プライマリ・コンテンツに移動
Oracle® Clusterware管理およびデプロイメント・ガイド
12c リリース1 (12.1)
B71322-07
目次へ移動
目次
索引へ移動
索引

前
次

サーバー・カテゴリ属性

サーバーを名前付きカテゴリに定義し、サーバーをカテゴリのメンバーとして定義する属性を割り当てます。カテゴリのメンバーを定義するために使用可能で、サーバーの状態を記述する属性もあれば、サーバーの物理特性を記述する属性もあります。独自の特性を作成して、特定カテゴリのメンバーとしてサーバーを定義することもできます。

注意:

EXPRESSIONサーバー・カテゴリ属性に表示されるサーバー属性の値を変更する場合、新しい値を有効にする前に影響を受けるサーバーのOracle Clusterware技術スタックを再起動する必要があります。

表3-6に、可能なサーバー・カテゴリ属性を示します。

表3-6 サーバー・カテゴリ属性

属性 値および書式 説明
NAME

文字列

サーバー・カテゴリの名前で、これはサーバー・カテゴリの作成時に指定する必要があります。サーバー・カテゴリ名は、ユーザーが作成したエンティティ(リソース、タイプ、サーバーなど)の名前のドメイン内で一意である必要があります。サーバー・プール名には、254文字の制限があり、プラットフォームでサポートされているすべての文字(感嘆符(!)およびチルダ(~)を除く)を使用できます。サーバー・プール名の先頭をピリオドまたはoraにすることはできません。

ACTIVE_CSS_ROLE

hubleaf

サーバーのアクティブ・ロールで、次のいずれかにできます。

hub: サーバーは、Oracle Flex ClusterまたはOracle Clusterware標準クラスタのいずれかのハブ・ノードです。いずれの場合も、これがデフォルト値です。

leaf: サーバーは、Oracle Flex Cluster内のリーフ・ノードです。

EXPRESSION

次の書式の文字列を使用します。

(expression)

サーバーがカテゴリに属するかどうかを判断するために、各サーバーに対して評価できる一連のサーバー属性名、値および状態。表3-4に、サーバー属性を示します。

受け入れ可能な比較演算子は、次のとおりです。

  • =: 等しい
  • eqi: 等しい、大/小文字の区別なし
  • >: より大きい
  • <: より小さい
  • !=: 等しくない
  • co: 次を含む
  • coi: 次を含む、大/小文字の区別なし
  • st: 次で始まる
  • en: 次で終わる
  • nc: 含まない
  • nci: 含まない、大/小文字の区別なし

受け入れ可能なブール演算子は、次のとおりです。

  • AND
  • OR

注意: EXPRESSION文字列で使用する演算子の前後には空白を入力する必要があります。

次に例を示します。

EXPRESSION='((NAME = server1) OR (NAME = server2))'"