1. Oracle VM Server for SPARC ソフトウェアの概要
仮想ディスクサーバー backend および仮想スイッチデバイス名
Oracle VM Server for SPARC による Oracle Solaris OS の運用
Oracle Solaris OS の起動後には OpenBoot ファームフェアを使用できない
電源管理されているドメインのアクティブな CPU での psradm(1M) コマンドの使用禁止
CPU およびメモリーアドレスのマッピングによるエラー発生箇所の確認
A. Oracle VM Server for SPARC 物理から仮想への変換ツール
B. Oracle VM Server for SPARC Configuration Assistant
C. Logical Domains Manager の検出
D. Logical Domains Manager での XML インタフェースの使用
この節では、Logical Domains Manager で Integrated Lights Out Manager (ILOM) サービスプロセッサ (Service Processor、SP) を使用するときの注意点について説明します。ILOM ソフトウェアの使用については、使用しているプラットフォーム固有のドキュメントを参照してください。たとえば、Sun SPARC Enterprise T5120 および T5220 サーバーの場合は、『Sun SPARC Enterprise T5120 and T5220 Servers Topic Set』 を参照してください。
既存の ILOM コマンドに、オプションを 1 つ追加できます。
-> set /HOST/bootmode config=config-name
config=config-name オプションを使用すると、次回の電源投入時の構成を出荷時構成 (factory-default) などの別の構成に設定できます。
ホストの電源が投入されているか切断されているかにかかわらず、このコマンドを実行できます。次回のホストリセットまたは電源投入時に有効になります。
-> set /HOST/bootmode config=factory-default
また、ldm add-config コマンドを使用して Logical Domains Manager で作成され、サービスプロセッサ (Service Processor、SP) に保存されているほかの構成を選択することもできます。Logical Domains Manager の ldm add-config コマンドで指定した名前を使用して、ILOM の bootmode コマンドでその構成を選択できます。たとえば、ldm-config1 という名前の構成が保存されているとすると、次のように指定します。
-> set /HOST/bootmode config=ldm-config1
この場合、システムの電源を切ってすぐに入れ直し、新しい設定をロードする必要があります。
ldm add-config コマンドの詳細は、ldm(1M) マニュアルページを参照してください。