この章では、コネクションとの間でやり取りされるフィードバックとメッセージを投稿、表示および管理する「フィードバック」ビューアおよび「メッセージ・ボード」について説明します。
この章の内容は次のとおりです。
権限: この章のタスクを実行するには、アプリケーションレベルの |
フィードバックは、自身と他のユーザー間でのフィードバックを表示、投稿および管理するための方法を提供します。他のユーザーと接続すると、それらのユーザーに自分のフィードバックへのアクセス権を付与し、それらのユーザーのフィードバックへのアクセス権を得る可能性があります。他のユーザーの「フィードバック」ビューへのアクセス権は、各ユーザーの個人用のフィードバックのプリファレンスを通して明確に付与される必要があります。
関連項目: あなたの「フィードバック」ビューへのアクセス権は、ピープル・コネクションのプリファレンスを通して付与できます。詳細は、第12.2項「フィードバックのプリファレンスの設定」を参照してください。 |
あなたのホーム・ポータル・ビューにある「フィードバック」ビューアでは、あなたがアクセス権を付与したユーザーからのフィードバックを表示できます。他のユーザーのホーム・ポータル・ビューにある「フィードバック」ビューでは、それらのユーザーがあなたにアクセス権を付与している場合にかぎり、それらのユーザーが受信したフィードバックの表示とそれらのユーザーへのフィードバックの投稿ができます。
システム管理者がフィードバック・アクティビティを表示しないようにアクティビティ・ストリームを構成している場合を除き、フィードバックの投稿はアクティビティ・ストリームにもストリームされます。さらに、個人用のフィードバックのプリファレンスを通して、自分の「アクティビティ・ストリーム」ビューにフィードバック・アクティビティを表示しないように構成できます。
注意: プライベートとマークしたフィードバックは、あなたの「フィードバック」ビューで、あなたと受信者にのみ表示されます。ただし、システム管理者が「フィードバック」からのアクションを表示しないようにアクティビティ・ストリームを構成するか、あなたが個人用のアクティビティ・ストリーム・プリファレンスでそのように設定しないかぎり、プライベート・フィードバックはあなたのコネクション全員と受信者のコネクション全員のアクティビティ・ストリームにも表示されます。詳細は、第22.3項「アクティビティ・ストリームのプリファレンスの設定」を参照してください。 |
個々のユーザーが各自の「フィードバック」ビューまたはフィードバックのプリファレンスにアクセスする前に、システム管理者が、すべてのユーザーが自分および他のユーザーのフィードバックで表示できるものと実行できる操作に影響を与えるグローバル・アプリケーション・デフォルトを設定できます。
WebCenter Portalでは、次の「フィードバック」ビューが提供されます。
フィードバックのプリファレンスを使用して、あなたが投稿したり受信したフィードバックを表示できるユーザーと、あなたの「フィードバック」ビューにフィードバックを投稿できるユーザーを指定します。
フィードバックのプリファレンスを設定するには、次の手順を実行します。
「プリファレンス」ページを開きます。
「ピープル・コネクション」をクリックして、ピープル・コネクションのプリファレンスを表示します。
「フィードバック」タブをクリックして前面に表示します(図12-3)。
フィードバックのプリファレンスを設定します。
表12-1に、それぞれのオプションとその説明を示します。
表12-1 フィードバックのプリファレンス・オプション
オプション | 説明 |
---|---|
表示アクセス権の付与先 |
あなたに対して投稿されたフィードバックを表示できるユーザーを選択します。
|
投稿アクセス権の付与先 |
あなたにフィードバックを投稿できるユーザーを選択します。
|
投稿されたフィードバックの表示アクセス権の付与先 |
あなたが受信したフィードバックを表示できるユーザーを選択します。
|
「保存」をクリックします。
この項では、自分が投稿または受信したフィードバックにアクセスする方法と、投稿したフィードバックを非表示および非表示解除する方法を説明します。内容は次のとおりです。
「フィードバック」ビューアの「表示」メニューを使用して、他のユーザー宛てに投稿したフィードバックや他のユーザーから受信したフィードバックにアクセスできます。
自分が投稿または受信したフィードバックを表示するには、次の手順を実行します。
ホーム・ポータルの「フィードバック」ビューアに移動します。
「表示」メニューからオプションを選択します(図12-4)。
投稿済—他のユーザー宛てに投稿したフィードバックを表示します。
