この章では、このリリースでサポートされる様々なDBaaSユースケースの手順について説明します。次のセクションがあります。
次の図に、Enterprise Manager DBaaSの様々な形態の概要を示します。
この表では、このリリースでサポートされているDBaaSユースケースをリストし、これらのユースケースの実行に使用できる様々な方法(EMCLIおよびREST API)をリストします。
表50-1 DBaaSユースケース
サービス・タイプ | サービス提供 | 参照 |
---|---|---|
新規 |
データベース・テンプレートを使用したデータベースの作成。 |
第50.2項「REST APIおよびEM CLI動詞でのデータベース・テンプレートを使用したデータベースの作成」 |
新規 |
スキーマ:
|
第50.3項「REST APIおよびEM CLI動詞での空のスキーマおよびプロファイルに基づくスキーマの作成」 |
新規 |
プラガブル・データベース:
|
第50.4項「REST APIおよびEM CLI動詞での空のPDBおよびプロファイルに基づくPDBの作成」 |
あるデータベースから別のデータベースへのデータの移行または転送。 |
第50.5項「あるデータベースから別のデータベースへのデータの移行/転送」 |
|
スナップ・クローン |
|
第50.6項「REST APIおよびEM CLI動詞でのスナップ・クローンを使用したデータベースの作成」 |
クローン |
フル・クローン:
|
第50.7項「REST APIおよびEM CLI動詞でのRMANを使用したフル・データベース・クローンの作成」 |
新規DBaaS設定 |
複数データセンターDBaaS設定 |
|
DBCAテンプレートでは、構造およびデータのタイプと、構造のみのタイプの両方がサポートされます。このデータベース・プロビジョニング・プロファイルは、Enterprise Managerに登録された本番データベースまたはソース・データベースから作成されます。構造およびデータのタイプと、構造のみのタイプの両方がサポートされます。このオプションは、作成されるデータベース・サイズが10 GB未満の場合に推奨されます。
次の表に、データベース・テンプレート・ベースのプロファイルを使用したデータベースの作成に必要なタスクのリストを示します。
データベース・テンプレート・ベースのプロファイルを使用して、単一インスタンスおよびクラスタ・データベースを作成できます。
注意: 次の表では、手順でREST APIを使用できない場合はEM CLI動詞が提供され、EM CLI動詞を使用できない場合はREST APIが提供されています。 |
表50-2 REST APIおよびEM CLI動詞でのデータベース・テンプレートを使用したデータベースの作成
手順 | 作業 | REST API | EM CLI動詞 |
---|---|---|---|
1 |
DBaaSを有効にする「はじめに」の項の手順に従います。 |
第12.1項「はじめに」を参照してください。 |
第12.1項「はじめに」を参照してください。 |
2 |
リソース・プロバイダを作成します。
|
関連項目: |
関連項目: |
6 |
DBCAテンプレート・ベースのデータベース・プロビジョニング・プロファイルを作成します。 |
||
4 |
リクエスト設定を作成します。 |
||
5 |
各セルフ・サービス・ユーザーの割当て制限を定義します。 |
||
7 |
作成したプロファイルに基づくサービス・テンプレートを作成します。 |
第48.3.5.3項「サービス・テンプレート群REST APIおよびサービス・テンプレートREST APIの例」を参照してください |
|
8 |
チャージバック・サービスを構成します。 |
||
9 |
データベースのデプロイ時に、作成した(データベース・テンプレート・ベースのプロファイルに関連付けられた)サービス・テンプレートを選択します。 |
Data Guard構成は、1つのプライマリ・データベースと1つ以上のスタンバイ・データベースで構成されます。Data Guard構成内のデータベースはOracle Netで接続され、地理的に散在していてもかまいません。データベースが相互に通信できる場合、データベースの位置に関する制限はありません。
Oracle Data Guardは、企業データの高可用性、データ保護および障害時リカバリを保証します。1つ以上のスタンバイ・データベースを作成、維持、管理、監視して、本番のOracleデータベースが障害やデータ破損に耐えられるようにするための包括的なサービス・セットが用意されています。Oracle Data Guardでは、これらのスタンバイ・データベースを本番データベースのコピーとしてメンテナンスします。計画停止または計画外停止により、本番データベースが使用できなくなった場合、Oracle Data Guardはいずれかのスタンバイ・データベースを本番ロールに切り替えることで、停止に伴う停止時間を最小化できます。
本番データベース(プライマリ・データベースとも呼ばれる)は、単一インスタンスのOracleデータベースまたはOracle Real Application Clusters (RAC)データベースのいずれかにすることができます。スタンバイ・データベースは、トランザクション全体で一貫性を持つ、プライマリ・データベースのコピーです。プライマリ・データベースのバックアップ・コピーを使用することで、1つ以上のスタンバイ・データベースを作成し、それをData Guard構成に組み込むことができます。EM_SSA_ADMINISTRATOR
ロールを持つユーザーは、Enterprise Manager Database as a Serviceを使用して、RACスタンバイ・データベースの単一インスタンスを含むDBaaSクラウドを設定できます。
注意: 次の表では、手順でREST APIを使用できない場合はEM CLI動詞が提供され、EM CLI動詞を使用できない場合はREST APIが提供されています。 |
表50-3 REST APIおよびEM CLI動詞でのスタンバイ・データベースの作成
手順 | 作業 | REST API | EM CLI動詞 |
---|---|---|---|
1 |
DBaaSを有効にする「はじめに」の項の手順に従います。 |
第12.1項「はじめに」を参照してください。 |
第12.1項「はじめに」を参照してください。 |
2 |
1つ以上のPaaSインフラストラクチャ・ゾーンを設定します。 |
