この項では、Oracle ComputeサイトおよびOracle Compute Cluster、Oracle Virtual PlatformおよびOracle VM Instanceなどの関連ターゲットの表示表法および管理方法について説明します。内容は次のとおりです。
Oracle Computeサイトは、1つ以上のクラスタを持ち、Oracle Compute Directorを実行している場所です。Oracle Computeサイトのホームページを表示するには、「ターゲット」メニューから、「すべてのターゲット」を選択します。左上の「検索」パネルのグループ、システムおよびサービスで、「Oracle Computeサイト」をクリックします。検出されたOracle Computeサイトのリストが表示されます。「ターゲット名」リンクをクリックして、ホームページをドリルダウンします。
このページには、次のリージョンがあります。
注意: このページには、ドメイン0 (制御ドメイン)のメトリックのみが表示されます |
一般: このリージョンには、次の詳細が表示されます。
監視するターゲットの数
すべてのターゲットの集約ステータス
クラスタ、仮想プラットフォーム、VMインスタンスの数およびサイト内のCPUコアの総数
サーバー・メモリーの合計
利用できるDom0メモリーの合計
Oracle ComputeエンドポイントURL
Oracle Computeターゲットを監視するGraphite URL。
検出されれば、Exalogic Elastic Cloudターゲット。
集約されたDom0 CPUとメモリーの使用率: このリージョンには、集約CPUとサイト内のすべてのターゲットのメモリー使用量が表示されます。
上位テナント: このリージョンには、サイト内の上位テナントが表示されます。「表示方法」ドロップダウン・リストから、次を選択できます。
使用量: vCPU、メモリーおよび記憶域を横断して、サイト内のテナントごとの最大使用量が表示されます。「テナント名」リンクをクリックして、「テナント」ホームページをドリルダウンします。
割当て量: サイト内の上位テナントに割り当てられているvCPUの数、メモリーおよび記憶域が表示されます。「テナント名」をクリックして、「テナント」ホームページをドリルダウンします。
注意:このリージョンには、EM_CLOUD_ADMINISTRATOR
ロールを持つユーザーの優先資格証明が指定された場合にのみ表示されます。
リソース使用率: このリージョンには、割当ておよび実際の使用状況に関して、物理リソースがテナントにどのように割り当てられているかが表示されます。割当てのホームページにドリルダウンするには、割当て量のリンクをクリックします。
メンバー・インスタンス: Oracle Computeサイト内のすべてのメンバー・インスタンスをリストします。各メンバー・インスタンスに対して、Oracle VMインスタンスの名前、Oracle Virtual Platform、ステータス、割当てメモリーおよびvCPUの数が表示されます。例による問合せ機能を使用して、表示されるメンバーのリストをフィルタできます。Oracle VMインスタンスまたはOracle Virtual Platformのホームページにドリルダウンするには、それぞれのリンクをクリックします。
集約されたDom0 CPUとメモリーの使用率: このチャートには、直近24時間の、このサイト内のすべてのターゲットごとの集計済CPUとメモリー使用率が表示されます。
CPU使用率: このリージョンには、クラスタごとの相対的なCPU使用率が表示されます。すべてのクラスタを表示するか、上位の1つまたは5つのクラスタを表示するかを選択できます。
メモリー使用率: このリージョンには、クラスタごとのメモリー使用率が表示されます。すべてのクラスタを表示するか、上位の1つまたは5つのクラスタを表示するかを選択できます。
インシデントと問題: このリージョンには、最近7日間に発生したインシデントまたは問題が表示されます。
ジョブ: このリージョンには、開始日が最近7日以内であるジョブのサマリーが表示されます。
「Oracle Computeサイト」メニューでは、次のオプションが選択できます:
ネットワーク: 第33.2項「ネットワークの管理」を参照してください。
記憶域: 第33.3項「記憶域ボリュームの作成」を参照してください。
ユーザー管理
テナント: 第31.2項「テナントの作成」を参照してください。
ユーザー: 第33.4項「ユーザーの作成」を参照してください。
割当て: 第31.4項「割当て制限の定義」を参照してください。
