この章では、リリース11.1.1.6.0のOIDコネクタのソフトウェアとドキュメントに関する更新の概要を示します。
この章で説明する更新内容は、次のカテゴリに分類されます。
この項では、コネクタのソフトウェアに対する更新について説明します。また、各ソフトウェアの更新に対応して変更されたこのマニュアルの項も示します。
この項では、このガイドでの主要な変更事項について説明します。たとえば、第2章から第3章への項目の移動は、ドキュメント固有の更新です。この変更はソフトウェアの更新には関係ないものです。
次の各項では、ソフトウェアの更新について説明します。
次の問題が、リリース11.1.1.6.0で解決されました。
Oracle Bug# | 問題 | 解決内容 |
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16519685 16519589 16518527 |
インストール・メディアのxmlディレクトリにある次のファイルには、ユーザー・フォームの情報がありましたが、それらの情報は必須ではありませんでした。 ODSEE-OUD-LDAPV3-ConnectorConfig.xml OID-ConnectorConfig.xml eDirectory-ConnectorConfig.xml |
この問題は解決されています。ユーザー・フォームの情報は、これらのファイルから削除されました。 |
16506154 16498633 16491429 |
Novell eDirectory、Oracle Internet DirectoryおよびOracle Unified Directoryターゲット・システムのプロセス・フォーム・フィールドに対するAccountName、AccountIDおよびITResourceプロパティのタグ付けが行われませんでした。 その結果、プロビジョニング後に、ユーザーのOracle Identityセルフ・サービスの「マイ・アクセス」ページの「アカウント」タブにある「アカウント名」列に、正しいアカウント名ではなく、データベースの数字キーが表示されていました。 |
この問題は解決されています。プロセス・フォーム・フィールドのAccountName、AccountIDおよびITResourceプロパティがタグ付けされました。 |
14324254 |
ODSEE/OUDまたはOIDをアンインストールすると、共有アダプタが削除されました。 |
この問題は解決されています。 |
13925015 |
デバッグ・ログが表示されませんでした。 |
この問題は解決されています。デバッグ・ログが表示されるようになりました。 |
次の各項では、ドキュメント固有の更新について説明します。
リリース11.1.1.6.0のバージョン22では、次のようなドキュメント固有の更新が行われています:
表1の「ターゲット・システム」の行が、NetIQ eDirectory 8.7.3、8.8および9.2について更新されました。
リリース11.1.1.6.0のバージョン21では、次のようなドキュメント固有の更新が行われています:
表1の「ターゲット・システム」の行が、Oracle Unified Directoryに対する12cリリース(12.2.1.4.0)の動作保証について更新されました。
リリース11.1.1.6.0のリビジョン20では、次のようなドキュメント固有の更新が行われています:
表1の「Oracle Identity GovernanceまたはOracle Identity Manager」行が変更され、Oracle Identity Governanceリリース12c PS4 (12.2.1.4.0)のサポートが追加されました。
リリース11.1.1.6.0のリビジョン19では、次のようなドキュメント固有の更新が行われています:
リリース11.1.1.6.0のリビジョン18では、次のようなドキュメント固有の更新が行われています。
表1の「ターゲット・システム」の行が、Oracle Unified DirectoryおよびOracle Internet Directoryに対する12cリリース(12.2.1.3.0)の動作保証について更新されました。
リリース11.1.1.6.0のリビジョン17では、次のようなドキュメント固有の更新が行われています。
表1の「Oracle Identity Manager」行は、「Oracle Identity GovernanceまたはOracle Identity Manager」に変更され、Oracle Identity Governance 12c (12.2.1.3.0)の動作保証についても更新されました。
リリース11.1.1.6.0のリビジョン16では、次のようなドキュメント固有の更新が行われています。
表1の「ターゲット・システム」行が更新されました。
第2.1.1.1項「インストール・メディアのファイルおよびディレクトリ」のすべての内容が、「OIDコネクタ・インストール・メディア上のファイルおよびディレクトリ」に移動されました。
リリース11.1.1.6.0のリビジョン15では、次のようなドキュメント固有の更新が行われています。
表1の「JDKおよびJRE」行が、「コネクタ・サーバーのJDKおよびJRE」に変更されました。
リリース11.1.1.6.0のリビジョン14では、次のようなドキュメント固有の更新が行われています。
信頼できるソースITリソースに関する「ノート」が、「ターゲット・システムのITリソースの構成」の冒頭に追加されました。
リリース11.1.1.6.0のリビジョン13では、次のようなドキュメント固有の更新が行われています。
「LDAP操作タイムアウトのためのOID構成参照定義の設定」が追加されました。