||
3 |
スタンバイ・データベースをプロビジョニングするためのデータベース・プールを定義します。 |
第48.3.2.3.4項「データベース・プールの作成」を参照してください。 |
|
4 |
リクエスト設定を構成します。 |
||
5 |
各セルフ・サービス・ユーザーの割当て制限を定義します。 |
||
6 |
次のいずれかのタイプのプロファイルを作成します。
|
||
7 |
作成したプロファイルに基づくサービス・テンプレートを作成します。 |
第48.3.5.3項「サービス・テンプレート群REST APIおよびサービス・テンプレートREST APIの例」を参照してください |
|
8 |
チャージバック・サービスを構成します。 |
||
9 |
データベースのデプロイ時に、作成した(DBCAテンプレート・ベースのプロファイルに関連付けられた)サービス・テンプレートを選択します。また、データベースのリクエスト時にスタンバイ・データベースの情報を指定することもできます。 |
データベース・プロビジョニング・プロファイルのデータ・コンテンツは、エクスポート・ダンプからコンパイルされます。スキーマ・オブジェクト(構造のみ)またはスキーマおよびデータ(構造およびデータ)のエクスポートを選択できます。
次の表に、空のスキーマの作成またはプロファイルに基づくスキーマの作成に必要なタスクのリストを示します。
注意: 次の表では、手順でREST APIを使用できない場合はEM CLI動詞が提供され、EM CLI動詞を使用できない場合はREST APIが提供されています。 |
表50-4 REST APIおよびEM CLI動詞でのスキーマの作成
手順 | 作業 | REST API | EM CLI動詞 |
---|---|---|---|
1 |
DBaaSを有効にする「はじめに」の項の手順に従います。 |
第12.1項「はじめに」を参照してください。 |
第12.1項「はじめに」を参照してください。 |
2 |
1つ以上のPaaSインフラストラクチャ・ゾーンを設定します。 |
||
3 |
Schema as a Serviceのデータベース・プールを定義します。 |
||
4 |
リクエスト設定を構成します。 |
||
5 |
各セルフ・サービス・ユーザーの割当て制限を定義します。 |
||
6 |
データベース・プロビジョニング・プロファイルを作成します。この手順はオプションで、プロファイルからスキーマをインポートする場合に必要です。 |
||
7 |
次のものに基づくサービス・テンプレートを作成します。
|
第48.3.5.3.13項「スキーマ用のサービス・テンプレートの作成」を参照してください |
|
8 |
チャージバック・サービスを構成します。 |
||
9 |
サービス・テンプレートに基づくスキーマを作成します。 |
Oracle Databaseには、Oracle Netクライアントに個別のデータベースとして表示される、スキーマ、スキーマ・オブジェクトおよび非スキーマ・オブジェクトのポータブル・コレクションを含めることができます。この自己完結型コレクションは、プラガブル・データベース(PDB)と呼ばれます。マルチテナントのコンテナ・データベース(CDB)は、1つ以上のPDBを含むデータベースです。Oracle Database 12c リリース1 (12.1)以上のバージョンでは、1つのCDB内に多数のPDBを作成できます。
注意: 次の表では、手順でREST APIを使用できない場合はEM CLI動詞が提供され、EM CLI動詞を使用できない場合はREST APIが提供されています。 |
表50-5 REST APIおよびEM CLI動詞でのプラガブル・データベースの作成
手順 | 作業 | REST API | EM CLI動詞 |
---|---|---|---|
1 |
DBaaSを有効にする「はじめに」の項の手順に従います。 |
第12.1項「はじめに」を参照してください。 |
第12.1項「はじめに」を参照してください。 |
2 |
1つ以上のPaaSインフラストラクチャ・ゾーンを設定します。 |
||
3 |
PDB as a Service用のデータベース・プールを作成します。 |
||
4 |
リクエスト設定を構成します。 |
||
5 |
各セルフ・サービス・ユーザーの割当て制限を定義します。 |
||
6 |
データベース・プロビジョニング・プロファイルを作成します。この手順は、空のプラガブル・データベースを作成する場合はオプションで、必須ではありません。 |
||
7 |
サービス・テンプレートを作成します。サービス・テンプレートは、次を含むことができます。
|
||
8 |
チャージバック・サービスを構成します。 |
||
9 |
データベースのデプロイ時に、作成したサービス・テンプレートを選択します。 |
EM CLI動詞を使用してあるデータベースから別のデータベースへデータを移行するには、次の手順に従います。
EM CLI動詞emcli describe_dbprofile_input -data_mode=EXPORT
を入力します。出力により、プロファイル作成のすべての入力変数が提供されます。
注意: エクスポートはデータベースでのみサポートされますが、インポートはデータベースとPDBの両方でサポートされます。つまり、ソースは常にデータベースである必要がありますが、宛先はデータベースまたはPDBのいずれかになります。 |
入力変数を使用して、すべての変数の値を含むプロパティ・ファイルを作成します。
データベース・プロファイルを作成してソース・データベースからデータをエクスポートします。これを行うには、動詞emcli create_dbprofile - input_file=data:<properties file name along with path>
を入力します。
注意: 前の手順で作成したプロパティ・ファイルをこの動詞に使用します。 |
動詞の詳細は、第47.6.2項「EM CLIを使用したプロビジョニング・プロファイルの作成」を参照してください。
データを転送する動詞emcli data_transfer -input_file=data:/u01/files/data_trans.props
を入力します。
動詞とプロパティ・ファイルの詳細は、第47.16項「データベース間でのデータの転送」を参照してください。
宛先データベースにデータをインポートする動詞emcli dbimport -input_file=data:/u01/files/dbimport.props
