この章では、このリリースでサポートされる様々なDBaaSユースケースの手順について説明します。内容は次のとおりです。
次の図に、Enterprise Manager DBaaSの様々な形態の概要を示します。
この表では、このリリースでサポートされているDBaaSユースケースをリストし、これらのユースケースの実行に使用できる様々な方法(GUI、EMCLIおよびRest API)をリストします。
表14-1 DBaaSユースケース
サービス・タイプ | サービス提供 | グラフィカル・ユーザー・インタフェースの使用 | EMCLIの使用 | Rest APIの使用 |
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新規 |
データベース・テンプレートを使用したデータベースの作成 |
第15章「データベース・テンプレートを使用したデータベースの作成」 |
第50.2項「REST APIおよびEM CLI動詞でのデータベース・テンプレートを使用したデータベースの作成」 |
第50.2項「REST APIおよびEM CLI動詞でのデータベース・テンプレートを使用したデータベースの作成」 |
スキーマ
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第50.3項「REST APIおよびEM CLI動詞での空のスキーマおよびプロファイルに基づくスキーマの作成」 |
第50.3項「REST APIおよびEM CLI動詞での空のスキーマおよびプロファイルに基づくスキーマの作成」 |
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プラガブル・データベース
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第50.4項「REST APIおよびEM CLI動詞での空のPDBおよびプロファイルに基づくPDBの作成」 |
第50.4項「REST APIおよびEM CLI動詞での空のPDBおよびプロファイルに基づくPDBの作成」 |
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クローン |
フル・クローン
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第50.7項「REST APIおよびEM CLI動詞でのRMANを使用したフル・データベース・クローンの作成」 |
第50.7項「REST APIおよびEM CLI動詞でのRMANを使用したフル・データベース・クローンの作成」 |
スナップ・クローン |
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第50.6項「REST APIおよびEM CLI動詞でのスナップ・クローンを使用したデータベースの作成」 |
第50.6項「REST APIおよびEM CLI動詞でのスナップ・クローンを使用したデータベースの作成」 |
Database as a Serviceを開始するには、次の手順に従います。
「エンタープライズ」メニューから「クラウド」を選択し、「クラウド・ホーム」を選択します。次のページが表示されます。
「Oracle Cloud」メニューで、「設定」を選択し、「はじめに」を選択します。最初に、第11.2項「共通設定タスク」で説明した共通設定タスクを実行する必要があります。このページは、Database as a serviceを設定するための主要エントリ・ポイントです。
左パネルのデータベース・サービス・ファミリの横にある「設定」リンクをクリックします。ドロップ・ダウン・リストからサービス・タイプ(「データベース」、「プラガブル・データベース」または「スキーマ」)の1つを選択し、選択したサービス・タイプに必要なタスクを実行します。
選択に応じて、タスクのリストは異なる場合があります。構成したステップは緑のチェック・マークでマークされ、構成されていないステップは未構成としてリストされます。
注意: アクセスできるサービス・タイプはユーザー・ロールに基づきます。たとえば、「データベース」サービス・タイプにのみアクセスできるユーザー(たとえばDBAAS_ADMIN )としてログインした場合は、そのサービス・タイプに関連するタスクのみ表示されます。しかし、EM_SSA_ADMINISTRATOR ロールを持つユーザーとしてログインした場合は、すべてのサービス・タイプを表示できます。詳細は、第3.3項「ロールの定義およびユーザーの割当て」を参照してください。 |
構成するサービス・タイプに応じて、そのサービス・タイプの設定に必要な関連タスクを実行できます。
第VI部「新規データベース・アーティファクトのプロビジョニング」を参照してください
第VI部「データベースのクローニング」を参照してください