スプレッドシートを使用したソース・システムの登録
ソース・システムのトランザクション・フロー分析の完了後に、スプレッドシートを使用してソース・システムを会計ハブに登録できます。スプレッドシート登録によって、実装およびテストから生産までの時間が短縮されます。
次のタスクを実行して、ソース・システムを登録します。
1. スプレッドシート・テンプレートのダウンロード
「スプレッドシートでの補助元帳アプリケーション設定の作成」タスクを使用して、スプレッドシート・テンプレートをダウンロードします。
移動: 「設定および保守」作業領域→「高速実装への会計仕訳構成の定義」→「スプレッドシートでの補助元帳アプリケーション設定の作成」
2. スプレッドシート・テンプレートの移入
スプレッドシート・テンプレートにソース・システムおよびトランザクション情報を移入します。
スプレッドシート・テンプレートには、次の3つのワークシートがあります。
-
ソース・システム
-
トランザクション情報
-
明細情報
ソース・システム
「ソース・システム」ワークシートで、ソース・システムの名前およびトランザクション・タイプを入力します。
ソース・システム・トランザクション領域に、ソース・システムの名前および短縮名を入力します。
次の表に、スプレッドシートで使用される「名前」および「短縮名」フィールドの定義を示します。
名前 |
短縮名 |
---|---|
ソース・システムの名前。
最大長は25文字です。 |
データベースの列目として使用されます。 |
このソース・システム名は、会計ハブで登録済補助元帳、イベント区分および仕訳ソース名として使用されます。
-
イベント区分はトランザクションを表し、イベント・タイプのグループ化に使用されます。
-
イベント・タイプは、会計上の影響を与えるトランザクションのライフ・サイクルのイベントを表します。
「トランザクション・タイプ」領域に、トランザクション・タイプを入力します。
次の表に、スプレッドシートで使用される「名前」および「短縮名」フィールドの定義を示します。
名前 |
短縮名 |
---|---|
トランザクション・タイプ名。 最大長は30文字です。 |
データベースの列目として使用されます。 |
トランザクション情報
「トランザクション情報」ワークシートには、会計に使用されるトランザクション情報が示されます。これはヘッダーレベルの情報ソースです。
ワークシートには、3つの事前定義済の必須ソースが含まれます。
-
デフォルトでは、「トランザクション日」に仕訳の記帳の会計日が示されます。
-
会計日として使用される日付オプションが複数ある場合は、トランザクション日のソース属性を追加できます。
-
-
「トランザクション番号」は、トランザクションおよび明細情報にリンクされています。
-
「元帳名」は、一般会計で仕訳が記帳されるレポート・エンティティです。
「トランザクション情報」のソースのリスト領域にソースを入力します。
この表は、スプレッドシートで使用される「名前」、「短縮名」、「タイプ」および仕訳表示フィールドの定義を示しています。
名前 |
短縮名 |
タイプ |
仕訳表示 |
---|---|---|---|
会計基準のドロップダウン・リストに表示されるソースの名前。 最大長は80文字です。 |
トランザクション・データ・テンプレートで列ヘッダーとして使用されます。このテンプレートは、ソース・システム・トランザクションをアップロードするために使用されます。 |
ソース・システムからの値のタイプを示すために使用されます。 使用可能な値は次のとおりです。
最大50個のテキスト、10個の数値、10個の日付および5個の長いテキスト・ソースを定義できます。 これには、3つの事前定義済の必須ソースが含まれます。 |
この属性が仕訳とともにレポートおよび照会に表示されるかどうかを示します。 受入れ可能な値は「はい」または「いいえ」です。 ユーザー・インタフェースでは、これらはユーザー・トランザクション識別子として認識されます。 最大10行を使用できます。 |
明細情報
「明細情報」ワークシートには、トランザクションごとに複数の値を設定できるトランザクション情報のタイプが示されます。たとえば、オーダーまたは請求明細項目などです。
ワークシートには、3つの事前定義済の必須ソースが含まれます。
-
「トランザクション番号」は、トランザクションおよび明細情報にリンクされています。
-
デフォルト金額には、会計で使用するトランザクション金額値が保持されます。
-
「デフォルト通貨」には、会計で使用する入力通貨値が保持されます。
同じソース属性を使用する複数の異なる値がある場合は、ソースを追加できます。この場合、ユーザー・インタフェースから追加ソースとともに関連する会計属性を手動でマッピングする必要があります。
「トランザクション明細情報」のソースのリスト領域に明細ソースを入力します。
この表は、スプレッドシートで使用される「名前」、「短縮名」、「タイプ」および勘定体系値フィールドの定義を示しています。
名前 |
短縮名 |
タイプ |
勘定体系値 |
---|---|---|---|
会計基準のドロップダウン・リストに表示されるソースの名前。 明細番号ソース名は自動的に作成される内部ソース用に予約されているため、この名前は追加しないでください。 最大長は80文字です。 |
トランザクション・データ・テンプレートで列ヘッダーとして使用されます。このテンプレートは、ソース・システム・トランザクションをアップロードするために使用されます。 |
ソース・システムからの値のタイプを示すために使用されます。 使用可能な値は次のとおりです。
最大100個のテキスト、30個の数値、10個の日付および5個の長いテキスト・ソースを定義できます。 これには、3つの事前定義済の必須ソースが含まれます。 |
