Go to main content
Oracle® Hardware Management Pack 2.3.x リリースノート

印刷ビューの終了

更新: 2016 年 4 月
 
 

リセット後のブート処理中にシステムがハングアップする (21962254)

Oracle Hardware Management Pack 2.3.3 で修正されました。

Linux を実行している Oracle x86 システムで、リセット後の BIOS のブート処理中にシステムがハングアップすることがまれにあります。ブート中に BIOS エラーが表示されることもあります (「AF OO」など)。この問題は、Oracle Hardware Management Pack の管理エージェント (hwmgmtd) が実行されていて、Ethernet インタフェースがネットワーク接続のために構成されている場合に発生することがあります。

この問題は Exalytic 製品で構成された Oracle Server X5-4 で確認されています。

回避方法

この問題が発生した場合は、管理エージェント (hwmgmtd) を無効にしてシステムをリブートします。

  1. Linux ホストに管理者としてログインし、次のコマンドを入力して管理エージェントを停止して無効にします。

    # /sbin/chkconfig hwmgmtd off
    # /sbin/service hwmgmtd stop 
  2. 次のコマンドを入力し、ipmitool を使用してサービスプロセッサをリセットします。

    # ipmitool bmc reset cold
  3. 次のコマンドを入力してシステムをリブートします。

    # reboot

    システムが正常にリブートします。