10従業員セルフサービス

この章の内容は次のとおりです。

学習者のすべての学習は「自分の学習」ページで追跡されます。情報に基づいた意思決定を行うために、学習割当、推奨、公開済アイテム、表示履歴およびコミュニティ情報が表示されます。

「自分の学習」ページには、次のタイルおよびコンテンツ領域があります。

  • 現在の学習

  • 要求済学習

  • 過去の学習

  • 貢献

  • コミュニティ

  • 推奨

管理階層内のマネージャまたはユーザーは、表示履歴を除き、学習のすべての側面を「自分の学習」ページで表示できます。

同僚は、公開済学習、同僚が所属または管理するコミュニティ、および推奨を表示できます。

現在の学習

「現在の学習」タイルには、期限超過割当の数が表示されます。「必須学習」および「自主的学習」の割当(最近完了した学習アイテム、進行中、未開始および近日中のアイテムを含む)を確認します。各学習アイテムには、アイテム名、アイテム・タイプ・アイコン、アイテムを割り当てた個人の名前(必須割当の場合)、完了期日までの日数または期限超過の日数(必須割当の場合)、完了までの残り期間(この情報を取得できる場合)が表示されます。ここから学習を開始または再開できます。必須学習割当は次の順序で表示されます。

  • 期限超過

  • 近日中

  • 完了済

要求済学習

「要求済学習」タイルには、要求済学習アイテムの数が表示されます。要求済学習アイテムは、「要求済学習」コンテンツ領域に最新の要求日から順にソートされてリストされます。これには、要求日、要求済ステータス、ターゲット学習期間などの詳細が含まれています。要求を変更して再送信できます。学習要求を取り消すことができます。

過去の学習

「過去の学習」タイルには、以前に完了した学習アイテムが表示されます。各学習アイテム行には、タイトル、完了日および実績作業量が含まれています。キーワード、完了日および完了ステータスで過去の学習アイテムを検索できます。アプリケーションで提供される保存済検索を使用できます。

  • 完了済割当のみ

  • 必須学習

  • 自主的学習

  • 取下済割当のみ

貢献

「貢献」タイルには、公開した学習アイテムの数が表示されます。各学習アイテム・カードには、表示数および推奨された回数が含まれます。アイテムのサムネイルにカーソルを重ねると、ビデオ再生時間またはチュートリアルのセクション数が表示されます。カードから学習アイテムを推奨したり、学習アイテム詳細ページにドリルダウンして他の処理(いいね、推奨、必須など)を実行したりできます。学習アイテムは編集および変更できます。キーワードまたは作成日で学習アイテムを検索できます。アプリケーションで保存済検索項目を使用することもできます。

  • ビデオ

  • チュートリアル

  • 過去30日間に作成済

注意: 学習アイテムを公開したことがない場合、「貢献」コンテンツ領域に学習アイテムは表示されません。

コミュニティ

「コミュニティ」タイルには、参加または管理している学習コミュニティの数が表示されます。管理しているコミュニティまたはメンバーであるコミュニティは、「コミュニティ」コンテンツ領域で追跡されます。参加要求が承認待ちのコミュニティも追跡できます。カード内のコミュニティ名をクリックして、コミュニティ詳細ページをオープンします。管理対象コミュニティ・セクションで、コミュニティを管理モードでオープンするには、「コミュニティの管理」をクリックします。

推奨

「推奨」タイルには、他のユーザーに指定した推奨の数が表示されます。コンテンツ領域には、推奨したアイテムが表示されます。「推奨」コンテンツ領域には、自分に推奨されている学習アイテムが表示されます。自分に推奨されているアイテムがある場合、カードには、学習アイテムが個人(推奨者)の名前、推奨ノート、タイトル、学習アイテム・タイプ・アイコン、アイテムが推奨された回数、受け取った「いいね」の数とともに表示されます。さらに学習アイテムを他の学習者に推奨できます。自分が推奨したアイテムがある場合、カードには、学習アイテムのサムネイル、タイトル、学習アイテム・タイプ・アイコン、このアイテムを推奨した相手の数が表示されます。カードの「推奨」アイコンをクリックして再度推奨できます。

学習アイテムの検索: 説明

「現在の学習」ページにある検索ボックスで、学習アイテム、ユーザー、コミュニティを検索できます。ビデオ、チュートリアルなど学習タイプに基づいて、学習アイテムを検索できます。

検索オプション

検索用語を入力すると、一致する学習アイテムが、学習アイテム・タイプおよび個人別にグループ化されて、検索ボックスに提示されます。次のことができます。

  • アイテムを選択して表示できます。

  • カテゴリの下にある「詳細」リンクをクリックして、すべてのアイテムを表示できます。

  • 「検索」アイコンをクリックするか、[Enter]を押すと、公開日順にソートされたすべての検索結果がリスト・ビューまたはグリッド・ビューに表示されます。

学習アイテムへの登録: 手順

自分の成長と目標達成に役立ちそうな学習アイテムを見つけたら、コース、講義または専門に登録できます。コースへの登録で自動的に講義に登録されるわけではありません。後で講義に別途登録する必要があります。

