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Oracle® Clusterware管理およびデプロイメント・ガイド
12c リリース1 (12.1)
B71322-07
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OCRDUMPユーティリティの構文およびオプション

この項では、OCRDUMPユーティリティのコマンド構文および使用方法について説明します。次の構文を使用してocrdumpコマンドを実行します(この場合、file_nameにはOracle Cluster Registryの出力を書き込むターゲット・ファイルの名前、key_nameにはOracle Cluster Registryのサブツリーの内容を書き込むキーの名前を指定します)。

$ ocrdump [file_name | -stdout] [-local] [-backupfile backup_file_name
[-keyname key_name] [-xml] [-noheader]
]

表I-2に、OCRDUMPユーティリティのオプションおよびオプションの説明を示します。

表I-2 OCRDUMPのオプションおよびオプションの説明

オプション 説明

file_name

OCRDUMPによって出力を書き込むファイルの名前です。

デフォルトでは、OCRDUMPによって、事前定義された出力ファイルOCRDUMPFILEに出力が書き込まれます。file_nameオプションによって、OCRDUMP出力は指定したファイルにリダイレクトされます。

-stdout

このオプションを使用して、プログラムを起動したテキスト端末にOCRDUMP出力をリダイレクトできます。

出力をリダイレクトしない場合、OCRDUMPによって、事前定義された出力ファイルOCRDUMPFILEに出力が書き込まれます。

-local

OLRの内容をダンプするには、このオプションを使用します。

-backupfile

OCRバックアップ・ファイルの内容を表示するには、このオプションを使用します。-localオプションをこのオプションとともに使用すると、OLRバックアップ・ファイルの内容が表示されます。

backup_file_name

表示する内容を含むバックアップ・ファイルの名前です。ocrconfig -showbackupコマンドを使用して、バックアップを問い合せることができます。バックアップ・ファイルがOracle ASMディスク・グループにある場合、ディスク・グループが存在し、マウントされていることを確認します。

-keyname key_name

サブツリーがダンプされるOracle Cluster Registryキーの名前です。

-xml

出力をXML形式で書き込むにはこのオプションを使用します。

-noheader

コマンドを実行した時間およびOracle Cluster Registry構成が作成された時間を出力しません。