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Tuxedo CORBAリソースの作成と構成

Oracle Tuxedoシステム・コア管理リソースは、ATMIドメインとCORBAドメインの両方、およびそれらの関連リソースから構成されます。CORBAインタフェース・キューとCORBAファクトリは、Oracle Tuxedoクライアントおよびサーバー・アプリケーションで使用されます。Oracle管理コンソールにより、システム管理者は構成およびランタイム管理用のOracle Tuxedo CORBAリソースを管理できます。

注: コアOracle Tuxedo ATMI管理リソースの作成と構成の詳細な手順は、「コア管理リソースの作成と構成」を参照してください。

次の各項では、Oracle Tuxedo CORBAリソースの作成または構成時の「新規オブジェクトの作成」ウィンドウと構成ツール・タブ・ページのフィールドを定義します。

 


CORBAインタフェース(T_INTERFACE)

CORBAインタフェースは、クライアントとのコントラクトを表します。インタフェースは起動時にOracle Tuxedoサーバー・アプリケーションによって通知されます。Oracle Tuxedo T_INTERFACE MIBは、ドメイン・レベルとサーバー・グループ・レベル両方のCORBAインタフェースの構成および実行時属性を表します。Oracle Tuxedo管理コンソール・アプレットを使用して、ドメイン・レベルとサーバー・グループ・レベルでのインタフェースのデフォルト属性の定義など、Oracle Tuxedo CORBAインタフェースの作成と管理に必要な管理タスクを実行できます。

<a name="newcorbainterface"></a>

<a name="T_INTERFACE"></a>

<a name="C_INTERFACE"></a>

<a name="N_INTERFACE"></a>

 


新規CORBAインタフェースの作成

「CORBAインタフェース」フォルダを選択し、クイック・メニューで「新規」を選択して「新規オブジェクトの作成」ウィンドウを開きます。「新規オブジェクトの作成」ウィンドウには次のフィールドがあります。

新規インタフェースを作成するには、新規CORBAインタフェースに必要な情報を入力し、「作成」ボタンをクリックします。

注: クイック・メニューの使用方法は、「クイック・メニュー・オプション」を参照してください。「新規オブジェクトの作成」ウィンドウの詳細は、「新規管理オブジェクトの追加」を参照してください。

次の各項では、各インタフェース・フィールドの「新規オブジェクトの作成」ウィンドウで入力する必要のある情報について説明します。入力するフィールドの形式は、インタフェースの実装を生成するIDLによって異なる場合があります。IDL形式の詳細は、CORBA 2.1仕様書のセクション7.6を参照してください。

<a name="ncif_interfacename"></a>

<a name="ac_ifcno_inf1"></a>

 


インタフェース名

説明

この名前は、インタフェースのインタフェース・リポジトリIDを表します。この名前の形式は、インタフェースの実装を生成するIDLに指定されたオプションによって異なります。

有効な値

完全修飾インタフェース名。この名前は、1から128文字までのテキスト文字列です。このフィールドは空白にできません。

IDL:Simp:1.0

<a name="ac_ifcno_grp1"></a><a name="ncif_groupname"></a>

 


グループ名

説明

この名前は、このインタフェースに関連付けられているサーバー・グループの名前を表します。

有効な値

グループ名。この名前は、0から30文字までのテキスト文字列です。サーバー・グループ名にはアスタリスク、カンマまたはコロンを使用できません。このフィールドは空白にできません。

GRP9BANKERS

<a name="concorbainterface"></a>

 


CORBAインタフェースの構成(T_INTERFACE)

Oracle Tuxedo管理コンソール・インタフェース(T_INTERFACE)の構成属性は、次のタブ・ページに表示されます。

インタフェースの構成属性を表示または編集するには、メイン・ウィンドウ・ツリーのインタフェース・アイコンをハイライト表示します。構成ツール・ペインに、選択する構成属性を含むタブが表示されます。構成ツールの詳細は、「管理オブジェクトの構成」を参照してください。

次の項では、各インタフェース構成属性フィールドについて説明します。編集可能フィールドの形式は、インタフェース実装を生成するIDLに依存します。IDL形式の詳細は、『CORBA 2.1仕様書』の7.6項を参照してください。

<a name="ccif_generaltab"></a>

「全般」タブ

次に、「一般」タブのフィールドと、それらのフィールドに入力する必要のある値について説明します。

<a name="16301"></a>

<a name="ac_ifgen_inf2"></a>

 


インタフェース名

説明

「インタフェース名」フィールドには、「新規オブジェクトの作成」の「インタフェース名」フィールドで指定された完全修飾インタフェース名が表示されます。詳細は、「新規CORBAインタフェースの作成」を参照してください。

<a name="16302"></a>

<a name="ac_ifgen_grp2"></a>

 


グループ名

説明

「グループ名」フィールドには、「新規オブジェクトの作成」の「グループ名」フィールドで指定された、このインタフェースに関連付けられているサーバー・グループの名前が表示されます。詳細は、「新規CORBAインタフェースの作成」を参照してください。

<a name="16303"></a>

<a name="ac_ifgen_obs2"></a>

 


オブジェクト状態

説明

「オブジェクト状態」フィールドには、インタフェース・キュー・オブジェクトの状態属性が表示されます。

有効な値

この読取り専用フィールドには、次のいずれかの値が表示されます。

ACT: アクティブ状態。インタフェース・キュー・オブジェクトは、実行中のシステムで使用可能なインタフェースです。

SUS: 一時停止状態。インタフェース・キュー・オブジェクトは、実行中のシステムで現在一時停止されているインタフェースを表します。

PAR: パーティション化状態。インタフェース・キュー・オブジェクトは、実行中のシステムで現在パーティション化されているインタフェースを表します。

インタフェース・キューのオブジェクト状態は、インタフェース・キュー・アイコンを選択し、クイック・メニューを使用してオブジェクトを一時停止または再開することで設定されます。インタフェース・キュー・オブジェクトが一時停止されている場合は、オブジェクトをアクティブにできます。一時停止されているインタフェース・キュー・オブジェクトをアクティブな状態に復元するには、クイック・メニューで「再開」を選択します。インタフェース・キュー・オブジェクトがアクティブな場合は、オブジェクトを一時停止できます。インタフェース・キュー・オブジェクトを一時停止するには、オブジェクトをハイライト表示し、クイック・メニューで「一時停止」を選択します。

注: Oracle Tuxedo管理コンソールでは、インタフェースの動的な通知(INActiveまたはINValidからACTiveへの状態変更など)や、インタフェースの通知取消し(ACTiveからINActiveへの状態変更など)はサポートされません。

<a name="16310"></a>

<a name="ac_ifgen_lmn2"></a>

 


論理マシン名

説明

「論理マシン名」フィールドには、このインタフェースを提供しているキューがロードされている現在の論理マシンの名前が表示されます。

<a name="ccif_sysparmtab"></a>

「システム・パラメータ」タブ

次の各項では、「システム・パラメータ」タブのフィールドと、それらのフィールドに入力する必要のある値について説明します。

<a name="16305"></a>

<a name="ac_ifsyp_ifl2"></a>

 


インタフェース・ロード

説明

「インタフェース・ロード」フィールドには、T_INTERFACEオブジェクトによってシステムに課される負荷を表す値が表示されます。インタフェース・ロードは、ロード・バランシングの目的に使用します。すでに負荷が大きいキューは、新規のリクエストではあまり選択されません。

有効な値

1から32Kの任意の整数。

50

<a name="16306"></a>

<a name="ac_ifsyp_pri2"></a>

 


優先度

説明

「優先度」フィールドには、デキューの優先度が表示されます。複数のインタフェース・リクエストがサービス・キューで待機している場合は、優先度の高いリクエストから処理されます。

有効な値

1から101の数値。

101

<a name="16307"></a>

<a name="ac_ifsyp_ift2"></a>

 


インタフェース・タイムアウト

説明

「インタフェース・タイムアウト」フィールドには、選択したインタフェース・キューの個々のメソッド呼出しの処理の時間制限(秒単位)が表示されます。このインタフェースのメソッド呼出しを処理するサーバーは、リクエストの処理中に指定した時間制限を超えた場合に中断の形で終了します。

有効な値

ゼロ以上の数値。この属性の値ゼロは、サーバーが中断の形で終了しないことを示します。

30

<a name="16308"></a>

<a name="ac_ifsyp_trt2"></a>

 


トランザクション・タイムアウト

説明

「トランザクション・タイムアウト」フィールドには、このインタフェース・キューに対して自動的に開始したトランザクションのタイムアウト値(秒単位)が表示されます。トランザクションは、トランザクション・モードでないリクエストが受信され、インタフェースのAUTOTRAN属性値がYに設定されている場合に自動的に開始します。インタフェースのAUTOTRAN 属性の詳細は、インタフェースの「自動トランザクション・モード」フィールドを参照してください。