  1. 「現在の学習」または「自分の学習」ページから、コースと専門を検索して選択します。

  2. 詳細を確認して、次のようにクリックします。

    • 専門に登録するには、「参加」を選択します

    • 自己ペースの学習アイテムに登録するには、「学習の開始」を選択します

    • インストラクタ指導のトレーニング講義に登録するには、「登録」を選択します

    注意: 「学習の開始」ボタンが表示されない場合は、現在使用可能な講義がありません。

自分が登録した個人学習アイテムは、「現在の学習」および「自分の学習」ページにある「自主的学習」カードで追跡できます。

評価の完了: 手順

評価は、講義が終わると自動的に表示されます。インストラクタ指導講義の場合、評価が表示されるのは、講義を完了とマークした時点、あるいは自分でマークできない場合は評価を完了する処理が追加された時点です。講義の評価を完了する必要がない場合は、自身を完了とマークすることができます。評価は1回しか送信できないので、送信する前に必ず応答を確認してください。

評価を完了して送信する手順:

  1. 評価を完了します。

  2. 「送信」をクリックします。評価が完了したことを示す通知が表示されます。

学習結果のためのコースおよび専門: 作業例

学習はなんらかの結果を生みます。これらの結果がコースおよび専門で指定されている場合、結果の詳細を確認し、タレント・プロファイル、現行ジョブ、またはキャリア・パスで識別しているジョブに基づいて、結果が自分の利点になるかを判断できます。コースまたは専門を終えると、これらの結果はタレント・プロファイルに追加されます。

この例では、特定の学習結果を提供するコースや専門を検索したり、利点を確認したりする方法を示します。この例では、フランス語のスキル向上のためのコースを探します。

コースまたは専門の詳細ページにある学習結果を使用して、自分のプロファイルにとってどのような利点があるかを確認し、登録します。

学習結果を目的としたコースおよび専門の検索

特定の結果をもたらすコースを検索するには、次の手順を実行します。

  1. 「ナビゲータ」「自分に関して」「学習」をクリックします。

  2. 「現在の学習」ページで、学習結果に関連するキーワードを検索ボックスに入力します。この学習結果をもたらすコースと専門が検索結果に表示されます。

  3. コースを選択し、コース詳細ページにある学習結果の詳細リンクをクリックします。

    専門に対して「その他の処理」をクリックした後、「学習結果」をクリックして学習結果を表示します。

    「スキルおよび資格」ウィンドウで、「達成できること」リージョンを見つけます。この領域では、タレント・プロファイル、現行ジョブ、またはキャリア・パス内のジョブの内容に基づいて、結果が自分の利点になるかが識別されます。「言語」リージョンでフランス語の学習結果を確認します。フランス語の熟達度についての詳細を確認します。「リーディング」、「ライティング」および「スピーキング」のレベルを確認できます。言語を教え、翻訳する能力も指定されます。

  4. 「OK」をクリックして、コースまたは専門に戻ります。

    登録してコースまたは専門を終了すると、コースまたは専門に関連付けられた、指定したフランス語のスピーキング、リーディングおよびライティングのスキルがタレント・プロファイルに反映されます。

学習カタログからの学習アイテムの要求: 手順

講義、コースまたは専門の要求を送信できます。要求が承認され、「アクティブ」に設定されると、学習アイテムに「学習の開始」ボタンが表示されます。マネージャがチーム・メンバーのために学習を要求することができ、学習アイテムはデフォルトで承認済要求とみなされる場合があります。ただし、管理者が学習アイテムを「アクティブ」に設定しないと、学習者は学習を開始できません。

学習カタログにある学習アイテムの学習の要求

学習者は、次の手順で学習カタログ内の学習アイテムを要求できます。

  1. 学習アイテムを検索して選択します。講義、コース、専門を対象とすることができます。

  2. 「学習アイテム詳細」ページで、「学習の要求」を選択します。

    注意: 「学習の開始」ボタンが表示されている場合は、ただちに学習を開始できます。
  3. コースの場合、コース内の講義が講義タイプ別にリストされます。まずコース全体を選択してから、そのコース内の講義を後から選択できます。または、コース内の特定の講義を個別に選択することもできます。学習対象として要求するコースまたは講義を選択します。

  4. 「学習の要求」ページでは、トレーニング・ニーズを指定できます。ページには、タイトルと学習アイテム・タイプが表示されます。

  5. 「開始最早日」「完了期日」の日付を選択します。

  6. 学習登録のために「理由」を入力します。

  7. 「送信」をクリックします。

学習者は、「自分の学習」ページの「要求済学習」コンテンツで要求を追跡できます。

学習カタログからの学習アイテムの要求: 手順

講義、コースまたは専門の要求を送信できます。要求が承認され、「アクティブ」に設定されると、学習アイテムに「学習の開始」ボタンが表示されます。マネージャがチーム・メンバーのために学習を要求することができ、学習アイテムはデフォルトで承認済要求とみなされる場合があります。ただし、管理者が学習アイテムを「アクティブ」に設定しないと、学習者は学習を開始できません。

