データ・オブジェクトの編集
ビデオをみて、さらに学習します。
- パーティション戦略
- バケット戦略
- 受信レコード・フラグ
初めてカスタム・データ・オブジェクトの変更を公開した後は、これらの構成は変更できません。テナントで初回の公開ジョブを実行したら、すべてのデフォルト・データ・オブジェクトで、これらの構成は変更できません。
データ・オブジェクトを編集するには:
-
右下隅にあるOracleアイコン
をクリックして、ナビゲーション・メニューを開きます。
- 「データ・モデル」を選択します。
- データ・オブジェクトのリストで、編集するデータ・オブジェクトを見つけます。
- マウス・カーソルをデータ・オブジェクトの上に移動して、「アクション」メニュー(
)をクリックします。
- 「編集」を選択します。「データ・オブジェクトの編集」ダイアログが開きます。
- 「データ・オブジェクトの編集」ダイアログで、次のフィールドを編集します。
- オブジェクト名: データ・オブジェクトの名前を入力します。これは、アプリケーション全体でオブジェクトを識別するために使用される名前です。名前は1文字以上40文字以内である必要があります。アンダースコア(_)とハイフン(-)以外の特殊文字は使用できません。先頭の文字にスペースは使用できません。言語設定でサポートされているすべての言語の文字を使用できます。
- オブジェクトID: データ・オブジェクトを作成した後はこのフィールドを変更できません。
- 摘要: このフィールドはオプションですが、作成したエンティティの説明を追加することをお薦めします。これは、他のユーザーがプラットフォームを使用したり操作するときに、追加の情報を得るのに役立ちます。説明には最大512文字を使用でき、使用する文字に制限はありません。言語設定でサポートされているすべての言語の文字を使用できます。
- オブジェクト・グループ: データ・オブジェクトが属するオブジェクト・グループ。現在の選択を他のオブジェクト・グループ(「プロファイル」、「行動」、「トランザクショナル」、「製品」または「その他」)に変更できます。
- リソース名: Oracle Unity APIがデータ・オブジェクトへのアクセスに使用する名前。APIを介してデータ・オブジェクトにアクセスできるようにする場合にのみ、リソース名を入力する必要があります。リソース名に使用できるのは最大50文字です。英字(a–zおよびA–Z)、数字(0–9)およびアンダースコア(_)のみを使用します。
- データ・オブジェクトが公開されているかどうかに応じて、次のいずれかを実行します。
- データ・オブジェクトが公開されていない場合は、追加の構成を管理することもできます。「次へ」をクリックします。
- データ・オブジェクトが公開されている場合は、変更を確認して「保存」をクリックします。
パーティション戦略
デフォルト・データ・オブジェクトおよびカスタム・データ・オブジェクトのパーティション戦略を有効化および更新できます。
-
テナントで初回の公開ジョブを実行する前に、デフォルト・データ・オブジェクトのパーティション戦略を有効化および更新できます。
-
カスタム・データ・オブジェクトは、初めて変更を公開する前に、有効化および管理できます。
-
データ・オブジェクトのパーティション戦略を有効にしてから編集し、パーティションの作成に使用する別の属性を選択できます。これは、テナントで初回の公開ジョブを実行していない場合(デフォルト・データ・オブジェクト)、またはカスタム・データ・オブジェクトの変更の初回の公開を実行していない場合にのみ適用されます。
-
データ・オブジェクトを編集する場合、「パーティション戦略」セクションのフィールド名は、パーティション戦略が以前に有効化されているかどうかによって異なります。
パーティション戦略により、大量のデータの問合せパフォーマンスが向上します。データ・オブジェクトのパーティション戦略は、日付に基づきます。パーティション化についてさらに学習します。
パーティション戦略を更新するには:
- トグルをオンにします。パーティション戦略のオプションが表示されます。
- パーティション戦略の詳細を構成します。
- 「参照属性」または「名前」: このフィールドの名前は、パーティション戦略が以前に有効になっているかどうかによって異なります。
- 名前: 以前に有効にしたパーティション戦略がない場合は、パーティションの作成に使用する属性の名前を入力します。たとえば、EventTS属性からパーティション化できます。名前は1文字以上50文字以内である必要があります。アンダースコア(_)とハイフン(-)以外の特殊文字は使用できません。先頭の文字にスペースは使用できません。言語設定でサポートされているすべての言語の文字を使用できます。