Oracle Identity Managerリリース11.1.2.3およびOIDターゲット・システムに関するガイドラインが、「リコンシリエーションの構成に関するガイドライン」に追加されました。
表1の「ターゲット・システム」行が更新されました。
「プロビジョニングへの新規複数値フィールドの追加」が更新されました。
「組織単位のプロビジョニングと並行するカスタム・オブジェクト・クラスのプロビジョニングをサポートするためのコネクタの構成」が追加されました。
リリース11.1.1.6.0のリビジョン12では、次のようなドキュメント固有の更新が行われています。
表1の「Oracle Identity Manager」行が更新されました。
Oracle Identity Manager 11gリリース2 PS3 (11.1.2.3.0)固有の情報が、「OIDコネクタの使用上の推奨事項」に追加されました。
リリース11.1.1.6.0のリビジョン11では、次のようなドキュメント固有の更新が行われています。
「ノート」が、「コネクタの機能拡張」の冒頭に追加されました。
「リコンシリエーション時およびプロビジョニング時に使用される参照定義」から、参照問合せに関する「ノート」が削除されました。
リリース11.1.1.6.0のリビジョン10におけるドキュメント固有の更新は次のとおりです。
「リコンシリエーション時およびプロビジョニング時に使用される参照定義」に、参照問合せに関する「ノート」が追加されました。
リリース11.1.1.6.0のリビジョン9におけるドキュメント固有の更新は次のとおりです。
「グループ、ロールおよび組織のダイレクト・プロビジョニング」に、OIDおよびADに関連する「ノート」が追加されました。
リリース11.1.1.6.0のリビジョン8におけるドキュメント固有の更新は次のとおりです。
表5-2に「accountObjectClasses」行が追加されました。
表2-2の「Configuration Lookup」行の「説明」列で、OIDの参照定義の値が変更されました。
表1の「Oracle Identity Manager」行が変更され、Oracle Identity Manager 11g リリース2 PS1 (11.1.2.1.0)以降が追加されました。
リリース11.1.1.6.0のリビジョン7におけるドキュメント固有の更新は次のとおりです。
制限付きリコンシリエーションに関する情報が、「制限付きリコンシリエーション」で変更されています。
表1の「Oracle Identity Manager」行が変更され、Oracle Identity Manager 11g リリース2 PS2 (11.1.2.2.0)が追加されました。
「UIフォームにおけるフィールド・ラベルのローカライズ」のステップ5に、Oracle Identity Manager 11g リリース2 PS2 (11.1.2.2.0)固有の情報が追加されました。
リリース11.1.1.6.0のリビジョン6におけるドキュメント固有の更新は次のとおりです。
「ターゲット・システムでのインストール前の作業」からds-privilege-name: -data-sync
権限が削除されました。
リリース11.1.1.6.0でのドキュメント固有の更新は次のとおりです。
表1の「Oracle Identity Manager」行が更新されました。
「OIDコネクタ・インストール・メディア上のファイルおよびディレクトリ」の「xml/ODSEE-OUD-LDAPV3-Datasets.xml」行にノートが追加されました。
次の項が追加されました。
Oracle Identity Managerリリース11.1.2.xに固有の手順が、次の項に追加されました。
Oracle Bug#14224953で追跡されていた問題は、問題ではないため、「既知の問題と回避策」から削除されました。ただし、このOracle Bugに固有の情報が、「プロビジョニング操作の実行に関するガイドライン」のノートに記載されています。
Oracle Bug#13925015で追跡されていた問題は、解決されたため、「既知の問題と回避策」から削除されました。
「アプリケーション・インスタンスの作成」の「コネクタ操作のためのadminユーザー、グループおよびACIを作成するには」の手順で、ステップ1のコードが変更されました。
「ユーザー・プロビジョニング」にノートが追加されました。
表3-4の「Latest Token」行の「説明」列に情報が追加されました。
「参照フィールド同期のスケジュール済ジョブ」の「LDAP Connector Role Lookup Recon」箇条書き項目の下に、ノートが追加されました。
「Lookup.EDIR.UM.ReconAttrMap.Trusted」にノートが追加されました。
「ターゲット・システムでのSSLの構成」にノートが追加されました。
「既知の問題」の章の名前が「既知の問題と回避策」に変更されました。さらに、「既知の問題と回避策」が改編されました。
リリース11.1.1.5.0のリビジョン2では、次のようなドキュメント固有の更新が行われています。
「ターゲット・システムでのインストール前の作業」が更新され、Oracle Internet Directoryコマンド行ユーティリティを使用して、ターゲット・システム管理者を作成および構成しています。
「コネクタの機能拡張」に、Oracle Internet Directory (OID)およびNovell eDirectoryターゲット・システムのリソース・オブジェクト、プロセス・フォーム名、アダプタ名、参照定義などの情報が追加されています。
**INTERNAL XREF ERROR**で、Oracle Identity Managerのパッチ・バージョンが修正されています。
表2-2の「Configuration Lookup」行に、Novell eDirectoryの構成参照の名前が追加されました。