バケット戦略

バケット戦略とは、Oracle Unityがデータ・オブジェクトのデータを格納する方法の1つです。これにより、結合のパフォーマンスを促進します。

バケットでは、システムがバケット属性(通常はID属性)を使ってデータを分割します。そして、データ・オブジェクトのデータを複数のファイル(バケット数によって決定される)に分散します。

データ・オブジェクトのバケット戦略の管理

重要: データ・オブジェクトのバケット戦略は、公開された後は変更できません。データ・オブジェクトを作成するときは、変更を公開する前にバケット戦略に問題がないことを確認してください。

データ・オブジェクト・レコード数/バケット数

データ・オブジェクトを作成する場合、データ・オブジェクトに含まれるレコードの数を最大20億レコードまで見積もる必要があります。選択したレコード数に応じて、データ・オブジェクトのバケット数が「バケット数」で自動的に調整されます。バケット数を更新する場合は、「予想されるレコード数(百万)」のスライダを使用してバケット数を調整します。

バケット属性

デフォルトのバケット属性は、ID属性です。理想的なバケット設計の目標は、すべてのバケットに均等に負荷を分散させて、個々のバケットすべてに対して書込みと読取りが均等に行われるようにすることです。ただし、書込みパターンと読取りパターンによっては、使用する属性としてIDが最適でない場合があります。読取りと書込みのほとんどが1つの(または少数の)バケットで発生している場合、負荷は均等に分散されていません。バケット属性を更新するには、最初にデータ・オブジェクトを作成し、変更を公開しないようにしてから、データ・オブジェクトの編集のステップを実行する必要があります。

さらに学ぶ

データ・オブジェクト

属性

パーティション化

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