自動モードの update サブコマンド
  自動モードの update サブコマンドは、プラットフォームファームウェアダウンロードで提供される XML メタデータファイル内のファームウェア更新情報を使用して、指定したターゲットデバイスを更新します。
XML メタデータファイルを使用している場合、update サブコマンドは次のターゲットをサポートします。
- all 
- expander 
- disk 
- bridge 
- controller 
- sp_bios 
Note - Oracle Solaris 11 または SUSE Linux Enterprise Server 11 が動作しているサーバーでは、fwupdate を使用して Emulex ファイバチャネルカードを更新できません。
自動モードの update サブコマンドのオプションを次の表に示します。
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 | –n | –-device_name | 更新するデバイスの名前の前に付けます。この名前はマッピングされた名前であり、fwupdate list コマンドを使用して取得できます。このオプションは、単一コンポーネントモードで必須ですが、XML ファイルで使用される場合はオプションです。 |  | –d | –-dry-run | オプション。すべての入力を確認し、ファームウェアおよびコンポーネントで使用可能な予行演習の check コマンドを実行しますが、永続的な変更は行われません。 |  | –x | –-xml=filename | ファームウェアパッケージにメタデータ XML ファイルが含まれる場合は、このコマンドで filename へのパスが表示されます。 |  | –o | –-output=filename | 指定されたファイルにすべてのアクションのログを記録します。 |  | –p | –-priority=value | 指定された優先順位レベルで XML ファイルから入力メタデータの処理を開始し、それ以下のレベルはすべてスキップします。  |  | –q | –-quiet | 情報メッセージを出力せずに、エラーコードのみを返します。 |  | 該当なし | –-force | 検証エラーを無視して、更新を続行します。損傷する可能性があるため、推奨されていません。 |  | 該当なし | –- silent-reboot | プロンプトなしでファームウェアを更新するためのリブートを有効にします。リブートは自動的に実行されます。 |  | 該当なし | –-silent-no-reboot | プロンプトなしで no-reboot オプションを有効にします。ユーザーにプロンプトが表示されず、リブートは実行されません。 Note - ファームウェアの更新を完了するために、システムのリブートが必要な場合があります。
 
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自動モードの update コマンドの例を次に示します。
関連項目: