1 作業領域およびアプリケーションの管理

Oracle Application Express開発環境で、ユーザーは、作業領域と呼ばれる共有の作業領域にログインします。作業領域は、オブジェクト、データ、およびアプリケーションをプライベートに保ちながら、同一のOracle Application Expressのインストール内で複数のユーザーが作業可能な仮想プライベート・データベースです。この柔軟なアーキテクチャによって、単一のデータベース・インスタンスで何千ものアプリケーションを管理できます。

開発者は、アプリケーションの作成および編集と、開発者アクティビティ、セッション・ステート、作業領域アクティビティ、アプリケーションおよびスキーマ・レポートの表示を行うことができます。作業領域管理者は、さらに、ユーザー・アカウントの作成と編集、グループの管理、開発サービスの管理を行うことができます。このセクションでは、作業領域管理タスクを実行する方法およびこのような多数のレポートにアクセスする方法を説明します。

トピック:

• 「作業領域」ページ

• サービスの管理ページについて

• サービス・リクエストの作成

• 作業領域のプリファレンスの構成

• 作業領域のお知らせの定義

• 作業領域使用率のレポートについて

• ユーザー・ロールの理解

• Application Expressユーザーの管理

• 開発者アクティビティおよびクリック・カウント・ログ・ファイルの削除

• セッション・ステートおよびユーザー・プリファレンスの管理

• ページおよびリージョンのキャッシュの管理

• 複数のアプリケーションのビルド・ステータスの変更

• アプリケーション・モデルの管理

• サンプル・アプリケーションの管理

• 作業領域内のアクティビティの監視

• 作業領域のダッシュボードの表示

• アプリケーション・ビルダーのデフォルト値の利用