この章の内容は次のとおりです。
Oracle Application Expressリリース4.2の『Oracle Application Express管理ガイド』では、次の点が変更されました。
このリリースの新機能は次のとおりです。
チーム開発の添付ファイル
開発者は、機能、バグおよびTo Doに添付ファイルとして外部ドキュメントを追加できます。
「チーム開発での添付ファイルに対するサポートの有効化」を参照してください。
パッケージ・アプリケーションの管理
パッケージ・アプリケーションの認証オプションの構成
インスタンス管理者は、パッケージ・アプリケーションに対する認証オプションを定義できます。
「パッケージ・アプリケーションのインストール・オプションの構成」を参照してください。
インストールされているパッケージ・アプリケーションに関する情報の表示
インスタンス管理者は、指定されたインスタンス上の指定されたパッケージ・データベース・アプリケーションおよびWebシート・アプリケーションの使用状況を表示できます。
パッケージ・アプリケーションのインストールの進行状況の監視
インスタンス管理者は、パッケージ・アプリケーションのユーザーおよびインストール・パフォーマンスを監視できます。
インスタンス・プロキシ
プロキシはインスタンス・レベルで定義でき、これはアプリケーション・レベルおよびWebサービス参照レベルより優先されます。
「インスタンスに対するプロキシ・サーバーの構成」を参照してください。
すべてのアウトバウンド・トラフィックHTTPS
有効にすると、この新しいインスタンス設定では、すべてのアウトバウンド・トラフィックでHTTPSプロトコルを使用する必要があります。
「HTTPSの必要性」を参照してください。
bigfile表領域
ワークスペースが割り当てられ、Oracle Application Expressが関連するデータベース・ユーザー、表領域およびデータファイルを作成している場合、基礎となる表領域をbigfile表領域として作成することができ、これは、小さいファイル表領域の制限を超えて非常に大きなサイズ(テラバイト)まで拡大可能です。
「bigfile表領域の有効化」を参照してください。
暗号化された表領域
ワークスペースを割り当てると、Oracle Application Expressによって作成された表領域は暗号化された表領域として作成でき、データベース管理者は、マスター暗号化鍵セットを使用して暗号化ウォレットを作成してこれを開くことを前提としています。
「暗号化された表領域の有効化」を参照してください。
アプリケーションID範囲の管理
インスタンス管理者は、新しいデータベースまたはWebシート・アプリケーションのIDの範囲を制御できます。
「アプリケーションID範囲の管理」を参照してください。
複数のワークスペースの作成
インスタンス管理者は、ウィザードを使用して、複数のワークスペースを一度に割り当てることができます。
「複数のワークスペースの作成」を参照。
アプリケーション・トレースの有効化
インスタンス管理者は、デバッグが有効化されているアプリケーションでデータベース・トレース・ファイルが作成できる場合に、制御のためにアプリケーション・トレースを有効化または無効化できます。
「アプリケーション・トレースの有効化」を参照してください。
対話モード・レポートのサブスクリプションでのレポート作成
インスタンス管理者による対話モード・レポートのサブスクリプションの監視および確認を可能にします。
失敗したログインの処理
管理者は、各ログイン試行が失敗した後にユーザーが待機する必要のある期間を定義できます。また、管理者は、指定した回数、失敗した施行後のロックアウト期間も定義できます。
「ログイン制御の構成」を参照してください。
リソース・コンシューマ・グループの定義
インスタンス管理者は、共有環境内の様々なワークスペースのリソース使用率をより有効に管理するために、ワークスペースをリソース・コンシューマ・グループに関連付けることができます。
「ワークスペースの詳細の編集」を参照してください。
このリリースでの追加変更は次のとおりです。
すべての内容は、新機能に合わせて更新されました。
Oracle Application Expressリリース4.2のユーザー・インタフェースの機能拡張に対応するように、スクリーン・キャプチャおよびグラフィックが追加されています。