受信済—他のユーザーがあなた宛てに投稿したフィードバックを表示します。
「フィードバック」ビューアには、自分のビューに表示されるものを制御するためのソートおよびフィルタ機能が含まれています。ソート機能を使用すると、日付またはフィードバックを投稿したユーザーの名前によってフィードバックをソートできます。フィルタ機能を使用すると、特定の日付または指定の日付範囲内に投稿されたフィードバックを表示できます。
フィードバックをソートおよびフィルタする手順は次のとおりです。
「フィードバック」ビューアに移動します。
「ソート基準」メニューからオプションを選択します(図12-5)。
日付—投稿日によってフィードバック投稿をソートして、投稿日が最近のものから古いものへと順番に並べ替えます。
ユーザー名—あなた宛てにフィードバックを投稿したユーザーの名前によってフィードバック投稿をソートするか(「表示」が「受信済」に設定されている場合)、あなたがフィードバックを宛てたユーザーの名前によってフィードバック投稿をソートします(「表示」が「投稿済」に設定されている場合)。
日付範囲を指定するには、「自」に続くフィールドに開始日を、「至」に続くフィールドに終了日を入力します(図12-6)。
ヒント: 指定日以降のフィードバック投稿を表示する場合も、開始日と終了日の両方を入力する必要があります。指定日以降のフィードバックを表示する場合は、両方のフィールドに同じ日付を入力してください。 日付を入力するかわりに、フィールドの隣の「日付の選択」アイコンをクリックして、カレンダから日付を選択できます。 |
操作上の注意: WebCenter Portalでは、「日付の選択」アイコンをクリックするとポップアップするカレンダから日付を選択する際、キーボードは使用できません。そのかわりに、手動でフィールドに日付を入力してください。 |
「検索」アイコンをクリックします。
指定の日付範囲内のすべてのフィードバック投稿(受信済と投稿済のいずれか)が、「フィードバック」ビューアに表示されます。
ヒント: 「フィードバック」ビューから日付フィルタ条件を削除するには、「日付のクリア」アイコンをクリックします。 |
自分の「フィードバック」ビューの任意のフィードバックを非表示にできます。非表示にすると、実際にフィードバック投稿を削除しないで、自分のビューからフィードバック投稿を除去できます。あなたのフィードバックへのアクセス権を付与したユーザーは、あなたが非表示にした投稿も表示できます。
自分のビューでフィードバックを非表示にする手順は次のとおりです。
ホーム・ポータルの「フィードバック」ビューアに移動します。
非表示にするフィードバック・メッセージの隣の「非表示」リンクをクリックします(図12-7)。
「フィードバック」ビューアの「非表示」チェック・ボックスを使用すると、非表示にしたフィードバックがすべて表示されます。「非表示」チェック・ボックスでは、1回の操作で非表示のフィードバックがすべて表示されて、それらのフィードバックを非表示解除したり削除することが可能になります。
非表示のフィードバック投稿を表示する手順は次のとおりです。
受信したフィードバックを表示する際は、通常は、「プライベート」リンクをクリックして他の閲覧者からフィードバックを隠すことができます(図12-10)。
ポータル・モデレータは、「プライベート」リンクを非表示にできます。また、たとえプライベート・フィードバックであっても、フィードバック・アクティビティを除外するようにアプリケーション・レベルか個人用レベルでプリファレンスを通してアクティビティ・ストリームが構成されていないかぎり、フィードバックの受信者と投稿者のコネクションのアクティビティ・ストリームにもフィードバックは表示されます。
フィードバックを使用して、コネクションの作業や結果についての注釈を伝達できます。あなたのフィードバック・メッセージは、あなた自身のコネクションより多くの読者が表示できる可能性があることに注意してください。
フィードバック・メッセージを投稿するには、次の手順を実行します。
他のユーザーに投稿したフィードバックは削除できます。ただし、システム管理者によって、あなたがこれを行えるように設定されていることが必要です。
フィードバック・アクティビティを表示するようにアクティビティ・ストリームが構成されている場合は、削除されたフィードバック投稿も、投稿者の全コネクションと受信者のアクティビティ・ストリームに引き続き表示されます。
自分が投稿したフィードバックを削除する手順は次のとおりです。
ホーム・ポータルの「フィードバック」ビューアに移動します。
「表示」メニューから「投稿済」を選択します。
削除する投稿の隣の「削除」アイコンをクリックします(図12-13)。
