Oracle® Solaris 11.2 でのリモートシステムの管理

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更新: 2014 年 7 月
 
 

ファイルをリモートシステムにコピーする方法 (sftp)

  1. ローカルシステムのコピー元ディレクトリに変更します。

    sftp コマンドを入力するディレクトリがローカルの作業用ディレクトリになり、つまりこの操作のコピー元ディレクトリになります。

  2. sftp 接続を確立します。

    リモートシステムへの sftp 接続をオープンおよびクローズする方法を参照してください。

  3. コピー先ディレクトリに変更できます。
    sftp> cd target-directory
  4. コピー先ディレクトリへの書き込み権があることを確認します。
    sftp> ls -l target-directory
  5. ファイルを 1 つコピーするには、put コマンドを使用します。

    get コマンドではメタキャラクタを使用できます。

    sftp> put filename
  6. sftp 接続を閉じます。
    sftp> bye
使用例 3-4  リモートシステムにファイルをコピーする (sftp)

この例では、ユーザーは pluto システムへの sftp 接続を開き、put コマンドを使用して、使用中のシステムから pluto システムの /tmp ディレクトリにファイルをコピーします。

$ cd /tmp
$ sftp pluto
Password: xxx
sftp> cd /tmp
sftp> put filef
uploading filef to /tmp/filef
filef                                     100%  325     0.3KB/s   00:00
sftp> ls
filea
filef
files
sftp> bye