値は5です。
また、必要に応じてプロキシ設定の次のサービス・パラメータを指定できます。 このコンテナ内のコンポーネントからファイアウォール外のWebコンテンツへのアクセスにプロキシ・サーバーを使用する必要がある場合は、これらのパラメータを設定する必要があります。 たとえば、メーラー・コンポーネントは、Eメール通知に含める外部Webコンテンツへのアクセスを必要とする場合があります。 一般サービス・コンポーネント・フレームワークでは、次のサービス・パラメータに設定した値を使用して、関連Javaシステム・プロパティが設定されます。
SVC_PROXY_SET: 接続にプロキシを使用するように指定するには、「true」を指定します。 デフォルト値は「NONE」です。
SVC_PROXY_HOST: プロキシのホスト・マシンを指定します。 デフォルト値は「NONE」です。
SVC_PROXY_PORT: プロキシがリスニングするポートを指定します。 デフォルト値は「NONE」です。
「Service Status」ページを使用すると、コンテナのログ・レベルを変更するなど、サービス・コンポーネント・コンテナの実行を制御できます。 ログ・レベルにより、ログに記録される情報量を制御します。 ここで選択したログ・レベルは、コンテナのログ・メッセージにのみ適用されることに注意してください。 コンテナ内の各コンポーネントにはログ・レベルを個別に割り当てることができます。
ナビゲーション: 「Applications Dashboard」->(プルダウン・メニュー)「Workflow Manager」->(ボタン)「Go」->「Service Components」ステータス・アイコン->コンテナ・リンク->(ボタン)「View Status」
コンテナ起動時のログ・レベルは、SVC_CONTAINER_LOG_LEVELサービス・パラメータの値によって決まります。 このパラメータに値を定義しなければ、ログ・レベルはWF_RESOURCES表に格納されているデフォルト設定から取得されます。 デフォルトのコンテナ・ログ・レベルは「Error」(推奨設定)です。
コンテナの実行中に、必要に応じて現行セッションに対して異なるコンテナ・ログ・レベルを指定できます。 ログ・レベルを変更するには、「Change Log Level To」プルダウン・メニューから必要なレベルを選択し、「Go」ボタンをクリックします。 選択できるログ・レベルは、最も詳細なレベルから順番に次のとおりです。
1: 文
2: プロシージャ
3: イベント
4: 例外
5: エラー
6: 予想外
「Service Status」ページで動的に設定したログ・レベルが適用されるのは現行のコンテナ・セッションの継続期間中のみで、コンテナについてサービス・パラメータに格納されたログ・レベルは変更されないことに注意してください。 ログ・レベルを永続的に設定し、新規セッションごとにコンテナがそのレベルで起動するようにするには、「Edit Service Parameters」ページでSVC_CONTAINER_LOG_LEVELサービス・パラメータの値を編集します。 「コンテナのサービス・パラメータの編集」を参照してください。
現行セッションのログ・レベルが動的に変更された場合、「Service Status」ページにはコンテナに対して現在有効なログ・レベルが表示されないことがあります。 ただし、「Service Components」ページまたは「Component Details」ページで「View Log」を選択すると、いつでもコンテナ・ログ・ファイル内で現行のログ・レベルを確認できます。
カスタム・サービス・コンポーネントを作成する場合は、そのサービス・コンポーネントを管理するカスタム・コンテナを作成するように選択できます。 コンテナは、Oracle Applications Managerで「一般サービス・コンポーネント・コンテナ」タイプのGSMサービス・インスタンスとして作成します。
ナビゲーション: 「Applications Dashboard」->(プルダウン・メニュー)「Workflow Manager」->(ボタン)「Go」->「Service Components」ステータス・アイコン->コンテナ・リンク->(ボタン)「Create New」
GSMサービス・インスタンスには、他のプロパティとともに稼働シフトを割り当てることができます。 稼働シフトには、サービス・パラメータを関連付けることができます。 サービス・コンポーネント・コンテナであるサービス・インスタンスの場合、これらのサービス・パラメータがコンテナ全体に適用され、コンテナに属するコンポーネントの管理方法が決定されます。 カスタム・コンテナを作成する場合、新規コンテナの実行方法を指定するために、新規サービス・インスタンスの稼働シフトのサービス・パラメータを指定する必要があります。 サービス・パラメータを容易に入力するには、シードされているOracle Workflowコンテナの1つから新規コンテナにサービス・パラメータをコピーします。
作成した顧客コンテナには、適切な「Service Component Configuration Wizard」を使用してサービス・コンポーネントを割り当てることができます。 サービス・コンポーネントを実行するには、そのコンポーネントが属しているカスタム・コンテナが実行中であることを確認する必要があります。
通知メーラーは、JavaMail APIを使用して、Eメールの送信やOracle Workflow通知システムへの応答処理を実行するJavaプログラムです。1つ以上の通知メーラーを導入する必要があるのは、ワークフロー・ユーザーが、「ワークリスト」Webページに加えて、Eメールでも通知を受け取るようにする場合のみです。
通知メーラー・プログラムは、一般サービス・コンポーネント・フレームワークで、サービス・コンポーネント・タイプとして定義されます。このフレームワークは、バックグラウンドJavaサービスの管理を簡略化し自動化するのに役立ちます。
Oracle Workflowには、ワークフロー通知メーラーというシードされた通知メーラー・サービス・コンポーネントが1つ用意されています。このメーラーの構成パラメータのほとんどは、デフォルト値に設定されています。 AutoConfigを使用して残りのいくつかの必須パラメータを入力できます。 インストール後は、Eメールの受信ボックスのパスワードを入力するのみで、このメーラーの構成を完了できます。 また、アウトバウンド・メッセージの送信のみを行い、インバウンド・メッセージの受信が不要な場合は、インバウンド処理を使用不可にするのみで、このメーラーの構成を完了できます。 この通知メーラーで使用されるメール・サーバーおよびビジネス・イベント・システムのコンポーネントを設定した場合は、ワークフロー通知メーラーが属するワークフロー・メーラー・サービス・コンテナが起動すると、構成が完了していれば、シードされた通知メーラーは自動的に実行されます。
シードされたワークフロー通知メーラーを削除したり、その名前、割り当てられたエージェント、相関ID値またはコンテナを編集することはできません。ただし、必要に応じて、これ以外の構成パラメータの更新、制御イベントのスケジュール、この通知メーラーを起動、停止、中断、再開または更新するための制御コマンドの手動による選択はできます。
注意: Oracle Alertでも、アラートEメール・メッセージの送受信にワークフロー通知メーラーを使用します。 Oracle Alertを使用する場合は、ワークフロー通知メーラーの構成がアラート要件を満たしていることを確認してください。 『Oracle Alertユーザーズ・ガイド』の設定ステップに関する項を参照してください。
また、追加の通知メーラー・サービス・コンポーネントを作成することもできます。 たとえば、特定のワークフロー項目タイプに属するメッセージのみを処理する通知メーラーを作成したり、同じタイプのメッセージを処理するメーラーを追加作成して、スループットを高めることができます。
通知メーラーの相関IDによって、処理できるメッセージが決まります。 通知メーラーを特定の項目タイプからのメッセージ処理専用にするには、その項目タイプを相関IDとして設定します。すべての項目タイプからのメッセージを処理できる汎用通知メーラーを作成するには、相関IDを空白のままにします。 シードされたワークフロー通知メーラーは相関IDが空白のため、汎用メーラーとして実行できます。
注意: 汎用通知メーラーと特定の項目タイプ専用の通知メーラーを同時に実行した場合、汎用メーラーが先にメッセージにアクセスすると、その項目タイプからのメッセージが引き続き汎用メーラーにより処理される可能性があります。 その項目タイプからのメッセージを専用通知メーラーでのみ処理する場合は、すべての汎用メーラーを使用不可にします。 ただし、この場合は、Oracle Applicationsインストールで使用されている全項目タイプに対して専用メーラーを定義する必要があります。
メッセージ処理の一貫性を確保するには、同じメッセージを処理できる全通知メーラーが特定のパラメータに同じ値を共有する必要があります。 次の場合は、複数のメーラーが同じメッセージを処理できます。
汎用メーラーが専用メーラーと同時に実行される場合
複数の汎用メーラーが同時に実行される場合
同じ項目タイプに対する複数の専用メーラーが同時に実行される場合
これらの場合、通知メーラーは次のパラメータについて同じ値を共有する必要があります。
HTMLエージェント
イメージをアウトバウンドEメールに添付
スタイルシートをアウトバウンドEメールに添付
FYI自動クローズ
直接応答
NLSを再設定
インライン添付
すべてのメッセージ・テンプレート・パラメータ
ただし、これらのメーラーの「送信元」および「返信先アドレス」パラメータには異なる値を設定できます。 メッセージ自体が特別な#WFM_FROMおよび#WFM_REPLYTOメッセージ属性で通知メーラーのパラメータを上書きするように定義されていないかぎり、各通知Eメール・メッセージのヘッダーには、実際にメッセージを送信した通知メーラーの「送信元」および「返信先アドレス」の値が含まれます。 『Oracle Workflow開発者ガイド』の通知メーラー属性に関する項を参照してください。
インバウンド・メッセージのみ、またはアウトバウンド・メッセージのみを処理するように通知メーラー・サービス・コンポーネントを構成することもできます。同じメーラー・ノード名を割り当てて、インバウンド・メーラーとアウトバウンド・メーラーを相互に関連付けます。 メーラー・ノード名は、特定のアウトバウンド・メーラーが送信したアウトバウンド・メッセージに対して送信された応答を処理できるインバウンド・メーラーを示します。
ロード・バランシングのために同じノード名を複数のアウトバウンド・メーラーに割り当てることもできます。 ただし、ノードのインバウンド処理を実行する各メーラーには専用の受信ボックスが必要です。
同じメーラーに対してアウトバウンド処理とインバウンド処理の両方を使用可能にすると、そのメーラーでは両方のタイプの処理に自動的に同じノード名が使用され、送信したアウトバウンド・メッセージに対して送信された応答を処理できるようになります。 必要に応じて、同じノード名を共有する他の通知メーラーを作成することもできます。
アウトバウンドのみのメーラーを作成した場合でも、送信するアウトバウンド・メッセージに対するEメール応答の処理を実行する必要がある場合は、同じノード名でメーラーを1つ以上作成してインバウンド・メッセージ処理を実行する必要があります。このようにしないと、このアウトバウンド・メーラーが送信したアウトバウンド・メッセージに対して送信された応答を処理できるインバウンド・メーラーがありません。
アウトバウンド・メッセージ処理のみを実装してインバウンドEメール応答処理を実装しない場合は、対応するインバウンド・メーラーを作成せずに、アウトバウンドのみのメーラーを構成できます。この場合、応答の必要な通知に対してメッセージ・テンプレートを使用するようにメーラーを構成する必要があります。メッセージ・テンプレートでは、Eメールでの応答は要求しませんが、「通知の詳細」Webページから応答するように受信者を案内します。たとえば、応答が必要な通知を送信するようにメーラーを構成するために、Oracle Workflowが「システム: メーラー」項目タイプで提供する代替テンプレートである「ワークフローUIからの表示」メッセージ・テンプレートを使用したり、独自のカスタム・メッセージ・テンプレートを作成できます。アウトバウンドのみのメーラーでも、標準のメッセージ・テンプレートを使用して、応答を必要としないアウトバウンド要約通知または参考用(FYI: For Your Information)通知を送信できます。
アウトバウンド・メッセージ処理を実行するノードと同じ名前のメーラーを1つ以上作成した場合にのみ、インバウンド専用メーラーを作成します。 同じノード名を共有するアウトバウンド・メーラーがなければ、そのノード名がマークされる着信応答メッセージはなく、インバウンド専用メーラーが処理するメッセージはなくなります。
各種項目タイプの専用メーラーには、それぞれ異なるノード名を使用する必要があります。
カスタム通知メーラー・サービス・コンポーネントを作成すると、それをワークフロー・メーラー・サービスという通知メーラーのシード・コンテナに割り当てることができ、シード・コンテナによる処理量に基づいて独自のカスタム・コンテナを作成するように選択することもできます。
現在、Oracle Workflowではアウトバウンド・メッセージにはSimple Mail Transfer Protocol(SMTP)を、インバウンド・メッセージにはInternet Message Access Protocol(IMAP)をサポートしています。 Oracle Workflow通知Eメール・メッセージを送信するにはSMTPサーバーを設定し、Eメール通知応答を受信する場合はIMAPサーバーを設定しておく必要があります。各クライアントがサポートする機能によって、クライアントごとに通知の表示方法が異なる場合がありますが、ユーザーは様々なEメール・クライアントを使用してEメール通知を受信できます。
注意: Oracle Workflowは、IMAPバージョン4(IMAP4)準拠のメール・サーバーをサポートします。メール・サーバーがこのバージョンのIMAPを使用するようにしてください。 詳細は、『JavaMail API Design Specification』(http://java.sun.com/products/javamail/JavaMail-1.2.pdf)を参照してください。
注意: 特定のタイプのソフトウェアがインストールされている場合は、必要なメール・サーバー機能がすでに使用できるようになっている場合があります。たとえば、Oracle Email、Microsoft Exchange、Lotus Notesなどの製品にはIMAPサービスが含まれています。Sendmailプログラムを構成すると、UNIXサーバーをSMTPサーバーとして使用できます。
また、いくつかの提供元からダウンロード可能なIMAPサーバー・ソフトウェアを使用することもできます。たとえば、ワシントン大学は公共サービスとしてUW IMAP Serverを、カーネギー・メロン大学はCyrus IMAP Serverを提供しています。たとえば、社内でUNIX SendmailEメール・アカウントを使用してる場合は、このオプションを選択できます。詳細は、http://www.washington.edu/imap/、http://asg.web.cmu.edu/cyrus/およびhttp://www.imap.org/を参照してください。
注意: サード・パーティのソフトウェア製品は、例として紹介しているのみです。オラクル社がそれらのサード・パーティのソフトウェア製品を推奨するものでも保証するものでもありません。
通知メーラーを設定するには、次のステップを実行する必要があります。
アウトバウンド・メッセージを送信するためのSMTPメール・サーバーを設定します。
インバウンド・メッセージを受信する場合は、通知メーラーのEメール・アカウントを使用してIMAP4準拠メール・サーバーを設定します。
通知メーラーは、このEメール・アカウント内に受信ボックス、処理済メッセージの保存用フォルダおよび廃棄メッセージの保存用フォルダの3つのフォルダを必要とします。 Eメール・アカウントにPROCESSおよびDISCARDというフォルダが含まれていない場合は、通知メーラーの基本構成を完了すると、この2つのフォルダがOracle Workflowにより自動的に作成されます。 必要な場合は、「Advanced Configuration Wizard」を使用して通知メーラー用の他のフォルダを指定できます。
注意: 通知メーラーの構成前にPROCESSおよびDISCARDフォルダを手動で作成した場合、これらのフォルダの作成にはEメール・クライアントを使用します。Eメール・クライアント以外のコマンドライン・ツールを使用してこれらのフォルダを作成すると、通知メーラーからフォルダにアクセスできない場合があります。
インストール時にAutoConfigを使用して、シードされたワークフロー通知メーラー・サービス・コンポーネントの次の構成パラメータを入力できます。 AutoConfigの実行方法の詳細は、『Using AutoConfig to Manage System Configurations with Oracle Applications Release 12』(OracleMetaLink Note 387859.1)および『Oracle Applications概要』のAutoConfigに関する項を参照してください。
SMTPサーバー
IMAPサーバー(インバウンド・メッセージを受信する場合)
受信ボックス・ユーザー名(インバウンド・メッセージを受信する場合)
返信先Eメール・アドレス(インバウンド・メッセージを受信する場合)
HTMLエージェント名: このパラメータには、AutoConfigのアプリケーション・サーブレット・エージェント・パラメータに入力した値がデフォルト設定されます。 書式は、次のとおりです。
http://<server_name:port>/OA_HTML/
注意: SMTPサーバーおよびIMAPサーバーのパラメータを入力する際は、各サーバーの実際のホスト名を指定します。localhostはパラメータに設定しないでください。各サーバーで使用するポート番号を指定することもできます。ポート番号を指定しない場合、通知メーラーではデフォルトで、IMAPサーバーはポート143、SMTPサーバーはポート25が使用されます。 各サーバーは<server_name>[:<port_number>]形式で指定します。
「ワークフロー構成」ページでビジネス・イベント・ローカル・システムのステータスを「使用可能」に設定し、ビジネス・イベント・システムに必須のJOB_QUEUE_PROCESSESデータベース初期化パラメータに適切な値を設定してください。 ビジネス・イベント・ローカル・システムのステータスはデフォルトで「使用可能」に設定され、通常はこのステータスを変更する必要はありません。ただし、通知処理が完了しない場合は、この設定値を確認する必要があります。
(推奨)「WF: ワークフロー・メーラー・フレームワークWebエージェント」プロファイル・オプションに、通知に埋め込まれるOracle Application Frameworkのリージョンのコンテンツを生成するために通知メーラーで使用するWebサーバーのホストとポートを設定することもできます。このプロファイル・オプションを設定しない場合、通知メーラーでは、「アプリケーション・フレームワーク・エージェント」プロファイル・オプションに指定したWebエージェントが使用されます。ただし、ロード・バランシングの目的で必要な場合は、オプションで、通知メーラーが使用する別のWebエージェントを指定できます。「WF: ワークフロー・メーラー・フレームワークWebエージェント」プロファイル・オプションは、サイト・レベルで設定する必要があります。 『Oracle Applicationsシステム管理者ガイド』のユーザー・プロファイル設定の概要に関する項を参照してください。
サービス・コンポーネントを実行できるようにするには、そのコンポーネントを管理するコンテナを先に起動しておく必要があります。 シードされたワークフロー通知メーラーサービス・コンポーネントは、ワークフロー・メーラー・サービスというコンテナに属していますが、通知メーラー処理に必要なシードされたエージェント・リスナー・サービス・コンポーネントはワークフロー・エージェント・リスナー・サービスというコンテナに属しています。 この2つのコンテナが実行中であることを確認する必要があります。 カスタム・サービス・コンポーネントのために独自のカスタム・コンテナを作成した場合は、そのコンテナも実行する必要があります。 一般サービス管理(GSM)でコンテナをサービス・インスタンスとして起動するには、「Service Instances」ページを使用します。
ワークフロー・エージェント・リスナー・サービス・コンテナの実行中は、ワークフロー遅延通知エージェント・リスナー、ワークフロー・エラー・エージェント・リスナーおよびワークフロー・インバウンド通知エージェント・リスナーと呼ばれる、シードされたエージェント・リスナー・サービス・コンポーネントが自動的に起動されます。これらのコンポーネントは、通知メーラー処理に必要です。これらのエージェント・リスナーが確実に実行されるようにしてください。
通知メーラー構成ウィザードを使用して、通知メーラー・サービス・コンポーネントを構成します。 「Basic Configuration」ページを使用すると最小限の必須パラメータのみを入力して通知メーラーをすばやく構成できますが、「Advanced Configuration Wizard」を使用すると通知メーラーによるメッセージの処理方法を制御するパラメータを追加指定できます。
AutoConfigでシードされたワークフロー通知メーラーの構成パラメータを入力した場合、Eメールの受信ボックスのパスワードを入力するのみで、そのメーラーの構成を完了し、実行を開始できます。 シードされたメーラーのパラメータをAutoConfigで入力しなかった場合は、そのメーラーの構成を完了するためにSMTPサーバー、IMAPサーバー、Eメールの受信ボックスのユーザー名、Eメールの受信ボックスのパスワードおよび返信先Eメール・アドレスのみを入力する必要があります。シードされたワークフロー通知メーラーの他のすべての構成パラメータは最初はデフォルト値に設定され、変更の必要はありませんが、必要に応じて変更することもできます。
注意: IMAPサーバー、Eメールの受信ボックスのユーザー名、Eメールの受信ボックスのパスワード、および返信先Eメール・アドレスは、インバウンド・メッセージを受信する場合にのみ必要です。 また、アウトバウンド・メッセージの送信のみを行い、インバウンド・メッセージの受信が不要な場合は、インバウンド処理を使用不可にするのみで、ワークフロー通知メーラーの構成を完了できます。
(オプション)デフォルトでは、シードされたワークフロー通知メーラーには、1日に1回要約通知を送信するようにスケジュールされた要約通知の開始イベントがあります。通知メーラー構成ウィザードを使用して、このイベントのスケジュールの開始時刻と間隔を変更したり、任意の通知メーラー・サービス・コンポーネントに選択した間隔で要約通知の開始イベントをスケジュールすることもできます。このイベントが処理されると、通知作業環境がSUMMARYまたはSUMHTMLに設定されている各ロールに要約通知が送信されます。この通知には、それぞれのロールで現在処理中のすべての通知が表示されます。
(オプション)Secure Sockets Layer(SSL)を介してSMTPサーバーとIMAPサーバーに接続するように通知メーラーを構成し、交換されるデータを暗号化できます。 「SSLを介したメール・サーバーへの接続」を参照してください。
(オプション)内部メーラー・パラメータHTML_DELIMITERを設定し、HTML形式のEメール通知用の応答テンプレート内で応答値を区切るために通知メーラーで使用する文字を指定できます。 HTML_DELIMITERパラメータに有効な値は次のとおりです。
DEFAULT: 通知メーラーはデフォルトのデリミタを使用します。現在は開始デリミタと終了デリミタの両方が一重引用符(')としてデフォルト設定されています。 HTML_DELIMITERパラメータの値がNULLのままの場合も、通知メーラーではデフォルト・デリミタが使用されます。
APOS: 通知メーラーは、開始デリミタと終了デリミタの両方に一重引用符(')を使用します。 この設定は、現在はデフォルトと同じです。
QUOTE: 通知メーラーは、開始デリミタと終了デリミタの両方に二重引用符(")を使用します。
BRACKET: 通知メーラーは、開始デリミタに左カッコ([)、終了デリミタに右カッコ(])を使用します。
デリミタとして一重引用符を使用すると、応答テンプレートのリンクの<A HREF="mailto:">タグに含まれる二重引用符は処理できないが一重引用符は処理できるEメール・アプリケーションに対応できます。 ただし、ユーザーが応答値にエスケープ文字を入力しなくても一重引用符を使用できるようにする場合は、Eメール・アプリケーションでのサポート対象に応じて二重引用符またはカッコ([])をデリミタとして使用できます。『Oracle Workflowユーザーズ・ガイド』のHTML形式のEメール通知への応答に関する項を参照してください。
注意: HTML_DELIMITERパラメータを無効な値に設定すると、通知メーラーの起動時に例外がスローされます。 この期間中に作成された通知は、かわりにデフォルトのデリミタを使用してレンダリングされます。
デフォルトでは、HTML_DELIMITERパラメータは値DEFAULTに設定されます。 使用するデリミタを指定するには、afsvcpup.sqlスクリプトを使用してパラメータ値を変更します。 「内部メーラー・パラメータの設定」を参照してください。
ただし、特定の通知メッセージに特別な#WFM_HTML_DELIMITERメッセージ属性が定義されている場合、通知メーラーではHTML_DELIMITERパラメータの値が使用されるかわりに、#WFM_HTML_DELIMITER属性値が使用され、その通知に使用するデリミタが判別されます。
注意: HTML_DELIMITERパラメータで制御されるのは、HTML形式の通知用の応答テンプレートのみです。 このパラメータは、プレーン・テキスト通知には適用されません。
(オプション)シードされたワークフロー通知メーラーは、デフォルトで自動起動モードを使用し、その構成が完了すると自動的に起動します。 通知メーラー・サービス・コンポーネントに手動起動モードを選択した場合は、「Service Components」ページを使用してその通知メーラーを起動します。このページを使用して、任意の通知メーラー・サービス・コンポーネントを管理することもできます。
ワークフロー・エンジンは、通知メッセージの送信が必要であると判断すると、ビジネス・イベント・システムでoracle.apps.wf.notification.sendというイベントを呼び出します。Oracle Workflowでは、このイベント用のシードされたサブスクリプションが用意されています。このサブスクリプションは、通知を所有するワークフロー・プロセスを続行できるように、ただちに遅延されるように定義されています。このイベントは、標準のWF_DEFERREDエージェントに格納されます。Oracle Workflowには、通知処理を続行するためにこのエージェントに対して実行されるワークフロー遅延通知エージェント・リスナーというシードされたエージェント・リスナーが用意されています。このエージェント・リスナーは、遅延通知イベントの処理にのみ使用されます。
イベントがWF_DEFERREDからデキューされ、サブスクリプションが処理されるときは、サブスクリプションにはそのイベントのイベント・データが必要であり、その結果イベントに対するジェネレート関数が実行されます。このイベントのジェネレート関数は、次の処理を実行します。
通知の受信者ロールを分析して、1つのEメール・アドレスを判別します。ロール自体がメール・リストになる場合もあります。
受信者の通知作業環境を確認して、Eメール通知が必要かどうか、またどの形式で必要であるかを判断します。
ディレクトリ・サービスの定義に従って、データベース・セッションを受信者ロールに設定されている言語と地域に切り替えます。
該当するメッセージ・テンプレートを使用し、通知メッセージのXML表現やオプションの添付ファイルを生成します。
最後に、サブスクリプションは、イベント・メッセージを標準のWF_NOTIFICATION_OUTエージェントに格納します。
通知メーラー・サービス・コンポーネントは、WF_NOTIFICATION_OUTエージェントを検索して、Eメールで送信する必要があるメッセージがないか調べます。 通知メーラーがこのエージェントからメッセージをデキューするときは、Javaベースの通知フォーマッタを使用して通知のXML表現をMultipurpose Internet Mail Extensions(MIME)でコード化されたメッセージに変換し、そのメッセージをSimple Mail Transfer Protocol(SMTP)で送信します。
Eメール通知は、Oracle Workflow Builderで定義されているメッセージ・テンプレートに基づいています。Oracle Workflowでは、デフォルトで使用される、「システム: メーラー」項目タイプに標準のテンプレートのセットが用意されています。標準テンプレートを変更することはお薦めしません。 ただし、Workflow Builderを使用してカスタム項目タイプに独自のカスタム・メッセージ・テンプレートを作成し、Eメール通知の送信に使用するメッセージ・テンプレートをカスタマイズできます。 次に、特別なメッセージ属性を定義してワークフロー・プロセスで特定の通知にこれらのテンプレートを割り当てます。 この場合、通知に割り当てたテンプレートは、他のテンプレートよりも優先されます。