を入力します。
動詞とプロパティ・ファイルの詳細は、第47.18項「エクスポート・ダンプからデータベースへのデータのインポート」を参照してください。
スナップ・クローンは、セルフ・サービス・アプリケーション(SSA)方式で巨大データベースの高速で領域節約型のクローンを作成する方法です。テストや開発のために本番データベースのクローンが頻繁に必要となりますが、データベースが巨大な場合には特に、クローンの作成は困難で時間のかかる作業となります。
Enterprise Managerではこの問題への対処としてスナップ・クローンが提供されていますので、一部のストレージ・システムで利用可能なコピー・オン・ライト・テクノロジを使用して本番データベースからシン・クローンを作成できます。これは、クローンが最初はわずかな領域(数テラバイトのデータベースのシン・クローンに対して約2GBの書込み可能領域)を占有し、挿入、更新および削除が行われるにつれて大きくなることを意味します。Enterprise Managerでは、スナップ・クローンに次の2つのソリューションが提供されています。
ハードウェア・ソリューション: NetApps、Oracle Sun ZFSストレージ・アプライアンス、EMC VMAXおよびVNXがサポートされるベンダー固有のハードウェア・ソリューション。
ソフトウェア・ソリューション: すべてのNASストレージ・デバイスおよびSANストレージ・デバイスがサポートされるストレージ非依存型のソフトウェア・ソリューション。このソリューションは、ZFSファイル・システムおよびCloneDB機能を使用してサポートされています。
スナップ・クローンの主な機能は次のとおりです。
セルフ・サービス駆動型のアプローチ: セルフ・サービス・ユーザーは、必要に応じて非定型ベースでデータベースをクローニングできます。
迅速なクローニング: データベースは、数日や数週間ではなく数分のうちにクローニングできます。
領域の効率性: この機能によって、ユーザーは、ストレージ・フットプリントを大幅に削減できます。
この表では、スナップショットまたはRMANイメージ・プロファイルを使用したスナップ・クローンの作成に必要な手順を示します。
注意: 次の表では、手順でREST APIを使用できない場合はEM CLI動詞が提供され、EM CLI動詞を使用できない場合はREST APIが提供されています。 |
表50-6 REST APIおよびEM CLI動詞でのプロファイルを使用したスナップ・クローン・データベースの作成
手順 | 作業 | REST API | EM CLI動詞 |
---|---|---|---|
1 |
スナップ・クローンを有効にする「はじめに」の項の手順に従います。 |
第12.1項「はじめに」を参照してください。 |
第12.1項「はじめに」を参照してください。 |
2 |
ストレージ・サーバーを登録します。
|
|
|
3 |
1つ以上のPaaSインフラストラクチャ・ゾーンを設定します。 |
||
4 |
データベース・プールを作成します。 |
第48.3.2.3.4項「データベース・プールの作成」を参照してください。 |
|
5 |
リクエスト設定を構成します。 |
||
6 |
各セルフ・サービス・ユーザーの割当て制限を定義します。 |
||
7 |
テスト・マスター・データベースを設定してスナップ・クローンを有効化します。 |
第20.4.7項「スナップ・クローンのテスト・マスターの有効化」を参照してください |
第20.4.7項「スナップ・クローンのテスト・マスターの有効化」を参照してください |
8 |
使用しているスナップ・クローン・ソリューションに応じて、次の手順のいずれかを実行する必要があります。
スナップ・クローンを使用したデータベース・プロビジョニング・プロファイルを作成します。 |
|
|
9 |
作成したプロファイルに基づくサービス・テンプレートを作成します。 |
|
|
10 |
チャージバック・サービスを構成します(この手順はオプションです)。 |
||
11 |
データベースのデプロイ時に、作成したサービス・テンプレートを選択します。 |
この表では、ライブ・スタンバイ・データベースを使用したスナップ・クローンの作成に必要な手順を示します。
注意: 次の表では、手順でREST APIを使用できない場合はEM CLI動詞が提供され、EM CLI動詞を使用できない場合はREST APIが提供されています。 |
表50-7 REST APIおよびEM CLI動詞でのライブ・データベースを使用したスナップ・クローンの作成
手順 | 作業 | REST API | EM CLI動詞 |
---|---|---|---|
1 |
スナップ・クローンを有効にする「はじめに」の項の手順に従います。 |
第12.1項「はじめに」を参照してください。 |
第12.1項「はじめに」を参照してください。 |
2 |
ストレージ・サーバーを登録します。
|
関連項目: |
関連項目: |
3 |
1つ以上のPaaSインフラストラクチャ・ゾーンを設定します。 |
||
4 |
データベース・プールを作成します。 |
第48.3.2.3.4項「データベース・プールの作成」を参照してください。 |
|
5 |
リクエスト設定を構成します。 |
||
6 |
各セルフ・サービス・ユーザーの割当て制限を定義します。 |
||
7 |
ライブ・スタンバイ・データベースを使用してテスト・マスター・データベースを設定します。 |
||
9 |
サービス・テンプレートを作成します。 |
第48.3.5.3項「サービス・テンプレート群REST APIおよびサービス・テンプレートREST APIの例」を参照してください |
|
10 |
チャージバック・サービスを構成します(この手順はオプションです)。 |
||
11 |
データベースのデプロイ時に、作成したサービス・テンプレートを選択します。 |
連続同期設定には、本番データベースと、ファイラ上(NASストレージ)にあるスタンバイ・データベースが含まれます。スタンバイ・データベースは、プライマリから連続/ライブ・データを取得します。
連続同期データベース設定を設定するには、次の手順に従います。
表50-8 EM CLI動詞を使用した連続同期設定の作成
手順 | 作業 | EM CLI動詞 |
---|---|---|
1 |
既存のスタンバイ・データベースを追加します。現在、このタスクは、UI画面を通じてのみ実行できます。 |
