アセットを作成および更新する場合、アセットが同じサイト上にあるかぎり、複数の方法でアセットを相互にリンクできます。
この章には次の項が含まれます。
一部のアセットの作成ビューまたは編集ビューには、CKEditor対応フィールドがあります。CKEditorでは、CKEditorのツールバーにあるリンク・アイコンを使用してアセットを相互にリンクするオプションなど、様々なフォーマット・オプションがサポートされます。次の表に、次のリンク手順で使用するCKEditorツールバーのアイコンを示します。
リンクのタイプ | アイコン | 説明 | リンクの手順についての参照先 |
---|---|---|---|
2つのアセットの直接リンク: シナリオ1 |
アセット・リンクの追加 |
参照元アセットからターゲット・アセットへのハイパーリンクを作成するために使用します。 |
第9.3項「他のアセットへのハイパーテキスト・リンクを作成するには」 |
2つのアセットの直接リンク: シナリオ2 |
アセットを含む |
あるアセットのプレビュー可能なコンテンツを別のアセットに動的に含めるために使用します。 |
|
イメージ・アセットによる2つのアセットのリンク: シナリオ1 |
|
|
第9.4.2項「「ブックマーク」ノードからのイメージを通じたリンク」 |
イメージ・アセットによる2つのアセットのリンク: シナリオ1 |
|
|
第9.4.3項「イメージ・ピッカーからのイメージを通じたリンク」 |
URLへのアセットのリンク |
リンク |
参照元アセットのCKEditor対応フィールドにURLへのハイパーテキスト・リンクを挿入するために使用します。 また、「リンク」アイコンでは「電子メール」などの追加オプションが使用可能ですが、このガイドでは取り上げません。追加オプションの詳細は、 |
|
この項には、次に示すように、2つのアセットをリンクするための前提条件となるステップおよび説明が含まれます。
他のアセットへのハイパーテキスト・リンクの作成
2つのアセット(たとえば記事アセット)に含まれる関連コンテンツを、ハイパーテキスト・リンクによって結合したい場合があります。メイン記事で作業しているときに、CKEditorツールバーの「アセット・リンクの追加」アイコンを使用すると、関連記事へのハイパーテキスト・リンクを挿入できます。メイン記事のコンテンツにアクセスしたサイトの訪問者は、挿入されたハイパーテキスト・リンクをクリックして、関連記事のコンテンツをレンダリングできます。
2つのアセットの包含によるリンク
一般的に実行されるCM操作の1つに、手動でコンテンツをコピーすることなく、あるアセットから別のアセットにプレビュー可能なコンテンツを挿入することがあります。そのかわりに、コンテンツは参照により挿入されるので、ターゲット・アセット(コンテンツのソース)が変更されたときに、挿入ポイントで動的に更新できます。
このシナリオでは、アセットを挿入するために、CKEditorツールバーの「アセットを含む」アイコンを使用します。これによって、プレビュー可能なコンテンツは、挿入ポイントで動的に描画されます。
「アセットを含む」を使用する場合、実際にはターゲット・アセットへのリンクを挿入しますが、ターゲット・アセットのプレビュー可能なコンテンツの形式でリンクを描画することになります。このリンクは、ターゲット・アセットを含めた後も残ります。したがってコンテンツは、挿入ポイントでは編集可能ではありませんが、ターゲット・アセット(コンテンツのソース)が変更された場合に更新されます。更新されたコンテンツを表示するには、参照元アセットのツールバーの「リフレッシュ」アイコンをクリックすることにより、参照元アセットを更新する必要があります。
これらの機能の使用可能な範囲は、サイト・デザイナがカスタム・アセット設計の一部として実装されている方法に応じて異なります。たとえば、avisportsサンプル・サイトに同梱されている記事アセット・タイプは、CKEditorで「本文」フィールドにおいて構成されています。したがって、「本文」フィールドでは、前述のリンク・タイプがサポートされます。
アセットをリンクする前に、リンクが可能であることを確認する必要があります。この項をチェックリストとして使用してください。(必要に応じて、アセットの編集、プレビューおよび作成を行う方法を理解していることが前提になります。基本的な手順は、様々なステップで提供されています。)
この手順では、次の2つのアセットが関与し、両アセットが同じサイト上にあります。
参照元アセット(ここで、ターゲット・アセットへのリンクを作成します)
ターゲット・アセット(リンクがクリックされるとレンダリングされます)
リンクを配置したフィールドにCKEditorが参照元アセットにより表示されます。CKEditorが表示されることを確認する手順が必要な場合、次の手順を完了します。