また、Workflow Builderを使用して「システム: メーラー」項目タイプに独自のメッセージ・テンプレートを作成し、これらのテンプレートをメーラー構成パラメータの特定の通知メーラー・サービス・コンポーネントに割り当てることもできます。メーラーに割り当てられたテンプレートは、デフォルトの「システム: メーラー」テンプレートよりも優先されます。 ただし、通知にメッセージ属性を介してテンプレートが特に割り当てられている場合も、通知レベルのテンプレートがメーラーに割り当てられたテンプレートより優先されます。
受信者のEメールが無効であるために通知メーラーがEメール通知を送信できない場合は、次の処理が実行されます。
通知のメール・ステータスがFAILEDに設定されます。 このメール・ステータスは、このEメール通知は例外が発生したために送信されなかったが、メーラーは他の通知を処理できることを示します。
Eメール・アドレスが無効なEメール・アドレスのリストに追加されます。 不要な処理を回避するために、各通知メーラーではメッセージを送信できなかったEメール・アドレスのリストが保存され、そのアドレスには以降のメッセージが送信されません。 かわりに、リストにあるアドレス宛の以降の通知については、単にメール・ステータスが直接FAILEDに設定されます。
注意: 各通知メーラーでは、無効なEメール・アドレスのリストに最大100件のEメール・アドレスを格納できます。 このリストが満杯になっているときに通知メーラーが無効なアドレスをさらに検出した場合は、通知メーラーにより最も古いアドレスがリストから削除され、かわりに新しいアドレスが追加されます。 また、通知メーラーを停止して再起動すると、すべてのアドレスが削除されてリストがクリアされます。
受信者の通知作業環境がDISABLEDに変更されます。 不要な処理の回避に役立つように、受信者の通知作業環境がDISABLEDになっている場合、Oracle Workflowではその受信者に対する通知の完全なXML表現は生成されず、通知メーラーではその受信者に対してEメール通知が送信されません。 かわりに、通知メーラーにより通知のメール・ステータスが単にFAILEDに直接設定されます。 通知作業環境の変更は、Eメール通知を送信できないユーザーにも示されます。 ユーザーがEメール通知を受信するには、無効なEメール・アドレスを訂正し、通知作業環境を再設定する必要があります。
SYSADMINユーザーに対して通知が送信されます。この通知は、Eメール通知を1人以上の受信者に送信できなかったこと、該当受信者の通知作業環境がDISABLEDに設定されていたこと、および、障害の原因となった問題の訂正後に該当受信者について表示された元の通知作業環境を再設定する必要があることを示します。 「ユーザー通知作業環境更新レポート・メッセージ」を参照してください。
無効なEメール・アドレスを訂正してDISABLEDの通知作業環境を再設定した後、「失敗ワークフロー通知の再送」コンカレント・プログラムを実行して、前に送信できなかったオープン通知を再試行できます。 「メーラー・エラー処理」を参照してください。
通知メーラーは、Internet Message Access Protocol(IMAP)を使用して、ユーザーからのEメールの応答を処理することもできます。通知メーラーは、JavaベースのEメール・パーサーを使用して、各メッセージのテキストを解釈し、そのXML表現を作成します。
通知メーラーは、応答を処理するために、応答メール・アカウントで、着信メッセージの受信用、処理済メッセージの格納用および廃棄メッセージの格納用の3つのフォルダを使用します。
通知メーラーは、応答メッセージを処理するために次の処理を実行します。
IMAPEメール・アカウントにログインします。
受信ボックス・フォルダにメッセージがないかを確認します。メッセージがある場合は、通知メーラーはメッセージを読み取り、NID行の通知ID(NID)とノード識別子を確認します。
メッセージが通知応答でない場合、つまりNID行がない場合、通知メーラーはメッセージを廃棄フォルダに移動して、応答なしメッセージとして扱います。また、特定のEメール・アドレスから応答なしメッセージを最初に受信すると、通知メーラーはメッセージの送信者に警告メッセージを送信します。ただし、バウンスされたメッセージまたは自動応答メッセージが原因で不必要な警告メッセージを送信しないように、各メーラー・ノードでは、応答なしメールを受信したEメール・アドレスのリストを格納し、それらのアドレスには余分な警告メッセージを送信しません。かわりに、ノードで特定のアドレスから2回目の応答なしメッセージを受信した場合、通知メーラーはそのメッセージを廃棄し、oracle.apps.wf.mailer.unsolicitedイベントを呼び出します。2回目の応答なしメッセージに対してなんらかの処理を実行する場合は、このイベントに対するサブスクリプションを定義することもできます。後続の応答なしメッセージに対しても、通知メーラーはそのメッセージをすべて廃棄するのみです。
注意: 各メーラー・ノードの警告リストには、最大100個のEメール・アドレスを格納できます。このリストが満杯になり、ノードでこのリストに含まれないアドレスから応答なしメッセージを受信した場合、通知メーラーは最も古いアドレスをリストから削除して、新しいアドレスを追加します。また、通知メーラーを最初に起動したとき、およびメーラーのコンテナを停止して再起動したとき、通知メーラーではすべてのアドレスを削除してこのリストをクリアします。この場合、警告リストから削除されたアドレスから応答なしEメールを受信すると、メーラーが再度警告メッセージを送信する場合があります。
注意: 必要に応じて「Eメール内容確認のお願いを送信」メーラー・パラメータを使用して、通知メーラーによる警告メッセージの送信を完全に防止できます。 「通知メーラー構成ウィザード」を参照してください。
メッセージが通知応答であっても、異なるノードに対するものの場合、通知メーラーはメッセージを受信ボックスに残して、Eメールの一意メッセージID(UID)を無視リストに追加します。
メッセージが現行ノードに対する通知応答である場合、つまりメッセージに現行ノードのノード識別子が含まれるNID行がある場合、通知メーラーはそのメッセージを処理します。
通知メーラーは、そのノードに属するメッセージに対して次のステップを実行します。
通知IDを取り出します。
構成パラメータに指定されたタグがある場合はそれを参照し、そのメッセージがバウンスされたのかどうかをチェックします。 メッセージがバウンスされている場合は、通知メーラーはタグ・リストの指定に基づいて、通知のステータスを更新してそれ以降の処理を中止します。
NID行に基づいてこの通知をOracle Workflowデータベースでチェックします。
通知がない場合、つまりNID行の通知IDまたはアクセス・キーが無効である場合、通知メーラーはメッセージを廃棄フォルダに移動します。 NID行の形式が正しくない場合、通知メーラーはメッセージを廃棄フォルダに移動して、応答なしメッセージとして扱います。
通知があっても、クローズまたは取り消されている場合、通知メーラーはメッセージを処理済フォルダに移動し、受信者ロールにそれぞれワークフロー・クローズ・メール・メッセージまたはワークフロー取消のメール・メッセージを送信します。
注意: 必要に応じて「取消済通知に対するEメールを送信」メーラー・パラメータを使用して、通知メーラーによる通知取消メッセージの送信を防止できます。 「通知メーラー構成ウィザード」を参照してください。
通知が存在し、オープンされている場合、通知メーラーは、メッセージのXML表現を生成して、標準のWF_NOTIFICATION_INエージェントにoracle.apps.wf.notification.receive.messageというイベントとして格納します。次に、通知メーラーは完了した通知に関するメッセージを処理済フォルダに移動します。
注意: 応答メッセージの文字コードがデータベースのコードセットと互換性がない場合は、通知メーラーが応答を解析して応答値を認識できない場合があります。メール・クライアントでのメッセージの文字コードが、データベースのコードセットと互換性があることを確認してください。
受信ボックスに未処理のメッセージがなくなった場合、通知メーラーはEメール・アカウントからログアウトします。
Oracle Workflowには、ワークフロー・インバウンド通知エージェント・リスナーというシードされたエージェント・リスナーが用意されています。このエージェント・リスナーは、WF_NOTIFICATION_INエージェントで実行され、そのエージェントにある有効な応答メッセージに対する通知処理を続行します。イベント・メッセージがWF_NOTIFICATION_INからデキューされると、適切な通知応答関数をコールするシードされたサブスクリプションが実行されます。この関数は、データベースにあるメッセージの応答属性の定義を使用して応答値を検証します。 応答値が無効な場合、または応答値が含まれていない場合、通知メーラーから受信者ロールにワークフロー無効のメール・メッセージが送信されます。また、詳細情報の要求に対する応答が無効な場合は、通知メーラーから受信者ロールにワークフロー無効オープン・メール (詳細情報要求)メッセージが送信されます。応答が有効である場合は、通知応答関数によって応答が記録され、通知が完了します。
「通知メーラー構成ウィザード」を使用して、新しい通知メーラー・サービス・コンポーネントの構成や、既存の通知メーラー・サービス・コンポーネントの構成の編集ができます。 「通知メーラー構成ウィザード」は「Basic Configuration」ページで始まり、必要最小限のパラメータを入力して通知メーラーをすばやく構成できます。
「Basic Configuration」ページから「Advanced Configuration Wizard」にナビゲートして、通知メーラーによるメッセージの処理方法を制御するパラメータを追加指定することもできます。 「Advanced Configuration Wizard」では、一般属性と詳細属性の定義、Eメール・サーバーおよびメッセージ生成パラメータの定義、制御イベントのスケジュール、例外的なメッセージにステータスを割り当てるためのタグの定義ができます。
一部のパラメータは、「Basic Configuration」ページと「Advanced Configuration Wizard」の両方に表示されます。 また、「Basic Configuration」ページと「Advanced Configuration Wizard」のどちらでも、テスト・メッセージを送信できます。
注意: シードされたワークフロー通知メーラーの構成中にこのメーラーの構成パラメータをAutoConfigを介して入力した場合は、Eメールの受信ボックスのパスワードを入力するだけで、そのメーラーの構成を完了できます。 シードされたメーラーのパラメータをAutoConfigで入力しなかった場合は、そのメーラーの構成を完了するためにSMTPサーバー、IMAPサーバー、Eメールの受信ボックスのユーザー名、Eメールの受信ボックスのパスワードおよび返信先Eメール・アドレスのみを入力する必要があります。シードされたワークフロー通知メーラーの他のすべての構成パラメータは最初はデフォルト値に設定され、変更の必要はありませんが、必要に応じて変更することもできます。
IMAPサーバー、Eメールの受信ボックスのユーザー名、Eメールの受信ボックスのパスワード、および返信先Eメール・アドレスは、インバウンド・メッセージを受信する場合にのみ必要であることに注意してください。 また、アウトバウンド・メッセージの送信のみを行い、インバウンド・メッセージの受信が不要な場合は、インバウンド処理を使用不可にするのみで、ワークフロー通知メーラーの構成を完了できます。
ナビゲーション: 「Applications Dashboard」->(プルダウン・メニュー)「Workflow Manager」->(ボタン)「Go」->「Notification Mailers」ステータス・アイコン->(ボタン)「Create」->(ボタン)「Continue」
ナビゲーション: 「Applications Dashboard」->(プルダウン・メニュー)「Workflow Manager」->(ボタン)「Go」->「Notification Mailers」ステータス・アイコン->(ボタン)「Edit」
このページでは、必要最小限のパラメータを入力することで、通知メーラーを1ページですばやく構成できます。 通知メーラーを実行する前に、アスタリスク(*)が付いているパラメータを環境に該当する値に設定する必要があります。
Name: サービス・コンポーネントの名称。 一意の名称を入力する必要があります。 シードされた通知メーラー・サービス・コンポーネントの名称はワークフロー通知メーラーで、この値は変更できません。
Server Name: アウトバウンドSMTPメール・サーバーの名称。 サーバーの実際のホスト名を指定する必要があることに注意してください。 localhostはパラメータに設定しないでください。 そのサーバーで使用するポート番号を指定することもできます。 ポート番号を指定しない場合、通知メーラーではデフォルトでポート25が使用されます。 サーバーは<server_name>[:<port_number>]形式で指定します。
例: mysmtpserver.mycompany.com:25
Outbound SSL Enabled: 通知メーラーからSMTPサーバーへの接続にSecure Sockets Layer(SSL)を使用可能にする場合は、このパラメータを選択します。 非SSL接続を使用する場合は、このパラメータの選択を解除します。
注意: SSLを使用可能にすると、通知メーラーはデフォルトでポート465を介してSMTPサーバーに接続します。 必要に応じて、「Outbound E-mail Account (SMTP): Server Name」パラメータで異なるポート番号とSMTPサーバー名を指定できます。
SSLを使用する前に、その他の設定ステップも完了する必要があります。 「SSLを介したメール・サーバーへの接続」を参照してください。
Inbound Processing: この通知メーラーでインバウンドEメール処理を使用可能にするには、このパラメータを選択します。 この通知メーラーによるインバウンドEメール処理を使用不可にして、通知メーラーをアウトバウンド処理専用にするには、このパラメータの選択を解除します。
インバウンド処理を使用不可にした場合は、他のインバウンド・パラメータを空白のままにできます。
Server Name: インバウンドIMAPメール・サーバーの名称。 サーバーの実際のホスト名を指定する必要があることに注意してください。 localhostはパラメータに設定しないでください。 そのサーバーで使用するポート番号を指定することもできます。 ポート番号を指定しない場合、通知メーラーではデフォルトでポート143が使用されます。 サーバーは<server_name>[:<port_number>]形式で指定します。
例: myimapserver.mycompany.com:143
Username: 通知メーラーでEメール・メッセージの受信に使用するメール・アカウントのユーザー名。
Password: 「Username」パラメータで指定したメール・アカウントのパスワード。 パスワードの値は、アスタリスクで表示され、暗号化されて格納されます。
Reply-To Address: 着信メッセージを受信し、通知応答の送信先となるEメール・アカウントのアドレス。 この値には、RFC822準拠の完全Eメール・アドレスを指定する必要があります。
ただし、特定の通知メッセージに特別な#WFM_REPLYTOメッセージ属性が定義されている場合、通知メーラーではそのメッセージの返信先アドレスとして「Reply-To Address」パラメータの値のかわりに#WFM_REPLYTO属性の値が使用されます。
注意: インバウンド処理を使用可能にすると、Oracle Workflowではメッセージ・ヘッダーの「送信元」フィールドに表示される「送信元」パラメータが、デフォルトで返信先アドレスの名称部分に設定されます。 たとえば、返信先アドレスがWorkflow@mycompany.comであれば、通知メーラーでは「送信元」パラメータがワークフローに設定されます。
インバウンド処理を使用不可にすると、Oracle Workflowでは「返信先アドレス」パラメータと「送信元」パラメータの両方がデフォルトでnobody@<server_name>に設定されます。<server_name>は、アウトバウンドSMTPメール・サーバー名です。
「送信元」に異なる値を指定するには、「Advanced Configuration Wizard」にナビゲートします。
Inbound SSL Enabled: 通知メーラーからIMAPサーバーへの接続にSSLを使用可能にする場合は、このパラメータを選択します。 非SSL接続を使用する場合は、このパラメータの選択を解除します。
注意: SSLを使用可能にすると、通知メーラーはデフォルトでポート993を介してIMAPサーバーに接続します。 必要に応じて、「Inbound E-mail Account (IMAP): Server Name」パラメータで異なるポート番号とIMAPサーバー名を指定できます。
SSLを使用する前に、その他の設定ステップも完了する必要があります。 「SSLを介したメール・サーバーへの接続」を参照してください。
注意: 通知メーラーは、IMAPメール・アカウント内に受信ボックス、処理済メッセージの保存用フォルダおよび廃棄メッセージの保存用フォルダの3つのフォルダを必要とします。 インバウンド処理を使用可能にした場合に、「Username」パラメータで指定したメール・アカウントにPROCESSおよびDISCARDというフォルダがなければ、この2つのフォルダがOracle Workflowにより自動的に作成されます。 通知メーラー用の他のフォルダを指定するには、「Advanced Configuration Wizard」にナビゲートします。
注意: インバウンド処理を使用可能にすると、通知メーラーでは、応答を必要とするEメール通知用のデフォルト・メッセージ・テンプレートとして「ワークフロー・オープン・メール」メッセージが使用されます。このメッセージは、Eメールで応答を送信するための応答テンプレートを提供します。 インバウンド処理を使用不可にすると、通知メーラーでは、応答を必要とするEメール通知用のデフォルト・メッセージ・テンプレートとして「ワークフロー・オープン・メール(Outlook Express)」メッセージが使用されます。このメッセージは、「通知の詳細」ページに応答を入力できるようにHTML通知にリンクを提供します。 他のメッセージ・テンプレートを指定するには、「Advanced Configuration Wizard」にナビゲートします。
「ワークフロー・オープン・メール(Outlook Express)」メッセージのプレーン・テキスト版は、Eメールによる応答を要求することに注意してください。 インバウンド処理を使用不可にした場合は、ユーザーの通知作業環境がMAILTEXTまたはMAILATTHに設定されていないことを確認します。 また、インバウンド処理を使用不可にして、ユーザーにはプレーン・テキスト通知を受信させる場合は、「Advanced Configuration Wizard」を使用して、受信者に「通知の詳細」ページから応答するように指示するメッセージ・テンプレート(標準の「UIからのワークフロー表示」メッセージ・テンプレートまたはカスタム・メッセージ・テンプレートなど)を指定します。
このページの変更内容を取り消すには、「Cancel」ボタンをクリックします。
この構成を保存するには、「Apply」ボタンをクリックします。
テスト・メッセージを送信するには、「Test Mailer」ボタンをクリックします。 「Test Notification Mailer」ページで、メッセージの送信先となる受信者ロールを選択し、「Send Test Message」ボタンをクリックします。 次に、受信者ロールのEメール・アカウントをチェックして、テスト・メッセージが受信されたことを確認します。 テスト・メッセージは応答を必要としないため、確認後に閉じることができます。 ただし、必要に応じて注釈付きで応答し、メッセージを確認できます。
注意: テスト・メッセージを正常に送信するには、有効なEメール・アドレスが定義されている受信者ロール、またはメンバーに対して有効なEメール・アドレスが定義されている受信者ロールを選択する必要があります。 また、受信者ロールの通知作業環境にも、個別のEメール通知が含まれている必要があります。
通知メーラー用に上書きEメール・アドレスを設定すると、そのアドレスが「Test Notification Mailer」ページに表示されます。 この場合、テスト・メッセージは受信者ロールのEメール・アドレスではなく上書きアドレスに送信されます。 ただし、この場合も、通知メーラーでテスト・メッセージを送信できるように受信者ロールを選択する必要があります。 「サービス・コンポーネント詳細の確認」を参照してください。
この通知メーラーのパラメータを「Advanced Configuration Wizard」で追加設定するには、「Advanced」ボタンをクリックします。
このページでは、サービス・コンポーネントの一般属性を定義できます。 一部の属性はすでに必須値に設定されており、変更できません。 サービス・コンポーネントを実行する前に、アスタリスク(*)が付いている属性を環境に該当する値に設定する必要があります。
ID: サービス・コンポーネントの識別子が表示されます。
Status: サービス・コンポーネントのステータスが表示されます。
Name: サービス・コンポーネントの名称。 一意の名称を入力する必要があります。 名称を編集できるのは、通知メーラーが実行中でない場合のみです。 シードされた通知メーラー・サービス・コンポーネントの名称はワークフロー通知メーラーで、この値は変更できません。
Startup Mode: サービス・コンポーネントの起動モードとして「Automatic」、「Manual」または「On-Demand」を選択します。 起動モードを編集できるのは、通知メーラーが実行中でない場合のみです。 シードされたワークフロー通知メーラーにはデフォルトで「Automatic」起動モードが割り当てられますが、この値は必要に応じて変更できます。
Container Type: このサービス・コンポーネントが属するコンテナ・タイプ。常に「Oracle Applications Generic Service Management」(Oracle Applications GSM)です。
Inbound Agent: インバウンド処理用のビジネス・イベント・システム・エージェント。 通知メーラー・サービス・コンポーネント用のインバウンド・エージェントは、常にWF_NOTIFICATION_INです。
Outbound Agent: アウトバウンド処理用のビジネス・イベント・システム・エージェント。 通知メーラー・サービス・コンポーネント用のアウトバウンド・エージェントは、常にWF_NOTIFICATION_OUTです。
Correlation ID: オプションで項目タイプを選択し、その項目タイプのメッセージのみを通知メーラーで処理するように指定します。 値の一部を入力すると、この通知メーラーではその値で始まる内部名を持った項目タイプに属するメッセージが処理されます。 通知メーラーを専用にして特定の項目タイプのスループットを高める場合は、相関IDとして項目タイプを入力できます。
相関IDを空白のままにすると、この通知メーラーではすべての項目タイプからのメッセージが処理されます。 シードされたワークフロー通知メーラーには指定された相関IDがないため、通常はすべてのメッセージを処理するように動作し、この設定は変更できません。
専用通知メーラー・コンポーネントと汎用通知メーラー・コンポーネントには、相互に互換性があります。 複数の専用通知メーラーと汎用通知メーラーを選択して同時に実行できます。 この場合、特定の項目タイプの専用メーラーを構成しても、汎用メーラーが先にメッセージにアクセスすると、その項目タイプからのメッセージが引き続き汎用メーラーにより処理される場合があることに注意してください。
このページの変更内容を取り消すには、「Cancel」ボタンをクリックします。
これらの設定を保存して構成ウィザードの次のステップに進むには、「Next」ボタンをクリックします。
このページでは、サービス・コンポーネントの詳細属性を定義できます。 サービス・コンポーネントを実行する前に、アスタリスク(*)が付いている属性を環境に該当する値に設定する必要があります。 リフレッシュ・アイコンは、サービス・コンポーネントの実行中に動的にリフレッシュできる属性を示します。
ID: サービス・コンポーネントの識別子が表示されます。
Status: サービス・コンポーネントのステータスが表示されます。
Name: サービス・コンポーネントの定義済の名称が表示されます。
Container: サービス・コンポーネントが属しているコンテナ。 Oracle Workflowには、通知メーラー・サービス・コンポーネント用にワークフロー・メーラー・サービスというコンテナが用意されています。
Maximum Idle Time: サービス・コンポーネントに「On-Demand」起動モードを選択した場合は、サービス・コンポーネントが停止前にアイドル状態を保持できる最大時間(分)を入力します。 この方法で停止した必要時コンポーネントは、新規メッセージの処理に再び必要になった時点でコンテナにより再起動されます。
Max Error Count: サービス・コンポーネントがコンテナにより停止され、ステータスが「Stopped with Error」になるまでに発生可能な連続エラーの数。 エラーが解決されて処理が続行可能になると、エラー数がリセットされます。 最大エラー数のデフォルト値は10です。
Inbound Thread Count: この通知メーラーでインバウンド・メッセージ処理を使用可能にするには、インバウンド処理スレッド数を1に設定します。 この通知メーラーによるインバウンド・メッセージ処理を使用不可にして、通知メーラーをアウトバウンド処理専用にするには、0(ゼロ)を選択します。 「Basic Configuration」ページで「Inbound Processing」パラメータを選択した場合、インバウンド・スレッド数は1に設定されます。「Inbound Processing」パラメータの選択を解除した場合は0(ゼロ)に設定されます。
Eメールの受信ボックスにアクセスできるスレッドは1度に1つのみのため、インバウンド・スレッド数を2以上の値に設定することはできません。 この通知メーラーによるインバウンド・メッセージ処理を使用不可にしても、Eメール応答処理を引き続き実行する場合は、インバウンド・メッセージ処理を実行するのと同じノード名で他の通知メーラーを1つ以上作成する必要があります。このようにしないと、このアウトバウンド・メーラーが送信したアウトバウンド・メッセージに対して送信された応答を処理できるインバウンド・メーラーがありません。
Outbound Thread Count: この通知メーラーで同時に実行するアウトバウンド処理スレッドの数を指定します。 送信する必要のあるアウトバウンド・メッセージの量に応じて、アウトバウンド・スレッド数を1以上の値に設定できます。 この通知メーラーによるアウトバウンド・メッセージ処理を使用不可にして、通知メーラーをインバウンド処理専用にするには、0(ゼロ)を指定します。 この通知メーラーによるアウトバウンド・メッセージ処理を使用不可にした場合は、同じノード名でアウトバウンド通知メーラーを1つ以上作成する必要があります。このようなアウトバウンド・メーラーを作成しないと、どのインバウンド応答メッセージにもそのノード名がマークされず、そのインバウンド・メーラーが処理するメッセージがなくなります。 アウトバウンド・スレッド数のデフォルト値は1です。
Log Level: サービス・コンポーネント・コンテナ・ログに記録する情報の詳細レベルを選択します。 推奨ログ・レベルはデフォルト値の「エラー」です。 通常、ログ・レベルの変更が必要になるのは、デバッグのためにさらに詳細な情報を記録する場合のみです。 次のレベルを選択できます。
1: 文
2: プロシージャ
3: イベント
4: 例外
5: エラー
6: 予想外
Processor Read Wait Timeout: サービス・コンポーネントの処理スレッドが割当済キューから最後のメッセージを読み取ってからタイムアウトになるまでの待機秒数を指定します。 この期間が満了する前に別のメッセージが受信されると、そのメッセージが処理されてタイムアウト期間が再び開始されます。 タイムアウト期間が満了し、他に受信したメッセージがなければ、サービス・コンポーネントは読取りを停止し、スリープ時間が開始されます。 通知メーラーのデフォルトの読取りタイムアウト時間は10秒です。
Processor Min Loop Sleep: サービス・コンポーネントが読取り期間の満了後にキューでメッセージを再チェックするまでの最小スリープ時間(秒)を指定します。 通知メーラーのデフォルトの最小スリープ時間は5秒です。
Processor Max Loop Sleep: メッセージを受信していないときの読取り試行間のスリープ時間を長くする場合は、最大スリープ時間(秒)を指定します。 最大スリープ時間に最小スリープ時間よりも大きい値を指定すると、サービス・コンポーネントは初回はキューからのメッセージの読取りを完了した後で最小スリープ時間だけ待機します。 以降の試行時に読み取るメッセージがなければ、読取り試行から読取り試行までのスリープ時間は最大スリープ時間に達するまで少しずつ長くなります。 メッセージの受信頻度が低い場合は、スリープ時間を長くするとパフォーマンスを改善できます。 このパラメータに0(ゼロ)を指定して、スリープ時間が長くならないように指定することもできます。 この場合、サービス・コンポーネントは読取り試行と読取り試行の間に常に最小スリープ時間だけ待機します。 通知メーラーのデフォルトの最大スリープ時間は60秒です。