該当なし |
2 |
スタンバイ・データベースから新規テスト・マスターを作成します。 |
第47.6.5項「EM CLI動詞を使用したデータベース・プロファイルの作成」 |
3 |
クローンを作成します。 |
第47.9項「EM CLI動詞を使用したデータベース・クローンの作成」 |
4 |
クローンをテスト・マスターとして昇格させます。 現在、このタスクはUI画面を介してのみ実行できます。 |
該当なし |
RMANを使用したフル・データベースのクローニングには2つの方法があります。これらを次に示します。
RMAN (Recovery Manager)によって作成されたデータベース・バックアップは、イメージ・コピーまたはバックアップ・セットとして格納されます。これらのバックアップを使用してプロファイルを作成し、それらのプロファイルを使用してフル・データベース・クローンを作成できます。
注意: 次の表では、手順でREST APIを使用できない場合はEM CLI動詞が提供され、EM CLI動詞を使用できない場合はREST APIが提供されています。 |
表50-9 REST APIおよびEM CLI動詞でのRMANバックアップ・プロファイルを使用したデータベースのクローニング
手順 | 作業 | REST API | EM CLI動詞 |
---|---|---|---|
1 |
DBaaSを有効にする「はじめに」の項の手順に従います。 |
第12.1項「はじめに」を参照してください。 |
第12.1項「はじめに」を参照してください。 |
2 |
1つ以上のPaaSインフラストラクチャ・ゾーンを設定します。 |
||
3 |
データベース・プールを作成します。 |
第48.3.2.3.4項「データベース・プールの作成」を参照してください。 |
|
4 |
リクエスト設定を構成します。 |
||
5 |
各セルフ・サービス・ユーザーの割当て制限を定義します。 |
||
6 |
次のデータベース・プロビジョニング・プロファイルのいずれかを作成します。
|
||
7 |
テスト・マスター・データベースを設定します。 |
第20.4.7項「スナップ・クローンのテスト・マスターの有効化」を参照してください |
第20.4.7項「スナップ・クローンのテスト・マスターの有効化」を参照してください |
8 |
作成したプロファイルに基づくサービス・テンプレートを作成します。 |
第48.3.5.3.11項「スナップ・クローン単一インスタンス・データベース用(アーカイブが有効)のサービス・テンプレートの作成」を参照してください |
|
9 |
チャージバック・サービスを構成します。 |
||
10 |
データベースのデプロイ時に、作成したサービス・テンプレートを選択します。 |
RMAN (Recovery Manager)によって作成されたデータベース・バックアップは、イメージ・コピーまたはバックアップ・セットとして格納されます。これらのバックアップを使用してプロファイルを作成し、それらのプロファイルを使用してフル・データベース・クローンを作成できます。
注意: 次の表では、手順でREST APIを使用できない場合はEM CLI動詞が提供され、EM CLI動詞を使用できない場合はREST APIが提供されています。 |
表50-10 REST APIおよびEM CLI動詞でのRMANバックアップを使用したフル・データベース・クローンの作成
手順 | 作業 | REST API | EM CLI動詞 |
---|---|---|---|
1 |
DBaaSを有効にする「はじめに」の項の手順に従います。 |
第12.1項「はじめに」を参照してください。 |
第12.1項「はじめに」を参照してください。 |
2 |
1つ以上のPaaSインフラストラクチャ・ゾーンを設定します。 |
||
3 |
データベース・プールを作成します。 |
第48.3.2.3.4項「データベース・プールの作成」を参照してください。 |
|
4 |
ライブ・スタンバイ・データベースを使用してテスト・マスターを作成します。 |
||
5 |
リクエスト設定を構成します。 |
||
6 |
各セルフ・サービス・ユーザーの割当て制限を定義します。 |
||
7 |
テスト・マスターに基づいてサービス・テンプレートを作成します。 |
第48.3.5.3.9項「DBCAテンプレートを使用したスタンバイを含むRACデータベース用のサービス・テンプレートの作成」を参照してください |
|
8 |
チャージバック・サービスを構成します。 |
||
9 |
データベースのデプロイ時に、作成したサービス・テンプレートを選択します。 |
不連続同期設定には、直接クローニング操作に使用できない本番データベースが含まれます(そのため、スタンバイ・データベースは含まれません)。管理者は、本番データベースで定期的なバックアップをスケジュールし、そのバックアップを使用してテスト・マスター・データベースを作成します。
不連続同期データベース設定を設定するには、次の手順に従います。
表50-11 EM CLI動詞を使用した不連続同期設定の作成
手順 | 作業 | EM CLI動詞 |
---|---|---|
1 |
テスト・マスター・データベースを作成します。 |
第47.9項「EM CLI動詞を使用したデータベース・クローンの作成」 |
2 |
完全バックアップを作成します。 |
第47.6.5項「EM CLI動詞を使用したデータベース・プロファイルの作成」 |
3 |
シン・バックアップを作成します。 |
第47.6.5項「EM CLI動詞を使用したデータベース・プロファイルの作成」 |
4 |
クローンを作成します。 |
第47.9項「EM CLI動詞を使用したデータベース・クローンの作成」 |
5 |
テスト・マスターまたはクローンをリフレッシュします。 |
第47.10項「EM CLI動詞を使用したデータベースのリフレッシュ」 |
この項では、REST APIを使用したカスタム・データベース配置機能について説明します。詳細は、次の項を参照してください。
カスタム・データベース配置オプションを使用すると、SSAユーザーは、どのホストにデータベース・インスタンスを作成するかを選択するオプションを持ちます。このオプションは、サービス・テンプレートの作成中に、SSA管理者がサービス・テンプレート内で有効にする必要があります。サービス・テンプレートのJSON body内のSELECT_ORACLE_HOME_OPTION