イメージ管理: 第31.5項「Oracle Computeテンプレートの管理」を参照してください。
形状管理: 第31.3項「形状の作成」を参照してください。
Exalogicマシンには、計算ノード、ストレージ・アプライアンス、スイッチおよび使用するネットワークに計算ノードを接続するための装置が含まれます。ネットワークの接続により、サーバーをリモートで管理できるようになり、クライアントから計算ノードへの接続が可能になり、クライアントがストレージ・アプライアンスにアクセスできます。Exalogicネットワーク構成の詳細は、Oracle Exalogic Elasticマシン・オーナーズ・ガイドを参照してください。
このリリースでは、Oracle Computeサービスが拡張されて、InfiniBandネットワークをサポートしています。ネットワーク隔離は、クラウド・インフラストラクチャ内で次の方法により採用されます。
テナント内のネットワーク隔離。テナントを作成すると、プライベートおよびパブリック・セキュリティ・ドメインが作成されます。プライベート・ドメイン・セキュリティは、Exalogicラックのテナント内の隔離された通信で使用されます。パブリック・セキュリティ・ドメインは、NM2 Gatewayを介した、テナントとExalogic外部のEthernetインフラストラクチャとの間の隔離された通信で使用されます。パブリックおよびプライベート・ドメインのどちらも、通信は特定のテナントとそのテナントのセキュリティ・ドメイン内で隔離されます。
サービス・プロバイダにインスタンスがアクセスするために作成されたサービス・ネットワークにより、通信がサービス・プロバイダとサービス・コンシューマとの間またはサービス・プロバイダ同士でのみ許可されます。サービス・ネットワーク接続性は、サービス・コンシューマ同士の通信では許可されません。
サポートされるネットワーク形式は、仮想Ethernet(vEthernets)、フラット・ネットワーク、ネットワーク・アドレス変換(NAT)およびネットワーク・サービス・クラスタです。vEthernetは、VLANをサポートする仮想OSIレイヤー2ネットワークです。vEthernetを使用すると、特定の部門またはビジネス・ユニットで実行されるインスタンスのためのネットワークの隔離が容易になります。Oracle ComputeのvEthernetには、スイッチング・インフラストラクチャ上のVLANとの1対1のマッピングがあり、通常、ビジネス・ユニットまたは部門に関連付けられます。フラット・ネットワークは単一のIPルーテッド・ドメインで、そこではいかなるIPアドレスも相互にルーティング可能です。インスタンスの保護は、セキュリティ・リスト(Hypervisor上のソフトウェア・ファイアウォール)によります。そのようなネットワーク上の仮想マシン間の隔離では、Oracle Computeはセキュリティ・リストを使用してハイパーバイザ自身にセキュリティ・ポリシーを強制します。
次のタイプのネットワークを作成できます。
テナント・ネットワーク
サービス・ネットワーク
インフラストラクチャ・ネットワーク
テナント・ネットワークは、仮想ネットワークおよびその仮想ネットワークと対話するVMのデプロイメントに、隔離または保護された環境を提供します。Exalogicでは、テナントは、2つの隔離されたドメイン(パブリックおよびプライベート)を定義する基本構造体です。各ドメインは、それに割り当てられたInfiniBandパーティション・キーを持っています。パブリック・ドメインは、Ethernet上で動作するExalogicの外部にあるComputeノードおよびエンティティ相互の間の通信を可能にするための、vlanタグを付けられた仮想ネットワークをデプロイするために使用されます。プライベート・ドメインは、Computeノード間の通信のためのIBプライベート・ネットワークをデプロイするために使用されます。次のネットワークが作成されます:
EoIBネットワーク: パブリック・テナント・ネットワーク
IPoIBネットワーク: プライベート・テナント・ネットワーク
EoIB (Ethernet over Infiniband)ネットワークは、パブリック・セキュリティ・ドメインにデプロイされ、VLANに関連付けられます。これらは、テナントのVMを特定のVLANに関連付けるために使用されます。EoIBは、Exalogicマシン・ラック内部のコンポーネントがExalogicマシン・ラック外のコンポーネントとの通信に使用します。複数のEoIB仮想ネットワークを、テナントのパブリック・セキュリティ・ドメインにデプロイできます。これらのネットワークは相互に隔離されません。これらのネットワーク・サブネットはExalogicマシンの外部に定義されるため、EoIBネットワークを作成および管理できるのは、クラウド管理者のみです。
