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マニュアルページセクション 1M: システム管理コマンド Oracle Solaris 11 Information Library (日本語) |
- Availability Suite ポイントインタイムシャドウボリュームのコピー
iicpshd [-s] old_shadow new_shadow...
iicpshd コマンドは、Availability Suite Instant Image シャドウボリュームをコピーし、ビットマップヘッダーと Availability Suite 構成を更新して新しいシャドウボリュームの情報を反映させます。
古いシャドウボリュームや新しいシャドウボリュームの現在の使用状況はチェックされません。iicpshd コマンドを実行するのは、古いシャドウボリュームを使用する Instant Image シャドウセットが中断されている場合だけにしてください。
iicpshd コマンドは、次のオプションをサポートします。
ポイントインタイムシャドウセットの StorageTek 構成情報は更新しますが、古いシャドウボリュームから新しいシャドウボリュームへのデータコピーは行いません。
iicpshd コマンド行のオペランドは、次のとおりです。
iicpshd は、古い Availability Suite Instant Image シャドウボリュームのデータを新しいシャドウボリュームにコピーし、ビットマップヘッダーと構成データを更新します。
属性についての詳細は、attributes(5) を参照してください。
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iiadm(1M), iicpbmp(1M), attributes(5)
iicpshd を実行するのは、システムがシングルユーザーモードの場合だけにしてください。ユーザーが iicpshd を実行した際に、このコマンドは、ポイントインタイムセットが使用中かどうかのチェックを試みません。ポイントインタイムが古いシャドウボリュームを使用している最中に -s フラグを指定して iicpshd を実行すると、シャドウボリュームのデータが失われる可能性があります。-s オプションを使用する場合には、古いシャドウボリュームのデータを新しいシャドウボリュームに手動でコピーする必要があります。