表示される確認ダイアログで「削除」をクリックします。
フィードバックは、あなたのビューと投稿先ユーザーのビューから削除されます。
メッセージ・ボードは、あなたと他のユーザーとの間でメッセージを表示および投稿するための方法を提供します。他のユーザーと接続すると、それらのユーザーに自分のメッセージ・ボードへのアクセス権を付与し、それらのユーザーのメッセージ・ボードへのアクセス権を得る可能性があります。他のユーザーの「メッセージ・ボード」ビューへのアクセス権は、各ユーザーの個人用のメッセージ・ボードのプリファレンスを通して明確に付与される必要があります。
あなたのホーム・ポータル・ビューにある「メッセージ・ボード」ビューアでは、あなたがアクセス権を付与したユーザーからのメッセージおよび添付ファイルを表示できます。他のユーザーのホーム・ポータル・ビューにある「メッセージ・ボード」ビューでは、それらのユーザーがあなたにアクセス権を付与している場合にかぎり、それらのユーザーが受信したメッセージおよび添付ファイルの表示とメッセージ・ボードへのメッセージおよび添付ファイルの投稿ができます。
ホーム・ポータル以外のポータルでは、「メッセージ・ボード」ビューアはポータルの範囲内のメッセージを表示および投稿するための方法を提供します。ポータルでは、メッセージ・ボードのすべてのインスタンスが、同じコンテンツ(ポータルのメンバーである権限を持つユーザーが投稿したメッセージ)を表示します。ポータルのメッセージ・ボードでアクションを実行できない場合は、ポータル・モデレータに連絡してください。
システム管理者がフィードバック・アクティビティを表示しないようにアクティビティ・ストリームを構成している場合を除き、メッセージはアクティビティ・ストリームにもストリームされます。さらに、個人用のメッセージ・ボードのプリファレンスを通して、自分の「アクティビティ・ストリーム」ビューにメッセージ・ボード・アクティビティを表示しないように構成できます。
注意: プライベートのマークを付けたメッセージは、あなたの「メッセージ・ボード」ビューであなたと受信者にのみ表示されます。ただし、システム管理者がメッセージ・ボードからのアクションを表示しないようにアクティビティ・ストリームを構成するか、あなたが個人用のアクティビティ・ストリーム・プリファレンスでそのように設定しないかぎり、プライベート・メッセージはあなたのコネクション全員と受信者のコネクション全員の「アクティビティ・ストリーム」ビューにも表示されます。詳細は、第22.3項「アクティビティ・ストリームのプリファレンスの設定」を参照してください。 |
個々のユーザーが各自のメッセージ・ボードまたはメッセージ・ボードのプリファレンスにアクセスする前に、システム管理者が、すべてのユーザーが自分および他のユーザーのメッセージ・ボードで表示できるものと実行できる操作に影響を与えるグローバル・アプリケーション・デフォルトを設定できます。
WebCenter Portalでは、次の「メッセージ・ボード」ビューが提供されます。
「メッセージ・ボード」では、メッセージの追加、表示、更新、非表示、削除およびビューの管理を行い、メッセージにプライベートのマークを付けて、プライベート・メッセージを共有できます(図12-14)。
「メッセージ・ボード - クイック・ビュー」では、メッセージの追加、表示、更新、非表示および削除を行い、メッセージにプライベートのマークを付けて、プライベート・メッセージを共有できます(図12-15)。
関連項目: パブリッシャはメッセージ・ボードと多数の共通点がありますが、これは別個の機能です。パブリッシャの詳細は、第13章「WebCenter Portalでのアイテムのお気に入り登録、コメントおよび共有」を参照してください。 |
メッセージ・ボードのプリファレンスを使用して、あなたのメッセージ・ボードを表示したり投稿できるユーザーを指定できます。
メッセージ・ボードのプリファレンスを設定する手順は次のとおりです。
「プリファレンス」ページを開きます。
「ピープル・コネクション」をクリックして、ピープル・コネクションのプリファレンスを表示します。
「メッセージ・ボード」タブをクリックして前面に表示します(図12-16)。
メッセージ・ボードのプリファレンスを設定します。
表12-2に、それぞれのオプションをリストして説明します。
表12-2 メッセージ・ボードのプリファレンス・オプション
オプション | 説明 |
---|---|
表示アクセス権の付与先 |
あなたのメッセージ・ボードを表示できるユーザーを選択します。
|
投稿アクセス権の付与先 |
あなたのメッセージ・ボードにメッセージを投稿できるユーザーを選択します。