EoIBネットワークを作成するには、次の手順に従います:
EM_CLOUD_ADMINISTRATOR
ロールを持つユーザーでEnterprise Managerにログインします。
「エンタープライズ」メニューから「クラウド」を選択し、「クラウド・ホーム」を選択します。
左側のパネルで「Oracle Computeサイト」リンクをクリックします。登録されたOracle Computeサイトのリストが表示されます。Oracle Computeサイトのホームページにドリルダウンするには、「Oracle Computeサイト」をクリックします。
「Oracle Computeサイト」メニューから「ネットワーク」を選択し、続いて「テナント・ネットワーク」を選択します。
EoIBネットワークを作成するテナントを選択します。「アクション」メニューから、「EoIB vEthernetの作成」を選択します。
次の詳細を入力します。
名前: テナント管理者ユーザーの名前を入力します。
vLAN: このネットワークのVLAN ID (2から4095の範囲)を指定します。
説明: EoIBネットワークの説明を入力します。
ポートの切替え: ドロップダウン・リストからスイッチ・ポートを選択します。
EoIBネットワークを作成するには、「作成」をクリックします。新しく作成されたネットワークは、「ネットワーク」ページに表示されます。
EoIBサブネットを作成するには、次の手順に従います。
EM_CLOUD_ADMINISTRATOR
ロールを持つユーザーでEnterprise Managerにログインします。
「エンタープライズ」メニューから「クラウド」を選択し、「クラウド・ホーム」を選択します。
左側のパネルで「Oracle Computeサイト」リンクをクリックします。登録されたOracle Computeサイトのリストが表示されます。Oracle Computeサイトのホームページにドリルダウンするには、「Oracle Computeサイト」をクリックします。
「Oracle Computeサイト」メニューから「ネットワーク」を選択し、続いて「テナント・ネットワーク」を選択します。
EoIBネットワークを作成するテナントを選択します。「アクション」メニューから、「EoIBサブネットの作成」を選択します。
次の詳細を入力します。
名前: テナント管理者ユーザーの名前を入力します。
VEthernet名: vEthernet名を入力します。
CIDR: サブネットのIPアドレスをCIDR(Classless Inter-Domain Routing)形式で入力します。CIDRアドレスは標準の32ビットIPアドレスを含み、いくつのビットが接頭辞として使用されるかを示します。
たとえば、206.13.1.48/25というアドレスは、最初の25ビットが一意のネットワークを識別するために使用されることを示しています。残りのビットは、特定のホストを識別するために利用できます。指定したネットワークを他のEoIBネットワークで使用することはできません。
ゲートウェイ: ゲートウェイのIPアドレスを入力します。
Ethernetインタフェース索引: 作成したvNetsに索引番号を指定する場合、このチェックボックスを選択します。
説明: EoIBネットワークの説明を入力します。
IP範囲: 「追加」をクリックして、IP-IPの形式で、IPアドレス範囲を追加します。たとえば、10.242.2.211-10.242.2.215となります。
「作成」をクリックすると、EoIBサブネットが作成され、「ネットワーク」ページに戻ります。
IPoIBネットワークは、プライベート・セキュリティ・ドメイン上にデプロイされ、テナント内にVMを関連付けるために使用されます。複数のIPoIB仮想ネットワークを、テナントのセキュリティ・ドメインにデプロイできます。これらのIPoIBネットワークは相互に隔離されず、各テナントに対して作成できます。IPoIBサブネットを作成するには、次の手順に従います。
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「エンタープライズ」メニューから「クラウド」を選択し、「クラウド・ホーム」を選択します。
左側のパネルで「Oracle Computeサイト」リンクをクリックします。登録されたOracle Computeサイトのリストが表示されます。Oracle Computeサイトのホームページにドリルダウンするには、「Oracle Computeサイト」をクリックします。
