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Oracle Solaris Studio 12.3: dbx コマンドによるデバッグ Oracle Solaris Studio 12.3 Information Library (日本語) |
dbx では Solaris スレッドや POSIX スレッドを使用するマルチスレッドアプリケーションをデバッグできます。dbx には、各スレッドのスタックトレースの確認、全スレッドの再実行、特定のスレッドに対する step や next の実行、スレッド間の移動をする機能があります。
dbx は、libthread.so が使用されているかどうかを検出することによって、マルチスレッドプログラムかどうかを認識します。プログラムは、-lthread または -mt を使用してコンパイルすることによって明示的に、あるいは -lpthread を使用してコンパイルすることによって暗黙的に libthread.so を使用します。
この章では dbx の thread コマンドを使用して、スレッドに関する情報を入手したり、デバッグを行う方法について説明します。
この章の内容は次のとおりです。