注意: 新しい参照元アセットを作成する場合、この手順をアセットの作成ビューで開始できます。ただし、アセットを保存してから編集ビューで開くことをお薦めします(あるステップから別のステップに移ると既存のコンテキストが失われる危険性を回避するためです)。 |
参照元アセットを編集ビューで開きます。参照元アセットを検索する必要がある場合、次の手順を実行します。
「検索」フィールドで、目的の検索条件(存在する場合)を指定して、虫めがねボタンをクリックします。
検索結果のリストで、目的のアセットの名前を見つけて右クリックします。右クリック・メニューで「編集」を選択します。
リンクを配置するフィールドに移動します。フィールドをクリックして、CKEditorが表示されることを確認します。
注意: デフォルトでは、アセットの編集ビューが開くときにCKEditorは自動的に表示されません。CKEditorを表示するために、フィールドをクリックします。CKEditorが表示されない場合、フィールドはCKEditor対応ではなく、アセットはリンクできません。フィールドの対応については、システム管理者に問い合せてください。 |
参照元アセットをパブリッシュする場合、リンクを配置するフィールドを含めて、アセットはプレビュー可能であることが必要です。(アセットの「テンプレート」フィールドに表示されたテンプレートのいずれかによって、参照元アセットをレンダリングできることを確認してください。アセットをプレビューする手順は、第7章「アセットのプレビュー」を参照してください。)
ターゲット・アセットはプレビュー可能です(アセットの「テンプレート」フィールドに表示されるいずれかのテンプレートによってターゲット・アセットがレンダリングできることを確認します)。
(オプション)ターゲット・アセットはリンクで容易に使用できます(ターゲット・アセットがナビゲーション・ペインの「ワーク」ツリーにある「ブックマーク」ノードに配置されていることを確認します)。
注意: 多数のターゲット・アセットをソース・アセットにリンクする場合に、「ブックマーク」ノードにターゲット・アセットを配置する方法が最も効率的です。1つのターゲット・アセットのみをソース・アセットにリンクする場合、ソース・アセットの編集ビューで作業中にターゲット・アセットを検索できます。(多くのアセットをソース・アセットにリンクする場合、各ターゲット・アセットの個別の検索を実行する必要があります)。ターゲット・アセットを検索する場合、ソース・アセットの編集ビューの右側に検索結果がドッキングされて表示されます。アセットの検索の詳細は、第6.1項「アセットの検索の概要」を参照してください。 |
第9.2.1項「前提条件」のすべての前提条件が満たされていることを確認します。
参照元アセットを編集ビューで開きます。
ターゲット・アセットへのリンクを挿入します。
ナビゲーション・ペインで、「ワーク」バーを選択します。
「ワーク」ツリーで、「ブックマーク」ノードに移動して開きます。
ブックマークを付けたアセットのリストが「ブックマーク」ノードの下に表示されます。
参照元アセットの該当フィールドで、ハイパーリンクするテキストを選択します。または、フィールドの任意の場所で新しいテキストを入力してから選択できます。
より快適に作業するために、CKEditorを最大化して作業領域を拡大できます。「最大化」アイコンをクリックします(図9-1を参照)。
CKEditorのツールバーで、「アセット・リンクの追加」アイコンをクリックします(図9-2を参照)。
「埋込みリンクの挿入」ダイアログ・ボックスが開きます。
「ワーク」ツリーで、開かれた「ブックマーク」ノードに移動します。該当するアセットを選択して、「埋込みリンクの挿入」ダイアログ・ボックスのドラッグ・アンド・ドロップ・フィールドにドラッグします。次に、アセットをフィールドにドロップします。
このダイアログ・ボックスには、ターゲット・アセットに割当て可能なレイアウト(テンプレート)が表示されます。
ターゲット・アセットに割り当てるレイアウト(テンプレート)を選択します。ハイパーリンクをクリックすると、選択したレイアウト(テンプレート)によりターゲット・アセットがレンダリングされます。
「ラッパー」フィールドで、ターゲット・アセットをレンダリングするラッパーを選択します。
(オプション)「リンク・アンカー」フィールドで、セカンダリ・リンクを指定します。ターゲット・アセットへのプライマリ・リンクがなんらかの方法で機能しない場合、セカンダリ・リンクが代用されます。
「リンク・テキスト」フィールドで、ハイパーリンクにするために選択したテキストを確認します(手順3c)。必要であれば、テキストを編集します。
「テンプレート引数」セクションに「名前」メニューおよび「値」メニューが表示される場合、ターゲット・アセットのプロパティを設定するために使用できます。必要なパラメータを一度に1つずつ選択してから値を入力し、「追加」をクリックします。