有効な値

タイムアウト間隔(秒単位)を表す0以上の数値。

60

<a name="16309"></a>

<a name="ac_ifsyp_rtn2"></a>

 


ルーティング表名

説明

「ルーティング表名」フィールドには、このインタフェースに関連付けられているファクトリ・ベースのルーティング基準が表示されます。

有効な値

1から15文字の文字列。

RTBLSOPAC

<a name="ccif_policies"></a>

「ポリシー」タブ

次のトピックでは、CORBAインタフェースを構成するために用意されている「ポリシー」タブ・フィールドについて説明します。

<a name="16304"></a>

<a name="ac_ifpol_atm2"></a>

 


自動トランザクション・モード

説明

「自動トランザクション・モード」フィールドは、トランザクション・コンテキストの外部で行われた呼出しに対してトランザクションが自動的に開始するかどうかを示します。トランザクション・ポリシー設定は、AUTOTRAN属性をオーバーライドできます。詳細は、「トランザクション・ポリシー」を参照してください。

有効な値

このフィールドのドロップダウン・リスト・ボックスから「はい」または「いいえ」を選択します。「はい」を選択すると、トランザクションが自動的に開始します。「いいえ」を選択すると、トランザクションは自動的に開始しません。

<a name="16311"></a>

<a name="ac_ifpol_dep2"></a>

 


非アクティブ化ポリシー

説明

「非アクティブ化ポリシー」フィールドには、TPフレームワークの非アクティブ化ポリシーが表示されます。サーバーの起動時にフレームワークに登録されるポリシーを反映します。インタフェースを登録する最初のサーバーが、T_INTERFACEの値を設定します。この値は変更できません。

非アクティブ化ポリシーの値は、method、transaction、processです。

<a name="16312"></a>

<a name="ac_ifpol_trp2"></a>

 


トランザクション・ポリシー

説明

「トランザクション・ポリシー」フィールドには、インタフェースのポリシー属性が表示されます。「トランザクション・ポリシー」は読取り専用フィールドです。開発者は、サーバー・アプリケーションが構築され、サーバーの起動時に登録されるときに、この属性の値を設定します。

トランザクション・ポリシー設定は、AUTOTRAN属性をオーバーライドできます。これらの設定がAUTOTRAN属性に与える影響の詳細は、インタフェースの「自動トランザクション・モード」フィールドを参照してください。

「トランザクション・ポリシー」に表示される値は表8-1にリストされており、これらの設定がAUTOTRAN属性をどのようにオーバーライドするかの説明も記載されています。

表8-1 「トランザクション・ポリシー」と説明
有効な値
AUTOTRAN設定
説明
常時
NoまたはYes
実行時に変更は行われません。動作はAUTOTRANがYに設定された場合と同じです。
なし
Y
変更は行われません。インタフェースはトランザクションに関与しません。
無視
Y
AUTOTRAN設定をオーバーライドします。インタフェースはトランザクションに関与しません。
オプション
YまたはN
AUTOTRAN設定には影響しません。

<a name="ccif_statstab"></a>

「統計」タブ

次のトピックでは、「構成統計」タブのフィールドと、それらのフィールドに入力する必要のある値について説明します。

<a name="16313"></a>

<a name="ac_ifstat_rec2"></a>

 


完了したリクエスト

説明

「完了したリクエスト」フィールドには、対応するT_IFQUEUEオブジェクトが最初に提供されてから、これまでに完了したインタフェース・メソッド呼出しの数が表示されます。ドメイン・レベルのオブジェクトをローカルで問い合せると、マシンごとに1つのオブジェクトが、そのマシンで指定されたインタフェースの統計情報とともに戻されます。

有効な値

0以上の数値。

<a name="16314"></a>

<a name="ac_ifstat_req2"></a>

 


キューに入れられたリクエスト

説明

「キューに入れられたリクエスト」フィールドには、このインタフェースのキューに現在エンキューされているリクエストの数が表示されます。表示される数値は、ゼロ以上の長整数です。これは読取り専用フィールドです。

 


CORBAインタフェース・キュー(T_IFQUEUE)

