ナビゲーションリンクをスキップ | |
印刷ビューの終了 | |
![]() |
Oracle Solaris Cluster Data Service for Oracle Real Application Clusters ガイド Oracle Solaris Cluster 3.3 3/13 (日本語) |
6. Oracle RAC のサポート のトラブルシューティング
B. DBMS のエラーおよび記録される警告についての事前設定アクション
SPARC: SUNW.rac_udlm の拡張プロパティー
SUNW.scalable_acfs_proxy の拡張プロパティー
SUNW.scalable_asm_diskgroup_proxy 拡張プロパティー
SUNW.scalable_asm_instance の拡張プロパティー
SUNW.scalable_asm_instance_proxy 拡張プロパティー
SUNW.scalable_rac_listener の拡張プロパティー
SUNW.scalable_rac_server の拡張プロパティー
SUNW.scalable_rac_server_proxy 拡張プロパティー
このプロパティーは、このタイプのリソースからのデバッグメッセージをどのレベルまで記録するかを指定します。デバッグレベルを上げると、より多くのデバッグメッセージがログファイルに書き込まれます。
データ型: 整数
デフォルト: 0
範囲: 0–10
調整可能: いつでも
このプロパティーは、リソースが表すデバイスグループの名前を指定します。このプロパティーには次に示す項目の 1 つを設定してください。
既存の Solaris Volume Manager for Sun Cluster 複数所有者ディスクセットの名前。この名前は、ディスクセットの作成に使用した metaset(1M) コマンドで指定したものです。
既存の VxVM 共有ディスクグループの名前。この名前は、ディスクグループの作成に使用した Veritas コマンドで指定したものです。
指定するデバイスグループの要件は次のとおりです。
デバイスグループは、既存の有効な複数所有者ディスクセットまたは共有ディスクグループである必要があります。
デバイスグループがリソースをマスターできるすべてのノードでホストされている必要があります。
デバイスグループがスケーラブルデバイスグループリソースをマスターできるすべてのノードからアクセス可能である必要があります。
デバイスグループは、少なくとも 1 つのボリュームを含む必要があります。
データ型: 文字列
デフォルト: デフォルトは定義されていません
範囲: 該当なし
調整可能: 無効の場合
このプロパティーは、リソースの障害モニターがモニターする論理ボリュームのリストをコンマ区切り形式で指定します。このプロパティーはオプションです。このプロパティーの値を指定しないと、デバイスグループ内のすべての論理ボリュームがモニターされます。
デバイスグループのステータスは、モニターされる個々の論理ボリュームのステータスから導出されます。モニター対象のすべての論理ボリュームが健全であれば、そのデバイスグループは健全です。いずれかのモニター対象の論理ボリュームに障害がある場合、そのデバイスグループには障害があります。
個々の論理ボリュームのステータスを取得するには、そのボリュームのボリュームマネージャーにクエリーします。クエリーを行っても Solaris Volume Manager for Sun Cluster ボリュームのステータスを判別できない場合、障害モニターは、ファイルへの入出力 (I/O) 操作を実行してステータスを確認します。
デバイスグループに障害があることが見つかると、そのグループを表すリソースのモニタリングが停止され、そのリソースは無効状態に変更されます。
注 - ミラー化ディスクの場合、1つのサブミラーだけに障害があっても、デバイスグループは健全であると見なされます。
指定する各論理ボリュームの要件は次のとおりです。
論理ボリュームが存在する必要があります。
論理ボリュームが、diskgroupname プロパティーが指定するデバイスグループに含まれている必要があります。
論理ボリュームが、スケーラブルデバイスグループリソースをマスターできるすべてのノードからアクセス可能である必要があります。
データ型: 文字列配列
デフォルト: ""
範囲: 該当なし
調整可能: いつでも
このプロパティーは、プロセスモニター機能 (PMF) による障害モニターの再起動の最大試行回数を指定します。
データ型: 整数
デフォルト: 4
範囲: 範囲は定義されていません
調整可能: いつでも
このプロパティーは、PMF が障害モニターの再起動回数をカウントする期間を分単位で指定します。
データ型: 整数
デフォルト: 2
範囲: 範囲は定義されていません
調整可能: いつでも