注意: 「その他のパラメータ」セクションは、ターゲット・アセットに割り当てられたテンプレートのパラメータを開発者が構成している場合にのみ有効になります。そうでない場合は、「テンプレート引数」セクションに、「テンプレート名前に引数が定義されていません」というメッセージが表示されます。 |
「適用」をクリックします。
「OK」をクリックして、リンクを保存します。
ダイアログ・ボックスが閉じ、図9-4に示すように、リンクしたテキストが青い枠線内に下線付きでフィールドに表示されます。
リンクされたテキストを右クリックし、コンテキスト・メニューを開きます。コンテキスト・メニューで次ができます。
リンク・アセットの切取り
リンク・アセットのコピー
プロパティの編集
リンク・アセットの除去
注意: 「リンク・アセットの除去」オプションでは、リンクのテキストではなく、リンク機能が除去されます。リンク機能をリストアするには、下線および青い枠線が再表示されるまで、[Ctrl]を押しながら[Z]を押します。 |
参照元アセットを保存します。
CKEditorを拡張している場合は、「最大化」アイコンをクリックしてCKEditorを縮小し、アセット全体を表示します。
参照元アセットのツールバーで、「保存」アイコンをクリックします。
参照元アセットをプレビューすることにより、リンクをテストします。
参照元アセットのツールバーで、「プレビュー」アイコンをクリックします。
ハイパーテキスト・リンクをクリックして、ターゲット・アセットを表示します。
第9.2.1項「前提条件」のすべての前提条件が満たされていることを確認します。
参照元アセットを編集ビューで開きます。
ターゲット・アセットを含めます。
ナビゲーション・ペインで、「ワーク」バーを選択します。
「ワーク」ツリーで、「ブックマーク」ノードに移動して開きます。
ブックマークを付けたアセットのリストが「ブックマーク」ノードの下に表示されます。
参照元アセットの該当フィールドで、ターゲット・アセットのプレビュー可能なコンテンツを含めるポイントにカーソルを配置します。
より快適に作業するために、CKEditorを最大化して作業領域を拡大できます。「最大化」アイコンをクリックします(図9-5を参照)。
CKEditorのツールバーで、「アセットを含む」アイコンをクリックします(図9-6を参照)。
図9-7に示すように、「含まれるアセットの挿入」ダイアログ・ボックスが開きます。
「ワーク」ツリーで、開かれた「ブックマーク」ノードに移動します。該当するアセットを選択して、「含まれるアセットの挿入」ダイアログ・ボックスのドラッグ・アンド・ドロップ・フィールドにドラッグします。次に、アセットをフィールドにドロップします。
このダイアログ・ボックスには、ターゲット・アセットに割当て可能なレイアウト(テンプレート)が表示されます。
ターゲット・アセットに割り当てるレイアウト(テンプレート)を選択します。選択したレイアウト(テンプレート)により、参照元アセットの挿入ポイントでターゲット・アセットがレンダリングされます。
「テンプレート引数」セクションに「名前」メニューおよび「値」メニューが表示される場合は、それらを使用して、含まれるアセットのプロパティを設定できます。必要なパラメータを一度に1つずつ選択してから値を入力し、「追加」をクリックします。
注意: 「テンプレート引数」セクションは、含まれるアセットに割り当てられたテンプレートのパラメータを開発者が構成している場合にのみ有効になります。そうでない場合は、「テンプレート引数」セクションに、「テンプレート名前に引数が定義されていません」というメッセージが表示されます。 |
「OK」をクリックします。
ダイアログ・ボックスが閉じ、選択したレイアウト(テンプレート)によってターゲット・アセットのプレビュー可能なコンテンツが参照元アセット内にレンダリングされます。
注意: 含まれるアセットをクリックすると、そのすべてのコンテンツが選択されます。コンテンツの個々の部分は選択できません。コンテンツはターゲット・アセット(コンテンツのソース)でのみ編集可能です。 ターゲット・アセットが編集されると、参照元アセットに含まれるコンテンツは自動的に更新されます。ただしリアル・タイムに更新されません。更新を確認するには、参照元アセットを更新する必要があります。 |
これで、含まれるアセットを次の要領で使用できます。
含まれるアセットを右クリックし、コンテキスト・メニューを開きます。コンテキスト・メニューで次ができます。
含まれるアセットの切取り
含まれるアセットのコピー
プロパティの編集
含まれるアセットの除去
含まれるアセットをサイズ変更するかそのプロパティを表示する場合は、含まれるアセットをダブルクリックします。アセットをダブルクリックすると、プロパティ・ウィンドウが開きます。プロパティ・ウィンドウでアセットのサイズと位置合せを調整できます。