Processor Error Loop Sleep: エラーが発生してからサービス・コンポーネントが処理を再開するまで待機するスリープ時間(秒)を指定します。 通知メーラーのデフォルトのエラー・スリープ時間は60秒です。
Processor Close on Read Timeout: 読取りタイムアウト期間が満了してスリープ時間が開始された時点で、サービス・コンポーネントが接続をクローズするように指定するには、このパラメータを選択します。 処理スレッドが停止するまで接続のオープン状態を保持するように指定するには、このパラメータの選択を解除します。
このページの変更内容を取り消すには、「Cancel」ボタンをクリックします。
構成ウィザードの前のステップに戻るには、「Back」ボタンをクリックします。
これらの設定を保存して構成ウィザードの次のステップに進むには、「Next」ボタンをクリックします。
このページでは、通知メーラーのEメール・サーバー・パラメータを定義できます。 一部のパラメータはすでに必須値に設定されており、変更できません。 通知メーラーを実行する前に、アスタリスク(*)が付いているパラメータを環境に該当する値に設定する必要があります。 リフレッシュ・アイコンは、サービス・コンポーネントの実行中に動的にリフレッシュできる属性を示します。 通知メーラーが現在実行中の場合、「Next」ボタンをクリックすると、リフレッシュ・アイコン付きのパラメータが即時にリフレッシュされます。
Mailer Node Name: この通知メーラーで使用するノード識別名。 ノード名の最大長は8文字です。 ノード名には、空白、左カッコ([)、右カッコ(])、スラッシュ(/)および@記号を含めることはできません。 ノード名はアウトバウンド・メッセージの発信通知IDに含まれ、インバウンド・メッセージではメッセージを処理する通知メーラーの識別に使用されます。 インバウンド・スレッド数とアウトバウンド・スレッド数のパラメータを使用して、インバウンド処理専用またはアウトバウンド処理専用の通知メーラーを作成する場合は、1つ以上のアウトバウンド・メーラーと1つのインバウンド・メーラーに同じノード名を割り当てていることを確認する必要があります。これにより、アウトバウンド・メーラーから送信されたメッセージに対する応答をインバウンド・メーラーで処理できます。 ロード・バランシングのために同じノード名を複数のメーラーに割り当てることもできます。 ただし、ノードのインバウンド処理を実行する各メーラーには専用の受信ボックスが必要です。 デフォルトのノード名はWFMAILです。
注意: 各ノードのノード名は一意である必要があります。 ただし、複数のメーラーが同じノードを共有できます。
ただし、特定の通知メッセージに特別な#WFM_NODENAMEメッセージ属性が定義されている場合、メッセージの送信時には、アウトバウンド通知メーラーは「Mailer Node Name」メーラー・パラメータの値のかわりに#WFM_NODENAME属性の値を含めます。
Email Parser: テンプレートによる応答方法に従って書式設定された着信通知応答Eメールの解析と、応答用XML文書の作成に使用されるJavaクラス。 通知メーラーでは、「Direct Response」パラメータの選択が解除されている場合に、このパーサーが使用されます。 Oracle Workflowに用意されているデフォルトの標準Eメール・パーサーは、oracle.apps.fnd.wf.mailer.TemplatedEmailParserです。通常、この値を変更する必要はありません。
このメーラーについてインバウンドEメール処理を実装していない場合は、デフォルトをプレースホルダ値として残します。
注意: 「Direct Response」パラメータを選択した場合、「Email Parser」パラメータの値を変更する必要はありません。 「Direct Response」パラメータが選択されている場合、通知メーラーは自動的に代替Eメール・パーサーに切り替わります。
Alternate Email Parser: 直接応答方法に従って書式設定された着信通知応答Eメールの解析と、応答用XML文書の作成に使用されるJavaクラス。 通知メーラーでは、「Direct Response」パラメータが選択されている場合に、このパーサーが使用されます。 Oracle Workflowに用意されているデフォルトの代替Eメール・パーサーは、oracle.apps.fnd.wf.mailer.DirectEmailParserです。通常、この値を変更する必要はありません。
このメーラーについてインバウンドEメール処理を実装していない場合は、デフォルトをプレースホルダ値として残します。
注意: 「Direct Response」パラメータの選択を解除した場合、「Alternate Email Parser」パラメータの値を変更する必要はありません。 「Direct Response」パラメータの選択が解除されている場合、通知メーラーは自動的に標準Eメール・パーサーに切り替わります。
Expunge Inbox on Close: 通知メーラーがこのフォルダをクローズするときに、受信ボックス・フォルダから削除されたメッセージをパージするには、このパラメータを選択します。 このパラメータを選択しなければ、廃棄または処理済フォルダに移動されたメッセージのコピーは、Eメール・アプリケーションを使用して手動で消去するまで受信ボックスに削除済状態で残ります。
Inbound Protocol: 現在、Oracle WorkflowではインバウンドEメール用にIMAPプロトコルがサポートされています。
Inbound Server Name: インバウンド・メール・サーバーの名称。 サーバーの実際のホスト名を指定する必要があることに注意してください。 localhostはパラメータに設定しないでください。 そのサーバーで使用するポート番号を指定することもできます。 ポート番号を指定しない場合、通知メーラーではデフォルトでポート143が使用されます。 サーバーは<server_name>[:<port_number>]形式で指定します。
例: myimapserver.mycompany.com:143
このメーラーについてインバウンドEメール処理を実装していない場合は、プレースホルダ値を入力します。
Username: 通知メーラーでEメール・メッセージの受信に使用するメール・アカウントのユーザー名。
このメーラーについてインバウンドEメール処理を実装していない場合は、プレースホルダ値を入力します。
Password: 「Username」パラメータで指定したメール・アカウントのパスワード。 パスワードの値は、アスタリスクで表示され、暗号化されて格納されます。
このメーラーについてインバウンドEメール処理を実装していない場合は、プレースホルダ値を入力します。
Inbox Folder: 通知メーラーによるインバウンド・メッセージの受信元となるフォルダの名称。 この値では、大文字/小文字が区別されません。 デフォルト値はINBOXです。 受信ボックスは、処理済フォルダおよび廃棄フォルダとは別にする必要があります。 インバウンド処理を実行する各通知メーラーには、独自の個別受信ボックスが必要です。
注意: 通常、通知メーラー処理には専用メール・アカウントを使用します。 他の用途にも使用する通知メーラー用のメール・アカウントを使用する場合は、そのアカウントに通知メーラー宛のインバウンド・メッセージを格納するフォルダを作成し、そのフォルダを「Inbox Folder」パラメータで指定する必要があります。 このようにしないと、通知メーラーは標準受信ボックス内の全メッセージを処理し、通知応答以外のメッセージを破棄します。 通知メーラーの受信ボックス・フォルダとして使用する個別フォルダを指定することもできますが、標準受信ボックスから指定の個別フォルダにメッセージを手動で移動する必要があります。 メール・プログラムによっては、メール・アカウント内にフィルタを作成し、この種のメッセージを自動的に移動できる場合があります。 個別フォルダを作成するには、Eメール・クライアントを使用してください。Eメール・クライアント以外のコマンドライン・ツールを使用してこれらのフォルダを作成すると、通知メーラーからフォルダにアクセスできない場合があります。
このメーラーについてインバウンドEメール処理を実装していない場合は、デフォルトをプレースホルダ値として残します。
Inbound Connection Timeout: 通知メーラーがタイムアウト前にインバウンド・サーバーへの接続を確立するまで待機する最大秒数。 通知メーラーのデフォルトのインバウンド接続タイムアウト時間は120秒です。
Inbound Message Fetch Size: 通知メーラーが受信ボックスから一度にフェッチできるメッセージの最大数。 デフォルトのインバウンド・メッセージ・フェッチ・サイズは100メッセージです。
Maximum Ignore List Size: 通知メーラーが無視リストに格納できる通知IDの最大数。この値は、通知メーラーがそれ以上メッセージの処理を試行しないことを示します。 たとえば、メーラーで通知の処理中に接続エラーが発生すると、その通知IDが無視リストに一時的に追加され、次回受信ボックス・フォルダが正常にクローズされるとリストから削除されます。 デフォルトの無視リスト最大サイズは1000です。通常、この値を変更する必要はありません。
注意: 無視リストが満杯のときに通知メーラーにより受信ボックスに無視するメッセージが他にもあることが検出されると、最も古い通知IDがリストから削除され、かわりに新しい通知IDが追加されます。
Inbound SSL Enabled: 通知メーラーからIMAPサーバーへの接続にSSLを使用可能にする場合は、このパラメータを選択します。 非SSL接続を使用する場合は、このパラメータの選択を解除します。
注意: SSLを使用可能にすると、通知メーラーはデフォルトでポート993を介してIMAPサーバーに接続します。 必要に応じて、「Inbound Server Name」パラメータで異なるポート番号とIMAPサーバー名を指定できます。
SSLを使用する前に、その他の設定ステップも完了する必要があります。 「SSLを介したメール・サーバーへの接続」を参照してください。
Outbound Protocol: 現在、Oracle WorkflowではアウトバウンドEメール用にSMTPプロトコルがサポートされています。
Outbound Server Name: アウトバウンド・メール・サーバーの名称。 サーバーの実際のホスト名を指定する必要があることに注意してください。 localhostはパラメータに設定しないでください。 そのサーバーで使用するポート番号を指定することもできます。 ポート番号を指定しない場合、通知メーラーではデフォルトでポート25が使用されます。 サーバーは<server_name>[:<port_number>]形式で指定します。
例: mysmtpserver.mycompany.com:25
このメーラーについてアウトバウンドEメール処理を実装していない場合は、プレースホルダ値を入力します。
Test Address: このパラメータは、通知メーラーの「Component Details」ページで使用可能な上書きEメール・アドレスで置き換えられています。 「サービス・コンポーネント詳細の確認」を参照してください。
Outbound Connection Timeout: 通知メーラーがタイムアウト前にアウトバウンド・サーバーへの接続を確立するまで待機する最大秒数。 通知メーラーのデフォルトのアウトバウンド接続タイムアウト時間は120秒です。
Outbound SSL Enabled: 通知メーラーからSMTPサーバーへの接続にSecure Sockets Layer(SSL)を使用可能にする場合は、このパラメータを選択します。 非SSL接続を使用する場合は、このパラメータの選択を解除します。
注意: SSLを使用可能にすると、通知メーラーはデフォルトでポート465を介してSMTPサーバーに接続します。 必要に応じて、「Outbound Server Name」パラメータで異なるポート番号とSMTPサーバー名を指定できます。
SSLを使用する前に、その他の設定ステップも完了する必要があります。 「SSLを介したメール・サーバーへの接続」を参照してください。
Processed Folder: 通知メーラーにより正常に処理された通知メッセージが格納されるメール・フォルダの名称。 この値では、大文字/小文字が区別されません。 処理済フォルダは、受信ボックスおよび廃棄フォルダとは別にする必要があります。
このパラメータのデフォルト値はPROCESSです。 「Basic Configuration」ページでインバウンド処理を使用可能にした場合に、指定したメール・アカウントにPROCESSというフォルダが含まれていなければ、通知メーラーの基本構成を完了すると、Oracle Workflowにより指定のアカウント内にこの名称のフォルダが自動的に作成されます。
このパラメータで異なるフォルダの名称を指定することもできます。 この場合、フォルダの作成にはEメール・クライアントを使用してください。Eメール・クライアント以外のコマンドライン・ツールを使用してこれらのフォルダを作成すると、通知メーラーからフォルダにアクセスできない場合があります。
注意: 通知メーラーでは、処理済フォルダ内のメッセージに対する操作はそれ以上実行されません。 必要な場合は、Eメール・アプリケーションを介してこれらのメッセージを確認、バックアップ作成または削除できます。
このメーラーについてインバウンドEメール処理を実装していない場合は、デフォルトをプレースホルダ値として残します。
Discard Folder: 通知メーラーにより通知メッセージとして認識されない着信メッセージが格納されるメール・フォルダの名称。 この値では、大文字/小文字が区別されません。 廃棄フォルダは、受信ボックスおよび処理済フォルダとは別にする必要があります。
このパラメータのデフォルト値はDISCARDです。「Basic Configuration」ページでインバウンド処理を使用可能にした場合に、指定したメール・アカウントにDISCARDというフォルダが含まれていなければ、通知メーラーの基本構成を完了すると、Oracle Workflowにより指定のアカウント内にこの名称のフォルダが自動的に作成されます。
このパラメータで異なるフォルダの名称を指定することもできます。 この場合、フォルダの作成にはEメール・クライアントを使用してください。Eメール・クライアント以外のコマンドライン・ツールを使用してこれらのフォルダを作成すると、通知メーラーからフォルダにアクセスできない場合があります。
注意: 通知メーラーでは、廃棄フォルダ内のメッセージに対する操作はそれ以上実行されません。 必要な場合は、Eメール・アプリケーションを介してこれらのメッセージを確認、バックアップ作成または削除できます。
このメーラーについてインバウンドEメール処理を実装していない場合は、デフォルトをプレースホルダ値として残します。
Allow Forwarded Response: 別のロールから転送されてきたEメール通知に対してユーザーがEメールで応答できるようにするかどうかを指定します。 このパラメータはデフォルトで選択されます。
「Allow Forwarded Response」を選択すると、通知メーラーは通知応答の「From」列のEメール・アドレスをチェックせず、応答は常に処理されます。
「Allow Forwarded Response」の選択を解除すると、通知応答の「From」列のEメール・アドレスが、記録されている受信者ロール、またはそのロール内のユーザーのEメール・アドレスと一致するかどうかがチェックされます。 2つのメール・アドレスが一致する場合、その通知は有効なルーティング・ルールに従って転送された、または転送されなかったことを意味し、通知メーラーでは有効な応答として扱われます。2つのメール・アドレスが一致しない場合、その通知は単にEメール転送コマンドを使用して転送されたことを意味し、通知メーラーではこの応答が処理されず、応答なしメールとして処理されます。
注意: 「Allow Forwarded Response」の選択解除には制約があることに注意してください。たとえば、Oracle Workflowディレクトリ・サービスにUSER/ROLEの関係を持っていない配布リストのメール・エイリアスに通知が送信されたとします。 配布リスト内のユーザーがこの通知に応答した場合、「From」列のEメール・アドレスは各ユーザーのメール・アドレスであり、配布リストのメール・エイリアスとは一致しないため、通知メーラーでは常に応答なしメールとして扱われます。
このページの変更内容を取り消すには、「Cancel」ボタンをクリックします。
構成ウィザードの前のステップに戻るには、「Back」ボタンをクリックします。
これらの設定を保存して構成ウィザードの次のステップに進むには、「Next」ボタンをクリックします。
注意: 「Next」ボタンをクリックすると、入力したパラメータが構成ウィザードにより検証されます。 インバウンド・スレッド数が1に設定されている場合は、指定のユーザー名とパスワードを使用して指定のインバウンド・メール・サーバー上のEメール・アカウントに接続できることと、「Processed Folder」および「Discard Folder」パラメータで指定したフォルダが指定のEメール・アカウントに存在することが確認されます。 パラメータが正常に検証され、通知メーラーが現在実行中であれば、Oracle Workflow Managerにより通知メーラーが新しいパラメータで即時にリフレッシュされます。
このページでは、通知メーラーのメッセージ生成パラメータを定義できます。 一部のパラメータはすでに必須値に設定されており、変更できません。 通知メーラーを実行する前に、アスタリスク(*)が付いているパラメータを環境に該当する値に設定する必要があります。 リフレッシュ・アイコンは、サービス・コンポーネントの実行中に動的にリフレッシュできる属性を示します。 通知メーラーが現在実行中の場合、「Next」ボタンまたは「Finish」ボタンをクリックすると、リフレッシュ・アイコン付きのパラメータが即時にリフレッシュされます。
From: 通知Eメールのメッセージ・ヘッダーの「送信元」フィールドに表示される値。 「From」パラメータの値は、表示名のみ、またはRFC822準拠の完全アドレスとして指定できます。
表示名のみを指定すると、通知メーラーにより「Reply-to Address」パラメータからのEメール・アドレスが追加され、「送信元」メッセージ・ヘッダー用のRFC822準拠の完全アドレスが作成されます。 完全アドレスは、"Display Name" <reply_to_address>形式で作成されます。
RFC822準拠の完全アドレスを指定した場合、通知メーラーでは、その「From」パラメータの値のみが「送信元」メッセージ・ヘッダーに使用され、「Reply-to Address」の値は追加されません。
ただし、特定の通知メッセージに特別な#WFM_FROMメッセージ属性が定義されている場合、通知メーラーではそのメッセージの「送信元」フィールドに「From」パラメータの値のかわりに#WFM_FROM属性の値が使用されます。
シードされた通知メーラー・サービス・コンポーネントの場合、「From」パラメータのデフォルト値は「Workflow Mailer」です。 他の通知メーラーの場合は、「Basic Configuration」ページで「Inbound Processing」パラメータを選択すると、Oracle Workflowではデフォルトで「From」パラメータが「Basic Configuration」ページで指定した返信先アドレスの名称部分に設定されます。 たとえば、返信先アドレスがWorkflow@mycompany.comであれば、Oracle Workflowでは「From」パラメータがワークフローに設定されます。
「Basic Configuration」ページで「Inbound Processing」パラメータの選択を解除した場合、Oracle Workflowではデフォルトで「From」パラメータがnobody@<server_name>に設定されます。<server_name>は、「Basic Configuration」ページで指定したアウトバウンドSMTPメール・サーバーの名称です。
このメーラーについてアウトバウンドEメール処理を実装していない場合は、デフォルトをプレースホルダ値として残します。
Reply-to Address: 着信メッセージを受信し、通知応答の送信先となるEメール・アカウントのアドレス。 この値には、RFC822準拠の完全Eメール・アドレスを指定する必要があります。
ただし、特定の通知メッセージに特別な#WFM_REPLYTOメッセージ属性が定義されている場合、通知メーラーではそのメッセージの返信先アドレスとして「Reply-to Address」パラメータの値のかわりに#WFM_REPLYTO属性の値が使用されます。
注意: 「From」パラメータの値として表示名のみを指定すると、通知メーラーでは指定の表示名とともに返信先Eメール・アドレスも使用して、メッセージ・ヘッダーの「送信元」フィールドに使用するRFC822準拠の完全アドレスが作成されます。
「Basic Configuration」ページで「Inbound Processing」パラメータの選択を解除した場合、Oracle Workflowではデフォルトで「Reply-to Address」パラメータがnobody@<server_name>に設定されます。<server_name>は、「Basic Configuration」ページで指定したアウトバウンドSMTPメール・サーバーの名称です。 このメーラーについてインバウンドEメール処理を実装していない場合は、デフォルトをプレースホルダ値として残します。
HTML Agent: HTML通知応答を処理するHTMLエージェントの識別用ベースURL。 HTML添付ファイル付きのEメール通知をサポートするには、このURLが必須です。 通常、ここでは「APPSサーブレット・エージェント」プロファイル・オプションの値と一致するHTMLエージェントを指定できますが、特定の通知メーラー用に異なるHTMLエージェントを指定することもできます。 HTMLエージェントは次の書式で指定する必要があります。
http://<server_name:port>/OA_HTML/
<server_name:port>は、サーブレット・エージェントが要求を受け入れるサーバーとTCP/IPポート番号を表します。
注意: 通知メーラーは、前述の書式によるHTMLエージェント値も処理できます。
http://<server_name:port>/pls/wf
ただし、特定の通知メッセージに特別な#WFM_HTMLAGENTメッセージ属性が定義されている場合、通知メーラーではそのメッセージのHTMLエージェントとして「HTML Agent」メーラー・パラメータの値のかわりに#WFM_HTMLAGENT属性の値が使用されます。
Message Formatter: Oracle Workflowでは、oracle.apps.fnd.wf.mailer.NotificationFormatter Javaクラスを使用して通知メッセージが生成されます。
Framework User: 通知メーラーがEメール通知に含めるOracle Application Frameworkコンテンツにアクセスする際に使用するユーザーの数値ユーザーID。 フレームワーク・ユーザーが各ユーザーの通知のコンテンツにアクセスするには、ワークフロー管理者権限が必要です。
このパラメータのデフォルト値は0(ゼロ)で、ユーザーSYSADMINのユーザーIDです。 この設定では、通知メーラーはユーザーSYSADMIN(デフォルトのワークフロー管理者ロール)を介してOracle Application Frameworkコンテンツにアクセスできます。 「ワークフロー・システム管理者」の作業環境を変更する場合は、「Framework User」パラメータをチェックして、通知メーラーがアクセスするユーザーにワークフロー管理者権限があることを確認してください。 「Framework User」パラメータを「ワークフロー・システム管理者」ロールのメンバーであるユーザーに設定するか、「ワークフロー・システム管理者」の作業環境を職責に設定している場合は、「Framework User」パラメータをその職責を持つユーザーに設定します。「グローバル・ユーザー作業環境の設定」を参照してください。
Framework Responsibility: 通知メーラーがEメール通知に含めるOracle Application Frameworkコンテンツにアクセスする際に使用する職責の数値職責ID。 「Framework User」パラメータで指定したユーザーには、この職責を割り当てる必要があります。 このパラメータのデフォルト値は20420で、「システム管理者」職責の職責IDです。
Framework Application ID: 通知メーラーがEメール通知に含めるOracle Application Frameworkコンテンツにアクセスする際に使用するアプリケーションの数値アプリケーションID。 「Framework Responsibility」パラメータで指定した職責を、このアプリケーションに割り当てる必要があります。 このパラメータのデフォルト値は1で、システム管理アプリケーションのアプリケーションIDです。
Framework URL Timeout: 通知メーラーがタイムアウト前にOracle Application FrameworkコンテンツのURLにアクセスするまで待機する最大秒数。 通知メーラーのデフォルトのフレームワークURLタイムアウト時間は30秒です。
Attach Images to Outbound Emails: メッセージに含まれるHTMLコンテンツ(Oracle Application Frameworkコンテンツなど)で参照されるイメージを、アウトバウンド通知Eメール・メッセージに添付するには、このパラメータを選択します。 このパラメータの選択を解除すると、イメージが添付されるかわりに、イメージ参照がページ外URLとして表示されます。
Attach Stylesheet to Outbound Email: メッセージに含まれるHTMLコンテンツ(Oracle Application Frameworkコンテンツなど)で参照されるスタイルシートを、アウトバウンド通知Eメール・メッセージに添付するには、このパラメータを選択します。 このパラメータの選択を解除すると、スタイルシートが添付されるかわりに、スタイルシート参照がURLとして表示されます。
注意: Eメール本文のHTMLコンテンツ内でのスタイルシート参照に対するサポートは、Eメール・クライアントごとに異なります。 Eメールに添付されたスタイルシートへの参照をサポートしていないEメール・クライアントや、書式に関係なくHTMLコンテンツ内のスタイルシート参照をまったくサポートしていないEメール・クライアントがあります。 そのため、スタイルシートを添付しても、すべてのEメール・クライアントで同じ効果が得られるとはかぎりません。
Autoclose FYI: この通知メーラーがEメールによる通知を送信した後で、FYI(参考情報)通知のように応答不要な通知を自動的にクローズするかどうかを指定します。 このパラメータはデフォルトで選択されます。 「Autoclose FYI」の選択を解除すると、すべてのFYI通知はユーザーが手動でクローズするまで「ワークリスト」内でオープン状態のままになります。
Direct Response: 通知メーラーでは、デフォルトで、テンプレートによる応答方法と呼ばれるプレーン・テキスト通知の応答形式が必要です。 かわりに直接応答方法を使用するには、このパラメータを選択します。
テンプレートによる応答方法を使用すると、通知メーラーは、通知作業環境がMAILTEXTまたはMAILATTHのユーザーに対して、テンプレートによる応答を要求するプレーン・テキスト通知を送信します。ユーザーは、応答プロンプトのテンプレートを使用して応答し、各プロンプトの後に続く引用符の間に応答値を入力する必要があります。
直接応答方法を使用すると、通知メーラーは、通知作業環境がMAILTEXTまたはMAILATTHのユーザーに対して、直接応答を要求するプレーン・テキスト通知を送信します。ユーザーは、応答の最初の行に応答値を直接入力する必要があります。
注意: HTML形式の通知または添付ファイルから自動的に生成された応答には、選択した応答方法に関係なく、常に応答テンプレートを使用する必要があります。
「ワークフロー・オープン・メール・メッセージ」、「ワークフロー・オープン・メール(ダイレクト)メッセージ」、『Oracle Workflowユーザーズ・ガイド』のテンプレートによる応答を使用したプレーン・テキストのEメール通知への応答に関する項および直接応答を使用したプレーン・テキストのEメール通知への応答に関する項、および『Oracle Workflow開発者ガイド』の「応答」メッセージ属性の例に関する項を参照してください。
