Oracle Tuxedoシステム・コア管理リソースは、ATMIドメインとCORBAドメインの両方、およびそれらの関連リソースから構成されます。Oracle管理コンソールにより、システム管理者は構成およびランタイム管理用のコアOracle Tuxedo ATMIリソースを管理できます。
注: | Oracle Tuxedo CORBA管理リソースの作成と構成の詳細な手順は、「Tuxedo CORBAリソースの作成と構成」を参照してください。 |
次のヘルプ・トピックでは、Oracle Tuxedo ATMI管理リソースの作成または構成時の「新規オブジェクトの作成」ウィンドウと構成ツール・タブ・ページのフィールドを定義します。
注: | テキストの入力またはエントリの選択ができない説明フィールドは簡単に説明されています。 |
<a name="C_DOMAIN"></a>
既存のドメインをオープンするには、メニュー・バーから「ドメイン」→「ドメイン名」を選択します。
図4-1に、simple
ドメインをリストするサンプルの「ドメイン」メニューを示します。
表4-1で、他の「ドメイン」メニュー・オプションについて説明します。
<a name="T_DOMAIN"></a>
<a name="C_DOMAIN"></a>
<a name="N_DOMAIN"></a>
Oracle Tuxedo管理コンソール・アプレットを使用して、Oracle Tuxedoドメインの管理に必要なすべての管理タスクを実行できます。
新しいドメインを作成するには、メニュー・バーから「ドメイン」→「新規」を選択して、図4-2に示すような「新規オブジェクトの作成」ウィンドウを表示します。(ツリーで既存のドメインを選択し、クイック・メニューの「新規」を選択することもできます。)
「作成」をクリックして新しいドメインを作成します。(または、「取消」をクリックして新しいドメインを作成せずにウィンドウを閉じます。)
次の各項では、ドメインの「新規オブジェクトの作成」ウィンドウの属性フィールドについて詳細に説明します。
インタフェース内のどの部分でも、10進数形式のアドレスのフィールドは、文字0x
を先頭に付けて16進数形式でも指定できます。最初の0x
の後の各文字は、0から9までの数値またはAからFまでの文字です(大文字と小文字は区別されません)。16進数形式は、IPX/SPXやTCP/IPなどの任意のバイナリ・ネットワーク・アドレスに便利です。例:
0x0002091E9B02C112
0002
はTCP/IPアドレスの最初の部分であり、091E
は16進数に変換されたポート番号2334
です。残りの行には、155.2.193.12というIPアドレスの要素が変換された16進数が含まれます。155
は9B
、2
は02
のようになります。
<a name="13000"></a>
<a name="12037"></a>
0から30文字の文字列。デフォルトはNoName
です。この名前はGUIに表示する目的でのみ使用され、MIBに値として記録されません。
<a name="12017"></a>
<a name="13001"></a>
アプリケーションで使用される構造が配置される共有メモリー・セグメントを識別する数値キー。シングル・プロセッサ環境では、プロセス間通信(IPC)キーは掲示板を示します。マルチ・プロセッサまたはLAN環境では、このキーは特別掲示板連絡(DBBL)のメッセージ・キューに名前を付けます。
32769から262144までの整数。TCP/IPアドレッシングを使用してマシンのネットワークを定義する場合は、IPCキーの値を16進数表記で表現すると便利です。
<a name="13002"></a>
<a name="12039"></a>
アプリケーションの構成ファイルのマスター・コピー(TUXCONFIG
)が置かれているノードであるマスター・マシンの名前。マルチプロセッサ環境では、このマシンはDBBLを実行するマシンでもあります。
LMID1
[,LMID2
]
LMID1
LMID2
各論理マシン識別子(LMID)には、最大30文字が含まれます。マスター・マシンの名前(LMID1
)は、非アクティブなアプリケーションのローカル・マシンに対応している必要があります。シングルマシン・アプリケーションでは、バックアップ・マシンを指定できません。
名前は管理者が割り当てることも、アプリケーションで指定することもできます。
マスター・マシンの名前が必要になります。バックアップ・マシンの指定は任意です。マスター・マシンとバックアップ・マシンを使用したマシンのスワップの詳細は、「マスター・マシンとバックアップ・マシンの設定」を参照してください。バックアップ・マシンを指定する場合は、プロセスの再配置および起動時に(TUXCONFIG
ファイルとDBBLの)代替位置を指定します。
branch1a,branch1b
<a name="13003"></a>
<a name="12040"></a>
ドロップダウン・メニューから2つのメモリー・モデル(SHMまたはMP)のいずれかを選択することで指定される、シングルマシン(SHM)またはマルチプロセッサ(MP)アプリケーションとしてのOracle Tuxedoアプリケーションの分類。
<a name="13004"></a>
<a name="13009"></a>
<a name="12081"></a>
すべてのディレクトリは、アプリケーション・サーバーの起動時に検索されます。最初のディレクトリが、このマシンで起動されるすべてのアプリケーションおよび管理サーバーの現在のディレクトリになります。
pathname1
[:pathname2
[:pathname3
]...]
pathname
/home/apps/bankapp:/home/apps/personnelapp
<a name="13005"></a>
<a name="13011"></a>
<a name="12092"></a>
「アプリケーション構成ファイル(フルパス)」フィールドは、MIB属性TA_TUXCONFIG
と同等です。TUXCONFIG
は、構成ファイルのコンパイルとアプリケーションのアクティブ化に使用される環境変数の名前でもあります。この内部エントリは、アプリケーションのアクティブ化後にOracle Tuxedoシステム・ソフトウェアによって使用されます。
pathname
/home/bankapp/bankconfig
<a name="13079"></a>
<a name="13006"></a>
<a name="12085"></a>
このフィールドは、LMID上のブリッジ・プロセスがリスニング用アドレスとして使用する完全なネットワーク・アドレスを指定します。ブリッジのリスニング用アドレスは、アプリケーションに参加している他のブリッジ・プロセスの通信手段となります。
//hostname:port_number
//#.#.#.#:port_number
hostname
port_number
最初の形式の場合、ブリッジではローカルの名前解決機能(通常はDNS)を使用してhostname
のアドレスが検索されます。hostname
はブリッジが存在するマシンのアドレスに明確に解決される必要があります。
2つ目の形式の"#.#.#.#"
は、ドットで区切られた10進数です。それぞれの#
は0から255の数字です。このドット区切りの10進数は、ローカル・マシンのIPアドレスを表します。
アドレスは、任意の文字列(最大78文字)として指定することもできます。たとえば、STARLANネットワークでは文字列アドレスが使用されます。
TDomainが実行されているローカル・マシンがTCP/IPアドレッシングを使用していて、アドレスは155.2.193.18で、backup.company.com
という名前であるとします。TDomainがリクエストを受信するポート番号は2334となり、このポート番号はbankapp-bridge
という名前でネットワーク・サービス・データベースに追加されました。アドレスは次の5つの形式のいずれかで指定できます。
//155.2.193.18:bankapp-bridge
//155.2.193.18:2334
//backup.company.com:bankapp-bridge
//backup.company.com:2334
//0x0002091E9B02C112
最後の例は、16進数アドレス形式を示しています。
<a name="13080"></a>
<a name="13007"></a>
<a name="12086"></a>
このフィールドは、LMIDが指定するノード上でネットワークにサービスを提供するUNIX tlisten(1)
プロセス用のネットワーク・アドレスを指定します。
このフィールドの形式は、「ネットワーク・アドレス」(TA_NADDR)と同じです。
tmloadcf(1)
は、大半のマシンで当該フィールドに値を入力しない場合、エラーを出力します。MASTER LMIDの当該フィールドで値を入力しない場合、tmloadcf
が警告を出力し、tmadmin(1)
はリモート・マシンにおいて管理者モードで実行できなくなり、読取り専用操作に限定されます。これはまた、バックアップ・サイトが障害後にマスター・サイトを再起動できないことを意味します。
「ネットワーク・アドレス(TA_NADDR)」の例を参照してください。
<a name="13081"></a>
<a name="13008"></a>
<a name="12082"></a>
LMID上に置かれたブリッジ・プロセスがネットワークにアクセスするのに使用するデバイス名。
ネットワーキング機能がTLIベースの場合、デバイス名は絶対パス名である必要があります。ネットワーク・トランスポート・エンドポイントのファイル・パスは次の形式です。
/dev/provider_name
STARLANの場合、これは/dev/starlan
です。マルチプロセッサ構成では、値は/dev/starlan
N
の形式(N
はPE番号)です。
ネットワーキング機能がソケットベースの場合、このフィールドに値を入力する必要はありません。
/dev/starlan
アプリケーション・リソースは、グローバル・アプリケーション属性を参照します。つまり、アプリケーション全体に適用される属性またはドメインを参照します。これらの属性値は、Oracle Tuxedoアプリケーションの識別、カスタマイズ、サイズの指定、セキュリティ保護、およびチューニングに使用します。アプリケーション・リソースのタブで設定した属性値の多くは、管理用オブジェクトのその他のクラスのアプリケーション・デフォルト値として機能します。
アプリケーション・リソースに関する情報は、8つのタブ・ページにリストされます。
一般ドメイン属性を構成するには、Oracle Tuxedo管理コンソールのツリー・ビューからドメインを選択し、構成ツール・ペインの「一般」タブを選択します。タブには次の構成フィールドがあります。
<a name="12034"></a>
このフィールドには、ドメインの状態が表示されます。ドメインは、次のいずれかの状態になります。
<a name="12390"></a>
このフィールドには、ライセンス許可されているOracle Tuxedo製品が表示されます。
<a name="12391"></a>
このフィールドには、Oracle Tuxedoライセンスの期限が切れる日付が表示されます。
<a name="12392"></a>
このフィールドには、Oracle Tuxedoライセンスの使用を許可されている最大ユーザー数が表示されます。
<a name="12393"></a>
このフィールドには、Oracle Tuxedoライセンス番号が表示されます。
「セキュリティ」タブ・ページには、次のフィールドがあります。
<a name="12033"></a>
Oracle Tuxedo管理者がこのドメインにログインするためのデフォルト・ユーザーID。
0以上の整数(オペレーティング・システムによる制限まで)。デフォルトは、tmloadcf
コマンドを実行しているユーザーの有効なユーザーIDです。Windows 2000システムでは0を指定します。
ここで指定した値は、Machinesクラスの「セキュリティ」タブの「ユーザーID」フィールドに別の値を指定することでマシンごとにオーバーライドできます。
<a name="12010"></a>
Oracle Tuxedo管理者がこのドメインにログインするためのデフォルト・グループID。
0以上の整数(オペレーティング・システムによる制限まで)。デフォルトは、tmloadcf
コマンドを実行しているユーザーの有効なグループIDです。Windows 2000システムでは0を指定します。
ここで指定した値は、Machinesクラスの「セキュリティ」タブに別のグループIDを指定することでマシンごとにオーバーライドできます。
<a name="12043"></a>
このフィールドは、アプリケーション・セキュリティの方式を指定します。
ドロップダウン・メニューに表示されているいずれかのメソッド。使用可能な値を表4-2に示します。
セキュリティ方式を選択するための前提条件は、パスワードの割当てです。
<a name="12000"></a>
このフィールドは、次のものに対してIPC構造ファイルへの読取りおよび書込みアクセスを制御する数値を保持します。
0001から0777の範囲の4桁の8進数(最初の文字は常に0)で、掲示板を実装するIPC構造に対して設定した読取りおよび書込み権限(UNIXシステムで定義)と、システムおよびアプリケーション・メッセージ・キューのデフォルトのUNIXシステム権限を表します。デフォルトは0666で、指定されたユーザー、指定されたグループおよびその他任意のユーザーに読取りおよび書込み権限(6)が付与されていることを示します。
ここで指定した値は、Machinesクラスの「セキュリティ」タブの「権限」に別の値を指定することでマシンごとにオーバーライドできます。
注: | アクティブなオブジェクトでこの属性を変更しても、実行中のサーバーやクライアントには反映されません。 |
