Oracle® Solaris 11.2 でのリモートシステムの管理

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更新: 2014 年 7 月
 
 

Secure Shell を使用したリモートシステムへのアクセス

Oracle Solaris の Secure Shell 機能は、セキュアでないネットワークを介した、リモートシステムへのセキュアなアクセスを提供します。Secure Shell では、パスワード、公開鍵、またはその両方を使用して認証が提供されます。すべてのネットワークトラフィックは暗号化されます。Secure Shell により、侵入者による通信の傍受が防止されます。

認証により識別情報が確立されます。ssh ログインの認証は、システムパスワードと公開ホスト鍵の組み合わせによって提供されます。認証操作は、リモートシステムまたはネットワーク環境のいずれかによって実行できます。/etc/ssh_known_hosts および ~/.ssh/known_hosts ファイルには、システムまたはアカウントについての既知のホスト鍵のリストが含まれています。デフォルトでは、ssh コマンドは、リモートホストの鍵を検証します。いずれかのファイルにリモートホストのホスト鍵がない場合、ユーザーは、新しいリモートホストの鍵を信頼するかどうか尋ねられます。ユーザーが確認すると、ユーザーがパスワードの入力を求められる前に、リモートホストの鍵がユーザーの ~/.ssh/known_hosts ファイルに追加されます。

Secure Shell 認証の詳細については、Oracle Solaris 11.2 での Secure Shell アクセスの管理 のSecure Shell 認証を参照してください。