シングルプロセッサシステムでサポートされる DIMM の最大数が 8 のときに、シングルプロセッサシステム上で Oracle Integrated Lights Out Manager (ILOM) のコマンド行インタフェース (CLI) から発行された show /System/memory コマンドが、誤って max DIMMs = 16 を返します。
さらに、DIMM がプロセッサ 1 (P1) ソケットに関連付けられたソケットに誤って取り付けられている場合に、P1 が実際にはシステムに存在しなくても、次の Oracle ILOM CLI コマンドは、P1 に関連付けられた DIMM を示して誤った構成を識別します。ただし、DIMM はシステムで使用可能になりません。
-> show /System/Memory/DIMMs
-> show /System/Memory/DIMMs/DIMM_n。ここでは、n は 8 - 15 までの任意の数値です
-> show /SP/powermgmt/powerconf/memory
-> show /SP/powermgmt/powerconf/memory/MB_P1_D0
Oracle ILOM Web インタフェースでは、「System Information」>「Summary」画面と「System Information」>「Memory」画面には、シングルプロセッサシステムでサポートされる DIMM の最大数が 8 のときに、サポートされる DIMM の最大数が 16 と誤って表示されます。
影響を受けるハードウェアおよびソフトウェア:
シングルプロセッサの Sun Server X3-2L システム
Oracle ILOM 3.1 および 3.2
リリース 1.1 および 1.5
回避方法:
ありません。