参照元アセットを保存します。
CKEditorを拡張している場合は、「最大化」アイコンをクリックしてCKEditorを縮小し、アセット全体を表示します。
参照元アセットのツールバーで、「保存」アイコンをクリックします。
参照元アセットのツールバーで「プレビュー」アイコンをクリックすることにより、含まれるアセットが適切にレンダリングされることを確認します。
会社のロゴ(およびその他のイメージ)は、様々なタイプのコンテンツ(会社に関連するニュース、会社で提供されている製品やサービスなど)へのリンクとして頻繁に使用されています。WebCenter Sitesにより、あるアセットにイメージ・アセットを含めた後、そのイメージに別の(ターゲット)アセットに対するハイパーリンクを設定できます。イメージをクリックすると、ターゲット・アセットのプレビュー可能なコンテンツがレンダリングされます。
注意: 2つのアセットをリンクするためにイメージが使用されている場合、そのイメージはイメージ・アセットの一部であることが必要です。 |
この項には、イメージ・アセットを通じて2つのアセットをリンクするための前提条件となるステップおよび説明が含まれます。この項の以降に進む前に、(ナビゲーション・ペインの「ワーク」ツリーにある)「ブックマーク」ノードまたはイメージ・ピッカーからイメージを含めるかどうかを決定します。
CKEditorを使用した「ブックマーク」ノードからのイメージを通じたリンク
作業しているアセットのCKEditor対応フィールドで、ブックマークしたイメージ・アセットを含める場合があります。CKEditorツールバーから「アセットを含む」アイコンを使用してフィールドにイメージを含めます。「アセット・リンクの追加」アイコンを使用して、含まれるイメージを別のアセットにハイパーリンクします。
CKEditorを使用したイメージ・ピッカーからのイメージを通じたリンク
イメージ・ピッカーが有効ではないアセットで作業する場合があります。イメージ・ピッカーからイメージ・アセットを選択する場合は、CKEditorでイメージ・ピッカーを起動できます。CKEditorツールバーから、「含めるイメージの選択」を使用することにより、イメージ・ピッカーにアクセスし、フィールドに含めるイメージを選択できます。「アセット・リンクの追加」アイコンを使用して、含まれるイメージをターゲット・アセットにハイパーリンクします。
注意: 「含めるイメージの選択」アイコンは、サイトの開発者が有効にします。このアイコンが有効ではない場合、CKEditorツールバーにグレー表示されます。この場合は、イメージ・アセットを通じて2つのアセットをリンクする代替の方法について、管理者に問い合せるか、第9.4.2項「「ブックマーク」ノードからのイメージを通じたリンク」を参照してください。 |
アセットをリンクする前に、リンクが可能であることを確認する必要があります。この項をチェックリストとして使用してください。(必要に応じて、アセットの編集、プレビューおよび作成を行う方法を理解していることが前提になります。基本的な手順は、様々なステップで提供されています。)
この手順では、次の3つのアセットが関与し、3つのアセットすべてが同じサイト上にあります。
参照元アセット(ここで、イメージ・アセットを含めてハイパーリンクします)
イメージ・アセット(参照元アセットに含めます)
ターゲット・アセット(イメージ・アセットのリンク先になります)
リンクを配置したフィールドにCKEditorが参照元アセットにより表示されます。CKEditorが表示されることを確認する手順が必要な場合、次の手順を完了します。
注意: 新しい参照元アセットを作成する場合、この手順をアセットの作成ビューで開始できます。ただし、アセットを保存してから編集ビューで開くことをお薦めします(あるステップから別のステップに移ると既存のコンテキストが失われる危険性を回避するためです)。 |
参照元アセットを編集ビューで開きます。参照元アセットを検索する必要がある場合、次の手順を実行します。
「検索」フィールドで、目的の検索条件(存在する場合)を指定して、虫めがねボタンをクリックします。
検索結果のリストで、目的のアセットに移動して右クリックします。コンテキスト・メニューで「編集」を選択します。
イメージ・アセットを配置するフィールドに移動します。フィールドをクリックして、CKEditorが表示されることを確認します。
注意: デフォルトでは、アセットの編集ビューが開くときにCKEditorは自動的に表示されません。フィールドをクリックして、CKEditorを表示します。CKEditorが表示されない場合、リンクはフィールドで対応していません。CKEditor対応フィールドについては、システム管理者に問い合せてください。 |
