Sun Blade X6275 M2 サーバーモジュールの概要
Web インタフェースを使用して ILOM の IP アドレスを表示する方法
CLI を使用して ILOM の IP アドレスを表示する方法
Ethernet 接続を使用して ILOM の Web インタフェースにログインする方法
Ethernet 接続を使用して ILOM CLI にログインする方法
ILOM コマンド行インタフェースを使用してホストのシリアルコンソールに接続する方法
このサーバーでは、Oracle の Integrated Lights Out Manager (ILOM) バージョン 3.0 以降がサポートされています。ILOM を使用すると、Sun Blade X6275 M2 サーバーモジュールの両方の演算ノードを管理できます。これは、シャーシの CMM ILOM、またはサーバーモジュールノードの ILOM サービスプロセッサのいずれかを使用して実行できます。
次のトピックでは、CMM ILOM とノード ILOM について説明します。
Sun Blade 6000 モジュラーシステムシャーシには、シャーシ管理モジュール (Chassis Monitoring Module、CMM) と呼ばれる専用のサービスプロセッサがあります。CMM ILOM は、サーバーモジュールの各ノードのサービスプロセッサに、シャーシを介した Ethernet 接続を提供します。
Sun Blade X6275 M2 サーバーモジュールをサポートするために必要な CMM ILOM ファームウェアの最低バージョンは、3.0.10.15 です (Sun Blade 6000 モジュラーシステムソフトウェアリリース 3.2 に付属)。
CMM ILOM ソフトウェアを使用すると、設置されたサーバーブレードやストレージブレードを含むすべてのシャーシコンポーネントの監視と管理を行うことができます。
CMM ILOM にログインしたときの Web インタフェースの例を次の図に示します。左の区画には、ブレード下にサーバーモジュールの 2 つのノードが示されています。
CMM ILOM へのログイン時に、コマンド行インタフェース (Command-Line Interface、CLI) を使用して、2 つのノードについての情報を表示する例を次に示します。この例では、サーバーモジュールはシャーシブレードのスロット 3 に設置されています。
-> show /CH/BL3 /CH/BL3 Targets: NODE0 NODE1 PRSNT ERR VPS Properties: type = Blade ipmi_name = BL3 product_name = SUN BLADE X6275 M2 SERVER MODULE product_part_number = 542-0162-01 product_serial_number = 0328MSL-1030BW0011 system_identifier = mpk12-2381-72-130 fru_name = unknown fru_version = FW 3.0.10.15 fru_part_number = 542-0162-01 fru_serial_number = 0328MSL-1030BW0011 fru_extra_1 = FW 3.0.10.15 fault_state = OK clear_fault_action = (none) Commands: cd set show ->
詳細情報については、次の Web サイトでシステムシャーシのドキュメントを参照してください。http://docs.sun.com/app/docs/prod/blade.srvr?l=ja
Sun Blade X6275 M2 サーバーモジュールには、2 つのサービスプロセッサ (Service Processors、SP) が含まれています。 サーバーモジュールの 1 つずつがノードを計算します。ILOM は、各ノードを個別に監視する方法を提供しています。
ILOM ソフトウェアを使用すると、サーバーノードコンポーネントの監視と管理を行うことができます。次にその内容を示します。
ノードネットワーク情報の設定
ノード SP のハードウェア構成の表示と編集
重要なシステム情報の監視と記録されたイベントの表示
ILOM ユーザーアカウントの管理
ノード ILOM にログインしたときの Web インタフェースの例を次の図に示します。この図には、現在ログインしているノードに関する情報のみが示されています。
ノード ILOM へのログイン時に、コマンド行インタフェース (CLI) を使用して、入手可能な情報を表示する例を次に示します。この例では、ノードとそのシャーシ接続についての情報が示されています。
-> show /SYS/MB Targets: BIOS CPLD NET0 P0 T_AMB_FRONT T_AMB_REAR Properties: type = Motherboard ipmi_name = MB fru_name = ASSY,BLADE,X6275 M2 10GB fru_part_number = 542-0162-01 fru_serial_number = 0328MSL-1030BW001F fru_extra_1 = 03 X6275M2-10Gb fault_state = OK clear_fault_action = (none) Commands: cd set show
詳細については、Oracle ILOM 3.0 のドキュメントを参照してください。
関連項目