T_IFQUEUE MIBは、特定のサーバー・キュー(T_QUEUE)に関係するクラスで、インタフェースの実行時属性を表します。基本的に読取り専用で、インタフェースが継承する構成属性へのアクセスを提供するだけでなく、キュー内のインタフェースに関連する統計情報を提供します。また、管理者はこのクラスを使用して、インタフェースをきめ細かく一時停止したりアクティブにしたりできます。このクラスは、インタフェース名と、インタフェース上のメソッド呼出しを処理できるサーバー・プロセスとの間のリンクを提供します(つまり、TA_RQADDRをT_SERVERクラス上のキー検索フィールドとして使用できます)。

<a name="newinterfaceq"></a>

<a name="T_IFQUEUE"></a>

<a name="C_IFQUEUE"></a>

<a name="N_IFQUEUE"></a>

 


CORBAインタフェース・キュー構成の表示(IF_QUEUE)

Oracle Tuxedo管理コンソール・インタフェース・キュー(IF_QUEUE)の構成属性は、次のタブ・ページに表示されます。

インタフェース・キューの構成属性を表示するには、インタフェース・キュー・アイコンをハイライト表示します。構成ツール・ペインに、選択する構成属性を含む「一般」タブが表示されます。

構成ツールの詳細は、「管理オブジェクトの構成」を参照してください。インタフェース・キュー属性のIDL形式の詳細は、CORBA 2.1仕様書のセクション7.6を参照してください。

次の各項では、各インタフェース・キュー構成属性について説明します。インタフェース・キュー構成属性は読取り専用です。編集はできません。

<a name="nifq_generaltab"></a>

「全般」タブ

次の各項では、「一般」タブのフィールドについて説明します。これらのインタフェース・キュー・フィールドは読取り専用属性です。

<a name="15200"></a>

<a name="ac_ifqgen_ifn4"></a>

 


インタフェース名

説明

「インタフェース名」フィールドには、完全修飾インタフェース名が表示されます。これはインタフェースのリポジトリIDです。インタフェース名は、0から128文字の文字列です。この名前の形式は、インタフェースの実装を生成するIDLに指定されたオプションによって異なります。

<a name="15201"></a>

<a name="ac_ifqgen_grp4"></a>

 


グループ名

説明

「グループ名」フィールドには、このインタフェースに関連付けられているサーバー・グループの名前が表示されます。名前は0から30文字の文字列です。サーバー・グループ名にはアスタリスク、カンマまたはコロンを使用できません。

 


論理マシン名

説明

「論理マシン名」フィールドには、このインタフェースを提供しているキューがロードされている現在の論理マシンの名前が表示されます。

<a name="15202"></a>

<a name="ac_ifqgen_qad4"></a>

 


キュー・アドレス

説明

「キュー・アドレス」フィールドには、このインタフェースを提供するアクティブなサーバーのリクエスト・キューのシンボリック・アドレスが表示されます。アドレスは1から30文字の文字列です。

<a name="15203"></a>

<a name="ac_ifqgen_obs4"></a>

 


オブジェクト状態

説明

「オブジェクト状態」フィールドには、インタフェース・キュー・オブジェクトの状態属性が表示されます。この読取り専用値には次の値が表示されます。

ACT: アクティブ状態。インタフェース・キュー・オブジェクトは、実行中のシステムで使用可能なインタフェースです。

SUS: 一時停止状態。インタフェース・キュー・オブジェクトは、実行中のシステムで現在一時停止されているインタフェースを表します。

PAR: パーティション化状態。インタフェース・キュー・オブジェクトは、実行中のシステムで現在パーティション化されているインタフェースを表します。

インタフェース・キューのオブジェクト状態は、インタフェース・キュー・アイコンを選択し、クイック・メニューを使用してオブジェクトを一時停止または再開することで設定されます。インタフェース・キュー・オブジェクトが一時停止されている場合は、オブジェクトをアクティブにできます。一時停止されているインタフェース・キュー・オブジェクトをアクティブな状態に復元するには、クイック・メニューで「再開」を選択します。インタフェース・キュー・オブジェクトがアクティブな場合は、オブジェクトを一時停止できます。インタフェース・キュー・オブジェクトを一時停止するには、オブジェクトをハイライト表示し、クイック・メニューで「一時停止」を選択します。

注: Oracle Tuxedo管理コンソールでは、インタフェースの動的な通知(INActiveまたはINValidからACTiveへの状態変更など)や、インタフェースの通知取消し(ACTiveからINActiveへの状態変更など)はサポートされません。

<a name="nifq_policytab"></a>

「ポリシー」タブ

次の各項では、「ポリシー」タブのフィールドについて説明します。これらのインタフェース・キュー・ポリシーは読取り専用属性です。

<a name="15204"></a>

<a name="ac_ifqpol_atm4"></a>

 