参照元アセットをパブリッシュする場合、イメージを配置するフィールドを含めて、アセットはプレビュー可能であることが必要です。(アセットの「テンプレート」フィールドに表示されたテンプレートのいずれかによって、参照元アセットをレンダリングできることを確認してください。)アセットをプレビューする手順は、第7章「アセットのプレビュー」を参照してください。
イメージ・アセットがプレビュー可能です。アセットの「テンプレート」フィールドに表示されるテンプレートのいずれかによって、イメージのみがレンダリングされることを確認してください。
注意: その他のコンテンツ(テキストなど)のレンダリングにより、リンク・プロセスの干渉および破損が生じることがあります。 |
イメージ・ピッカーまたは(「ワーク」ツリーにある)「ブックマーク」ノードからのイメージを含めるかどうかを決定します。
「ブックマーク」ノードからのイメージを含めている場合。イメージ・アセットは、容易に含めることができます。リンク・プロセス中に容易に取得できるように、ナビゲーション・ペインの「ワーク」ツリーにある「ブックマーク」ノードにイメージ・アセットを配置します。
イメージ・ピッカーからのイメージを含めている場合。含めるイメージは、イメージ・ピッカーから使用可能です。(「含めるイメージの選択」アイコンのイメージ・ピッカーは開発者によって有効化されます。開発者はまた、複数のイメージ・ピッカーが存在する場合に、「含めるイメージの選択」アイコンが選択されたときにレンダリングされるイメージ・ピッカーを決定します。)
また、ターゲット・アセットはプレビュー可能であり、リンクで容易に使用できます。
ターゲット・アセットは、アセットの「テンプレート」フィールドに表示されたテンプレートのいずれかによってレンダリングできます。
(オプション)ターゲット・アセットは、リンク・プロセス中に容易に取得できるように、(「ワーク」ツリーの)「ブックマーク」ノードに配置されます。(「ブックマーク」ノードへのアセットの配置については、手順0を参照してください。)
注意: 多数のターゲット・アセットをソース・アセットにリンクする場合に、「ブックマーク」ノードにターゲット・アセットを配置する方法が最も効率的です。1つのターゲット・アセットのみをソース・アセットにリンクする場合、ソース・アセットの編集ビューで作業中にターゲット・アセットを検索できます。(多くのアセットをソース・アセットにリンクする場合、各ターゲット・アセットの個別の検索を実行する必要があります)。ターゲット・アセットを検索する場合、ソース・アセットの編集ビューの右側に検索結果がドッキングされて表示されます。アセットの検索の詳細は、第6.1項「アセットの検索の概要」を参照してください。 |
第9.4.1項「前提条件」のすべての前提条件が満たされていることを確認した場合、次のように続行します。
イメージ・アセットを参照元アセットに含めます。
参照元アセットを編集ビューで開きます。
イメージ・アセットを含めます。
ナビゲーション・ペインで、「ワーク」バーを選択します。
「ワーク」ツリーで、「ブックマーク」ノードに移動して開きます。
ブックマークを付けたアセットのリストが「ブックマーク」ノードの下に表示されます。
参照元アセットの該当するフィールドで、イメージ・アセットをレンダリングするポイントにカーソルを配置します。
より快適に作業するために、CKEditorを最大化して作業領域を拡大できます。「最大化」アイコンをクリックします(図9-8を参照)。
CKEditorツールバーで、「アセットを含む」アイコンをクリックします(図9-9を参照)。
図9-10に示すように、「含まれるアセットの挿入」ダイアログ・ボックスが開きます。
「ワーク」ツリーで、開かれた「ブックマーク」ノードに移動します。該当するアセットを選択して、「含まれるアセットの挿入」ダイアログ・ボックスのドラッグ・アンド・ドロップ・フィールドにドラッグします。次に、アセットをフィールドにドロップします。
このダイアログ・ボックスには、ターゲット・アセットに割当て可能なレイアウト(テンプレート)が表示されます。
含まれるアセットに割り当てるレイアウト(テンプレート)を選択します。選択したレイアウト(テンプレート)により、参照元アセットの挿入ポイントで含まれるアセットがレンダリングされます。
「テンプレート引数」セクションに「名前」メニューおよび「値」メニューが表示される場合は、それらを使用して、含まれるアセットのプロパティを設定できます。必要なパラメータを一度に1つずつ選択してから値を入力し、「追加」をクリックします。
注意: 「テンプレート引数」セクションは、含まれるアセットに割り当てられたテンプレートのパラメータを開発者が構成している場合にのみ有効になります。そうでない場合は、「テンプレート引数」セクションに、「テンプレート名前に引数が定義されていません」というメッセージが表示されます。 |
