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Sun Blade X3-2B (旧 Sun Blade X6270 M3) 管理ガイド     
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索引

iSCSI 仮想ドライブの構成

iSCSI 仮想ドライブは、Sun Blade X3-2B ホストオペレーティングシステムとして機能する、外部サーバーに保存されているサポート対象オペレーティングシステムを実行するために主に使用されます。

iSCSI 仮想ドライブは、iSCSI BIOS 設定ユーティリティーの画面で構成する必要があります。選択したポートで iSCSI パラメータを設定する必要があります。

始める前に

ISCSI BIOS 設定ユーティリティーで iSCSI 仮想ドライブを構成するには:

  1. BIOS 設定ユーティリティーのメニューにアクセスします。

    「BIOS 設定ユーティリティーのメニューへのアクセス」を参照してください。

  2. BIOS 設定ユーティリティーのメニューで、矢印キーを使用して「UEFI Driver Control」メニューに移動します。

    注 - Legacy ブートモードが有効になっていないことを確認します。


    制御可能なデバイスのリストが表示されます。


    image:この図は、デバイスが表示されている「UEFI Driver Control」メニューを示します。
  3. 「iSCSI」画面にアクセスするには、「iSCSI」を選択します。
  4. iSCSI イニシエータ名を入力します。
    1. 「iSCSI Initiator Name」を選択します。

      「iSCSI Initiator Name」ダイアログが表示されます。


      image:この図は、「UEFI Driver Control」メニューの iSCSI NIC ポート iSCSI イニシエータ名画面を示します。
    2. イニシエータ名を iqn 形式で入力します。

      例: iqn.1988-12.com.oracle:000000000000

  5. iSCSI ドライブを接続する NIC ポート MAC アドレスを選択します。

    例: Port 00-11-22-DD-2E-AB

    ポート構成画面が表示されます。


    image:この図は、「UEFI Driver Control」メニューの iSCSI ポート構成画面を示します。
  6. 「Enable iSCSI」を「Enabled」に設定します。

    「Enable iSCSI」を選択し、「Enabled」または「Disabled」を選択します。

  7. 必要に応じて、「Enable DHCP」を「Enabled」に設定します。

    イニシエータ IP アドレス、イニシエータサブネットマスク、ゲートウェイ設定が削除されます。

    DHCP を無効に設定した場合:

    • イニシエータ IP アドレスを入力します。
    • イニシエータサブネットマスクを入力します。
    • ゲートウェイを入力します。

    注 - 同じサブネットを使用してください。


  8. 必要に応じて、「Get target info via DHCP」を「Disabled」に設定します。
  9. ターゲット名を設定します。
    1. 「Target Name」を選択します。

      「Target Name」ダイアログが表示されます。


      image:この図は、「UEFI Driver Control」メニューの iSCSI 「Target Name」ダイアログ画面を示します。
    2. iqn ターゲット名を入力します。

      例: iqn.1988-12.com.oracle:x6270-m3-target

  10. ターゲット IP アドレスを設定します。
    1. 「Target IP address」を選択します。

      「Target IP address」ダイアログが表示されます。

    2. iSCSI サーバーのターゲット IP アドレスをドット区切りの 10 進表記で入力します。

      例: 111.111.1.11

  11. ターゲットポートを設定します。
    1. 「Target port」を選択します。
    2. iSCSI サーバーのターゲットポートを入力します。

      例: 3210


      注 - ネットワークポートで iSCSI が有効にされると、そのポートで PXE は無効になります。


  12. 論理ユニット番号を設定します。
    1. 「Boot LUN」を選択します。

      「Boot LUN」ダイアログが表示されます。

    2. 論理ユニット番号の 16 進表現を入力します。

      例: 0

  13. 必要に応じて、「CHAP type」を「none」、「one way CHAP」、または「mutual CHAP」に設定します。
  14. 設定が iSCSI ターゲットサーバー情報と一致することを確認します。
    image:この図は、「UEFI Driver Control」メニューの「iSCSI」画面を示します。
  15. 変更を保存し、BIOS 設定ユーティリティーを終了します。
  16. サーバーを再起動します。
  17. BIOS による電源投入時自己診断 (POST) チェックポイントの実行中にプロンプトが表示されたら、F8 キー (シリアル接続からは Ctrl+P) を押します。

    「Please Select Boot Device」ダイアログボックスが表示されます。

  18. iSCSI ターゲットエントリがブートリストに表示されることを確認します。
  19. iSCSI ドライブへの OS のインストール手順については、サポートされている OS のインストールドキュメントを参照してください。
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