「Oracle Computeサイト」メニューから「ネットワーク」を選択し、続いて「テナント・ネットワーク」を選択します。
EoIBネットワークを作成するテナントを選択します。「アクション」メニューから、「IPoIBサブネットの作成」を選択します。
名前: テナント管理者ユーザーの名前を入力します。
作成モード: 「CIDR/IP範囲」または「グローバルIP」です。
CIDR: サブネットのIPアドレスをCIDR(Classless Inter-Domain Routing)形式で入力します。CIDRアドレスは標準の32ビットIPアドレスを含み、いくつのビットが接頭辞として使用されるかを示します。
たとえば、206.13.1.48/25というアドレスは、最初の25ビットが一意のネットワークを識別するために使用されることを示しています。残りのビットは、特定のホストを識別するために利用できます。指定したネットワークを他のEoIBネットワークで使用することはできません。
グローバルIP: IPプールは、1つ以上のIPプール・エントリで構成される公開IP範囲のプールです。グローバルIPプールがサイト構成で有効化されている場合、グローバルIPプール・アドレス番号を指定します。この番号が指定されている場合、IPアドレスはIPアドレスのグローバル・プールから割り当てられます。
ゲートウェイ: ゲートウェイのIPアドレスを入力します。
Ethernetインタフェース索引: 作成したvNetsに索引番号を指定する場合、このチェックボックスを選択します。
説明: EoIBネットワークの説明を入力します。
IP範囲: 「追加」をクリックして、IP-IPの形式で、IPアドレス範囲を追加します。たとえば、10.242.2.211-10.242.2.215となります。
「作成」をクリックすると、IPoIBサブネットが作成され、「ネットワーク」ページに戻ります。
IPoIBサブネットを編集するには、次の手順に従います。
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ロールを持つユーザーでEnterprise Managerにログインします。
「エンタープライズ」メニューから「クラウド」を選択し、「クラウド・ホーム」を選択します。
左側のパネルで「Oracle Computeサイト」リンクをクリックします。登録されたOracle Computeサイトのリストが表示されます。Oracle Computeサイトのホームページにドリルダウンするには、「Oracle Computeサイト」をクリックします。
「Oracle Computeサイト」メニューから「ネットワーク」を選択し、編集するIPoIBサブネットを選択します。次の詳細が表示されます。
名前
CIDR
IPアドレスの数
IP範囲
合計: 使用可能なIPアドレスの合計数。
予約済: 割当て済IPアドレスの数。
使用済: インスタンスが使用しているIPアドレスの数。
失敗割当: VNetの作成または更新以降、失敗したIPアドレス割当ての数。
1つ以上のIP予約を追加するには、「IP予約」リージョンで「追加」をクリックします。「IP予約の作成」ウィンドウに予約の名前とIPアドレスを入力して、「OK」をクリックします。
「アクション」メニューから「編集」を選択します。「IPoIBサブネットの更新」ページで、「IPアドレスの数」、「Ethernetインタフェース索引」および「説明」を編集できます。「説明」をクリックして詳細を更新し、前のメニューに戻ります。
サービス・ネットワークは、複数のテナント同士でサービスを共有するためにExalogic内で作成されます。共有サービスには、ストレージ、ネットワークおよびその他のエンジニアド・システムが含まれます。外部サービス・プロバイダの例は、テナントを通じて共有されるストレージを提供するZFSストレージ・アプライアンスです。
InfiniBandパーティションは、サービス・ネットワークに割り当てられます。クラスタの計算ノードは、プロバイダまたはコンシューマとして定義されます。プロバイダは、InfiniBandパーティションの完全なメンバーシップが付与されます。一方、コンシューマは、InfiniBandパーティションへの制限されたメンバーシップが付与されます。このサービス・ネットワークを通じ、コンシューマはプロバイダと通信できますが、互いに通信することはできません。プロバイダは、通常、1つ以上のテナントでサービスが使用できるストレージのような共通サービスです。