この属性はUNIXシステムに固有です。Oracle Tuxedo管理コンソールは、UNIXプラットフォーム以外で実行されているアプリケーションにこの属性を戻しません。
<a name="12035"></a>
システムに参加している各クライアントに対して、システムによって呼び出されるアプリケーション認証サービスの名前。
0から127文字の文字列で、「セキュリティ」(TA_SECURITY)で指定したUSER_AUTH
、ACL
、MANDATORY_ACL
のいずれかの値です。
上方互換性のために、APP_PW
とAUTHSVC
はどちらもUSER_AUTH
を意味します。「セキュリティ」(TA_SECURITY)でこの2つを指定した場合、ここで指定した内容に関係なくservice_name
がUSER_AUTH
に設定され、通知はされません。
「セキュリティ」(TA_SECURITY)でACL
またはMANDATORY_ACL
セキュリティ方式を選択した場合、service_name
はAUTHSVC
である必要があります。ここで行った指定に関係なく、この名前が使用されます。
「セキュリティ」(TA_SECURITY)でUSER_AUTHを選択した場合、service_name
のデフォルトはAUTHSVCです。
「セキュリティ」(TA_SECURITY)でセキュリティなし(NONE)またはAPP_PWを選択した場合、このフィールドの値は不要です。
<a name="12046"></a>
クリアテキストのアプリケーション・パスワード。システムはこの情報を自動的に暗号化します。
0から8文字の文字列。「セキュリティ」(TA_SECURITY)でセキュリティなし(NONE)を選択した場合、このフィールドは不要です。
two4one
<a name="12036"></a>
Oracle Tuxedoアプリケーションのすべてのクライアントおよびサーバー・プロセスのTP_COMMIT_CONTROL
の初期設定。
ドロップダウン・メニューに表示される次のセキュリティ方式のいずれかを選択します。
COMPLETE
この特性の設定の詳細は、BEA Tuxedo ATMI C関数リファレンス・マニュアルのtpscmt(3)
関数の説明を参照してください。
注: | この属性を実行時に変更しても、アクティブなクライアントやサーバーには反映されません。 |
<a name="12018"></a>
特定のプロセッサ上で、掲示板に同時にアクセスできるプロセスのデフォルトの最大数。
0から32767の範囲の整数。この数値を計算するときに、BBLやtmadmin
コマンドなどのシステム管理プロセスを含める必要はありません。デフォルトは50です。
このフィールドは、Machinesクラスのアクティブなオブジェクトまたは構成済オブジェクトには影響しません。
<a name="12020"></a>
掲示板のバッファ・タイプ表に対応するバッファ・タイプの最大数。
1から32767の範囲の整数を表示します。デフォルトは6です。
<a name="12019"></a>
掲示板のバッファ・サブタイプ表に対応するバッファ・サブタイプの最大数。
1から32767の範囲の整数を表示します。デフォルトは50です。
<a name="12021"></a>
これは、Machinesクラスで新規に構成したオブジェクトのデフォルトの属性設定です。ここで指定した値は、Machinesクラスの「制限」タブの「最大会話数」フィールドに別の値を指定することでマシンごとにオーバーライドできます。
<a name="12022"></a>
掲示板のルーティング表に対応するルーティング表エントリの最大数。
1から32767の範囲の整数を表示します。デフォルトは0です。
Routing Tablesクラスのオブジェクトごとに1つのエントリが必要です。実行時の拡張を可能にするには追加のエントリを割り当てる必要があります。
<a name="12027"></a>
掲示板の範囲基準表に対応するルーティング基準範囲表エントリの最大数。
1から32767の範囲の整数を表示します。デフォルトは0です。
Routingクラスの「一般」タブの「ルーティング表範囲」フィールドの指定内の範囲ごとに1つのエントリが必要です。また、ルーティング表クラスのオブジェクトごとに1つのエントリが必要です。実行時の拡張を可能にするには追加のエントリを割り当てる必要があります。
<a name="12028"></a>
掲示板の文字列プールに登録できる文字列プール領域の最大容量。最大ルーティング範囲(TA_MAXRFT)で指定される文字列とcarray
は、文字列プールに保存されます。(carray
とcharacter arrayは、型付きバッファ形式です。そこではデータは連続したバイトの配列で、関連付けられた長さの値が常に必要になります)実行時の拡張を可能にするには追加の容量を割り当てる必要があります。
0から32760の範囲の整数を表示します。デフォルトは0です。
<a name="12025"></a>
256から8191の範囲の整数を表示します。デフォルトは256です。
<a name="12023"></a>
掲示板サーバー・グループ表に対応する構成済サーバー・グループの最大数。
100から32767の範囲の整数を表示します。デフォルトは100です。
<a name="12029"></a>
1から8191の範囲の整数を表示します。デフォルトは50です。
システムで提供される管理サーバーの場合は、この属性の設定に余裕が必要です。各Oracle Tuxedoサイトの管理により、約1台のサーバーが追加されます。また、(Groupsクラスの「TMS」タブの「TMS名」フィールドで)任意のサーバー・グループに対してTMSが指定されている場合、それらはサーバー・グループとともに起動されるため、このフィールドに入力する値を決定するときに考慮する必要があります。
<a name="12030"></a>
1から32767の範囲の整数を表示します。デフォルトは100です。
管理の目的でサービスを提供するシステム提供のサーバーでは、この属性の設定に余裕が必要です。各Oracle Tuxedoサイトの管理により、約5つのサービスが追加されます。Oracle Tuxedo Workstation、/Q、Domainなどのその他の管理コンポーネントでも、考慮する必要のある管理サービスが追加される場合があります。
<a name="12026"></a>
1から8191の範囲の整数を表示します。デフォルトは50です。
<a name="12403"></a>
特定のマシンが同時に関与できるグローバル・トランザクションの最大数。
ここで指定した値は、Machinesクラスの「制限」タブの「最大グローバル・トランザクション数」フィールドに別の値を指定することでマシンごとにオーバーライドできます。
<a name="12024"></a>
1から16384の範囲の整数を表示します。デフォルトは16384です。定義できる最大のグループ識別子はmax_aclgroups
より1少ない値です。
<a name="12032"></a>
システムによる定期的なスキャンの時間間隔(秒単位)。定期的なスキャンは、古いトランザクションとサービス・リクエスト内でタイムアウトになっているブロッキング呼出しの検出に使用されます。
0から60の範囲の整数。デフォルトは0です。基本的な時間単位(スキャン単位)は5の倍数である必要があります。
SET操作でこの属性に0を渡すと、属性がそのデフォルト値にリセットされます。
<a name="12001"></a>
登録されたBBLでDBBLステータス・チェックが行われる時間間隔(スキャン単位で表されます)。DBBLは、すべてのBBLの状態がこのフィールドで指定した期間内に報告されるようにします。BBLからの報告がない場合、DBBLはそのBBLにメッセージを送信し、ステータスを照会します。応答がない場合、BBLはパーティション化されます。
0から32767の範囲の整数。デフォルトは0です。この属性値は、scan_unit
(「サニティ・チェックの基本時間単位」(TA_SCANUNIT)で指定した値)の少なくとも2倍に設定する必要があります。デフォルトは、300をscan_unit
で除算した値とほぼ等しい整数です。
<a name="12002"></a>
ブロッキングATMI呼出しがタイムアウトになる前にブロックする最小時間(スキャン単位で表されます)。DBBLは、すべてのBBLの状態がこのフィールドで指定した期間内に報告されるようにします。BBLからの報告がない場合、DBBLはそのBBLにメッセージを送信し、ステータスを照会します。応答がない場合、BBLはパーティション化されます。
0から32767の範囲の整数。デフォルトは、50をscan_unit
で除算した値とほぼ等しい整数です。
SET操作でこの属性に0を渡すと、属性がそのデフォルト値にリセットされます。
<a name="12009"></a>
DBBLがタイムアウトになる前にBBLからの応答を待機する必要のある最大時間(スキャン単位で表されます)。DBBLは、すべてのBBLの状態がこのフィールドで指定した期間内に報告されるようにします。BBLからの報告がない場合、DBBLはそのBBLにメッセージを送信し、ステータスを照会します。応答がない場合、BBLはパーティション化されます。
0から32767の範囲の整数。デフォルトは、20をscan_unit
で除算した値とほぼ等しい整数です。
SET操作でこの属性に0を渡すと、属性がそのデフォルト値にリセットされます。
<a name="12031"></a>
システムの基本サニティ・チェックが行われる時間間隔(スキャン単位で表されます)。DBBLは、すべてのBBLの状態がこのフィールドで指定した期間内に報告されるようにします。BBLからの報告がない場合、DBBLはそのBBLにメッセージを送信し、ステータスを照会します。応答がない場合、BBLはパーティション化されます。
サニティ・チェックには、ローカル・マシンで実行されているクライアント/サーバーに対して各BBLが行う実行可能性チェックと、BBLステータス・チェックイン(MPモードのみ)が含まれます。
0から32767の範囲の整数。デフォルトは、20をscan_unit
で除算した値とほぼ等しい整数です。
SET操作でこの属性に0を渡すと、属性がそのデフォルト値にリセットされます。
「システム・パラメータ」タブ・ページには、次のフィールドがあります。
<a name="12038"></a>
ロード・バランシングを有効にするかどうか。ドロップダウン・メニューから「Yes
」または「No
」を選択することで指定します。
このフィールドに対する変更は、クライアントとサーバーに影響しません。
<a name="12041"></a>
システムがクライアント・プロセスに送信される任意通知型メッセージに使用するデフォルトの通知検出方法。ドロップダウン・メニューから選択します。
ドロップダウン・メニューに表示されているいずれかのメソッド。選択可能な値を表4-3に示します。
任意通知型メッセージが検出されると、それらは、アプリケーションで定義され、UNIX tpsetunsol(3)
関数で識別されている任意通知型メッセージ処理ルーチンを通じてアプリケーションから使用可能になります。このデフォルト値は、適切なtpinit(3)
フラグ値を使用してクライアントごとにオーバーライドできます。
この属性に対する実行時の変更は、アクティブなクライアントに影響しません。クライアント・プロセスのすべてのシグナリングは、アプリケーション・プロセスではなく管理システム・プロセスによって行われます。したがって、同じUNIXシステム・ユーザー識別子で実行されているクライアントにのみ、SIGNAL方式を使用して通知できます。
<a name="12045"></a>
2つのシグナルのどちらをシグナル・ベースの通知に使用するかを表示します。
<a name="12042"></a>
選択可能な値を表4-4に示します。
アクティブなアプリケーションでは、ACCSTATS
オプションのみ設定またはリセットできます。
<a name="12044"></a>
アプリケーション・プロセス内で、Oracle TuxedoライブラリからOracle Tuxedo内部表へのアクセスを実現するデフォルト・モード。
選択可能な値を表4-5に示します。
実行中のアプリケーションでのこの属性値に対する更新は、サーバー・クラス内の新規に起動されたクライアントと新規に構成されたオブジェクトにのみ影響します。
FASTPATH, NO_OVERRIDE
<a name="12012"></a>
このフィールドには、(Oracle Tuxedoの起動後またはこのフィールドのカウンタをリセットした後に)構成されたマシンの上限数が表示されます。
<a name="12013"></a>
このフィールドには、Oracle Tuxedoの起動後に使用された掲示板キュー表エントリの上限数が表示されます。
<a name="12011"></a>
このフィールドには、掲示板のルーティング表に対応するルーティング表エントリの最大数が表示されます。ルーティング表クラスのオブジェクトごとに、エントリが1つずつ必要です。実行時の拡張を可能にするには追加のエントリを割り当てる必要があります。
<a name="12014"></a>
このフィールドには、掲示板範囲基準表に対応するルーティング基準範囲表のエントリの最大数が表示されます。(ルーティング表クラスの「一般」タブの)「ルーティング表範囲」フィールドで指定した範囲ごとに1つのエントリが必要です。また、ルーティング表クラスのオブジェクトごとに1つのエントリが必要です。実行時の拡張を可能にするには追加のエントリを割り当てる必要があります。
<a name="12015"></a>
このフィールドには、掲示板文字列プール表に対応する最大文字列プール容量が表示されます。(ルーティング表クラスの「一般」タブの)「ルーティング表範囲」フィールドで指定した文字列carray
は、文字列プールに格納されます。実行時の拡張を可能にするには追加の容量を割り当てる必要があります。
