Oracle Hardware Management Pack 2.3.3 で修正されました。
Linux を実行している Oracle x86 システムで、リセット後の BIOS のブート処理中にシステムがハングアップすることがまれにあります。ブート中に BIOS エラーが表示されることもあります (「AF OO」など)。この問題は、Oracle Hardware Management Pack の管理エージェント (hwmgmtd) が実行されていて、Ethernet インタフェースがネットワーク接続のために構成されている場合に発生することがあります。
この問題は Exalytic 製品で構成された Oracle Server X5-4 で確認されています。
回避方法
この問題が発生した場合は、管理エージェント (hwmgmtd) を無効にしてシステムをリブートします。
Linux ホストに管理者としてログインし、次のコマンドを入力して管理エージェントを停止して無効にします。
# /sbin/chkconfig hwmgmtd off # /sbin/service hwmgmtd stop
次のコマンドを入力し、ipmitool を使用してサービスプロセッサをリセットします。
# ipmitool bmc reset cold
次のコマンドを入力してシステムをリブートします。
# reboot
システムが正常にリブートします。