各サービスは自動的にInfiniBandパーティションに割り当てられ、2つのサービス・ネットワークがパーティションを共有することはありません。サービス・ネットワークは、クラウド管理者により作成されます。
サービス・ネットワークには、次の2つのタイプがあります:
IPoIBサービス・ネットワーク: IPoIBサービス・ネットワークは、Exalogicシステム内か、InfiniBandファブリックに直接接続されている(Exadataなど)、サービス・プロバイダとの通信に使用されます。たとえば、Oracle ZFSストレージ・アプライアンスからの共有ストレージなどです。
EoIBサービス・ネットワーク: EoIBサービス・ネットワークは、Exalogicシステムの外部にあるサービス・プロバイダとの通信のために使用されます。
サービス・ネットワークは、ユーザーに特定のサービスを提供します。サービス・ネットワークは、2つ以上のテナントが使用可能である必要がある共通サービスに必要です。たとえば、共有記憶域へのアクセスを提供するZFSアプライアンスなどです。
サービス・ネットワークを作成するには、次の手順に従います。
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「エンタープライズ」メニューから「クラウド」を選択し、「クラウド・ホーム」を選択します。
左側のパネルで「Oracle Computeサイト」リンクをクリックします。登録されたOracle Computeサイトのリストが表示されます。Oracle Computeサイトのホームページにドリルダウンするには、「Oracle Computeサイト」をクリックします。
「Oracle Computeサイト」メニューから「ネットワーク」を選択し、続いて「サービス・ネットワーク」を選択します。「アクション」メニューから、「サービスの作成」を選択して、次の詳細を入力します。
名前: テナント管理者ユーザーの名前を入力します。
プロバイダ・ノード: チェック・ボックスを選択すると、すべての既存のノードがサービス・ネットワークのプロバイダ・ノードのリストに追加されます。
説明: サービス・ネットワークの説明を入力します。
「作成」をクリックすると、サービス・ネットワークが作成され、「ネットワーク」ページに戻ります。
Infinibandファブリックを使用するExadataサーバーに、Exalogicマシンを接続できます。エンジニアド・システムに接続するには、次の手順に従います。
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ロールを持つユーザーでEnterprise Managerにログインします。
「エンタープライズ」メニューから「クラウド」を選択し、「クラウド・ホーム」を選択します。
左側のパネルで「Oracle Computeサイト」リンクをクリックします。登録されたOracle Computeサイトのリストが表示されます。Oracle Computeサイトのホームページにドリルダウンするには、「Oracle Computeサイト」をクリックします。
「Oracle Computeサイト」メニューから「ネットワーク」を選択し、続いて「サービス・ネットワーク」を選択します。「アクション」メニューから、「エンジニアド・システムの接続」を選択して、次の詳細を入力します。
名前: テナントの名前。
パーティション・キー: InfiniBandパーティションは、相互の通信を許可されるInfiniBandノードのグループを定義します。InfiniBandファブリックにネットワーク隔離を実装することによって、InfiniBandパーティションを使用してExalogicマシンのセキュリティを向上させることができます。さらに、特定のVLANにInfiniBandノードを関連付けることができます。パーティション・キーは、InfiniBandパーティションに割り当てられる一意のIDです。サービス・ネットワークに関連付けられる外部パーティション・キーを指定します。指定するパーティション・キーは、別のサービス・ネットワークで使用されていてはなりません。
外部パーティション: このチェックボックスが選択されている場合、外部的に定義されたパーティション・キーに関連付けられたサービス・ネットワークが作成されます。
プロバイダ・ノード: このチェックボックスを選択すると、プロバイダ・ノードが追加されます
説明: サービス・ネットワークの説明を入力します。
「作成」をクリックすると、サービス・ネットワークが作成され、「ネットワーク」ページに戻ります。
