Oracle® Solaris 11.2 でのリモートシステムの管理

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更新: 2014 年 7 月
 
 

ProFTPD 構成を変更する方法

構成の変更のほとんどは、/etc/proftpd.conf ファイルに変更を加えることによって行われます。このファイルに変更を加える場合は、次の手順を使用します。

  1. 管理者になります。

    詳細は、Oracle Solaris 11.2 でのユーザーとプロセスのセキュリティー保護 の割り当てられている管理権利の使用を参照してください。

  2. 構成ファイルに変更を加えます。

    構成ファイルにどのような情報を追加するべきかについてのヒントは、後述の例を参照してください。

  3. FTP サーバーを再起動します。
    # svcadm restart network/ftp
使用例 2-1  仮想ホスト用の ProFTPD 構成ファイルの変更

固定 IP アドレスを使用している仮想ホストの場合は、次の指令を使用します。必要に応じて、スペースで区切られた複数の IP アドレスを追加できます。

<VirtualHost 10.0.0.1>
  ServerName "My virtual FTP server"
</VirtualHost>
使用例 2-2  匿名アクセス用の ProFTPD 構成ファイルの変更

サイトに対する匿名 FTP アクセスを提供するには、次の指令を使用します。

# Deny login access
  <Limit LOGIN>
    DenyAll
  </Limit>

  <Anonymous ~ftp>

# Allow anonymous logins
    <Limit LOGIN>
      AllowAll
    </Limit> ....
  </Anonymous>