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Sun QFS File System 5.3 構成および管理ガイド Sun QFS and Sun Storage Archive Manager 5.3 Information Library (日本語) |
逐次書き込みページと書き込みのページの遅延フラッシュ率は、2 つのマウントパラメータで制御します。flush_behind および stage_flush_behind マウントパラメータは、samfs.cmd ファイル、/etc/vfstab ファイル、または mount コマンドから読み取られます。
flush_behind=n マウントパラメータは、最大遅延フラッシュ値を設定します。Solaris ボリュームマネージャー (SVM) レイヤーがページをクリーンな状態に保持するのに役立つように、逐次書き込みされている変更されたページがディスクに非同期に書き込まれます。この機能を有効にするには、n を 16 から 8192 までの整数に設定します。デフォルトでは、n は 0 に設定されます。これにより、この機能は無効になります。n 引数は、キロバイト単位で指定します。
stage_flush_behind=n マウントパラメータは、最大書き込み遅延フラッシュ値を設定します。書き込みのページが書き込まれるときは、非同期でディスクに書き込まれ、SVM レイヤーがページを空にしておくのに役立ちます。この機能を有効にするには、n を 16 から 8192 までの整数に設定します。デフォルトでは、n は 0 に設定されます。これにより、この機能は無効になります。n 引数は、キロバイト単位で指定します。
これらのマウントパラメータの詳細は、『Sun QFS and Sun Storage Archive Manager 5.3 Reference Manual』の「mount_samfs(1M)」または『Sun QFS and Sun Storage Archive Manager 5.3 Reference Manual』の「samfs.cmd(4)」を参照してください。