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Oracle Solaris Studio 12.3: dbx コマンドによるデバッグ Oracle Solaris Studio 12.3 Information Library (日本語) |
dbx を使用すると、イベント発生時に、プロセスの停止、任意のコマンドの発行、または情報を表示することができます。イベントのもっとも簡単な例はブレークポイントです。その他のイベントの例として、障害、シグナル、システムコール、dlopen() の呼び出し、データ変更などがあります。
トレースは、変数の値の変更など、プログラム内のイベントに関する情報を表示します。トレースの動作はブレークポイントと異なりますが、トレースとブレークポイントは類似したイベントハンドラを共有します (「イベントハンドラ」を参照)。
この章では、ブレークポイントとトレースを設定、クリア、およびリストする方法について説明します。ブレークポイントおよびトレースの設定に使用できるイベント仕 様の完全な詳細については、「イベント指定の設定」を参照してください。
この章の内容は次のとおりです。