Reset NLS: 通知メーラーがメッセージを作成する前に、通知受信者の作業環境に従って通知メッセージのNLSコードセットを変換する必要があるかどうかを指定します。 デフォルトでは、このパラメータの選択が解除されます。 「Reset NLS」を選択すると、メッセージは、通知メーラーにより受信者のユーザー作業環境に指定された言語とテリトリについてWF_LANGUAGES表にリストされたコードセットに変換されます。 優先テリトリが指定されていなければ、通知メーラーではユーザーの優先言語について最初に検出したエントリに関連付けられているコードセットが使用されます。 ユーザー作業環境で言語もテリトリも指定されていなければ、通知メーラーでは言語AMERICANとテリトリAMERICAについてWF_LANGUAGESでシードされているコードセットが使用されます。 このパラメータが関連するのは、データベースに複数の言語がインストールされており、ユーザーのEメール・クライアントのキャラクタ・セットがデータベースに指定されているキャラクタ・セットとは異なる場合です。 たとえば、UTF8データベースが使用されている場合、西ヨーロッパで使用されているEメール・クライアントのキャラクタ・セットは通常は「Western (ISO-8859-1)」です。 この場合、「Reset NLS」パラメータを選択すると、ユーザー作業環境でフランス語やドイツ語などの西ヨーロッパ言語を指定したユーザーは、すべてのEメール通知メッセージをEメール・クライアント用の正しいキャラクタ・セットで受け取ることになります。
特定の通知メッセージに特別な#WFM_RESET_NLSメッセージ属性が定義されている場合でも、通知メーラーでは、「Reset NLS」パラメータの値を使用するかわりに#WFM_RESET_NLS属性の値を使用して、Eメールをそのメッセージの優先コードセットにエンコードするかどうかが判別されます。
Inline Attachments: 通知詳細リンク、HTMLメッセージ本文、添付のURLが含まれる通知参照および添付されたPL/SQL文書など、通知メッセージの添付ファイルに対して、Content-Disposition MIMEヘッダーをinlineに設定するには、このパラメータを選択します。 これらの添付ファイルに対してContent-Disposition MIMEヘッダーをattachmentに設定するには、このパラメータの選択を解除します。 たとえば、Eメール・アプリケーションで通知詳細リンクなどのHTMLコンテンツをインライン表示できない場合は、このパラメータの選択を解除すると、このリンクを添付ファイルとして表示できます。ただし、Content-DispositionヘッダーをサポートしないEメール・クライアントや、サポートする方法が異なるEメール・クライアントもあります。このため、ユーザーがEメール・メッセージを読むのに使用するEメール・クライアントによっては、「インライン添付」設定で常に必要な結果が得られるとはかぎりません。
Send Warning for Unsolicited E-mail: 特定のEメール・アドレスから応答なしメッセージを最初に受信したときに、通知メーラーが警告メッセージを返送できるようにするには、このパラメータを選択します。 通知メーラーから警告メッセージを送信しないようにするには、このパラメータの選択を解除します。
Send E-mails for Canceled Notifications: 前に送信した通知が取り消されたときに、通知メーラーが取消しメッセージを送信できるようにするには、このパラメータを選択します。 通知メーラーから取消しメッセージを送信しないようにするには、このパラメータの選択を解除します。
同じOracle Applicationsインスタンスで複数の通知メーラーを設定する場合は、このパラメータの設定をすべての通知メーラーに対して同一にする必要があります。
このリージョンでは、Eメール通知の生成に使用するメッセージ・テンプレートを指定できます。 特定タイプのEメール通知のテンプレートによって、組み込まれるヘッダー情報、メッセージの期日と優先度などの詳細を含めるかどうか、含める場合はどこに入れるかなど、通知の基本的な書式が決まります。
Oracle Workflowでは、デフォルトで使用される、「システム: メーラー」項目タイプに標準のテンプレートのセットが用意されています。標準テンプレートを変更することはお薦めしません。 ただし、Workflow Builderを使用して「システム: メーラー」項目タイプに独自のカスタム・メッセージ・テンプレートを作成し、これらのテンプレートをこのリージョンで特定の通知メーラー・サービス・コンポーネントに割り当てることにより、Eメール通知の送信に使用するメッセージ・テンプレートをカスタマイズできます。メーラーに割り当てられたテンプレートは、デフォルトの「システム: メーラー」テンプレートよりも優先されます。
また、Workflow Builderを使用してカスタム項目タイプに独自のカスタム・メッセージ・テンプレートを作成し、特別なメッセージ属性を定義してワークフロー・プロセスで特定の通知にそのテンプレートを割り当てることができます。この場合、通知に割り当てたテンプレートは、メーラーに割り当てたテンプレートおよびデフォルトの「システム: メーラー」テンプレートよりも優先されます。
このメーラーについてアウトバウンドEメール処理を実装していない場合は、デフォルト・テンプレートをプレースホルダ値として残します。
Attached URLs: 通知メーラーでは、このテンプレートを使用して、URL属性の「内容の添付」が選択されているHTML形式の通知メッセージに対して「通知参照」添付ファイルを作成します。 テンプレートには、各URLへのリンクを示すリストを含める必要があります。
Outbound Closed Notification: 通知メーラーでは、このテンプレートを使用して、以前に送信された通知がクローズされたことを受信者に知らせます。
Outbound Cancelled Notification: 通知メーラーでは、このテンプレートを使用して、以前に送信された通知が取り消されたことを受信者に知らせます。 「Send E-mails for Canceled Notifications」パラメータを使用して、通知メーラーでアウトバウンド取消済通知メッセージを送信する必要があるかどうかを指定することもできます。
Invalid Response Notification: 通知メーラーでは、このテンプレートを使用して通知に対する応答が正しくないことをユーザーに知らせます。 たとえば、ユーザーからの応答メッセージに通知と対応する有効な通知ID(NID)行が含まれるが、応答値が含まれない場合または無効な応答値が含まれる場合、通知メーラーは無効な応答通知メッセージをユーザーに送信します。 このテンプレートには、通知に正しく応答する方法を記述する必要があります。
Open Notification: デフォルトであるテンプレートによる応答方法を使用すると、通知メーラーでは、このテンプレートを使用して、応答を必要とするオープン通知が送信されます。 このメッセージ・テンプレートでは、応答テンプレートとその使用方法を受信者に提供する必要があります。
注意: Oracle Workflowには、デフォルトの「ワークフロー・オープン・メール」メッセージ・テンプレートのみでなく、「ワークフロー・オープン・メール(Outlook Express)」という事前定義済のテンプレートも用意されています。 「ワークフロー・オープン・メール」および「ワークフロー・オープン・メール(ダイレクト)」テンプレートのHTML本文に応答リンクが含まれるときに、Microsoft Outlook Expressや他のEメール・クライアントが応答リンクを処理できないときは、このテンプレートを使用して対応できます。 このようなEメール・クライアントのいずれかを使用している場合は、「ワークフロー・オープン・メール(Outlook Express)」メッセージ・テンプレートを選択して、HTMLEメール通知を「通知の詳細」Webページへリンクさせることで、そのWebページから通知に応答できます
この通知メーラーをアウトバウンド・メッセージ処理専用に構成し、対応するインバウンドのEメール応答処理を実装しない場合は、「Open Notification」パラメータをEメールによる応答が不要なメッセージ・テンプレートに設定し、受信者には「通知の詳細」Webページから応答するように指示する必要があります。 たとえば、Oracle Workflowに用意されている「UIからのワークフロー表示」メッセージ・テンプレートを選択したり、独自のカスタム・メッセージ・テンプレートを作成します。
「Basic Configuration」ページで「Inbound Processing」パラメータを選択した場合、「Open Notification」パラメータはデフォルトで「ワークフロー・オープン・メール」メッセージ・テンプレートに設定されます。 「Inbound Processing」パラメータの選択を解除した場合、「Open Notification」パラメータはデフォルトで「ワークフロー・オープン・メール(Outlook Express)」メッセージ・テンプレートに設定されます。
注意: ワークフロー・オープン・メール(Outlook Express)メッセージのプレーン・テキスト版は、Eメールによる応答を要求します。 インバウンド処理を使用不可にした場合は、ユーザーの通知作業環境がMAILTEXTまたはMAILATTHに設定されていないことを確認します。 また、インバウンド処理を使用不可にして、ユーザーにはプレーン・テキスト通知を受信させる場合は、「通知の詳細」Webページから応答するように受信者に指示するメッセージ・テンプレートを指定します。
Open Notification (Direct Response Parsing): 「Direct Response」パラメータを選択すると、通知メーラーではこのテンプレートを使用して、応答を必要とするオープン通知が送信されます。 プレーン・テキスト・メッセージ本文に含まれる応答指示では、直接応答方法を使用して返信する方法を記述する必要があります。このメッセージは、通知作業環境をMAILTEXTまたはMAILATTHに指定している実行者に送られる通知に使用されます。 HTML形式のメッセージ本文に含まれる応答指示では、自動的に生成される応答テンプレートを使用して返信する方法を記述する必要があります。このメッセージは、通知作業環境をMAILHTMLまたはMAILHTM2に指定している実行者に送られる通知に使用されます。また、通知作業環境をMAILATTHに指定している実行者に送られる通知にも添付されます。
注意: HTML形式の通知または添付ファイルから自動的に生成された応答には、選択した応答方法に関係なく、常に応答テンプレートを使用する必要があります。
注意: この通知メーラーをアウトバウンド・メッセージ処理専用に構成し、対応するインバウンドのEメール応答処理を実装しない場合は、「Open Notification (Direct Response Parsing)」パラメータをEメールによる応答が不要なメッセージ・テンプレートに設定し、受信者には「通知の詳細」Webページから応答するように指示する必要があります。 たとえば、Oracle Workflowに用意されている「UIからのワークフロー表示」メッセージ・テンプレートを選択したり、独自のカスタム・メッセージ・テンプレートを作成します。
「ワークフロー・オープン・メール・メッセージ」、「ワークフロー・オープン・メール(ダイレクト)メッセージ」、『Oracle Workflowユーザーズ・ガイド』のテンプレートによる応答を使用したプレーン・テキストのEメール通知への応答に関する項および直接応答を使用したプレーン・テキストのEメール通知への応答に関する項、および『Oracle Workflow開発者ガイド』の「応答」メッセージ属性の例に関する項を参照してください。
Open FYI Notification: 通知メーラーでは、このテンプレートを使用して、応答不要な通知が送信されます。 このテンプレートでは、その通知が参考用(FYI)で、応答の必要がないことを示す必要があります。
Outbound Summary Notification: このテンプレートは使用されません。
Outbound Warning Notification: 通知メーラーでは、ユーザーから応答なしメールを最初に受け取った場合に、このテンプレートを使用して、そのユーザーにメッセージが送信されます。 たとえば、ユーザーからのメッセージに通知と対応する有効な通知ID(NID)行が含まれていないか、または誤った形式のNID行が含まれる場合、通知メーラーはアウトバウンド警告通知メッセージをユーザーに送信します。 「Send Warning for Unsolicited E-mail」パラメータを使用して、通知メーラーでアウトバウンド警告通知メッセージを送信する必要があるかどうかを指定することもできます。
Open Notification (More Information Request): 通知メーラーでは、このテンプレートを使用して、あるユーザーから別のユーザーへの通知の詳細要求が送信されます。
注意: Microsoft Outlook Expressなど、デフォルトの「ワークフロー・オープン・メール (詳細情報要求)」メッセージ・テンプレートに含まれる応答リンクを処理できないEメール・アプリケーションを使用する場合は、かわりに「ワークフロー詳細情報要求(Outlook Express)」という代替テンプレートを選択できます。 特に、ワークフロー・オープン・メール(Outlook Express)メッセージを使用するように「Open Notification」パラメータを設定した場合は、「Open Notification (More Information Request)」パラメータもワークフロー詳細情報要求(Outlook Express)メッセージを使用するように設定する必要があります。
Outbound HTML Summary Notification: 通知メーラーでは、Oracle Workflowディレクトリ・サービスで通知作業環境がSUMMARYまたはSUMHTMLに設定されているユーザーおよびロールに対して、このテンプレートを使用して、現在オープンしているワークフロー通知の要約が送信されます。
このページの変更内容を取り消すには、「Cancel」ボタンをクリックします。
構成ウィザードの前のステップに戻るには、「Back」ボタンをクリックします。
これらの設定を保存して構成ウィザードの次のステップに進むには、「Next」ボタンをクリックします。
これらの設定を保存して構成ウィザードの最後のステップに進むには、「Finish」ボタンをクリックします。
注意: 「Next」または「Finish」ボタンをクリックすると、入力したパラメータが構成ウィザードにより検証されます。 パラメータが正常に検証され、通知メーラーが現在実行中であれば、Oracle Workflow Managerにより通知メーラーが新しいパラメータで即時にリフレッシュされます。
このページでは、サービス・コンポーネントの実行を制御するイベントをスケジュールできます。 イベントは、DBMSジョブによる予定時刻に呼び出されます。 通知メーラー・サービス・コンポーネントの場合は、次のイベントをスケジュールできます。
開始
リフレッシュ
中断
再開
停止
要約通知の開始
リストには、各イベントの名称、イベントの呼出しが最初にスケジュールされた日時、イベントの再呼出し間隔(分)、リフレッシュ対象のパラメータ(リフレッシュ・イベントの場合)が表示されます。 通知メーラーをリフレッシュする際に、パラメータの内部名を使用して、次のリフレッシュ可能なパラメータを指定できます。
PROCESSOR_IN_THREAD_COUNT: Inbound Thread Count
PROCESSOR_OUT_THREAD_COUNT: Outbound Thread Count
COMPONENT_LOG_LEVEL: Log Level(数値として指定)
1: 文
2: プロシージャ
3: イベント
4: 例外
5: エラー
6: 予想外
EXPUNGE_ON_CLOSE: Expunge Inbox on Close
ALLOW_FORWARDED_RESPONSE: Allow Forwarded Response
FROM: From
REPLYTO: Reply-to Address
HTMLAGENT: HTML Agent
ATTACH_IMAGES: Attach Images to Outbound E-mails
ATTACH_STYLESHEET: Attach Stylesheet to Outbound E-mail
AUTOCLOSE_FYI: Autoclose FYI
RESET_NLS: Reset NLS
INLINE_ATTACHMENT: Inline Attachments
SEND_UNSOLICITED_WARNING: Send Warning for Unsolicited E-mail
ATTACHED_URLS: Attached URLs
CLOSED: Outbound Closed Notification
CANCELED: Outbound Cancelled Notification
OPEN_INVALID: Invalid Response Notification
OPEN_MAIL: Open Notification
OPEN_MAIL_DIRECT: Open Notification (Direct Response Parsing)
OPEN_MAIL_FYI: Open FYI Notification
SUMMARY: Outbound Summary Notification
WARNING: Outbound Warning Notification
OPEN_MORE_INFO: Open Notification (More Information Request)
SUMHTML: Outbound HTML Summary Notification
イベントをスケジュールするステップは、次のとおりです。
現在スケジュールされているイベントがない場合は、「Add a Row」ボタンをクリックしてイベント・リストに新しい行を追加し、イベント情報を入力します。
コマンドをスケジュールするイベントを選択します。
イベントを最初に呼び出す日付を選択します。
時間と分を選択して、イベントを最初に呼び出すように指定した日付の時刻を指定します。 時間値は24時間書式です。 たとえば、午前0時の場合は「00」、午後11時の場合は「23」を選択します。
イベントを定期的に呼び出す場合は、呼び出す間隔(分)を入力します。 繰返し間隔を指定しなければ、イベントは1回のみ呼び出されます。
リフレッシュ・イベントを選択した場合は、通知メーラーの構成パラメータをイベント呼出し時の値でリフレッシュするために、イベントとともに組み込むパラメータを入力することもできます。 パラメータ名と値をinternal_parameter_name=parameter_value形式で指定します。複数のパラメータを指定する場合はコロン(:)で区切ります。
例: PROCESSOR_OUT_THREAD_COUNT=3
別のイベントをスケジュールするには、「Add Another Row」ボタンをクリックしてイベント情報を入力します。
イベントを削除するには、対象イベントを選択して「Remove」ボタンをクリックします。
このページの変更内容を取り消すには、「Cancel」ボタンをクリックします。
構成ウィザードの前のステップに戻るには、「Back」ボタンをクリックします。
これらの設定を保存して構成ウィザードの次のステップに進むには、「Next」ボタンをクリックします。
これらの設定を保存して構成ウィザードの最後のステップに進むには、「Finish」ボタンをクリックします。
注意: 構成ウィザードで「Next」または「Finish」ボタンをクリックすると、リストの各行でイベントが指定されていることが確認されます。 他のイベントをスケジュールしない場合は、次のステップに進む前に空の行を削除します。
このページでは、例外的なメッセージで検出されたテキストのパターンと、それらのパターンのいずれかを含むインバウンド・メッセージに割り当てるステータスを入力できます。 たとえば、例外的なメッセージには、バウンスされたメッセージや戻されたメッセージ、および休暇デーモン、一括メール・リストなどにより送信されたメッセージなどの自動返信メッセージがあります。 バウンスされたメッセージ、配信不能なメッセージまたはそれ以外の無効なメッセージの識別方法はメール・システムごとに異なるため、通知メーラー・タグを使用して、これらの迷子になったメッセージをメール・システムで識別する方法と通知メーラーで検出された場合の処理方法を指定できます。
Oracle Workflowには、配信不能メッセージまたは自動返信メッセージで一般的に検出されるテキスト用の事前定義済のタグが複数用意されています。 リストには、タグごとに「送信元」行、「件名」行またはメッセージ本文で検索するテキスト文字列のパターンと、そのパターンが検出された場合にメッセージに割り当てるメール・ステータスの処理が表示されます。 通知メーラーでは、これらのメール・ステータス値に従ってメッセージが次のように処理されます。
UNDELVRD: メッセージが廃棄フォルダに移動され、通知のメール・ステータスが「FAILED」に更新されます。 また、通知受信者の通知作業環境が「DISABLED」に更新されます。 この通知アクティビティに対するエラー・プロセスは開始されません。 ただし、Eメール送信の妨げとなった問題を訂正した後、ユーザーの通知作業環境を再設定し、「失敗ワークフロー通知の再送」プログラムを実行して、通知メーラーのアウトバウンド・キューにある失敗通知を再度エンキューできます。 「メーラー・エラー処理」を参照してください。
Unavailable: メッセージは廃棄フォルダに移動され、通知のステータスがまだ「OPEN」のため通知に対する返信の待機が継続されますが、メール・ステータスは「UNAVAIL」に更新されます。 このステータスは純粋な参考用であり、この通知に対するそれ以上の処理は発生しません。
Ignore: メッセージが廃棄フォルダに移動され、オープン通知に対する有効な返信の待機が継続されます。 通知のステータスはまだ「OPEN」で、メール・ステータスはまだ「SENT」です。
通知メーラーで自動的に処理する他のパターンについても、タグを追加定義できます。
新しいタグを追加するには、「Add Another Row」ボタンをクリックし、「Pattern」列にテキスト・パターンを入力して、「Action」列でそのパターンを含むメッセージに割り当てるステータスを選択します。
タグを削除するには、対象タグを選択して「Remove」ボタンをクリックします。 削除できるのは、自分が定義したカスタム・タグのみです。 Oracle Workflowに用意されている事前定義済のタグは削除できません。
注意: バウンスされたメッセージと自動返信を通常の応答と区別するためのタグを定義して、これらのメッセージを一意に識別する必要があります。 バウンスされたメッセージと自動返信メッセージを識別しなければ、通知メーラーではこれらを無効な応答と誤認して無効な応答通知メッセージを送信し、引き続き返信を待機する可能性があります。 どちらの場合も、永続ループが発生し、通知メーラーが無効なメッセージを送信し続け、そのたびに無効なメッセージがバウンスされるか、自動返信されます。
注意: FAILEDおよびUNAVAILメール・ステータスを介して処理できるのは、通知IDを含むメッセージ応答のみです。 通知メーラーで通知IDを含まないメッセージ応答を受信すると、メッセージ応答は廃棄フォルダに移動されます。 「Send Warning for Unsolicited E-mail」パラメータを選択すると、特定のEメール・アドレスからのこの種の最初のメッセージを受信したときに、通知メーラーから送信者に対して、応答なしメールを受信したことを警告するアウトバウンド警告通知メッセージが送信されます。
注意: メッセージ応答がタグ・リスト内の複数のパターンと一致すると、メッセージは一致した最初のタグのステータスでタグ付けされます。 つまり、通知メーラーでは、タグ・リストに対する降順比較が実行されます。 この動作を考慮して、最初にUNDELVRDタグ、次にUnavailableタグ、Ignoreタグの順にリストして、パターンの優先順位を設定する必要があります。
このページの変更内容を取り消すには、「Cancel」ボタンをクリックします。
構成ウィザードの前のステップに戻るには、「Back」ボタンをクリックします。
これらの設定を保存して構成ウィザードの次のステップに進むには、「Next」ボタンをクリックします。
これらの設定を保存して構成ウィザードの最後のステップに進むには、「Finish」ボタンをクリックします。
このページでは、サンプル通知メッセージを送信して、アウトバウンドEメール処理を実行する通知メーラーの構成をテストできます。 メッセージの送信先となる受信者ロールを選択し、「Send Test Message」ボタンをクリックします。 次に、受信者ロールのEメール・アカウントをチェックして、テスト・メッセージが受信されたことを確認します。 テスト・メッセージは応答を必要としないため、確認後に閉じることができます。 ただし、必要に応じて注釈付きで応答し、メッセージを確認できます。
テスト・メッセージを正常に送信するには、有効なEメール・アドレスが定義されている受信者ロール、またはメンバーに対して有効なEメール・アドレスが定義されている受信者ロールを選択する必要があります。 また、受信者ロールの通知作業環境にも、個別のEメール通知が含まれている必要があります。
通知メーラー用に上書きEメール・アドレスを設定すると、そのアドレスが「Test」ページに表示されます。 この場合、テスト・メッセージは受信者ロールのEメール・アドレスではなく上書きアドレスに送信されます。 ただし、この場合も、通知メーラーでテスト・メッセージを送信できるように受信者ロールを選択する必要があります。 「サービス・コンポーネント詳細の確認」を参照してください。
「Advanced Configuration Wizard」を終了するには、「Cancel」ボタンをクリックします。
構成ウィザードの前のステップに戻るには、「Back」ボタンをクリックします。
構成ウィザードの次のステップに進むには、「Next」ボタンをクリックします。
構成ウィザードの最後のステップに進むには、「Finish」ボタンをクリックします。
このページでは、設定した構成パラメータの値、スケジュールしたイベント、およびこの通知メーラー・サービス・コンポーネントに対して定義したタグを確認できます。
これらの設定のいずれかを変更する場合は、構成ウィザードの該当ステップに戻って変更します。 前のステップに戻るには、「Back」ボタンをクリックします。
これらの設定内容を保存して構成を完了するには、「Finish」ボタンをクリックします。
Oracle Workflowビジネス・イベント・システムでは、インバウンド・イベント・メッセージを受信するようにエージェント・リスナーをスケジュールする必要があります。 エージェント・リスナーでは、ビジネス・イベント・システム・エージェントで着信メッセージがモニターされ、キュー・ハンドラを使用してメッセージがデキューされます。 エージェント・リスナーは、ローカル・インバウンド・エージェントに対して実行する必要があります。 PL/SQLエージェント・リスナーを実行して、データベース内にあるPL/SQLルール関数を使用したイベント・サブスクリプションを処理し、Javaエージェント・リスナーを実行して、中間層にあるJavaルール関数を使用したイベント・サブスクリプションを処理します。
イベント・メッセージがデキューされると、イベント・マネージャによりイベントのサブスクリプション処理が開始されます。 「External」ソース・タイプのそのイベントへの有効なサブスクリプションおよび「External」ソース・タイプのAnyイベントへの有効なサブスクリプションが、イベント・マネージャによってローカル・システム単位で検索および実行されます。 エージェント・リスナーは、エージェントのキューにあるすべてのイベント・メッセージがデキューされた後で終了します。
PL/SQLエージェント・リスナー・プログラムは、一般サービス・コンポーネント・フレームワークで、サービス・コンポーネント・タイプとして定義されます。このフレームワークは、バックグラウンドJavaサービスの管理を簡略化し自動化するのに役立ちます。
Oracle Workflowには、標準エージェントにあるメッセージを処理するための複数のエージェント・リスナー・サービス・コンポーネントがシードされています。
ワークフロー遅延エージェント・リスナー: WF_DEFERREDにあるメッセージを処理し、遅延サブスクリプション処理をサポートします。 このサービス・コンポーネントは、コンテナにより自動的に起動されます。
ワークフロー遅延通知エージェント・リスナー: WF_DEFERREDにある通知メッセージを処理し、アウトバウンド通知処理をサポートします。 このサービス・コンポーネントは、コンテナにより自動的に起動されます。
ワークフロー・エラー・エージェント・リスナー: WF_ERRORにあるメッセージを処理し、ビジネス・イベント・システムのエラー処理をサポートします。 このサービス・コンポーネントは、コンテナにより自動的に起動されます。
ワークフロー・インバウンド通知エージェント・リスナー: WF_NOTIFICATION_INにあるメッセージを処理し、インバウンドEメール通知処理をサポートします。 このサービス・コンポーネントは、コンテナにより自動的に起動されます。
ECXインバウンド・エージェント・リスナー: ECX_INBOUNDにあるメッセージを処理し、Oracle XML Gateway処理をサポートします。 このサービス・コンポーネントは手動で起動する必要があります。 詳細は、『Oracle XML Gatewayユーザーズ・ガイド』を参照してください。
ECX取引エージェント・リスナー: ECX_TRANSACTIONにあるメッセージを処理し、Oracle XML Gateway処理をサポートします。 このサービス・コンポーネントは手動で起動する必要があります。 詳細は、『Oracle XML Gatewayユーザーズ・ガイド』を参照してください。