インフラストラクチャ・サービス・ネットワークは、Exalogicマシンの構成中にExalogic Configuration Utility (ECU)で作成されるサービス・ネットワークです。これらのネットワークは、プラットフォーム上で使用可能な基本的ないくつかのサービスを活用できるExalogicネットワーク・アクセスを提供するために使用します。これらは、制御ネットワークで、顧客によってデプロイされたインスタンスおよびExalogicコントロールで結合的に使用されます。
次のインフラストラクチャ・ネットワークはスイッチおよびZFSストレージ上に作成されます(EoIBネットワークを除く)。
IPoIB管理: このネットワークはOracle Compute pxeサービスに使用され、flexbootはこのパーティションに対して構成されます。
IPoIBストレージ: Dom0からのすべてのOracle Compute関連のZFSアクセスに使用されます。
IPoIBインスタンス・ストレージ: ZFSストレージにアクセスするコントロールVM (読取り/書込み)およびクライアントVM (読取り専用)に使用されます。
EoIB管理ネットワーク: Oracle Compute APIサービス・アクセスおよびコントロールVMに使用されます。
デフォルト: IPoIBのデフォルトのパーティション(0x7FF)。
記憶域プールは記憶域サーバー上の単一の論理記憶領域(NFSエクスポート)を表します。記憶域プールの名前、記憶域プールの合計サイズ(物理)、使用される領域の容量、記憶域プールのパスおよびプロパティが表示されます。
記憶域ボリューム・オブジェクトはインスタンスにアタッチできる単一ボリュームです。このページには、記憶域ボリュームの名前、ステータス、サイズ、それが関連付けられるOracle仮想サーバーおよびそのプロパティが表示されます。記憶域ボリュームを作成するには、次の手順に従います。
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ロールを持つユーザーでEnterprise Managerにログインします。
「エンタープライズ」メニューから「クラウド」を選択し、「クラウド・ホーム」を選択します。
左側のパネルで「Oracle Computeサイト」リンクをクリックします。登録されたOracle Computeサイトのリストが表示されます。Oracle Computeサイトのホームページにドリルダウンするには、「Oracle Computeサイト」をクリックします。
「Oracle Computeサイト」メニューから「記憶域」を選択して、記憶域プールのホームページを表示します。「記憶域プール」リージョンに、記憶域プールの名前、サイズ、ステータス、パスおよびプロパティまたはプールの特性が表示されます。
Oracle Computeサイトの記憶域ボリュームが表示されます。記憶域ボリューム・オブジェクトはインスタンスにアタッチできる単一ボリュームです。各ボリュームはサイズを持ち、選択されたテナントのすべてのユーザーが使用できます。記憶域ボリュームは、複数のインスタンス全体で共有できます。新しい記憶域ボリュームを作成するには、「作成」をクリックします。
「記憶域ボリュームの作成」ウィンドウで、名前(<tenant_name/public/<storage_vol_name>
形式)、サイズ、説明を入力し、オプションでボリュームのテンプレートを選択します。「OK」をクリックすると、記憶域ボリュームが作成されます。
記憶域ボリュームのスナップショットまたはコピーをとって、別のテナントに属するユーザーが利用できるようにできます。記憶域ボリューム・スナップショットを作成するには、次の手順に従います。
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ロールを持つユーザーでEnterprise Managerにログインします。
「エンタープライズ」メニューから「クラウド」を選択し、「クラウド・ホーム」を選択します。
左側のパネルで「Oracle Computeサイト」リンクをクリックします。登録されたOracle Computeサイトのリストが表示されます。Oracle Computeサイトのホームページにドリルダウンするには、「Oracle Computeサイト」をクリックします。
「Oracle Computeサイト」メニューから「記憶域」を選択して、記憶域プールのホームページを表示します。記憶域プールの名前、サイズ、ステータス、パスおよびプロパティまたはプールの特性が表示されます。
Oracle Computeサイトの記憶域ボリュームが表示されます。リストから記憶域ボリュームを選択して、「スナップショット」をクリックします。
記憶域ボリュームのスナップショットのウィンドウの「ターゲット・ボリューム」ドロップダウン・フィールドでターゲット・テナント名を選択し、スナップショットの名前を入力して、サイズとスナップショットの説明を指定します。「OK」をクリックするとスナップショットが作成され、「記憶域」ページに戻ります。
ユーザーは、リクエストすることができるOracle Computeサイト内のエンティティです。各ユーザーは、1つのテナントと関連付けられます。
ユーザーを作成するには、次の手順に従います。
EM_CLOUD_ADMINISTRATOR
ロールを持つユーザーでEnterprise Managerにログインします。
「エンタープライズ」メニューから、「クラウド」、「クラウド・ホーム」の順に選択して、Oracle Computeサイトのホームページに移動します。
「Oracle Computeサイト」メニューから、「ユーザー管理」、「ユーザー」の順に選択します。
「ユーザー管理」ページが表示されます。「作成」をクリックします。「ユーザーの追加」ウィンドウが表示されます。
次のいずれかのロール・タイプを入力します。
クラウド管理者: このロールを持つユーザーは、ターゲットの検出、ユーザーの作成およびその他の設定操作を実行できます。詳細は、Enterprise Manager Cloud管理者ガイドを参照してください。
テナント管理者: このロールを持つユーザーは、新しいインスタンスのリクエスト、1人以上のテナント・ユーザーの追加、およびユーザーへの割当て制限の割当てなどの操作を実行できます。
テナント・ユーザー: このロールをもつユーザーは、新しいインスタンスをリクエストできます。
作成するユーザー・ロールに応じて、「ユーザー名」フィールドに、次の形式でユーザー名を入力する必要があります。
クラウド管理者: /cloud/<user_name>
テナント管理者: /<tenant_name>/<tenant_admin_name>
テナント・ユーザー: /<tenant_name>/<tenant_user_name>
ユーザーのフル・ネーム、パスワードおよび電子メール・アドレスを入力します。
「ログインが有効」フィールドで、「True」を選択します。このフィールドでは、管理者はユーザーのログインを有効化または無効化できます。
「追加」をクリックします。新しく作成されたユーザーは、「ユーザー管理」ページに表示されます。
Oracle VMインスタンスは、仮想マシンとして実行されるマシン・イメージをインスタンス化したものです。インスタンスには、たとえば割当て済RAM、使用可能CPU数、アタッチ済ネットワーク・インタフェースなどの属性があります。インスタンスは、起動元のイメージと、ホスト間に存在する配置関係をリストして、希望するセットのホストを指定する編成を介して作成されます。Oracle VMインスタンスのホームページを表示するには、Oracle Computeサイト・ホームページの、Oracle VMインスタンスのリンクをクリックします。
このページには、次のリージョンがあります。
一般: このリージョンには、インスタンスが実行されているOracle Computeサイト、Oracle Compute Cluster、Oracleサーバー、Oracle Virtual Platform、およびこのインスタンスに関連付けられたOracle Compute Orchestrationが表示されます。リンクをクリックして、いずれかのホームページにドリルダウンすることができます。また、ターゲット名、CPUの数、割当て済メモリー、形状、割当て(設定されている場合)、VNC URL、IPアドレスおよびDNSゾーンも表示されます。
可用性: 直近24時間のインスタンスの可用性が表示されます。
関連CPU使用率: 仮想マシンごとの相対的なCPU使用率が表示されます。
インシデントと問題の概要: このリージョンには、直近7日間に発生したインシデントと問題がリストされます。
ネットワーク: ネットワーク・インタフェースとMACアドレスの名前がリストされます。
記憶域: 存在するすべての記憶ボリュームがリストされます。