- 参照属性: パーティション戦略が以前に有効化された状況で、パーティションの作成に使用する属性を更新する場合は、ドロップダウン・リストを使用して、日付データ型の別の属性を選択します。
- パーティションの日付書式: パーティションの日付書式を選択します。この書式によって、パーティションのサイズが制御されます。yyyyMMを選択すると月次パーティションが作成され、yyyyでは年次パーティションが作成されます。取り込まれたレコードは、書式に基づいて対応するパーティションに格納されます。
- パーティション・フィールド名: このフィールド名は、日付書式に基づいて対応するパーティションに格納されているデータの取得に使用されます。Oracle Unityでは、「名前」フィールドに入力した属性の値を使用して、パーティション・フィールド名の値を生成します。
- このフィールドには、ユーザーが入力した属性IDが自動入力されますが、変更できます。たとえば、EventTS属性をパーティション化すると、このフィールドにはEventTS_Partitionのフィールド名が自動入力されます。
- パーティション・フィールド名は1文字以上50文字以下である必要があります。英字(a–zおよびA–Z)、数字(0–9)およびアンダースコア(_)のみを使用します。先頭の文字は英字である必要があります。
バケット戦略
バケット戦略とは、データ・オブジェクトのデータをシステムで格納する方法の一部です。これにより、結合のパフォーマンスを促進します。バケット戦略についてさらに学習します。
バケット戦略を更新するには:
- 「予想されるレコード数(百万)」で、スライダを使用して、データ・オブジェクトに格納されるレコード数を見積もります。「バケット数」の値は、選択したレコード数に基づいて自動的に調整されます。データ・オブジェクトの公開後は、これらの値を変更できません。
受信レコード・フラグ
データ・オブジェクトのレコードの更新方法を構成するオプションがあります。
受信レコード・フラグを更新するには:
- 「受信したレコードは常に新規とし、既存のレコードは更新しないですか?」には、次のいずれかのオプションを選択します。
- いいえ: 新しいレコードの挿入と既存のレコードの更新の両方を実行できます。これがデフォルト値です。
- はい: 新しいレコードの追加のみを実行できます。既存のレコードは更新できません。イベント・オブジェクトを作成する場合など、既存のレコードを更新する必要がない場合にこれを使用します。
- データ・オブジェクトに対するすべての更新に問題がなければ、「保存」をクリックします。
データ・オブジェクトのパーティション戦略、バケット戦略および受信レコード・フラグの構成に十分に満足している場合、変更の公開のステップを実行できます。
データ・オブジェクトの非表示および表示
データ・オブジェクトを非表示にすると、データ・モデルに表示されなくなり、アクセスできなくなります。データの可視性の管理についてさらに学習します。
非表示のタグが付けられているデータ・オブジェクトを表示する必要がある場合は、非表示アイテムを表示することで表示できます。
データ・オブジェクトを非表示にするには:
-
右下隅にあるOracleアイコン
をクリックして、ナビゲーション・メニューを開きます。
- 「データ・モデル」を選択します。
- データ・オブジェクトのリストで、非表示にするデータ・オブジェクトを見つけます。
- マウス・カーソルをデータ・オブジェクトの上に移動して、「アクション」メニュー(
)をクリックします。
- 「非表示」を選択します。
- アクションを確認して「はい」をクリックします。
非表示のデータ・オブジェクトを表示するには:
-
右下隅にあるOracleアイコン
をクリックして、ナビゲーション・メニューを開きます。
- 「データ・モデル」を選択します。
- 「アクション」をクリックし、「非表示アイテムの表示」チェック・ボックスを選択します。
- データ・オブジェクトのリストで、表示するデータ・オブジェクトを見つけます。その名前の横には非表示タグ
が表示されます。
- マウス・カーソルをデータ・オブジェクトの上に移動して、「アクション」メニュー(
)をクリックします。
- 「表示」を選択します。
- アクションを確認して「はい」をクリックします。
ノート: 以前に非表示にされた個々の属性を含むデータ・オブジェクトを表示する場合、それらの属性は非表示のままになります。