<a name="12016"></a>
このフィールドには、使用中の掲示板サーバー表のエントリの上限数が表示されます。
<a name="12048"></a>
このフィールドには、使用中の掲示板サーバー・グループ表の上限数が表示されます。
<a name="12049"></a>
このフィールドには、使用中の掲示板サービス表のエントリの上限数が表示されます。
<a name="12004"></a>
このフィールドには、現在構成されているマシンの数が表示されます。
<a name="12005"></a>
このフィールドには、現在使用されている掲示板キュー表のエントリ数が表示されます。
<a name="12003"></a>
このフィールドには、現在使用されている掲示板ルーティング表のエントリ数が表示されます。
<a name="12006"></a>
このフィールドには、現在使用されている掲示板ルーティング基準範囲表のエントリ数が表示されます。
<a name="12007"></a>
このフィールドには、ルーティング表文字列プールの現在のサイズが表示されます。
<a name="12008"></a>
このフィールドには、現在使用されている掲示板サーバー表のエントリ数が表示されます。
<a name="12404"></a>
このフィールドには、現在使用されている掲示板サーバー・グループ表のエントリ数が表示されます。
<a name="12405"></a>
このフィールドには、現在使用されている掲示板サービス表のエントリ数が表示されます。
<a name="12406"></a>
このフィールドには、現在使用されている掲示板タイプ表のエントリ数が表示されます。
<a name="12407"></a>
このフィールドには、現在使用されている掲示板サブタイプ表のエントリ数が表示されます。
<a name="N_MACHINE"></a>
次のヘルプ・トピックでは、マシンを作成するために「新規オブジェクトの作成」ウィンドウで入力する情報について説明します。
この項の以降の部分では、「新規オブジェクトの作成」ウィンドウのフィールドについて説明します。
<a name="13010"></a>
<a name="12087"></a>
Oracle Tuxedoがこのアプリケーションに対して構成されているマシンにアプリケーション・リソースをマッピングするために(特にTM_MIBで)使用する物理マシン識別子。
UNIXユーザーの場合: 「マシン名」の値は、このマシンでuname -a
コマンドを実行したときに戻されるノード名です。
jupiter
<a name="13013"></a>
<a name="12096"></a>
<a name="12087"></a>
構成されたマシンにアプリケーション・リソースをマッピングする唯一の手段としてTM_MIB定義で使用される論理マシン識別子。
最初のマシンに障害が発生した場合にバックアップ・マシンに論理名を割り当てるオプションがあります。
SITE1
<a name="13012"></a>
<a name="12093"></a>
TUXDIR
は、Oracle Tuxedoソフトウェアが存在する(このマシン上の)ディレクトリの絶対パス名です。
2から78文字の長さの文字列。このディレクトリはリモート・ファイルシステム上にあってはなりません。
/home/tuxedo
<a name="T_MACHINE"></a>
<a name="C_MACHINE"></a>
マシン属性は、次のラベルの9つのタブ・ページにリストされます。
<a name="12094"></a>
マシン・タイプ。マシンはデータ表現などに基づいてグループ化されます。
0から15文字の文字列。この値は、比較の目的でのみ使用されます。デフォルトはエントリなし(null文字列)であり、このフィールドに値が指定されていない他の任意のマシンと一致します。
このパラメータは、マシンの比較に使用されます。同じタイプが2つのマシンに割り当てられている場合は、それらの間でデータが送信されるときにデータのエンコード/デコードが省略されます。アプリケーションが異機種ネットワークのマシンで構成されている場合、またはネットワーク内のマシン上で様々なコンパイラを使用している場合は、タイプを指定することをお薦めします。
<a name="12095"></a>
(このマシンで実行されたすべてのサーバー、クライアントおよび管理プロセスに対する)ユーザー・ログ・エラー・メッセージ・ファイルが格納されるディレクトリ。ディレクトリは、ユーザー・ログ・エラー・メッセージ・ファイルの絶対パス名(ファイル名は含まない)として指定します。
0から78文字の文字列。このディレクトリはリモート・ファイルシステム上にあってはなりません。デフォルトは$APPDIR/ULOG
です。
アクティブなオブジェクトでこの属性を変更しても、実行中のサーバーやクライアントには反映されません。
/usr2/apps/bank/ULOG
<a name="12084"></a>
このマシン上のすべてのサーバーの環境に追加する変数を含むファイルのパス名。
0から78文字の文字列。デフォルトはエントリなし(null文字列)です。
/home/bankapp/bankenv
<a name="12080"></a>
このフィールドには、マシンの状態が表示されます。マシンは、次のいずれかの状態になります。
マシン属性の「ネットワーク」タブには、次のフィールドがあります。
<a name="12075"></a>
ロード・バランシング中、具体的にはこのマシンから別のマシンにサービス・リクエストを送信するコストを計算するときに追加する負荷。
マシン属性の「セキュリティ」タブには、次のフィールドがあります。
<a name="12077"></a>
このマシンのOracle Tuxedoアプリケーション管理者のUNIXシステム・ユーザー識別子。
0から2147483647の範囲の整数。デフォルトは、アプリケーション・リソース(T_DOMAIN)クラスの「セキュリティ」タブの「ユーザーID」フィールドに入力した値です。tmboot(1)
、tmshutdown(1)
、tmadmin(1)
などの管理コマンドは、このIDの所有者としてこのマシン上で実行する必要があります。このマシン上のアプリケーションや管理サーバーは、このユーザーとして起動されます。掲示板に対して作成されたIPC構造は、このIDに関連付けられています。
UNIXシステム固有の属性です。アプリケーションを実行しているプラットフォームがUNIXベースでない場合は、この属性を戻せません。
<a name="12053"></a>
このマシンのOracle Tuxedoアプリケーション管理者のUNIXシステム・グループ識別子。(このマシンの管理者は、ユーザー ID (TA_UID)に入力した値によって定義されるように、ユーザーIDの所有者になります)
0から2147483647の範囲の整数。デフォルトは、アプリケーション・リソース(T_DOMAIN)クラスの「セキュリティ」タブの「ユーザーID」フィールドに入力した値です。
UNIXシステム固有の属性です。アプリケーションを実行しているプラットフォームがUNIXベースでない場合は、この属性を戻せません。
<a name="12049"></a>
掲示板を実装するIPC構造体に関連付けられている権限を示す数値。
0001から0777の範囲の4桁の8進数(最初の文字は常に0)で、掲示板を実装するIPC構造に対して設定した読取りおよび書込み権限(UNIXシステムで定義)と、システムおよびアプリケーション・メッセージ・キューのデフォルトのUNIXシステム権限を表します。たとえば、値0666は、指定されたユーザー、指定されたグループおよびその他任意のユーザーに読取りおよび書込み権限(6)が付与されていることを示します。デフォルトは、アプリケーション・リソース(T_DOMAIN)の「セキュリティ」タブの「ユーザーID」フィールドに入力した値です。
この属性はUNIXシステムに固有です。Oracle Tuxedo管理コンソールは、UNIXプラットフォーム以外で実行されているアプリケーションにこの属性を戻しません。
<a name="12047"></a>
Oracle Tuxedoネットワーク・リンク上を流れるデータが暗号化されている場合にプロセスが受け入れる最小暗号化レベル。
ドロップダウン・メニューに表示されているメソッドの1つ。選択可能な値を表4-6に示します。
注: | アクティブなオブジェクトでこの属性を変更しても、実行中のサーバーやクライアントには反映されません。 |
暗号化レベルは、復号化に使用される暗号化キーのサイズです(ビット単位で表されます)。デフォルトは0で、暗号化されません。このマシンへのネットワーク・リンクを確立する場合は、この最小暗号化レベル以上が必要です。この最小暗号化レベルを満たせない場合は、リンクの確立は失敗します。
最小および最大暗号化レベルは、Oracle Tuxedoドメインに参加しているすべてのマシンに対して指定する必要があります。通信セッション中に、一方の参加プロセスが現在のマシンに指定されている最大レベルをサポートしない場合は、最小暗号化レベルが使用されます。
<a name="12048"></a>
Oracle Tuxedoネットワーク・リンク上を流れるデータが暗号化されている場合にプロセスが受け入れる最大暗号化レベル。
ドロップダウン・メニューに表示されているメソッドの1つ。選択可能な値を表4-7に示します。
暗号化レベルは、復号化に使用される暗号化キーのサイズです(ビット単位で表されます)。デフォルトは28です。このマシンへのネットワーク・リンクを確立する場合は、この暗号化レベルまでが受け入れられます。
最小および最大暗号化レベルは、Oracle Tuxedoドメインに参加しているすべてのマシンに対して指定する必要があります。通信セッション中に、一方の参加プロセスが現在のマシンに指定されている最大レベルをサポートしない場合は、最小暗号化レベルが使用されます。
<a name="12057"></a>
特定のプロセッサ上で、掲示板に同時にアクセスできるクライアントとサーバーの最大数。
0から32767の範囲の整数。この数値を計算するときにBBLなどのシステム管理プロセスを含める必要はありませんが、すべてのアプリケーション・サーバー、クライアントおよびTMSサーバーは計算に入れる必要があります。アプリケーションがこのサイトでワークステーション・リスナーをアクティブにする場合は、リスナーと、アクティブになる可能性のある潜在的な数のワークステーション・ハンドラの両方を計算に入れる必要があります。デフォルトは、アプリケーション・リソース(T_DOMAIN)の「制限1」タブの「最大アクセス数」(TA_MAXACCESSORS)に入力した値です。
<a name="12058"></a>
1から32767の範囲の整数。デフォルトは、アプリケーション・リソース(T_DOMAIN)の「制限1」タブの「最大会話数」(TA_MAXCONV)で指定した値です。
これは、Machinesクラスで新規に構成したオブジェクトのデフォルトの属性設定です。サーバーごとの同時会話数の最大値は64です。サーバーごとの同時会話数の最大値は64です。
<a name="12060"></a>
このマシンでワークステーション・クライアントに対してのみ予約されているアクセサ・エントリの数。
このフィールドは、ワークステーション機能が使用されている場合にのみアクティブになります。ここで指定した数値は、「最大アクセス数」(TA_MAXACCESSORS)に入力した値で指定されているアクセサ・スロットの総数に含まれます。ワークステーション・クライアントからシステムへのアクセスは、Oracle Tuxedoシステムに組み込まれている代理プロセス、つまりワークステーション・ハンドラによって多重化されるため、このパラメータを適切に設定すると、IPCリソースを節約できます。
このフィールドの値は、「最大アクセス数」(TA_MAXACCESSORS)の値より小さくする必要があります。このフィールドにより大きい値を設定すると、エラーになります。
<a name="12059"></a>
このマシンが同時に関与できるグローバル・トランザクションの最大数
1から32767の範囲の整数。デフォルトは、アプリケーション・リソース(T_DOMAIN)の「制限2」タブの「最大グローバル・トランザクション数」(MAXGTT)で指定した値です。
<a name="12072"></a>
UNIXセマフォ上のプロセスをブロックするまでに実行する、ユーザー・レベルでの掲示板のロック回数。
0以上の整数。デフォルトは0です。値0は、提供されたバイナリに組み込まれているスピン数を使用する必要があることを示します。このパラメータが設定されている場合、TMSPINCOUNT
環境変数は無視されます。この動作は、プラットフォームによって異なります。
デフォルト値は、各マシンのOracle Tuxedoのバイナリに組み込まれています。この属性を使用すると、これらのデフォルト設定をチューニングの目的で実行時にオーバーライドできます。この属性値をゼロに設定すると、スピン・カウントを各サイトの組込みのデフォルト値にリセットできます。ここで、またはubbconfig
ファイルで値が設定されていない場合、システムはTMSPINCOUNT
環境変数を使用します。
<a name="12083"></a>
リモート・トラフィックに対して、またオプションでローカル・トラフィックに対して圧縮が行われるしきい値メッセージ・サイズ。
remote
およびlocal
の値は、負以外の数値、またはマシンの最大長の設定に動的に変換される文字列MAXLONG
です。デフォルトはMAXLONG,MAXLONG
です。
remote
にのみ値を入力した場合、local
の値はMAXLONG
に設定されます。
<a name="12410"></a>
TA_SECURITY
がACL
またはMANDATORY_ACL
に設定されている場合のキャッシュ内のACL用エントリ数。このパラメータを適切に設定すると、共有メモリー上のリソースを節約しながら、ACLチェックの実行に必要なディスク・アクセスの回数を減らすことができます。
マシン属性の「トランザクション・ログ」タブには、次のフィールドがあります。
<a name="12091"></a>
複数のDTPトランザクション・ログ(またはTLOG)が同じTLOGデバイス(「TLOGデバイス」(TA_TLOGDEVICE))に存在する場合、それらは一意の名前である必要があります。このフィールドに指定した名前は、TLOG表が作成されている構成の他の表の他のどの名前とも一致しない必要があります。
JUPITERLOG
<a name="12074"></a>
このマシンのDTPトランザクション・ログ("TLOG")のページ数。
ページ数を表す1から2048の範囲の整数。デフォルトは100です。入力した値は、完全にアプリケーションに依存します。グローバル・トランザクションの完了後に、TLOGレコードは不要になり、廃棄されます。
<a name="12090"></a>
このマシンのDTPトランザクション・ログ(TLOG)を格納しているデバイス(RAWスライス)またはUNIXシステム・ファイルのフルパス名。(TLOGはデバイスにOracle Tuxedo VTOC表として格納されます。)
0から64文字の文字列。このフィールドに値を入力しない場合は、このマシンにTLOGがないと想定されます。
マシン・クラスの「一般」タブで「Tuxedoルート・ディレクトリ(フルパス)」(TA_TUXDIR)に(このマシンに対して)入力した値と同じ値を指定できます。特定のマシンのTLOGデバイスが存在しない場合、関連付けられたLMIDは、分散トランザクションに参加しているサーバー・グループで使用できません。
/usr2/apps/bank/TLOG
<a name="12061"></a>
Oracle Tuxedoの起動後(またはこのフィールドのリセット後)に、このマシンから実行されたtpconnect
(3)操作の数。
0以上の整数。マシンがアクティブな状態の場合は、表示されている数値を新規カウントの開始点として使用する数字で置換することによりリセットできます。カウンタをリセットする場合は0を入力することをお薦めします。
このフィールドに表示されている数値をカウンタの開始点として解釈します。たとえば、カウンタを1000にリセットした後、このフィールドに表示されている数値が10000の場合、実行された操作数は9000です。
<a name="12062"></a>
Oracle Tuxedoの起動後(またはこのフィールドのリセット後)に、このマシンから実行されたtpdequeue
(3)操作の数。
0以上の整数。マシンがアクティブな状態の場合は、表示されている数値を新規カウントの開始点として使用する数字で置換することによりリセットできます。カウンタをリセットする場合は0を入力することをお薦めします。
このフィールドに表示されている数値をカウンタの開始点として解釈します。たとえば、カウンタを1000にリセットした後、このフィールドに表示されている数値が10000の場合、実行された操作数は9000です。
<a name="12063"></a>
Oracle Tuxedoの起動後(またはこのフィールドのリセット後)に、このマシンから実行されたtpenqueue
(3)操作の数。
0以上の整数。マシンがアクティブな状態の場合は、表示されている数値を新規カウントの開始点として使用する数字で置換することによりリセットできます。カウンタをリセットする場合は0を入力することをお薦めします。
このフィールドに表示されている数値をカウンタの開始点として解釈します。たとえば、カウンタを1000にリセットした後、このフィールドに表示されている数値が10000の場合、実行された操作数は9000です。
<a name="12064"></a>
Oracle Tuxedoの起動後(またはこのフィールドのリセット後)に、このマシンから実行されたtppost
(3)操作の数。
0以上の整数。マシンがアクティブな状態の場合は、表示されている数値を新規カウントの開始点として使用する数字で置換することによりリセットできます。カウンタをリセットする場合は0を入力することをお薦めします。
このフィールドに表示されている数値をカウンタの開始点として解釈します。たとえば、カウンタを1000にリセットした後、このフィールドに表示されている数値が10000の場合、実行された操作数は9000です。
<a name="12065"></a>
Oracle Tuxedoの起動後(またはこのフィールドのリセット後)に、このマシンから実行されたtpacall
(3)またはtpcall
(3)操作の数。
0以上の整数。マシンがアクティブな状態の場合は、表示されている数値を新規カウントの開始点として使用する数字で置換することによりリセットできます。カウンタをリセットする場合は0を入力することをお薦めします。
このフィールドに表示されている数値をカウンタの開始点として解釈します。たとえば、カウンタを1000にリセットした後、このフィールドに表示されている数値が10000の場合、実行された操作数は9000です。
<a name="12052"></a>
このフィールドには、このマシンで現在使用されているトランザクション表のエントリ数が表示されます。
<a name="12067"></a>
Oracle Tuxedoの起動後(またはこのフィールドのリセット後)に、このマシンから(tpbegin
(3)で)開始されたトランザクションの数。
0以上の整数。マシンがアクティブな状態の場合は、表示されている数値を新規カウントの開始点として使用する数字で置換することによりリセットできます。カウンタをリセットする場合は0を入力することをお薦めします。
このフィールドに表示されている数値をカウンタの開始点として解釈します。たとえば、カウンタを1000にリセットした後、このフィールドに表示されている数値が10000の場合、実行された操作数は9000です。
<a name="12068"></a>
Oracle Tuxedoの起動後(またはこのフィールドのリセット後)に、このマシンから(tpabort
(3)で)中断されたトランザクションの数。
0以上の整数。マシンがアクティブな状態の場合は、表示されている数値を新規カウントの開始点として使用する数字で置換することによりリセットできます。カウンタをリセットする場合は0を入力することをお薦めします。
このフィールドに表示されている数値をカウンタの開始点として解釈します。たとえば、カウンタを1000にリセットした後、このフィールドに表示されている数値が10000の場合、実行された操作数は9000です。
<a name="12069"></a>
Oracle Tuxedoの起動後(またはこのフィールドのリセット後)に、このマシンから(tpcommit
(3)で)コミットされたトランザクションの数。
0以上の整数。マシンがアクティブな状態の場合は、表示されている数値を新規カウントの開始点として使用する数字で置換することによりリセットできます。カウンタをリセットする場合は0を入力することをお薦めします。
このフィールドに表示されている数値をカウンタの開始点として解釈します。たとえば、カウンタを1000にリセットした後、このフィールドに表示されている数値が10000の場合、実行された操作数は9000です。
<a name="12050"></a>
このフィールドには、現在このマシンにログインしているネイティブ・クライアントおよびワークステーション・クライアントの数が表示されます。
<a name="12051"></a>
このフィールドには、現在このマシンにログインしているワークステーション・クライアントの数が表示されます
<a name="12051"></a>
<a name="12412"></a>
このフィールドには、このマシンに参加リソースが存在するアクティブな会話の数が表示されます。
<a name="12054"></a>
このフィールドには、現在このマシンに直接アクセスしているか、このマシンのワークステーション・ハンドラ経由でアクセスしているクライアントとサーバーの数が表示されます。
<a name="12055"></a>
このフィールドには、このマシンの現在のサービス・ロードが表示されます。
注: | T_DOMAIN:TA_LDBAL 属性がN であるか、T_DOMAIN:TA_MODEL 属性がMP の場合は、FML32 NULL 値(0 )が戻されます。 |
<a name="12056"></a>
このフィールドには、(このマシンで直接、またはこのマシンのワークステーション・ハンドラ経由で)アプリケーションにアクセスしているクライアントとサーバーの最大数が表示されます。
<a name="12055"></a>
このフィールドには、Oracle Tuxedoの起動後にこのマシンで発生した同時会話の最大数が表示されます。
<a name="12056"></a>
このフィールドには、このマシンで現在使用されているトランザクション表エントリの最大数が表示されます。
<a name="TA_HWCLIENTS"></a>
このフィールドには、このマシンにログインしているクライアント(ネイティブ・クライアントとワークステーション・クライアントの両方)の最大数が表示されます。
<a name="TA_HWWSCLIENTS"></a>
このフィールドには、現在このマシンにログインしているワークステーション・クライアントの最大数が表示されます。
<a name="12066"></a>
Oracle Tuxedoの起動後(またはこのフィールドのリセット後)に、このマシンから実行されたtpsubscribe(3)
操作の数。
0以上の整数。マシンがアクティブな状態の場合は、表示されている数値を新規カウントの開始点として使用する数字で置換することによりリセットできます。カウンタをリセットする場合は0を入力することをお薦めします。
このフィールドに表示されている数値をカウンタの開始点として解釈します。たとえば、カウンタを1000にリセットした後、このフィールドに表示されている数値が10000の場合、実行された操作数は9000です。
<a name="12070"></a>
このフィールドには、このマシンで使用されているディスク・ページ・サイズが表示されます。
<a name="12073"></a>
このフィールドには、デバイスの先頭からこのマシンのDTPトランザクション・ログを格納するOracle Tuxedoファイルシステムの開始点までのサイズ(ページ単位)が表示されます。
<a name="12076"></a>
このフィールドには、デバイスの先頭からこのマシンのTUXCONFIG
ファイルを格納するOracle Tuxedoファイルシステムの開始点までのサイズ(ページ単位)が表示されます。(オフセットが0より大きい場合は、マシンで起動されているすべてのサーバーの環境に配置されます。)
<a name="12078"></a>
このフィールドには、このマシンで実行されているサーバーで正常にデキューおよび処理されたサービス・ロードの合計が表示されます。
<a name="12079"></a>
このフィールドには、このマシンで実行されているクライアント/サーバーでキューに登録されているサービス・ロードの合計が表示されます。
<a name="12088"></a>
このフィールドには、表4-8に示すこのマシンのロールが表示されます。
マスター・マシンとバックアップ・マシンを使用したマシンのスワップの詳細は、「マスター・マシンとバックアップ・マシンの設定」を参照してください。
<a name="12089"></a>
このフィールドには、このマシンのバイナリに対するソフトウェア・リリース(バイナリがOracle Tuxedoマスター・バイナリでない場合は長さ0の文字列)が表示されます。
マシン属性の「ACL統計」タブには、次のフィールドがあります。
<a name="12416"></a>
このフィールドには、ACLキャッシュで使用するエントリの最大数が表示されます。
<a name="12417"></a>
このフィールドには、ヒットした(エントリがキャッシュ内に存在していた)ACLキャッシュへのアクセスの数が表示されます。
<a name="12418"></a>
このフィールドには、ACLキャッシュへのアクセス数が表示されます。
<a name="12419"></a>
このフィールドには、アクセス制御違反になったACLキャッシュへのアクセス数が表示されます。
<a name="T_TRANSACTION"></a>
<a name="C_TRANSACTION"></a>
トランザクション属性は、次のラベルの2つのタブにリストされます。
トランザクション・クラスの「一般」タブには、次のフィールドがあります。
<a name="12323"></a>
このフィールドには、検索マシンの論理マシン識別子が表示されます。トランザクション属性は基本的にサイトにローカルで、トランザクション管理サーバー(TMS)により共通トランザクション識別子で調整されます。
<a name="12322"></a>
このフィールドには、tx_info(3)
から戻され、文字列表現にマップされるトランザクション識別子が表示されます。このフィールドのデータは、等号比較の場合を除いて、ユーザーが直接解釈することはできません。
<a name="12321"></a>
このフィールドには、tpsuspend(3)
から戻され、文字列表現にマップされるトランザクション識別子が表示されます。このフィールドのデータは、等号比較の場合を除いて、ユーザーが直接解釈することはできません。
<a name="12319"></a>
このフィールドには、トランザクションを調整するサーバー・グループの論理マシン識別子が表示されます。
<a name="12318"></a>
このフィールドには、トランザクションの状態が表示されます。トランザクションは、次のいずれかの状態になります。
トランザクション・クラスの「その他」タブには、次のフィールドがあります。
<a name="12314"></a>
