ilomconfig コマンドの使用法
 ilomconfig コマンドは、管理者モードで実行してください。
コマンドが失敗すると、ilomconfig のエラーコードに記載されているいくつかの障害コードのいずれかが返されます。
オプション
次の表に、ilomconfig を含むすべての CLI ツールコマンドで使用できるオプションを示します。
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 | –? | –-help | ヘルプ情報を表示します。 |  | –V | –-version | ツールのバージョンを表示します。 |  | –q | –-quiet | 情報メッセージを出力せずに、エラーコードのみを返します。 |  | –y | –-yes | 操作を確認します。実行時に、操作を確認するためのプロンプトをユーザーに表示しません。 | 
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次の表に示すオプションは、リモートサービスプロセッサで ilomconfig を使用する場合に適用されます。
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 | –H | –-remote-hostname | このオプションに続けてターゲットサービスプロセッサの IP アドレスを指定します。 |  | –U | –-remote-username | リモートサービスプロセッサにログインするために使用するユーザー名。 | 
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これらのオプションは、ローカルサービスプロセッサではなく、リモートサービスプロセッサを変更するために使用します。これらのオプションを使用してリモートサービスプロセッサにアクセスする場合は、両方のオプションを一緒に使用する必要があります。例:
ilomconfig list system-summary –-remote-hostname=address –-remote-username=username
ここで、address はリモート Oracle ILOM サービスプロセッサのホスト名または IP アドレス (xx.xx.xx.xx 形式)、username は Oracle ILOM サービスプロセッサへのアクセス権限を持つユーザー名です。
Note - enable/disable interconnect および create/delete credential サブコマンドは、リモートサービスプロセッサに対しては使用できません。
リモート Oracle ILOM サービスプロセッサにアクセスするときには、このユーザー名に対応するパスワードの入力を求められます。
Note - リモートユーザー名に必要なパスワードは、stdin にパイプしてスクリプトで使用できます。
次の表に示すオプションは、ローカルの XML ファイルで ilomconfig を使用する場合に適用されます。
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 | –-xmlfile | このオプションに続けて、変更するファイルへのパスを指定します。 | 
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これらのオプションは、ローカルまたはリモートサービスプロセッサではなく、ローカル XML ファイルを変更するために使用します。
サブコマンド
使用可能な ilomconfig のサブコマンドを次の表に示します。
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 | list | Oracle ILOM の設定、ユーザー、SNMP コミュニティー、およびシステムサマリーを表示します。 |  | create | ユーザーと SNMP コミュニティーを作成します。 |  | delete | ユーザーと SNMP コミュニティーを削除します。 |  | modify | Oracle ILOM の設定を変更します。 |  | import | XML ファイルから Oracle ILOM の設定を復元します。 |  | export | XML ファイルに Oracle ILOM の設定をバックアップします。 |  | reset | Oracle ILOM を出荷時のデフォルトにリセットします。 |  | enable | ホストと ILOM の相互接続を有効にします。 |  | disable | ホストと ILOM の相互接続を無効にします。 | 
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CLI ツールのコマンド構文および表記規則も参照してください。