パラメータは、SSAユーザーが、データベース・インスタンスに対してリクエスト発行中にホストを選択するオプションを持つかどうかを定義します。SELECT_ORACLE_HOME_OPTION
が、値"SELECT_ORACLE_HOME_FROM_REQUEST"
を使用して設定された場合、SSAユーザーは、データベースのリクエスト発行中にデータベース・ホストを選択するオプションを持ちます。パラメータが定義されていない、パラメータの値が設定されていない、または値が"SELECT_ORACLE_HOME_AT_RUNTIME"
に設定された場合、SSAユーザーは、データベース・ホストを選択するオプションを持たず、データベース・インスタンスは、リクエスト実行中に配置アルゴリズムを使用して選択されたホスト上に作成されます。
オプションがサービス・テンプレートで設定されると、SSAユーザーはGET操作をサービス・テンプレートURIで実行し、使用できるホストを表示できます。"hosts_for_placement"
パラメータ(SIデータベースの場合)、および"clusters_for_placement"
と"hostsInCluster"
パラメータ(RACデータベースの場合)により、SSAユーザーで使用できるホストの詳細が指定されます。次に、SSAユーザーは、データベース・インスタンスのリクエスト発行に対するPOST操作内で"database_host_name"
パラメータに、データベース配置のためのホスト名を定義する必要があります。
"database_host_name"
パラメータは、カスタム配置オプションがサービス・テンプレートで設定された場合、必須パラメータです。database_host_nameリクエスト・パラメータの複数値は、カンマで区切られた値で指定されることに注意してください。RACデータベース・リクエストでは、このパラメータで指定されるホストの数は、サービス・テンプレートで構成されるノードの数に一致する必要があり、指定されたホストはすべて同一のクラスタに所属し、選択されたゾーンに存在する必要があります。
カスタム・データベース配置オプションを使用すると、SSAユーザーは、どのコンテナ・データベース(CDB)にプラガブル・データベース(PDB)・インスタンスを作成するかを選択するオプションを持ちます。このオプションは、サービス・テンプレートの作成中に、SSA管理者がサービス・テンプレート内で有効にする必要があります。
PDBサービス・テンプレートのJSON body内のSELECT_TARGET_OPTION
パラメータは、SSAユーザーが、データベース・インスタンスに対してリクエスト発行中にホストを選択するオプションを持つかどうかを定義します。SELECT_ORACLE_HOME_OPTION
が、値"SELECT_TARGET_FROM_REQUEST"
を使用して設定された場合、SSAユーザーは、データベースのリクエスト発行中にCDBを選択するオプションを持ちます。パラメータが定義されていない、パラメータの値が設定されていない、または値が"SELECT_TARGET_AT_RUNTIME"
に設定された場合、SSAユーザーは、CDBを選択するオプションを持たず、PDBインスタンスは、リクエスト実行中に配置アルゴリズムを使用して選択されたCDB上に作成されます。
オプションがPDBサービス・テンプレートで設定されると、SSAユーザーはGET操作をサービス・テンプレートURIで実行し、使用できるCDBを表示できます。"target_nodes_for_placement"
パラメータは、SSAユーザーが使用できるCDBの詳細を指定します。次に、SSAユーザーは、PDBインスタンスのリクエスト発行に対するPOST操作内で"target_name"
パラメータに、PDB配置のためのCDBターゲット名を定義する必要があります。
"target_name"
パラメータは、カスタム配置オプションがサービス・テンプレートで設定された場合、必須パラメータです。このパラメータで指定するCDBターゲット名は、選択されたゾーンに存在する必要があります。
サービス・カタログは、オンデマンドのセルフ・サービス・プロビジョニング用に選択されたコンシューマが使用可能な事前承認済のデータベース構成のコレクションです。一貫性と自動化を施行し、データベース管理オーバーヘッドの削減に役立ちます。
サービス・カタログの提供内容は次のとおりです。
ITの俊敏性を実現するセルフサービス・プロビジョニング
標準化とコンプライアンスを実現するエンタープライズ全体のサービス・カタログ
時間とストレージ領域を節約するスナップ・クローンを使用したデータベース・クローニング
サービス・ガバナンスを保証する測定、チャージバックおよび割当て制限
サービス・レベルを保証するパフォーマンスおよびライフサイクル管理
運用コストを低減するパッチ適用、アップグレードおよび構成自動化
サービス・カタログの詳細は、https://apex.oracle.com/pls/apex/f?p=44785:24:0::::P24_CONTENT_ID,P24_PREV_PAGE:9590,1
にあるビデオを参照してください。
次の項では、サンプルの複数データセンターDBaaSを設定するために必要なREST APIについて説明します。
複数データセンターDBaaS設定は、データの安全性、リカバリおよびバックアップに関連するすべての側面が最高レベルとみなされる複数のデータ・センターがあるエンタープライズのDBaaS構成で可能な最高の構造です。
複数データセンターDBaaS設定では、プライマリRACソフトウェア・プールと2つのスタンバイ・ソフトウェア・プールを作成する必要があります。2つのソフトウェア・プールのうち、近い方の障害時リカバリ(DR)プールはRACソフトウェア・プールで、もう1つの遠い方のDRは単一インスタンス・ソフトウェア・プールです。ソフトウェア・プールを作成した後で、ソフトウェア・プールの関係を確立するサービス・テンプレートが作成されます。この設定が複数データセンターDBaaS設定としてSSAユーザーに提供されます。
この項では、次のトピックについて説明します。
この項では、REST APIを使用して複数データセンターDBaaSを設定する手順について説明します。REST APIと同等のEM CLI動詞では、次の手順のREST APIごとにemcli invoke_ws
コマンドを実行します。emcli invoke_ws
コマンドの詳細は、第47章「Database as a Service管理者用のEM CLI動詞」を参照してください。
複数データセンターDBaaSを設定するには、次の手順に従います。
単一インスタンス・ソフトウェア・プールを持つデータ・センターのPaaSゾーンを作成します(遠くのDR)。
PaaSゾーンを作成するには、次に示すREST APIリクエストを発行します。
表50-12 PaaSゾーンを作成するためのリクエスト構成
機能 | 説明 |
---|---|
URI |
/em/websvcs/restful/extws/cloudservices/admin/cfw/v1/paaszones/ |
リクエスト・ヘッダー |
Authorization: basic ZGVtb3VzZXI6ZGVtb3VzZXI= Content-Type: application/json |
本文 |
{ "name":"DATACENTER_2", "description":"This is a TestZone", "credential":"NCAIME", "memberType":"host", "members":[ "www.example.com" ], "constraint":[ { "name":"MAX_CPU_UTILIZATION", "value":"85" }, { "name":"MAX_MEMORY_ALLOCATION", "value":"95" } ], "roles":[ "SSACOREROLE1", "SSACOREROLE2" ], } |
リクエスト・メソッド |
POST |
DATACENTER_2
にスタンバイ単一インスタンス・ソフトウェア・プールを作成します。
スタンバイ単一インスタンス・ソフトウェア・プールを作成するには、次に示すREST APIリクエストを発行します。
表50-13 スタンバイ単一インスタンス・ソフトウェア・プールを作成するための構成
機能 | 説明 |
---|---|
URI |
/em/websvcs/restful/extws/cloudservices/admin/cfw/v1/softwarepools |
リクエスト・ヘッダー |
Authorization: basic ZGVtb3VzZXI6ZGVtb3VzZXI= Content-Type: application/json |
本文 |
{ "name": "DB_POOL2", "poolTargetType": "oracle_cloud_zone", "description": "Database Pool of Oracle Homes", "paasZone": "DATACENTER_2", "members": ["OraDb11g_home1_2_example.com"], "serviceFamily":"DBAAS", "serviceType":"DBAAS", "constraints": {"items": [{"name": "MAX_INSTANCES", "value": "10"}]}, "filters": {"items": [ {"name": "CONFIGURATION","value": "oracle_database"}, {"name": "VERSION","value": "11.2.0.4.0"}, {"name": "PLATFORM","value": "226"} ] } , "properties": {"items": [ {"name": "host_credential_guid", "value": "FF7A82CE961672E6E0437850B10ABF4E"} ] } } |
リクエスト・メソッド |
POST |
プライマリ・データベースおよびスタンバイRACデータベースを持つデータ・センターのPaaSゾーンを作成します(近くのDR)。
PaaSゾーンを作成するには、次に示すREST APIリクエストを発行します。
表50-14 PaaSゾーンを作成するためのリクエスト構成
機能 | 説明 |
---|---|
URI |
/em/websvcs/restful/extws/cloudservices/admin/cfw/v1/paaszones/ |
リクエスト・ヘッダー |
Authorization: basic ZGVtb3VzZXI6ZGVtb3VzZXI= Content-Type: application/json |
本文 |
{ "name":"DATACENTER_1", "description":"This is a TestZone", "credential":"NCAIME", "memberType":"host", "members":[ "www.example.com" ], "constraint":[ { "name":"MAX_CPU_UTILIZATION", "value":"85" }, { "name":"MAX_MEMORY_ALLOCATION", "value":"95" } ], "roles":[ "SSACOREROLE1", "SSACOREROLE2" ], } |
リクエスト・メソッド |
POST |
DATACENTER_1
にスタンバイRACソフトウェア・プールを作成します。
スタンバイRACソフトウェア・プールを作成するには、次に示すREST APIリクエストを発行します。
表50-15 スタンバイRACソフトウェア・プールを作成するための構成
機能 | 説明 |
---|---|
URI |
/em/websvcs/restful/extws/cloudservices/admin/cfw/v1/s oftwarepools |
リクエスト・ヘッダー |
Authorization: basic ZGVtb3VzZXI6ZGVtb3VzZXI= Content-Type: application/json |
本文 |
{
"name": "DB_POOL3",
"poolTargetType": "oracle_cloud_zone",
"description": "Database Pool of Oracle Homes",
"paasZone": " |
リクエスト・メソッド |
POST |
DATACENTER_1
にプライマリRACソフトウェア・プールを作成します。
プライマリRACソフトウェア・プールを作成するには、次に示すREST APIリクエストを発行します。