このフィールドには、検索サイトから戻された情報により、トランザクション内の参加リソースとして識別されたグループの数が表示されます。
<a name="12315"></a>
このフィールドには、このオブジェクトに対応する最初のグループに固有な属性値(TA_GRPNO
およびTA_GSTATE
)の索引が表示されます。
<a name="12316"></a>
このフィールドには、参加しているグループのグループ番号が表示されます。
<a name="12317"></a>
このフィールドには、検索サイトでトランザクションがタイムアウトになるまでの残り時間(秒単位)が表示されます。この属性値はトランザクション状態(TA_STATE
)がACTIVE
である場合にのみ戻されます。
<a name="12320"></a>
このフィールドには、指定したグループに対して選択されているトランザクションの実行時の状態が表示されます。トランザクションは、次のいずれかの状態になります。
<a name="N_GROUP"></a>
<a name="13016"></a>
<a name="13022"></a>
<a name="13019"></a>
<a name="12135"></a>
<a name="12105"></a>
<a name="12151"></a>
グループ名には、アスタリスク、カンマまたはコロンを使用できません。グループ名はグループ・クラス内のすべてのグループ名、およびマシン・クラスのオブジェクトに対して「論理マシン名」(TA_LMID)に入力したすべての値の中で一意である必要があります。
この名前は、「サーバー」タブ(このグループの一部としてサーバーを識別)および「サービス」タブ(グループ内でのオカレンスでサービスのインスタンスを識別)の2か所でSRVGRP
パラメータの値として使用されます。
BANKB1
<a name="13014"></a>
<a name="12097"></a>
1から30000の範囲の整数。数値は「グループ」タブのすべてのエントリ内で一意である必要があります。
<a name="13015"></a>
<a name="12104"></a>
このサーバー・グループのプライマリ論理マシン識別子(LMID1
)とオプションのセカンダリ論理マシン識別子(LMID2
)。
各LMID(論理マシン識別子)には、最大30文字が含まれます。このフィールドで指定された論理マシン識別子はすでに構成されている必要があります。各名前は、このグループの構成内で一意である必要があります。
新規グループの名前にはアスタリスク、カンマまたはコロンを使用できません。
1台のマシンを指定する必要があります。バックアップ・マシンの指定は任意です。バックアップ・マシンを指定し、サーバー・グループの移行が有効化されている場合、必要に応じて当該サーバー・グループをバックアップ・マシンに移行できます。
SITE1, SITE2
<a name="T_GROUP"></a>
<a name="C_GROUP"></a>
<a name="12101"></a>
このサーバー・グループが現在実行されているマシンの名前(論理マシン識別子で表されます)。
1から30文字の文字列。この属性は、アクティブでないサーバー・グループについては戻されません。
MACH1
<a name="12099"></a>
このフィールドには、グループの状態が表示されます。グループは、次のいずれかの状態になります。
<a name="12103"></a>
このグループに関連付けられているトランザクション・マネージャ・サーバーa.out
ファイルの名前。このファイルは、このサーバー・グループの起動時にtmboot
によって実行されます。
0から78文字の文字列。値TMS
は、nullのXAインタフェースの使用を示すために予約されています。デフォルトはエントリなし(null文字列)です。
分散トランザクションに参加するサーバーを含むグループに対しては、このフィールドに値を入力する必要があります。(分散トランザクションは、tpbegin(3)
で開始し、tpcommit(3)
またはtpabort(3)
呼出しで終了する、複数のリソース・マネージャやマシンの間で実行されるトランザクションです。)
TMS
以外の空でない値を指定した場合は、このグループのプライマリおよびセカンダリ論理マシンに関連付けられている1台以上のマシンに対してTLOGデバイスを指定する必要もあります。
各TMサーバーに対して一意のサーバー識別子が自動的に選択されます。サーバーは何度でも再起動できます。
<a name="12098"></a>
「TMS名」(TA_TMSNAME)に値を指定した場合に、関連するグループに対して起動するトランザクション・マネージャ・サーバーの数。
tmscount
は、2から10の範囲の整数です。デフォルトは3です。「TMS名」(TA_TMSNAME)に値を指定していない場合、このフィールドは無視されます。
<a name="12102"></a>
特定のリソース・マネージャの特定のインスタンスをオープンするために必要な情報。または、このグループにはこのような情報が不要であることを示します。
0から256文字の文字列で、空でない場合はコロンで区切った次の形式の4つの部分文字列から構成されます。
rm_name
:fsconfig
:dbname
:open_mode
これらのサブフィールドについて表4-9で説明します。
注: | /D および/SQL データベースは、Oracle Tuxedoで提供されているサンプル・アプリケーション(bankapp など)でのみ使用され、アプリケーション・コードでの使用はサポートされていません。 |
Windows 2000マシンでは、fsconfig
およびdbname
の後のコロンのかわりにセミコロンが使用されます。
「オープン情報」の形式は、リソース・マネージャのベンダーごとに異なります。ベンダー固有の文字列の先頭には、トランザクション・インタフェース(XAインタフェース)の公開名であるrm_name
の後にコロンが続きます。
「TMS名」(TA_TMSNAME)に名前が指定されていない場合、またはTMS
を指定した場合、このフィールドは無視されます。TMS名に値を指定しても、「オープン情報」フィールドに値を指定しない場合は、このグループのリソース・マネージャは存在しますが、オープン操作の実行に関する情報は不要であることを意味します。
Oracle Tuxedo /Qデータベースでは、次の形式を使用します。
この属性を実行時に変更しても、グループ内のアクティブなサーバーには反映されません。
TUXEDO/SQL:/usrq/apps/bank/bankdq:billing_db:readwrite
<a name="12100"></a>
0から256文字の文字列で、空でない場合はコロンで区切った次の形式の3つの部分文字列から構成されます。
これらのサブフィールドについて表4-10で説明します。
Windows 2000およびNetWareマシンでは、fsconfig
およびdbname
の後のコロンのかわりにセミコロンが使用されます。
「クローズ情報」の形式は、リソース・マネージャのベンダーごとに異なります。ベンダー固有の文字列の先頭には、トランザクション・インタフェース(XAインタフェース)の公開名であるrm_name
の後にコロンが続きます。
「TMS名」(TA_TMSNAME)に名前が指定されていない場合、またはTMS
を指定した場合、このフィールドは無視されます。TMS名に値を指定しても、「クローズ情報」フィールドに値を指定しない場合は、このグループのリソース・マネージャは存在しますが、クローズ操作の実行に関する情報は不要であることを意味します。
この属性を実行時に変更しても、グループ内のアクティブなサーバーには反映されません。
TUXEDO/D:billing_db:readwrite
<a name="N_SERVER"></a>
<a name="13017"></a>
<a name="12124"></a>
管理者によって選択された、グループ内のサーバーを一意に識別する数値識別子。
サーバーの複数のインスタンスが必要な場合は、連続する数値を使用しないでください。かわりに、「アクティブ化された最大サーバー数」(TA_MAX)フィールドに指定された数値までの追加サーバーIDをシステムが割り当てられるように十分な余地を残してください。
4
<a name="13018"></a>
<a name="12133"></a>
サーバーのexecpathnameutableファイルのパス名。
1から78文字の文字列。このフィールドで識別されるサーバーは、このサーバーが属するグループ・クラスの論理マシン名、バックアップ(TA_LMID)で指定されたマシンで実行されます。相対パス名を指定した場合は、実行可能ファイルの検索が次の順序で行われます。
/bin
/usr/bin
PATH=
エントリとして指定されたパス名(存在する場合)。/home/bankapp/credit_dept/ACCT
<a name="T_SERVER></a>
<a name="C_SERVER></a>
<a name="12420"></a>
このフィールドには、このサーバーのグループに関連付けられているグループ番号が表示されます。
<a name="12128"></a>
このフィールドには、a.out
ファイルがtmboot
によって実行される環境を定義するファイルの名前が表示されます。
0から78文字の文字列。デフォルトはエントリなし(null文字列)です。
environ
<a name="12422"></a>
このフィールドには、サーバーが実行されている現在の論理マシンが表示されます。
<a name="12125"></a>
このフィールドには、サーバーの状態が表示されます。サーバーは、次のいずれかの状態になります。
<a name="12106"></a>
0から2147483647の範囲の整数。デフォルトは86400 (24時間の秒数)です。「自動再起動」(TA_RESTART)はYes
に設定する必要があります。猶予期間の計算に使用される等式は次のとおりです。
(MAXGEN - 1)
MAXGEN
は「最大生成数」(TA_MAXGEN)で設定されます。猶予期間が終了するとすぐに、次の猶予期間が開始します。このため、このフィールドを0
に設定するとすべての制限が除去されます。サーバーは、無制限の回数再起動できます。
<a name="12107"></a>
1から1001の範囲の整数。デフォルトは1です。このパラメータを使用すると、同一サーバーの重複発生に対する入力を繰り返す必要がなくなります。
<a name="12109"></a>
1から1001の範囲の整数。デフォルトは1です。このパラメータを使用すると、同一サーバーの重複発生に対する入力を繰り返す必要がなくなります。
制限事項:この属性を実行時に変更しても、実行中のサーバーには反映されません。
「リクエスト・キュー」(TA_RQADDR)に値を指定し、「アクティブ化された最小サーバー数」の値が1より大きい場合は、MSSQセットが生成されます。
<a name="12108"></a>
「猶予期間」(TA_GRACE)で指定した期間内にこのサーバーを起動できる最大回数。
1から255の範囲の整数。デフォルトは1です。サーバーを再起動するには、このフィールドの値を2以下にする必要があります。
実行時にこの属性を変更すると、実行中のサーバーおよびリクエスト・キューを共有しているその他すべてのアクティブなサーバーに反映されます。ただし、選択したサーバーの構成パラメータのみ変更されます。したがって、キューを共有しているすべてのサーバーがこの属性に対して同じ値を持つことを管理者が確認しないかぎり、アプリケーションの動作は、その後のアクティブ化での起動順序に依存します。
<a name="12121"></a>
一部のサーバーに対してこのフィールドに値が指定され、他のサーバーに対しては指定されない場合は、数値が割り当てられているサーバーが最初にアクティブ化されます。数値が割り当てられていないサーバーは、構成ファイルに出現する順序でアクティブ化されます。複数のサーバーで(「アクティブ化シーケンス番号」に対して)同じ値が割り当てられている場合、それらのサーバーは並列にアクティブ化されます。
1から9999の範囲の整数。デフォルトでは、サーバーは構成ファイルにリストされている順序でアクティブ化され、逆の順序で非アクティブ化されます。
<a name="12134"></a>
ドロップダウン・メニューに表示されているメソッドの1つ。選択可能な値を表4-11に示します。
この属性を実行時に変更しても、実行中のサーバーには反映されません。
<a name="12126"></a>
サーバーがアクティブ化されたときにサーバーに渡されるコマンド行オプション。
この属性を実行時に変更しても、実行中のサーバーには反映されません。
<a name="12129"></a>
システムによるアプリケーション・サーバーの再起動と同時に実行するアプリケーション指定のコマンド。
0から78文字の文字列。デフォルトはエントリなし(null文字列)です。このコマンドは、実行可能なUNIXシステム・ファイルである必要があります。
リクエスト・キューを共有している(つまり、「システム・パラメータ」タブの「リクエスト・キュー」(TA_RQADDR)の値が等しい)サーバーは、この属性の値も同じである必要があります。同じでない場合は、最初にアクティブ化されたサーバーが、キューのすべてのサーバーに関連付けられているランタイム値を設定します。
実行時にこの属性を変更すると、実行中のサーバーおよびリクエスト・キューを共有しているその他すべてのアクティブなサーバーに反映されます。ただし、選択したサーバーの構成パラメータのみ変更されます。したがって、キューを共有しているすべてのサーバーがこの属性に対して同じ値を持つことを管理者が確認しないかぎり、アプリケーションの動作は、その後のアクティブ化での起動順序に依存します。
<a name="12131"></a>
デフォルトはNo