Oracle Computeクラスタは、同じEthernetドメインでOracle Computeソフトウェアを実行している、3つ以上の物理ノードのグループです。通常のマルチ・クラスタ構成では、ルーターは2つ以上のサブネットとブロードキャスト・ドメイン(クラスタあたり1つ)をリンクします。サイトは1つ以上のクラスタで構成されます。Oracle Compute Clusterのホームページを表示するには、Oracle ComputeサイトのホームページでOracle Compute Clusterのリンクをクリックします。
このページには、次のリージョンがあります。
注意: このページには、ドメイン0 (制御ドメイン)のメトリックのみが表示されます |
一般: このリージョンには、クラスタ内のすべてのターゲットの集計済ステータス、このクラスタが属するOracle Computeサイト、クラスタの仮想プラットフォームとVMインスタンスの数、CPUコアの総数、合計サーバー・メモリー、利用可能な合計Dom0メモリーおよびターゲット名が表示されます。
集計済Dom0 CPUとメモリーの使用率: このリージョンには、直近1時間の集計済CPUとメモリー使用率が表示されます。
メンバー・インスタンス: クラスタ内のOracle VMインスタンスをリストします。Oracle VMインスタンスまたはOracle Virtual Platformのホームページにドリルダウンするには、それぞれのリンクをクリックします。
CPU使用率: このリージョンには、クラスタ内の仮想プラットフォームごとのCPU使用率が表示されます。すべての仮想プラットフォームと上位5つのどちらを表示するかを選択できます。ホームページにドリルダウンするには、Oracle Virtual Platformのリンクをクリックします。
メモリー使用率: このリージョンには、クラスタ内の仮想プラットフォームごとのメモリー使用率が表示されます。すべての仮想プラットフォームと上位5つのどちらを表示するかを選択できます。ホームページにドリルダウンするには、Oracle Virtual Platformのリンクをクリックします。
インシデントと問題: このリージョンには、最近7日間に発生したインシデントまたは問題が表示されます。
このページへドリルダウンするには、Compute Clusterのホームページの「Oracle Virtual Platform」リンクをクリックします。
このページには、次のリージョンがあります。
一般: このリージョンには、Oracle Computeサイトの名前と、Oracle Virtual Platformが属するOracle Computeクラスタが表示されます。これらのいずれかのリンクをクリックして、それぞれのホームページにドリルダウンすることができます。Dom0割当て済メモリー、ターゲット名およびOracle Compute名も表示されます。
CPU使用率: このリージョンには、直近24時間の仮想プラットフォームごとのCPU使用率が表示されます。
メンバー: このリージョンには、この仮想プラットフォームの上で実行されているすべてのVMインスタンス、それらのステータスおよび各仮想サーバーに割り当てられているメモリーがリストされます。Oracle VMインスタンスまたはOracle Virtual Platformのホームページにドリルダウンするには、それぞれのリンクをクリックします。
メモリー使用率: このリージョンには、直近24時間の仮想プラットフォームごとのメモリー使用率が表示されます。
ネットワーク・アクティビティ: このリージョンには、直近24時間の仮想プラットフォームごとのネットワーク・アクティビティが表示されます。
インシデントと問題の概要: このリージョンには、Oracle Serverターゲットに関連するすべてのインシデントと問題が表示されます。
可用性: このリージョンのチャートには、ターゲットの過去24時間のステータスが表示されます。
このページへドリルダウンするには、Oracle Virtual Platformのホームページの「Oracle Server」リンクをクリックします。
このページには、次のリージョンがあります。
一般: このリージョンには、Oracle Computeサイト、Oracle Compute Clusterおよびサーバーが存在するOracle Virtual Platformが表示されます。クロック周波数、ターゲット名、CPUソケットの数、ソケットあたりのCPUコアの数、コアあたりのCPUスレッドの数、CPUコアの総数、合計メモリーおよびローカル・ディスク領域も表示されます。
可用性: このリージョンのチャートには、ターゲットの過去24時間のステータスが表示されます。
インシデントと問題の概要: このリージョンには、Oracle Serverターゲットに関連するすべてのインシデントと問題が表示されます。