|
「保存」をクリックします。
あなたとあなたのコネクションがそれぞれのメッセージ・ボードを設定すると、自分のメッセージを表示できるほか、場合によっては互いのメッセージを見ることもできます。この項では、後で設定することで互いのメッセージを表示する方法を説明します。この項の内容は次のとおりです。
他のユーザーがあなた宛てに投稿したメッセージ・ボードのメッセージを表示するには、メッセージ・ボードのメッセージを受信するように設定したホーム・ポータルの個人用ページに移動します(図12-14)。
あなたが投稿したメッセージを含め、他のユーザーが受信したメッセージ・ボードのメッセージを表示するには、あなたのホーム・ポータル・ビューであなたが表示できるようにそのユーザーが設定したページに移動します。このページには「ページのパーソナライズ」ページからアクセスできます。詳細は、第5.4項「ホーム・ポータルでのページのオープン」を参照してください。
ポータルに配置されたメッセージ・ボードを使用して、そのポータル・コンテキスト内でメッセージを表示および投稿できます。所定のポータル内のすべてのデフォルトの「メッセージ・ボード」ビューは、同じコンテンツ(ポータルのメンバーである権限を持つユーザーが投稿したメッセージ)を表示します。そのポータルへのアクセス権を持つすべてのユーザーは、投稿されたメッセージを表示できます。
メッセージ・ボードのフル・ビューには、自分のメッセージのビューを管理するためのソートおよびフィルタ機能が含まれています。ソート機能を使用すると、日付またはメッセージを投稿したユーザーによってメッセージをソートできます。フィルタ機能を使用すると、特定の日付または指定の日付範囲内に投稿されたメッセージを表示できます。
メッセージ・ボードのメッセージをソートおよびフィルタする手順は次のとおりです。
「メッセージ・ボード」ビューアに移動します。
「ソート基準」メニューから、ソート・オプションを選択します(図12-17)。
日付—投稿日によってメッセージをソートして、投稿日が最近のものから古いものへと並べ替えます。
ユーザー名—メッセージを投稿したユーザーの名前によってメッセージをソートして、名前がAからZの順に並べ替えます。
特定の日付範囲のメッセージを表示するには、「自」および「至」の後の各フィールドに開始日と終了日をそれぞれ入力します(図12-18)。
ヒント: 日付を入力するかわりに、フィールドの隣の「日付の選択」アイコンをクリックして、カレンダから日付を選択できます。 |
操作上の注意: WebCenter Portalでは、「日付の選択」アイコンをクリックするとポップアップするカレンダから日付を選択する際、キーボードは使用できません。そのかわりに、手動でフィールドに日付を入力してください。 |
フィールドの右側のボタンをクリックして、フィルタを適用します。
メッセージ・ボードがリフレッシュされて、ソートおよびフィルタ条件に合うメッセージのみが表示されます。
ヒント: 「メッセージ・ボード」ビューから日付フィルタ条件を削除するには、日付によるフィルタ後に日付範囲フィールドの右側に表示される「日付のクリア」アイコンをクリックします。 |
特定のメッセージを非表示にするか、パブリック・メッセージまたはプライベート・メッセージを非表示にすることで、自分のメッセージ・ボードのメッセージを非表示にできます。非表示にすると、実際にメッセージを削除しないで、自分のビューからメッセージを除去できます。これは、「メッセージ・ボード」ビューから余分な表示物を非永続的に削除する方法です。
注意: あなたのメッセージへのアクセス権を付与したユーザーは、あなたが非表示にしたメッセージも表示できます。 |
自分の「メッセージ・ボード」ビューで特定のメッセージを非表示にするには、次の手順を実行します。
自分の「メッセージ・ボード」ビューで、非表示にするメッセージに移動します。
非表示にするメッセージの隣の「非表示」リンクをクリックします(図12-20)。
メッセージは、「メッセージ・ボード」ビューで非表示になります。あなたのメッセージ・ボードの表示を許可した他のユーザーは、あなたのビューを表示したときに、このメッセージを表示できます。
自分の「メッセージ・ボード」ビューで特定のタイプのメッセージ(プライベートまたはパブリック)を非表示にするには、次の手順を実行します。
メッセージ・ボードを含むホーム・ポータルの個人用ページをページ・エディタ(コンポーザ)で開きます。
「デザイン」ビュー(ページ編集時のデフォルト・ビュー)で、「メッセージ・ボード」ビューアの「編集」アイコン()をクリックして「コンポーネント・プロパティ」ダイアログを開きます。
