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Oracle® Enterprise Manager Cloud管理ガイド
12c リリース5 (12.1.0.5)
B70509-13
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14 ­­Database as a Serviceの開始

この章では、このリリースでサポートされる様々なDBaaSユースケースの手順について説明します。内容は次のとおりです。

14.1 サポートされているDBaaSユースケース

次の図に、Enterprise Manager DBaaSの様々な形態の概要を示します。

図14-1 DBaaSユースケース

図14-1の説明は前後の文章を参照してください。

この表では、このリリースでサポートされているDBaaSユースケースをリストし、これらのユースケースの実行に使用できる様々な方法(GUI、EMCLIおよびRest API)をリストします。

表14-1 DBaaSユースケース

サービス・タイプ サービス提供 グラフィカル・ユーザー・インタフェースの使用 EMCLIの使用 Rest APIの使用

新規

データベース・テンプレートを使用したデータベースの作成

第15章「データベース・テンプレートを使用したデータベースの作成」


第50.2項「REST APIおよびEM CLI動詞でのデータベース・テンプレートを使用したデータベースの作成」


第50.2項「REST APIおよびEM CLI動詞でのデータベース・テンプレートを使用したデータベースの作成」



スキーマ

  • 空のスキーマの作成

  • プロファイルに基づくスキーマの作成

第16章「スキーマの作成」


第50.3項「REST APIおよびEM CLI動詞での空のスキーマおよびプロファイルに基づくスキーマの作成」


第50.3項「REST APIおよびEM CLI動詞での空のスキーマおよびプロファイルに基づくスキーマの作成」



プラガブル・データベース

  • 空のプラガブル・データベースの作成

  • プロファイルに基づくプラガブル・データベースの作成

第17章「プラガブル・データベースのプロビジョニング」


第50.4項「REST APIおよびEM CLI動詞での空のPDBおよびプロファイルに基づくPDBの作成」


第50.4項「REST APIおよびEM CLI動詞での空のPDBおよびプロファイルに基づくPDBの作成」


クローン

フル・クローン

  • RMANバックアップを使用したデータベースのクローニング

  • RMAN複製を使用したデータベースのクローニング

第19章「フル・クローンの作成」


第50.7項「REST APIおよびEM CLI動詞でのRMANを使用したフル・データベース・クローンの作成」


第50.7項「REST APIおよびEM CLI動詞でのRMANを使用したフル・データベース・クローンの作成」


スナップ・クローン

  • ソフトウェア・ソリューション

    Sun ZFS

    CloneDB

  • ハードウェア・ソリューション

    ZFSファイル・システム

    NetApp

    EMC

第20章「データベースのスナップ・クローンの作成」


第50.6項「REST APIおよびEM CLI動詞でのスナップ・クローンを使用したデータベースの作成」


第50.6項「REST APIおよびEM CLI動詞でのスナップ・クローンを使用したデータベースの作成」



14.2 DBaaSの開始

Database as a Serviceを開始するには、次の手順に従います。

  1. 「エンタープライズ」メニューから「クラウド」を選択し、「クラウド・ホーム」を選択します。次のページが表示されます。

    図14-2 クラウド・ホーム・ページ

    Oracle Cloudホーム
  2. 「Oracle Cloud」メニューで、「設定」を選択し、「はじめに」を選択します。最初に、第11.2項「共通設定タスク」で説明した共通設定タスクを実行する必要があります。このページは、Database as a serviceを設定するための主要エントリ・ポイントです。

  3. 左パネルのデータベース・サービス・ファミリの横にある「設定」リンクをクリックします。ドロップ・ダウン・リストからサービス・タイプ(「データベース」、「プラガブル・データベース」または「スキーマ」)の1つを選択し、選択したサービス・タイプに必要なタスクを実行します。

    図14-3 DBaaSの開始

    図14-3の説明は前後の文章を参照してください。
  4. 選択に応じて、タスクのリストは異なる場合があります。構成したステップは緑のチェック・マークでマークされ、構成されていないステップは未構成としてリストされます。


    注意:

    アクセスできるサービス・タイプはユーザー・ロールに基づきます。たとえば、「データベース」サービス・タイプにのみアクセスできるユーザー(たとえばDBAAS_ADMIN)としてログインした場合は、そのサービス・タイプに関連するタスクのみ表示されます。しかし、EM_SSA_ADMINISTRATORロールを持つユーザーとしてログインした場合は、すべてのサービス・タイプを表示できます。詳細は、第3.3項「ロールの定義およびユーザーの割当て」を参照してください。

  5. 構成するサービス・タイプに応じて、そのサービス・タイプの設定に必要な関連タスクを実行できます。