シードされたエージェント・リスナーを削除したり、その名称、割り当てられたエージェント、相関ID値またはコンテナを編集することはできません。 ただし、必要に応じて、これ以外の構成パラメータの更新、制御イベントのスケジュール、このエージェント・リスナーを起動、停止、中断、再開またはリフレッシュするための制御コマンドの手動による選択はできます。
追加のエージェント・リスナー・サービス・コンポーネントを作成することもできます。たとえば、イベント・メッセージの伝播に使用する、標準のWF_INおよびWF_JMS_INエージェントまたはカスタム・エージェントなど、その他のインバウンド・エージェント用のエージェント・リスナーを構成できます。 また、特定のイベントのインスタンスである特定のエージェント上のメッセージのみを処理するエージェント・リスナーを構成できます。
カスタム・エージェント・リスナー・サービス・コンポーネントを作成すると、それをワークフロー・エージェント・リスナー・サービスというエージェント・リスナーのシード・コンテナに割り当てることができ、シード・コンテナによる処理量に基づいて独自のカスタム・コンテナを作成するように選択することもできます。
シードされたエージェント・リスナー・サービス・コンポーネントを実行するには、そのコンポーネントを管理するワークフロー・エージェント・リスナー・サービス・コンテナを先に起動しておく必要があります。 このコンテナが実行中であることを確認する必要があります。 カスタム・サービス・コンポーネントのために独自のカスタム・コンテナを作成した場合は、そのコンテナも実行する必要があります。 一般サービス管理(GSM)で各コンテナをサービス・インスタンスとして起動するには、「Service Instances」ページを使用します。 ワークフロー・エージェント・リスナー・サービス・コンテナが実行中の場合は、ワークフロー遅延エージェント・リスナー、ワークフロー遅延通知エージェント・リスナー、ワークフロー・エラー・エージェント・リスナーおよびワークフロー・インバウンド通知エージェント・リスナーが自動的に起動されます。
「Agent Listener Configuration Wizard」を使用すると、一般属性と詳細属性を定義し、制御イベントをスケジュールして、エージェント・リスナー・サービス・コンポーネントを構成できます。 この構成ウィザードを使用して、新しいエージェント・リスナー・サービス・コンポーネントを構成したり、既存のエージェント・リスナー・サービス・コンポーネントの構成を編集できます。
ナビゲーション: 「Applications Dashboard」->(プルダウン・メニュー)「Workflow Manager」->(ボタン)「Go」->「Service Components」ステータス・アイコン->(ボタン)「Create」->(ボタン)「Continue」
ナビゲーション: 「Applications Dashboard」->(プルダウン・メニュー)「Workflow Manager」->(ボタン)「Go」->「Service Components」ステータス・アイコン->(ボタン)「Edit」
このページでは、サービス・コンポーネントの一般属性を定義できます。 一部の属性はすでに必須値に設定されており、変更できません。 サービス・コンポーネントを実行する前に、アスタリスク(*)が付いている属性を環境に該当する値に設定する必要があります。
ID: 前に作成したサービス・コンポーネントを編集する場合は、そのサービス・コンポーネントの識別子が表示されます。
Status: 前に作成したサービス・コンポーネントを編集する場合は、そのサービス・コンポーネントのステータスが表示されます。
Name: サービス・コンポーネントの名称。 一意の名称を入力する必要があります。
Startup Mode: サービス・コンポーネントの起動モードとして「Automatic」、「Manual」または「On-Demand」を選択します。
Container Type: このサービス・コンポーネントが属するコンテナ・タイプ。常に「Oracle Applications Generic Service Management」(Oracle Applications GSM)です。
Inbound Agent: インバウンド・イベント・メッセージのモニター対象となるビジネス・イベント・システム・エージェント。
Outbound Agent: このフィールドは空白のままにしておきます。 エージェント・リスナー・サービス・コンポーネントでは、アウトバウンド・エージェントを使用しません。
Correlation ID: 必要に応じて、エージェント・リスナーで処理するイベント・メッセージのOracle Advanced Queuing(AQ)相関IDを指定できます。 ビジネス・イベント・システムにおけるイベント・メッセージのAQ相関IDは、通常は次の書式で指定します。
<event name>
そのため、この属性で相関IDを指定すると、エージェント・リスナーを指定したイベントのインスタンスであるメッセージのみのリスニング専用にすることができます。 また、イベント名の一部を指定すると、名称が指定の値で始まるイベントのインスタンスであるメッセージをリスニングできます。
たとえば、シードされたワークフロー遅延通知エージェント・リスナーのAQ相関IDはoracle.apps.wf.notification.%で、このエージェント・リスナーではWF_DEFERREDエージェント上の通知イベント・メッセージのみが処理されることを意味します。 ただし、ワークフロー遅延エージェント・リスナー、ワークフロー・エラー・エージェント・リスナーおよびワークフロー・インバウンド通知エージェント・リスナーの相関IDは指定されていないため、それぞれのエージェント上のイベント・メッセージをすべて処理できます。
注意: AQ相関IDは、WF_EVENT_Tイベント・メッセージ構造に含まれる相関IDとは異なります。
変更内容を保存せずに構成を取り消すには、「Cancel」ボタンをクリックします。
これらの設定を保存して構成ウィザードの次のステップに進むには、「Next」ボタンをクリックします。
このページでは、サービス・コンポーネントの詳細属性を定義できます。 サービス・コンポーネントを実行する前に、アスタリスク(*)が付いている属性を環境に該当する値に設定する必要があります。 リフレッシュ・アイコンは、サービス・コンポーネントの実行中に動的にリフレッシュできる属性を示します。
ID: 前に作成したサービス・コンポーネントを編集する場合は、そのサービス・コンポーネントの識別子が表示されます。
Status: 前に作成したサービス・コンポーネントを編集する場合は、そのサービス・コンポーネントのステータスが表示されます。
Name: サービス・コンポーネントの定義済の名称が表示されます。
Container: サービス・コンポーネントが属しているコンテナ。 Oracle Workflowには、エージェント・リスナー・サービス・コンポーネント用にワークフロー・エージェント・リスナー・サービスというコンテナが用意されています。
Maximum Idle Time: サービス・コンポーネントに「On-Demand」起動モードを選択した場合は、サービス・コンポーネントが停止前にアイドル状態を保持できる最大時間(分)を入力します。 この方法で停止した必要時コンポーネントは、新規メッセージの処理に再び必要になった時点でコンテナにより再起動されます。
Max Error Count: サービス・コンポーネントがコンテナにより停止され、ステータスが「Stopped with Error」になるまでに発生可能な連続エラーの数。 エラーが解決されて処理が続行可能になると、エラー数がリセットされます。 最大エラー数のデフォルト値は10です。
Inbound Thread Count: このエージェント・リスナーでインバウンド・メッセージ処理を使用可能にするには、インバウンド処理スレッド数を1に設定します。 このエージェント・リスナーを使用不可にするには、0(ゼロ)を選択します。 デフォルト値は1です。
Outbound Thread Count: このパラメータはデフォルト値である0(ゼロ)のままにしておきます。 エージェント・リスナー・サービス・コンポーネントでは、アウトバウンド・メッセージ処理が実行されません。
Log Level: サービス・コンポーネント・コンテナ・ログに記録する情報の詳細レベルを選択します。 推奨ログ・レベルはデフォルト値の「エラー」です。 通常、ログ・レベルの変更が必要になるのは、デバッグのためにさらに詳細な情報を記録する場合のみです。 次のレベルを選択できます。
1: 文
2: プロシージャ
3: イベント
4: 例外
5: エラー
6: 予想外
Processor Read Wait Timeout: サービス・コンポーネントの処理スレッドが割当済キューから最後のメッセージを読み取ってからタイムアウトになるまでの待機秒数を指定します。 この期間が満了する前に別のメッセージが受信されると、そのメッセージが処理されてタイムアウト期間が再び開始されます。 タイムアウト期間が満了し、他に受信したメッセージがなければ、サービス・コンポーネントは読取りを停止し、スリープ時間が開始されます。 エージェント・リスナーのデフォルトの読取りタイムアウト時間は0(ゼロ)秒です。
Processor Min Loop Sleep: サービス・コンポーネントが読取り期間の満了後にキューでメッセージを再チェックするまで待機する最小スリープ時間(秒)を指定します。 エージェント・リスナーのデフォルトの最小スリープ時間は120秒です。
Processor Max Loop Sleep: メッセージを受信していないときの読取り試行間のスリープ時間を長くする場合は、最大スリープ時間(秒)を指定します。 最大スリープ時間に最小スリープ時間よりも大きい値を指定すると、サービス・コンポーネントは初回はキューからのメッセージの読取りを完了した後で最小スリープ時間だけ待機します。 以降の試行時に読み取るメッセージがなければ、読取り試行から読取り試行までのスリープ時間は最大スリープ時間に達するまで少しずつ長くなります。 メッセージの受信頻度が低い場合は、スリープ時間を長くするとパフォーマンスを改善できます。 このパラメータに0(ゼロ)を指定して、スリープ時間が長くならないように指定することもできます。 この場合、サービス・コンポーネントは読取り試行と読取り試行の間に常に最小スリープ時間だけ待機します。 エージェント・リスナーのデフォルト値は0(ゼロ)です。
Processor Error Loop Sleep: エラーが発生してからサービス・コンポーネントが処理を再開するまで待機するスリープ時間(秒)を指定します。 エージェント・リスナーのデフォルトのエラー・スリープ時間は60秒です。
Processor Close on Read Timeout: 読取りタイムアウト期間が満了してスリープ時間が開始された時点で、サービス・コンポーネントが接続をクローズするように指定するには、このパラメータを選択します。 処理スレッドが停止するまで接続のオープン状態を保持するように指定するには、このパラメータの選択を解除します。
このページの変更内容を取り消すには、「Cancel」ボタンをクリックします。
構成ウィザードの前のステップに戻るには、「Back」ボタンをクリックします。
これらの設定を保存して構成ウィザードの次のステップに進むには、「Next」ボタンをクリックします。
これらの設定を保存して構成ウィザードの最後のステップに進むには、「Finish」ボタンをクリックします。
このページでは、サービス・コンポーネントの実行を制御するイベントをスケジュールできます。 イベントは、DBMSジョブによる予定時刻に呼び出されます。 エージェント・リスナー・サービス・コンポーネントの場合は、次のイベントをスケジュールできます。
開始
リフレッシュ
中断
再開
停止
リストには、各イベントの名称、イベントの呼出しが最初にスケジュールされた日時、イベントの再呼出し間隔(分)、リフレッシュ対象のパラメータ(リフレッシュ・イベントの場合)が表示されます。 エージェント・リスナーをリフレッシュする際に、パラメータの内部名を使用して、次のリフレッシュ可能なパラメータを指定できます。
PROCESSOR_IN_THREAD_COUNT: Inbound Thread Count
COMPONENT_LOG_LEVEL: Log Level(数値として指定)
1: 文
2: プロシージャ
3: イベント
4: 例外
5: エラー
6: 予想外
イベントをスケジュールするステップは、次のとおりです。
現在スケジュールされているイベントがない場合は、「Add a Row」ボタンをクリックしてイベント・リストに新しい行を追加し、イベント情報を入力します。
コマンドをスケジュールするイベントを選択します。 Oracle Workflowには、サービス・コンポーネントを起動、停止、リフレッシュ、中断または再開するためのイベントが用意されています。
イベントを最初に呼び出す日付を選択します。
時間と分を選択して、イベントを最初に呼び出すように指定した日付の時刻を指定します。 時間値は24時間書式です。 たとえば、午前0時の場合は「00」、午後11時の場合は「23」を選択します。
イベントを定期的に呼び出す場合は、呼び出す間隔(分)を入力します。 繰返し間隔を指定しなければ、イベントは1回のみ呼び出されます。
リフレッシュ・イベントを選択した場合は、エージェント・リスナーの構成パラメータをイベント呼出し時の値でリフレッシュするために、イベントとともに組み込むパラメータを入力することもできます。 パラメータ名と値をコロン(:)で区切ってinternal_parameter_name=parameter_value形式で指定します。
例: PROCESSOR_IN_THREAD_COUNT=1
別のイベントをスケジュールするには、「Add Another Row」ボタンをクリックしてイベント情報を入力します。
イベントを削除するには、対象イベントを選択して「Remove」ボタンをクリックします。
このページの変更内容を取り消すには、「Cancel」ボタンをクリックします。
構成ウィザードの前のステップに戻るには、「Back」ボタンをクリックします。
これらの設定を保存して構成ウィザードの次のステップに進むには、「Next」ボタンをクリックします。
これらの設定を保存して構成ウィザードの最後のステップに進むには、「Finish」ボタンをクリックします。
注意: 構成ウィザードで「Next」または「Finish」ボタンをクリックすると、リストの各行でイベントが指定されていることが確認されます。 他のイベントをスケジュールしない場合は、次のステップに進む前に空の行を削除する必要があります。
このページでは、このサービス・コンポーネントについて設定した構成パラメータの値とスケジュールしたイベントを確認できます。
これらの設定のいずれかを変更する場合は、構成ウィザードの該当ステップに戻って変更します。 前のステップに戻るには、「Back」ボタンをクリックします。
これらの設定内容を保存して構成を完了するには、「Finish」ボタンをクリックします。
Oracle Workflowビジネス・イベント・システムでは、インバウンド・イベント・メッセージを受信するようにエージェント・リスナーをスケジュールする必要があります。 エージェント・リスナーでは、ビジネス・イベント・システム・エージェントで着信メッセージがモニターされ、キュー・ハンドラを使用してメッセージがデキューされます。 エージェント・リスナーは、ローカル・インバウンド・エージェントに対して実行する必要があります。 PL/SQLエージェント・リスナーを実行して、データベース内にあるPL/SQLルール関数を使用したイベント・サブスクリプションを処理し、Javaエージェント・リスナーを実行して、中間層にあるJavaルール関数を使用したイベント・サブスクリプションを処理します。
イベント・メッセージがデキューされると、イベント・マネージャによりイベントのサブスクリプション処理が開始されます。 「External」ソース・タイプのそのイベントへの有効なサブスクリプションおよび「External」ソース・タイプのAnyイベントへの有効なサブスクリプションが、イベント・マネージャによってローカル・システム単位で検索および実行されます。 エージェント・リスナーは、エージェントのキューにあるすべてのイベント・メッセージがデキューされた後で終了します。
Javaエージェント・リスナー・プログラムは、一般サービス・コンポーネント・フレームワークで、サービス・コンポーネント・タイプとして定義されます。このフレームワークは、バックグラウンドJavaサービスの管理を簡略化し自動化するのに役立ちます。
Oracle Workflowには、標準エージェントにあるメッセージを処理するための複数のJavaエージェント・リスナー・サービス・コンポーネントがシードされています。
ワークフローJava遅延エージェント・リスナー: WF_JAVA_DEFERREDにあるメッセージを処理し、中間層での遅延サブスクリプション処理をサポートします。 このサービス・コンポーネントは、コンテナにより自動的に起動されます。
ワークフローJavaエラー・エージェント・リスナー: WF_JAVA_ERRORにあるメッセージを処理し、中間層でのビジネス・イベント・システムのエラー処理をサポートします。 このサービス・コンポーネントは、コンテナにより自動的に起動されます。
WebサービスINエージェント: WF_WS_JMS_INにあるメッセージを処理し、インバウンドWebサービス・メッセージ処理をサポートします。 このサービス・コンポーネントは手動で起動する必要があります。
ワークフローWebサービスINリスナーの構成を更新したり、必要な場合はこのサービス・コンポーネントを削除することもできます。 ワークフローJava遅延エージェント・リスナーとワークフローJavaエラー・エージェント・リスナーを削除したり、その名称、割り当てられたエージェント、相関ID値またはコンテナを編集することはできません。 ただし、必要に応じて、これ以外の構成パラメータの更新、制御イベントのスケジュール、これらのJavaエージェント・リスナーを起動、停止、中断、再開またはリフレッシュするための制御コマンドの手動による選択はできます。
追加のJavaエージェント・リスナー・サービス・コンポーネントを作成することもできます。 たとえば、カスタム・エージェントのように、中間層でイベント・メッセージの伝播に使用する他のインバウンド・エージェント用にJavaエージェント・リスナーを構成できます。 また、特定のイベントのインスタンスである特定のエージェント上のメッセージのみを処理するJavaエージェント・リスナーを構成できます。
カスタムJavaエージェント・リスナー・サービス・コンポーネントを作成すると、それをワークフロー・エージェント・リスナー・サービスというエージェント・リスナーのシード・コンテナに割り当てることができ、シード・コンテナによる処理量に基づいて独自のカスタム・コンテナを作成するように選択することもできます。
シードされたJavaエージェント・リスナー・サービス・コンポーネントを実行するには、そのコンポーネントを管理するワークフロー・エージェント・リスナー・サービス・コンテナを先に起動しておく必要があります。 このコンテナが実行中であることを確認する必要があります。 カスタム・サービス・コンポーネントのために独自のカスタム・コンテナを作成した場合は、そのコンテナも実行する必要があります。 一般サービス管理(GSM)で各コンテナをサービス・インスタンスとして起動するには、「Service Instances」ページを使用します。 ワークフロー・エージェント・リスナー・サービス・コンテナが実行中の場合は、ワークフローJava遅延エージェント・リスナーとワークフローJavaエラー・エージェント・リスナーが自動的に起動されます。
「Java Agent Listener Configuration Wizard」を使用すると、一般属性と詳細属性を定義し、制御イベントをスケジュールして、Javaエージェント・リスナー・サービス・コンポーネントを構成できます。 この構成ウィザードを使用して、新しいJavaエージェント・リスナー・サービス・コンポーネントを構成したり、既存のJavaエージェント・リスナー・サービス・コンポーネントの構成を編集できます。
ナビゲーション: 「Applications Dashboard」->(プルダウン・メニュー)「Workflow Manager」->(ボタン)「Go」->「Service Components」ステータス・アイコン->(ボタン)「Create」->(ボタン)「Continue」
ナビゲーション: 「Applications Dashboard」->(プルダウン・メニュー)「Workflow Manager」->(ボタン)「Go」->「Service Components」ステータス・アイコン->(ボタン)「Edit」
このページでは、サービス・コンポーネントの一般属性を定義できます。 一部の属性はすでに必須値に設定されており、変更できません。 サービス・コンポーネントを実行する前に、アスタリスク(*)が付いている属性を環境に該当する値に設定する必要があります。
ID: 前に作成したサービス・コンポーネントを編集する場合は、そのサービス・コンポーネントの識別子が表示されます。
Status: 前に作成したサービス・コンポーネントを編集する場合は、そのサービス・コンポーネントのステータスが表示されます。
Name: サービス・コンポーネントの名称。 一意の名称を入力する必要があります。
Startup Mode: サービス・コンポーネントの起動モードとして「Automatic」、「Manual」または「On-Demand」を選択します。
Container Type: このサービス・コンポーネントが属するコンテナ・タイプ。常に「Oracle Applications Generic Service Management」(Oracle Applications GSM)です。
Inbound Agent: インバウンド・イベント・メッセージのモニター対象となるビジネス・イベント・システム・エージェント。
Outbound Agent: このフィールドは空白のままにしておきます。 Javaエージェント・リスナー・サービス・コンポーネントでは、アウトバウンド・エージェントを使用しません。
Correlation ID: 必要に応じて、Javaエージェント・リスナーで処理するイベント・メッセージのOracle Advanced Queuing(AQ)相関IDを指定できます。 ビジネス・イベント・システムにおけるイベント・メッセージのAQ相関IDは、通常は次の書式で指定します。
<event name>
そのため、この属性で相関IDを指定すると、Javaエージェント・リスナーを指定したイベントのインスタンスであるメッセージのみのリスニング専用にすることができます。 また、イベント名の一部を指定すると、名称が指定の値で始まるイベントのインスタンスであるメッセージをリスニングできます。
シードされたJavaエージェント・リスナーの相関IDは指定されていないため、それぞれのエージェント上のイベント・メッセージをすべて処理できます。
注意: AQ相関IDは、WF_EVENT_Tイベント・メッセージ構造に含まれる相関IDとは異なります。
変更内容を保存せずに構成を取り消すには、「Cancel」ボタンをクリックします。
これらの設定を保存して構成ウィザードの次のステップに進むには、「Next」ボタンをクリックします。
このページでは、サービス・コンポーネントの詳細属性を定義できます。 サービス・コンポーネントを実行する前に、アスタリスク(*)が付いている属性を環境に該当する値に設定する必要があります。 リフレッシュ・アイコンは、サービス・コンポーネントの実行中に動的にリフレッシュできる属性を示します。
ID: 前に作成したサービス・コンポーネントを編集する場合は、そのサービス・コンポーネントの識別子が表示されます。
Status: 前に作成したサービス・コンポーネントを編集する場合は、そのサービス・コンポーネントのステータスが表示されます。
Name: サービス・コンポーネントの定義済の名称が表示されます。
Container: サービス・コンポーネントが属しているコンテナ。 Oracle Workflowには、Javaエージェント・リスナー・サービス・コンポーネント用にワークフロー・エージェント・リスナー・サービスというコンテナが用意されています。
Maximum Idle Time: サービス・コンポーネントに「On-Demand」起動モードを選択した場合は、サービス・コンポーネントが停止前にアイドル状態を保持できる最大時間(分)を入力します。 この方法で停止した必要時コンポーネントは、新規メッセージの処理に再び必要になった時点でコンテナにより再起動されます。
Max Error Count: サービス・コンポーネントがコンテナにより停止され、ステータスが「Stopped with Error」になるまでに発生可能な連続エラーの数。 エラーが解決されて処理が続行可能になると、エラー数がリセットされます。 最大エラー数のデフォルト値は10です。
Inbound Thread Count: このJavaエージェント・リスナーでインバウンド・メッセージ処理を使用可能にするには、インバウンド処理スレッド数を1に設定します。 このJavaエージェント・リスナーを使用不可にするには、0(ゼロ)を選択します。 デフォルト値は1です。
Outbound Thread Count: このパラメータはデフォルト値である0(ゼロ)のままにしておきます。 Javaエージェント・リスナー・サービス・コンポーネントでは、アウトバウンド・メッセージ処理が実行されません。
Log Level: サービス・コンポーネント・コンテナ・ログに記録する情報の詳細レベルを選択します。 推奨ログ・レベルはデフォルト値の「エラー」です。 通常、ログ・レベルの変更が必要になるのは、デバッグのためにさらに詳細な情報を記録する場合のみです。 次のレベルを選択できます。
1: 文
2: プロシージャ
3: イベント
4: 例外
5: エラー
6: 予想外
Processor Read Wait Timeout: サービス・コンポーネントの処理スレッドが割当済キューから最後のメッセージを読み取ってからタイムアウトになるまでの秒数を指定します。 この期間が満了する前に別のメッセージが受信されると、そのメッセージが処理されてタイムアウト期間が再び開始されます。 タイムアウト期間が満了し、他に受信したメッセージがなければ、サービス・コンポーネントは読取りを停止し、スリープ時間が開始されます。 Javaエージェント・リスナーのデフォルトの読取りタイムアウト時間は10秒です。
Processor Min Loop Sleep: サービス・コンポーネントが読取り期間の満了後にキューでメッセージを再チェックするまでの最小スリープ時間(秒)を指定します。 Javaエージェント・リスナーのデフォルトの最小スリープ時間は5秒です。
Processor Max Loop Sleep: メッセージを受信していないときの読取り試行間のスリープ時間を長くする場合は、最大スリープ時間(秒)を指定します。 最大スリープ時間に最小スリープ時間よりも大きい値を指定すると、サービス・コンポーネントは初回はキューからのメッセージの読取りを完了した後で最小スリープ時間だけ待機します。 以降の試行時に読み取るメッセージがなければ、読取り試行から読取り試行までのスリープ時間は最大スリープ時間に達するまで少しずつ長くなります。 メッセージの受信頻度が低い場合は、スリープ時間を長くするとパフォーマンスを改善できます。 このパラメータに0(ゼロ)を指定して、スリープ時間が長くならないように指定することもできます。 この場合、サービス・コンポーネントは読取り試行と読取り試行の間に常に最小スリープ時間だけ待機します。 Javaエージェント・リスナーのデフォルトの最大スリープ時間は60秒です。
Processor Error Loop Sleep: エラーが発生してからサービス・コンポーネントが処理を再開するまで待機するスリープ時間(秒)を指定します。 Javaエージェント・リスナーのデフォルトのエラー・スリープ時間は60秒です。
Processor Close on Read Timeout: 読取りタイムアウト期間が満了してスリープ時間が開始された時点で、サービス・コンポーネントが接続をクローズするように指定するには、このパラメータを選択します。 処理スレッドが停止するまで接続のオープン状態を保持するように指定するには、このパラメータの選択を解除します。
このページの変更内容を取り消すには、「Cancel」ボタンをクリックします。
構成ウィザードの前のステップに戻るには、「Back」ボタンをクリックします。
これらの設定を保存して構成ウィザードの次のステップに進むには、「Next」ボタンをクリックします。
これらの設定を保存して構成ウィザードの最後のステップに進むには、「Finish」ボタンをクリックします。
このページでは、サービス・コンポーネントの実行を制御するイベントをスケジュールできます。 イベントは、DBMSジョブによる予定時刻に呼び出されます。 Javaエージェント・リスナー・サービス・コンポーネントの場合は、次のイベントをスケジュールできます。
開始
リフレッシュ
中断
再開
停止
リストには、各イベントの名称、イベントの呼出しが最初にスケジュールされた日時、イベントの再呼出し間隔(分)、リフレッシュ対象のパラメータ(リフレッシュ・イベントの場合)が表示されます。 Javaエージェント・リスナーをリフレッシュする際に、パラメータの内部名を使用して、次のリフレッシュ可能なパラメータを指定できます。
PROCESSOR_IN_THREAD_COUNT: Inbound Thread Count
COMPONENT_LOG_LEVEL: Log Level(数値として指定)
1: 文
2: プロシージャ
3: イベント
4: 例外
5: エラー
6: 予想外
イベントをスケジュールするステップは、次のとおりです。
現在スケジュールされているイベントがない場合は、「Add a Row」ボタンをクリックしてイベント・リストに新しい行を追加し、イベント情報を入力します。