関連項目: コンポーネント・プロパティの編集の詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築のコンポーネントのプロパティの設定に関する項を参照してください。コンポーネント・プロパティの編集は、拡張タスクです。 |
「コンポーネント・プロパティ」ダイアログの「パラメータ」タブで、「メッセージ・タイプ」ドロップダウン・リストから「メッセージ・ボード」ビューに表示するメッセージのタイプを選択します。
すべて - (デフォルト)パブリック・メッセージとプライベート・メッセージの両方を表示します。
パブリック - パブリック・メッセージのみを表示します。
プライベート - プライベート・メッセージのみを表示します。
「保存」をクリックして、ページを保存します。
「閉じる」をクリックしてページ編集モードを終了します。
選択したタイプのメッセージがあなたの「メッセージ・ボード」ビューに表示されます。他のすべてのメッセージは「メッセージ・ボード」ビューで非表示になります。あなたのメッセージ・ボードの表示を許可した他のユーザーは、あなたのビューを表示したときに、すべてのメッセージを表示できます。
この項では、メッセージと添付ファイルを投稿するための様々な方法を説明します。この項の内容は次のとおりです。
この項では、メッセージ・ボードを使用してコネクション全員にメッセージを投稿する方法を説明します。
メッセージ・ボードのメッセージを投稿するには、次の手順を実行します。
「メッセージ・ボード」ビューに移動します。
テキスト・ボックスに、メッセージを入力します。
「公開」をクリックします(図12-23)。
これで、メッセージはコネクション全員の「メッセージ・ボード」ビューおよび「アクティビティ・ストリーム」ビューに表示されます。
任意のコネクションにプライベート・メッセージを投稿する権限を付与されている場合は、これを行うことができます。プライベートとしてマーク付けしたメッセージは、あなたの「メッセージ・ボード」ビューであなたと受信者のみが表示できます。ただし、メッセージ・ボードのアクティビティをアクティビティ・ストリームに表示しないようにアプリケーションが構成されているか、あなたが自分のアクティビティ・ストリーム・プリファレンスでそのように構成しないかぎり、あなたのすべてのコネクションと受信者のすべてのコネクションは、アクティビティ・ストリームでプライベート・メッセージを表示できます。
プライベート・メッセージを投稿するには、次の手順を実行します。
「プロファイル」ページに移動して、「コネクション」をクリックして前面に表示します。
ヒント: 必要な場合は、「表示」メニューを「すべてのコネクション」に設定します。 |
プライベート・メッセージを送信するユーザーの名前をクリックします。「プロファイル」ポップアップで、「メッセージの追加」をクリックします(図12-24)。
「メッセージの追加」ダイアログにメッセージを入力します(図12-25)。
「プライベート」チェック・ボックスを選択して、受信者のみがメッセージを表示できるようにします。
終了したら「保存して閉じる」をクリックします。
これで、メッセージは受信者の「メッセージ・ボード」ビューおよび「アクティビティ・ストリーム」ビューに表示されます。
受信したプライベート・メッセージは、「共有」とマークすることで、あなたのメッセージ・ボードにアクセスできるすべてのユーザーと共有できます。他のユーザーから送られてきたプライベートとマークされたメッセージは、受信者と送信者のみがメッセージ・ボードで表示できます(ただし、メッセージ・ボードのアクティビティを表示しないようにアクティビティ・ストリームが構成されていないかぎり、受信者と送信者のすべてのコネクションは、各自のアクティビティ・ストリームでプライベート・メッセージを表示できます。)
関連項目: アプリケーション・レベルおよび個人用レベルで特定のタイプのアクティビティをアクティビティ・ストリームから除外する方法の詳細は、第22.3項「アクティビティ・ストリームのプリファレンスの設定」を参照してください。 |
プライベート・メッセージを共有とマークすると、許可されたユーザーがあなたの「メッセージ・ボード」ビューを表示できるようになります。
メッセージを共有としてマークする手順は次のとおりです。
自分の「メッセージ・ボード」ビューで、共有とマークするメッセージに移動します。
該当するメッセージの隣の「共有」リンクをクリックします(図12-26)。
これで、あなたのメッセージ・ボードにアクセスできる全員がメッセージを表示できるようになります。
システム管理者は、投稿したメッセージを投稿者が自ら修正できるようにメッセージ・ボード機能を構成できます。この権限が付与されると、投稿したすべてのメッセージを編集することが可能になります。
