インストール後のコントローラ更新

アプライアンスを本稼働環境に投入する前にコントローラソフトウェアを保守することによって、最新のソフトウェア拡張機能から得られる利点を最大限に活用できます。多くの場合、単純なソフトウェア更新によって、テスト中に観察された問題が解決されたり、生産性を改善する新しい拡張機能が提供されたりします。次のプロセスを使用して、ストレージコントローラを最新のソフトウェアおよび関連するファームウェアに更新します。

1. 「構成」>「ストレージ」画面をチェックして、すべての再同期化動作が完了していることを確認します。

2. 「保守」>「問題」画面にアクティブな問題がないことを確認します。

3. 「保守」>「システム」画面で、ハードウェアのファームウェアの更新が進行中でないことを確認します。

4. ソフトウェア更新に関連するリリースノートを読み、リリース固有の前提条件に対処してください。

5. My Oracle Support の「サインイン」リンクをクリックします。

6. Oracle シングルサインオン画面が表示されます。

7. Oracle アカウント資格情報を使用してログインします。

8. 必要なソフトウェア更新をダウンロードします。

9. ファイルがローカルにダウンロードされます。

10. アーカイブマネージャーを使用するか、unzip コマンドを実行して、ダウンロードしたファイルを解凍します。

11. ファイルは All_Supported_Platforms ディレクトリに展開されます。

12. 更新をアップロードし、適用するには、Oracle ZFS Storage Appliance 顧客サービスマニュアル のBUI を使用した更新またはOracle ZFS Storage Appliance 顧客サービスマニュアル のCLI を使用した更新の手順を使用してください。