です。ドメイン・リソースの構成(T_DOMAINクラス)用の「一般」タブの「オプション」(TA_OPTIONS)にMIGRATEを選択し、グループ・クラスの「一般」タブの論理マシン名、バックアップ(TA_LMID)で別のサイトを指定することで、このサーバー・グループに対してサーバーの移行を指定した場合は、Yes
を指定する必要があります。
リクエスト・キューを共有している(つまり、「システム・パラメータ」タブの「リクエスト・キュー」(TA_RQADDR)の値が等しい)サーバーは、この属性の値も同じである必要があります。同じでない場合は、最初にアクティブ化されたサーバーが、キューのすべてのサーバーに関連付けられているランタイム値を設定します。
実行時にこの属性を変更すると、実行中のサーバーおよびリクエスト・キューを共有しているその他すべてのアクティブなサーバーに反映されます。ただし、選択したサーバーの構成パラメータのみ変更されます。したがって、キューを共有しているすべてのサーバーがこの属性に対して同じ値を持つことを管理者が確認しないかぎり、アプリケーションの動作は、その後のアクティブ化での起動順序に依存します。
「システム・パラメータ」タブには、次のフィールドがあります。
<a name="12132"></a>
0から30文字の文字列。デフォルトはGRPNO.SRVID
です。ここで:
GRPNO
は、グループ・クラスの「一般」タブの「グループ番号」(TA_GRPNO)で指定された値です。SRVID
は、サーバー・クラスの「一般」タブの「サーバーID」(TA_SRVID)で指定された値です。MSSQ(複数サーバー、単一キュー)セットは、複数のサーバーに同じシンボリック名を使用するか、「アクティブ化された最小サーバー数」(TA_MIN)を1より大きく指定することで設定されます。MSSQセットに属するすべてのメンバーは、同じサービスのセットを提供し、同じサーバー・グループに属していなければなりません。
<a name="12130"></a>
リクエスト・キューとは別の応答キューをこのサーバーに対して設定するかどうかを判別します。
Yes
を指定した場合、サーバーはMSSQ(複数サーバー、単一キュー)セットのメンバーであり、サービスが応答メッセージを受け取るようにプログラミングされています。これにより、このサーバーに対して応答キューが個別に作成されるようにします。そうでない場合、応答は、MSSQセット内のすべてのサーバーが共有するリクエスト・キューに送信されてしまい、応答がリクエスト元のサーバーに戻されるかどうかは保証されません。通常、応答が予期される場合は、MSSQセットのすべてのメンバー・サーバーにYes
を指定する必要があります。MSSQセット内のサーバーは同一のサービスを提供する必要があるため、セット内の1つのサーバーが応答を予期している場合は、セット内の任意のサーバーが応答を予期している可能性があると予想することが合理的です。
No
を指定した場合は、1つのサーバーだけがリクエスト・キューを使用します。応答は、リクエスト・キューから問題なく取得されます。
<a name="12120"></a>
このサーバーのリクエスト・キューに割り当てられている権限(数値で指定)。
0001から0777の範囲の4桁の8進数(最初の文字は常に0)で、このサーバーのリクエスト・キューに対して設定したUNIXシステムの読取りおよび書込み権限(UNIXシステムで定義)を表します。たとえば、値0666は、指定されたユーザー、指定されたグループおよびその他任意のユーザーに読取りおよび書込み権限(6)が付与されていることを示します。デフォルトは0666です。このフィールドに値を入力しない場合は、アプリケーション・リソース・クラス(T_DOMAIN)の「権限」(TA_PERM)タブで指定した、掲示板の権限が実装されます。
デフォルトがアクティブな場合、アプリケーションはシステムのログインの所有者に対して公開されるため、デフォルトは推奨されません。
この属性はUNIXシステムに固有です。アプリケーションを実行しているプラットフォームがUNIXベースでない場合、この属性は戻されないことがあります。
<a name="12119"></a>
サーバーの応答キューに割り当てられたUNIXシステム・スタイルの権限。
「リクエスト・キュー権限(TA_RQPERM)」で説明されている、0001から0777の範囲の4桁の8進数。デフォルトは、アプリケーション・リソース・クラス(T_DOMAIN)の「セキュリティ」タブの「権限」(TA_PERM)でこのフィールドに対して入力した値です。
この属性はUNIXシステムに固有です。アプリケーションを実行しているプラットフォームがUNIXベースでない場合、この属性は戻されないことがあります。
<a name="12425"></a>
このフィールドには、サーバーの応答キューのUNIXシステム・メッセージ・キュー識別子が表示されます。別の応答キューが割り当てられていない場合(「応答キュー」(TA_REPLYQ)でNo
が指定されている場合)、この属性は「リクエスト・メッセージ・キューID」(TA_RQID)の値と同じになります。
このフィールドはUNIXシステムに固有です。アプリケーションを実行しているプラットフォームがUNIXベースでない場合は、このフィールドに値が表示されないことがあります。
<a name="12426"></a>
このフィールドには、サーバーのリクエスト・キューのUNIXシステム・メッセージ・キュー識別子が表示されます。別のキューが割り当てられていない場合(「応答キュー」(TA_REPLYQ)でNo
が指定されている場合)、この属性は「応答メッセージ・キューID」(TA_RPID)の値と同じになります。
このフィールドはUNIXシステムに固有です。アプリケーションを実行しているプラットフォームがUNIXベースでない場合は、このフィールドに値が表示されないことがあります。
<a name="12424"></a>
このフィールドには、サーバーのUNIXシステム・プロセス識別子が表示されます。各サーバーが別のマシンに存在し、プロセスIDが重複するような場合、この属性は一意にならないことがあります。
このフィールドはUNIXシステムに固有です。アプリケーションを実行しているプラットフォームがUNIXベースでない場合は、このフィールドに値が表示されないことがあります。
<a name="12127"></a>
このフィールドにより、Oracle Tuxedoの起動(またはカウンタのリセット)後にtpconnect(3)
によってこのサーバーを通じて開始された会話数が「会話数」(TA_NUMCONV)に表示されます。
<a name="12110"></a>
このフィールドには、Oracle Tuxedoの起動(またはカウンタのリセット)後にこのサーバーによって開始されたtpconnect(3)
会話の数が表示されます。
<a name="12111"></a>
このフィールドには、Oracle Tuxedoの起動後(またはカウンタのリセット後)にこのサーバーによって開始されたtpdequeue(3)
操作の数が表示されます。
<a name="12112"></a>
このフィールドには、Oracle Tuxedoの起動後(またはカウンタのリセット後)にこのマシンから実行されたtpenqueue(3)
操作の数が表示されます。
<a name="12113"></a>
このフィールドには、Oracle Tuxedoの起動(またはカウンタのリセット)後にこのマシンから実行されたtppost(3)
操作の数が表示されます。
<a name="12114"></a>
このフィールドには、Oracle Tuxedoの起動後(またはカウンタのリセット後)にこのマシンから実行されたtpacall(3)
またはtpcall(3)
操作の数が表示されます。
<a name="12123"></a>
このフィールドには、このサーバーによって完了された作業負荷の合計が表示されます。
会話型サーバーの場合、このフィールドの値は完了した着信会話の作業負荷を示します。この実行時属性は、サーバーの再起動時には保持されますが、サーバーを停止すると失われます。
<a name="12398"></a>
「現在の論理マシン名」(TA_LMID)で識別されるマシン上のtime(2)
システム・コールで戻された、1970年1月1日00:00:00 UTC以降の秒数を表す0以上の整数。この値は、サーバーが最後に起動または再起動された時刻を示します。
<a name="12399"></a>
このフィールドには、サーバーが最初に起動されてからの経過時間が表示されます。
「現在の論理マシン名」(TA_LMID)で識別されるマシン上のtime(2)
システム・コールで戻された、1970年1月1日00:00:00 UTC以降の秒数を表す0以上の整数。この値は、サーバーが最初に起動された時刻を示します。
サーバーを再起動してもこの値はリセットされません。ただし、「引数」タブの「最大生成数」(TA_MAXGEN)の値と「引数」タブの「猶予期間」(TA_GRACE)で指定した時間に達した場合は、このフィールド(開始時刻)の値が再起動の時刻にリセットされます。
<a name="12436"></a>
このフィールドには、このサーバーが現在のサービス・リクエスト(存在する場合)を処理する残り時間が表示されます。
秒数を表す0以上の整数。アクティブなサービスの値0は、タイムアウト処理が実行されていないことを意味します。
<a name="12437"></a>
このフィールドには、このサーバーがタイムアウトになる前に現在待機している応答の受信を待機する残り時間が表示されます。
秒数を表す0以上の整数。このタイムアウトは、トランザクション・タイムアウトまたはブロッキング・タイムアウトです。
<a name="12115"></a>
このフィールドには、このサーバーで行われたサブスクリプションの数が表示されます。
Oracle Tuxedoの起動(またはカウンタのリセット)後にこのサーバーがtpsubscribe(3)
で行ったサブスクリプションの数を表す0以上の整数。
<a name="12116"></a>
このフィールドには、前回の起動または再起動以降にこのサーバーが開始したトランザクションの数が表示されます。
<a name="12117"></a>
このフィールドには、前回の起動または再起動以降にこのサーバーが中断したトランザクションの数が表示されます。
<a name="12118"></a>
このフィールドには、前回の起動または再起動以降にこのサーバーがコミットしたトランザクションの数が表示されます。
<a name="12122"></a>
このフィールドには、このサーバーが完了したリクエストの数が表示されます。
0以上の整数。会話型サーバーの場合、このフィールドの値は完了した着信会話の数を示します。この実行時属性は、サーバーの再起動時には保持されますが、サーバーを停止すると失われます。
<a name="12427"></a>
このフィールドには、リクエスト元のクライアントまたはサーバーの論理マシンが表示されます。リクエスト元のクライアントまたはサーバーとは、サーバーが現在実行しているサービスをリクエストしたプロセスです。
<a name="12428"></a>
このフィールドには、リクエスト元のクライアントまたはサーバーのUNIXシステム・プロセス識別子が表示されます。
このフィールドはUNIXシステムに固有です。アプリケーションを実行しているプラットフォームがUNIXベースでない場合は、このフィールドに値が表示されないことがあります。
<a name="12429"></a>
このフィールドには、リクエスト元のクライアントまたはサーバーが応答を予期しているかどうかが表示されます。
<a name="12430"></a>
このフィールドには、このサーバーのTP_COMMIT_CONTROL特性の設定が表示されます。この特性の設定の詳細は、BEA Tuxedo ATMI C関数リファレンス・マニュアルのtpscmt
(3)関数の説明と、ファイル形式、データ記述、MIBおよびシステム・プロセス・マニュアルの「デフォルト・コミット制御」(TA_CMTRET)に関する説明を参照してください。
<a name="12431"></a>
このサーバーが開始してまだアクティブになっているtpconnect
(3)会話の数。
<a name="12432"></a>
このフィールドには、このサーバーがtpcall
(3)で開始し、まだアクティブになっているリクエストの数が表示されます。
<a name="12433"></a>
このフィールドには、サーバーが現在処理しているサービス名が表示されます(存在する場合)。
<a name="12434"></a>
このフィールドには、「現在の論理マシン名」(TA_LMID)で識別されているマシン上のtime(2)
システム・コールによって戻された、1970年1月1日00:00:00 UTC以降の秒数で表される現在の時刻が表示されます。この属性を使用して、「開始時刻」(TA_TIMESTART)属性値と「再起動時刻」(TA_TIMERESTART)属性値からの経過時間を計算できます。
<a name="12435"></a>
このフィールドには、最後に開始されたサービス・リクエストまたはこのサーバーから開始された会話のサーバー・グループ番号(「グループ番号」(TA_GRPNO)で示されます)が表示されます。
<a name="12438"></a>
このフィールドには、このサーバーの現在のトランザクション・レベルが表示されます。値が0の場合は、サーバーが現在トランザクションに関与していないことを意味します。
<a name="N_ROUTING"></a>
<a name="13052"></a>
BRNCH
<a name="13050"></a>
<a name="12303"></a>
このルーティング・エントリが有効であるデータ・バッファの(関連タイプで指定された)タイプとサブタイプのリスト。
type1
[:subtype1
[,subtype2
...]][;type2
[:subtype3
[, ...]]] ...