「OK」をクリックして、含まれるアセットを保存します。
ダイアログ・ボックスが閉じ、選択したレイアウト(テンプレート)によってイメージがフィールド内にレンダリングされます(図9-11を参照)。
イメージについて気が変わった場合、またはその他の調整を行う場合は、リンクしたイメージを右クリックしてコンテキスト・メニューを開きます。コンテキスト・メニューで次ができます。
含まれるアセットの切取り
含まれるアセットのコピー
プロパティの編集
含まれるアセットの除去
含まれるイメージをサイズ変更するかそのプロパティを表示する場合は、含まれるイメージをダブルクリックします。イメージをダブルクリックすると、プロパティ・ウィンドウが開きます。プロパティ・ウィンドウでアセットのサイズと位置合せを調整できます。
イメージをターゲット・アセットにリンクします。
これで参照元アセットのフィールドでイメージがレンダリングされるので、イメージからターゲット・アセットへのハイパーリンクを作成します。
ナビゲーション・ペインで、「ワーク」バーを選択します。
「ワーク」ツリーで、「ブックマーク」ノードに移動して開きます。
ブックマークを付けたアセットのリストが「ブックマーク」ノードの下に表示されます。
参照元アセットのフィールドで、先ほど挿入したイメージを選択します。
CKEditorのツールバーで、「アセット・リンクの追加」アイコンをクリックします(図9-12を参照)。
図9-13に示すように、「埋込みリンクの挿入」ダイアログ・ボックスが開きます。
「ワーク」ツリーで、開かれた「ブックマーク」ノードに移動します。該当するアセットを選択して、「埋込みリンクの挿入」ダイアログ・ボックスのドラッグ・アンド・ドロップ・フィールドにドラッグします。次に、アセットをフィールドにドロップします。
このダイアログ・ボックスには、ターゲット・アセットに割当て可能なレイアウト(テンプレート)が表示されます。
ターゲット・アセットに割り当てるレイアウト(テンプレート)を選択します。ハイパーリンクをクリックすると、選択したレイアウト(テンプレート)によりターゲット・アセットがレンダリングされます。
「ラッパー」ドロップダウン・フィールドで、ターゲット・アセットをレンダリングするラッパーを選択します。
(オプション)「リンク・アンカー」フィールドで、セカンダリ・リンクを指定します。ターゲット・アセットへのプライマリ・リンクがなんらかの方法で機能しない場合、セカンダリ・リンクが代用されます。
含まれるイメージをターゲット・アセットにリンクしない場合は、含まれるイメージをテキストに置き換えることを選択できます。「リンク・テキスト」フィールドで、ハイパーリンクするテキストを入力します。イメージは、このフィールドに入力したテキストに置き換えられます。
「テンプレート引数」セクションに「名前」メニューおよび「値」メニューが表示される場合、ターゲット・アセットのプロパティを設定するために使用できます。必要なパラメータを一度に1つずつ選択してから値を入力し、「追加」をクリックします。
注意: 「テンプレート引数」セクションは、ターゲット・アセットに関連するテンプレートのパラメータを開発者が構成している場合にのみ有効になります。そうでない場合は、「テンプレート引数」セクションに、「テンプレート名前に引数が定義されていません」というメッセージが表示されます。 |
「適用」をクリックします。
「OK」をクリックして、リンクを保存します。
ダイアログ・ボックスが閉じ、フィールドに含めたイメージが青い枠線内にハイパーリンクとして表示されます。
この時点で、右クリックしてコンテキスト・メニューを開くことにより、リンクしたイメージを操作できます。コンテキスト・メニューで次ができます。
リンク・アセットの切取り
リンク・アセットのコピー
プロパティの編集
リンク・アセットの除去
注意: 「リンク・アセットの除去」オプションでは、含まれるイメージではなく、リンク機能が除去されます。リンク機能をリストアするには、青い枠線が再表示されるまで、[Ctrl]を押しながら[Z]を押します。 |
リンクされたイメージの前後にテキストを入力します。
参照元アセットを保存します。
CKEditorを拡張している場合は、「最大化」アイコンをクリックしてCKEditorを縮小し、アセット全体を表示します。
「保存」アイコンをクリックします。
リンクしたイメージをテストします。
参照元アセットがプレビュー可能である場合は、アセットのツールバーの「プレビュー」アイコンをクリックして、リンクしたイメージをプレビューおよびテストします。イメージをクリックして、ターゲット・アセットをレンダリングします。
第9.4.1項「前提条件」のすべての前提条件が満たされていることを確認した場合、次のように続行します。
イメージ・アセットを参照元アセットに含めます。
参照元アセットを編集ビューで開きます。
イメージを含めます。
