休暇のレート定義の作成

この例では、特定の日付時点の従業員の休暇欠勤レートを計算します。

このレートには、平均給与と車両手当の組合せが含められます。従業員の年間累計給与は26,000です。この従業員には、年間車両手当支払として2,000も支給されます。休暇欠勤レートは、26,000 + 2,000 = 28,000です。日次休暇欠勤レートを指定するには、このレートを日次レートに変換します。

次の表に、例で使用する重要な情報の概要を示します。

考慮する必要がある事項

この例の場合

レートの定義前にどのようなエレメントを作成する必要があるか。

  • 給与(アサイメント・レベル) - このエレメントには、レート定義によって取得される給与値が含まれます。これは、「定額」計算ルールを使用して作成する必要があります。

  • 車両手当(アサイメント・レベル) - このエレメントには、レート定義によって取得される車両手当値が含まれます。これは、「定額」計算ルールを使用して作成する必要があります。

  • 休暇欠勤 - 「休暇欠勤」テンプレートを使用して、エレメントを作成します。「分類」として「疾病」を入力し、「カテゴリ」として「休暇欠勤」を入力します。

どのバランスに寄与値を保持するか。

  • 給与は給与エレメントによって挿入されます。

  • 車両手当は車両手当エレメントによって挿入されます。

コントリビュータ合計を常勤換算金額として処理する必要があるか。

はい

レート定義の作成

  1. 「ホーム」ページで、「自分のクライアント・グループ」タブの「レート定義」クイック処理をクリックします。

  2. 「検索結果」セクションで、「作成」をクリックします。

  3. 次の値を入力します。

    フィールド

    選択内容

    カテゴリ

    導出レート

    有効開始日

    参照するオブジェクトの作成日より後の日付

    国別仕様データ・グループ

    国別仕様データ・グループ

  4. 「OK」をクリックします。

  5. 「基本詳細」セクションで、次の値を入力します。

    フィールド

    名前

    休暇欠勤 - 給与および車両手当

    短縮名

    ABS RATE - SAL/CAR ALLOW

  6. 「戻りレートの詳細」セクションの「周期性」フィールドで、「日次」を選択します。

  7. 「コントリビュータ・ルール」タブをクリックし、「コントリビュータ合計をFTE金額として処理」「はい」を選択します。

    参照されるバランスには、バランス・ディメンションの対象期間に対する給与計算を使用して移入する必要があり、そのようにしないと、レート定義によって意味のある値が生成されません。

レート・コントリビュータの作成

  1. 「レート・コントリビュータ」セクションで、「作成」をクリックします。

  2. 「コントリビュータ・タイプ」フィールドで、「バランス」を選択し、「OK」をクリックします。

  3. 「レート・コントリビュータの作成」ページで、次の値を入力します。

    フィールド

    入力内容

    加算または減算

    加算

    バランス名

    通常給与

    バランス・ディメンション

    アサイメント状態期間累計

    周期性

    日次

  4. 「保存して続行」をクリックします。

  5. 「レート・コントリビュータ」セクションで、「作成」をクリックします。

  6. 「コントリビュータ・タイプ」フィールドで、「バランス」を選択し、「OK」をクリックします。

  7. 「レート・コントリビュータの作成」ページで、次の値を入力します。

    フィールド

    入力内容

    加算または減算

    加算

    バランス名

    車両手当

    バランス・ディメンション

    アサイメント状態期間累計

    周期性

    日次

  8. 「保存して続行」をクリックします。

  9. 「送信」をクリックします。

  10. 休暇欠勤エレメント・エントリを従業員のアサイメントに割り当てます。その後、休暇欠勤インタフェースを使用して、休暇欠勤エントリを給与に渡す必要があります。