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Oracle Solaris カーネルのチューンアップ・リファレンスマニュアル Oracle Solaris 10 8/11 Information Library (日本語) |
1. Oracle Solaris システムのチューニングの概要
2. Oracle Solaris カーネルチューニング可能パラメータ
4. インターネットプロトコル群のチューニング可能パラメータ
System V セマフォーは Oracle Solaris OS で計数型セマフォーを提供します。「セマフォー」は、複数のプロセスが共有データオブジェクトにアクセスできるようにする場合に使用するカウンタです。System V セマフォーでは、セマフォーの標準的な設定/解放操作の他に、必要に応じて増分や減分を行う値を持つことができます (たとえば、使用可能なリソースの数を表すなど)。System V セマフォーによって、1 組のセマフォーに同時に操作を実行したり、プロセスが停止した場合にそのプロセスによる最後の操作を取り消したりすることもできます。
Oracle Solaris 10 リリースでのセマフォーリソースの変更については、「System V IPC 構成」を参照してください。
Oracle Solaris 10 リリースでの新しい資源制御の使用方法の詳細は、『Oracle Solaris のシステム管理 (Oracle Solaris コンテナ : 資源管理と Oracle Solaris ゾーン)』の第 6 章「資源制御 (概要)」を参照してください。
廃止された System V セマフォーパラメータの詳細は、「廃止または削除されたパラメータ」を参照してください。