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Sun Blade X6275 M2 サーバーモジュール設置マニュアル
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ドキュメントの情報

このマニュアルの使用法

Sun Blade X6275 M2 サーバーモジュールの概要

一般的に使用される用語

製品の説明

製品の機能

仕様

サーバーモジュールのフロントパネルとインジケータ

サーバーモジュールの設置と電源投入

ILOM の設定

サポートされている OS のインストール

索引

製品の機能

機能
説明
シャーシの互換性
Sun Blade 6000 モジュラーシステムと PCIe 2.0 ミッドプレーン (モデル A90–B で標準)。

CMM ILOM ファームウェアの最低要件: シャーシソフトウェアリリース 3.2 付属の 3.0.10.15。

シャーシミッドプレーン I/O
サーバーモデルに応じて、各ノードはシャーシのミッドプレーンを通して NEM への 1GbE または 10GbE インタフェースをサポートします。

注 - サポートされる NEM に 1GbE ポートと 10GbE ポートの両方が含まれる可能性がありますが、サーバーモジュールがサポートするインタフェースは 1 種類のみです。


  • シャーシの PCIe EM スロットに対する、ノードごとに 1 個の (x8) PCIe 2.0 バス接続。ノード 0 はシャーシブレードの PCIe EM スロット 1 に割り当てられ、ノード 1 はシャーシブレードの PCIe EM スロット 0 に割り当てられます。

  • 1GbE モデル (X6275M2–BB) ではノードごとに 1 個の 10/100/1000Base-T Ethernet ポート。ノード 0 のポートは NEM スロット 0 に割り当てられ、ノード 1 のポートは NEM スロット 1 に割り当てられます。

  • 10GbE モデル (X6275M2–CB) ではノードごとに 2 個の 10GbE ポート。各ノードの 1 つのポートは NEM スロット 0 に割り当てられ、各ノードのもう 1 つのポートは NEM スロット 1 に割り当てられます。

CPU
サーバーモジュールごとに最大 4 個の Intel Xeon Processor E5600 シリーズ 6 コアプロセッサ (ノードごとに 2 個)。ノードごとに 12 コア、サーバーモジュール全体では合計 24 コア。

注 - サーバーモジュールの両方のノードを同じように設定する必要があります (CPU とメモリー)。


デュアルノード設計
単一のブレード格納装置内に 2 個の独立した対称型演算ノード 0 および 1。
フロントパネル I/O
2 個の Universal Connector Ports (UCP) (各ノードに 1 個) を、マルチポート (ドングル) ケーブルで使用できます。マルチポートケーブルは、次のインタフェース接続を提供します。
  • VGA グラフィックスポート。

  • RJ-45 シリアル管理ポート。

  • デュアル USB ポート (キーボード/マウス/USB ドライブ)。

メモリー
  • 全部で 24 個のメモリースロット (演算ノードごとに 12 スロット)。スロットは、最高 1333 MHz の低電圧 DDR3、ECC レジスタ付き DIMM をサポートします。
  • 8 GB DIMM を使用すると、各ノードで最大 96 GB のメインメモリー。

  • 4 GB DIMM を使用すると、各ノードで最大 48 GB のメインメモリー。

  • チャネルごとに最大 2 個の DDR3 DIMM、取り付けられているプロセッサごとに 3 チャネル。


注 - サーバーモジュールの両方のノードを同じように設定する必要があります (CPU とメモリー)。


Network Express Module (NEM) の互換性
各ノードホストには、ネットワーク I/O 用に NEM が必要です (NEM の要件についての詳細は、「インストールの前提条件」を参照)。NEM SAS ポート (内部または外部) はサポートされていません。

1GbE (X6275M2–BB) の Sun Blade X6275 M2 では次の NEM がサポートされます。

  • Sun Blade 6000 10p GbE Pass-Thru NEM (X4250A) — 推奨。

  • Sun Blade 6000 Virtualized Multi-Fabric 10GbE M2 NEM (X4338A)。

  • Sun Blade 6000 Virtualized Multi-Fabric 10GbE NEM (X4238)。

  • Sun Blade 6000 Multi-Fabric NEM (X4212A)。

10GbE (X6275M2–CB) の Sun Blade X6275 M2 では次の NEM がサポートされます。

  • Sun Blade 6000 Ethernet Switched 24p 10GbE NEM (X2073A) — Sun Blade X6275 M2 サーバーモジュールでは FEM は不要です。


注 - 10GbE モデルの場合、Sun Blade 6000 Ethernet Switched 24p 10GbE NEM は 1GbE インタフェースを提供しないため、各サーバーノードには 1GbE インタフェースが存在しますがファームウェアによって無効にされます。


オペレーティングシステム
次に、1GbE モデルのみについての OS サポートを示します。10GbE モデルについては、『Sun Blade X6275 M2 サーバーモジュールご使用にあたって』の「サポートされているオペレーティングシステム」で最新情報を参照してください。
  • Oracle Solaris 10 10/09 OS。

  • Oracle Linux 5.5 (64 ビット)。

  • Red Hat Enterprise Linux 5.5 (64 ビット)。

  • SUSE Linux Enterprise Server 10 SP3 (64 ビット、Xen なし)。

  • SUSE Linux Enterprise Server 11 SP1 (64 ビット、Xen なし)。

  • Oracle Virtual Machine 2.2.1。

  • Microsoft Windows Server 2008 R2。

サービスプロセッサ (SP)
各ノードには AST2100 サービスプロセッサ (SP) が含まれます。SP は、IPMI 2.0 に準拠したリモート管理機能を提供します。各ノードの SP 機能は次のとおりです。
  • Integrated Lights Out Manager (ILOM バージョン 3.0)。

  • シリアル接続を使用したローカル ILOM コマンド行アクセス。

  • ミッドプレーンへの 10/100 管理 Ethernet ポート (両ノードの SP で共有)。

  • IP 経由のリモートのキーボード、ビデオ、マウス、およびストレージ (KVMS)。

ストレージ
  • オプションの 24 GB SATA Sun フラッシュモジュール用の 2 個の内部スロット (各ノードに 1 個)。
  • オプションの USB 2.0 フラッシュドライブ用の 2 個の内部ポート (各ノードに 1 個)。


注 - サーバーモジュールのノードは RAID 拡張モジュール (REM) の取り付けをサポートしないので、ブレードストレージに対する内部シャーシ SAS 接続はサポートされません。ただし、各ノードには PCIe EM スロットが割り当てられており、外部ストレージに接続する HBA 用に使用できます。


ビデオ
8 MB のビデオメモリーで最大 1280x1024 の解像度がサポートされます。

関連項目