イベント通知パラメータを表示するには、Oracle Solaris 11.2 でのシステムサービスの管理 のイベント通知パラメータの表示に説明されているように、svcs -n および svccfg listnotify コマンドを使用します。
FMA エラーイベント通知を構成するには、Oracle Solaris 11.2 でのシステムサービスの管理 の状態遷移および FMA イベントの通知の構成に説明されているように、svccfg setnotify コマンドを使用します。たとえば、次のコマンドは、FMA で管理された問題が修復されたときに SMTP メッセージを送信する通知を作成します。
$ svccfg setnotify problem-repaired smtp:
Simple Mail Transfer Protocol (SMTP) または Simple Network Management Protocol (SNMP) を使用するように障害管理エラーイベントの通知を構成できます。
FMA イベントタグには、problem-diagnosed、problem-updated、problem-repaired、および problem-resolved があります。これらのタグは、障害管理の概要で説明されている問題のライフサイクルステージに対応しています。
イベント通知および FMA イベントタブについては、smf(5) のマニュアルページの「通知パラメータ」セクションにも説明されています。通知デーモンの詳細は、snmp-notify(1M) および smtp-notify(1M) のマニュアルページを参照してください。
FMA イベント用の通知パラメータの設定は、svc:/system/fm/notify-params:default の fmnotify プロパティーに格納されています。SMF 状態遷移によって生成されるイベントは、サービスまたは遷移中のインスタンスに格納されます。SMF 状態遷移イベント用のシステム全体の通知パラメータは、svc:/system/svc/global:default に格納されます。