学習カタログにある学習アイテムの学習の要求

学習者は、次の手順で学習カタログ内の学習アイテムを要求できます。

  1. 学習アイテムを検索して選択します。講義、コース、専門を対象とすることができます。

  2. 「学習アイテム詳細」ページで、「学習の要求」を選択します。

    注意: 「学習の開始」ボタンが表示されている場合は、ただちに学習を開始できます。
  3. コースの場合、コース内の講義が講義タイプ別にリストされます。まずコース全体を選択してから、そのコース内の講義を後から選択できます。または、コース内の特定の講義を個別に選択することもできます。学習対象として要求するコースまたは講義を選択します。

  4. 「学習の要求」ページでは、トレーニング・ニーズを指定できます。ページには、タイトルと学習アイテム・タイプが表示されます。

  5. 「開始最早日」「完了期日」の日付を選択します。

  6. 学習登録のために「理由」を入力します。

  7. 「送信」をクリックします。

学習者は、「自分の学習」ページの「要求済学習」コンテンツで要求を追跡できます。

カタログ外学習アイテムの要求: 手順

マネージャと学習者は、新規カタログ・アイテムを要求できます。学習アイテムを検索して結果が見つからない場合は、「カタログ外学習の要求」タスクを使用して学習アイテムを追加できます。

カタログ外学習の要求

学習者は、次の手順でカタログ内にない学習アイテムを要求できます。

  1. 「学習者」ダッシュボードで、「処理」メニューをクリックして「カタログ外学習の要求」を選択します。

  2. 学習アイテムのタイトルを入力します。コースの最終タイトルでなくても構いませんが、内容領域およびターゲット対象者のガイドラインを示すものにします。

  3. オプション: 念頭にあるコンテンツを明確に定義する「摘要」を入力します。

  4. オプション: 「予定トレーニング時間数」の見積りを入力します。

  5. オプション: 「価格」見積を入力し、「通貨」を選択します。

  6. オプション: 「次以降に開始」および「完了期日」にするターゲット日を指定します。

  7. オプション: 要求の「コメント」を入力します。

  8. 「送信」をクリックします。

  9. 「OK」をクリックして、要求が正常に送信されたことを確認します。

学習要求は承認のために適切なパーティにルーティングされます。これは、システム・ルールで指定されている学習管理者、担当者または他のパーティである可能性があります。要求が承認された場合、新規学習アイテムがカタログに追加されてアクティブ化されると、学習者は学習を開始できます。

マネージャは、「自分のチーム」ページでチームの要求済学習を追跡できます。学習者は、「自分の学習」ページの「要求済学習」から要求を追跡できます。

従業員セルフサービスに関するFAQ

必須学習、自主的学習、推奨学習の違いは何ですか。

必須学習は、特定の期間で完了するようにマネージャによって割り当てられた学習アイテムで構成されます。たとえば、特定のビデオが該当するとマネージャが考えれば、チーム全員に研修を義務付けることになります。指定された期間完了しなかった研修は、「期限超過」にリストされます。

自主的学習は、必須の完了期間が指定されていない学習アイテムで構成されます。自分が登録したコースや専門と、管理者があなたを登録した学習アイテムが含まれ、期日はありません。

推奨学習は、自分に割り当てられた学習アイテムで構成されます。学習アイテムは必須ではなく、却下することができます。1人以上の個人が学習アイテムを推奨でき、推奨した人の名前は学習アイテム・カードで確認できます。

必須学習と自主的学習は、どちらも「現在の学習」および「自分の学習」ページで別々に追跡され、適切に編成できるように重要な詳細情報も示されます。学習アイテム・カードに示される「いいね」と「表示数」の数は、そのアイテムの人気を示しています。「自主的学習」カードまたは「必須学習」カード上の学習アイテムには学習の状況が示され、その状況に応じてトレーニングを再開、開始またはやりなおすことができます。

講義、コース、専門から参加を取り下げるには、どのようにすればよいですか。

「その他の処理」をクリックし、講義、コースまたは専門の詳細ページで「取下げ」を選択します。「取下げ」ウィンドウで、取下理由を選択し、コメントを指定します。必須学習のアイテム、またはすでに完了したアイテムについては、参加を取り下げることはできません。

講義を完了するにはどのようにすればよいですか。

講義が完了した時点で、「完了としてマーク」をクリックします。ただし、講義について必須の評価がある場合は例外です。それが該当するのは、インストラクタ指導オンライン、インストラクタ指導オンサイト、自己ペース・オフラインの各講義の場合です。評価が必要な講義については、評価を完了して送信するまで、自分を完了とマークすることはできません。