コマンドをスケジュールするイベントを選択します。 ワークフローには、サービス・コンポーネントを起動、停止、リフレッシュ、中断または再開するためのイベントが用意されています。
イベントを最初に呼び出す日付を選択します。
時間と分を選択して、イベントを最初に呼び出すように指定した日付の時刻を指定します。 時間値は24時間書式です。 たとえば、午前0時の場合は「00」、午後11時の場合は「23」を選択します。
イベントを定期的に呼び出す場合は、呼び出す間隔(分)を入力します。 繰返し間隔を指定しなければ、イベントは1回のみ呼び出されます。
リフレッシュ・イベントを選択した場合は、Javaエージェント・リスナーの構成パラメータをイベント呼出し時の値でリフレッシュするために、イベントとともに組み込むパラメータを入力することもできます。 パラメータ名と値をコロン(:)で区切ってinternal_parameter_name=parameter_value形式で指定します。
例: PROCESSOR_IN_THREAD_COUNT=1
別のイベントをスケジュールするには、「Add Another Row」ボタンをクリックしてイベント情報を入力します。
イベントを削除するには、対象イベントを選択して「Remove」ボタンをクリックします。
このページの変更内容を取り消すには、「Cancel」ボタンをクリックします。
構成ウィザードの前のステップに戻るには、「Back」ボタンをクリックします。
これらの設定を保存して構成ウィザードの次のステップに進むには、「Next」ボタンをクリックします。
これらの設定を保存して構成ウィザードの最後のステップに進むには、「Finish」ボタンをクリックします。
注意: 構成ウィザードで「Next」または「Finish」ボタンをクリックすると、リストの各行でイベントが指定されていることが確認されます。 他のイベントをスケジュールしない場合は、次のステップに進む前に空の行を削除する必要があります。
このページでは、このサービス・コンポーネントについて設定した構成パラメータの値とスケジュールしたイベントを確認できます。
これらの設定のいずれかを変更する場合は、構成ウィザードの該当ステップに戻って変更します。 前のステップに戻るには、「Back」ボタンをクリックします。
これらの設定内容を保存して構成を完了するには、「Finish」ボタンをクリックします。
Oracle WorkflowでWebサービスを使用すると、アウトバウンドWebサービス要求を開始し、インバウンドWebサービス要求を受け入れることができます。
Webサービス・メッセージがOracle E-Business Suiteによりデキューされると、Webサービス・アウトバウンド・コンポーネントにより伝送されます。
Webサービス・アウトバウンド・プログラムは、一般サービス・コンポーネント・フレームワークで、サービス・コンポーネント・タイプとして定義されます。このフレームワークは、バックグラウンドJavaサービスの管理を簡略化し自動化するのに役立ちます。
Oracle Workflowには、標準WF_WS_JMS_OUTキューにあるメッセージを処理するためのビジネス・イベント・システム・エージェントである、WebサービスOUTエージェントというWebサービス・アウトバウンド・コンポーネントがシードされています。 このサービス・コンポーネントは手動で起動する必要があります。 構成は必要に応じて更新できます。
追加のWebサービス・アウトバウンド・コンポーネントを作成することもできます。 たとえば、特定のエージェントまたはキューにあるメッセージのみを処理するWebサービス・アウトバウンド・コンポーネントを構成できます。
カスタムWebサービス・アウトバウンド・コンポーネントを作成すると、それをワークフロー文書WebサービスというWebサービス・アウトバウンド・コンポーネントのシード・コンテナに割り当てることができ、シード・コンテナによる処理量に基づいて独自のカスタム・コンテナを作成するように選択することもできます。
シードされたWebサービス・アウトバウンド・コンポーネントを実行するには、そのコンポーネントを管理するワークフロー文書Webサービス・サービス・コンテナを先に起動しておく必要があります。 このコンテナが実行中であることを確認する必要があります。 カスタム・サービス・コンポーネントのために独自のカスタム・コンテナを作成した場合は、そのコンテナも実行する必要があります。 一般サービス管理(GSM)で各コンテナをサービス・インスタンスとして起動するには、「Service Instances」ページを使用します。
注意: インバウンドWebサービス・メッセージは、ワークフローWebサービスINという「Java agent listener」タイプのシードされたサービス・コンポーネントによって処理されます。
「Web Services Outbound Configuration Wizard」を使用すると、一般属性と詳細属性を定義し、制御イベントをスケジュールして、Webサービス・アウトバウンド・サービス・コンポーネントを構成できます。 この構成ウィザードを使用して、新しいWebサービス・アウトバウンド・サービス・コンポーネントを構成したり、既存のWebサービス・アウトバウンド・サービス・コンポーネントの構成を編集できます。
ナビゲーション: 「Applications Dashboard」->(プルダウン・メニュー)「Workflow Manager」->(ボタン)「Go」->「Service Components」ステータス・アイコン->(ボタン)「Create」->(ボタン)「Continue」
ナビゲーション: 「Applications Dashboard」->(プルダウン・メニュー)「Workflow Manager」->(ボタン)「Go」->「Service Components」ステータス・アイコン->(ボタン)「Edit」
このページでは、サービス・コンポーネントの一般属性を定義できます。 一部の属性はすでに必須値に設定されており、変更できません。 サービス・コンポーネントを実行する前に、アスタリスク(*)が付いている属性を環境に該当する値に設定する必要があります。
ID: 前に作成したサービス・コンポーネントを編集する場合は、そのサービス・コンポーネントの識別子が表示されます。
Status: 前に作成したサービス・コンポーネントを編集する場合は、そのサービス・コンポーネントのステータスが表示されます。
Name: サービス・コンポーネントの名称。 一意の名称を入力する必要があります。
Startup Mode: サービス・コンポーネントの起動モードとして「Automatic」、「Manual」または「On-Demand」を選択します。
Container Type: このサービス・コンポーネントが属するコンテナ・タイプ。常に「Oracle Applications Generic Service Management」(Oracle Applications GSM)です。
Inbound Agent: このフィールドは空白のままにしておきます。 Webサービス・アウトバウンド・コンポーネントでは、インバウンド・エージェントを使用しません。
Outbound Agent: アウトバウンドWebサービス・メッセージのモニター対象となるエージェントまたはキュー。
変更内容を保存せずに構成を取り消すには、「Cancel」ボタンをクリックします。
これらの設定を保存して構成ウィザードの次のステップに進むには、「Next」ボタンをクリックします。
このページでは、サービス・コンポーネントの詳細属性を定義できます。 サービス・コンポーネントを実行する前に、アスタリスク(*)が付いている属性を環境に該当する値に設定する必要があります。 リフレッシュ・アイコンは、サービス・コンポーネントの実行中に動的にリフレッシュできる属性を示します。
ID: 前に作成したサービス・コンポーネントを編集する場合は、そのサービス・コンポーネントの識別子が表示されます。
Status: 前に作成したサービス・コンポーネントを編集する場合は、そのサービス・コンポーネントのステータスが表示されます。
Name: サービス・コンポーネントの定義済の名称が表示されます。
Container: サービス・コンポーネントが属しているコンテナ。 Oracle Workflowには、Webサービス・アウトバウンド・コンポーネント用にワークフロー文書Webサービス・サービスというコンテナが用意されています。
Maximum Idle Time: サービス・コンポーネントに「On-Demand」起動モードを選択した場合は、サービス・コンポーネントが停止前にアイドル状態を保持できる最大時間(分)を入力します。 この方法で停止した必要時コンポーネントは、新規メッセージの処理に再び必要になった時点でコンテナにより再起動されます。
Max Error Count: サービス・コンポーネントがコンテナにより停止され、ステータスが「Stopped with Error」になるまでに発生可能な連続エラーの数。 エラーが解決されて処理が続行可能になると、エラー数がリセットされます。 最大エラー数のデフォルト値は10です。
Inbound Thread Count: このパラメータはデフォルト値である0(ゼロ)のままにしておきます。 Webサービス・アウトバウンド・コンポーネントでは、インバウンド・メッセージ処理は実行されません。
Outbound Thread Count: 送信する必要のあるアウトバウンド・メッセージの量に応じて、このWebサービス・アウトバウンド・コンポーネントと同時に実行するアウトバウンド処理スレッドの数を指定します。 このWebサービス・アウトバウンド・コンポーネントを使用不可にするには、0(ゼロ)を指定します。 デフォルト値は1です。
Log Level: サービス・コンポーネント・コンテナ・ログに記録する情報の詳細レベルを選択します。 推奨ログ・レベルはデフォルト値の「エラー」です。 通常、ログ・レベルの変更が必要になるのは、デバッグのためにさらに詳細な情報を記録する場合のみです。 次のレベルを選択できます。
1: 文
2: プロシージャ
3: イベント
4: 例外
5: エラー
6: 予想外
Processor Read Wait Timeout: サービス・コンポーネントの処理スレッドが割当済キューから最後のメッセージを読み取ってからタイムアウトになるまでの秒数を指定します。 この期間が満了する前に別のメッセージが受信されると、そのメッセージが処理されてタイムアウト期間が再び開始されます。 タイムアウト期間が満了し、他に受信したメッセージがなければ、サービス・コンポーネントは読取りを停止し、スリープ時間が開始されます。 Webサービス・アウトバウンド・コンポーネントのデフォルトの読取りタイムアウト時間は10秒です。
Processor Min Loop Sleep: サービス・コンポーネントが読取り期間の満了後にキューでメッセージを再チェックするまでの最小スリープ時間(秒)を指定します。 Webサービス・アウトバウンド・コンポーネントのデフォルトの最小スリープ時間は5秒です。
Processor Max Loop Sleep: メッセージを受信していないときの読取り試行間のスリープ時間を長くする場合は、最大スリープ時間(秒)を指定します。 最大スリープ時間に最小スリープ時間よりも大きい値を指定すると、サービス・コンポーネントは初回はキューからのメッセージの読取りを完了した後で最小スリープ時間だけ待機します。 以降の試行時に読み取るメッセージがなければ、読取り試行から読取り試行までのスリープ時間は最大スリープ時間に達するまで少しずつ長くなります。 メッセージの受信頻度が低い場合は、スリープ時間を長くするとパフォーマンスを改善できます。 このパラメータに0(ゼロ)を指定して、スリープ時間が長くならないように指定することもできます。 この場合、サービス・コンポーネントは読取り試行と読取り試行の間に常に最小スリープ時間だけ待機します。 Webサービス・アウトバウンド・コンポーネントのデフォルトの最大スリープ時間は60秒です。
Processor Error Loop Sleep: エラーが発生してからサービス・コンポーネントが処理を再開するまで待機するスリープ時間(秒)を指定します。 Webサービス・アウトバウンド・コンポーネントのデフォルトのエラー・スリープ時間は60秒です。
Processor Close on Read Timeout: 読取りタイムアウト期間が満了してスリープ時間が開始された時点で、サービス・コンポーネントが接続をクローズするように指定するには、このパラメータを選択します。 処理スレッドが停止するまで接続のオープン状態を保持するように指定するには、このパラメータの選択を解除します。
このページの変更内容を取り消すには、「Cancel」ボタンをクリックします。
構成ウィザードの前のステップに戻るには、「Back」ボタンをクリックします。
これらの設定を保存して構成ウィザードの次のステップに進むには、「Next」ボタンをクリックします。
これらの設定を保存して構成ウィザードの最後のステップに進むには、「Finish」ボタンをクリックします。
このページでは、サービス・コンポーネントの実行を制御するイベントをスケジュールできます。 イベントは、DBMSジョブによる予定時刻に呼び出されます。 Webサービス・アウトバウンド・コンポーネントの場合は、次のイベントをスケジュールできます。
開始
リフレッシュ
中断
再開
停止
リストには、各イベントの名称、イベントの呼出しが最初にスケジュールされた日時、イベントの再呼出し間隔(分)、リフレッシュ対象のパラメータ(リフレッシュ・イベントの場合)が表示されます。 Webサービス・アウトバウンド・コンポーネントをリフレッシュする際に、パラメータの内部名を使用して、次のリフレッシュ可能なパラメータを指定できます。
PROCESSOR_OUT_THREAD_COUNT: Outbound Thread Count
COMPONENT_LOG_LEVEL: Log Level(数値として指定)
1: 文
2: プロシージャ
3: イベント
4: 例外
5: エラー
6: 予想外
イベントをスケジュールするステップは、次のとおりです。
現在スケジュールされているイベントがない場合は、「Add a Row」ボタンをクリックしてイベント・リストに新しい行を追加し、イベント情報を入力します。
コマンドをスケジュールするイベントを選択します。 ワークフローには、サービス・コンポーネントを起動、停止、リフレッシュ、中断または再開するためのイベントが用意されています。
イベントを最初に呼び出す日付を選択します。
時間と分を選択して、イベントを最初に呼び出すように指定した日付の時刻を指定します。 時間値は24時間書式です。 たとえば、午前0時の場合は「00」、午後11時の場合は「23」を選択します。
イベントを定期的に呼び出す場合は、呼び出す間隔(分)を入力します。 繰返し間隔を指定しなければ、イベントは1回のみ呼び出されます。
リフレッシュ・イベントを選択した場合は、Webサービス・アウトバウンドの構成パラメータをイベント呼出し時の値でリフレッシュするために、イベントとともに組み込むパラメータを入力することもできます。 パラメータ名と値をコロン(:)で区切ってinternal_parameter_name=parameter_value形式で指定します。
例: PROCESSOR_OUT_THREAD_COUNT=3
別のイベントをスケジュールするには、「Add Another Row」ボタンをクリックしてイベント情報を入力します。
イベントを削除するには、対象イベントを選択して「Remove」ボタンをクリックします。
このページの変更内容を取り消すには、「Cancel」ボタンをクリックします。
構成ウィザードの前のステップに戻るには、「Back」ボタンをクリックします。
これらの設定を保存して構成ウィザードの次のステップに進むには、「Next」ボタンをクリックします。
これらの設定を保存して構成ウィザードの最後のステップに進むには、「Finish」ボタンをクリックします。
注意: 構成ウィザードで「Next」または「Finish」ボタンをクリックすると、リストの各行でイベントが指定されていることが確認されます。 他のイベントをスケジュールしない場合は、次のステップに進む前に空の行を削除する必要があります。
このページでは、このサービス・コンポーネントについて設定した構成パラメータの値とスケジュールしたイベントを確認できます。
これらの設定のいずれかを変更する場合は、構成ウィザードの該当ステップに戻って変更します。 前のステップに戻るには、「Back」ボタンをクリックします。
これらの設定内容を保存して構成を完了するには、「Finish」ボタンをクリックします。
Oracle Workflowのバックグラウンド・エンジン・プロセスには、ワークフロー・エンジンにより遅延されたアクティビティの処理、タイムアウトになった通知アクティビティの処理および停止しているプロセスの処理という3つの目的があります。
ワークフロー・エンジンは、プロセスを開始して実行すると、必要なアクティビティをすべて完了してから、次の適切なアクティビティに進みます。場合によっては、アクティビティの完了までに大量の処理リソースや時間が必要になることがあります。Oracle Workflowでは、このようなコストの高いアクティビティをバックグラウンド・タスクとして実行する補助エンジンを設定して、ワークフロー・エンジンの負荷を管理できます。このような場合、コストの高いアクティビティはワークフロー・エンジンによって遅延され、後でバックグラウンド・エンジンによって実行されます。その後、メインのワークフロー・エンジンは、次に使用可能なアクティビティに進むことができますが、これによりプロセスの別の並列する分岐が発生する可能性があります。
また、バックグラウンド・エンジンは、タイムアウトになった通知アクティビティを処理するように設定する必要があります。ワークフロー・エンジンは、応答を必要とする通知アクティビティに到達すると、通知システムをコールして該当する実行者に通知を送信し、実行者が通知アクティビティを完了するまで、通知アクティビティを「NOTIFIED」ステータスに設定します。一方、タイムアウトになったアクティビティを処理するように設定されたバックグラウンド・エンジンは、「NOTIFIED」のアクティビティを定期的にチェックし、指定されたタイムアウト値になっていないかどうかをチェックします。「NOTIFIED」のアクティビティにタイムアウト値があり、現在の日付と時刻がそのタイムアウト値を超えている場合、バックグラウンド・エンジンはそのアクティビティをタイムアウトとしてマークし、ワークフロー・エンジンをコールします。 次に、ワークフロー・エンジンは<timeout>トランジション・アクティビティを実行して処理を再開します。
バックグラウンド・エンジンには、停止しているプロセスへの対応を設定する必要があります。ステータスがアクティブ(ACTIVE)でも進行できなくなったプロセスは、停止していると識別されます。たとえば、次の状況ではプロセスが停止することがあります。
プロセス内のスレッドが次のアクティビティに移行したときに、終了アクティビティとして定義されていないのに、モデル化されたアクティビティがそれ以降に存在せず、アクティブなアクティビティも存在しない場合
1つのスレッドで構成されるプロセスがループバックしたときに、ループのピボット・アクティビティの「再開封時」プロパティが「無効」に設定されている場合
アクティビティが結果を返したときに、有効なトランジションが存在しない場合。たとえば、関数アクティビティの関数が予期しない結果値を返したときに、それ以降にデフォルト・トランジションがモデル化されていない場合、そのプロセスは続行できません。
バックグラウンド・エンジンは、停止しているプロセスのステータスをERROR:#STUCKに設定し、定義済のエラー・プロセスを実行します。
必要な数だけバックグラウンド・エンジンを定義して起動し、遅延アクティビティおよびタイムアウトになったアクティビティをチェックできます。
バックグラウンド・エンジンは、特定の項目タイプに関連付けられている特定のコスト範囲内のアクティビティを処理するように制限できます。また、バックグラウンド・エンジンは、実行時に適切なアクティビティを完了するまで実行されます。 通常は、バックグラウンド・エンジンを定期的に実行するように設定する必要があります。
バックグラウンド・エンジンは、タイムアウトになったアクティビティをチェックし、遅延アクティビティを処理し、停止しているプロセスに対応するためにそれぞれ1つ以上必要です。少なくとも、タイムアウト/遅延アクティビティ用に1つ、停止しているプロセス用に1つは設定する必要があります。通常、停止しているプロセスをチェックするバックグラウンド・エンジンは、遅延アクティビティを処理するバックグラウンド・エンジンと別個に設定する必要があります。ただし、実行頻度は少なくてもかまいません(通常は、1日に1度以下)。システムの負荷が低いときにバックグラウンド・エンジンを実行して、停止しているプロセスをチェックします。
バックグラウンド・エンジンを実行するには、「ワークフロー・バックグラウンド・プロセス」コンカレント・プログラム(FNDWFBG)を発行します。 新しいバックグラウンド・エンジンを起動するときに、特定の項目タイプに関連付けられたアクティビティを特定のコスト範囲内で処理するように制限できます。 「ワークフロー・バックグラウンド・プロセス」コンカレント・プログラムを何度か発行して、様々なバックグラウンド・エンジンを異なるタイミングで実行するようにスケジュールできます。
Oracle Self-Service Web Applicationsを介して「ワークフロー・バックグラウンド・プロセス」コンカレント・プログラムに対する要求を発行するには、「Workflow System」ステータス・ページで「Submit Request For」プルダウン・メニューから「Background Engines」を選択し、「Go」ボタンをクリックします。
「ワークフロー・バックグラウンド・プロセス」コンカレント要求を表示するには、「Workflow System」ステータス・ページで「Background Engines」ステータス・アイコンをクリックします。
ナビゲーション: 「Applications Dashboard」->(プルダウン・メニュー)「Workflow Manager」->(ボタン)「Go」
「ワークフロー・バックグラウンド・プロセス」コンカレント・プログラムの発行時に、次のパラメータを指定します。
Item Type: 項目タイプを指定すると、このエンジンがその項目タイプに関連付けられたアクティビティのみに制限されます。 項目タイプを指定しない場合は、エンジンは項目タイプに関係なく、すべてのアクティビティを処理します。
Minimum Threshold: バックグラウンド・エンジンでアクティビティを実行するために必要な最小コストを100分の1秒単位で指定します。
Maximum Threshold: バックグラウンド・エンジンでアクティビティを実行するために使用可能な最大コストを、100分の1秒単位で指定します。「下限」および「上限」を指定すると、複数のバックグラウンド・エンジンが作成され、処理するアクティビティの範囲をかなり限定することができます。これらの引数のデフォルト値はNULLです。つまり、バックグラウンド・エンジンは、コストに関係なくアクティビティを実行します。
Process Deferred: バックグラウンド・エンジンで、遅延アクティビティをチェックするかどうかを指定します。 このパラメータを「Yes」に設定すると、遅延アクティビティをエンジンでチェックできます。
Process Timeout: バックグラウンド・エンジンで、タイムアウトになったアクティビティをチェックするかどうかを指定します。 このパラメータを「Yes」に設定すると、タイムアウトになったアクティビティをエンジンでチェックできます。
Process Stuck: バックグラウンド・エンジンが停止しているプロセスをチェックするかどうかを指定します。 このパラメータを「Yes」に設定すると、停止しているプロセスをチェックできます。
注意: バックグラウンド・エンジンは、タイムアウトになったアクティビティをチェックし、遅延アクティビティを処理し、停止しているプロセスに対応するためにそれぞれ1つ以上必要です。少なくとも、タイムアウト/遅延アクティビティ用に1つ、停止しているプロセス用に1つは設定する必要があります。
「ワークフロー・バックグラウンド・プロセス」コンカレント要求を表示すると、「Search Results」ページにはこれらの要求に関する標準要求詳細情報が表示されます。 リストには、要求ごとに要求ID、プログラム短縮名、摘要、アプリケーション短縮名、フェーズ、ステータス、要求者、継続期間、待機時間および発行日が表示されます。 列見出しをクリックすると、その列でリストをソートできます。
ナビゲーション: 「Applications Dashboard」->(プルダウン・メニュー)「Workflow Manager」->(ボタン)「Go」->「Background Engines」ステータス・アイコン
非表示になっている要求の詳細を表示するには、「Details」列の「Show」リンクをクリックします。 要求のステータスに応じて要求詳細が表示されます。 また、要求の保留、要求の取消し、診断情報の表示、マネージャ詳細の表示、ログの表示または要求出力の表示などの処理も、対応するボタンをクリックすることで実行できます。 実行できる処理は、要求のステータスによって異なります。
表示されている要求の詳細を非表示にするには、「Details」列の「Hide」リンクをクリックします。
異なる基準でコンカレント要求を検索するには、「New Search」ボタンをクリックするか、「Quick Search」リンクのいずれかをクリックします。
この検索の検索基準を変更するには、「Modify Search」ボタンをクリックします。
このページからサポート・カートに情報を追加するには、「Add to Support Cart」ボタンをクリックします。
Oracle Applications Managerコンソールを使用すると、Oracle WorkflowとOracle XML Gatewayのデータベース表を容易に保守できます。 Oracle WorkflowとOracle XML Gatewayがアクセスする複数の表は、完了した全ワークフロー・プロセスについて格納される不要なワークフロー情報や、XML取引に関する不要な情報により、極端に大きくなる可能性があります。 これらの表と索引のサイズが原因でパフォーマンスが低下する場合があります。 これらの表は、「廃止ワークフロー・ランタイム・データのパージ」コンカレント・プログラムを使用して定期的にパージする必要があります。
このプログラムでは、ステータス情報、関連付けられた通知やOracle XML Gateway取引など、作業項目に関連する不要なランタイム情報が削除されます。また、デフォルトでは、使用されなくなったアクティビティ、失効したアドホックのユーザーやロールなどの不要な設計情報、およびワークフロー・プロセスを介して処理されなかった通知やOracle XML Gateway取引などの作業項目に関連しない不要なランタイム情報も削除されます。高アクティビティ期間中ではパフォーマンスを改善するために作業項目に関連付けられたコアとなるランタイム情報のみをパージし、低アクティビティ期間中では日常的な保守の一部としてすべての不要な情報をパージすることもできます。
将来参照できるように電子署名証拠を保持するために、このプログラムでは署名を必要とする通知や関連する署名情報はデフォルトで削除されません。 署名証拠を保守する必要がない場合は、署名関連情報を削除することもできます。
注意: 「廃止ECXデータのパージ」コンカレント・プログラムを使用すると、Oracle XML Gateway固有のパラメータに従ってOracle XML Gateway取引をパージすることもできます。 『Oracle XML Gatewayユーザーズ・ガイド』の「廃止ECXデータのパージ」コンカレント・プログラムに関する項を参照してください。
「Workflow Purge」ページには、次回に予定されているパージ要求、最後に完了したパージ要求および完了した作業項目に関する要約情報が表示されます。
ナビゲーション: 「Applications Dashboard」->(プルダウン・メニュー)「Workflow Manager」->(ボタン)「Go」->「Purge」ステータス・アイコン
ナビゲーション: 「Applications Dashboard」->(プルダウン・メニュー)「Workflow Manager」->(ボタン)「Go」->「Related Links」->「Throughput」->「Work Items」
様々なステータスの作業項目を表示するには、「View」プルダウン・メニューから目的のステータスを選択して「Go」ボタンをクリックします。 次のステータスの項目を表示できます。
Completed Work Items
Active Work Items
Deferred Work Items
Suspended Work Items
Errored Work Items
このリージョンには、次回に予定されている「廃止ワークフロー・ランタイム・データのパージ」コンカレント要求と最後に完了した「廃止ワークフロー・ランタイム・データのパージ」コンカレント要求の要約情報が表示されます。
このリージョンの情報が非表示の場合は、「Show」リンクをクリックすると表示されます。
このリージョンに情報が表示されている場合は、「Hide」リンクをクリックすると非表示になります。
Oracle Workflow Managerにより、次回に予定されている「廃止ワークフロー・ランタイム・データのパージ」コンカレント要求の要求ID、要求者、ステータス、要求開始時刻、待機時間およびパラメータが表示されます。
Oracle Workflow Managerにより、最後に完了した「廃止ワークフロー・ランタイム・データのパージ」コンカレント要求の要求ID、要求者、ステータス、完了時刻、継続期間およびパラメータが表示されます。
