リモート Ethernet 接続を使用した Oracle ILOM へのログイン

この手順を実行するには、管理者権限を持つ Oracle ILOM アカウントへのログインと、サーバー SP の IP アドレスまたはホスト名を把握しておくことが必要です。コマンド行インタフェース (CLI) または Web インタフェースを使用してログインする手順を、次で説明します。

注 - デフォルトの Oracle ILOM 管理者アカウントは root で、パスワードは changeme です。このデフォルトアカウントが変更されている場合は、システム管理者に連絡して、管理者特権を持つ Oracle ILOM ユーザーアカウントを取得してください。

Oracle ILOM への接続を確立します。
- コマンド行インタフェース (CLI): セキュアなシェルセッションを開始します。次のように入力します。
  ssh username@host
  
  ここで、username は管理者権限を持つアカウントのユーザー名、host はサーバー SP の IP アドレスまたはホスト名 (DNS を使用している場合) のいずれかです。
  
  パスワードの入力を求める Oracle ILOM のプロンプトが表示されます。
  
  Password:
- Web インタフェース: Web ブラウザのアドレスフィールドにサーバーの IP アドレスを入力して、Enter を押します。
  Oracle ILOM ログイン画面が表示されます。
Oracle ILOM にログインします。
- CLI: Oracle ILOM パスワードプロンプトで、パスワードを入力して Enter を押します。例:
  Password: changeme
  
  Oracle ILOM に正常にログインしたことを示すデフォルトのコマンドプロンプト (->) が、Oracle ILOM に表示されます。
- Web インタフェース: Oracle ILOM ログイン画面で、ユーザー名とパスワードを入力し、「Log In」をクリックします。
  Oracle ILOM へのログインに成功したことを示す「Summary」画面が表示されます。例: