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Oracle Solaris Cluster Data Service for Oracle ガイド Oracle Solaris Cluster 3.3 3/13 (日本語) |
HA for Oracle のインストールと構成のプロセスの概要
Solaris Volume Managerを使用した Oracle データベースアクセスの構成方法
Veritas Volume Manager を使用した Oracle データベースアクセスの構成方法
Oracle ASM を使用した Oracle データベースアクセスの構成方法
クラスタ SCAN リスナー用の Oracle Grid Infrastructure の構成方法
Oracle Database のインストールおよび構成の確認
Oracle Database のインストールを確認する方法
HA for Oracle を登録および構成する方法 (clsetup)
Oracle Grid Infrastructure なしで HA for Oracle を登録および構成する方法 (CLI)
スタンドアロンサーバー用 Oracle Grid Infrastructure ありで HA for Oracle を登録および構成する方法 (CLI)
クラスター用 Oracle Grid Infrastructure ありで HA for Oracle を登録および構成する方法 (CLI)
アーカイブされた再実行ログ用のパーティションをモニターする操作
データベーストランザクション障害に対応する、サーバー障害モニターによるアクション
DBMS タイムアウトのトラブルシューティング用にコアファイルを取得
HA for Oracle サーバー 障害モニターのカスタマイズ
サーバー障害モニターが使用するカスタムアクションファイルの指定
サーバー障害モニターが使用する必要のあるカスタムアクションファイルの指定方法
SUNW.oracle_listener リソースタイプのアップグレード
SUNW.oracle_server リソースタイプのアップグレード
Oracle Data Guard インスタンスの役割の変更
Oracle Data Guard インスタンスの役割の変更方法
B. DBMS のエラーおよび記録される警告についての事前設定アクション
このセクションでは、Oracle Database ソフトウェアのインストールに必要な手順について説明します。
別の場所に Oracle データベースソフトウェアをインストールする予定の場合は、この手順を省略してください。
インストールロケーションの詳細については、「ノードとディスクの準備」を参照してください。
Oracle Database のインストールを開始する前に、Oracle Database に必要なシステムリソースが構成されていることを確認します。Oracle としてログインし、この手順を実行する前に、ディレクトリ全体の所有権を確認します。Oracle Database ソフトウェアをインストールする方法については、該当する Oracle Database のインストールおよび構成ガイドを参照してください。
Solaris Resource Management (SRM) を使用すると、カーネルパラメータが少なくとも Oracle Database に必要な最小値に設定されていることを確認できます。Oracle Database カーネルパラメータの設定の詳細については、「Oracle Database カーネルパラメータを設定する方法」を参照してください。Oracle Database に必要なシステムリソースの構成が完了すると、インストール自体を開始できます。
Oracle Database 10g Release 2 とともに HA for Oracle を使用している場合は、この手順を省略してください。
Oracle Database ソフトウェアがインストールされているノードで、Oracle Database cssd デーモンのエントリを /etc/inittab ファイルから削除します。このエントリを削除するには、/etc/inittab ファイルから次の行を削除します。
h1:23:respawn:/etc/init.d/init.cssd run >/dev/null 2>&1 > </dev/null
HA for Oracle では、Oracle Database cssd デーモンは必要ありません。そのため、このエントリを削除しても、Oracle Database 10g Release 1 での HA for Oracle の操作には影響しません。Oracle Database cssd デーモンが必要となるように Oracle Database のインストールを変更する場合は、このデーモンのエントリを /etc/inittab ファイルに復元します。
注意 - Oracle RAC 10g release 1 を使用している場合は、/etc/inittab ファイルから cssd デーモンのエントリを削除しないでください。 |
/etc/inittab ファイルから Oracle Database cssd デーモンのエントリを削除する場合は、不要なエラーメッセージが表示されないようにします。そうしないと、init(1M) コマンドによる Oracle Database cssd デーモンを起動する試みによって、そのようなエラーメッセージが表示される可能性があります。これらのエラーメッセージは、Oracle Database のバイナリファイルが高可用性ローカルファイルシステムまたはクラスタファイルシステムにインストールされている場合に表示されます。これらのメッセージは、Oracle Database バイナリファイルがインストールされているファイルシステムがマウントされるまで繰り返し表示されます。これらのエラーメッセージは次のとおりです。
INIT: Command is respawning too rapidly. Check for possible errors. id: h1 "/etc/init.d/init.cssd run >/dev/null 2>&1 >/dev/null"
Waiting for filesystem containing $CRSCTL.
X86 プラットフォームで HA for Oracle を使用している場合は、UNIX 分散ロックマネージャー (UDLM) の使用不可に関する不要なエラーメッセージも表示される可能性があります。
これらのメッセージは、次のイベントが発生した場合に表示されます。
ノードが非クラスタモードで動作中です。この状況では、Oracle Solaris Cluster が制御するファイルシステムがマウントされることはありません。
ノードがブート中です。この状況では、Oracle Database バイナリファイルがインストールされているファイルシステムが Oracle Solaris Cluster によってマウントされるまで、それらのメッセージが繰り返し表示されます。
最初に Oracle Database のインストールが実行されていなかったノードまたはゾーンで、Oracle Database が起動しているか、またはこれらのノードまたはゾーンにフェイルオーバーしています。このような構成では、Oracle Database バイナリファイルが高可用性ローカルファイルシステムにインストールされます。この状況では、Oracle Database のインストールが実行されたノードまたはゾーンのコンソールにメッセージが表示されます。
RGM はデータサービスを実行するために default プロジェクトを使用するため、Oracle Database に必要なリソースが含まれるように default プロジェクトを変更します。Oracle Database を実行するために特定の SRM プロジェクトを使用する場合は、そのプロジェクトを作成し、同じ手順を使用してそのプロジェクトのシステムリソースを構成する必要があります。default の代わりにプロジェクト名を指定します。Oracle Database サーバーのリソースグループまたはリソースを構成する場合は、リソースグループまたはリソースの対応するプロパティーにそのプロジェクト名を指定します。
phys-X# prctl -i project default
phys-X# projmod -s -K "parameter=(priv,value,deny)" default
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これらのパラメータの詳細は、Oracle 10g のインストールガイドを参照してください。
phys-X# prctl -i project default