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Oracle® Database 2日でデータベース管理者
12c リリース1 (12.1)
B71307-08
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9.6.3 期限切れバックアップの削除

期限切れバックアップを削除すると、EXPIREDとしてリストされたバックアップがOracle Recovery Manager (RMAN)リポジトリから削除されます。期限切れバックアップとは、クロスチェック中にアクセス不可能であることが判明したバックアップです。バックアップを含むファイルがディスクまたはテープから削除されることはありません。この操作ではRMANリポジトリの更新のみが実行されます。

関連項目:

マルチテナント・コンテナ・データベース(CDB)およびプラガブル・データベース(PDB)の期限切れバックアップを削除するために使用される構文の詳細は、『Oracle Databaseバックアップおよびリカバリ・リファレンス』を参照してください

期限切れのバックアップを削除するには、次の手順を実行します。

  1. RMANを使用したターゲット・データベースへの接続で説明されているとおりに、RMANをターゲット・データベースに接続します。
  2. オプションで、次のコマンドを使用して、バックアップ・セットをクロスチェックします。
    CROSSCHECK BACKUPSET;
    

    期限切れのバックアップを削除する前に行うバックアップのクロスチェックにより、RMANにどのバックアップが期限切れになっているかに関する最新の情報を提供します。

  3. 次のコマンドを使用して、期限切れのバックアップを削除します。
    DELETE EXPIRED BACKUP;
    

    期限切れのバックアップ・セットとイメージ・コピーがRMANリポジトリから削除されます。