自動トランザクション・モード

説明

「自動トランザクション・モード」フィールドには、トランザクション・コンテキストの外部で行われた呼出しに対してトランザクションが自動的に開始するかどうかを示すYまたはNの値が表示されます。トランザクション・ポリシー設定は、AUTOTRAN属性をオーバーライドできます。これらの設定がAUTOTRAN属性に与える影響の詳細は、インタフェースの「自動トランザクション・モード」フィールドを参照してください。

<a name="15211"></a>

<a name="ac_ifqpol_dep4"></a>

 


非アクティブ化ポリシー

説明

「非アクティブ化ポリシー」フィールドには、TPフレームワークの非アクティブ化ポリシーが表示されます。サーバーの起動時にフレームワークに登録されるポリシーを反映します。インタフェースを登録する最初のサーバーが、T_INTERFACEの値を設定します。この値は変更できません。

非アクティブ化ポリシーの値は、method、transaction、processです。

 


トランザクション・ポリシー

説明

「トランザクション・ポリシー」フィールドには、インタフェースのポリシー属性が表示されます。「トランザクション・ポリシー」は読取り専用フィールドです。開発者は、サーバーが構築され、サーバーの起動時に登録されるときに、この属性の値を設定します。

トランザクション・ポリシー設定は、AUTOTRAN属性をオーバーライドできます。このフィールドの値、およびこれらの値がAUTOTRAN属性に与える影響の詳細は、インタフェースの「トランザクション・ポリシー」フィールドを参照してください。

<a name="nifq_sysparmtab"></a>

「システム・パラメータ」タブ

次の各項では、「システム・パラメータ」タブのフィールドについて説明します。これらのインタフェース・キュー・システム・パラメータは読取り専用属性です。

<a name="15205"></a>

<a name="ac_ifqsyp_ifl4"></a>

 


インタフェース・ロード

説明

「インタフェース・ロード」フィールドには、T_INTERFACEオブジェクトによってシステムに課される負荷を表す値が表示されます。インタフェース・ロードは、ロード・バランシングの目的に使用します。すでに負荷が大きいキューは、新規のリクエストではあまり選択されません。

表示される値は、1から32Kの数値です。

<a name="15206"></a>

<a name="ac_ifqsyp_pri4"></a>

 


優先度

説明

「優先度」フィールドには、デキューの優先度が表示されます。複数のインタフェース・リクエストがサービス・キューで待機している場合は、優先度の高いリクエストから処理されます。

表示される値は、1から101の数値です。

<a name="15207"></a>

<a name="ac_ifqsyp_ift4"></a>

 


インタフェース・タイムアウト

説明

「インタフェース・タイムアウト」フィールドには、選択したインタフェース・キューの個々のメソッド呼出しの処理の時間制限(秒単位)が表示されます。このインタフェースのメソッド呼出しを処理するサーバーは、リクエストの処理中に指定した時間制限を超えた場合に中断の形で終了します。

表示される値は、ゼロ以上の数値です。この属性の値ゼロは、サーバーが中断の形で終了しないことを示します。

<a name="15208"></a>

<a name="ac_ifqsyp_trt4"></a>

 


トランザクション・タイムアウト

説明

「トランザクション・タイムアウト」フィールドには、このインタフェース・キューに対して自動的に開始したトランザクションのタイムアウト値(秒単位)が表示されます。トランザクションは、トランザクション・モードでないリクエストが受信され、インタフェースのAUTOTRAN属性値がYに設定されている場合に自動的に開始します。インタフェースのAUTOTRAN 属性の詳細は、インタフェースの「自動トランザクション・モード」フィールドを参照してください。

表示される値は、タイムアウト間隔(秒単位)を表す0以上の数値です。

<a name="15209"></a>

<a name="ac_ifqsyp_rtn4"></a>

 


ルーティング表名

説明

「ルーティング表名」フィールドには、このインタフェースに関連付けられているファクトリ・ベースのルーティング基準が表示されます。

表示される値は、1から15文字の文字列です。

<a name="15217"></a>

<a name="ac_ifqsyp_nsi4"></a>

 


