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Sun Server X4-4 サービスマニュアル
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Document Information

このドキュメントの使用法

Sun Server X4-4 サービスマニュアルの概要

Sun Server X4-4 の概要

トラブルシューティングと診断

サーバーの保守

サーバーの保守の準備をする

CRU コンポーネントの保守

FRU コンポーネントの保守

サーバーの再稼働

サーバーの稼働の準備

(オプション) ラックにサーバーを取り付ける

(オプション) ケーブル管理アームを取り付ける

スライドレールと CMA の動作の確認

サーバーを通常のラック位置に戻す

サーバーの電源を入れる

ブート時のサーバーの保守

サーバーの仕様

索引

(オプション) ラックにサーバーを取り付ける

Before You Begin


Caution

Caution  ‐  怪我またはコンポーネントの損傷。サーバーは重量があるため、1 人でのラック取り付け作業は危険が伴います。ラックをサーバーに取り付ける際は、機械式のリフトを使用し複数名で作業してください。


サーバーの稼働準備をするときには、このオプションの手順を使用してラックにサーバーを取り付けます。

  1. スライドレールをラックのスライドレール構成部品に可能なかぎり奥まで押し込みます。
  2. 固定部品の端が、ラックに取り付けられているスライドレール構成部品と同じ高さになるようにサーバーを持ち上げます。
  3. 固定部品の上下の取り付けリップがスライドレールと平行になっていることを確認します。

    Caution

    Caution  ‐  怪我またはコンポーネントの損傷。固定部品がスライドレールに正しく挿入されていないと、サーバーが落下する可能性があります。取り付けリップが正しく平行になっていることを確認し、固定部品をスライドレール内に正しく挿入してください。


  4. 固定部品をスライドレールに挿入し、固定部品がスライドレールの止め具に接触するまでサーバーをラック内に押し込むと (約 30 cm (12 インチ))、サーバーレールによってサーバーが保守位置でロックされます。

    サーバーをスライドレールの止め具より先までスライドさせることはできません。正しく取り付けられたサーバーはスムーズにスライドさせることができます。サーバーをスムーズにスライドできない場合は、サーバーの取り付けに問題がある可能性があります。


    image:固定部品を取り付けたサーバーをスライドレールに挿入する方法を示す図。
  5. サーバーのロックを解除してラック内に押し込むには、両方の固定部品の緑色のスライドレールリリースボタンを同時に引き、そのままサーバーをラック内に、ラック前面と同じ平面上でサーバーがロックされるまで押し込みます。

    ロックされると、カチッと音がします。


    image:サーバーをラックに押し込んでいる図。
  6. サーバーがラックにしっかりと取り付けられていること、およびスライドレールロックが固定部品にかみ合っていることを確認します。
  7. サーバー背面で、AC 電源ケーブルをサーバーの電源装置に接続します。

    サーバーに電源ケーブルが接続されると、サーバーはスタンバイ電源モードに入ります。

  8. その他のケーブルをサーバー背面にある適切なコネクタまたはポートに接続します。

    ケーブル管理アーム (CMA) が邪魔になる場合は、左側の CMA リリースを外し、CMA をずらして開きます。

  9. 必要であれば、CMA を再接続します。(オプション) ケーブル管理アームを取り付けるを参照してください。

    CMA を閉じて、左のラックレールにラッチで固定します。

  10. サーバーの電源を入れます。サーバーの電源を入れるを参照してください。