メッセージ・ボードのメッセージを編集する手順は次のとおりです。
システム管理者は、送信したメッセージを投稿者が自ら削除できるようにメッセージ・ボードを構成できます。この権限が付与されると、送信したメッセージをどれでも削除することが可能になります。
送信したメッセージを削除する手順は次のとおりです。
自分の「メッセージ・ボード」ビューで、削除するメッセージの隣の「削除」アイコンをクリックします(図12-29)。
表示される確認ダイアログで、「削除」ボタンをクリックします。
ユーザーが特にあなたに対してフィードバックやメッセージを投稿できるように「フィードバック」および「メッセージ・ボード」ビューアを設定するには、あなたのホーム・ポータル・ビューのページに「フィードバック」または「メッセージ・ボード」ビューアを追加して、そのページをコネクションと共有する必要があります。さらに、あなたをビューアの所有者として識別するように、「フィードバック」または「メッセージ・ボード」ビューアでパラメータを設定する必要があります。これを設定すると、コネクションはこのページにアクセスして、あなた宛てにメッセージやフィードバックを投稿することが可能になります。この項では、このプロセスについて説明します。
他のユーザーがあなた宛てにフィードバックやメッセージを投稿できるようにするには、次の手順を実行します。
ホーム・ポータルで、新しく個人用ページを作成するか既存の個人用ページを編集してコネクションにアクセス権を付与します。
コネクションがそのページを表示およびパーソナライズできるように、ページ・アクセスを設定します。
ヒント: ホーム・ポータルの個人用ページの1つを他のユーザーと共有すると、共有されたページは他のユーザーの「ページのパーソナライズ」ページに表示されます。他のユーザーは「ページのパーソナライズ」ページのコントロールを使用して、それぞれのホーム・ポータル・ビューでそのページを表示できます。 |
「デザイン」ビュー(ページ編集時のデフォルト・ビュー)で、ページに追加する「フィードバック」または「メッセージ・ボード」ビューアを選択して「追加」をクリックします。
注意: 「メッセージ・ボード」ビューアは、デフォルトで「ソーシャルとコミュニケーション」に格納されています。システム管理は「フィードバック」ビューアをリソース・カタログに追加して、あなたが使用できるようにする必要があります。 |
関連項目: ビューアの追加の詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築のページの編集に関する項を参照してください。個人用ページの編集は、ポータルでのページの編集と同じですが、これは拡張タスクです。 |
ビューアの「編集」アイコン()をクリックして、「コンポーネント・プロパティ」ダイアログを開きます。
関連項目: コンポーネント・プロパティの編集の詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築のコンポーネントのプロパティの設定に関する項を参照してください。コンポーネント・プロパティの編集は、拡張タスクです。 |
「コンポーネント・プロパティ」ダイアログの「パラメータ」タブで、次の必須フィールドに自分のユーザー名を入力します。
「フィードバック」の場合は、「リソースID」テキスト・ボックスに自分のユーザー名を入力します。
「フィードバック - クイック・ビュー」の場合は、「ユーザーID」テキスト・ボックスに自分のユーザー名を入力します。
「メッセージ・ボード」および「メッセージ・ボード - クイック・ビュー」の場合は、「ユーザー名」テキスト・ボックスに自分のユーザー名を入力します。
「保存」をクリックして、ページを保存します。
「閉じる」をクリックしてページ編集モードを終了します。
希望する場合は、このページへのリンクをコネクションに送信し、いつでも好きなときにフィードバックやメッセージを投稿できるように招待できます。詳細は、第5.14項「個人用ページへのリンクを含むメールの送信」を参照してください。
このページにアクセスできるすべてのユーザーは、あなたがこのページに配置した「フィードバック」または「メッセージ・ボード」ビューアを表示できます。ただし、コンポーネントのコンテンツを表示できるのは、プリファレンスを通してあなたがアクセス権を付与したユーザーのみです。
関連項目: フィードバックとメッセージ・ボードのプリファレンスの設定の詳細は、第12.2項「フィードバックのプリファレンスの設定」および第12.7項「メッセージのプリファレンスの設定」を参照してください。 |