Windows Server をインストールする (PXE)

次の手順は、Windows Server 2008 R2 および Windows Server 2012 R2 に適用されます。この手順によってベースオペレーティングシステムがインストールされ、その後にサーバー固有のドライバや追加のソフトウェアを更新します。

Before You Begin

• PXE を使用して Windows Server 2008 R2 または Windows Server 2012 R2 を配備するには、Windows 展開サービス (WDS) を Windows Server 2012 サーバーにインストールし、配備する OS のインストールイメージを作成する必要があります。Microsoft TechNet サイトで、これらを実行するのに役立つ記事を見つけることができます。

• システムに Sun Storage 6 Gb SAS PCIe RAID 内蔵 HBA (SGX-SAS6-R-INT-Z) が存在する場合、ブート可能な仮想ドライブがすでに作成されている必要があります (少なくとも RAID 0 で)。詳細については、Sun Server X4-4 設置ガイド のSun Storage 6 Gb SAS PCIe RAID 内蔵 HBA を使用した RAID の構成を参照してください。

1. 次のいずれかの方法でサーバーをリセットするか電源を投入します。

   • Oracle ILOM Web インタフェースの「Remote Power Control」タブで、「Reset」を選択します。

   • 物理的にサーバーに位置している場合、サーバーのフロントパネルにある電源ボタンを約 1 秒間押して、正常な停止を開始し、サーバーの電源を切ります。電源が切れたら、電源ボタンをもう一度押して、サーバーの電源を入れます。

2. F8 を押して、一時ブートデバイスを指定します。

   「Please Select Boot Device」画面が表示されます。

3. 「Please Select Boot Device」画面で、適切な PXE インストールブートデバイスを選択し、Enter を押します。

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   注 ‐ PXE インストールブートデバイスは、ネットワークインストールサーバーとの通信に使用される物理ネットワークポートです。

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   「Boot Agent」画面が表示されます。

4. 「Boot Agent」画面で、F12 キーを押してネットワークサービスをブートします。
5. 通常の Windows Server WDS ネットワークインストールを続行します。

   詳細は、Microsoft の Windows 展開サービスに関する製品ドキュメントを参照してください。

6. インストールが完了したら、必要に応じてインストール後のタスクを実行します。

参照

サーバーシステムツールのインストール、ドライバの更新、および iSCSI 仮想ディスクの設定