2.3.x リリースの一部として次の新機能があります。
X6 シリーズプラットフォームおよびコンポーネントのサポートが追加されました。プラットフォームおよびコンポーネントのサポートを参照してください。
raidconfig list の出力に Oracle Storage 12 Gb/s SAS PCIe RAID HBA バックアップバッテリのステータスが追加された (21077324)
次の機能が Oracle Hardware Management Pack 2.3.3 で追加または削除されました。
ローカルホストの資格キャッシュを作成する ilomconfig 機能はサポートされなくなります。ilomconfig を使用して、以前に保存されたローカルホスト資格キャッシュを削除することはできます。追加の詳細は、ilomconfig のホストのローカル資格キャッシュ機能が無効にされている (21563538)を参照してください。
fwupdate コマンドでは、サポートされる Intel ベースの Ethernet ネットワークカード (アドインカードまたはオンボードコントローラ) のファームウェアの更新を、サポートされるバージョンの Microsoft Windows Server OS から行うことがサポートされるようになりました。
次の新機能が Oracle Hardware Management Pack 2.3.2.2 で追加されました。
fwupdate ツールは、Microsoft Windows または Oracle VM を実行しているシステム (すべてのバージョン) での Intel ベースの Ethernet ネットワークインタフェースカード (アドインカードまたはオンボードコントローラ) のファームウェアの更新をサポートしていません。
Microsoft Windows または Oracle VM を実行しているシステムで Intel ベースの Ethernet ネットワークインタフェースカードのファームウェアを更新するには、使用しているシステムに含まれているオプションの Oracle System Assistant の管理ツールを使用します。それ以外の場合は、Oracle Hardware Management Pack または Oracle System Assistant がインストールされているサポートされているバージョンの Linux を実行している Oracle サーバーにネットワークアドインカードを移動して、更新を実行できます。
Sun Storage 6 Gb SAS PCIe 内蔵 HBA (SGX-SAS6-INT-Z) からより多くのデータを収集するために、拡張された診断機能が追加されました。これには、Solaris 環境および Linux 環境の RAID のディスクに生成されるさまざまなディスクエラーおよび SMART イベントが含まれます。これらのイベントは RAID 内の疑わしいディスクを特定しやすくするのに役立ちます。詳細は、Oracle Server Management Agents ユーザーズガイド の Oracle Hardware Management Pack を使用したディスク診断イベントのモニターを参照してください。
次は、Oracle Hardware Management Pack 2.3.1 の新機能のリストです。
NVMe コントローラを構成するために nvmeadm ツールが追加されました。詳細は、Oracle Server CLI ツール ユーザーズガイド の nvmeadm を使用した NVM Express デバイスの構成を参照してください。
NVMe および NIC コントローラを更新するために新しいターゲットが fwupdate update コマンドに追加されました。詳細は、Oracle Server CLI ツール ユーザーズガイド の コンポーネントのファームウェアの更新を参照してください。
Oracle Storage 12 Gb/s SAS PCIe RAID HBA が取り付けられているシステムでは、最初に RAID ボリュームを作成せずに、基礎になるオペレーティングシステムが直接ディスクにアクセスできるように、JBOD モードを有効にできます。詳細は、Oracle Server CLI ツール ユーザーズガイド の JBOD モードの有効化または無効化を参照してください。
次は、Oracle Hardware Management Pack 2.3.0 の新機能のリストです。
X5 シリーズプラットフォームおよびコンポーネントのサポートが追加されました。プラットフォームおよびコンポーネントのサポートを参照してください。
Oracle Linux 6.5 以降が実行されているサポート対象サーバーでは、Oracle Linux Fault Management Architecture (FMA) を使用できます。Oracle Linux FMA は、ホストベースのコマンド行インタフェースであり、Oracle ILOM Fault Management シェルから使用可能な障害管理コマンドのようなコマンドを使用して、ホストオペレーティングシステムから障害を表示して対応できます。
使用しているサーバーが Oracle Linux FMA を使用するようサポートされているかどうかを確認するには、サーバーのドキュメントまたは http://www.oracle.com/goto/ohmp にある Oracle Hardware Management Pack サポート表を参照してください。
ウォッチドッグエージェントが追加されました。これによって、Oracle ILOM またはホスト OS が Linux システムで応答しなくなった場合に、事前に設定されたアクションを実行できます。
Oracle HMP ウォッチドッグエージェントの詳細は、『Oracle Hardware Management Agents ユーザーズガイド』を参照してください。
Oracle HMP ウォッチドッグエージェントを構成できる ilomconfig ターゲットの詳細は、『Oracle Server CLI ユーザーズガイド』を参照してください。
hwmgmtd.conf に fast_updates_enabled 機能を使用できます。これによって、より正確なディスクのモニタリングのために、ドライブの温度センサーのポーリング頻度を増やすことができます。
Oracle VM が動作している SPARC サーバー上の Hardware Management Agent は、論理ドメインにインストールできます。これによって、プライマリドメインで Hardware Management Agent を使用して、論理ドメイン内で検出されたストレージデバイスをモニターできます。
最新の Oracle サーバーで検出された新しいセンサータイプを組み込むため、Oracle Hardware Management Pack の SNMP プラグインの一部である SUN-HW-MONITORING-MIB が拡張されました。
ILOM-SYSTEM-MIB に基づいてイベントトラップを転送するため、 itpconfig ツールが更新されました。Oracle ILOM Web インタフェースを使用して MIB (「ILOM Administration」>「Management Access」>「SNMP」) をダウンロードし、使用しているサーバーでこの MIB がサポートされることを確認できます。
システムイベントログ (SEL) のモニタリングは、Hardware Agent (hwmgmtd) では無効になっています。SEL および障害ベースのトラップにアクセスするには、次のいずれかのツールを使用します。
ipmievd ユーティリティーを使用して、IPMI SEL イベントを Oracle ILOM から syslog に記録します。
ipmievd は、Oracle Hardware Management Pack の ipmitool パッケージの一部であるバイナリです。詳細は、ipmievd.8 のマニュアルページを参照してください。
itpconfig (Oracle ILOM トラッププロキシ) を使用し、ホストと ILOM の相互接続機能を使用して Oracle ILOM からホストに SNMP トラップを直接転送します。SNMP トラップを送信するように Oracle ILOM を構成する方法については、Oracle ILOM のドキュメントを参照してください。itpconfig の使用に関する詳細は、『Oracle Server Management Agents ユーザーズガイド』を参照してください。