ソースを使用して勘定科目を導出できることを示します。 受入れ可能な値は「はい」または「いいえ」です。 セグメント・ルールには、テキスト・タイプのソースのみを使用できます。 総勘定元帳勘定科目の導出に通常使用されるソースの例:
|
3. 検証
スプレッドシート・テンプレートのコンテンツの正確性を確認するには、「ソース・システム」ワークシートの「検証」アイコンを使用します。
-
エラーがある場合は、エラー・メッセージが表示されます。
-
検証レポート・ワークシートが作成されます。
-
検証レポート・ワークシートをオープンして、エラーをレビューします。
-
エラーを訂正し、コンテンツを再度検証します。
4. .zipファイルの生成
「ソース・システム」ワークシートの.zipの生成アイコンを使用して、.zipファイルを生成します。
.zipファイルが作成され、ダウロードされたスプレッドシート・テンプレートと同じローカル・フォルダに保存されたことを示す通知が表示されます。
5. .zipファイルのアップロード
「スプレッドシートでの補助元帳アプリケーション設定の作成」タスクを使用して、.zipファイルをアップロードします。
-
「設定ファイルのアップロード」ボタンを使用します。
-
.zipファイルを参照します。
-
「インポート」を選択します。
アップロード・プロセス時にエラーが発生した場合は、エラー・メッセージが表示されます。スプレッドシートでエラー・メッセージに示されているフィールドのエラーを訂正します。
エラーがない場合:
-
ソース・システムが会計ハブに登録されています。
-
ヘッダーおよび明細レベルの1つのトランザクション・オブジェクトが作成されます。
6. ソース・システムの確認
ユーザー・インタフェースからアップロード済ソース・システムおよびトランザクション情報を確認します。
ユーザー・インタフェースからアップロード済オブジェクトを更新できます。例:
-
会計イベント・タイプ:
-
新しいイベント・タイプを追加します。
-
-
ソース:
-
値セットおよび参照タイプ割当てを割り当てて、更新します。適切な場合はいつでも、ソースに参照タイプまたは値セットを割り当てることができます。値セットまたは参照タイプを割り当てると、会計基準の作成に使用されるソースの有効な値を事前定義できます。
-
ソースを改訂できます。改訂内容は次のとおりです。
-
ビジネス・ユーザーが会計基準の構成時に簡単に理解できるようにソース名をよりわかりやすく改訂できます。
-
会計フレックスフィールド識別子に対応するソースを、そのことを示すようにマークできます。
-
-
ユーザー・インタフェースからソースを追加できます。新しいトランザクション・データのダウンロードには、この新しく追加されたソースが含まれます。
-
-
会計属性割当て:
会計属性は仕訳の一部です。ソースの会計属性へのマッピングによって、「会計の作成」プロセスでの仕訳の各部分の値の取得方法が指定されます。たとえば、「入力通貨」属性を使用して、ソース値を補助元帳仕訳明細の「入力通貨」フィールドにマッピングします。
-
ソース割当てを会計属性に追加し、更新します。
-
使用可能なその他のソースがある場合は、ソース割当ての更新を会計属性に追加および作成できます。たとえば、複数のトランザクション日ソース値がある場合などです。
-
-
7. 会計基準の構成
次に、トランザクション情報からのソースを使用して会計基準を構成します。
ルール・コンポーネント間の合理化されたナビゲーションを使用して、会計基準を構成します。
-
まず、「設定および保守」作業領域から「会計基準の構成」タスクを使用します。このタスクは、「高速実装への会計仕訳構成の定義」タスク・リストにも組み込まれています。
-
会計基準の構成に使用する補助元帳アプリケーションを強調表示します。
-
「会計基準の構成」ユーザー・インタフェースで、作成または編集するルール・コンポーネント間を移動します。
会計処理基準の定義
会計処理基準を定義して、補助元帳仕訳ルール・セットをグループ化します。これにより、ソース・システム・トランザクションが指定された元帳に計上される方法が決定されます。
仕訳ルール・セットを会計処理基準のイベント区分とイベント・タイプの組合せに割り当てます。これにより、その区分またはタイプの補助元帳仕訳の作成方法が決定されます。
次に、仕訳ルール・セットのコンポーネントを示します。
この表は、会計基準名と説明を示しています。
ルール |
説明 |
---|---|
仕訳明細ルール |
補助元帳仕訳明細に関する基本情報を設定します。この情報には、明細が借方/貸方のいずれであるか、会計区分、通貨、金額、換算レートなどがあります。 |
摘要ルール |
補助元帳仕訳ヘッダーおよび明細に含まれる摘要を設定します。摘要には定数値、トランザクション属性およびトランザクション情報が含まれます。 |
勘定科目ルール |
補助元帳仕訳明細に使用される勘定科目を決定します。 |
サポート参照 |
オプションとして、トランザクションに関する追加ソース情報の格納に使用されます。会計のソース・システムおよびレポートとの突合せに役立ちます。 |
条件
仕訳明細ルール、摘要ルールおよび勘定科目ルールに条件を関連付けることができます。条件は定数、ソース値およびオペランドを組み合せて、特定の仕訳明細ルール、摘要ルールまたは勘定科目ルールが使用される時期を示します。たとえば、住宅ローンの場合、ローン・タイプに基づいて特定のローン売掛/未収金勘定を使用できます。
- 元帳ごとの会計基準設定のリストを取得するには、補助元帳会計処理基準設定レポートを発行します。
-
摘要ルールの数値ソースに許可される最大サイズは、小数点の左側が24桁、小数点の右側が38桁です。