インタフェースを持つサーバーの数

説明

「インタフェースを持つサーバーの数」フィールドには、このキューでこのインタフェースを提供する対応サーバーの数が表示されます。

表示される値は、ゼロ以上の数値です。

<a name="nifq_statstab"></a>

「統計」タブ

次の各項では、「統計」タブのフィールドについて説明します。これらのインタフェース・キュー統計は読取り専用属性です。

<a name="15213"></a>

<a name="ac_ifqstat_rec4"></a>

 


完了したリクエスト

説明

「完了したリクエスト」フィールドには、インタフェースの最初の提供より後に完了したインタフェースのメソッド呼出しの数が表示されます。。

表示される値は、ゼロ以上の数値です。

<a name="15214"></a>

<a name="ac_ifqstat_req4"></a>

 


キューに入れられたリクエスト

説明

「キューに入れられたリクエスト」フィールドには、このインタフェースのキューに現在エンキューされているリクエストの数が表示されます。

表示される値は、ゼロ以上の数値です。

<a name="15215"></a>

<a name="ac_ifqstat_cuo4"></a>

 


現在のオブジェクト数

説明

「現在のオブジェクト数」フィールドには、関連付けられたキューに対する、このインタフェースのアクティブなオブジェクトの数が表示されます。この数値は、関連付けられたマシン上のキューにおけるアクティブなオブジェクト表内のエントリの数を表します。この数には、メモリー内にはないものの、アクティブなトランザクション内で呼び出されたオブジェクトが含まれています。

表示される値は、ゼロ以上の数値です。

<a name="15216"></a>

<a name="ac_ifqstat_cnt4"></a>

 


現在のトランザクション数

説明

「現在のトランザクション数」フィールドには、関連付けられたキューに対し、このインタフェースに関連付けられたアクティブなグローバル・トランザクションの数が表示されます。

表示される値は、ゼロ以上の数値です。

<a name="T_FACTORY"></a>

<a name="C_FACTORY"></a>

 


CORBAファクトリ(T_FACTORY)

CORBAファクトリは、クライアントがCORBAオブジェクトへのオブジェクト参照を取得するために使用するインタフェースです。ファクトリへのオブジェクト参照は、FactoryFinderインタフェースへのオブジェクト参照を使用してクライアントによって取得されます。FactoryFinderインタフェースは、Oracle Tuxedoサーバー・アプリケーションによって通知され、クライアント・ブートストラップ処理の一部としてクライアントで使用できます。

T_FACTORY MIBは、Oracle Tuxedo FactoryFinderに登録されているファクトリのオカレンスを表します。ドメインで使用可能なファクトリは、Oracle Tuxedo管理コンソールに表示されます。Oracle Tuxedo管理コンソールでは、構成ツールを使用したファクトリ構成とランタイム情報の表示のみ行うことができます。

<a name="concorbafactory"></a>

 


CORBAファクトリ構成の表示

Oracle Tuxedo管理コンソールのファクトリ構成属性は、「一般」タブ・ページに表示されます。ファクトリの構成属性を表示するには、ファクトリ・アイコンをハイライト表示します。構成ツール・ペインに、選択したファクトリの構成属性を含む「一般」タブが表示されます。

構成ツールの詳細は、「管理オブジェクトの構成」を参照してください。ファクトリ・インタフェース名のIDL形式の詳細は、CORBA 2.1仕様書のセクション7.6を参照してください。

次の各項では、各ファクトリ構成属性について説明します。

<a name="cfac_generaltab"></a>

「全般」タブ

次の各項では、「一般」タブの読取り専用フィールドについて説明します。

<a name="15220"></a>

<a name="ac_facgen_inf6"></a>

 


インタフェース名

説明

「インタフェース名」フィールドには、ファクトリのインタフェース・リポジトリIDが表示されます。この名前の形式は、インタフェースの実装を生成するIDLに指定されたオプションによって異なります。

<a name="15221"></a>

<a name="ac_facgen_fid6"></a>

 


ファクトリID

説明

「ファクトリID」フィールドには、ファクトリの登録済IDが表示されます。「ファクトリID」は、1から256文字の英数字文字列値です。IDの形式は、生成されたインタフェースの実装についてIDLに指定されたオプションによって異なります。

<a name="15222"></a>

<a name="ac_facgen_obs6"></a>

 


オブジェクト状態

説明

「オブジェクト状態」フィールドには、選択したファクトリの現在の状態が表示されます。「オブジェクト状態」の形式は文字列です。このフィールドの値は、「オブジェクト状態」がアクティブであることを示すACT (ACTive)です。ACTオブジェクト状態は、ファクトリがFactoryFinderに登録されていることを示します。


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