参照元アセットの該当フィールドで、イメージを含めるポイントにカーソルを配置します。
より快適に作業するために、CKEditorを最大化して作業領域を拡大できます。「最大化」アイコンをクリックします(図9-14を参照)。
CKEditorツールバーで、「含めるイメージの選択」アイコンをクリックします(図9-15を参照)。
次に示すように、イメージ・ピッカーおよび「含まれるアセットの挿入」ウィンドウが開きます。
イメージ・ピッカーに移動します(参照元アセットの「編集」ビューの右側にドッキングされています)。該当するイメージ・アセットを選択して、「含まれるアセットの挿入」ポップアップ・ウィンドウのドラッグ・アンド・ドロップ・フィールドにドラッグします。次に、イメージ・アセットをフィールドにドロップします。
このウィンドウには、イメージ・アセットに割当て可能なレイアウト(テンプレート)が表示されます。
イメージ・アセットに割り当てるレイアウト(テンプレート)を選択します。選択したレイアウト(テンプレート)により、参照元アセットの挿入ポイントでイメージ・アセットがレンダリングされます。
「テンプレート引数」セクションに「名前」メニューおよび「値」メニューが表示される場合は、それらを使用して、含まれるイメージ・アセットのプロパティを設定できます。必要なパラメータを一度に1つずつ選択してから値を入力し、「追加」をクリックします。
注意: 「テンプレート引数」セクションは、イメージ・アセットに関連するテンプレートのパラメータを開発者が構成している場合にのみ有効になります。そうでない場合は、「テンプレート引数」セクションに、「テンプレート名前に引数が定義されていません」というメッセージが表示されます。 |
「OK」をクリックして、含まれるイメージ・アセットを保存します。
ポップアップ・ウィンドウが閉じ、選択したテンプレートによってイメージが参照元アセット内にレンダリングされます。
これで、含まれるイメージを次の要領で使用できます。
含まれるイメージを右クリックし、コンテキスト・メニューを開きます。コンテキスト・メニューで次ができます。
含まれるアセットの切取り
含まれるアセットのコピー
プロパティの編集
含まれるアセットの除去
含まれるイメージをサイズ変更するかそのプロパティを表示する場合は、含まれるイメージをダブルクリックします。イメージをダブルクリックすると、プロパティ・ウィンドウが開きます。プロパティ・ウィンドウでアセットのサイズと位置合せを調整できます。
イメージ・アセットをターゲット・アセットにリンクします。
これでフィールドでイメージがレンダリングされるので、イメージからターゲット・アセットへのハイパーリンクを作成します。
ナビゲーション・ペインで、「ワーク」バーを選択します。
「ワーク」ツリーで、「ブックマーク」ノードに移動して開きます。
ブックマークを付けたアセットのリストが「ブックマーク」ノードの下に表示されます。
参照元アセットのフィールドで、先ほど挿入したイメージを選択します。
CKEditorツールバーで、「アセット・リンクの追加」アイコンをクリックします(図9-18を参照)。
図9-19に示すように、「埋込みリンクの挿入」ポップアップ・ウィンドウが開きます。
「ワーク」ツリーで、開かれた「ブックマーク」ノードに移動します。該当するアセットを選択して、「埋込みリンクの挿入」ウィンドウのドラッグ・アンド・ドロップ・フィールドにドラッグします。次に、アセットをフィールドにドロップします。
このウィンドウには、ターゲット・アセットに割当て可能なレイアウト(テンプレート)が表示されます。
ターゲット・アセットに割り当てるレイアウト(テンプレート)を選択します。ハイパーリンクされたイメージをクリックすると、選択したレイアウト(テンプレート)によりターゲット・アセットがレンダリングされます。
「ラッパー」ドロップダウン・メニューで、ターゲット・アセットをレンダリングするラッパーを選択します。
(オプション)「リンク・アンカー」フィールドで、セカンダリ・リンクを指定します。ターゲット・アセットへのプライマリ・リンクがなんらかの方法で機能しない場合、セカンダリ・リンクが代用されます。
「テンプレート引数」セクションに「名前」メニューおよび「値」メニューが表示される場合は、それらを使用して、ターゲット・アセットのプロパティを設定できます。必要なパラメータを一度に1つずつ選択してから値を入力し、「追加」をクリックします。
注意: 「テンプレート引数」セクションは、ターゲット・アセットに割り当てられたテンプレートのパラメータを開発者が構成している場合にのみ有効になります。そうでない場合は、「テンプレート引数」セクションに、「テンプレート名前に引数が定義されていません」というメッセージが表示されます。 |
「OK」をクリックして、リンクを保存します。
この時点で、リンクしたイメージは次のように操作できます。