表50-16 プライマリRACソフトウェア・プールを作成するための構成
機能 | 説明 |
---|---|
URI |
/em/websvcs/restful/extws/cloudservices/admin/cfw/v1/softwarepools |
リクエスト・ヘッダー |
Authorization: basic ZGVtb3VzZXI6ZGVtb3VzZXI= Content-Type: application/json |
本文 |
{
"name": "DB_POOL1",
"poolTargetType": "oracle_cloud_zone",
"description": "Database Pool of Oracle Homes",
"paasZone": " |
リクエスト・メソッド |
POST |
ユーザー・ロール用のDBaaSリクエスト設定を作成します。
DBaaSリクエスト設定を作成するには、次に示すREST APIリクエストを発行します。
表50-17 DBaaSリクエスト設定を作成するための構成
機能 | 説明 |
---|---|
URI |
/em/cloud/dbaas/requestsetttings |
リクエスト・ヘッダー |
Authorization: basic ZGVtb3VzZXI6ZGVtb3VzZXI= Content-Type: application/json Accept: application/oracle.com.cloud.common.DbaasRequestSettings+json |
本文 |
{ "future_reservation_length" : "2 Months", "maximum_archive_duration" : "10 Weeks", "default_retirement_period" : "No Reservation" } |
リクエスト・メソッド |
POST |
ユーザー・ロール用の割当て制限を作成します。
割当て制限を作成するには、次に示すREST APIリクエストを発行します。
表50-18 割当て制限を作成するための構成
機能 | 説明 |
---|---|
URI |
/em/cloud/dbaas/quota |
リクエスト・ヘッダー |
Authorization: basic ZGVtb3VzZXI6ZGVtb3VzZXI= Content-Type: application/json Accept: application/oracle.com.cloud.common.DbaasRequestSettings+json |
本文 |
{ "role_name" : "DBAAS_ROLE", "databases" : "10", "schema_services" : "21", "pluggable_databases" : "22", "storage" : "99", "memory" : "99" } |
リクエスト・メソッド |
POST |
プロビジョニング用のソース・データベース情報を取得するプロファイルを作成します。第47章「Database as a Service管理者用のEM CLI動詞」を参照してください。
データベース・サービス・テンプレートの作成。
データベース・サービス・テンプレートを作成するには、次に示すREST APIリクエストを発行します。
表50-19 データベース・サービス・テンプレートを作成するための構成
機能 | 説明 |
---|---|
URI |
/em/websvcs/restful/extws/cloudservices/admin/cfw/v1/servicetemplates |
リクエスト・ヘッダー |
Authorization: basic ZGVtb3VzZXI6ZGVtb3VzZXI= Content-Type: application/json |
本文 |
{ "name":"TestDbTemplate1", "serviceType":"DB", "serviceFamily":"DBAAS", "description":"This is a test database standby service template 1", "poolIds":[ "00829096124B0CC3E0537850B10A9E88" ], "serviceExecutableMeta":{ "type":"CDP", "configurations":[ { "name":"PROFILE_COMPONENT_URN", "value":"oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP_Component:SUB_DbProfile:0008FDF6A8BD706BE0537850B10A5E7A:0.1" }, { "name":"DATABASE_TYPE","value":"rac_database" }, { "name":"COMMON_DB_SYSTEM_PASSWORD", "value":"welcome" }, { "name":"COMMON_DB_DBSNMP_PASSWORD", "value":"welcome" }, { "name":"COMMON_DB_SYS_PASSWORD","value":"welcome" }, { "name":"DB_ADMIN_PASSWORD_SAME", "value":"true" }, { "name":"INSTANCE_COUNT","value":"2" }, { "name":"SID_OPTION", "value":"ssauser "}, { "name":"COMMON_DB_SID","value":"mydb1" }, { "name":"COMMON_DOMAIN_NAME", "value":"www.example.com" }, { "name":"LISTENER_PORT", "value":"1521"}, { "name":"STAGE_LOCATION", "value":"/scratch" }, { "name":"REF_ZONE", "value":"DATACENTER_1" }, { "name":"REF_POOL", "value":"DB_POOL1" }, { "name":"REF_HOST", "value":"www.example.com" }, { "name":"REF_TGT","value":"www.example.com" }, { "name":"DBCA_TEMPLATE:DB_STORAGE_TYPE", "value":"ASM" }, { "name":"DBCA_TEMPLATE:DATA_FILE_LOCATION","value":"DATA" }, { "name":"DBCA_TEMPLATE:REC_STORAGE_TYPE_SAME_AS_DB_FILES", "value":"Y" }, { "name":"DBCA_TEMPLATE:ARCHIVE_LOG_MODE", "value":"Y" }, { "name":"DBCA_TEMPLATE:FLASH_RECOVERY_AREA_SIZE", "value":"5000" }, { "name":"DBCA_TEMPLATE:RECOVERY_FILE_LOCATION","value":"RECO" }, { "name":"DBCA_TEMPLATE:REDO_FILE_LOCATION", "value":"RECO" }, { "name":"INIT_PARAMS", "subconfigurations":[ { "name":"INIT_PARAMS:1", "value":"sga_target=1073741824" }, { "name":"INIT_PARAMS:2", "value":"pga_aggregate_target=1073741824" } ] }, { "name":"STANDBY_REQUIRED","value":"true" }, { "name":"STANDBY_REQUIRED_LOCK","value":"false" }, { "name":"STANDBY_WORK_DIR","value":"/tmp" }, { "name":"PRIMARY_PROTECTION_MODE","value":"MAXIMIZE AVAILABILITY" }, { "name":"DBAAS_SSA_STANDBY_CUSTOM_PRE_SCRIPTS_URN","value":"" }, { "name":"DBAAS_SSA_STANDBY_CUSTOM_POST_SCRIPTS_URN","value":"" }, { "name":"STANDBY_DB_DETAILS","value":"","values":[ "pool=DB_POOL3;databaseSIDPrefix=;databaseType=rac_database;standbyConfigName=Near DR;redoMode=SYNC;realtimeQuery=true;databaseRACInstanceCount=2;databaseDelay=30;databaseUniqueName=;standbyStorageType=FS;standbyStorageLocation=;standbyFRAType=FS;standbyFRALocation=;standbyFRASize=;standbyLsnrPort=;domainName=us.example.com", "pool=DB_POOL2;databaseSIDPrefix=;databaseType=oracle_database;standbyConfigName=Far DR;redoMode=ASYNC;realtimeQuery=false;databaseRACInstanceCount=2;databaseDelay=60;databaseUniqueName=;standbyStorageType=FS;standbyStorageLocation=;standbyFRAType=FS;standbyFRALocation=;standbyFRASize=;standbyLsnrPort=;domainName=us.example.com"]} ] } } |
リクエスト・メソッド |
POST |
これでプラチナDBaaS設定を管理できるようになりました。
近くと遠くのDRを含む複数データセンターDBaaS設定をリクエストするには、次に示すREST APIリクエストを発行します。
表50-20 2つのスタンバイ・データベースを含むデータベースを作成するための構成
機能 | 説明 |
---|---|
URI |
/em/cloud/dbaas/zone/82CF1C28FA20A183C99D13 8FF8065F19 |
リクエスト・ヘッダー |
Authorization: basic ZGVtb3VzZXI6ZGVtb3VzZXI= Content-Type: application/oracle.com.cloud.common.DbPlatformInstance+json Accept: application/oracle.com.cloud.common.DbPlatformInstance+json |
本文 |
{ "based_on": "/em/cloud/dbaas/dbplatformtemplate/CC3BBB665A6BC6FFE040F00AEF252456", "name": "Platinum1", "description": "Create Database with 1 Standby RAC database & 1 Standby SI database", "start_date": "2014-08-13T14:20:00ZAsia/Calcutta", "end_date": "2014-08-13T17:20:00ZAsia/Calcutta", "params": { "username": "Master Account username for the DB", "password": "Master Account Password for the DB", "database_sid" : "platinum1" , "service_name" : "Name of the additional service to be created", "standbydbs": [ { "standbydb_name":"Near DR", "standbydb_sid":"NR1" }, { "standbydb_name":"Far DR", "standbydb_sid":"FR1" } ] } } |
リクエスト・メソッド |
POST |