要求のログ・ファイルを表示するには、「Request Log」リンクをクリックします。
このリージョンには、様々な項目タイプ間の完了作業項目の分布が表示されます。
このリージョンの情報が非表示の場合は、「Show」リンクをクリックすると表示されます。
このリージョンに情報が表示されている場合は、「Hide」リンクをクリックすると非表示になります。
このリージョンには、作業項目統計の最終更新日時が表示されます。 この情報をリフレッシュするには「Refresh」アイコンをクリックします。 「Oracle Workflow統計の収集」を参照してください。
Oracle Workflow Managerでは、「Completed Work Items」リスト内の作業項目タイプごとに、作業項目タイプ名、持続タイプ、保持期間(日数)、そのタイプの完了作業項目数、およびそのタイプでパージ可能な項目数が表示されます。 いずれかの列見出しをクリックすると、その列でリストをソートできます。
リストに表示される項目タイプをフィルタするには、「Filter」プルダウン・メニューから項目タイプのプロパティと演算子を選択し、テキスト・フィールドにフィルタ値を入力して「Go」ボタンをクリックします。 次のプロパティでフィルタできます。
作業項目タイプの表示名
作業項目タイプの内部名
持続タイプ
保持期間
このタイプの完了作業項目数
このタイプでパージ可能な項目数
特定の項目タイプの作業項目の詳細を表示するには、「Work Item Type」列で項目タイプのリンクをクリックするか、項目タイプを選択して「View Details」ボタンをクリックします。
パージを実行するには、「廃止ワークフロー・ランタイム・データのパージ」コンカレント・プログラム(FNDWFPR)を発行します。 制限を入力してパージ対象データを指定できます。
Oracle Self-Service Web Applicationsを介して「廃止ワークフロー・ランタイム・データのパージ」コンカレント・プログラムに対する要求を発行するには、「Workflow Purge」ページの「Completed Work Items」リージョンで「Purge」ボタンをクリックするか、「Workflow System」ステータス・ページで「Submit Request For」プルダウン・メニューから「Purge」を選択して「Go」ボタンをクリックします。
「廃止ワークフロー・ランタイム・データのパージ」コンカレント要求を表示するには、「Workflow Purge」ページの「Completed Work Items」リージョンで「View Purge Requests」ボタンをクリックします。
「廃止ワークフロー・ランタイム・データのパージ」コンカレント・プログラムの発行時に、次のパラメータを指定します。
Item Type: 削除する項目タイプを指定します。 このフィールドを空のままにすると、すべての項目タイプのランタイム・データが削除されます。
Item Key: 削除する項目キーを指定します。 項目キーは、項目タイプ内の項目の一意識別子です。 このフィールドを空白のままにすると、指定した項目タイプのすべての項目のランタイム・データが削除されます。
Age: 「Temporary」持続タイプの項目を削除する場合は、削除するデータの最小経過日数を指定します。 デフォルトは0(ゼロ)日です。
Persistence Type: 削除するデータの持続タイプとして「Permanent」または「Temporary」を指定します。 デフォルトは「Temporary」です。
Core Workflow Only: 作業項目に関連する不要なランタイム・データのみを削除するには「Y」を入力し、すべての不要なランタイム・データとともに不要な設計データも削除するには「N」を入力します。デフォルトは「N」です。
Commit Frequency: プログラムによりデータがコミットされる前に削除するレコードの数を入力します。 ロールバック・サイズを小さくしてパフォーマンスを向上させるには、このパラメータを設定してデータ・コミット前のレコード数を少なくします。 デフォルトは500レコードです。
注意: プログラムでは、コミットの実行後、次の開始日を持つ作業項目のパージが再開されます。 コミット前に最後にパージされた項目と同じ開始日を持つ項目が他にも存在すると、プログラムですべての該当項目が削除されない場合があります。 このように残った作業項目を削除するには、単にプログラムを再実行します。
Signed Notifications: 署名を必要とする通知と関連する署名情報を含む署名証拠を保持するには、「N」を入力します。 署名関連情報を削除するには「Y」を入力します。デフォルトは「N」です。
「廃止ワークフロー・ランタイム・データのパージ」コンカレント要求を表示すると、「Search Results」ページにはこれらの要求に関する標準要求詳細情報が表示されます。 リストには、要求ごとに要求ID、プログラム短縮名、摘要、アプリケーション短縮名、フェーズ、ステータス、要求者、継続期間、待機時間および発行日が表示されます。 列見出しをクリックすると、その列でリストをソートできます。
ナビゲーション: 「Applications Dashboard」->(プルダウン・メニュー)「Workflow Manager」->(ボタン)「Go」->「Purge」ステータス・アイコン->(ボタン)「View Purge Requests」
非表示になっている要求の詳細を表示するには、「Details」列の「Show」リンクをクリックします。 要求のステータスに応じて要求詳細が表示されます。 また、要求の保留、要求の取消し、診断情報の表示、マネージャ詳細の表示、ログの表示または要求出力の表示などの処理も、対応するボタンをクリックすることで実行できます。 実行できる処理は、要求のステータスによって異なります。
表示されている要求の詳細を非表示にするには、「Details」列の「Hide」リンクをクリックします。
異なる基準でコンカレント要求を検索するには、「New Search」ボタンをクリックするか、「Quick Search」リンクのいずれかをクリックします。
この検索の検索基準を変更するには、「Modify Search」ボタンをクリックします。
このページからサポート・カートに情報を追加するには、「Add to Support Cart」ボタンをクリックします。
このページには、特定の項目タイプの完了作業項目の詳細が表示されます。
ナビゲーション: 「Applications Dashboard」->(プルダウン・メニュー)「Workflow Manager」->(ボタン)「Go」->「Purge」ステータス・アイコン->(ボタン)「View Details」
様々なステータスの作業項目を表示するには、「View」プルダウン・メニューから目的のステータスを選択して「Go」ボタンをクリックします。 次のステータスの項目を表示できます。
Completed Work Items
Active Work Items
Deferred Work Items
Suspended Work Items
Errored Work Items
このリージョンには、ワークフロー・プロセス内の様々なアクティビティ・ステージで終了した完了作業項目の分布が表示されます。 リストには、アクティビティ・ステージごとにアクティビティの内部名と結果、およびそのステージで終了した完了作業項目の数が表示されます。 いずれかの列見出しをクリックすると、その列でリストをソートできます。
リストには、デフォルトで過去30日以内に終了した完了作業項目が表示されます。 別の期間内に終了した完了作業項目を表示するには、「Filter: End Date Within Last _ Days」オプションに日数を入力して「Go」ボタンをクリックします。
特定のアクティビティ・ステージで終了した作業項目の詳細を表示するには、「Work Item Activity Stage」列でアクティビティ・ステージのリンクをクリックするか、アクティビティ・ステージを選択して「View Details」ボタンをクリックします。
このページには、特定のアクティビティ・ステージで終了した特定の項目タイプの完了作業項目の詳細が表示されます。
ナビゲーション: 「Applications Dashboard」->(プルダウン・メニュー)「Workflow Manager」->(ボタン)「Go」->「Purge」ステータス・アイコン->(ボタン)「View Details」->(ボタン)「View Details」
様々なステータスの作業項目を表示するには、「View」プルダウン・メニューから目的のステータスを選択して「Go」ボタンをクリックします。 次のステータスの項目を表示できます。
Completed Work Items
Active Work Items
Deferred Work Items
Suspended Work Items
Errored Work Items
Oracle Workflow Managerにより、選択したアクティビティ・ステージで終了した、選択した項目タイプの全完了作業項目のリストが表示されます。 リストには、デフォルトで過去30日以内に終了した完了作業項目が表示されます。 リストには、作業項目ごとに、その作業項目が終了したアクティビティの内部名、アクティビティの開始日と終了日、アクティビティを実行するように割り当てられたユーザーおよび項目キーが表示されます。 いずれかの列見出しをクリックすると、その列でリストをソートできます。
リストに表示される作業項目をフィルタするには、「Filter」プルダウン・メニューからアクティビティのプロパティを選択し、テキスト・フィールドにフィルタ値を入力して「Go」ボタンをクリックします。 次のプロパティでフィルタできます。
作業項目が終了したアクティビティの内部名
指定した日数の範囲に含まれる開始日
指定した日数の範囲に含まれる終了日
アクティビティを実行するように割り当てられたユーザー
作業項目の項目キー
作業項目に対してワークフロー・モニターを起動するには、作業項目を選択して「Launch Workflow Monitor」ボタンをクリックします。
注意: ワークフロー・モニターで作業項目のステータスを変更する処理を実行した場合、更新後の情報を表示するにはOracle Workflow ManagerのWebページをリフレッシュする必要があります。
Oracle Workflowには、WF_CONTROLという標準のビジネス・イベント・システム・エージェントが含まれています。このエージェントは、標準のキュー(WF_CONTROL)に関連付けられています。このキューのペイロード・タイプはJMSテキスト・メッセージです。WF_CONTROLエージェントは内部処理にのみ使用され、ユーザー用ではありません。カスタム・イベント・メッセージをこのキューに格納しないでください。
汎用サービス・コンポーネント・フレームワークは、WF_CONTROLを使用して、通知メーラーやエージェント・リスナー・サービス・コンポーネントなどの、コンテナやサービス・コンポーネントの制御イベントを処理します。 WF_CONTROLは他のOracle Applicationsの内部処理にも使用されます。
WF_CONTROLエージェントの伝播をスケジュールする必要はありません。これは、WF_CONTROLを使用する中間層プロセスがそのキューからメッセージを直接デキューするためです。ただし、WF_CONTROLキューのサブスクライバは、定期的にクリーン・アップする必要があります。 「ワークフロー制御キュー・クリーン・アップ」というコンカレント・プログラムがクリーン・アップのために自動的にスケジュールされ実行されます。
Oracle Applicationsの中間層プロセスは、起動時にキューのJMSサブスクライバを作成します。このキューにイベント・メッセージが格納されると、このキューへの各サブスクライバに対して、イベント・メッセージのコピーが作成されます。ただし、中間層プロセスが終了すると、対応するサブスクライバがデータベースに残ります。処理の効率を向上させるために、WF_CONTROLを定期的にクリーン・アップしてください。それには、アクティブでなくなった中間層プロセスのサブスクライバをすべて削除します。 「ワークフロー制御キュー・クリーン・アップ」コンカレント・プログラムは、oracle.apps.wf.bes.control.pingというイベントを送信して、WF_CONTROLキューへの各サブスクライバのステータスをチェックします。対応する中間層プロセスが実行中であれば、応答が返されます。 クリーン・アップ・プログラムは、次に実行されるとき、前回の実行時に送信した各Pingイベントに対する応答を受信しているかどうかをチェックします。あるサブスクライバからの応答を受信していない場合、そのサブスクライバは削除されます。
クリーン・アップは12時間おきに実行することをお薦めします。時間内に各サブスクライバがPingイベントに応答できるよう、クリーン・アップの実行間隔は30分以上にしてください。前回の実行から30分未満で再度このプロシージャを実行すると、何の処理も実行されません。
ワークフロー制御キュー・クリーン・アップを実行するには、「ワークフロー制御キュー・クリーン・アップ」コンカレント・プログラム(FNDWFBES_CONTROL_QUEUE_CLEANUP)を発行します。このプログラムは、パラメータが不要です。このコンカレント・プログラムは、デフォルトで12時間おきに実行されるようにスケジュールされています。この頻度でクリーン・アップを実行することをお薦めします。 クリーン・アップを別の頻度で実行する必要がある場合は、このプログラムを別のスケジュールで発行することもできます。
Oracle Self-Service Web Applicationsを介して「ワークフロー制御キュー・クリーン・アップ」コンカレント・プログラムに対する要求を発行するには、「Workflow System」ステータス・ページで「Submit Request For」プルダウン・メニューから「Control Queue Cleanup」を選択し、「Go」ボタンをクリックします。
「ワークフロー制御キュー・クリーン・アップ」コンカレント要求を表示するには、「Workflow System」ステータス・ページで「Control Queue Cleanup」ステータス・アイコンをクリックします。
ナビゲーション: 「Applications Dashboard」->(プルダウン・メニュー)「Workflow Manager」->(ボタン)「Go」
「ワークフロー制御キュー・クリーン・アップ」コンカレント要求を表示すると、「Search Results」ページにはこれらの要求に関する標準要求詳細情報が表示されます。 リストには、要求ごとに要求ID、プログラム短縮名、摘要、アプリケーション短縮名、フェーズ、ステータス、要求者、継続期間、待機時間および発行日が表示されます。 列見出しをクリックすると、その列でリストをソートできます。
ナビゲーション: 「Applications Dashboard」->(プルダウン・メニュー)「Workflow Manager」->(ボタン)「Go」->「Control Queue Cleanup」ステータス・アイコン
非表示になっている要求の詳細を表示するには、「Details」列の「Show」リンクをクリックします。 要求のステータスに応じて要求詳細が表示されます。 また、要求の保留、要求の取消し、診断情報の表示、マネージャ詳細の表示、ログの表示または要求出力の表示などの処理も、対応するボタンをクリックすることで実行できます。 実行できる処理は、要求のステータスによって異なります。
表示されている要求の詳細を非表示にするには、「Details」列の「Hide」リンクをクリックします。
異なる基準でコンカレント要求を検索するには、「New Search」ボタンをクリックするか、「Quick Search」リンクのいずれかをクリックします。
この検索の検索基準を変更するには、「Modify Search」ボタンをクリックします。
このページからサポート・カートに情報を追加するには、「Add to Support Cart」ボタンをクリックします。
「Active Work Items」ページには、様々な項目タイプ間における有効な作業項目の分布が表示されます。 終了日が未設定の作業項目は、実行中の作業項目のみでなく遅延、中断およびエラーのある作業項目を含めて、すべてが「Active」作業項目としてカウントされます。
ナビゲーション: 「Applications Dashboard」->(プルダウン・メニュー)「Workflow Manager」->(ボタン)「Go」->「Workflow Metrics」->「Work Items」->「Active」
様々なステータスの作業項目を表示するには、「View」プルダウン・メニューから目的のステータスを選択して「Go」ボタンをクリックします。 次のステータスの項目を表示できます。
Completed Work Items
Active Work Items
Deferred Work Items
Suspended Work Items
Errored Work Items
このページには、作業項目統計の最終更新日時が表示されます。 この情報をリフレッシュするには「Refresh」アイコンをクリックします。 「Oracle Workflow統計の収集」を参照してください。
「Active Work Items」ページには、作業項目タイプごとに、作業項目タイプ名とそのタイプの有効な作業項目の数が表示されます。 いずれかの列見出しをクリックすると、その列でリストをソートできます。
リストに表示される項目タイプをフィルタするには、「Filter」プルダウン・メニューから項目タイプのプロパティと演算子を選択し、テキスト・フィールドにフィルタ値を入力して「Go」ボタンをクリックします。 次のプロパティでフィルタできます。
作業項目タイプの表示名
作業項目タイプの内部名
このタイプの有効な作業項目数
特定の項目タイプの有効な作業項目アクティビティの詳細を表示するには、「Work Item Type」列で項目タイプのリンクをクリックするか、項目タイプを選択して「View Details」ボタンをクリックします。
このページには、特定の項目タイプの有効な作業項目アクティビティの詳細が表示されます。 有効な作業項目アクティビティに含まれるのは、「Active」、「Waiting」または「Notified」ステータスのアクティビティのみです。
注意: このページには、「Active」、「Waiting」または「Notified」ステータスのアクティビティのみが表示されます。 「Deferred」、「Suspended」または「Error」ステータスのアクティビティは、このページには表示されませんが、そのアクティビティが属している作業項目は「Active」作業項目としてカウントされます。 「View」プルダウン・メニューを使用すると、「Deferred」、「Suspended」または「Error」ステータスのアクティビティの詳細を表示できます。
ナビゲーション: 「Applications Dashboard」->(プルダウン・メニュー)「Workflow Manager」->(ボタン)「Go」->「Workflow Metrics」->「Work Items」->「Active」->(ボタン)「View Details」
様々なステータスの作業項目を表示するには、「View」プルダウン・メニューから目的のステータスを選択して「Go」ボタンをクリックします。 次のステータスの項目を表示できます。
Completed Work Items
Active Work Items
Deferred Work Items
Suspended Work Items
Errored Work Items
このリージョンには、アクティビティのステータスが「Active」、「Waiting」または「Notified」の場合に、ワークフロー・プロセス内で現在は様々なアクティビティ・ステージにある有効な作業項目の分布が表示されます。 リストには、アクティビティ・ステージごとにアクティビティの内部名とそのステージにある有効な作業項目の数が表示されます。 いずれかの列見出しをクリックすると、その列でリストをソートできます。
リストには、デフォルトで過去30日以内に開始された有効な作業項目が表示されます。 別の期間内に開始された有効な作業項目を表示するには、「Filter: Start Date Within Last _ Days」オプションに日数を入力して「Go」ボタンをクリックします。
特定のアクティビティ・ステージにある作業項目の詳細を表示するには、「Work Item Activity Stage」列でアクティビティ・ステージのリンクをクリックするか、アクティビティ・ステージを選択して「View Details」ボタンをクリックします。
このページには、特定の項目タイプの特定のアクティビティ・ステージにある有効な作業項目アクティビティの詳細が表示されます。 有効な作業項目アクティビティに含まれるのは、「Active」、「Waiting」または「Notified」ステータスのアクティビティのみです。
ナビゲーション: 「Applications Dashboard」->(プルダウン・メニュー)「Workflow Manager」->(ボタン)「Go」->「Workflow Metrics」->「Work Items」->「Active」->(ボタン)「View Details」->(ボタン)「View Details」
様々なステータスの作業項目を表示するには、「View」プルダウン・メニューから目的のステータスを選択して「Go」ボタンをクリックします。 次のステータスの項目を表示できます。
Completed Work Items
Active Work Items
Deferred Work Items
Suspended Work Items
Errored Work Items
Oracle Workflow Managerにより、選択した項目タイプの作業項目について、選択したステージにあるすべての有効なアクティビティのリストが表示されます。 有効な作業項目アクティビティに含まれるのは、「Active」、「Waiting」または「Notified」ステータスのアクティビティのみです。 リストには、デフォルトで過去30日以内に開始された有効な作業項目が表示されます。 リストには、アクティビティごとにアクティビティ内部名、開始日、期日、そのアクティビティを実行するように割り当てられたユーザー、および作業項目の項目キーが表示されます。 いずれかの列見出しをクリックすると、その列でリストをソートできます。
リストに表示される作業項目をフィルタするには、「Filter」プルダウン・メニューからアクティビティのプロパティを選択し、テキスト・フィールドにフィルタ値を入力して「Go」ボタンをクリックします。 次のプロパティでフィルタできます。
有効なアクティビティの内部名
指定した日数の範囲に含まれる開始日
指定した日数の範囲に含まれる期日
アクティビティを実行するように割り当てられたユーザー
作業項目の項目キー
リスト内の全作業項目を強制終了するには、「Abort All」ボタンをクリックします。 リストをフィルタした場合は、リストに現在表示されている作業項目のみが強制終了されます。
リスト内の全アクティビティを中断するには、「Suspend All」ボタンをクリックします。 リストをフィルタした場合は、リストに現在表示されている作業項目のみが中断されます。
単一の作業項目を強制終了するには、目的のアクティビティを選択して「Abort」ボタンをクリックします。
単一のアクティビティを中断するには、目的のアクティビティを選択して「Suspend」ボタンをクリックします。
作業項目に対してワークフロー・モニターを起動するには、目的のアクティビティを選択して「Launch Workflow Monitor」ボタンをクリックします。
注意: ワークフロー・モニターで作業項目のステータスを変更する処理(作業項目の強制終了など)を実行した場合、更新後の情報を表示するにはOracle Workflow ManagerのWebページをリフレッシュする必要があります。
「Deferred Work Items」ページには、様々な項目タイプ間における遅延作業項目の分布が表示されます。 遅延ステータスになっているアクティビティの数が極端に多い場合は、使用可能なバックグラウンド・エンジンが足りないことを示している可能性があります。
ナビゲーション: 「Applications Dashboard」->(プルダウン・メニュー)「Workflow Manager」->(ボタン)「Go」->「Workflow Metrics」->「Work Items」->「Deferred」
様々なステータスの作業項目を表示するには、「View」プルダウン・メニューから目的のステータスを選択して「Go」ボタンをクリックします。 次のステータスの項目を表示できます。
Completed Work Items
Active Work Items
Deferred Work Items
Suspended Work Items
Errored Work Items
このページには、作業項目統計の最終更新日時が表示されます。 この情報をリフレッシュするには「Refresh」アイコンをクリックします。 「Oracle Workflow統計の収集」を参照してください。
「Deferred Work Items」ページには、作業項目タイプごとに、作業項目タイプ名とそのタイプの遅延作業項目の数が表示されます。 いずれかの列見出しをクリックすると、その列でリストをソートできます。
リストに表示される項目タイプをフィルタするには、「Filter」プルダウン・メニューから項目タイプのプロパティと演算子を選択し、テキスト・フィールドにフィルタ値を入力して「Go」ボタンをクリックします。 次のプロパティでフィルタできます。
作業項目タイプの表示名
作業項目タイプの内部名
このタイプの遅延作業項目数
特定の項目タイプの作業項目の詳細を表示するには、「Work Item Type」列で項目タイプのリンクをクリックするか、項目タイプを選択して「View Details」ボタンをクリックします。
このページには、特定の項目タイプの遅延作業項目の詳細が表示されます。
ナビゲーション: 「Applications Dashboard」->(プルダウン・メニュー)「Workflow Manager」->(ボタン)「Go」->「Workflow Metrics」->「Work Items」->「Deferred」->(ボタン)「View Details」
様々なステータスの作業項目を表示するには、「View」プルダウン・メニューから目的のステータスを選択して「Go」ボタンをクリックします。 次のステータスの項目を表示できます。
Completed Work Items
Active Work Items
Deferred Work Items
Suspended Work Items
Errored Work Items
このリージョンには、ワークフロー・プロセス内で現在様々なアクティビティ・ステージにある遅延作業項目の分布が表示されます。 リストには、アクティビティ・ステージごとにアクティビティの内部名とそのステージにある遅延作業項目の数が表示されます。 いずれかの列見出しをクリックすると、その列でリストをソートできます。
リストには、デフォルトで過去30日以内に開始された有効な作業項目が表示されます。 別の期間内に開始された遅延作業項目を表示するには、「Filter: Start Date Within Last _ Days」オプションに日数を入力して「Go」ボタンをクリックします。
特定のアクティビティ・ステージにある作業項目の詳細を表示するには、「Work Item Activity Stage」列でアクティビティ・ステージのリンクをクリックするか、アクティビティ・ステージを選択して「View Details」ボタンをクリックします。
このページには、特定の項目タイプで現在特定のアクティビティ・ステージにある遅延作業項目の詳細が表示されます。
ナビゲーション: 「Applications Dashboard」->(プルダウン・メニュー)「Workflow Manager」->(ボタン)「Go」->「Workflow Metrics」->「Work Items」->「Deferred」->(ボタン)「View Details」->(ボタン)「View Details」
様々なステータスの作業項目を表示するには、「View」プルダウン・メニューから目的のステータスを選択して「Go」ボタンをクリックします。 次のステータスの項目を表示できます。
Completed Work Items
Active Work Items
Deferred Work Items
Suspended Work Items
Errored Work Items
Oracle Workflow Managerにより、選択した項目タイプの作業項目について、選択したステージにあるすべての遅延アクティビティのリストが表示されます。 リストには、デフォルトで過去30日以内に開始された遅延作業項目が表示されます。 リストには、アクティビティごとにアクティビティ内部名、開始日、期日、そのアクティビティを実行するように割り当てられたユーザー、および作業項目の項目キーが表示されます。 いずれかの列見出しをクリックすると、その列でリストをソートできます。
リストに表示される作業項目をフィルタするには、「Filter」プルダウン・メニューからアクティビティのプロパティを選択し、テキスト・フィールドにフィルタ値を入力して「Go」ボタンをクリックします。 次のプロパティでフィルタできます。
遅延アクティビティの内部名
指定した日数の範囲に含まれる開始日
指定した日数の範囲に含まれる期日
アクティビティを実行するように割り当てられたユーザー
作業項目の項目キー