リンクされたイメージを右クリックし、コンテキスト・メニューを開きます。コンテキスト・メニューで次ができます。
リンク・アセットの切取り
リンク・アセットのコピー
プロパティの編集
リンク・アセットの除去
注意: 「リンク・アセットの除去」オプションでは、含まれるイメージではなく、リンク機能が除去されます。リンク機能をリストアするには、青い枠線が再表示されるまで、[Ctrl]を押しながら[Z]を押します。 |
リンクされたイメージの前後にテキストを入力します。
参照元アセットを保存します。
CKEditorを拡張している場合は、「最大化」アイコンをクリックしてCKEditorを縮小し、アセット全体を表示します。
参照元アセットのツールバーで、「保存」アイコンをクリックします。
リンクしたイメージをテストします。
参照元アセットがプレビュー可能である場合は、アセットのツールバーの「プレビュー」アイコンをクリックして、リンクしたイメージをプレビューおよびテストします。イメージをクリックして、ターゲット・アセットをレンダリングします。
CKEditorを使用すると、適切なWebサイトのURLへのハイパーテキスト・リンクを作成することにより、WebCenter SitesアセットをURLにリンクできます。URLへのリンクは、WebCenter Sitesデータベースの独自のフィールドには格納されません。リンクは、WebCenter SitesアセットのCKEditor対応フィールドで直接作成できますが、アセットとして管理できません。したがって、URLへのリンクを作成するユーザーが手動でURLを検証する必要があります。
この機能の使用可能な範囲は、CKEditorがカスタム・アセット・タイプに対して構成されているかどうかに応じて異なります。たとえば、avisportsサンプル・サイトに同梱されている記事アセット・タイプは、CKEditorで「本文」フィールドにおいて構成されています。したがって「本文」フィールドでは、前述のようにURLへのリンクを作成できます。この項の以降では、アセットをURLにリンクする方法について説明します。
URLへのリンクを作成するには
参照元アセット(ここで、URLを指定します)を見つけて、その編集ビューを開きます。参照元アセットを検索する必要がある場合、次の手順を実行します。
「検索」フィールドで、目的の検索条件(存在する場合)を指定して、虫めがねボタンをクリックします。
検索結果のリストで、目的のアセットに移動して右クリックします。コンテキスト・メニューで「編集」を選択します。
注意: 新しい参照元アセットを作成する場合、この手順をアセットの作成ビューで開始できます。ただし、アセットを保存してから編集ビューで開くことをお薦めします(あるステップから別のステップに移ると既存のコンテキストが失われる危険性を回避するためです)。 |
リンクを配置するフィールドに移動します。フィールドをクリックして、CKEditorが表示されることを確認します。
注意: デフォルトでは、アセットの編集ビューが開くときにCKEditorは自動的に表示されません。フィールドをクリックして、CKEditorを表示します。CKEditorが表示されない場合、リンクはフィールドで対応していません。CKEditor対応フィールドについては、システム管理者に問い合せてください。 |
該当フィールドで、ハイパーリンクにするテキストを選択します。または、フィールドの任意の場所で新しいテキストを入力してから選択できます。
より快適に作業するために、CKEditorを最大化して作業領域を拡大できます。「最大化」アイコンをクリックします(図9-20を参照)。
CKEditorツールバーで、「リンク」アイコンをクリックします(図9-21を参照)。
図9-22に示すように、「リンク」ポップアップ・ウィンドウが開きます。
「リンク・タイプ」フィールドで、「URL」を選択します。
「URL」フィールドで、リンクするWebサイトのURLを入力します。
「OK」をクリックして、選択したテキストをリンクに変換します。
ポップアップ・ウィンドウが閉じ、図9-23に示すように、ハイパーリンクされたテキストが下線付きでフィールドに表示されます。
リンクの調整を行う場合は、リンクを右クリックしてそのコンテキスト・メニューを開きます。コンテキスト・メニューで次ができます。
切取り
コピー
リンクの編集
リンク解除
注意: 「リンク解除」オプションでは、リンクのテキストではなく、リンク機能が除去されます。リンク機能をリストアするには、下線が再表示されるまで、[Ctrl]を押しながら[Z]を押します。 |
参照元アセットを保存します。
CKEditorを拡張している場合は、「最大化」アイコンをクリックしてCKEditorを縮小し、アセット全体を表示します。
参照元アセットのツールバーで、「保存」アイコンをクリックします。
リンクを表示およびテストします。