Oracle® Fusion Middleware Oracle Coherence*WebでのHTTPセッション・マネージメントの管理 12c (12.1.2) B70746-02 |
|
![]() 前 |
![]() 次 |
次の各トピックでは、Oracle Coherenceの新機能と変更された機能およびこのガイドに記載される他の重要な変更について紹介し、追加情報へのリンクを示します。このドキュメントは、旧名『Oracle Coherence*Webユーザーズ・ガイド』の新版です。
Oracle Coherence 12c (12.1.2)には、このドキュメントにおける次の新機能と変更された機能が装備されています。
CoherenceコンテナをWebLogic Serverで実行しているアプリケーションで使用できます。CoherenceコンテナはCoherenceアプリケーションに、WebLogic Server上でホストされている他のJava EEアプリケーションと同様の利点を提供します。詳細は、第2章「WebLogic ServerでのCoherence*Webの使用方法」を参照してください。『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server Oracle Coherenceアプリケーションの開発』も参照してください。
coherence-web.jar
およびcoherence.jar
ファイルは、WebLogic Serverシステム・クラスパスに表示されるようになりました。つまり、coherence.jar
またはcoherence-web.jar
ファイルをWebアプリケーションのクラスパスに含める必要はありません。詳細は、「Coherence*Webの概要」を参照してください。
Coherence*Webで使用されるCoherenceキャッシュ構成とサービスは、現在はdefault-session-cache-config.xml
ファイルで定義され、このファイルはcoherence-web.jar
ファイル内にあります。session-cache-config.xml
という名前のファイルをWebアプリケーションにパッケージ化することにより、自分専用のカスタム・セッション・キャッシュ構成を作成できます。詳細は、「カスタム・セッション・キャッシュ構成ファイルの使用方法」を参照してください。
このガイドは、12c (12.1.2)でいくつかの点が更新されました。次の表に、追加または変更された項を示します。
サポートされているWebコンテナのリストに、Apache Tomcat 7.xを追加しました。「サポートされているWebコンテナ」を参照してください。
セッションIDがCoherence *Webで更新される方法に関する情報を追加しました。「セッションIDの更新」を参照してください。
WebLogicセッション・アフィニティ接尾辞をセッションCookieから削除してCoherence*Webセッションを他のアプリケーション・サーバーと共有できるようにする方法に関する情報を追加しました。「その他のアプリケーション・サーバーとのCoherence*Webセッションの共有」を参照してください。
スタンドアロンのWebLogic Serverの各バージョンとCoherenceとの互換性を示す表を追加しました。「WebLogic ServerとCoherence: 互換性」を参照してください。
セッション・キャッシュ構成ファイルのデフォルト名の変更方法に関する情報を追加しました。「セッション・キャッシュ構成ファイル名のカスタマイズ」を参照してください。
Coherence*Webを使用したロギングの使用方法に関する情報を追加しました。「Coherence*Webのロギングの構成」を参照してください。
キャッシュ・デリゲータを使用して、セッション・インスタンスの保存および取得に分散キャッシュが使用される前にローカル・キャッシュが使用されるようにする方法、に情報を追加しました。「同一のセッション・インスタンスへの同時アクセス」を参照してください。
Coherence*WebをOracle Portalで使用するための手順を修正しました。第10章「WebLogic PortalでのCoherence*Webの使用方法」を参照してください。
Oracle Virtual Assembly Builder (OVAB)用のCoherence*Web拡張機能の使用方法に関する情報を追加しました。付録E「OVAB用Oracle Coherence*Web拡張機能」を参照してください。