タイプのエントリはセミコロンで区切られます。タイプ/サブタイプのペア内では、タイプ・コンポーネントとサブタイプ・コンポーネントがコロンで区切られます。サブタイプ名には、セミコロン、コロン、カンマまたはアスタリスク文字を使用できません。
タイプとサブタイプのペアのうち、重複するものは同じルーティング基準名として指定できません。タイプとサブタイプのペアが一意の場合、複数のルーティング・エントリは同じ基準名を持つことができます。単一のルーティング・エントリに複数のバッファ・タイプが指定される場合、各バッファ・タイプに対するルーティング・フィールドのデータ型は同じでなければなりません。
FML
タイプにはサブタイプを指定できません。VIEW
、X_C_TYPE
およびX_COMMON
にはサブタイプが必要です。(ワイルドカード文字*
は使用できません。)
FML
<a name="13051"></a>
<a name="12304"></a>
このフィールドは、FMLフィールド表で指定されたFMLバッファ・フィールド名(FLDTBLDIR
およびFIELDTBLS
環境変数を使用)またはFMLビュー表で指定されたFMLビュー・フィールド名(VIEWDIR
およびVIEWFILES
環境変数を使用)になります。この情報は、メッセージの送信時に、データ依存型ルーティングに関連付けられたフィールド値を取得するために使用されます。
ACCOUNT_ID
<a name="13053"></a>
<a name="12306"></a>
ルーティング・フィールドの範囲および関連するサーバー・グループ。
lower
[-upper
]:group
[,lower
[-upper
]:group
[, ...]]
これらの構成には、表4-12に示す値があります。
値MIN
およびMAX
を使用して、マシン上の関連フィールドのデータ型の最小値と最大値を指定できます。アスタリスクのワイルドカード文字はメタ文字であり、範囲の位置で使用される場合は、前の範囲内にない値を示します。エントリごとに1つのワイルドカード範囲のみ使用でき、それに続く範囲は無視されるため最後にリストする必要があります。
ルーティング・フィールドには、FMLでサポートされている任意のデータ型を指定できます。数値のルーティング・フィールドには数値による範囲値、文字列のルーティング・フィールドには文字列による範囲値を指定します。
文字列carray
の文字列範囲値と文字フィールド・タイプは、一重引用符で区切る必要があり、先頭に符号を付けることはできません。(文字列値に一重引用符を埋め込むには、先頭に2つのバックスラッシュを付けます。)short型とlong型の整数値は数字の文字列であり、オプションで先頭にプラス記号またはマイナス記号を付けることができます。浮動小数点数は、Cコンパイラまたはatof(3)
で許可されている範囲内です。
0:BANKB0
10000-59999:BANKB1
次の例では、60,000から69,999の範囲のエントリはBANKB2
に、70,000から79,999の範囲のエントリはBANKB3
に、それ以外はBANKB4
にルーティングされます。
60000-69999:BANKB2, 70000-79999:BANKB3, *:BANKB4
次の例では、-5以下のすべてのエントリがBANKB6
にルーティングされます。
'MIN--5':BANKB6
次の例では、6以上のすべてのエントリがBANKB7
にルーティングされます。
'6-MAX':BANKB7
<a name="T_ROUTING"></a>
<a name="C_ROUTING"></a>
ルーティング表属性は、「一般」タブというラベルの付いた1つのタブ・フォルダにリストされます。
<a name="12305"></a>
このフィールドには、「新規オブジェクトの作成」ウィンドウの「ルーティング表名」(TA_ROUTINGNAME)で指定したルーティング基準表の名前が表示されます。
<a name="12302"></a>
このフィールドには、ルーティング表の状態が表示されます。ルーティング表には、VALIDという1つの状態のみあります。
<a name="N_SERVICE"></a>
新規サービス・デフォルトを作成するには、次の手順に従います。
<a name="13020"></a>
<a name="13021"></a>
<a name="12144"></a>
<a name="12150"></a>
OPEN_ACCT
<a name="T_SERVICE"></a>
<a name="C_SERVICE"></a>
<a name="12305"></a>
サービス・デフォルト・クラス属性は、2つのタブ・フォルダにリストされます。
<a name="12143"></a>
データ依存型ルーティングを行うときに、このサービスに使用されるルーティング基準表の名前。
1から15文字の文字列。デフォルトはエントリなし(null文字列)で、このサービスに対してデータ依存型ルーティングが行われないことを意味します。
サービス名が同じでSRVGRP
(「グループ名(TA_SRVGRP)」を参照)パラメータが異なる複数のエントリが存在する場合は、これらすべてのエントリの「ルーティング表名」パラメータが同じである必要があります。
<a name="12142"></a>
このサービスが受け入れるデータ・バッファのタイプとサブタイプのリスト。
type1
[:subtype1
[,subtype2
...]][;type2
[:subtype3
[, ...]]] ...
Oracle Tuxedoで提供されているデータ・バッファのタイプは次のとおりです。
これらのタイプのうち、VIEW
、X_C_TYPE
およびX_COMMON
にのみサブタイプがあります。ビュー・サブタイプは、サービスで期待される特定のビューの名前を提供します。アプリケーション・タイプおよびサブタイプも追加できます(tuxtypes(5)
に関するUNIX manページを参照してください)。サブタイプを持つタイプでは、サブタイプにアスタリスクを指定して、関連付けられているタイプのすべてのサブタイプを受け入れることを指定できます。
1つのサービスは固定数のバッファ・タイプ(つまり、バッファ・タイプ・スイッチに見つかったバッファ・タイプ)のみ解釈できます(tuxtypes(5)
に関するUNIX manページを参照してください)。このパラメータがALLに設定されている場合、このサービスは、バッファ・タイプ・スイッチに見つかったすべてのバッファ・タイプを受け入れます。このフィールドを空白のままにすることは、ALL
に設定することと同じです。サービス名が同じでSRVGRPパラメータが異なる複数のエントリが存在する場合は、これらすべてのエントリでこのパラメータが同じである必要があります。
最大32のタイプ/サブタイプの組合せを使用できます。タイプ名は8文字以下、サブタイプ名は16文字以下で指定することができます。タイプ名とサブタイプ名には、セミコロン、コロン、カンマ、またはアスタリスクを含めないでください。これらを含めると、タイプ値とサブタイプ値の終端が分かりにくくなります。
次の例は、サービスがFMLバッファを受け取ることを指定します。
FML
次の例は、サービスがすべてのFMLビューを受け取ることを指定します。
VIEW:*
<a name="12140"></a>
このフィールドには、デフォルト・サービスの状態が表示されます。デフォルト・サービスは、次のいずれかの状態になります。
「システム・パラメータ」タブには、次のフィールドがあります。
<a name="12141"></a>
<a name="12146"></a>
このフィールドは、リクエストがまだトランザクション・モードでない状態でこのサービスのリクエスト・メッセージを受信した場合に、トランザクションが自動的に開始されるかどうかを指定します。
この属性を実行時に変更しても、アクティブなサービス・グループ・オブジェクトには反映されません。
注: | このフィールドは、DTP(分散トランザクション処理)アプリケーションにのみ使用できます。 |
<a name="12136"></a>
<a name="12145"></a>
サービスの負荷は、ロード・バランシングのために使用します。つまり、すでに負荷が大きいキューは、新規のリクエストではあまり選択されません。サービスの負荷は、ドメイン・クラスの「ロード・バランシングの有効化」(TA_LDBAL)の値が「はい」
の場合にのみ意味があります。
この属性を実行時に変更しても、(グループ・クラス内の)アクティブなグループには反映されません。
<a name="12137"></a>
<a name="12147"></a>
1から100の範囲の整数。デフォルトは50です。値が大きいほど優先度が高いことを意味します。
この数値は、同じサーバーで提供されている他のサービスに割り当てられている優先度に対する相対と見なされます。Oracle Tuxedoソフトウェアは、優先度の低いサービスが、より高い優先度のリクエストの連続ストリームによって永久にキューに残されることを防ぎます。優先度によって10個目のリクエストがデキューされるごとに、Oracle Tuxedoはキューの最下部からリクエストを1つ取り出します。このフィールドに指定された値は、システムがアクティブになっている場合にのみ優先度に影響します。
この属性を実行時に変更しても、アクティブなサービス・グループ・オブジェクトには反映されません。
<a name="12138"></a>
<a name="12148"></a>
このサービスのサービス・リクエストを処理するサーバーは、リクエストの処理が指定した時間制限値を超えると終了します。この属性の値を0に設定すると、サービスは終了しません。
この属性を実行時に変更しても、(グループ・クラス内の)アクティブなオブジェクトには反映されません。
<a name="12139"></a>
<a name="12149"></a>
関連するサービスに対するトランザクションを自動的に開始するまでのデフォルトのタイムアウト期間。
秒数を表す0から2147483647の範囲の整数。デフォルトは30秒です。値0は、マシンの最大タイムアウト値を示します。
トランザクション・モードでないリクエストが受信され、(「自動トランザクション・モード」(TA_AUTOTRAN)の)サービスの値がYes
の場合、トランザクションは自動的に開始されます。
この属性を実行時に変更しても、アクティブなグループには反映されません。
<a name="N_SVCGRP"></a>
<a name="T_SVCGRP"></a>
<a name="C_SVCGRP"></a>
サービス・クラス属性は、2つのタブ・フォルダにリストされます。
<a name="12152"></a>
表4-13に示す値の1つを入力します。
<a name="12153"></a>
このサービスのプロセス・リクエストに割り当てられた関連サーバー内の関数名。
1から127文字の文字列。デフォルトは、「サービス名」(TA_SERVICENAME)に入力した値です。
SETリクエストでは、サービスを正常に通知するために、このサーバーがその記号表を使用して関数名を関数にマップできる必要があります。状況によっては(たとえば、サーバーによるtpadvertise
(3)の直接呼出しでは)、アクティブなサービス・オブジェクトの関数名が不明で、属性値として疑問符が戻されます。
このフィールドには、サービスの状態を非アクティブからアクティブに変更する場合にのみ値を入力できます。
SERVC2
<a name="12154"></a>
このフィールドには、サービスの現在の状態が表示されます。サービスは、次のいずれかの状態になります。
