![本文の内容を表す技術説明図](images/wcgs_0_MainImage_5_B.gif)
Oracle WebCenter Portalのコンポーネント
Oracle WebCenter Portal 11
gには、インターネットWebサイト、イントラネット、エクストラネットおよびソーシャル・ネットワーキング・アプリケーションを利用している顧客を開拓するための完全な機能を提供するコンポーネントが含まれます。これらのコンポーネントには次が含まれます。
- Oracle WebCenter Portal: Framework: ポータルWebアプリケーションの開発および配信を高速化します。この最新のポータル・フレームワークにより、AJAXベースのコンポーネント、ポートレット、サービスおよびコンテンツをコンテキストリッチでカスタマイズ可能なエンタープライズ・ポータルに埋め込むことができます。フレームワーク機能には、ページ階層、ナビゲーション・モデル、委任管理、カスタマイズ、テーマとスキン、およびポータル・プリファレンスが含まれます。フレームワークは、Oracle JDeveloperへの拡張機能として配信され、コンポジットJ2EEアプリケーション、ビジネス・プロセス、BIアプリケーションおよびエンタープライズ・ポータル向けの統合開発環境を提供します。
- Oracle WebCenter Portal: Spaces: 多数のユーザーを許容し、異なる言語で様々なユーザーに対応できるWebサイト、ポータル、コミュニティおよびソーシャル・ネットワーキング・サイトを迅速に作成するために必要なすべてのツールを提供します。WebCenter Portal: Spacesによって、チームは、情報、アプリケーション、プロジェクトおよびユーザーを迅速かつ効率的に管理することができます。Oracle WebCenter Portal: Spacesを使用すると、地理的に複数の場所に分散しているチームや外部メンバーを含め、プロジェクト・チームや作業グループとより効率的に作業できるようになります。チーム・コンテンツの共有および共同作業が可能になり、貴重なリソースをビジネス上の問題解決、新しいアイディアの創出、および製品化までの時間短縮にできるようになります。
- WebCenter Portal: Services: 新しいソーシャル・コンピューティング・ツールと企業情報およびビジネス・プロセスの統合を容易にします。サービスのリストには、wiki、ブログ、RSS、リスト、ディスカッション、コメント、共有、投票、検索など、事前にパッケージ化され、現在使用可能なソーシャル・コンピューティング・ツールの包括的なカタログが含まれます。アクティビティ・ストリームは、企業内で行われるアクションを直接ユーザーに送り、アクティビティ・グラフ機能で、ユーザー、コンテンツ、エンタープライズ・アプリケーション・アクティビティ間の情報アクセス・パターンに基づいて、有益な関係を提案する画期的な機能を配信します。その他の重要なサービスには、REST、WSRP、ページレットおよび分析があります。
- WebCenter Portalのコンポーザ: WebCenter Portal: FrameworkまたはWebCenter Portal: Spacesを使用して作成されたページのランタイムなカスタマイズおよびパーソナライズができ、実行時にポータル・ページを作成および管理する一連のサービスが含まれます。ランタイム・カスタマイズは、Oracle Metadata Services(MDS)によって管理されます。