リスト内の全作業項目を強制終了するには、「Abort All」ボタンをクリックします。 リストをフィルタした場合は、リストに現在表示されている作業項目のみが強制終了されます。
リスト内の全アクティビティを中断するには、「Suspend All」ボタンをクリックします。 リストをフィルタした場合は、リストに現在表示されている作業項目のみが中断されます。
単一の作業項目を強制終了するには、目的のアクティビティを選択して「Abort」ボタンをクリックします。
単一のアクティビティを中断するには、目的のアクティビティを選択して「Suspend」ボタンをクリックします。
作業項目に対してワークフロー・モニターを起動するには、目的のアクティビティを選択して「Launch Workflow Monitor」ボタンをクリックします。
注意: ワークフロー・モニターで作業項目のステータスを変更する処理(作業項目の強制終了など)を実行した場合、更新後の情報を表示するにはOracle Workflow ManagerのWebページをリフレッシュする必要があります。
「Suspended Work Items」ページには、様々な項目タイプ間における中断作業項目の分布が表示されます。
ナビゲーション: 「Applications Dashboard」->(プルダウン・メニュー)「Workflow Manager」->(ボタン)「Go」->「Workflow Metrics」->「Work Items」->「Suspended」
様々なステータスの作業項目を表示するには、「View」プルダウン・メニューから目的のステータスを選択して「Go」ボタンをクリックします。 次のステータスの項目を表示できます。
Completed Work Items
Active Work Items
Deferred Work Items
Suspended Work Items
Errored Work Items
このページには、作業項目統計の最終更新日時が表示されます。 この情報をリフレッシュするには「Refresh」アイコンをクリックします。 「Oracle Workflow統計の収集」を参照してください。
「Suspended Work Items」ページには、作業項目タイプごとに、作業項目タイプ名とそのタイプの中断作業項目の数が表示されます。 いずれかの列見出しをクリックすると、その列でリストをソートできます。
リストに表示される項目タイプをフィルタするには、「Filter」プルダウン・メニューから項目タイプのプロパティと演算子を選択し、テキスト・フィールドにフィルタ値を入力して「Go」ボタンをクリックします。 次のプロパティでフィルタできます。
作業項目タイプの表示名
作業項目タイプの内部名
このタイプの中断作業項目数
特定の項目タイプの詳細を表示するには、「Work Item Type」列で項目タイプのリンクをクリックするか、項目タイプを選択して「View Details」ボタンをクリックします。
このページには、特定の項目タイプのすべての中断作業項目の詳細が表示されます。
ナビゲーション: 「Applications Dashboard」->(プルダウン・メニュー)「Workflow Manager」->(ボタン)「Go」->「Workflow Metrics」->「Work Items」->「Suspended」->(ボタン)「View Details」
様々なステータスの作業項目を表示するには、「View」プルダウン・メニューから目的のステータスを選択して「Go」ボタンをクリックします。 次のステータスの項目を表示できます。
Completed Work Items
Active Work Items
Deferred Work Items
Suspended Work Items
Errored Work Items
このリージョンには、ワークフロー・プロセス内で現在様々なアクティビティ・ステージにある中断作業項目の分布が表示されます。 リストには、アクティビティ・ステージごとにアクティビティの内部名とそのステージにある中断作業項目の数が表示されます。 いずれかの列見出しをクリックすると、その列でリストをソートできます。
特定の期間内に開始された中断作業項目を表示するには、「Filter: Start Date Within Last _ Days」オプションに日数を入力して「Go」ボタンをクリックします。
特定のアクティビティ・ステージにある作業項目の詳細を表示するには、「Work Item Activity Stage」列でアクティビティ・ステージのリンクをクリックするか、アクティビティ・ステージを選択して「View Details」ボタンをクリックします。
このページには、特定の項目タイプの特定のアクティビティ・ステージにある、すべての中断作業項目の詳細が表示されます。
ナビゲーション: 「Applications Dashboard」->(プルダウン・メニュー)「Workflow Manager」->(ボタン)「Go」->「Workflow Metrics」->「Work Items」->「Suspended」->(ボタン)「View Details」->(ボタン)「View Details」
様々なステータスの作業項目を表示するには、「View」プルダウン・メニューから目的のステータスを選択して「Go」ボタンをクリックします。 次のステータスの項目を表示できます。
Completed Work Items
Active Work Items
Deferred Work Items
Suspended Work Items
Errored Work Items
Oracle Workflow Managerにより、選択した項目タイプの作業項目について、選択したステージにあるすべての中断アクティビティのリストが表示されます。 リストには、アクティビティごとにアクティビティ内部名、開始日、期日、そのアクティビティを実行するように割り当てられたユーザー、および作業項目の項目キーが表示されます。 いずれかの列見出しをクリックすると、その列でリストをソートできます。
リストに表示される作業項目をフィルタするには、「Filter」プルダウン・メニューからアクティビティのプロパティを選択し、テキスト・フィールドにフィルタ値を入力して「Go」ボタンをクリックします。 次のプロパティでフィルタできます。
中断アクティビティの内部名
指定した日数の範囲に含まれる開始日
指定した日数の範囲に含まれる期日
アクティビティを実行するように割り当てられたユーザー
作業項目の項目キー
リスト内の全作業項目を強制終了するには、「Abort All」ボタンをクリックします。 リストをフィルタした場合は、リストに現在表示されている作業項目のみが強制終了されます。
リスト内の全アクティビティを再開するには、「Resume All」ボタンをクリックします。 リストをフィルタした場合は、リストに現在表示されている作業項目のみが再開されます。
単一の作業項目を強制終了するには、目的のアクティビティを選択して「Abort」ボタンをクリックします。
単一のアクティビティを再開するには、目的のアクティビティを選択して「Resume」ボタンをクリックします。
作業項目に対してワークフロー・モニターを起動するには、目的のアクティビティを選択して「Launch Workflow Monitor」ボタンをクリックします。
注意: ワークフロー・モニターで作業項目のステータスを変更する処理(作業項目の強制終了など)を実行した場合、更新後の情報を表示するにはOracle Workflow ManagerのWebページをリフレッシュする必要があります。
「Errored Work Items」ページには、様々な項目タイプ間における、エラーのある作業項目の分布が表示されます。
ナビゲーション: 「Applications Dashboard」->(プルダウン・メニュー)「Workflow Manager」->(ボタン)「Go」->「Workflow Metrics」->「Work Items」->「Error」
様々なステータスの作業項目を表示するには、「View」プルダウン・メニューから目的のステータスを選択して「Go」ボタンをクリックします。 次のステータスの項目を表示できます。
Completed Work Items
Active Work Items
Deferred Work Items
Suspended Work Items
Errored Work Items
このページには、作業項目統計の最終更新日時が表示されます。 この情報をリフレッシュするには「Refresh」アイコンをクリックします。 「Oracle Workflow統計の収集」を参照してください。
「Errored Work Items」ページには、作業項目タイプごとに、作業項目タイプ名とそのタイプでエラーのある作業項目の数が表示されます。 いずれかの列見出しをクリックすると、その列でリストをソートできます。
リストに表示される項目タイプをフィルタするには、「Filter」プルダウン・メニューから項目タイプのプロパティと演算子を選択し、テキスト・フィールドにフィルタ値を入力して「Go」ボタンをクリックします。 次のプロパティでフィルタできます。
作業項目タイプの表示名
作業項目タイプの内部名
このタイプでエラーのある作業項目数
特定の項目タイプの詳細を表示するには、「Work Item Type」列で項目タイプのリンクをクリックするか、項目タイプを選択して「View Details」ボタンをクリックします。
このページには、特定の項目タイプでエラーのあるすべての作業項目の詳細が表示されます。
ナビゲーション: 「Applications Dashboard」->(プルダウン・メニュー)「Workflow Manager」->(ボタン)「Go」->「Workflow Metrics」->「Work Items」->「Error」->(ボタン)「View Details」
様々なステータスの作業項目を表示するには、「View」プルダウン・メニューから目的のステータスを選択して「Go」ボタンをクリックします。 次のステータスの項目を表示できます。
Completed Work Items
Active Work Items
Deferred Work Items
Suspended Work Items
Errored Work Items
このリージョンには、ワークフロー・プロセス内で現在様々なアクティビティ・ステージにある、エラーのある作業項目の分布が表示されます。 リストには、アクティビティ・ステージごとにアクティビティの内部名とそのステージでエラーのある作業項目の数が表示されます。 いずれかの列見出しをクリックすると、その列でリストをソートできます。
特定の期間内に開始された、エラーのある作業項目を表示するには、「Filter: Start Date Within Last _ Days」オプションに日数を入力して「Go」ボタンをクリックします。
特定のアクティビティ・ステージにある作業項目の詳細を表示するには、「Work Item Activity Stage」列でアクティビティ・ステージのリンクをクリックするか、アクティビティ・ステージを選択して「View Details」ボタンをクリックします。
このページには、特定の項目タイプの特定のアクティビティ・ステージで、エラーのあるすべての作業項目の詳細が表示されます。
ナビゲーション: 「Applications Dashboard」->(プルダウン・メニュー)「Workflow Manager」->(ボタン)「Go」->「Workflow Metrics」->「Work Items」->「Error」->(ボタン)「View Details」->(ボタン)「View Details」
様々なステータスの作業項目を表示するには、「View」プルダウン・メニューから目的のステータスを選択して「Go」ボタンをクリックします。 次のステータスの項目を表示できます。
Completed Work Items
Active Work Items
Deferred Work Items
Suspended Work Items
Errored Work Items
Oracle Workflow Managerにより、選択した項目タイプの作業項目について、選択したステージでエラーのあるすべてのアクティビティのリストが表示されます。 リストには、アクティビティごとにアクティビティ内部名、開始日、期日、そのアクティビティを実行するように割り当てられたユーザー、および作業項目の項目キーが表示されます。 いずれかの列見出しをクリックすると、その列でリストをソートできます。
リストに表示される作業項目をフィルタするには、「Filter」プルダウン・メニューからアクティビティのプロパティを選択し、テキスト・フィールドにフィルタ値を入力して「Go」ボタンをクリックします。 次のプロパティでフィルタできます。
エラーのあるアクティビティの内部名
指定した日数の範囲に含まれる開始日
指定した日数の範囲に含まれる期日
アクティビティを実行するように割り当てられたユーザー
作業項目の項目キー
リスト内の全作業項目を強制終了するには、「Abort All」ボタンをクリックします。 リストをフィルタした場合は、リストに現在表示されている作業項目のみが強制終了されます。
リスト内の全アクティビティを再試行するには、「Retry All」ボタンをクリックします。 リストをフィルタした場合は、リストに現在表示されている作業項目のみが再試行されます。
単一の作業項目を強制終了するには、目的のアクティビティを選択して「Abort」ボタンをクリックします。
単一のアクティビティを再試行するには、目的のアクティビティを選択して「Retry」ボタンをクリックします。
作業項目に対してワークフロー・モニターを起動するには、目的のアクティビティを選択して「Launch Workflow Monitor」ボタンをクリックします。
注意: ワークフロー・モニターで作業項目のステータスを変更する処理(作業項目の強制終了など)を実行した場合、更新後の情報を表示するにはOracle Workflow ManagerのWebページをリフレッシュする必要があります。
「Agent Activity」ページには、Oracle Workflowインスタンス内の様々なビジネス・イベント・システム・エージェント上で様々なステータスになっているイベント・メッセージの分布が表示されます。
ナビゲーション: 「Applications Dashboard」->(プルダウン・メニュー)「Workflow Manager」->(ボタン)「Go」->「Workflow Metrics」->「Agent Activity」
このページには、エージェント・アクティビティ統計の最終更新日時が表示されます。 この情報をリフレッシュするには「Refresh」アイコンをクリックします。 「Oracle Workflow統計の収集」を参照してください。
リストには、エージェントごとにエージェント名と、そのエージェント上で「Ready」、「Waiting」、「Processed」、「Expired」および「Undeliverable」ステータスになっているイベント・メッセージの数が表示されます。 いずれかの列見出しをクリックすると、その列でリストをソートできます。
エージェントのキュー詳細を表示するには、「Agent」列で対象エージェントのリンクをクリックします。
エージェント上で保留になっているメッセージの詳細を表示するには、そのエージェントを選択して「Search Agent Entry Details」ボタンをクリックします。
注意: 「Workflow System Status」ページの「Agent Activity」グラフで、WF_ERRORエージェント上「Error」ステータスになっている全メッセージが要約されるのとは異なり、「Agent Activity」ページでは、WF_ERRORエージェント上のイベント・メッセージがWF_ERRORキュー上で明示的に割り当てられたステータスに従って表示されます。
インバウンド・エージェント上の「Ready」ステータスのメッセージ数が極端に大きい場合は、そのエージェントのメッセージを処理するエージェント・リスナーのステータスをチェックするか、またはそのエージェント用の新規エージェント・リスナー・サービス・コンポーネントを作成する必要があります。 同様に、アウトバウンド・エージェント上の「Ready」ステータスのメッセージ数が極端に大きい場合は、そのエージェントのキューの伝播スケジュールのステータスをチェックするか、または必要な場合は伝播をスケジュールする必要があります。
「Agent Details」ページには、エージェントに関連付けられたキューに関する次の詳細が表示されます。
ナビゲーション: 「Applications Dashboard」->(プルダウン・メニュー)「Workflow Manager」->(ボタン)「Go」->「Workflow Metrics」->「Agent Activity」->エージェントのリンク
Owner: キューの所有者
Name: キューの名称
Queue Table: キュー・データが格納されている表の名称
Queue ID: キューのオブジェクト番号
Queue Type: キューのタイプ
Maximum Retries: キューからメッセージをデキューする際の最大許容試行回数
Retry Delay: キューからメッセージをデキューする際の再試行間隔
Enqueue Enabled: キューをエンキューに使用可能かどうか
Dequeue Enabled: キューをデキューに使用可能かどうか
Retention: 処理済メッセージがキューに保持されている期間
User Comments: キューに関する説明的な注釈
エージェント・キューの詳細を確認した後、「OK」ボタンを選択して「Agent Activity」ページに戻ります。
「Search Queue」ページでは、特定のエージェントに保持されているメッセージを検索し、そのメッセージの詳細を確認できます。 このページに表示されるメッセージ詳細は、エージェントのキューのペイロード・タイプによって異なります。
ナビゲーション: 「Applications Dashboard」->(プルダウン・メニュー)「Workflow Manager」->(ボタン)「Go」->「Workflow Metrics」->「Agent Activity」->(ボタン)「Search Agent Entry Details」
このページでは、ペイロード・タイプがWF_EVENT_Tのキュー(標準のWF_ERRORキューまたはWF_DEFERREDキューなど)またはSYS.AQ$_JMS_TEXT_MESSAGEのキュー(標準のWF_CONTROLキューなど)にあるメッセージを確認できます。
確認するメッセージの検索に使用するフィルタ基準を入力して、「Go」ボタンをクリックします。 次のメッセージ・プロパティでフィルタできます。
内部イベント名
イベント・キー
メッセージと他の関連メッセージとの関連付けに使用される相関ID
過去7日以内または過去7日以前のエンキュー日
過去7日以内、過去7日以前または範囲指定なしのデキュー日
ステータス
Oracle Workflow Managerでは、選択したエージェントのキューに格納され、指定したフィルタ基準と一致するイベント・メッセージが表示されます。 リストには、メッセージごとにイベント名、イベント・キー、相関ID、イベント・パラメータ、メッセージの送信元システム、メッセージを受信する宛先システム、メッセージの送信日、エラー・メッセージ、エラー・スタックおよびメッセージ・ステータスが表示されます。
また、リストには選択したキューに関連付けられている例外キュー上のメッセージも表示されます。 Oracle Advanced Queuingでなんらかの原因で取得または処理できないメッセージは、ユーザー・キューから関連例外キューに転送されます。 詳細は、『Oracle Streams アドバンスト・キューイング・ユーザーズ・ガイドおよびリファレンス』のOracle Streams AQの例外処理に関する項を参照してください。
注意: 各キュー表には、そのキュー表内の全ユーザー・キューにより共有されるデフォルト例外キューが1つ含まれています。 特定のキューにあるメッセージを検索すると、検索結果リストには、元になったユーザー・キューに関係なく関連例外キューにある全メッセージが含まれます。 そのため、同じキュー表に複数のユーザー・キューを作成すると、検索結果リストには、選択したキュー以外のキューからの例外メッセージが表示される場合があります。
メッセージのイベント・データをXML文書として確認するには、「View XML」列で「Message Details」アイコンを選択します。
注意: メッセージのイベント・データが空の場合、「Message Details」アイコンは使用できません。
このページからサポート・カートに情報を追加するには、「Add to Support Cart」ボタンをクリックします。
このページでは、ペイロード・タイプがSYSTEM.ECXMSGのキュー(Oracle XML Gatewayの標準のECX_INBOUNDおよびECX_OUTBOUNDキューなど)にあるメッセージを確認できます。
確認するメッセージの検索に使用するフィルタ基準を入力して、「Go」ボタンをクリックします。 次のメッセージ・プロパティでフィルタできます。
取引タイプ
文書番号
パーティ・サイトID
メッセージと他の関連メッセージとの関連付けに使用される相関ID
過去7日以内または過去7日以前のエンキュー日
過去7日以内、過去7日以前または範囲指定なしのデキュー日
ステータス
Oracle Workflow Managerでは、選択したエージェントのキューに格納され、指定したフィルタ基準と一致するメッセージが表示されます。 リストには、メッセージごとにメッセージ・タイプ、メッセージ標準、取引タイプとサブタイプ、文書番号、パーティID、パーティ・サイトID、パーティ・タイプ、プロトコル・タイプ、プロトコル・アドレス、第1、第2、第3、第4、第5属性およびメッセージ・ステータスが表示されます。
メッセージのXML文書を確認するには、「View XML」列で「Message Details」アイコンを選択します。
注意: メッセージのXML文書が空の場合、「Message Details」アイコンは使用できません。
このページからサポート・カートに情報を追加するには、「Add to Support Cart」ボタンをクリックします。
このページでは、ペイロード・タイプがSYSTEM.ECX_INENGOBJのキュー(Oracle XML Gatewayの標準のECX_IN_OAG_Qキューなど)にあるメッセージを確認できます。
確認するメッセージの検索に使用するフィルタ基準を入力して、「Go」ボタンをクリックします。 次のメッセージ・プロパティでフィルタできます。
メッセージID
メッセージと他の関連メッセージとの関連付けに使用される相関ID
過去7日以内または過去7日以前のエンキュー日
過去7日以内、過去7日以前または範囲指定なしのデキュー日
ステータス
Oracle Workflow Managerでは、選択したエージェントのキューに格納され、指定したフィルタ基準と一致するメッセージが表示されます。 リストには、メッセージごとにメッセージID、デバッグ・モードおよびメッセージ・ステータスが表示されます。
このページからサポート・カートに情報を追加するには、「Add to Support Cart」ボタンをクリックします。
イベント・メッセージを宛先に送信するように、ローカル・アウトバウンド・エージェントの伝播をスケジュールする必要があります。 SQLNETプロトコルを使用するエージェントのOracle Advanced Queuing(AQ)伝播は、次の方法でスケジュールできます。
分散データベース管理機能を使用して、Oracle Enterprise Managerを介してAQを管理します。 『Oracle Streams アドバンスト・キューイング・ユーザーズ・ガイドおよびリファレンス』のOracle Enterprise Managerサポートに関する項を参照してください。
SQL*PlusのDBMS_AQADM.Schedule_Propagation APIを実行します。 『Oracle Database PL/SQL Packages and Types Reference』のDBMS_AQADMに関する項を参照してください。
標準のWF_OUTエージェントおよびWF_JMS_OUTエージェントまたはカスタム・エージェントをイベント・メッセージの伝播に使用する場合は、そのエージェントの伝播をスケジュールしてください。 ただし、WF_CONTROLを使用する中間層プロセスではメッセージがキューから直接デキューされ、通知メーラーではWF_NOTIFICATION_OUTキューに格納されたメッセージが送信されるため、WF_CONTROLまたはWF_NOTIFICATION_OUTエージェントの伝播はスケジュールする必要がありません。
ナビゲーション: 「Applications Dashboard」->(プルダウン・メニュー)「Workflow Manager」->(ボタン)「Go」->「Related Links」->「Configuration」->「Queue Propagation」
「Queue Propagation」ページを使用して、Oracle Workflowインスタンス内のビジネス・イベント・システム・エージェントに関する既存の伝播スケジュールのみでなく、キュー伝播機能に必須のデータベース初期化パラメータを確認します。
このリストには、各パラメータの名称、実際のパラメータ値、推奨値および摘要が表示されます。 実際の値が推奨値と一致しない場合は、推奨値が警告インディケータ・アイコンでマークされます。
JOB_QUEUE_PROCESSESパラメータでは、インスタンスのSNPジョブ・キュー・プロセス数を定義します。Oracle Workflowのジョブ・キュー・プロセスでは、ビジネス・イベント・システムのイベント・メッセージの伝播をAQキュー単位に処理する必要があります。 Oracle Workflowのプロセスの推奨数は10以上です。
注意: Oracle Database 10gでは、パラメータを設定する必要はありません。
このリストには、伝播スケジュールごとにアウトバウンド・キュー、宛先データベース・リンク、スケジュールを実行するジョブ・キュー・プロセス、スケジュールが使用可能か使用不可か、および最後に失敗した実行に関するエラー日とエラー・メッセージが表示されます。 いずれかの列見出しをクリックすると、その列でリストをソートできます。
スケジュールを実行するプロセスが割り当てられていない場合は、伝播にプロセスを確実に使用できるように、JOB_QUEUE_PROCESSESデータベース初期化パラメータの設定値を大きくする必要があります。
伝播スケジュールの詳細を表示するには、「Queue」列でキューのリンクをクリックするか、スケジュールを選択して「View Details」ボタンをクリックします。
「Queue Propagation Details」ページには、次の伝播スケジュール詳細が表示されます。
ナビゲーション: 「Applications Dashboard」->(プルダウン・メニュー)「Workflow Manager」->(ボタン)「Go」->「Related Links」->「Configuration」->「Queue Propagation」->(ボタン)「View Details」
Destination: 宛先データベース・リンク。
Process Name: このスケジュールを実行するジョブ・キュー・プロセスの名称。
Enabled: このスケジュールが使用可能な場合は「Y」、使用不可の場合は「N」。 使用不可のスケジュールは実行されません。
Last Error Date: 最後に実行に失敗した日付。
Last Error Time: 最後に実行に失敗した時刻。
Last Error Message: 最後に失敗した実行に関するエラー・メッセージ。
Schema: キューを所有するスキーマ。
Session ID: このスケジュールを実行するジョブのセッションID(SID、SERIAL#)。現在実行中でない場合は「NULL」です。
Propagation Window: 伝播ウィンドウの継続秒数。
Maximum Bytes: 伝播ウィンドウ中に伝播される最大バイト数。
Failures: スケジュールの実行に失敗した回数。 失敗回数が16に達すると、スケジュールが使用不可になります。
Latency: すべてのメッセージが伝播されてから、キュー内で宛先への新規メッセージの有無が再チェックされるまでの待ち時間(秒数)。 待ち時間は、メッセージがエンキューされてから伝播されるまでの伝播ウィンドウ中の最大待ち時間を表します。
Next Run Date: このスケジュールの次回の伝播ウィンドウが開始される日付。
Next Run Time: このスケジュールの次回の伝播ウィンドウが開始される時刻(HH:MI:SS形式)。
Current Start Date: このスケジュールの現行の伝播ウィンドウが開始された日付。
Current Start Time: このスケジュールの現行の伝播ウィンドウが開始された時刻(HH:MI:SS形式)。
Instance: スケジュールを実行するクラスタ・データベース・インスタンス番号。
Start Date: 伝播の(デフォルトの日付書式による)開始日。
Start Time: 伝播の開始時刻(HH:MI:SS形式)。
Last Run Date: 最後に実行に成功した日付。
Last Run Time: 最後に実行に成功した時刻(HH:MI:SS形式)。
Total Time: このスケジュールの実行に関するシステムでの合計所要時間(秒数)。
Total Number: このスケジュールで伝播されたメッセージの合計数。
Total Bytes: このスケジュールで伝播された合計バイト数。
Maximum Number: 伝播ウィンドウ中に伝播された最大メッセージ数。
Average Number: 伝播ウィンドウ中に伝播された平均メッセージ数。
Average Size: 伝播されたメッセージの平均バイト数。
Average Time: メッセージ伝播の平均秒数。