「システム・パラメータ」タブには、次のフィールドがあります。
<a name="N_DEVICE"></a>
<a name="13047"></a>
<a name="12311"></a>
Oracle Tuxedoのファイルシステムが格納されている(または格納するための)ファイルやデバイスの絶対パス名。
/home/apps/bankapp/tuxconfig
<a name="13049"></a>
<a name="12313"></a>
このデバイスが置かれているマシンの名前(論理マシン識別子で表されます)
各LMID(論理マシン識別子)には、最大30文字が含まれます。デフォルトは、シングルマシン・アプリケーションとしてのローカル・マシンです。
この属性は、構成済の(つまり、少なくとも1つのマシンが定義されている)未起動アプリケーションと起動済アプリケーションの両方でキー・フィールドとして使用できます。この名前は、起動されたアプリケーションにアクセスするときに、SET操作でキー・フィールドとして必要です。
このフィールドの値は、構成済アプリケーションでのみ割り当てることができます。構成されていないアプリケーションでデバイス・クラスにアクセスしているときにこのフィールドに値を入力すると、値は無視されます。
<a name="13048"></a>
2から64文字の文字列。デフォルトは、「デバイスのフルパス」(TA_CFGDEVICE)に入力されたパス名です。
<a name="13045"></a>
<a name="12308"></a>
このデバイスの先頭と、「デバイスのフルパス」(TA_CFGDEVICE)に入力した値で指定される、Oracle Tuxedo VTOCで使用するためにこのデバイス上の領域で予約されているポイントとのオフセット。
この属性は、Oracle Tuxedoファイルシステム(TA_CFGDEVICE)の最初のデバイス・リスト・エントリ(TA_DEVICE)の作成時刻である0に設定される必要があります。
<a name="13046"></a>
<a name="12309"></a>
ディスク領域の開始から、このデバイスまでのオフセット(ページ単位で指定します)。
0以上の整数。デフォルトは1000です。ファイルベースのデバイスを使用する場合、通常は0です。このフィールドの値を指定するのは、このデバイスの作成時のみです。
<a name="T_DEVICE"></a>
<a name="C_DEVICE"></a>
デバイス属性は、「一般」タブというラベルの付いた1つのタブ・フォルダにリストされます。
<a name="12310"></a>
このフィールドには、ルーティング表の状態が表示されます。デバイスには、VALIDという1つの状態のみあります。
<a name="12307"></a>
このタブの「デバイス名(フルパス)」(TA_DEVICE)で指定された、Oracle Tuxedo VTOC内で使用するための、このデバイスの領域の開始オフセット。
0からディスクのページ・サイズまでの範囲のブロックを表す整数。デフォルトは0です。
<a name="12312"></a>
2から64文字の文字列。デフォルトは、「デバイスのフルパス」(TA_CFGDEVICE)に入力されたパス名です。
<a name="T_CLIENT"></a>
<a name="C_CLIENT"></a>
ルーティング表属性は、3つのタブ・フォルダにリストされます。
<a name="12172"></a>
このフィールドには、TPINIT構造のcltname
要素によってtpinit(3)
でクライアントに関連付けられたクライアント名が表示されます。
<a name="12173"></a>
このフィールドには、TPINIT構造のusrname
要素によってtpinit(3)
時にクライアント関連付けられたユーザー名が表示されます。
<a name="12174"></a>
このフィールドには、クライアント識別子が表示されます。このフィールドのデータは、等号比較の場合を除いて、エンド・ユーザーが直接解釈することはできません。
<a name="12175"></a>
このフィールドには、ワークステーション・クライアントが表示されます。この属性がYes
に設定されている場合、指定したクライアントはリモート・ワークステーションからアプリケーションにログインしています。
<a name="12176"></a>
このフィールドには、ワークステーション・ハンドラが表示されます。この属性がYes
に設定されている場合、指定したクライアントはワークステーション・ハンドラ・プロセスです。
<a name="12177"></a>
このフィールドには、このクライアントがワークステーション・クライアントである場合に、関連付けられたワークステーション・ハンドラ(WSH)のクライアント識別子が表示されます。それ以外の場合、この属性は長さゼロの文字列として戻されます。
<a name="12439"></a>
このフィールドには、ワークステーション・クライアントのネットワーク・アドレスが表示されます。表示不能文字を含むネットワーク・アドレスは、16進数アドレス形式に変換されます。アドレスがTCP/IPアドレスの場合は、「ネットワーク・アドレス(TA_NADDR)」で説明しているように、ポート番号を追加したドット区切りの10進数形式で戻されます。
ワークステーション以外のクライアントに対しては、値は表示されません(フィールドは空白になります)。
システムがこの情報を提供できるかどうかは、使用するトランスポート・プロバイダによって決まります。プロバイダがこの情報を提供しない場合、ワークステーション・クライアントにアドレスを関連付けることができないこともあります。
<a name="12178"></a>
このフィールドには、クライアントの状態が表示されます。クライアントは、次のいずれかの状態になります。
「システム・パラメータ」タブには、次のフィールドがあります。
<a name="12155"></a>
このフィールドには、クライアントが実行されているマシン(ネイティブ・クライアント)またはクライアントが接続しているマシン(ワークステーション・クライアント)の論理マシン識別子が表示されます。
<a name="12156"></a>
このフィールドには、クライアントのプロセス識別子が表示されます。ワークステーション・クライアントの場合、この識別子はワークステーション・クライアントの接続に使用しているワークステーション・ハンドラを示します。GET操作で負の値を指定すると、呼出し側のプロセスのクライアント情報を検索できます。呼出し側のプロセスがクライアントでない場合はエラーが戻されます。
<a name="12157"></a>
このフィールドには、クライアントが関連付けられているサーバー・グループが表示されます。この情報は、tpinit
(3)時にTPINIT構造のgrpname
要素によって設定されます。
<a name="12158"></a>
このフィールドには、クライアントがアプリケーションに参加してからの経過時間(秒単位で指定)が表示されます(論理マシン名、バックアップ(TA_LMID)で識別されたマシンでのtime(2)
システム・コールでレポートされます)。
<a name="12397"></a>
このフィールドには、このクライアントがATMI呼出しを通じてシステムと最後に対話してからのおおよその経過時間(秒単位)が表示されます。この値は、「サニティ・チェックの基本時間単位(TA_SCANUNIT)」で説明したように、スキャン単位の値に対しては正確です。
<a name="12160"></a>
このフィールドには、このクライアントの現在の暗号化レベルが表示されます。レベルは、リンクの確立時にネゴシエーションされます。
<a name="12161"></a>
このフィールドには、このクライアントがタイムアウトになる前に現在待機している応答の受信を待機する残り時間(秒単位)が表示されます。
秒数を表す0以上の整数。このタイムアウトは、トランザクション・タイムアウトまたはブロッキング・タイムアウトです。
<a name="12162"></a>
Oracle Tuxedoの起動後にこのクライアントが開始したtpconnect
(3)会話の数。
<a name="12163"></a>
このクライアントが開始してまだアクティブになっているtpconnect
(3)会話の数。
<a name="12164"></a>
Oracle Tuxedoの起動後にこのクライアントが開始したtpdequeue
(3)操作の数。
<a name="12165"></a>
Oracle Tuxedoの起動後(またはカウンタのリセット後)に、このクライアントから実行されたtpenqueue
(3)操作の数。
<a name="12166"></a>
Oracle Tuxedoの起動後にこのクライアントから実行されたtppost
(3)操作の数。
<a name="12167"></a>
このフィールドには、Oracle Tuxedoの起動後に、このクライアントから実行されたtpacall
(3)またはtpcall
(3)操作の数が表示されます。
<a name="12168"></a>
このフィールドには、このクライアントで行われたサブスクリプションの数が表示されます。
Oracle Tuxedoの起動(またはカウンタのリセット)後にこのサーバーがtpsubscribe(3)
で行ったサブスクリプションの数を表す0以上の整数。
<a name="12169"></a>
このフィールドには、前回の起動または再起動以降にこのクライアントが開始したトランザクションの数が表示されます。
<a name="12170"></a>
このフィールドには、前回の起動または再起動以降にこのクライアントが中断したトランザクションの数が表示されます。
<a name="12171"></a>
このフィールドには、前回の起動または再起動以降にこのクライアントがコミットしたトランザクションの数が表示されます。
<a name="T_BRIDGE"></a>
<a name="C_BRIDGE"></a>
<a name="12291"></a>
このフィールドには、ネットワーク接続の接続元の論理マシン識別子(LMID1
)と、オプションで接続先の論理マシン識別子(LMID2
)が表示されます。
<a name="12292"></a>
このフィールドには、ブリッジの状態が表示されます。ブリッジは、次のいずれかの状態になります。
<a name="12293"></a>
このフィールドには、このリンクの現在の暗号化レベルが表示されます。レベルは、リンクの確立時にマシン間でネゴシエーションされます。
<a name="12295"></a>
このフィールドには、接続が確立されてからの経過時間(秒単位)が表示されます。
<a name="12296"></a>
このフィールドには、この接続の一時停止の残り時間が表示されます。
秒数を表す0以上の整数。デフォルトは300です。この時間が経過すると、接続の状態は自動的に非アクティブに変わり、通常のアプリケーション・トラフィックによってアクティブにできます。
<a name="12297"></a>
接続元の論理マシンから接続先の論理マシンに送信されたバイト数。
0
<a name="12298"></a>
接続元の論理マシンが接続先の論理マシンから受信したバイト数。
0
<a name="12299"></a>
接続元の論理マシンから接続先の論理マシンに送信されたメッセージの数。
0
<a name="12300"></a>
接続元の論理マシンが接続先の論理マシンから受信したメッセージ数。
0
<a name="12301"></a>
0