A.49 edit ServerPool

サーバー・プールを編集します。

構文

edit ServerPool instance [keymapName=value] [migrateUsingSsl= { yes | no }] [startPolicy= { BEST_SERVER | CURRENT_SERVER }] [masterServer=value] [name=value] [description=value]

instanceは:

{ id=id | name=name }

説明

このコマンドはサーバー・プールを編集します。このコマンドは、マスターOracle VM Serverを変更する場合、キーボードのマッピングを変更する場合、および仮想マシンのセキュアな移行を使用するかどうかを設定する場合に使用します。

どのオプションも必須ではありませんが、1つ以上のオプションを指定する必要があります。

サーバー・プールにすでにサーバーが存在する場合は、サーバー・プールのクラスタ有効化フラグまたは仮想IPアドレスを変更することはできません。すでにサーバーが含まれているサーバー・プールのこれらの属性を編集しようとすると、失敗し、エラーになります。

オプション

次の表に、このコマンドで使用可能なオプションを示します。

オプション

説明

keymapName=value

仮想マシンのコンソールへの接続時に使用されるキー・マッピング。

migrateUsingSsl= { yes | no }

SSLを使用した仮想マシンのセキュアな移行を有効にするかどうか。

startPolicy= { BEST_SERVER | CURRENT_SERVER }

仮想マシンがサーバー・プールに作成されるときの配置ポリシー。デフォルトはCURRENT_SERVERです。

masterServer=value

サーバー・プールに使用するマスターOracle VM Server。

name=value

サーバー・プールを識別する名前。

description=value

サーバー・プールの説明(オプション)。

{ id=id | name=name }

idまたはnameのいずれかのオプションを使用したオブジェクトのインスタンス(name=MyServerなど)。

例A.65 サーバー・プールの編集

OVM> edit ServerPool name=MyServerPool name=MyOtherServerPool migrateUsingSsl=yes

例A.66 マスターOracle VM Serverの変更

OVM> edit ServerPool id=0004fb000002000037db5e362c85a3fe masterServer=MyServer

例A.67 仮想マシンの起動ポリシーの変更

OVM> edit ServerPool name=MyServerPool startPolicy=BEST_SERVER

関連項目